JP2006291874A - 内燃機関用点火コイルおよび内燃機関用点火コイル取付構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】 エンジンヘッドの形状を変更することなく、取り付けることができるとともに、軽量化を図ることのできる内燃機関用点火コイルを提供する。
【解決手段】 高電圧を発生させる点火コイル本体11と、この点火コイル本体11に取り付けられ、点火コイル本体11から供給される高電圧を点火プラグへ供給するプラグソケット21とからなる内燃機関用点火コイル1において、点火コイル本体11に取り付けられ、点火コイル本体11から供給される高電圧を絶縁し、かつ、エンジンヘッド41のプラグホール42内へ流体が浸入するのを防ぐ、プラグソケット21を構成する弾性体で形成されたラバー部22に、プラグホール42内へ連通する貫通孔22aを設けるとともに、貫通孔22aの途中にプラグホール42内へ流体が流入するのを阻止する逆止め弁(貫通孔22a、太径孔22b、球体22c)を設ける。
【選択図】 図1
【解決手段】 高電圧を発生させる点火コイル本体11と、この点火コイル本体11に取り付けられ、点火コイル本体11から供給される高電圧を点火プラグへ供給するプラグソケット21とからなる内燃機関用点火コイル1において、点火コイル本体11に取り付けられ、点火コイル本体11から供給される高電圧を絶縁し、かつ、エンジンヘッド41のプラグホール42内へ流体が浸入するのを防ぐ、プラグソケット21を構成する弾性体で形成されたラバー部22に、プラグホール42内へ連通する貫通孔22aを設けるとともに、貫通孔22aの途中にプラグホール42内へ流体が流入するのを阻止する逆止め弁(貫通孔22a、太径孔22b、球体22c)を設ける。
【選択図】 図1
Description
この発明は、自動車のエンジンなどの内燃機関の点火プラグに火花放電を発生させるための高電圧を供給する内燃機関用点火コイル、および、この内燃機関用点火コイルをエンジンヘッドに取り付ける内燃機関用点火コイル取付構造に関するものである。
上記した内燃機関用点火コイルは、高電圧を発生させる点火コイル本体と、この点火コイル本体から供給される高電圧を点火プラグへ供給するプラグソケットとで構成されている。
そして、プラグソケットは、点火コイル本体に取り付けられ、点火コイル本体から供給される高電圧を絶縁し、かつ、エンジンヘッドのプラグホール内へ流体、例えば、液体や気体が浸入するのを防ぐ、弾性体で形成されたラバー部と、点火プラグの絶縁碍子部分に取り付けられ、絶縁する弾性体で形成されたブーツ部と、このブーツ部とラバー部とを機械的に接続し、点火コイル本体から供給される高電圧をエンジンヘッドに取り付けられた点火プラグへ供給する導電体を備えた絶縁パイプ部とで構成されている。
そして、プラグソケットは、点火コイル本体に取り付けられ、点火コイル本体から供給される高電圧を絶縁し、かつ、エンジンヘッドのプラグホール内へ流体、例えば、液体や気体が浸入するのを防ぐ、弾性体で形成されたラバー部と、点火プラグの絶縁碍子部分に取り付けられ、絶縁する弾性体で形成されたブーツ部と、このブーツ部とラバー部とを機械的に接続し、点火コイル本体から供給される高電圧をエンジンヘッドに取り付けられた点火プラグへ供給する導電体を備えた絶縁パイプ部とで構成されている。
この内燃機関用点火コイルをエンジンヘッドに取り付ける場合、エンジンヘッドのプラグホールの近くに設けた取付部に点火コイル本体の取付フランジを固定ねじによって固定することにより、内燃機関用点火コイルをエンジンヘッドに取り付ける。
なお、内燃機関用点火コイルをエンジンヘッドに取り付けると、プラグホールは、ラバー部によって流体が侵入するのを防がれる。
なお、内燃機関用点火コイルをエンジンヘッドに取り付けると、プラグホールは、ラバー部によって流体が侵入するのを防がれる。
