JPH05256612A - コード入り帯状部材のコード角度及びピッチの検出方法および装置 - Google Patents

コード入り帯状部材のコード角度及びピッチの検出方法および装置

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JPH05256612A
JPH05256612A JP9985291A JP9985291A JPH05256612A JP H05256612 A JPH05256612 A JP H05256612A JP 9985291 A JP9985291 A JP 9985291A JP 9985291 A JP9985291 A JP 9985291A JP H05256612 A JPH05256612 A JP H05256612A
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JP9985291A
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Tsuyoshi Anno
強 安納
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Bridgestone Corp
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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01BMEASURING LENGTH, THICKNESS OR SIMILAR LINEAR DIMENSIONS; MEASURING ANGLES; MEASURING AREAS; MEASURING IRREGULARITIES OF SURFACES OR CONTOURS
    • G01B11/00Measuring arrangements characterised by the use of optical techniques
    • G01B11/14Measuring arrangements characterised by the use of optical techniques for measuring distance or clearance between spaced objects or spaced apertures
    • GPHYSICS
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    • G01B11/00Measuring arrangements characterised by the use of optical techniques
    • G01B11/26Measuring arrangements characterised by the use of optical techniques for measuring angles or tapers; for testing the alignment of axes

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 多数のコードがほぼ一様に配列して埋設され
た帯状部材の各コードの延在方向と所定方向における角
度及び各コードピッチとの中の少なくとも一つを測定す
る装置を提供する。 【構成】 整列して埋設されたコード(14)の延在方
向に沿って表面に凹凸が形成された帯状部材(10)の
各コード(14)が帯状部材の所定方向に対してなすコ
ード角度を検出する検出装置であって、帯状部材の幅方
向中間表面を照射する照明手段(16)と、照射された
帯伏部材を撮像する撮像装置(20)と、この撮像装置
からの画像信号に基づいて所定の演算を行い、埋設され
た各コードが、帯状部材搬送方向に対してなす角度と、
それぞれ所定方向に実質的に平行及び直交する方向にお
ける各ピッチ及び相互に隣接するコード間のピッチとの
少なくとも一つを求める演算手段(21)とを少なくと
も具える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、多数のコードがほぼ
一様に配列して埋設された帯状部材の各コードの延在方
向と、所定方向における各コード間の間隔、即ちコード
のピッチとの中の少なくとも一つを測定する帯状部材の
コード角度及びピッチ検出装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】このような測定装置としては、例えば、
特願昭56-188938 号に開示されたように、帯状部材の搬
送速度及びその幅方向距離から、その幅方向の傾斜縁部
が搬送方向に対してなす角度θを求めるもの、特願昭60
