JPH074935Y2 - リボンカセット - Google Patents
リボンカセットInfo
- Publication number
- JPH074935Y2 JPH074935Y2 JP4807989U JP4807989U JPH074935Y2 JP H074935 Y2 JPH074935 Y2 JP H074935Y2 JP 4807989 U JP4807989 U JP 4807989U JP 4807989 U JP4807989 U JP 4807989U JP H074935 Y2 JPH074935 Y2 JP H074935Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ribbon
- ink
- ink ribbon
- roller
- groove
- Prior art date
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- Expired - Fee Related
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- Impression-Transfer Materials And Handling Thereof (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、プリンタ等に用いられるリボンカセットに関
する。
する。
従来の技術 従来のリボンカセットは、エンドレスのインクリボン
を、収納部からリボン送出口、プリンタヘツド、リボン
引込み口、一対の送り込みローラ、収納部へと巡回させ
ていた。この間に、パスロールでリボンの方向を変えた
り、インクローラ等でインク補給をしたりしていた。
を、収納部からリボン送出口、プリンタヘツド、リボン
引込み口、一対の送り込みローラ、収納部へと巡回させ
ていた。この間に、パスロールでリボンの方向を変えた
り、インクローラ等でインク補給をしたりしていた。
しかし、これらのリボンカセットでは、繰り返しインパ
クトヘッドで印字していくと、インクリボンに微量の繊
維屑が発生し、その繊維屑が、走行するインクリボンが
常時接触しているケースの突起部（第１図のA,B）等に
少しずつ溜まることがあった。
クトヘッドで印字していくと、インクリボンに微量の繊
維屑が発生し、その繊維屑が、走行するインクリボンが
常時接触しているケースの突起部（第１図のA,B）等に
少しずつ溜まることがあった。
この溜まった繊維屑がフェルト状となり、それがインク
リボンに対しブレーキの作用をなして、リボンの走行不
良や駆動トルクのアップを起こし、リボンカセットの寿
命を短くする欠点があった。
リボンに対しブレーキの作用をなして、リボンの走行不
良や駆動トルクのアップを起こし、リボンカセットの寿
命を短くする欠点があった。
考案が解決しようとする課題 本考案は、これらの欠点に対してなされたものであっ
て、インクリボンに微量な繊維屑が発生しても、その繊
維屑が走行するインクリボンと常に接触するケースの突
起部等には溜まらず、インクリボンに対しブレーキ作用
を起こすこともないリボンカセットの提供を目的とす
る。
て、インクリボンに微量な繊維屑が発生しても、その繊
維屑が走行するインクリボンと常に接触するケースの突
起部等には溜まらず、インクリボンに対しブレーキ作用
を起こすこともないリボンカセットの提供を目的とす
る。
課題を解決するための手段 前記目的を達成するために、本考案のリボンカセット
は、ケースに、リボン送出口と、リボン引込み口と、一
対の送り込みローラを設けて、インクリボンを収納部内
に折り畳んで収納するリボンカセットにおいて、ケース
内にインクリボンの走行方向を変える、又は張力を与え
るパスローラを回転可能に設けると共に、少なくとも一
つのパスローラの外周面に軸方向の溝を設け、溝が底部
の幅を開口部の幅より大きくする、構成とした。
は、ケースに、リボン送出口と、リボン引込み口と、一
対の送り込みローラを設けて、インクリボンを収納部内
に折り畳んで収納するリボンカセットにおいて、ケース
内にインクリボンの走行方向を変える、又は張力を与え
るパスローラを回転可能に設けると共に、少なくとも一
つのパスローラの外周面に軸方向の溝を設け、溝が底部
の幅を開口部の幅より大きくする、構成とした。
