JPH05257060A - 撮影装置 - Google Patents

撮影装置

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Publication number
JPH05257060A
JPH05257060A JP8620192A JP8620192A JPH05257060A JP H05257060 A JPH05257060 A JP H05257060A JP 8620192 A JP8620192 A JP 8620192A JP 8620192 A JP8620192 A JP 8620192A JP H05257060 A JPH05257060 A JP H05257060A
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JP
Japan
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motor
lens barrel
drive
lens
driving
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Pending
Application number
JP8620192A
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English (en)
Inventor
Yoshiyuki Mizoguchi
芳之 溝口
Shohei Takeda
昌平 武田
Takashi Fujii
孝史 藤井
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 高速かつ正確なレンズ鏡筒の駆動を可能にし
たこと。 【構成】 レンズ鏡筒5を駆動するDCモータ33の駆
動量を検出する検出器32の検出信号により、前記DC
モータ33の駆動を制御して前記レンズ鏡筒5の繰り出
し戻しを行う撮影装置において、前記レンズ鏡筒5の繰
り出しに際して該繰り出し目標位置から一定量(N1
手前の第1の位置と、この第1の位置と繰り出し目標位
置の間に該繰出し目標位置から一定量(N2 )手前の第
2の位置を設定し、前記待機位置から第1の位置までは
定電圧(V1 )による駆動を行ない、第1の位置から第
2の位置までは、電圧切替えによる定速駆動を行ない該
第2の位置で前記DCモータの駆動を停止すること。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は撮影装置、特に外部式観
察光学系と可変焦点撮影光学系とを有する撮影装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】図13は例えばズームレンズ等の可変焦
点撮影光学系を有する従来の撮影装置を示す斜視図であ
り、合焦動作を行なう為の第1群レンズ16と、変倍を
行なうための第2、第3群レンズから成るズームレンズ
ユニット17とを、それぞれのモータ20、21、もし
くは単一のモータで光軸L方向に駆動し、CCDやフィ
ルム等の撮像部18に像を結ぶよう構成されている。
【0003】上記ズームレンズユニット17に設けられ
ている可変焦点撮影光学系(以下、単に“撮影光学系”
と呼ぶ)を駆動するためのカム17bにより、撮影光学
系とファインダー19とを連動して連続的に動かすこと
が知られている。
【0004】また、図14は従来の他の撮影装置を示す
斜視図であり、第1群レンズ22を地板27に固定し、
第2群レンズ23、第3群レンズ24で変倍動作し、第
3群レンズ24で合焦動作を行なうリアフォーカスレン
ズの場合、地板27に撮像部18と第3群レンズ24駆
動用の駆動ユニット29とを固定し、この駆動ユニット
29からの駆動力によりカム板28を各一対の長穴30
cとピン30を介して光軸Lに直交する面内に移動させ
る。
【0005】そして、カム板28に設けられた各カム3
0a,30bにより観察光学系(ファインダ)19の変
倍を行うと同時に撮影光学系の第2群,第3群各レンズ
23,24を連続的に観察光学系19の変倍量に対応し
て移動させ、合焦動作は不示図のヘリコイド等の機構に
より、第3群レンズ24を独立して所定の移動量を動か
すことにより合焦させる方法が知られている。
【0006】しかしながら、図13に示す撮影装置で
は、光学設計上、合焦動作を行なう第1群レンズ16が
大形になりやすく、このため変倍を行なう第2群からな
るズームレンズユニット17の構造上のスペースが制限
されたり、第1群レンズ16を駆動するモータ20の負
荷が大きくなり、消費電力が増加する等の問題点があ
る。
【0007】また、図14に示す撮影装置では、合焦動
作を行う第3群レンズ24は小形にできるが、このよう
なレンズでは変倍動作により同じ距離にある被写体でも
変倍動作に対応して第3群レンズ24の繰出し量が変化
するため、無数の焦点距離に設定される可能性がある撮
影光学系が、いくつの焦点距離になっているのかを高精
度に検出して、これに応じて第3群レンズ24を所定の
位置に自動的に駆動する必要があり、このため、焦点距
離検出手段の高精度化と第3群レンズ24の合焦動作制
御システムが複雑化するという問題点あった。
【0008】そこで、例えば特願平03−39880号
公報に示された撮影装置が提案された。図15はこの撮
影装置におけるレンズ駆動の機構を最もよく表わす斜視
図であり、図16はこの撮影装置の全体構成を示す分解
斜視図である。
【0009】図15、図16において、1は各部材を固
定するための地板、1aはレンズ鏡筒を保持しつつ光軸
方向に移動させるガイドバー、2は外部式観察光学系で
あるファインダ8(後記)の移動レンズ群を変位させる
カム板であり、穴2a、ギア部2b、カム溝2c,2d
を有する。
【0010】3は地板1に固定された第1レンズ鏡筒、
4はガイドバー1aに移動可能に支持されたズーム機能
を有する第2レンズ鏡筒で、ダボ4aを有している。5
はフォーカス機能を有する第3レンズ鏡筒で、ガイドバ
ー1aとの勘合部5a,5b,5cを有している。
【0011】6は地板1に保持された第3レンズ鏡筒5
の駆動部であり、ガイドバー1aを挿入する穴6a、ス
クリュー36をフォーク状にはさみこみながらリードギ
ア35の突きあて面となる受け面6b、スクリュー36
に設けられたキー36bを嵌挿するキー溝6c、ギア軸
6d、モータ取り付け部6eを有している。31は透過
率の異なるパターンを交互に有するパルスシート、32
はパルスシート31の回転によりパルス信号を出力する
検出器としてのフォトインターラプタ、33は駆動源で
ある正逆回転可能なDCモータよりなるAFモータで、
上記モータ取り付け部6eに取り付けられている。34
