JPH0525733Y2 - - Google Patents

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JPH0525733Y2
JPH0525733Y2 JP1987041145U JP4114587U JPH0525733Y2 JP H0525733 Y2 JPH0525733 Y2 JP H0525733Y2 JP 1987041145 U JP1987041145 U JP 1987041145U JP 4114587 U JP4114587 U JP 4114587U JP H0525733 Y2 JPH0525733 Y2 JP H0525733Y2
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JP
Japan
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solid lubricant
rail
roller
arm members
pair
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JP1987041145U
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  • Leg Units, Guards, And Driving Tracks Of Cranes (AREA)
  • Coating Apparatus (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 a 産業上の利用分野 本考案は、固形潤滑剤の塗布装置に関し、特
に、小形で簡単な構成によりレールの両側に同時
に潤滑剤を塗布するための新規な改良に関するも
のである。
b 従来の技術 従来、用いられていたこの種の固形潤滑剤の塗
布装置としては、種々の構成が採用され、提案さ
れているが、その中で代表的な構成について述べ
ると、第5図から第8図に示される実公昭56−
11971号公報の構成を示すことができる。
すなわち、第5図から第8図において、固形潤
滑剤ローラ1を軸受装置2に自由回転自在に支承
するために、軸3へこの固形潤滑剤ローラ1をナ
ツト4で止めた軸5を嵌装し、固形潤滑剤ローラ
1は軸受装置2に交換自在に取付けられている。
この軸受装置2は支持板6の端に取付けられ、
この支持板6の他端は蝶番軸7によつて取付板8
の一端に枢着され、これらの支持板6と蝶番軸7
と取付板8とで蝶番を形成している。
この取付板8はこれをクレーン台車の適当な位
置に取付けるための長孔9を有している。この蝶
番軸7の周りにはコイルばね10が装架され、こ
のコイルばね10の各端10a及び10bが第7
図に示すようにそれぞれ支持板6の面と取付板8
の面とに係合され、このコイルばね10によつて
支持板6と取付板8とが閉じる方向に付勢されて
いる。
以上のように構成した本考案の塗布装置は第8
図にて示すように、取付板8を長孔9によつてボ
ルト等でクレーンの固定部Bに締付けて潤滑剤ロ
ーラ1の外周1aがクレーン走行用レールRの側
面に接する(第1図も参照)ように取付けること
ができる。
この場合、このコイルばね10は蝶番を羽根が
閉じる方向に付勢しているから、蝶番がやや開い
た位置で潤滑剤ローラ1がレールRに接するよう
にして、装置をクレーンに取付ければ潤滑剤ロー
ラ1の外周1aは、コイルばね10の力でレール
Rの側面に常に押圧され、クレーンがレールRに
沿つて移動すると、レールR側面に固体潤滑剤が
塗布される。従つて、レールRの側面に塗布され
た潤滑剤は、クレーンの移動と共に車輪のフラン
ジにも移動して潤滑がよく行われる。
c 考案が解決しようとする問題点 従来の固形潤滑剤の塗布装置は、以上のように
構成されていたため、次のような問題点を有して
いた。
固形潤滑剤を有する支持板6が、蝶番によつて
レール側に押圧されている構成であるため、コイ
ルバばねのばね力によつてのみ固形潤滑剤がレー
ルに押されており、コイルばねのへたりが早く、
十分な押圧力及び追随性を得ることが困難であつ
た。
又、レールの両側に潤滑剤を塗布する必要があ
るため、前述の各図面で示される片持式の塗布装
置を一対設けなければならず、このように一対設
けた場合には、全体構成が極めて大きい形状とな
り、常時移動を伴うものであるために極めて不都
合なものであつた。
本考案は、以上のような問題点を解決するため
になされたもので、特に、小形で簡単な構成によ
りレールの両側に同時に潤滑剤を塗布することが
できる固形潤滑剤の塗布装置を得ることを目的と
する。
d 問題点を解決するための手段 複数の長孔を有する立上り部を有し全体形状が
L字形をなす基部と、前記基部の下面に設けられ
た一対の第1軸受部と、前記各第1軸受部に回動
自在に設けられた一対のアーム部材と、前記各ア
ーム部材を互いに近付けるように付勢するため前
記各アーム部材間に設けられたばね部材と、前記
各アーム部材の各他端に形成され上方に立上る段
部と、前記各他端に設けられた第2軸受部と、前
記第2軸受部に回転自在に設けられ下方に垂下す
る固形潤滑剤ローラとを備えた構成である。
e 作用 本考案による固形潤滑剤の塗布装置において
は、基部に設けられた一対のアーム部材がばねに
よつて互いに内方に付勢されていると共に、これ
らの各アーム部材の先端に固形潤滑剤ローラが回
転自在に設けられているため、各ローラがレール
の両側面に極めて強い押圧力でもつて当接するこ
とができ、全体構成が極めて小形でありながら、
各ローラの押圧力に変化のない、十分な押圧力を
確保することができる塗布装置を得ることができ
るものである。また、基部の下部に設けられた第
1軸受部に段部を有するアーム部材を設け、この
アーム部材に垂下して固形潤滑剤ローラが設けら
れているため、装置全体の高さを低く抑えること
ができる。
f 実施例 以下、図面と共に本考案による固形潤滑剤の塗
布装置の好適な実施例について詳細に説明する。
尚、従来例と同一又は同等部分には同一符号を
付して説明する。
まず、図において符号11で示されるものはそ