しかしながら、エンジンヘッドの取付部に点火コイル本体の取付フランジを固定ねじによって固定することにより、内燃機関用点火コイルをエンジンヘッドに取り付ける構造では、固定ねじが必要になるとともに、面倒な取付作業が必要になる。
そこで、固定ねじを必要とせず、内燃機関用点火コイルをエンジンヘッドに簡単に取り付けることができるように、例えば、点火コイル本体に弾性を有する係合爪部を設け、エンジンヘッドに、係合爪部が係合する係止部を設けた内燃機関用点火コイル取付構造が提案されている。
特願2003−418131号
しかしながら、点火コイル本体に弾性を有する係合爪部を設け、エンジンヘッドに、係合爪部が係合する係止部を設けた内燃機関用点火コイル取付構造は、エンジンの形状を変更する必要があるので、汎用性に乏しく、内燃機関用点火コイルの軽量化が困難である。
そこで、内燃機関用点火コイルの軽量化を考慮し、機械的なロック機構を設けずにプラグソケットが点火プラグを保持する保持力で内燃機関用点火コイルをエンジンヘッドに取り付けると、保持力が不充分で、エンジンヘッドの振動によってプラグソケットが点火プラグから外れる恐れがある。
そこで、内燃機関用点火コイルの軽量化を考慮し、機械的なロック機構を設けずにプラグソケットが点火プラグを保持する保持力で内燃機関用点火コイルをエンジンヘッドに取り付けると、保持力が不充分で、エンジンヘッドの振動によってプラグソケットが点火プラグから外れる恐れがある。
この発明は、上記したような不都合を解消するためになされたもので、エンジンヘッドの形状を変更することなく、取り付けることができるとともに、軽量化を図ることのできる内燃機関用点火コイル、および、この内燃機関用点火コイルをエンジンヘッドに取り付ける内燃機関用点火コイル取付構造を提供するものである。
この発明は、以下のような発明である。
(1)高電圧を発生させる点火コイル本体と、この点火コイル本体に取り付けられ、前記点火コイル本体から供給される高電圧を点火プラグへ供給するプラグソケットとからなる内燃機関用点火コイルにおいて、前記点火コイル本体に取り付けられ、前記点火コイル本体から供給される高電圧を絶縁し、かつ、エンジンヘッドのプラグホール内へ流体が浸入するのを防ぐ、前記プラグソケットを構成する弾性体で形成されたラバー部に、前記プラグホール内へ連通する貫通孔を設けるとともに、前記貫通孔の途中に前記プラグホール内へ流体が流入するのを阻止する逆止め弁を設けたことを特徴とする。
(2)高電圧を絶縁し、かつ、エンジンヘッドのプラグホール内へ流体が浸入するのを防ぐ、弾性体で形成されたラバー部を前記プラグホールの部分に装着して前記エンジンヘッドに内燃機関用点火コイルを取り付ける内燃機関用点火コイル取付構造において、前記ラバー部を装着した前記プラグホール内を負圧にすることにより、前記エンジンヘッドに前記内燃機関用点火コイルを取り付けることを特徴とする。
(3)(2)に記載の内燃機関用点火コイル取付構造において、前記ラバー部に、前記プラグホール内へ連通する貫通孔を設けるとともに、前記貫通孔の途中に前記プラグホール内へ流体が流入するのを阻止する逆止め弁を設けたことを特徴とする。
(1)高電圧を発生させる点火コイル本体と、この点火コイル本体に取り付けられ、前記点火コイル本体から供給される高電圧を点火プラグへ供給するプラグソケットとからなる内燃機関用点火コイルにおいて、前記点火コイル本体に取り付けられ、前記点火コイル本体から供給される高電圧を絶縁し、かつ、エンジンヘッドのプラグホール内へ流体が浸入するのを防ぐ、前記プラグソケットを構成する弾性体で形成されたラバー部に、前記プラグホール内へ連通する貫通孔を設けるとともに、前記貫通孔の途中に前記プラグホール内へ流体が流入するのを阻止する逆止め弁を設けたことを特徴とする。