-145696 号に開示されたように、帯状部材の裁断縁部に
露出するスチールコードに個別に接触可能な接触子と接
触子に接触するスチールコードを含む複数のワイヤに同
時に接触可能な探触子とを導通させてその電気量の変化
を求め、接触子に接触するワイヤ端部の帯状部材幅方向
における位置を求め、それら値と一定であるとした帯状
部材の幅とからコードの延在角度を求めるもの、更に
は、特願平1-148379号に開示されたように、搬送される
帯状部材の幅方向両端部を2台の2次元テレビカメラに
て撮像し、2値化処理された画像信号から帯状部材の裁
断縁部の幅方向における両端位置、更には、裁断縁部の
両端における延在角度をそれぞれ求めるものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、これら既知
の装置にあっては、帯状部材の裁断縁部の両端又は埋設
されたコードの両端位置を測定し、それら測定位置と実
測した帯状部材の幅又は一定と見なしたその幅とによ
り、コードの延在角度を求める構成であるため、いずれ
の場合にも帯状部材の幅方向に対しそこに埋設されたコ
ードが実際になす角度、特にはその中間部におけるコー
ド角度を正しく測定し得ないという問題があった。ま
た、接触子を用いて電気量の変化を測定する方法にあっ
ては、帯状部材が、導電性を有する、例えば、スチール
ワイヤよりなるコードを具備するものに測定対象が限定
されることとなる。
【0004】一方、このような帯状部材が好んで用いら
れるタイヤにあっては、車両性能の向上に対応すべく、
一つの解決策として埋設されたコードが所定の角度をな
し、且つ所定のピッチで長手方向に均等に配列して埋設
された帯状部材を用いることが有利であり、タイヤ性能
を大きく左右することが知られている。
【0005】本発明はこのような問題に鑑みてなされた
ものであり、少なくとも帯状部材のほぼ中間部における
そこに配設されたコードの延在方向と、隣接するコード
間の実際の距離及び特定方向における距離、つまりピッ
チとの少なくとも一つを測定し得る新規な装置を提供す
ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、本発明にあっては、ほぼ整列して埋設された多数の
コードの延在方向に沿って表面に複数の凹凸が形成され
た帯状部材の各コードが所定方向に対してなすコード角
度を検出する検出装置であって、帯状部材の幅方向中間
表面を照射する照明手段と、照射された帯状部材を撮像
する撮像装置と、この撮像装置からの画像信号に基づい
て所定の演算を行い、埋設された各コードが、当該所定
方向に対してなす角度と、それぞれ当該所定方向に実質
的に平行及び直交する方向における各ピッチ及び相互に
隣接するコード間のピッチとの少なくとも一つを求める
演算手段とを少なくとも具えてなる。
【0007】そして、好ましくは、帯状部材の一方の裁
断縁部を照射する他の照明手段と、他の照明手段により
照射された帯状部材の裁断縁部を撮像する他の撮像装置
とを設け、演算手段に、他の撮像装置からの画像信号を
2値化して所定の演算を行い、帯状部材の裁断縁部が当
該所定方向に対してなす延在角度を求めて、帯状部材の
幅方向中間部におけるコード角度に加算する加算回路を
設けるものとする。
【0008】
【作用】ほぼ整列して配設された多数のコードの延在方
向に関連して帯状部材表面に形成される凹凸を撮像した
出力画像信号に基づいて、帯状部材の幅方向中間部にお
いて各コードが所定方向に対してなすコード角度及び隣
接するコードの間隔を所定の演算により求める構成とし
たので、当該所定方向に対して実際にコードがなす角度
及び所定方向におけるコードピッチを知ることができ
る。
【0009】また、帯状部材の一方の裁断縁部に配設し
た撮像装置からの画像信号に基づいて、所定方向に対し
て帯状部材の当該縁部のなす角度を測定することができ
るので、当該縁部のなす角度に、帯状部材の幅方向中間
部におけるコード角度を加算することにより、埋設され
たコードが帯状部材の長手方向に対して実際になす角度
を知ることができる。
【0010】
【実施例】図1(a)及び(b)に示すように、帯状部
材10は、通例、2枚のゴームシート12の間に複数のコー
ド14を相互に平行に整列して埋設し、それらゴムシート
を互いに貼着したものをコード14の延在方向に対して所
定角度(α0 )となるよう所定幅に裁断した複数の裁断
片を、各裁断片のそれぞれの傾斜縁部を相互に接合して
長尺物としたものである。それゆえ、この帯状部材10
は、埋設されたコード14が帯状部材10の長手方向に対し
て角度(α0 )をなして延在するものと見做すことがで
きる。なお、帯状部材10の表面には、埋設された各コー
ドの延在方向に対応して複数の凹凸が交互に形成され