の一端6aが互いに間隔を置いた状態で第1軸受
部12を介して回転自在に枢支された一対のアー
ム部材6を有する基部であり、各第1軸受部12
は基部11の下面に設けられている。これらの各
アーム部材6間にはコイルスプリングからなるば
ね部材10が設けられており、各アーム部材6は
このばね部材10によつて互いに近接する方向A
に付勢されている。
さらに、前記各アーム部材6の他端6bには上
方に立上る段部6Aが設けられると共に、この他
端6bの下面には、第2軸受部13が設けられて
おり、各第2軸受部13には、固形潤滑剤ローラ
1が回転自在にかつ垂下して設けられている。
又、前記基部11の一端には、立上り部11a
が設けられており、この立上り部11aには、第
3図に示されているように、一対の長孔11bが
形成されて全体がL字形をなしており、この塗布
装置15をクレーン(図示せず)に取付ける場
合、この立上り部11aの各長孔11bを介し
て、取付位置を調節自在として装着することがで
きる。
従つて、第1軸受部12に設けたアーム部材6
の他端6bに固形潤滑剤ローラ1が垂下して設け
られているため、装置全体の高さを低く抑えるこ
とができる。
本考案による固形潤滑剤の塗布装置は、以上の
ように構成されており、以下に、その動作につい
て説明する。
まず、前述の立上り部11aを介して塗布装置
15を図示しないクレーンに装着し、このクレー
ンを移動させると、各固形潤滑剤ローラ1間にレ
ールRが位置しているため、各固形潤滑剤ローラ
1は、ばね部材10の付勢によつて互いにレール
Rの各側面に強く当接し、各固形潤滑剤ローラ1
の塗布作用によつて、レールRに潤滑剤が付着す
る。
又、これらの固形潤滑剤ローラ1が塗布され
て、その径が小さくなつた場合においても、ばね
部材10のばね力によつて各アーム部材が強力に
レールRに当接されているため、レールと固形潤
滑剤ローラ1との当接不良が発生することはな
い。
g 考案の効果 本考案による固形潤滑剤の塗布装置は、以上の
ように構成されているため、次のような効果を得
ることができる。
(1) 各固形潤滑剤ローラを有する一対のアーム部
材が、1本のばね部材によつて互いに近接する
方向に付勢されているため、レールと各固形潤
滑剤ローラとの当接を十分に得ることができ、
常に最適な塗布状態を得ることができる。
(2) 1個の基部に2個のアーム部材が設けられて
いると共に、第1、第2軸受部とアーム部材の
形状により装置全体の高さを低くでき、全体が
極めてコンパクトとなり、小形の構成を得るこ
とができる。
(3) 各アーム部材が1本のばね部材によつて互い
に近接するように付勢されているため、従来の
蝶番構成に比較すると、その構造が大巾に簡略
化されており、大巾なコストダウンを達成する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図から第4図までは本考案による固形潤滑
剤の塗布装置を示すためのもので、第1図は平面
図、第2図は第1図の正面図、第3図は第2図の
要部の側面図、第4図はレールに当接した状態を
示す側面図、第5図から第8図迄は、従来構成を
示すもので、第5図は正面図、第6図は第5図の
矢印方向にみた側面図、第7図は第2図の矢印
方向にみた平面図、第8図は使用状態を説明す
る斜視図である。 1は固形潤滑剤ローラ、6はアーム部材、10
はばね部材、11は基部である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 複数の長孔11bを有する立上り部11aを有
    し全体形状がL字形をなす基部11と、前記基部
    11の下面に設けられた一対の第1軸受部12
    と、前記各第1軸受部12に回動自在に設けられ
    た一対のアーム部材6と、前記各アーム部材6を
    互いに近付けるように付勢するため前記各アーム
    部材6間に設けられたばね部材10と、前記各ア
    ーム部材6の各他端6bに形成され上方に立上る
    段部6Aと、前記各他端6bに設けられた第2軸
    受部13と、前記第2軸受部13に回転自在に設
    けられ下方に垂下する固形潤滑剤ローラ1とを備
    え、前記各固形潤滑剤ローラ1は前記ばね部材1
    0により互いに近接する方向に付勢するように構
    成したことを特徴とする固形潤滑剤の塗布装置。
JP1987041145U 1987-03-20 1987-03-20 Expired - Lifetime JPH0525733Y2 (ja)

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JPS63149272U JPS63149272U (ja) 1988-09-30
JPH0525733Y2 true JPH0525733Y2 (ja) 1993-06-29

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ID=30855874

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KR101427347B1 (ko) * 2012-12-20 2014-08-06 주식회사 포스코 천장 크레인의 레일 크리닝 장치
ITVI20130236A1 (it) * 2013-09-26 2015-03-27 Mpr S R L Dispositivo di ingrassaggio

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS561143A (en) * 1979-06-15 1981-01-08 Toa Medical Electronics Method and device for measuring characteristic of particle of blood corpuscle* etc*
JPS5611971U (ja) * 1979-07-04 1981-01-31

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