JPH0525697Y2 - - Google Patents

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JPH0525697Y2
JPH0525697Y2 JP1988075799U JP7579988U JPH0525697Y2 JP H0525697 Y2 JPH0525697 Y2 JP H0525697Y2 JP 1988075799 U JP1988075799 U JP 1988075799U JP 7579988 U JP7579988 U JP 7579988U JP H0525697 Y2 JPH0525697 Y2 JP H0525697Y2
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powder
hopper
turntable
groove
distance sensor
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  • Feeding, Discharge, Calcimining, Fusing, And Gas-Generation Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、粉体を連続供給するテーブルフイー
ダーの供給検知装置に関する。特に、微量の粉体
を、連続的に目的のものに供給するテーブルフイ
ーダーの供給検知装置に関する。
〈従来の技術〉 テーブルフイーダーとは、ホツパーの底部に設
けられたターンテーブルの一部をホツパー外に位
置させて、ターンテーブルの上面に外周沿いに設
けられた溝にホツパー内で粉体を充填し、ホツパ
ー外で溝に差し込まれたスクレーパにより順次掻
き取りつつ、連続的に粉体を目的のものに落下供
給するものである。
ところが、粉体の状態によつては、粉体が溝に
充分充填されない場合が発生したり、特に、供給
量が、例えば40〜200c.c./h〈20〜100g/h〉と
微量の場合には、溝の幅も狭く、テーブルも小さ
いことから充填が困難である。
よつて、供給が正しくなされているか否かを検
知することが必要であるが、供給量が比較的多い
場合には比較的容易に供給を検知できるが、微量
の場合には検知が難しいのが現状である。
従来より、微量の粉体を連続供給するテーブル
フイーダーの供給検知装置として、掻き取られた
粉体の落下の有無を検知して、供給の良・不良を
判定するものが提案されている。
例えば、掻き取られた粉体が落下するのを落下
途中にて光センサで検出するもので、落下方向に
直角に設けられた光センサの検知ライン上を、粉
体が通過する際に光を遮ることを利用して、落下
する粉体の有無を検知するものである。即ち、通
過のないとき、粉体の供給不良とする。
また、落下する部分に板片を配置しておき、粉
体によつて板片が動かされる角度を検出したり、
粉体が落下している間は動き続ける板片の動きそ
のものを検出して、落下の有無を検知するものも
ある。
その他の供給検知方法としては、供給装置及び
粉体の入つたホツパーを計量器にのせ、重量の変
化を検出して、重量の減少がないとき供給不良と
するものである。
〈考案が解決しようとする課題〉 しかしながら、粉体の落下経路の近傍に光セン
サを配置して用いる方法では、粉体の落下量が少
ないと検知が難しいこともある。粉体によつては
センサの投・受光面が汚れ、誤検知を起こし易い
という問題点があつた。
また、板片による検知では、供給量が少ない場
合には板片が作動しなかつたり、供給がなくても
板片に粉体が付着して作動してしまつたり、と誤
作動が起きるという問題点があつた。
また、計量器を用いる方法では、検出精度が全
重量に対して1/1000〜1/2000と小さいため、
供給量が少ない程感知するまでに時間がかかり、
瞬時に判断することが不可能であるという問題点
があつた。
本考案は、このような従来の問題点に鑑み、微
量粉体の供給をも確実に検知することのできる供
給検知装置を提供することを目的とする。
〈課題を解決するための手段〉 上記の目的達成のため、本考案では、ホツパー
の底部に設けられたターンテーブルの一部をホツ
パー外に位置させ、ターンテーブルの上面に外周
沿いに設けられた溝にホツパー内で粉体を充填