はAFモータ33の駆動力をギア軸6dに伝達する動力
伝達のためのギア列、35は外周に歯車と回転ストッパ
35aを、また内周にネジ部を有するリードギア、36
は第3レンズ鏡筒5のガイドバーとの嵌合部5a,5b
の間に位置し、ガイドバーと内径で嵌合しているスクリ
ューで、外周にもうけられたネジ部でリードギア35の
内径と螺合しており、リードギア35の回転を規制する
ストッパー部36aと固定部6のキー溝6cに嵌合して
スクリュー36の回転を防止し光軸方向への移動を可能
にするキー36bを有している。38は第3レンズ鏡筒
5を矢印A方向に付勢するための押えバネである。この
押えバネのバネ力は第3レンズ鏡筒5のガイドバーとの
嵌合部5aを介してスクリュー36を、またスクリュー
36のネジ山を介してリードギア35を矢印A方向に付
勢しており、結果として、リードギア35は受け面6b
に押し付けられている。
【0012】この状態でAFモータ33が正方向に駆動
されると、その出力はギア列34により減速され、リー
ドギア35に伝達される。
【0013】リードギア35が受け面6bに付勢され、
かつ、スクリュー36はキー36bにより回転を防げら
れているため、リードギア35が回転すると、内径に設
けられたネジによりスクリュー36は第3レンズ鏡筒と
一体で押しバネ38に抗して矢印Aと逆方向に送られる
ようになっている。
【0014】7は第1,2,3レンズ鏡筒3,4,5に
より結像される像を記録するためのフィルムや撮像素子
が配置された撮像部である。8はファインダー部であ
り、バリエータユニット8a、コンペンセータユニット
8c、カム板のカム溝2c,2dに嵌挿され、カム板2
の移動により、光軸方向の位置を変移させてファインダ
ー倍率を変化させるためのバリエータダボ8b、コンペ
ンセータダボ8dを有している。
【0015】9は第2レンズ鏡筒4の位置を変位させる
ためのズーム駆動部材であり、ズーム駆動ギア9a、第
2レンズ鏡筒4の位置を決定するズーム駆動カム9b、
カム板2を駆動するためのカム板駆動ギア9cを一体的
に構成している。
【0016】10は上記ズーム駆動部材9を回転可能に
地板1に保持する固定軸、11は上記ズーム駆動部材9
に駆動力を与えるズーム駆動ユニットで、ズーム駆動モ
ータ11a、ズーム駆動用伝達ギア11bを有してい
る。
【0017】12は第2レンズ鏡筒4をダボ4aを介し
てズーム駆動カム9bに付勢するための押えバネであ
る。13は第1レンズ鏡筒3とガイドバー1aを保持し
た前板に固定され、カム板2に保持されたブラシ接片1
5の位置に応じた電気信号を出力するためのコード板で
ある。このコード板13にはブラシ接片15とコード板
13上のパターンによって作られる電気信号(コード信
号)を取り出し図18の制御系CPU40に伝達するた
めの信号線13bが接続されている。このCPU40に
はズームボタン41、フォトインターラプタ32、測光
装置43からの各情報および被写体距離情報が供給さ
れ、絞り兼用シャッタ37、AFモータ駆動回路44を
介してAFモータ33、ズームモータ制御回路42を介
してズームモータ11aへそれぞれ制御信号を供給す
る。
【0018】上記構成において、図18に示すズームボ
タン41が操作されると、CPU40はそれに従ってズ
ームモータ駆動回路42に信号を出力し、ズーム駆動モ
ータ11aが駆動され、ズーム駆動伝達ギア11bによ
りズーム駆動部材9が回転する。このとき第2レンズ鏡
筒4は押えバネ12によりズーム駆動カム9bのカム面
に付勢されているので、ズーム駆動カム9bのカム形状
に従って、光軸方向に位置を変え、撮影光学系のズーミ
ングを行う。同時にカム板2もカム板駆動ギア9cによ
りギア部2bを介してズーム駆動カム9bに対応して移
動する。
【0019】よって、ファインダユニット8のバリエー
ターユニット8a、コンペンセータユニット8cがカム
溝2c,2dによって変倍がなされ撮影光学系の撮影範
囲に対応してファインダー視野が切り替えられる。また
この時、カム板2に保持されたブラシ接片15がコード
板13上を当接しながら移動するので、コード板13に
つけられた信号線13bには撮影系のズーム位置に対応
したコードが生じている。なお、図18に示すズームモ
ータ制御回路42及びAFモータ駆動回路44はCPU
40により正逆の回転方向とモータへの印加電圧を指令
されると、それを各モータに印加するように構成されて
いる。
【0020】図17に撮影時のフローチャートを示し、
以下順を追ってその動作を説明する。
【0021】まずレリーズボタンの第1ストロークがオ
ンになると(S1 )、第2レンズ鏡筒4の位置、すなわ
ちコード板14の出力値により、撮影レンズの設定され
ている焦点距離を求め(S2 )、不図示の公知である赤
外線測距装置等により測定された被写体までの距離に応
じて(S3 )、第3レンズ鏡筒5の繰り出し量をCPU
40が演算により求める。
【0022】レンズの繰り出し量が決ると、AFモータ
33を含む駆動系の減速比とパルスシート駆動系の減速
比から決まる1パルスあたりの第3レンズ鏡筒5の移動
量により、レンズ繰り出しのパルス数Pが求まり(S
4 )、CPU 40はAFモータ駆動回路44を制御
し、第3レンズ鏡筒5を待機位置から所定のパルス数P
だけ移動させる。
【0023】この時、AFモータ33をパルス数Pだけ
駆動するのに以下のような方法がとられている。
【0024】まず、AFモータ33を逆転させ(S
5 )、確実に待機位置に戻している。図19(a)に示
すように待機位置ではリードギア35の回転ストッパ3
5aはスクリュー36のストッパー部36aに係止して
おり、これ以上AFモータ33は逆転できない状態とな
る。この時パルスシートも回転していないため、フォト
インターラプタ32からのパルスの出力はない。このよ
うにAFモータ33を逆転駆動しているにもかかわらず
パルス信号が検出されない場合、第3レンズ鏡筒5は待
機位置に戻されたと判断し(S6 )、AFモータ33へ
の通電が切られる(S7 )。
【0025】次に、第3レンズ鏡筒5を繰り出すため
に、AFモータ33が正転するように通電され(S
8 )、ギア列34の回転によりリードギア35が回転す
る。この時リードギア35の回転に伴ない上述のように
第3レンズ鏡筒5が繰り出され、図19(b)に示すよ
うにリードギア35が1回転した時にはスクリューのス
トッパ部36aは第3レンズ鏡筒とともに繰り出され、
リードギアの回転ストッパ35aは、スクリューのスト
ッパ部36aから離れ、回転は制限されない。
【0026】AFモータの正転開始に伴い、再びパルス
シート31が回転し、フォトインターラプタ32により
待機位置から回転に応じたパルス信号が出力される。こ