る。
【0011】ところが、コード14の埋設作業に際して複
数のコードを確実に相互に平行に配設することは難く、
たとえ複数のコードを相互に平行に埋設し得たとして
も、それらコード14が帯状部材10の長さ方向に対して正
確に所定の角度(α0 )で裁断されるものでもないか
ら、帯状部材10の裁断縁部に対してコードが実際になす
角度(α)との一致を担保するものでない。それゆえ、
埋設されたコードが、帯状部材の裁断縁部に対して実際
になす角度(α)を測定することが重要となる。また、
帯状部材の延在方向、即ち、その長手方向と所定方向、
例えば、帯状部材搬送方向とは必ずしも一致するもので
ないから、帯状部材の裁断縁部とその搬送方向とのなす
角度を測定することも重要となる。
【0012】そこで、図2に示す本発明装置にあって
は、埋設したコードの延在方向に沿って帯状部材10の表
面に形成された凹凸を照明する照明手段としてのライト
16を設け、搬送装置18により矢印X方向に搬送される帯
状部材10の幅方向中間部を、このライト16にて照射す
る。その結果、ライト16により照射された帯状部材10
は、その表面の凹凸による光の反射に基づく凹凸に対応
した明暗、つまり埋設された複数のコードの有無に対応
して明暗が強調される。なお、符号19は、搬送手段の駆
動用モータである。
【0013】一方、ライト16により照射された帯状部材
10の幅方向中間部表面部分A(図1参照)を、ライト16
と同じ側に配設された撮像装置20により撮像する。この
撮像装置20は可視画像情報を電気信号に変換するもの
で、帯状部材10の表面に形成された複数の凹凸に起因す
る明暗を或る精度で撮像し得るものであれば良く、本実
施例では、その撮像視野が帯状部材搬送方向及びそれに
直交する方向にそれぞれ50mmの長さで、 500×500 程度
の画素数を有する2次元テレビカメラを用いた。このテ
レビカメラ20を用いた場合には、 tan-1(1/500) =0.13
0(deg)程度の精度でコードの延在角度を求めることがで
きる。0.130degでは充分な分解性能とはいえないが、統
計的解析、ノイズ除去などを含む後述する画像処理を行
うことにより、コード角度を最終的に満足のいく精度で
求めることができる。勿論、画素数の多い高品位テレビ
カメラを撮像装置として用いた場合には、より高精度で
の測定が可能となる。
【0014】テレビカメラ20からの出力画像信号を演算
手段21に供給する。この演算手段21はテレビカメラ20か
らの出力画像信号を取り込み、当該信号に対して所定の
演算を行って、埋設された各コードが所定方向、即ち、
本実施例にあっては帯状部材搬送方向に対してなす角
度、つまりコード角度を求めるべく機能するものであ
り、例えばフレームメモリーなどの画像取込み回路22を
具えるものであることが好ましい。これは、画像取り込
み回路を具備することにより、搬送される帯状部材10を
停止させることなく、その表面の凹凸に関連した必要な
画像信号を取り込むことが可能となるからである。
【0015】2次元テレビカメラ20からの出力画像信号
は、帯状部材表面をその搬送方向(X)及びそれに直交
する方向(Y)に走査することよりそれぞれ得られるも
のであって、例えば、図3(a)に示す帯状部材の搬送
方向(X)に平行に1ライン毎に走査し、1画素単位の
幅で帯状部材10の表面の明暗を検出することにより、図
3(b)に示すような原波形信号が得られる。この出力
信号には、帯状部材表面の凹凸に対応した信号波形に加
えて、当該部材表面の傷や肌荒れ、つやの有無などによ
るノイズが重畳するのが通例であるので、画像取込み回
路22に前処理回路24を接続してフィルタリング(空間フ
ィルタ処理など)を行ってノイズを除去することが望ま
しい。
【0016】次いで、全ての画素ラインを走査して得ら
れた各ライン毎の原波形信号に対してフィルター処理さ
れた前処理回路24からの出力信号を、波形処理回路26に
より波形処理する。この波形処理回路26は、例えば、前
処理された1ライン毎の出力信号を全ライン分フーリエ
解析し、図3(c)に線図的に示すいわゆるパワースペ
クトル図を求める。搬送方向(X)に関する中心周波数
X0は、例えば、パワースペクトルの面積重心位置から
求まり、その逆数から中心ピッチピッチPX0を求めるこ
とができる。一方、同様にして搬送方向に直交する方向
(Y)に関する中心ピッチPY0を求めることが考えられ
る。さらに、他の方法として図3(d)に線図的に示す
ように、前処理回路24を経て得られた第3図(b)に示
す原信号波形と同様な波形信号を2値化して量子化し、
コードピッチ(PX11,PX12,・・・PX1n )を求め、同
様な手順を各画素ライン毎に繰返すことにより帯状部材
搬送方向(X)の全ラインに関するコードピッチ群