(2)高電圧を絶縁し、かつ、エンジンヘッドのプラグホール内へ流体が浸入するのを防ぐ、弾性体で形成されたラバー部を前記プラグホールの部分に装着して前記エンジンヘッドに内燃機関用点火コイルを取り付ける内燃機関用点火コイル取付構造において、前記ラバー部を装着した前記プラグホール内を負圧にすることにより、前記エンジンヘッドに前記内燃機関用点火コイルを取り付けることを特徴とする。
(3)(2)に記載の内燃機関用点火コイル取付構造において、前記ラバー部に、前記プラグホール内へ連通する貫通孔を設けるとともに、前記貫通孔の途中に前記プラグホール内へ流体が流入するのを阻止する逆止め弁を設けたことを特徴とする。
この発明によれば、ラバー部を装着したプラグホール内を負圧にすることにより、エンジンヘッドに内燃機関用点火コイルを取り付けることができる。
したがって、エンジンヘッドの形状を変更することなく、エンジンヘッドに内燃機関用点火コイルを取り付けることができる。
また、内燃機関用点火コイルに取り付けるための取付フランジを設ける必要がないので、内燃機関用点火コイルの軽量化を図ることができる。
したがって、エンジンヘッドの形状を変更することなく、エンジンヘッドに内燃機関用点火コイルを取り付けることができる。
また、内燃機関用点火コイルに取り付けるための取付フランジを設ける必要がないので、内燃機関用点火コイルの軽量化を図ることができる。
以下、この発明の実施例を図に基づいて説明する。
図1(a),(b)はこの発明の一実施例である内燃機関用点火コイル取付構造を示す部分平面図、図1(a)のA−A線による要部の部分断面図である。
図1において、1は内燃機関用点火コイルを示し、高電圧を発生させる点火コイル本体11と、この点火コイル本体11から供給される高電圧を点火プラグへ供給するプラグソケット21とで構成されている。
上記した点火コイル本体11は、上面が開放し、内部に第1収容凹部12aおよび第2収容凹部12bを有するとともに、下側に筒状の高圧タワー部12cを有する絶縁ケース12と、この絶縁ケース12の第1収容凹部12a内に収容された点火コイル部13と、絶縁ケース11の第2収容凹部12b内に収容され、点火コイル部13の一次コイル13aへの電力を制御するパワースイッチとしてのパワートランジスタ14と、絶縁ケース11に設けられ、パワートランジスタ14に接続された複数の低圧端子(一次端子、図示省略)と、高圧タワー部12cへ圧入することによって取り付けられ、点火コイル部13の二次コイル13bに接続された高圧端子(二次端子)16と、絶縁ケース11の第1、第2収容凹部12a,12b内に充填され、各部品の相互の高電圧絶縁を行う絶縁材としての熱硬化性樹脂17とで構成されている。
そして、絶縁ケース12には、プラグソケット21の貫通孔22aに連通する貫通孔12dが設けられている。
また、点火コイル部13は、同心状に配置された一次コイル13aおよび二次コイル13bと、この一次コイル13aおよび二次コイル13bを貫通したセンタ鉄心13ca、一次コイル13aおよび二次コイル13bの外側に配置され、センタ鉄心13caとともに閉磁路を形成する環状のサイド鉄心13cbからなる鉄心13cと、二次コイル13bの他端と高圧端子16とを接続する端末ピン13dとで構成されている。
なお、一次、二次コイル13a,13bの端部が接続される端子の図示は、省略されている。
そして、一次コイル13a、二次コイル13b、パワートランジスタ14および図示を省略した低圧端子は、所定の回路を形成するように接続されている。
そして、絶縁ケース12には、プラグソケット21の貫通孔22aに連通する貫通孔12dが設けられている。
また、点火コイル部13は、同心状に配置された一次コイル13aおよび二次コイル13bと、この一次コイル13aおよび二次コイル13bを貫通したセンタ鉄心13ca、一次コイル13aおよび二次コイル13bの外側に配置され、センタ鉄心13caとともに閉磁路を形成する環状のサイド鉄心13cbからなる鉄心13cと、二次コイル13bの他端と高圧端子16とを接続する端末ピン13dとで構成されている。