作 用 本考案はこれらの構成により、プリンタヘッドによって
繊維屑が発生し、それがインクリボンに付着しても、そ
の繊維屑は、パスローラの底部を広幅とした溝内に効果
的に吸収され、かつ効果的に保持されるので、特別な屑
収容部を設けなくても、収納部からプリンタヘッドに向
かうインクリボンには繊維屑が付着していない。したが
って、ケースの突起部等に繊維屑が溜まり、それがブレ
ーキ作用を起こしたりすることがなくなった。
繊維屑が発生し、それがインクリボンに付着しても、そ
の繊維屑は、パスローラの底部を広幅とした溝内に効果
的に吸収され、かつ効果的に保持されるので、特別な屑
収容部を設けなくても、収納部からプリンタヘッドに向
かうインクリボンには繊維屑が付着していない。したが
って、ケースの突起部等に繊維屑が溜まり、それがブレ
ーキ作用を起こしたりすることがなくなった。
本考案におけるパスローラの数は第１図のように転写ロ
ーラにインクリボンを押し付けるための２個でもよい
し、第３図のようにインクリボンの方向を変えるための
１個でもよい。
ーラにインクリボンを押し付けるための２個でもよい
し、第３図のようにインクリボンの方向を変えるための
１個でもよい。
実施例 本考案の実施例を図面によって説明する。
第１図は蓋を開いた平面図であり、第２図はパスローラ
の斜視図であり、第３図は他の実施例の蓋を開いた部分
平面図である。
の斜視図であり、第３図は他の実施例の蓋を開いた部分
平面図である。
第１〜２図の実施例において、１はカセットケース、２
はリボン送出口、３はリボン引込み口、4a,4bは送り込
みローラ、５はエンドレスのインクリボン、６はインク
リボンの収納部である。７はインクローラ、８は転写ロ
ーラであり、転写ローラ８の両側にはパスローラ９を２
個回転可能に設けて、インクリボン５を転写ローラ８に
押し付けるようにしてある。パスローラ９はその外周面
に、軸方向で、底部の幅を開口部より大きくした溝10を
設けてある。
はリボン送出口、３はリボン引込み口、4a,4bは送り込
みローラ、５はエンドレスのインクリボン、６はインク
リボンの収納部である。７はインクローラ、８は転写ロ
ーラであり、転写ローラ８の両側にはパスローラ９を２
個回転可能に設けて、インクリボン５を転写ローラ８に
押し付けるようにしてある。パスローラ９はその外周面
に、軸方向で、底部の幅を開口部より大きくした溝10を
設けてある。
インクリボン５は、送り込みローラ4a,4bによって収納
部６から引き出され、リボン送出口２より外部に出て、
プリンタヘッド11で印字された後、リボン引込み口３か
ら内部に入り、パスローラ９と転写ローラ８によりイン
クローラ７のインクを補給され、送り込みローラ4a,4b
で収納部６内に送り込まれる。
部６から引き出され、リボン送出口２より外部に出て、
プリンタヘッド11で印字された後、リボン引込み口３か
ら内部に入り、パスローラ９と転写ローラ８によりイン
クローラ７のインクを補給され、送り込みローラ4a,4b
で収納部６内に送り込まれる。
インクリボンは繰り返しプリンタヘッド11で印字される
と微量な繊維屑を発生するが、その発生し付着した繊維
屑は、回転するパスローラ９の溝10内に入って底の方に
溜まるので、その先へ走行するインクリボン５には付着
しておらず、ケース１の突起部A,B等に繊維屑が溜まる
こともなく、インクリボンに対しブレーキ作用を起こす
こともない。
と微量な繊維屑を発生するが、その発生し付着した繊維
屑は、回転するパスローラ９の溝10内に入って底の方に
溜まるので、その先へ走行するインクリボン５には付着
しておらず、ケース１の突起部A,B等に繊維屑が溜まる
こともなく、インクリボンに対しブレーキ作用を起こす
こともない。
第３図の実施例は、インク補給をインクローラでなくイ
ンクタンク12内から突出したチップ13で送り出しローラ
4bに圧接させて行うと共に、パスローラ９をインクリボ
ン５の方向を変えるための１個にしたものであって、他
の構成および作用は第１〜２図の実施例と同一である。
ンクタンク12内から突出したチップ13で送り出しローラ
4bに圧接させて行うと共に、パスローラ９をインクリボ
ン５の方向を変えるための１個にしたものであって、他
の構成および作用は第１〜２図の実施例と同一である。
考案の効果 本考案のリボンカセットは、以上のように繰り返しの印
字で繊維屑が発生しても、インクリボンに付着した繊維
