JPH0525725Y2 - - Google Patents

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JPH0525725Y2
JPH0525725Y2 JP12414889U JP12414889U JPH0525725Y2 JP H0525725 Y2 JPH0525725 Y2 JP H0525725Y2 JP 12414889 U JP12414889 U JP 12414889U JP 12414889 U JP12414889 U JP 12414889U JP H0525725 Y2 JPH0525725 Y2 JP H0525725Y2
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arm
water
watering
truck
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  • Cleaning Of Streets, Tracks, Or Beaches (AREA)
  • Special Spraying Apparatus (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、散水車の散水装置に関し、例えば、
道路の中央分離帯に散水する場合などに利用され
る。
(従来の技術) 従来、散水車の散水装置としては、散水車の中
央部もしくは後部に左側方もしくは右側方に張り
出し自在にアームが設けられ、このアームの先端
にノズルが設けられたものが提供されており、ア
ームを散水車の中央部もしくは後部から左側方も
しくは右側方に張り出し、アーム先端部のノズル
から水等の液体を噴射していた。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、上記従来のものでは、アームが
散水車の中央部もしくは後部に設けられているた
め、運転室から直接に散水状況を確認することが
困難であると言う問題があつた。
また、ノズルの地上高さは、散水作業時の散水
効果を考慮すると可能な限り低くするのが好まし
いが、余り低くすると一般走行時に支障となるた
め、従来のものは一般走行時に支障とならない適
当な高さに配置されており、散水効果の向上を図
る上で障害となつていた。また、散水作業開始時
において、作業者によりノズルが下方に張り出す
よう操作してノズルの地上高さを低くするように
してもよいが、道路上でのこのような作業は危険
を伴うと言う問題があつた。
(課題を解決するための手段) 本考案の散水車の散水装置は、運転室の前部に
第1アームの基端部がブラケツトを介して回動自
在に設けられるとともに、該第1アームの先端部
に第2アームの基端部が回動自在に設けられ、前
記第1アームと第2アームとの間にはシリンダが
連設されるとともに、第2アームの基端部とブラ
ケツトとの間には前記シリンダによる第2アーム
の回動に伴つて第1アームを該第2アームの回動
方向と逆方向に回動させるリンク機構が介装さ
れ、前記第1アーム及び第2アームが車輌の前部
に折りたたまれた格納状態から該車輌の側方に張
り出し自在になされ、一方、前記第2アームの先
端部にはノズル装置が上下方向に回動自在に設け
られ、該ノズル装置が前記第1アーム及び第2ア
ームの張り出し動作に連動して下方に張り出すよ
うに構成されたものである。
(作用) シリンダの伸長により第2アームが回動すると
ともに、この第2アームの回動に伴うリンク機構
の作用で第1アームが該第2アームの回動方向と
逆方向に回動して第2アームの先端部が車輌の側
方に張り出し、さらに、この張り出し動作に連動
して前記第2アームの先端部に設けられたノズル
装置が下方に張り出す。
(実施例) 以下、本考案の一実施例を図面を参照して説明
する。
第1図は散水車の全体構成を示している。
第1図において、1は散水車で、この散水車1
の後部に散水タンク2が搭載されるとともに、散
水車1の前部に配置された運転室3の前面下部に
散水装置10が設けられている。
以下、散水装置10について第2図乃至第4図
を参照して説明する。
運転室3の前面下部にはブラケツト11が前方
に突設され、このブラケツト11に第1アーム1
2の基端部が軸11aにより回動自在に支持され
ている。第1アーム12の先端部には第2アーム
13の基端部が軸15により回動自在に支持さ
れ、該第2アーム13の先端部にフレキシブルホ
ース16を介してノズル装置17が設けられてい
る。
前記第1アーム12は、上杆12aと下杆12
bとから構成されたもので、これら上杆12aと
下杆12bのうち少なくとも下杆12bの内部が
空洞に形成されている。また、第2アーム13の
内部も空洞に形成されており、これら下杆12b
の内部及び第2アーム13の内部を通して前記散
水タンク2から水をノズル装置17に供給するよ
うになされている。
前記第1アーム12と第2アーム13間にはシ
リンダ14が連設されており、シリンダ14の伸
長により第2アーム13が軸15を中心に回動さ
れる。
また、前記ブラケツト11にはリンクアーム2
1が固設されるとともに、第2アーム13の基端
部にはリンクアーム22が前記リンクアーム21
と平行に固設され、これらリンクアーム21,2
2の両端部にはリンクロツド23,23によりそ
れぞれ連結されている。このようにリンクアーム
21,22とリンクロツド23,23とでリンク
機構20を構成している。
さらに、第2アーム13の先端部とノズル装置