なお、一次、二次コイル13a,13bの端部が接続される端子の図示は、省略されている。
そして、一次コイル13a、二次コイル13b、パワートランジスタ14および図示を省略した低圧端子は、所定の回路を形成するように接続されている。
上記したプラグソケット21は、点火コイル本体11の高圧タワー部12cに取り付けられ、点火コイル本体11から供給される高電圧を絶縁し、かつ、エンジンヘッド41のプラグホール42内へ流体、例えば、液体や気体が浸入するのを防ぐ、弾性体で形成されたラバー部22と、プラグホール42の底に取り付けられた点火プラグ(図示省略)の絶縁碍子部分に取り付けられ、絶縁する弾性体で形成されたブーツ部(図示省略)と、このブーツ部とラバー部22とを機械的に接続し、点火コイル本体11から供給される高電圧をエンジンヘッド41に取り付けられた点火プラグへ供給する導電体としてのコイルスプリング25を備えた絶縁パイプ部24とで構成されている。
そして、ラバー部22には、点火コイル本体11の貫通孔12dとエンジンヘッド41のプラグホール42と連通させる貫通孔22aと、この貫通孔22a一部に、貫通孔22aよりも太径で、両端が円錐面とされた太径孔22bと、この太径孔22b内に配置され、貫通孔22aを開閉する貫通孔22aの径よりも大きく、太径孔22bの径よりも小さい半径の球体22cと、エンジンヘッド41の環状突起43が嵌合する環状凹部22dとが設けられている。
なお、ラバー部22のプラグホール42内へ挿入される上端部分の外径(外形)は、プラグホール42の内径(内形)とされている。
そして、貫通孔22a、太径孔22bおよび球体22cにより、エンジンヘッド41のプラグホール42内へ流体が流入するのを阻止する逆止め弁が構成される。
そして、ラバー部22には、点火コイル本体11の貫通孔12dとエンジンヘッド41のプラグホール42と連通させる貫通孔22aと、この貫通孔22a一部に、貫通孔22aよりも太径で、両端が円錐面とされた太径孔22bと、この太径孔22b内に配置され、貫通孔22aを開閉する貫通孔22aの径よりも大きく、太径孔22bの径よりも小さい半径の球体22cと、エンジンヘッド41の環状突起43が嵌合する環状凹部22dとが設けられている。
なお、ラバー部22のプラグホール42内へ挿入される上端部分の外径(外形)は、プラグホール42の内径(内形)とされている。
そして、貫通孔22a、太径孔22bおよび球体22cにより、エンジンヘッド41のプラグホール42内へ流体が流入するのを阻止する逆止め弁が構成される。
41はエンジンヘッドを示し、内燃機関用点火コイル1を取り付けるためのプラグホール42と、このプラグホール42の外側に内周面をプラグホール42の内周面と同一面にした所定の高さを有した環状突起43とが設けられている。
そして、プラグホール42の底には、図示を省略した点火プラグの雄ねじ部を螺合させて点火プラグを取り付けるための取付ねじ孔が設けられている。
そして、プラグホール42の底には、図示を省略した点火プラグの雄ねじ部を螺合させて点火プラグを取り付けるための取付ねじ孔が設けられている。
次に、内燃機関用点火コイル1のエンジンヘッド41への取付について説明する。
なお、エンジンヘッド41のプラグホール42の底には、図示を点火プラグが取り付けられているものとする。
まず、図示を省略したプラグソケット21のブーツ部側からプラグホール42内へ挿入し、ブーツ部を点火プラグの絶縁碍子部分に取り付けることにより、コイルスプリング25と点火プラグを電気的に接続するとともに、環状突起43を環状凹部22dに嵌合させることにより、プラグホール42の上端を点火コイル本体11の下側(絶縁ケース12の高圧タワー部12c部分)に取り付けたラバー部22で閉塞する。