し、ホツパー外で前記溝に差し込まれたスクレー
パにより前記粉体を掻き取つて供給するテーブル
フイーダーにおいて、ホツパー外におけるターン
テーブルの上方の定位置にあつて該定位置から溝
内の粉体面までの距離を測定する距離センサを、
少なくともスクレーパによる掻き取りの前側に設
けた構成とする。
尚、距離センサとしては、例えば、市販のレー
ザ式変位センサ及び光学式変位センサ等を使用可
能である。
〈作用〉 上記の構成によると、定位置にに設置された距
離センサによつて、距離センサから溝内に充填さ
れた粉体面までの距離を正確に測定することがで
きるので、粉体の充填不良により、粉体面が低い
ときは、距離センサから粉体面までの距離が正常
時よりも長くなるので、これを異常と判定し、こ
のとき供給不良が発生するとみなすことで、供給
検知が可能となる。
尚、全く粉体が充填されていないときは、粉体
面の代わりに溝底面までの距離を測定することに
なるので、同様に異常を検知できる。
また、距離センサは、一般に、非接触状態で距
離差を識別できるので、供給量に関係なく、微量
の場合でも粉体の充填の良・不良を判定すること
ができる。
更に、距離センサは粉体面より上方にあり、ま
た、距離センサの検知面が下向きとなるので、検
知面が粉体で汚れる恐れはほとんどない。
〈実施例〉 以下に本考案の一実施例を図面に基づいて説明
するが、本考案はその要旨を超えない限り、以下
の例に限定されるものではない。
第1図は本考案に係る装置の要部斜視図、第2
図は同上の縦断面図、第3図は第2図の−断
面図である。
第2図及び第3図を参照し、テーブルフイーダ
ーの説明をする。
装置底板1の上面の一部に円弧状の切欠き部2
が設けられ、その切欠き部2に一部を位置させて
底板1と面一にターンテーブル3を設けている。
このターンテーブル3は、図示しないモータによ
つて図示矢印の方向に回転駆動される。ターンテ
ーブル3の上面には、外周に沿つて粉体を充填搬
送する溝4が形成されている。そして、底板1と
ターンテーブル3の一部とを覆つて、円筒状のホ
ツパー5を載置してある。ターンテーブル3の回
転に伴つて、ホツパー5内側から外側へ溝4が出
てくる出口6には、溝4上を渡つてターンテーブ
ル3面に接する粉体の高さ規制板7が設けられて
いる。ホツパー5内には、高さ中程に中心部に粉
体の落下孔8を有する円板状の棚9を設け、その
棚9と底板1とにそれぞれ接しさせて、同軸10
の攪拌翼10a,10bが設けられている。
また、ホツパー5の外側壁にブラケツト11を
介してダイヤルゲージ12が下向きに固定されて
おり、そのロツド13先端にスクレーパ14を備
えている。スクレーパ14の下端はターンテーブ
ル3上の溝4内に挿入され、その挿入量はダイヤ
ルゲージ12のセツトにより調整される。
また、第1図を参照し、供給検知装置の説明を
する。
ホツパー5の外壁等に固定して、溝4の上方で
スクレーパ14による掻き取りの前側に、溝4内
の粉体面までの距離を測定するレーザ式変位セン
サ及び光学式変位センサ等の距離センサ15を設
ける。
また、必要に応じてスクレーパ14による掻き
取りの後側にも、同様に距離センサ16を設けて
もよい。
ここにおいて、ホツパー5上部よりホツパー5
内に投入された粉体は、棚9上で攪拌翼10aの
回転に伴つて落下孔8より底板1上に落下する。
落下した粉体は更に攪拌翼10bの回転によつ
て、ターンテーブル3上に形成されている溝4内
に充填される。こうしてホツパー5内にて溝4に
粉体を充填したターンテーブル3は、回転してホ
ツパー5外部への出口6にて、高さ規制板7によ
り、粉体の高さをターンテーブル3面と面一に規
制される。尚、高さ規制板7は、ターンテーブル
3とホツパー5との隙間から粉体が飛散しないよ
うに、すなわち、粉体がターンテーブル3の載つ
たままホツパー5の外側に出ないようにするため
のシールの機能も果たす。高さ規制を受けて外部
に出てきた溝4内の粉体は、スクレーパ14に至
る前側で、距離センサ15により粉体面までの距
離を測定されて、正常に充填されているか否かを
検出されることとなる。
溝4に充填された粉体は、その後ターンテーブ
ル3の回転により、スクレーパ14で掻き取ら
れ、図示しないシユートに導かれ下方に落下し、
目的のもの、例えば、混合機等へ連続的に供給さ
れる。
ここで、溝4内に粉体がターンテーブル3の面