17の基端部との間には、支点18aを中心に回
動自在に構成されたヒンジ18が連設されてい
る。そして、第1アーム12の先端部寄りには、
第4図に示すように、ロープ30の一端部が止着
されており、このロープ30の他端部が前記軸1
5に回動自在に支持されたプーリ31及び第2ア
ーム13の先端部に設けられたローラガイド3
2,32を介してノズル装置17に止着されてい
る。つまり、第2アーム13の回動によりプーリ
31へのロープ30の巻回量が変わることでノズ
ル装置17がヒンジ18により支点18aを中心
に上下方向に回動自在に構成されている。
なお、第2図及び第4図中の符号5は散水タン
ク2から水を第1アーム12の下杆12bに供給
するホース、19は第1アーム12の下杆12b
と第2アーム13を連通させるホースである。
次に、このように構成された散水車の散水装置
の動作について説明する。
例えば、道路の中央分離帯Aに散水する場合、
まず、第2図及び第3図に示すように散水装置1
0が格納状態にある散水車を中央分離帯Aに沿つ
て配置する。そして、シリンダ14を伸長させる
と、第2アーム13が軸15を中心に第3図にお
いて反時計方向に回動する。この第2アーム13
の回動時において、この第2アーム13の基端部
に固設されたリンクアーム22を介してリンクロ
ツド23,23にテンシヨンが生じ、このテンシ
ヨンにより第1アーム12が軸11aを中心に第
3図において時計方向に回動し、第2アーム13
の先端部が散水車1の側方に張り出す(第1図及
び第3図二点鎖線参照)。
この張り出し時において、第1アーム12の回
動に伴いロープ30のプーリ31に巻回される巻
回量が減少し、これによつてロープ30が緩むた
め第2アーム13の先端部に設けられたノズル装
置17が自重でヒンジ18の支点18aを中心に
下方に回動して張り出し、散水状態になる(第2
図二点鎖線参照)。
また、シリンダ14を縮退させると、上記と逆
の動作によつて、第1アーム12及び第2アーム
13が運転室3の前部に折りたたまれるととも
に、ノズル装置17が上方に回動されて元の格納
状態になる。
このように散水装置10が運転室3の前部に格
納されることで、この格納時において散水装置1
0が極端に前方に張り出すことがないとともに、
この散水装置10の構成がコンパクトになされた
ため、散水車1の前輪にかかる散水装置10の荷
重を小さく抑えることができ、散水車1の走行安
定性を良くすることができる。
なお、本考案の散水車は、道路の中央分離帯に
散水する場合に限らず、道路の中央部に立設され
た中央分離部材(ポール、ラバコーン等)の清掃
や、路肩や路面の清掃など種々の作業に利用する
ことができる。
(考案の効果) 以上述べたように、本考案によれば、散水車の
前部に散水装置が設けられているため、運転室か
ら直接に散水状況を確認することができるととも
に、前記第1アーム及び第2アームの張り出し動
作に連動して該ノズル装置が下方に張り出すた
め、散水作業時にはノズル装置の地上高を可能な
限り低くすることができ、散水効果の向上を図る
ことができる。しかも、一般走行時にはノズル装
置が上方に回動されて格納されるので支障になら
ない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る散水車の全体構成を示す
平面図、第2図は散水装置を示す正面図、第3図
は散水装置を示す一部省略の平面図、第4図は散
水装置の構成を示す分解斜視図である。 3……運転室、10……散水装置、11……ブ
ラケツト、12……第1アーム、13……第2ア
ーム、14……シリンダ、17……ノズル装置、
20……リンク機構。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 運転室の前部に第1アームの基端部がブラケツ
    トを介して回動自在に設けられるとともに、該第
    1アームの先端部に第2アームの基端部が回動自
    在に設けられ、前記第1アームと第2アームとの
    間にはシリンダが連設されるとともに、第2アー
    ムの基端部とブラケツトとの間には前記シリンダ
    による第2アームの回動に伴つて第1アームを該
    第2アームの回動方向と逆方向に回動させるリン
    ク機構が介装され、前記第1アーム及び第2アー
    ムが車輌の前部に折りたたまれた格納状態から該
    車輌の側方に張り出し自在になされ、一方、前記
    第2アームの先端部にはノズル装置が上下方向に
    回動自在に設けられ、該ノズル装置が前記第1ア
    ーム及び第2アームの張り出し動作に連動して下
    方に張り出すように構成されたことを特徴とする
    散水車の散水装置。
JP12414889U 1989-10-24 1989-10-24 Expired - Lifetime JPH0525725Y2 (ja)

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JPH0361958U JPH0361958U (ja) 1991-06-18
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JP2006291874A (ja) * 2005-04-12 2006-10-26 Hanshin Electric Co Ltd 内燃機関用点火コイルおよび内燃機関用点火コイル取付構造

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