このようにして内燃機関用点火コイル1の一部をプラグホール42内へ挿入し、プラグホール42の上端をラバー部22で閉塞すると、プラグホール42内の空気は、球体22cを上側へ押し上げ、貫通孔22a、太径孔22b、貫通孔22a,12dを介して内燃機関用点火コイル1の外へ逃げるので、プラグホール42内の空気を圧縮することなく内燃機関用点火コイル1の一部をプラグホール42内へ挿入することができる。
なお、エンジンヘッド41のプラグホール42の底には、図示を点火プラグが取り付けられているものとする。
まず、図示を省略したプラグソケット21のブーツ部側からプラグホール42内へ挿入し、ブーツ部を点火プラグの絶縁碍子部分に取り付けることにより、コイルスプリング25と点火プラグを電気的に接続するとともに、環状突起43を環状凹部22dに嵌合させることにより、プラグホール42の上端を点火コイル本体11の下側(絶縁ケース12の高圧タワー部12c部分)に取り付けたラバー部22で閉塞する。
このようにして内燃機関用点火コイル1の一部をプラグホール42内へ挿入し、プラグホール42の上端をラバー部22で閉塞すると、プラグホール42内の空気は、球体22cを上側へ押し上げ、貫通孔22a、太径孔22b、貫通孔22a,12dを介して内燃機関用点火コイル1の外へ逃げるので、プラグホール42内の空気を圧縮することなく内燃機関用点火コイル1の一部をプラグホール42内へ挿入することができる。
そして、例えば、吸引機のノズルを貫通孔12dの上端部分に当て、プラグホール42内の空気を、貫通孔22a、太径孔22b、貫通孔22a,12dを介して吸引し、プラグホール42内を大気圧に対して所定の負圧にした後、吸引機のノズルを貫通孔12dの上端部分から外すと、球体22dが貫通孔22aを閉塞することにより、プラグホール42内は負圧に維持され、内燃機関用点火コイル1のエンジンヘッド41への取付が完了する。
このようにして内燃機関用点火コイル1をエンジンヘッド41へ取り付けた状態でエンジンを作動させることにより、内燃機関用点火コイル1に振動が加わっても、プラグホール42内は負圧に維持されているので、内燃機関用点火コイル1がエンジンヘッド41から外れることなく、エンジンは運動を続けることができる。
上述したように、この発明の一実施例によれば、ラバー部22を装着したプラグホール42内を負圧にすることにより、エンジンヘッド41に内燃機関用点火コイル1を取り付けることができる。
したがって、エンジンヘッド41の形状を変更することなく、エンジンヘッド41に内燃機関用点火コイル1を取り付けることができる。
また、内燃機関用点火コイル1に取り付けるための取付フランジを設ける必要がないので、内燃機関用点火コイル1の軽量化を図ることができる。
したがって、エンジンヘッド41の形状を変更することなく、エンジンヘッド41に内燃機関用点火コイル1を取り付けることができる。
また、内燃機関用点火コイル1に取り付けるための取付フランジを設ける必要がないので、内燃機関用点火コイル1の軽量化を図ることができる。
図2はこの発明の他の実施例である内燃機関用点火コイル取付構造を示す要部の部分断面図であり、図1と同一または相当部分に同一符号を付し、その説明を省略する。
なお、図2は、図1(a)と同様な断面図である。
なお、図2は、図1(a)と同様な断面図である。
この実施例が図1の実施例と異なるところは、貫通孔22aの上端がラバー部22の外側部分に直接開放している点である。
なお、この実施例における内燃機関用点火コイル1のエンジンヘッド41への取付は、図1の実施例と同様になるので、その説明を省略する。
そして、この実施例においても、図1の実施例と同様な効果を得ることができる。