と同一の高さまで充分充填されているときは、定
位置に設置されている距離センサ15から粉体面
までの距離が正常値を示し、充填不良のときは粉
体面が低くなるので、距離センサ15から粉体面
までの距離は長くなり、これを異常値として、こ
のとき供給不良が発生するとみなす。
これにより、スクレーパ14による掻き取り前
に溝4の上方に位置する距離センサ15によつ
て、その充填量を検出するので、充填の良・不良
を検出することができる。
また、距離センサ16をも設けている場合は、
スクレーパ14による掻き取りの後の溝4内の粉
体面の高さが、所定量低くなつているかどうかを
検出できる。
従つて、距離センサ15と距離センサ16とに
よりそれぞれ検出された距離の差を求めて、実際
の供給量を算出して表示したり、差がなければ供
給量がゼロとして異常信号を出したりすることが
できる。
また、粉体の性状により、溝の中に粉体が充填
されにくいものであれば、異常がある時間以上発
生したり、一定時間に発生回数が基準値を超えた
場合に異常信号を出すようにしたりできる。
更に、距離センサ15,16は粉体の上方に設
置されており、また、距離センサの検知面は下方
を向いているので、粉体による汚れの恐れを回避
することができる。
(考案の効果) 本考案は、次のような効果を奏し、その工業上
の利用価値は極めて大である。
(1) 定位置に設置された距離センサによつて、距
離センサから溝内に充填された粉体面までの距
離を測定し、これに基づいて供給検知を正確に
行うことができるので、供給量に関係なく、微
量の場合でも粉体の充填の良・不良を検知する
ことができ、ひいては、供給の良・不良、又は
供給量を検知することが可能となる。
(2) また、距離センサは粉体面より上方にあり、
また、距離センサの検知面が下向きとなるの
で、検知面が粉体で汚れることがほとんどない
から、誤検知の恐れがなくなる。
(3) 更に、距離センサの検知面が汚れた場合に
は、指示値が変わるので、異常を検出でき、直
ちに、対応することができるので、安定稼働が
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す装置の要部斜
視図、第2図は同上の縦断面図、第3図は第2図
の−断面図である。 3……ターンテーブル、4……溝、5……ホツ
パー、7……規制板、14……スクレーパ、1
5,16……距離センサ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ホツパーの底部に設けられたターンテーブルの
    一部をホツパー外に位置させ、ターンテーブルの
    上面に外周沿いに設けられた溝にホツパー内で粉
    体を充填し、ホツパー外で前記溝に差し込まれた
    スクレーパにより前記粉体を掻き取つて供給する
    テーブルフイーダーにおいて、ホツパー外におけ
    るターンテーブルの上方の定位置にあつて該定位
    置から溝内の粉体面までの距離を測定する距離セ
    ンサを、少なくともスクレーパによる掻き取りの
    前側に設けたことを特徴とするテーブルフイーダ
    ー供給検知装置。
JP1988075799U 1988-06-09 1988-06-09 Expired - Lifetime JPH0525697Y2 (ja)

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JPH021238U JPH021238U (ja) 1990-01-08
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52147864A (en) * 1976-05-31 1977-12-08 Nat Jutaku Kenzai Table feeder
JPS60161737A (ja) * 1984-01-30 1985-08-23 Hitachi Metals Ltd ドラムフイ−ダ
JPS60173419A (ja) * 1984-02-20 1985-09-06 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 粉粒体の容積式計量機の検定方法

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