のパルス信号をCPU40によりカウントし(S9 )、
所定のパルス数Pで該第3レンズ鏡筒5が停止するよう
にモータ33を駆動する。
【0027】この時、AFモータ33の制御は図20に
示すように所定のパルス数Pの手前Nパルスまで一定電
圧で駆動し(S10)、その後AFモータ端子間をショー
トし、ブレーキをかけ、AFモータ33を停止させてい
る(S11)。上記Nの値は、本実施例のメカ系の慣性を
実験により評価した値であり、平均的にNパルス手前で
AFモータ33の端子間をショートすれば、慣性により
Nパルス分AFモータが回転してパルス数PでAFモー
タが停止する。
【0028】上記のように、第3レンズ鏡筒5が繰り出
された後、レリーズボタンの第2ストロークがオンにな
ると、絞り兼用シャッター37が測光装置43のAE出
力に応じて適正な露光が行われるよう駆動され、撮像部
7に結像することにより、撮像が行われる(S12)。
【0029】この後、モータ33を定電圧にて逆転する
ことにより(S13)、第3レンズ鏡筒5は回転ストッパ
35aとストッパ部36aが当接する待機位置まで戻
り、パルスシートからのパルス出力が出なくなれば(S
14)、モータ33を停止して撮影の動作が終了する(S
15)。
【0030】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例では下記のような問題点がある。 (1)第3レンズ鏡筒5の繰り出し時に一定電圧をか
け、駆動パルス数Pの一定数手前でブレーキをかけて目
標のパルス数Pの位置に第3レンズ鏡筒をとめている
が、被写体の距離によって駆動パルス数Pが一定でない
ため、駆動パルス数Pが大きい時と小さい時ではブレー
キをかける時点での第3レンズ鏡筒の速度に大きな差が
あり、それ以降の慣性による走行距離もバラツキが大き
く、その停止位置の精度も、駆動パルス数Pの値によっ
て大きくばらついていた。 (2)ブレーキ時の第3レンズ鏡筒の速度が大きいと、
それ以降の慣性による走行距離も長くなり、その間の負
荷変動等による停止位置のバラツキも大きくなってい
る。そのため、AFモータにサーボをかけて一定速度で
駆動し、低速度でレンズ鏡筒を駆動し、ブレーキ時の速
度を駆動パルス数Pの値にかかわらず、低速かつ一定速
度に保ち停止精度を上げる方法が考えられる。
【0031】しかしながら、上記の方法の場合は、レン
ズ鏡筒を低速で動かしているため、駆動時間が長くなっ
てしまい、レリーズ時の操作感が悪くなったり、連写速
度がおそくなるという問題点がある。 (3)精度を向上するためにはステッピングモーターを
用いて、DCモータを用いた場合のような慣性による走
行領域をなくすという方法も考えられるが、この方法の
場合も充分な精度を得るためには、減速比を大きくし
て、1ステップあたりの送り量を小さくする必要があ
り、結果として駆動速度が遅くなり、駆動時間が長くな
るという問題点がある。 (4)通常の駆動(繰り出し、戻し)が順調に行われて
いる時は問題ないが、外部からのノイズによってインタ
ーラプタの出力が乱れ、CPUによって読みとれないと
か、CPUの暴走等の異常により、第3レンズ鏡筒の制
御が不能になった場合の対処がなされていない。
【0032】つまり、パルスシートからのパルス信号が
検出されないと、第3レンズ鏡筒は設計的に動きの保証
されている範囲を越えて繰りだされ、不図示のストッパ
ーにあたって動きが制限されるが、この状態でもパルス
信号が読み取れないため、CPUとしては所定の位置ま
でレンズ鏡筒が駆動されていることが判断できず、更に
AFモータへの通電は続けられ、リードギアは回転をつ
づけ、最終的にはスクリューとのネジ部がくい付いてし
まう。
【0033】一度くい付きを起こしてしまえば、通常の
戻し動作では何度行っても、そのくい付きがゆるむこと
はなく回復不能となっていた。 (5)第3レンズ鏡筒の戻し動作は定電圧でDCモータ
を逆転させて、メカストッパー(スクリューのストッパ
部36a)に駆動系の一部(リードギアの回転ストッパ
ー35a)を衝突させることにより行なっている。この
場合、衝突時の衝撃はストッパ部及び駆動系の中のかみ
合っているギアの歯面で吸収していることになる。又、
これらのギア列は、かみ合いが変わることがないため、
スクリューのストッパー部36aとリードギアの回転ス
トッパー35aが突き当たる時はいつも同じギアの歯が
かみ合っており、同じ歯面でくり返し衝撃を吸収してい
ることになる。
【0034】ところが、装置の小型化のためにギアの大
きさを示すモジュールも小さく設定されており、ギアの
歯厚もうすくなっている。このため、第3レンズ鏡筒の
戻し時の電圧を大きくすると、突きあて時の衝撃により
駆動系の一部が破損し、動作不良になる可能性がある。 (6)しかしながら、第3レンズ鏡筒の戻し時の電圧を
小さくすると、戻し時の時間が大きくなってしまい、連
写速度を速くできないという問題点がある。 (7)ブラシ接片15が図21に示すズームコード板1
3上にプリントされたパターン部13a上にONした状
態でズーム駆動を停止させるよう制御がおこなわれてい
る。しかしズーム駆動モータ11aの回転をズーム駆動
伝達ギア11b、ズーム駆動部材9により減速し、カム
板2に動力を伝達しているためパターン部13aの幅1
3Hや13Iのパターン部外の幅が狭く、パターン部1
3の上にブラシ接片15がONした状態でズーム駆動を
停止させるよう制御するのが困難である。 (8)カム板2により、ファインダー8の変倍光学系の
バリエータユニット8aとコンペンセータユニット8c
を駆動しているため、カム板2への負荷の変動があり、
カム板2と該カム板を駆動しているズーム駆動部材9が
ガタついてしまう為、ズーム駆動の制御を困難にしてい
るという問題点がある。 (9)ズーム駆動部材9が暴走した時、ズーム駆動部材
9により駆動しているカム板2に設けられたファインダ
8の変倍光学系のバリエータユニット8aとコンペンセ
ータユニット8cを駆動している2つのカム溝2c,2
dの端に、前記2つのカム溝2c,2dに嵌挿されたバ
リエータダボ8b、コンペンセータダボ8dがくい付い
て動かなくなるという問題点があった。
【0035】
【課題を解決するための手段】本発明は下記のような構
成を有することを特徴とする撮影装置である。 (1)被写体の距離に応じた移動量だけ待機位置から繰
り出して焦点調節を行うレンズ鏡筒と、このレンズ鏡筒
を駆動するDCモータと、このDCモータの出力を減速
して前記レンズ鏡筒に伝達する伝達手段と、前記DCモ
ータの駆動量を検出する検出器を備え、この検出器の検
出信号により前記DCモータの駆動を制御して前記レン
ズ鏡筒の繰り出し戻しを行う撮影装置において、前記レ
ンズ鏡筒の繰り出しに際して該繰り出し目標位置から一