なお、この実施例における内燃機関用点火コイル1のエンジンヘッド41への取付は、図1の実施例と同様になるので、その説明を省略する。
そして、この実施例においても、図1の実施例と同様な効果を得ることができる。
1 内燃機関用点火コイル
11 点火コイル本体
12 絶縁ケース
12a 第1収容凹部
12b 第2収容凹部
12c 高圧タワー部
12d 貫通孔
13 点火コイル部
13a 一次コイル
13b 二次コイル
13c 鉄心
13ca センタ鉄心
13cb サイド鉄心
13d 端末ピン
14 パワートランジスタ(パワースイッチ)
16 高圧端子(二次端子)
17 熱硬化性樹脂(絶縁材)
21 プラグソケット
22 ラバー部
22a 貫通孔(逆止め弁)
22b 太径孔(逆止め弁)
22c 球体(逆止め弁)
22d 環状凹部
24 絶縁パイプ部
25 コイルスプリング(導電体)
41 エンジンヘッド
42 プラグホール
43 環状突起
11 点火コイル本体
12 絶縁ケース
12a 第1収容凹部
12b 第2収容凹部
12c 高圧タワー部
12d 貫通孔
13 点火コイル部
13a 一次コイル
13b 二次コイル
13c 鉄心
13ca センタ鉄心
13cb サイド鉄心
13d 端末ピン
14 パワートランジスタ(パワースイッチ)
16 高圧端子(二次端子)
17 熱硬化性樹脂(絶縁材)
21 プラグソケット
22 ラバー部
22a 貫通孔(逆止め弁)
22b 太径孔(逆止め弁)
22c 球体(逆止め弁)
22d 環状凹部
24 絶縁パイプ部
25 コイルスプリング(導電体)
41 エンジンヘッド
42 プラグホール
43 環状突起
Claims (3)
- 高電圧を発生させる点火コイル本体と、この点火コイル本体に取り付けられ、前記点火コイル本体から供給される高電圧を点火プラグへ供給するプラグソケットとからなる内燃機関用点火コイルにおいて、
前記点火コイル本体に取り付けられ、前記点火コイル本体から供給される高電圧を絶縁し、かつ、エンジンヘッドのプラグホール内へ流体が浸入するのを防ぐ、前記プラグソケットを構成する弾性体で形成されたラバー部に、前記プラグホール内へ連通する貫通孔を設けるとともに、前記貫通孔の途中に前記プラグホール内へ流体が流入するのを阻止する逆止め弁を設けた、
ことを特徴とする内燃機関用点火コイル。 - 高電圧を絶縁し、かつ、エンジンヘッドのプラグホール内へ流体が浸入するのを防ぐ、弾性体で形成されたラバー部を前記プラグホールの部分に装着して前記エンジンヘッドに内燃機関用点火コイルを取り付ける内燃機関用点火コイル取付構造において、
前記ラバー部を装着した前記プラグホール内を負圧にすることにより、前記エンジンヘッドに前記内燃機関用点火コイルを取り付ける、
ことを特徴とする内燃機関用点火コイル取付構造。 - 請求項2に記載の内燃機関用点火コイル取付構造において、
前記ラバー部に、前記プラグホール内へ連通する貫通孔を設けるとともに、前記貫通孔の途中に前記プラグホール内へ流体が流入するのを阻止する逆止め弁を設けた、
ことを特徴とする内燃機関用点火コイル取付構造。
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JP2005114673A JP2006291874A (ja) | 2005-04-12 | 2005-04-12 | 内燃機関用点火コイルおよび内燃機関用点火コイル取付構造 |
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Legal Events
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A02 | Decision of refusal |
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