((PX11,PX12,・・・PXnn)を求め、そのコードピ
ッチ群の度数分布図から得られる面積重心位置により搬
送方向(X)の中心ピッチPX0を求める一方、同様にし
て搬送方向に直交する方向(Y)に関する中心ピッチP
Y0を求めることも考えられる。このように原波形を微小
な画素単位のレベルで細かく解析処理することにより、
満足のいく精度で角度を測定することが可能となる。
【0017】上述した手順に従って、テレビカメラ20か
らの出力画像信号を順次に処理することにより、帯状部
材搬送方向(X)及びそれに直交する方向(Y)に対し
埋設されたコードのピッチ(PX0、PY0) を測定するこ
とができる。また、それらピッチは、図3(e)に示し
たような関係にあるので、波形処理回路26からの出力信
号に基づいてα=tan -1(Py0/Px0)なる所定の演算
を演算回路28にて行うことにより、帯状部材10の搬送方
向(X)に対してコードが実際になす角度(α)、更に
X0 sinαなる演算を行うことにて容易に求めることが
できる。なお、それら演算結果は、本実施例では既知の
適当な表示回路30に表示する。しかしながら、第2図に
示した装置にあっては、埋設されたコードが帯状部材搬
送方向(X)に対してなす角度を測定し得るものの、当
該部材の裁断縁部に対してコードがなす角度を知ること
はできない。
【0018】そこで、図4に示す他の実施例にあって
は、帯状部材10の幅方向中間表面を撮像する2次元テレ
ビカメラに加えて、図1(a)に符号Bで示す帯状部材
の一方の裁断縁部を照射する他の照明手段32と、他の照
明手段により照射された帯状部材10の裁断縁部を撮像す
る他の撮像装置としての2次元テレビカメラ34とを配設
する。この際、他の2次元テレビカメラ34は、帯状部材
10の幅方向中間部を撮像する2次元テレビカメラ20から
帯状部材の幅方向に対して引いた線分上に配設すると共
に、両テレビカメラの各々の画素ラインが互いにほぼ平
行となるよう配設し、帯状部材10の裁断縁部がその搬送
方向に対してなす角度βを測定し得る構成とする。
【0019】即ち、帯状部材10の側端縁を撮像した他の
2次元テレビカメラ34からの出力信号は、帯状部材の中
間部表面を撮像する2次元テレビカメラ20からの出力信
号と同様に、演算手段23に供給される。本実施例に示す
この演算手段23は、テレビカメラ20からの出力画像信号
を取込んで所定の演算を行い、帯状部材の埋設された各
コードが搬送方向に対してなすコード角度(α)を求め
ることに加え、他の2次元テレビカメラ34からの出力信
号を取り込んで帯状部材の搬送方向に対するその裁断縁
部のなす角度(β)を測定すべく機能するものである。
【0020】そして、帯状部材10の裁断縁部表面を帯状
部材搬送方向及びそれに直交する方向に走査することよ
り得られる他の2次元テレビカメラ34からの出力信号
は、例えばフレームメモリーなどの他の画像取込み回路
36に送られ、次いで2値化回路38により白黒の2値化画
像信号に変換され、他の演算回路40に送られる。
【0021】演算回路40は、テレビカメラ34の各画素に
関連して白黒に区分けされた帯状部材の裁断縁部に対応
する境界部分を結ぶ線分Lを最小二乗法により求め、こ
の直線Lと帯状部材10の搬送方向Xとのなす角度βを求
める。そして、演算回路28及び40に接続された加算回路
42は、それら演算回路からの出力信号を加算して、埋設
されたコードが帯状部材10のその裁断縁部に対してなす
角度(θ)をθ=α+βとして求める。勿論、他の2次
元テレビカメラ34、画像取込み回路36、そして演算回路
40を個別に設けることなく共用させること、また、一台
の撮像装置を必要に応じて移動させて測定することも良
い。
【0022】
【発明の効果】かくして、この発明装置によれば、搬送
される帯状部材を停止させることなく、埋設された複数
のコードが帯状部材の搬送方向又はその裁断縁部に対し
て実際になす角度を正確に測定することができるので、
作業者が実際に目視した状態と何ら変わることがない。
しかも、作業者自身が測定する場合に比して効率良くコ
ードピッチ及びコード角度を測定することができる。
【0023】また、それらの測定に際しては、埋設され
たコードにより、帯状部材の表面に形成される凹凸によ
りその位置を検出する構成としたので、コード材料が導
電性である無しに拘らず測定することができる他、帯状
部材の搬送方向ばかりでなく、埋設されたコードが所定
方向に対してなす角度を測定することができる。そして
帯状部材がタイヤの製造に供される場合に、この装置を
用いることにより、正確に複数のコードが配列された帯
状部材の採用が可能となるなど、産業の発達に寄与する
ところ大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は、複数のコードが埋設された帯状部材
を示す説明図であり、(b)は、(a)に示す帯状部材
の横断面図である。
【図2】本発明の好適な一実施例を示す説明図である。
【図3】(a)は、帯状部材の中間部表面の画像を示す
模式図である。(b)は、(a)の表面を撮像した出力
信号を示す説明図である。(c)は、(b)に示す出力
信号のパワースペトクル図である。(d)は、(b)に
示す出力信号を2値化処理した図である。(e)は、
(b)に示す出力信号から埋設されたコードの延在角度
を求めるための方法を示す説明図である。
【図4】本発明の他の実施例を示す説明図である。
【符号の説明】
10 帯状部材 12 ゴムシート 14 コード 16 照明手段 18 搬送装置 20 撮像装置 21 演算手段 22 画像取込み回路 23 演算手段 24 前処理回路 26 波形処理回路 28 演算回路 30 表示装置 38 2値化回路
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成3年5月20日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0017
【補正方法】変更
【補正内容】
【0017】上述した手順に従って、テレビカメラ20
からの出力画像信号を順次に処理することにより、帯状
部材搬送方向(X)及びそれに直交する方向(Y)に対
し埋設されたコードのピッチ(PX0、PY0)を測定
することができる。また、それらピッチは、図3(e)
に示したような関係にあるので、波形処理回路26から
の出力信号に基づいてα=tan−1(PY0
X0)なる所定の演算を演算回路28にて行うことに
より、帯伏部材10の搬送方向(X)に対してコードが
実際になす角度(α)、更にPX0 sinαなる演算
を行うことにて隣接するコード間のピッチを容易に求め
ることができる。なお、それら演算結果は、本実施例で
は既知の適当な表示回路30に表示する。しかしなが
ら、第2図に示した装置にあっては、埋設されたコード
が帯状部材搬送方向(X)に対してなす角度を測定し得
るものの、当該部材の裁断縁部に対してコードがなす角
度を知ることはできない。
【手続補正書】
【提出日】平成4年1月28日
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0001
【補正方法】変更
【補正内容】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、多数のコードがほぼ
一様に配列して埋設された帯状部材の各コードの延在方
向と、所定方向における各コード間の間隔、即ちコード
のピッチとの中の少なくとも一つを測定する帯状部材の
コード角度及びピッチの検出方法および装置に関するも
のである。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0005
【補正方法】変更
【補正内容】
【0005】本発明はこのような問題に鑑みてなされた
ものであり、少なくとも帯状部材のほぼ中間部における
そこに配設されたコードの延在方向と、隣接するコード
間の実際の距離及び特定方向における距離、つまりピッ
チとの少なくとも一つを測定し得る新規な方法および装
置を提供することを目的とする。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正内容】
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、本発明の検出方法にあっては、複数本のコードを埋
設されて、それらの埋設コードの延在方向と実質的に直
交する方向に表面凹凸を有する帯状部材を照明光によっ
て斜め上方から照射して、その帯状部材の幅方向中間表
面の凹凸を、光の明暗度として撮像するとともに、撮像
視野内の明暗度を微小画素ごとに検出して、帯状部材の
幅方向もしくは長手方向に明暗分布波形を描き、この明
暗分布波形を統計的に解析して、埋設コード相互の、帯
状部材の幅方向および長手方向での相対距離を算出し、
この算出結果に基づいて、埋設コードの、前記長手方向
に対してなす角度と、コードピッチとを求める。ここで
好ましくは、上述したところに加え、帯状部材の一方の
側縁位置を光の明暗度として撮像するとともに、撮像視
野内の明暗度を微小画素ごとに検出して、帯状部材の幅
方向もしくは長手方向の明暗分布波形を描き、この明暗
分布波形を2値化処理して、帯状部材の前記側縁の、所
定方向に対する傾斜角度を算出し、この算出結果を、埋
設コードの、帯状部材の長手方向に対してなす角度に加
算する。また、本発明の検出装置にあっては、ほぼ整列
して埋設された多数のコードの延在方向と直交する方向
で、表面に複数の凹凸が形成された帯状部材の各コード
が所定方向に対してなすコード角度を検出する検出装置
であって、帯状部材の幅方向中間表面を照射する照明手
段と、照射された帯状部材を撮像する撮像装置と、この
撮像装置からの画像信号に基づいて所定の演算を行い、
埋設された各コードが、当該所定方向に対してなす角度
と、それぞれ当該所定方向に実質的に平行及び直交する
方向における各ピッチ及び相互に隣接するコード間のピ
ッチとの少なくとも一つを求める演算手段とを少なくと
も具えてなる。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0022
【補正方法】変更
【補正内容】
【0022】
【発明の効果】かくして、この発明によれば、搬送され
る帯状部材を停止させることなく、埋設された複数のコ
ードが帯状部材の搬送方向又はその裁断縁部に対して実
際になす角度を正確に測定することができるので、作業
者が実際に目視した状態と何ら変わることがない。しか
も、作業者自身が測定する場合に比して効率良くコード
ピッチ及びコード角度を測定することができる。 ─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年9月9日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0023
【補正方法】変更
【補正内容】
【0023】また、それらの測定に際しては、埋設され
たコードにより、帯状部材の表面に形成される凹凸によ
りその位置を検出する構成としたので、コード材料が導
電性である無しに拘らず測定することができる他、帯状
部材の搬送方向ばかりでなく、埋設されたコードが所定
方向に対してなす角度を測定することができる。そして
帯状部材がタイヤの製造に供される場合に、この装置を
用いることにより、正確に複数のコードが配列された帯
状部材の採用が可能となるなど、産業の発達に寄与する
ところ大である。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は、複数のコードが埋設された帯状部材
を示す説明図であり、(b)は、(a)に示す帯状部材
の横断面図である。
【図2】本発明の好適な一実施例を示す説明図である。
【図3】(a)は、帯状部材の中間部表面の画像を示す
模式図である。(b)は、(a)の表面を撮像した出力
信号を示す説明図である。(c)は、(b)に示す出力
信号のパワースペトクル図である。(d)は、(b)に
示す出力信号を2値化処理した図である。(e)は、
(b)に示す出力信号から埋設されたコードの延在角度
を求めるための方法を示す説明図である。
【図4】本発明の他の実施例を示す説明図である。
【符号の説明】 10 帯状部材 12 ゴムシート 14 コード 16 照明手段 18 搬送装置 20 撮像装置 21 演算手段 22 画像取込み回路 23 演算手段 24 前処理回路 26 波形処理回路 28 演算回路 30 表示装置 38 2値化回路

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項l】 ほぼ整列して埋設された多数のコードの
    延在方向に沿って表面に複数の凹凸が形成された帯状部
    材の、各コードが所定方向に対してなす角度及びピッチ
    を検出する検出装置であって、帯状部材の幅方向中間表
    面を照射する照明手段と、照射された帯状部材を撮像す
    る撮像装置と、この撮像装置からの画像信号に基づいて
    所定の演算を行い、埋設された各コードが、前記所定方
    向に対してなす角度と、それぞれ前記所定方向に実質的
    に平行及び直交する方向における各ピッチ及び相互に隣
    接するコード間のピッチとの少なくとも一つを求める演
    算手段とを少なくとも具えてなることを特徴とするコー
    ド入り帯状部材のコード角度及びピッチ検出装置。 【請求項2】 請求項1記載の装置において、帯状部材
    の一方の裁断縁部を照射する他の照明手段と、他の照明
    手段により照射された帯状部材の裁断縁部を撮像する他
    の撮像装置とを設け、演算手段に、他の撮像装置からの
    画像信号を2値化して所定の演算を行い裁断縁部が前記
    所定方向に対してなす延在角度を求め、帯状部材の幅方
    向中間部におけるコード角度に加算する加算回路を設け
    たコード入り帯状部材のコード角度及びピッチ検出装
    置。
JP9985291A 1991-04-05 1991-04-05 コード入り帯状部材のコード角度及びピッチの検出方法および装置 Pending JPH05256612A (ja)

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