定量(N1 )手前の第1の位置と、この第1の位置と繰
り出し目標位置の間に該繰出し目標位置から一定量(N
2 )手前の第2の位置を設定し、前記待機位置から第1
の位置までは定電圧(V1 )による駆動を行ない、第1
の位置から第2の位置までは、電圧切替えによる定速駆
動を行ない該第2の位置で前記DCモータの駆動を停止
することにより、高速かつ正確なレンズ鏡筒の駆動を可
能にしたものである。 (2)前記待機位置から第1の位置までの間で行なわれ
る定電圧駆動電圧(V1)が電源電圧によらず一定であ
ることを特徴とする。 (3)前記第2の位置を決める一定量(N2 )がゼロで
あることを特徴とする。 (4)被写体の距離に応じた移動量だけ待機位置から繰
り出して焦点調節を行うレンズ鏡筒と、このレンズ鏡筒
を駆動するDCモータと、このDCモータの出力を減速
して前記レンズ鏡筒に伝達する伝達手段と、前記DCモ
ータの駆動量を検出する検出器を備え、この検出器の検
出信号により前記DCモータの駆動を制御して前記レン
ズ鏡筒の繰り出し戻しを行う撮影装置において、前記伝
達手段の一部がくい付いた時、前記DCモータの正転、
逆転をくり返してくい付きを解消することにより、駆動
系のくい付きをゆるめ回復を可能にしたものである。 (5)前記伝達手段のくい付きを該伝達手段に連結した
回転検出器の出力により判別することを特徴とする。 (6)前記電圧手段のくい付きが解消したことを該伝達
手段に連結した回転検出器の出力により判別することを
特徴とする。 (7)被写体の距離に応じた移動量だけ待機位置から繰
り出して焦点調節を行うレンズ鏡筒と、このレンズ鏡筒
を駆動するDCモータと、このDCモータの出力を減速
して前記レンズ鏡筒に伝達する伝達手段と、前記DCモ
ータの駆動量を検出する検出器を備え、この検出器の検
出信号により前記DCモータの駆動を制御して前記レン
ズ鏡筒の繰り出し戻しを行う撮影装置において、前記レ
ンズ鏡筒の繰り出し時の移動量を記憶し、この記憶内容
により戻しの制御を変えることにより、駆動系の破損な
く高速にレンズ鏡筒の戻り動作ができるようにしたもの
である。 (8)前記レンズ鏡筒の戻し時、待機位置から一定の位
置までは高電圧で前記DCモータを駆動し、その後は低
電圧に切替え、前記DCモータを駆動することにより、
制御がしやすくなる。 (9)可変撮影光学系を駆動する1つのギアの片面に該
可変撮影光学系の移動量を検出する為のコード板を有
し、反対側の面に前記可変撮影光学系を移動させるカム
を有することを特徴とする。 (10)前記ギアの片面もしくは両面にガタ防止のリブ
を設け前記コード板側の面のリブは該コード板より突出
していることを特徴とする。 (11)前記ギアの外周に回転範囲規制の凸部を有する
ことを特徴とする。
【0036】
【実施例】次に本発明の実施例について説明する。本発
明撮影装置の機械部分の構成およびシステムの構成は前
記図15、図16および図17に示す従来装置と同様で
ある。
【0037】本発明の特徴的な部分のフローチャートを
図1に示す。この図1は前記図17中の点線部分の処理
に相当するもので、その前段の処理(S1 )〜(S7
は、前記図17に示す従来例の部分で説明したとおりで
ある。
【0038】すなわち、レリーズスイッチの第1ストロ
ークのON(S1 )後、撮影光学系の焦点距離を読取り
(S2 )、被写体の位置を測距することにより(S
3 )、第3レンズ鏡筒の駆動パルス数Pを求める(S
4 )。
【0039】次に、第3レンズ鏡筒の駆動に先立ち、第
3レンズ鏡筒を待機位置に戻すために、AFモータを逆
転し(S5 )、パルス出力が出てこなくなると(S
6 )、AFモータの通電を切る(S7 )。
【0040】以下、本発明の実施例の特徴的な部分につ
いて説明する。
【0041】まず第3レンズ鏡筒を(S4 )で求めたパ
ルス数Pだけ繰出す必要があるが、その制御方法を示し
たのが図2である。本発明の実施例ではパルス数Pだけ
駆動するのに、その間を4つの領域に分け、制御モード
をかえている。以下、その4つの領域を挙げ、制御方法
について説明する。 I.駆動開始からパルス数P−N1 (N1 は一定の数)
の領域 AFモータ駆動回路44によって、図2(a),(b)
に示すように、AFモータを駆動できる最大の電圧Vp
により該AFモータを正転し(S16)、可能な限り速
く、第3レンズ鏡筒を駆動する。 II.パルス数P−N1 からパルス間隔>TB (=T2
の領域 領域Iによってフル加速されたAFモータの端子間をシ
ョートすることにより、急速にブレーキをかけ
(S19)、フォトインターラプタにより検出されるパル
ス信号の間隔をCPU40にてモニターし、それが決め
られた時間TB より長くなるまで(S20)、AFモータ
を減速する。 III.パルス間隔>TB からパルス数P−N2 まで、(N
2 は一定の数)の領域 パルス間隔がTB より長くなるまで減速された後は、パ
ルス間隔によりAFモータに印加する電圧を制御し、A
Fモータの回転速度がほぼ一定になるようにサーボ駆動
をパルス数P−N2 まで行なっている。
【0042】このサーボ駆動は図2(c)に示すよう
に、パルス間隔がT1 より長ければ、回転速度が遅いと
して、大きな電圧V3 が、パルス間隔がT1 からT2
間にある時は、回転速度がやや遅いとして電圧V2 が、
パルス間隔がT2 からT3 の間にある時は、回転速度が
やや速いとしてAFモータ端子間もオープン(V1 )に
し、駆動力の供給を止め、パルス間隔がT3 より短いと
きは、回転速度が速いとしてブレーキのためにAFモー
タ端子間をショート(V0 )している。
【0043】上記のような制御を行なうことで、AFモ
ータはパルス間隔がほぼT2 になるように駆動される。 IV. パルス数P−N2 以降の領域 N2 の値は本実施例の第3レンズ鏡筒の駆動系がパルス
間隔T2 で走行中に、AFモータの端子間もショートし
た時に、駆動系がその慣性により動く平均的なパルス数
に設定されている。
【0044】本実施例はAFモータの端子間をショート
する直前まで、一定速度でAFモータを駆動しているた
め、端子間をショートする時の動作状態は駆動パルス数
Pによらず一定の状態になっている。そのため、通電停
止(端子間ショート)後の停止までの駆動系の走行量も
安定しており、高精度での第3レンズ鏡筒の停止が可能
になっている。
【0045】従って、駆動パルス数PのN2 パルス手前
までほぼ一定速度(パルス間隔T2)で第3レンズ鏡筒
駆動系を駆動してきたAFモータは、パルス数P−N2
の時点で端子間をショートされ、ほぼN2 パルス分慣性
により走行した後、パルス数ほぼPで停止する
(S23)。
【0046】又領域Iと領域IIの区分を決める一定パル
ス数N1 は、目標の駆動パルス数Pが最大の時、即ち領
域Iで第3レンズ鏡筒が最も長く加速された場合でも
(N1−N2 )パルスの間(領域II+III )の減速とそ
の後のサーボ駆動により、第3レンズ鏡筒の速度が一定
になるのに必要なパルス数が設定されている。
【0047】以上説明したように本実施例では目標の駆
動パルス数Pに対してその手前N1パルス(一定)まで
フル加速し、その後減速、一定速度駆動を経て、N2
ルス(一定)手前でブレーキをかけて駆動系を停止して
いる。そのため、撮影系の焦点距離や被写体距離により
変動するいかなる駆動パルス数Pに対しても、停止精度
を確保するのに必要な後半のN1 パルスを除いた領域I
では、フル加速をしているため、短い時間での駆動が可
能となり、かつ、停止の直前(領域III )では、低速で
の一定速度による駆動を行なっているため、DCモータ
を用いたオープンループ制御であっても、高精度での停
止(位置決め)が可能になっている。
【0048】また、領域IでのAFモータ印加電圧はA
Fモータ駆動回路44によって、モータを駆動できる最
大の電圧Vpとなっているが本実施例ではこの値は撮影
装置に通常電源として用いられる電池の電圧によらず、
一定の電圧になっている。つまり、電源電池の消耗状態
によらず使用可能な状態である電池の電圧を定電圧化し
て得られる最高の電圧をVpとして定め、それによりA
Fモータを駆動している。
【0049】電池の端子間電圧をそのままAFモータに
印加すれば、確かに電池電圧が高い時には領域Iでの加
速は速くなり、全体の駆動時間を短くなるが、この場
合、領域Iの終了時のAFモータの速度は速くなってお
り、減速に要する領域IIが長くなり、N1 の値を大きく
しなければならない。
【0050】そうすると、電池が消耗して、電池電圧が
落ちてきた場合、領域Iの終了時の速度がおそくなり、
減速後の領域III が長くなる。領域III はパルス間隔T
2 での定速領域のため、全体の駆動時間に対する影響が
大きく、領域III が長くなった場合、本実施例のように
電池電圧によらず、一定電圧Vpを印加した場合に比較
して、全体の駆動時間が長くなってしまう。
【0051】そのため、本実施例では電源電池の消耗状
態によらず、安定して高速にAF駆動を行なうために、
定電圧化された一定電圧Vpを用いて領域Iでの加速を
行なっている。
【0052】また、本実施例では駆動パルス数Pの手前
2 パルスでAFモータにブレーキをかけているが、N
2 =0つまり駆動パルス数Pにきた時点でブレーキをか
けてもよい。
【0053】ブレーキ後の走行距離がN2 パルス分と安
定しているためであり、その分目標となる駆動パルス数
Pを減らせばいいわけである。つまり、CPU40の処
理として、図17中(S4 )で駆動パルス数を求める時
にP−N2 を駆動パルス数として算出するようにしてお
けばよいわけである。
【0054】上記のように、第3レンズ鏡筒5が繰り出
された後レリーズスイッチの第2ストロークがONにな
ると、絞り兼用シャッター37が測光装置43のAE出
力に応じて適正な露光が行われるよう駆動され、撮像部
7に結像することにより、撮像が行われる(S24)。
【0055】この後、AFモータ33を逆転して、第3
レンズ鏡筒を待機位置に戻して、撮影は終了するが、こ
の動作を図3について以下に説明を行なう。
【0056】第3レンズ鏡筒の繰り出し量は(S4 )で
Pパルスと求められ、その通り駆動されているため、第
3レンズ鏡筒の戻し時においても、フォトインターラプ
タからの出力はほぼPパルス発生するはずである。
【0057】従って、戻し時には一度パルスカウントを
0にリセットし(S25)、戻しパルスをカウントしなが
ら(S27)、AFモータ33に電圧VR をかけて逆転駆
動を行なう。
【0058】そして、P−N3 パルス分逆転した時点で
(N3 は一定値)、逆転電圧をVsに落して逆転を続け
(S28)、パルス出力が止まった時点(S29)で、待機
位置に戻ったとしてAFモータ33への通電を切り、動
作を終了する(S30)。
【0059】この時、VR で逆転している間は高速で戻
し動作が行なわれるが、待機位置に突き当たった時に
は、その衝撃力で自己破壊を起こなない程度まで電圧V
sで逆転している間に徐々に減速していくようにVsと
3 が設定されている。
【0060】また第3レンズ鏡筒の繰り出しパルスPを
憶えておいて、待機位置から減速に必要な一定の位置に
戻るまで、高速駆動されているので、繰り出しパルス数
Pにかかわらず、高速での戻し動作が可能になってい
る。
【0061】次にエラーシーケンスについて説明する。
【0062】通常の駆動は上記のように問題なく行なわ
れるが、外部からのノイズ、CPU40の暴走等の異常
によりパルスシートよりのパルス信号が検出されること
なく、第3レンズ鏡筒が繰り出し方向へ駆動されると、
第3レンズ鏡筒は設計的に動きの保証されている範囲を
越えて駆動され、不図示のストッパに当って動きが制限
される。
【0063】しかしながら、この状態でもパルス信号の
正常な読み取りが行なわれない場合、AFモータ33へ
の通電は続けられ、リードギア35は回転をつづけ、最
終的には、スクリュー36とのネジ部がくい付きをおこ
してしまう。
【0064】この状態で通常の戻し動作を行なっても、
リードギア35とスクリュー36のネジ部のくい付きの
回復は行なえない。従って、通常の戻しルーチンの中
で、逆転電圧VR をAFモータに印加しても、パルスシ
ート31からパルス信号は発生せず、予じめ定められた
タイマーの間、パルス信号が検出されない時(S31
は、上述のくい付き状態が発生したとしてエラールーチ
ン(S32)にフローが移され、その詳細なエラールーチ
ンフローチャートを図4に示す。
【0065】図5はエラー回復のためのAFモータ印加
電圧波形図である。エラーが検出されると、AFモータ
駆動回路44によって、AFモータ33を駆動できる最
大の電圧Vpで逆転、正転を交互に一定時間周期でAF
モータ33に印加する(S32−1〜S32〜5)。
【0066】そうすると、リードギア35にAFモータ
の駆動力を伝達しているギア34aはバックラッシの
分、正逆回転をくり返してリードギア35に振動を与え
る。この振動によるビビリが徐々にリードギア35とス
クリュー36のくい付きをゆるめ、ついには完全にゆる
んだ状態となって動きだす(S32−6〜S32−
8)。
【0067】この時、パルスシート31も回転が可能に
なるため、フォトインターラプタ32からはパルス信号
が発せられ、これを検知することによって、AFモータ
33への印加電圧をVsに落し、逆転によって待機位置
に戻すことができる(S32−9〜S32−10)。
【0068】なお、本実施例では、Vpによる正転、逆
転切り替えは10回までとし、それでも回復しない時は
回復をあきらめその動作を停止しているが、この正転、
逆転切り替え回数は任意に決められる。
【0069】図6〜図12は請求項8の発明に係る撮影
装置の一実施例を示す図であり、図6はその光学系ブロ
ックの斜視図、図7はズーム駆動部材とズーム位置検出
用のコード板の平面図、図8はその斜視図、図9は第3
レンズ鏡筒6の駆動部の分解斜視図、図10は撮影レン
ズの変位形態説明図、図11,12はズーム駆動制御説
明図である。
【0070】前記図16に示す従来装置と同一部分に同
一符号を付した図6において、1は本光学系システムの
各部材を固定するための地板、1aは各移動レンズ群を
保持しつつ光軸L方向に移動させるための一対のガイド
バーである。2は外部式観察光学系であるファインダ8
(後述)の移動レンズ群を変位させるためのカム板であ
り、それぞれ穴2a、この穴2aの一内縁部に形成され
たラックギア部2b、カム溝2c,2dが穿設され、2
eはカム板2が2fの矢印方向に移動するための1の地
板に立設された不図示のガイドピンを嵌合するガイド溝
である。3は第1群レンズ、4は第2群レンズで、その
鏡胴上には第2群駆動ダボ4aが立設されている。5は
合焦機能を有する第3群レンズ、6はこの第3レンズ5
を駆動するための第3群レンズ駆動部である。
【0071】7は第1、2、3群各レンズ3,4,5よ
り成る撮影レンズにより結像される像を記録するための
撮像部である。8は外部式観察光学系であるファインダ
部で、変倍のための光学系であるバリエータユニット8
aとコンペンセータユニット8cとを有し、それぞれカ
ム板2の各カム溝2c,2dにそれぞれ嵌挿されるバリ
エータダボ8bとコンペンセータダボ8dを備えてい
る。
【0072】9は第2群レンズ4の位置を変位させるた
めのズーム駆動部材であり、図7,8に示すように、ズ
ーム駆動ギア9aと第2群レンズ4の移動量を決定する
ための階段状のズーム駆動カム9bと、カム板2を駆動
するためのカム板駆動ギア9cとを一体的に構成し、ズ
ーム駆動部材9のガタつきを防止するためのリブ9f
と、ズームポジション検出の為のコード板13を接着固
定し、コード板13の面よりも突出しているリブ9eを
設け、ズーム駆動部材9の回転止めの為の凸部9dを有
している。
【0073】なお、ズーム駆動カム9bにおいて、9b
1は“テレ”位置、9b2は“ワイド”位置、9b3は
平坦部、9b4は変位部をそれぞれ示す。
【0074】10はズーム駆動部材9を回転可能な状態
で地板1に保持するための固定軸、11はズーム駆動部
材9に駆動力を与えるためのズーム駆動ユニットであ
り、ズーム駆動モータ11aとズーム駆動ギア11bと
を備えている。
【0075】12はズーム駆動カム9bに対して第2群
レンズ駆動ダボ4aを弾性的に付勢するための第2群レ
ンズ押えばねである。
【0076】13は地板1に固定されたブラシ接片15
により第2群レンズ4の移動量を電気信号として出力す
るためのコード板、14はズーム駆動部材9のガタつき
を防止するための腕部14bおよび回転角度を規制する
ための回転止めの為の凸部9dと当接するストッパー部
14aを有する押え板、37は撮影レンズの光量を制御
するための絞り兼用シャッタである。
【0077】図9は第3群レンズ駆動部6の詳細を説明
する図であり、31は投光部と遮光部3とを有するパル
スシート、32はパルスシート31の回転によりパルス
信号を出力するためのフォトインターラプラ、33は合
焦動作用の駆動源であるモータ、34はその動力伝達用
のギア列、35はそれぞれ外周に歯車、内周にねじ部を
有するリードギアであり、その前端円周上に回転ストッ
パ35aを備えている。
【0078】36は第3群レンズ5と一体的に移動しリ
ードギア35の内面ネジ部と係合するスクリューであ
り、このスクリュー36はリードギア35の回転を規制
するためのストッパ部36aと固定部の直進キー溝6c
に嵌合してスクリュー36の光軸L方向への移動を可能
にするキー36bとを有している。38は第3群レンズ
5やスクリュー36、リードギア35を固定部のリード
ギア受け面6bに対して弾性的に偏倚して、各部のガタ
(遊び)をなくすための押えばね、6aは前記1対のガ
イドバー1aを嵌挿するための穴、6dはギア列を保持
するための各ギア軸、6eはモータ33を保持するため
のモータ取付け部である。 (撮影レンズの変位形態)つぎに、本実施例における撮
影レンズの変位形態を図10により説明する。図10
(a)は光学設計上のレンズの移動形態、図10(b)
は図10(a)に対応する本実施例における実際のレン
ズの移動形態の一例を示す。この図10(a),(b)
両図とも、縦軸はワイドからテレまでの範囲のズーミン
グ方向を示し、横軸は左側が被写体方向、右側が結像側
方向を示し、ズーミングによる各レンズ群3,4,5の
移動する軌跡を示している。すなわち、図10(a)に
おいて、第1群レンズ3はワイドからテレまで固定した
ままである。
【0079】第2群レンズ4はワイドからテレにズーミ
ングされると、実線Aに示すように距離aだけ結像面側
に移動する。第3群レンズ5は合焦機能を有するリアフ
ォーカス用レンズ群であり、無限遠ピントのときは実線
Bで示すように、ワイド端からテレ端にズーミングする
にしたがって被写体側へ一度繰出され、テレ端ではほぼ
ワイド位置まで戻る。
【0080】一方、近距離撮影時においてはその距離に
応じて破線Cで示す位置までさらに繰出す必要があり、
同じ撮影距離であってもズーム位置によりその繰出し量
が異なるという特徴を有している。
【0081】本実施例においての図10(a)に対応す
る実際の駆動パターンを、図10(b)に示す。ここで
第1群レンズ3と絞り兼用シャッタ37は固定したまま
移動しない。第2群レンズ4はワイド端からテレ端にズ
ーミングすると実線Dで示した階段状の軌跡を画く。こ
れはズーム駆動部カム9bの平坦部9b3と変位部9b
4の組合せ形状により決定される。第3群レンズ5は無
限遠ピントよりさらに結像面に近接したG位置に待機し
ていてそれぞれ図10(a)のB,C曲線に対応して、
図10(b)の実線E、点線Fに示すように、レリーズ
の直前にズーム位置と撮影距離に応じた所定の位置まで
繰出され、撮影終了時は待機位置Gに戻るように構成さ
れている。 (ズーム駆動制御)つぎに本実施におけるズーム駆動制
御を図11,12について説明する。不図示のズームボ
タン(テレ端→ワイド端、ワイド端→テレ端の2つボタ
ンから構成されている)の操作により、図6のズーム駆
動モータ11aが正転、もしくは逆転することにより、
ズーム駆動部材9が正転・逆転し、第2群レンズ4が光
軸L方向に移動する。
【0082】この時、地板1に固定されたブラシ接片1
5のブラシが、回転するズーム駆動部材9に接着固定さ
れたコード板13上を摺動することにより、ズーム駆動
部材9の下部に設けられた階段状のズーム駆動カム9b
により、光軸L方向に移動する第2群レンズ4の位置を
電気信号として認知することができる。
【0083】図7に示すブラシ接片15の1本のブラシ
15aが、コード板13にクシ歯状に印刷されたパター
ン部13a(図中の斜線部分)と接している時をON、
接してない時をOFFとし、ON状態の時、ズーム駆動
部材9の下部に設けられた段階状のズーム駆動カム9b
の平坦部9b3に、第2群レンズ4の鏡胴上に立設され
た第2群駆動ダボ4aが当接されるように組てられてい
る。
【0084】また、このON状態とは図11で示すと、
パターン部13aの幅13Aとブラシ接片15がパター
ン部13aに接している幅13Bを含めた幅13Cにブ
ラシ接片15がある状態をいう。
【0085】次に、不図示のズームボタンをOFFにし
た時の制御方法は図12で示すように、縦軸に電圧、横
軸に時間をとった時、13F点(ズームボタンをOFF
にした時)において、 ブラシ接片15のブラシ15aがON状態の場合、ズ
ーム駆動モータ11aに電圧V1 の印加を続け、1度O
FF状態を確認し、次に13G点でONを認知したら、
一定時間13D、電圧V1 を印加した後、一定時間13
E、ブレーキをかける為電圧V2 を印加した後電圧を0
とする。 ブラシ接片15のブラシ15aがOFF状態の場合、
ズーム駆動モータ11aに電圧V1 の印加を続け、13
G点でONを認知したら、一定時間13D、電圧V1
印加した後、一定時間13E、ブレーキをかける為、電
圧V2 を印加して電圧0とする。 という制御を行なっている。
【0086】次に、上記実施例構成における動作を説明
する。不図示のズーム操作ボタンをオンすることによ
り、図6に示したズーム駆動モータ11aが駆動され、
ズーム駆動伝達ギア11bにより駆動部材9が回転し、
ズーム駆動カム9bにより第2群レンズ4の鏡筒に設け
られた第2群レンズ駆動ダボ4aが第2群レンズ押えば
ね12に抗して押され、図10(b)Dで示すように階
段状に変位する。この時、カム板2もカム板駆動ギア9
cによりラックギア部2bを介してズーム駆動カム9b
に対応して移動する。よって、ファインダユニット8の
バリエータユニット8aとコンペンセータユニット8c
とが各カム溝2c,2dによって変倍がなされ、ブラシ
接片15がコード板13上を当接しながら移動する。
【0087】この時、コード板13からは図10(b)
の階段状曲線Dに示す各平坦部9b3に第2群レンズ4
がある時のみズーム位置を示す信号が出力されるように
パターンを構成しており、各平坦部9b3間の変位部9
b4にある時は、前記ズーム操作ボタンがオフされても
平坦部9b3に達してからズーム駆動モータ11aの駆
動を停止するよう制御している。すなわち、図10
(b)の各変位部9b4に第2群レンズ4がある時は、
第3群レンズ5は作動しない。
【0088】また、ズーム駆動部材9の下部に設けられ
たリブ9fにより、ズーム駆動部材9とカム板2のガタ
つきを押えるとともに、押え板14の腕部14bにより
ズーム駆動部材9のガタつきを押え、コード板13より
も高いリブ9eを設けたことにより、押え板14の腕部
14bとコード板13の接触がさけられコード板13を
キズつけることなく駆動している。またズーム駆動部材
9が暴走した時、カム板2のカム溝2c,2dの端にフ
ァインダー8のバリエータダボ8b、コンペンセータダ
ボ8dがくい付かないように、バリエータダボ8b、コ
ンペンセータダボ8dがカム溝2c,2dの端にくい付
く前にズーム駆動部材9の回転を止めるため、ズーム駆
動部材9の外周に凸部9dと押え板14の2ケ所のスト
ッパ14aとが当たるようになっている。
【0089】次に、撮影用の不図示のレリーズボタンの
第1ストロークがオンになると、第2群レンズの位置す
なわちコード板13の出力により、撮影レンズが設定さ
れるべき焦点距離を求め、不図示の公知の赤外線測距装
置等により被写体までの距離を求めることにより、第3
群レンズ5の繰出し量を不図示の演算回路により決定
し、待機位置Gから繰出される。
【0090】すなわち、図9に示した第3群駆動モータ
33に通電され、この時のギア34の回転により、スク
リュー36の繰出し量に対応したパルス信号をフォトイ
ンターラプタ32の出力からカウントし、第3群レンズ
5の繰出し量に対応したパルス数で第3群レンズ5が停
止するように駆動する。更に、このレリーズボタンの第
2ストロークがオンになると絞り兼用シャッタ37が不
図示のAE(自動露出)出力に応じて適正な露出が行な
われるよう駆動され、図6に示した撮像部7に結像する
ことにより撮影が行なわれる。この後、第3群レンズ5
は第3群レンズ駆動モータ33を逆転し待機位置Gまで
戻り一連の動作が終了する。
【0091】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よれば、レンズ鏡筒の駆動の際、駆動パルス数Pに対し
て一定量(N1 )手前までは高い電圧で駆動して高速で
レンズ鏡筒を送り、それ以降は電圧制御による低速度定
速駆動を行なうように構成したので、高速かつ高精度な
レンズ鏡筒の駆動が可能となり、レリーズ時の操作感の
向上および高速での連写が実現できた。この場合、請求
項2の発明によれば定電圧駆動とするので、電源電池の
消耗状態によらず、安定して高速駆動が可能である。ま
た、請求項3の発明のように、駆動パルス数Pに至る手
前で一定量(N2)をゼロとしても、目標の駆動パルス
数Pの演算時にその分補正すれば同様の効果が得られ
る。
【0092】請求項4の発明によれば、CPUの暴走等
により、レンズ鏡筒の駆動系の一部がくい付いた時、駆
動源であるモータの正逆転を繰り返し行なうように構成
したので、くい付き部に振動を与え、ビビリによりくい
付きをゆるめ、最終的には駆動系の正常な動作を回復す
ることが可能になる。この場合、伝達手段に連結した回
転検出器の出力により、請求項5の発明は伝達手段がく
い付いたことを、請求項6の発明はくい付きが回復した
ことを判別するので、その判別が容易にできる。
【0093】請求項7の発明によれば、レンズ鏡筒の繰
り出し時の繰り出しパルス数Pを記憶し、この記憶内容
により戻しの制御を変るように構成したので、戻し制御
を円滑にできる。
【0094】請求項8の発明によれば、戻し時にも駆動
によって発生するパルスを数え、待機位置から一定の位
置に戻るまでは高電圧により高速に駆動し、その後は電
圧を落して駆動し、ストッパーに突き当てるように構成
したので、駆動系を破損させることなく、かつ、従来、
一定電圧で戻し動作を行なっていたのに比べ、戻し動作
はかなり高速になって高速連写も可能になった。
【0095】請求項9の発明によれば、可変撮影光学系
を駆動する1つのギアの片面にコード板を設け、反対側
の面に前記可変撮影光学系を移動させるカムを設けたの
で、各ズームポジション間が広くなり、また各ズームポ
ジションに対するカムの設定がしやすくなったことによ
り、精度良く各ポジションに停止させることが可能とな
った。
【0096】請求項10の発明によれば、ギアの片面も
しくは両面にガタ防止のリブを設けたので、動きがスム
ーズになり、かつコード板等をキズつけることなく、駆
動することが可能となった。
【0097】請求項11の発明によれば、ギアの外周に
回転範囲規制の凸部で設けたので、カム板とファインダ
ーの変倍系レンズのダボのくい付きが防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明撮影装置の動作を説明するフローチャー
ト図。
【図2】レンズ鏡筒の送り駆動時における駆動モータの
印加電圧対速度の関係図。
【図3】レンズ鏡筒の送り駆動時における駆動モータの
印加電圧説明図。
【図4】本発明撮影装置におけるリードギアとスクリュ
ーのネジ部とのくい付きを解消するためのエラールーチ
ンフローチャート図。
【図5】くい付き回復のために駆動モータに印加する電
圧説明図。
【図6】本発明撮影装置における光学系ブロックの分解
斜視図。
【図7】本発明撮影装置におけるズーム駆動部材とズー
ム位置検出用のコード板の平面図。
【図8】そのズーム駆動部材の分解斜視図。
【図9】本発明撮影装置における第3レンズ鏡筒の駆動
部の分解斜視図。
【図10】本発明撮影装置における撮影レンズの変化形
態説明図。
【図11】コード板とブラシ接片の関係を示すズーム制
御説明図。
【図12】そのブラシ接片からの出力電圧波形を示すズ
ーム制御説明図。
【図13】従来の撮影装置を示す斜視図。
【図14】従来の他の撮影装置を示す分解斜視図。
【図15】従来の撮影装置におけるレンズ駆動機構の斜
視図。
【図16】従来の撮影装置の全体構成を示す分解斜視
図。
【図17】従来の撮影装置の動作を説明するフローチャ
ート図。
【図18】従来の撮影装置における制御系のブロック
図。
【図19】従来の撮影装置におけるレンズ鏡筒の動作説
明図。
【図20】従来の撮影装置におけるレンズ鏡筒の駆動モ
ータの印加電圧説明図。
【図21】従来の撮影装置におけるコード板の説明図。
【符号の説明】
5 第3レンズ鏡筒(レンズ鏡筒) 9a ギア 9d 凸部 9e リブ 9f リブ 13 コード板 32 検出器(フォトインターラプタ) 33 AFモータ(DCモータ) 34 ギア列(伝達手段)

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被写体の距離に応じた移動量だけ待機位
    置から繰り出して焦点調節を行うレンズ鏡筒と、このレ
    ンズ鏡筒を駆動するDCモータと、このDCモータの出
    力を減速して前記レンズ鏡筒に伝達する伝達手段と、前
    記DCモータの駆動量を検出する検出器とを備え、この
    検出器の検出信号により前記DCモータの駆動を制御し
    て前記レンズ鏡筒の繰り出し戻しを行う撮影装置におい
    て、前記レンズ鏡筒の繰り出しに際して該繰り出し目標
    位置から一定量(N1 )手前の第1の位置と、この第1
    の位置と繰り出し目標位置の間に該繰出し目標位置から
    一定量(N2 )手前の第2の位置を設定し、前記待機位
    置から第1の位置までは定電圧(V1 )による駆動を行
    ない、第1の位置から第2の位置までは電圧切替えによ
    る定速駆動を行ない該第2の位置で前記DCモータの駆
    動を停止することを特徴とする撮影装置。
  2. 【請求項2】 前記待機位置から第1の位置までの間で
    行なわれる定電圧駆動の電圧(V1 )が電源電圧によら
    ず一定であることを特徴とする請求項1の撮影装置。
  3. 【請求項3】 前記第2の位置を決める一定量(N2
    がゼロであることを特徴とする請求項1の撮影装置。
  4. 【請求項4】 被写体の距離に応じた移動量だけ待機位
    置から繰り出して焦点調節を行うレンズ鏡筒と、このレ
    ンズ鏡筒を駆動するDCモータと、このDCモータの出
    力を減速して前記レンズ鏡筒に伝達する伝達手段と、前
    記DCモータの駆動量を検出する検出器とを備え、この
    検出器の検出信号により前記DCモータの駆動を制御し
    て前記レンズ鏡筒の繰り出し戻しを行う撮影装置におい
    て、前記伝達手段の一部がくい付いた時、前記DCモー
    タの正転、逆転をくり返してくい付を解消することを特
    徴とする撮影装置。
  5. 【請求項5】 前記伝達手段がくい付いたことを該伝達
    手段に連結した回転検出器の出力により判別することを
    特徴とする請求項4の撮影装置。
  6. 【請求項6】 前記伝達手段のくい付きが回復したこと
    を該伝達手段に連結した回転検出器の出力により判別す
    ることを特徴とする請求項4の撮影装置。
  7. 【請求項7】 被写体の距離に応じた移動量だけ待機位
    置から繰り出して焦点調節を行うレンズ鏡筒と、このレ
    ンズ鏡筒を駆動するDCモータと、このDCモータの出
    力を減速して前記レンズ鏡筒に伝達する伝達手段と、前
    記DCモータの駆動量を検出する検出器を備え、この検
    出器の検出信号により前記DCモータの駆動を制御して
    前記レンズ鏡筒の繰り出し戻しを行う撮影装置におい
    て、前記レンズ鏡筒の繰り出し時の移動量を記憶し、こ
    の記憶内容により戻しの制御を変えることを特徴とする
    撮影装置。
  8. 【請求項8】 前記レンズ鏡筒の戻し時、待機位置から
    一定の位置までは高電圧で前記DCモータを駆動し、そ
    の後は低電圧に切替え、前記DCモータを駆動すること
    を特徴とする請求項7の撮影装置。
  9. 【請求項9】 可変撮影光学系を駆動する1つのギアの
    片面に該可変撮影光学系の移動量を検出する為のコード
    板を有し、反対側の面に前記可変撮影光学系を移動させ
    るカムを有することを特徴とする撮影装置。
  10. 【請求項10】 前記ギアの片面もしくは両面にガタ防
    止のリブを設け、前記コード板側の面のリブは該コード
    板より突出していることを特徴とする請求項9の撮影装
    置。
  11. 【請求項11】 前記ギアの外周に回転範囲規制の凸部
    を有することを特徴とする請求項9の撮影装置。
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