屑は、パスローラの溝内、特に底部に底部を広幅とした
溝内に効果的に吸収され、かつ効果的に保持されるの
で、特別な屑収容部を設けてリボン収容量を減らさなく
ても、その先へ走行するインクリボンには付着していな
いので、ケースの突起等に繊維屑が溜まることはなく、
かつブレーキ作用を起こすこともない。したがって、不
測の走行不良やトルクアップがなくなり、リボンカセッ
トの寿命を延ばすことができる。
字で繊維屑が発生しても、インクリボンに付着した繊維
屑は、パスローラの溝内、特に底部に底部を広幅とした
溝内に効果的に吸収され、かつ効果的に保持されるの
で、特別な屑収容部を設けてリボン収容量を減らさなく
ても、その先へ走行するインクリボンには付着していな
いので、ケースの突起等に繊維屑が溜まることはなく、
かつブレーキ作用を起こすこともない。したがって、不
測の走行不良やトルクアップがなくなり、リボンカセッ
トの寿命を延ばすことができる。
第１図は本考案の実施例の蓋を外した平面図、第２図は
パスローラの斜視図、第３図は他の実施例の蓋を外した
部分平面図、第４図は他の実施例の部分平面図である。 １……ケース、２……リボン送出口、３……リボン引込
み口、4a,4b……送り込みローラ、５……インクリボ
ン、６……収納部、７……インクローラ、８……転写ロ
ーラ、９……パスローラ、10……溝、11……プリンタヘ
ッド。
パスローラの斜視図、第３図は他の実施例の蓋を外した
部分平面図、第４図は他の実施例の部分平面図である。 １……ケース、２……リボン送出口、３……リボン引込
み口、4a,4b……送り込みローラ、５……インクリボ
ン、６……収納部、７……インクローラ、８……転写ロ
ーラ、９……パスローラ、10……溝、11……プリンタヘ
ッド。
Claims (1)
- 【請求項１】ケース（１）に、リボン送出口（２）と、
リボン引込み口（３）と、一対の送り込みローラ（4a,4
b）を設けて、インクリボン（５）を収納部（６）内に
折り畳んで収納するリボンカセットにおいて、ケース
（１）内にインクリボン（５）の走行方向を変え、又は
張力を与えるパスローラ（９）を回転可能に設けると共
に、少なくとも一つのパスローラ（９）の外周面に軸方
向の溝（10）を設け、溝（10）が底部の幅を開口部の幅
より大きくしたことを特徴とする、リボンカセット。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4807989U JPH074935Y2 (ja) | 1989-04-24 | 1989-04-24 | リボンカセット |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4807989U JPH074935Y2 (ja) | 1989-04-24 | 1989-04-24 | リボンカセット |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02139757U JPH02139757U (ja) | 1990-11-21 |
| JPH074935Y2 true JPH074935Y2 (ja) | 1995-02-08 |
Family
ID=31564574
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4807989U Expired - Fee Related JPH074935Y2 (ja) | 1989-04-24 | 1989-04-24 | リボンカセット |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH074935Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2812424B2 (ja) * | 1994-03-26 | 1998-10-22 | 株式会社パイロット | リボンカセット |
-
1989
- 1989-04-24 JP JP4807989U patent/JPH074935Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02139757U (ja) | 1990-11-21 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |