JPH11287763A - 卵の自動検査方法およびこの方法に好適な卵の搬送制御装置および卵の自動検査装置 - Google Patents

卵の自動検査方法およびこの方法に好適な卵の搬送制御装置および卵の自動検査装置

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JPH11287763A
JPH11287763A JP8859298A JP8859298A JPH11287763A JP H11287763 A JPH11287763 A JP H11287763A JP 8859298 A JP8859298 A JP 8859298A JP 8859298 A JP8859298 A JP 8859298A JP H11287763 A JPH11287763 A JP H11287763A
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Tadashi Tanenaka
忠司 種中
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Kyowa Machinery Co Ltd
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Kyowa Machinery Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 オペレータによる目視検査を必要としない不
良卵の検出を自動的に行なう技術を提供することであ
り、特にヒビ卵を検出するのに好適な自動検査技術を提
供すること。 【解決手段】 CCDカメラにより卵の濃淡画像を第1
画像として取り込み、これをを2値化して、卵殻が存在
する部分と背景とを区分した第2画像を作成し、第1画
像を平均化して第3画像を作成し、第1画像を第3画像
で除算してヒビ部分の強調を行なった第4画像を作成
し、第4画像を第1のしきい値で2値化した第5画像を
作成し、第2画像と第5画像との論理積により第6画像
を作成し、抽出された画素数が所定値以上であればヒビ
であると判定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、卵殻を有する卵の
一方側から光を照射し、卵の他方側に設けられた撮像装
置により卵の濃淡画像を取り込み、この画像を処理する
ことにより卵のヒビを検出する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来において、鶏卵( 卵殻を有する卵の
代表例である。) を自動包装ラインにて包装する場合に
は、あらかじめヒビ卵、腐敗卵などの不良卵を取り除く
必要がある。このような不良卵は、出荷できないため、
特定のステーションにおいて回収する必要がある。この
ような不良卵の検出方法として特公平5−7072号公
報に開示される技術がある。この技術は不良卵検知区域
に配備されたオペレータが位置指示器を操作するもの
で、オペレータが目視で不良卵を見つけ、その見つけた
位置に位置指示器を持ってきてテレビカメラに信号を送
るべく操作をするものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、オペレ
ータによる不良卵の検査は、たえず鶏卵の表面を注視し
ていなければならず疲労が蓄積しやすく、これによる見
落としが発生しがちであった。特に、不良卵のうちでも
ヒビ模様は、本来不良ではないすじ模様との識別する必
要があり、オペレータによる誤検出が発生する可能性が
あった。
【0004】本発明は上記実情に鑑みて為されたもので
あって、その目的は、オペレータによる目視検査を必要
としない不良卵の検出を自動的に行なう技術を提供する
ことであり、特にヒビ卵を検出するのに好適な自動検査
技術を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明( 第1発明) に係る卵の自動検査方法は、卵殻を
有する卵の一方側から光を照射し、 卵の他方側に設け
られた撮像装置により卵の濃淡画像を第1画像として取
り込み、 前記第1画像を2値化して、卵殻が存在する
部分と背景とを区分した第2画像を作成し、 前記第1
画像を平均化して第3画像を作成し、 前記第1画像を
前記第3画像で除算してヒビ部分の強調を行なった第4
画像を作成し、 前記第4画像を第1のしきい値で2値
化した第5画像を作成し、 前記第2画像と前記第5画
像との論理積により第6画像を作成し、この第6画像に
より卵殻のヒビを判定することを特徴とするものであ
る。この方法は画像処理で行なうものであるが、その画
像を取り込むためには、卵の一方側から照明装置などに
より光を照射し、卵の内部を通過した透過光を、卵の他
方側に設けられた撮像装置(CCDカメラ等)により捉
え、卵の濃淡画像を第1画像として取り込むのである。
次に、この第1画像を2値化して卵殻が存在する部分と
背景とを区分した第2画像を作成するが、これは後で境
界部分( 鶏卵の外形ラインに相当する部分) を取り除く
ために作成されるマスク画像である。そして、第1画像
を平均化した第3画像を作成するが、これは一般的に平
滑化処理と呼ばれているものである。次に、前記第1画
像を前記第3画像で除算してヒビ部分の強調を行なった
第4画像を作成して、ヒビの部分を抽出するようにす
る。そして、この第4画像を第1のしきい値で2値化し
て第5画像を作成する。この第5画像ではヒビ部分と境
界部分が抽出されている。そこで、境界部分の影響を取
り除くために第2画像と第5画像との論理積を第6画像
として求める。これにより境界部分の影響が取り除かれ
てヒビ部分に相当する画像のみが最終的に残る。この第
6画像を基にしてヒビかどうかを判定するのである。以
上のように、撮像装置により鶏卵の画像を取り込み画像
処理することにヒビ卵を検出するものである。その結
果、オペレータによる目視検査を必要としない不良卵の
検出を自動的に行なう技術を提供することができたので
ある。ここで、第6画像からヒビを判定するための好適
な実施形態としては、第6画像により抽出された画素数
が所定値以上であればヒビであると判定するものがあげ
られる。通常ヒビは線状に構成されており所定値以上の
面積を有するものと考えられる。したがって、第6画像
において抽出された画素数が所定値以上か否かを判定す
ることでヒビ卵かどうかを判定できる。卵殻表面には独
特の点斑模様がありこれを間違えてヒビであると検出す
るのを防ぐことができる。
【0006】また、本発明の目的を達成するために、次
のような構成( 第2発明) を採用することができる。即
ち、 卵殻を有する卵の一方側から光を照射し、 卵の
他方側に設けられた撮像装置により卵の濃淡画像を第1
画像として取り込み、 前記第1画像を2値化して、卵
殻が存在する部分と背景とを区分した第2画像を作成
し、 前記第1画像を平均化して第3画像を作成し、
前記第1画像を前記第3画像で除算してヒビ部分の強調
を行なった第4画像を作成し、 前記第4画像を第2の
しきい値で2値化した第7画像を作成し、 前記第2画
像と前記第7画像との論理積により第8画像を作成し、
前記第8画像から一定面積以下の抽出部分を卵殻のヒ
ビではないとして除去した第9画像を作成し、この第9
画像により卵殻のヒビを判定することを特徴とするもの
である。この構成において ないし は先に説明した第
1発明と同じであるが、 以降が異なっている。第4画
像を第2のしきい値で2値化した第7画像を作成する場
合の、第2のしきい値は第1発明における第1のしきい
値に比べて低く設定するのが好ましい。これは、ヒビの
形状は日がたつにつれて複雑化すると共に白っぽい感じ
( ぼやっとした感じ) になることが経験的に知られてお
り、しきい値を高く設定しすぎると、このようなヒビの
検出を見落としてしまう可能性がある。ただし、しきい
値を低くすると、卵殻のすじ模様( すじは薄い色であ
る) といった本来ヒビではないものをヒビであると誤検
出する危険性も高まる。ただし、すじ模様を構成する領
域の面積に比べると、複雑化したヒビ模様のほうが面積
が大きいということが統計的に分かっているので、上記
の第8画像から一定面積以下の抽出部分を卵殻のヒビで
はないとして除去した第9画像を作成することで、しき
い値を下げながらも、確実にヒビの部分を抽出すること
ができる。ヒビを判定する好ましい実施形態としては、
第9画像のヒビとしての抽出部分が含まれる最小の多角
形を求め、さらにこの抽出部分が抽出模様により区切ら
れる領域の数を求め、この領域の数が所定値以上であれ
ばヒビであると判定するものがあげられる。この手順は
模様の複雑度を求めるための手法であり、一般にすじ模
様は単純な形状であり、日の経ったヒビ模様は複雑な形
状をしているという事実に着目したものである。これに
より、しきい値を下げながらも、確実にヒビの部分を抽
出することができる。
【0007】なお、上記第1発明と第2発明とはそれぞ
れ単独で採用することもできるが、組み合わせて使用す
ることにより、より精度よく、ヒビ卵を検出することが
できる。組み合わせて使用する場合には、前記第1のし
きい値は前記第2のしきい値よりも大きくなるように設
定されるのが好ましい。これにより、単純な線状のヒビ
と複雑な形状のヒビのいずれをも検出することができ
る。
【0008】上記では本発明を方法として表現したもの
であるが、装置として表現できるのは言うまでもない。
この場合、一連の画像を作成するのは画像処理装置で行
なわれるものであり、一般的には画像処理のためのプロ
グラムがインストールされたコンピュータとして実現さ
れるものである。
【0009】また、上記方法により検出された不良卵を
特定の場所に集中して回収するために、回収ステーショ
ンと、前記不良卵の前記回収ステーションまで搬送する
搬送装置と、この搬送装置による前記不良卵の所定搬送
量ごとにパルスを発生するエンコーダと、前記不良卵の
前記回収ステーションまでの搬送距離を前記パルス数に
換算して設定する手段とを備えた卵の搬送制御装置が提
案される。搬送装置により搬送されてくる卵にヒビがあ
るとして自動検出された場合、搬送装置における搬送経
路上の特定の場所から、回収ステーションまでの搬送量
(搬送距離)を設定する。この搬送距離は搬送装置に連
動するエンコーダのパルス数により設定される。そし
て、設定されたパルス数をエンコーダからのパルス信号
に基づいて減算するか、設定されたパルス数に向けて加
算するかなどの手法により、設定されたパルス数がゼロ
になるか、または、設定されたパルス数に到達したとき
に、搬送装置上の不良卵を回収ステーションで回収する
ようにする。これにより、確実に自動検査装置で検出さ
れた不良卵を特定の場所に集めて回収することができ
る。
【0010】本発明のその他の特徴と利点は、以下の図
面を用いた実施形態の説明から明らかにされるだろう。
【0011】
【発明の実施の形態】〔卵を自動包装する装置の全体構
成〕図1は、卵を自動包装する装置の全体を示す概略構
成図である。この装置は、矢印A方向に鶏卵1を搬送す
る6列の給卵コンベア2と、給卵コンベア2から鶏卵1
を受け取って矢印Bの方向に鶏卵を搬送する単列コンベ
ア3と、単列コンベア3の鶏卵搬送方向に直交する矢印
aで示す方向に包装容器4を搬送する複数(図1では6
箇所)の容器コンベア5a〜5fを備えたパッキングス
テーション5と、各コンベアの作動の制御などを行う制
御装置6と不良卵の検査を行う卵の自動検査装置7とを
備えている。自動検査装置7は、ヒビのある不良卵かど
うかの検査をする。制御装置6は、主にCPU、記憶装
置などのハードウェアの部分と、卵処理装置の作動プロ
グラムなどのソフトウェアの部分で構成されている。
【0012】給卵コンベア2から供給される鶏卵1は、
各鶏卵1毎に秤量された後、単列コンベア3に移載さ
れ、容器コンベア5a〜5fとの交差箇所まで搬送され
る。この間、制御装置6は、各鶏卵1の秤量値に基づい
て、農林規格によるサイズ別の詰め方等により容器コン
ベア5c〜5fの包装容器4に移載される。又、不良卵
については秤量値に関わらず容器コンベア5a,5bの
包装容器4に移載される。鶏卵1の収納が完了した包装
容器4は、容器コンベア5a〜5fにおける包装容器4
の搬送方向下流側端部から完成品として取り出される。
なお、どの容器コンベア5a〜5fにおいて、どの様な
パッキングを行うかは任意に設定できる。
【0013】給卵コンベア2は鶏卵1を適当に離間した
状態で搬送し、給卵コンベア2の搬送経路最下流に鶏卵
1の重量を測定する秤量装置8が備えられている。秤量
装置8で秤量された鶏卵1の秤量データは、制御装置6
に送られる。単列コンベア3は駆動モータ9により駆動
され、鶏卵1を給卵コンベア2の秤量装置8から単列コ
ンベア3の鶏卵を収納するカップに移しかえる移し替え
装置10と、カップから鶏卵1を落下させるキック装置
11と、キック装置11の作動によりカップから落下す
る鶏卵1を受け止め包装容器4に収納する包装装置12
とが備えられている。
【0014】駆動モータ9は制御装置6により制御さ
れ、カップ上の鶏卵1の搬送量は、制御用エンコーダ1
3により検出され制御装置6に送られる。なお、駆動モ
ータ9の動力は給卵コンベア2にも供給される。給卵コ
ンベア2上の鶏卵1の搬送量も制御用エンコーダ14に
より制御される。なお、後述するように、エンコーダ1
4は検査装置7の作動も制御している。不良卵もふくめ
た鶏卵1が秤量装置8に到達すると、その秤量値に基づ
いて、容器コンベア5a〜5fのいずれかに放出され
る。制御装置6はどの容器コンベア5a〜5fで放出す
べきかを決めると共に、秤量装置6からパッキングステ
ーション5までの搬送距離を各鶏卵1について設定す
る。この搬送距離はエンコーダ13のパルス数として設
定される。そして搬送装置6から鶏卵が単列コンベア3
に搭載されて搬送されると、その搬送に伴って発生する
エンコーダ13のパルス数に基づいて前記設定されたパ
ルス数を減算していき、減算値がゼロになった時点で単
列コンベア3から容器コンベア5a〜5fに向けて鶏卵
1を放出させる。また、自動検査装置7にてヒビがある
として検出された鶏卵1は、秤量値にかかわらず容器コ
ンベア5a,5bのいずれかにて回収される。給卵コン
ベア2と単列コンベア3とは連動して駆動されるように
なっており、単列コンベア3における鶏卵1の搬送速度
は給卵コンベア3の6倍の速さとなっている。
【0015】〔卵の自動検査装置の構成( 第1実施形
態)]図2は、鶏卵の自動検査装置7の外観斜視図であ
る。鶏卵1を搬送する装置は図3にも示されるが、多数
の搬送用ローラ17をチェ−ン18で連結したものであ
り、ローラコンベアと呼ばれている。鶏卵1の不良を検
査する区域Rの上方には、画像撮影装置であるCCDカ
メラ15が合計12台セッティングされている。図3に
より、搬送用ローラ17を詳しく説明する。この搬送用
ローラ17は、チェ−ン18に対して支持される端部1
7aと、鶏卵1が搭載される鼓型凹部17b、鼓型凹部
17b同士を連結する連結軸部17cとを備えている。
これら各部は一体的に連結され、また、軸部17aは回
転自在にチェーン18に対して取り付けられている。さ
らに、各端部17aの下部にはベース19が設けられて
おり、このベース19の表面に各端部17aが接触しな
がら、チェーン18が駆動される。また、各搬送用ロー
ラ17同士の間は光源からの光が透過できるように、隙
間が形成されている。したがって、図4に示されるよう
に、各搬送用ローラ17は時計方向に回転しながら、搬
送経路を進んでいく。なお、チェーン18はスプロケッ
ト20,21を含めた複数のスプロケットに巻回された
無端チェーンとして構成されている。エンコーダ14は
スプロケット20と同軸に設けられており、このエンコ
ーダ14の回転量を検出するセンサー22が更に設けら
れ、エンコーダ14からの出力信号は制御装置6に入力
されている。
【0016】〔照明装置の構成〕図4により、照明装置
30について説明する。照明装置30は、伸縮自在な蛇
腹31と、この蛇腹31の内部に取り付けられたキセノ
ンランプで構成される光源32と、蛇腹31を保持する
蛇腹保持板33と、蛇腹保持板33を上下方向に駆動す
る駆動シリンダ34とを備えている。蛇腹31の先端に
は光源32からの光を通過させる導光部31aが形成さ
れている。図4は、導光部31aが最も鶏卵1の卵殻面
に接近した状態を示しており、図5は最も遠ざかった状
態を示している。駆動シリンダ34は、エンコーダ14
からの出力信号( パルス信号) に基づいてその駆動が制
御されており、図4に示されるように、導光部31aが
最も上昇したときに、ちょうど搬送用ローラ17とロー
ラ17の間の隙間が位置するように、電気的に位相を調
整される。
【0017】この調整に関して一つの例を説明すると、
図6のように、エンコーダ14から出力される信号は
(a) のような形態のパルス信号と、(b) のような搬送用
ローラ17の1ピッチごとに出力される形態のパルス信
号に分けられ、この(b) のパルス信号に基づいて駆動シ
リンダ34を駆動すれば、搬送用ローラ17が1ピッチ
分動く周期と同じ周期で駆動シリンダ34も駆動される
ことになる。ただし、上記したように導光部31aが最
も上昇したときに、ちょうど搬送用ローラ17とローラ
17の間の隙間が位置するようにしなければならないの
で、(b) のパルス信号の位相を調整しなければならない
が、この調整量は(a) のパルス信号に基づいて行われる
のである。なお、蛇腹31は図4では搬送方向に沿って
4個所備えられているが、列方向にも設けられており、
この実施形態では合計24個所に設けられていることに
なる。
【0018】搬送経路の上方には多数のCCDカメラ1
5が設置されている。CCDカメラ15の出力は画像処
理装置25に伝達され、画像処理の結果はモニター26
に表示される。画像処理の方法は公知の技術でよく、例
えば、特開平8−297100号公報に開示されてい
る。CCDカメラ15による撮像は4回行われる。これ
は不良卵を検査するためには、鶏卵1 の全面を調べる必
要があり、そのために複数回の撮像が行われる。また、
搬送用ローラ17は回転しているから鶏卵1も回転しな
がら搬送されている。このように、鶏卵1を回転させる
のは不良の個所を効率よく発見するためである。
【0019】〔第1実施形態に係る画像処理装置による
画像処理について〕まず、第1実施形態に係る画像処理
装置25による画像処理の手順と、ヒビ判定の手順とを
説明する。手順の概要は図7に示される。まず、CCD
カメラ15からの濃淡画像を取り込む(#01)。これ
は、図8(a) に image1として示されるアナログ的な白
黒画像である。この image1のX−Xに沿って測定した
濃度は図8(b) に示されている。次に、 image1を所定
のしきい値で2値化して、鶏卵1の卵殻の存在する部分
と背景部分とを区分したマスク画像を作成する(#0
2)。これは、図9(a) に image2として示される。Im
age2のX−Xに沿った濃度分布は図9(b) に示され
る。次に、 image1の各画素に対して近傍n* nの平均
値を取った平滑化画像を作成する(#03)。これは、
図10(a) に image3として示される。この image3の
濃度分布は図10(b) に示される。次に、 image1の各
画素を image3の対応する各画素で除算してえられる画
像を作成し、鶏卵独特の明度むらの除去と、ヒビ部分の
強調を行なう (#04)。この画像は図11(a) に i
mage4として示され、その濃度分布は図11(b) に示さ
れる。ここで、 image4は次の式で求められる。即ち、 image4(i,j) ={ image1(i,j)/ image3(i,j) −
1}*A+B image1を image3で除算した結果は1前後の値を取
り、演算処理しやすくするため1を引き算している。ま
た、Aはヒビを強調するための定数であり、Bは演算結
果を正数にするための定数である。図11からも分かる
ように、 image4は鶏卵の境界部分と、ヒビに相当する
部分とが強調されている。ただし、ヒビ以外の部分に濃
淡部分が存在した状態である。
【0020】なお、 image4を作成するにあたり、 ima
ge1を image3で除算するかわりに、 image1から ima
ge3を引き算して作成することも考えられる。しかしな
がら、次に説明する理由により除算するほうが好まし
い。図14(a) は、卵殻が薄い鶏卵の image1を示し、
(b) は卵殻が厚い場合の image1を示すものである。卵
殻が薄い場合には、より多くの透過光が卵殻を通過する
ため、明度値は大きくなると共に、ヒビのない正常卵で
も明るさのばらつきが大きくなる傾向にある。これによ
り、引き算による処理をした場合にヒビ以外の部分( 点
斑模様など) が強調されてしまい、これが誤検出の原因
となる。しかしながら、除算処理を行なうことで卵殻の
厚さによる影響を排除することができると言う利点があ
るのである。
【0021】次に、 image4を所定のしきい値(Lv
1)で2値化し、ヒビ部分を含む2値化画像を作成する
(#05)。この画像は、図12に image5として示さ
れる。この image5にはヒビ部分と境界部分が示され
る。次に、この image5とマスク画像である image2と
の論理積を取って図13に示される image6を作成する
(#06)。この image6に基づいてヒビの判定を行な
う。このimage 6により抽出された部分(図13の白い
部分)の面積Sが、あらかじめ定めた設定値s1よりも大
きな場合に、抽出された部分はヒビであると判定する。
具体的には、上記抽出された部分を構成する画素数を求
めて、この画素数が設定値以上であればヒビであると判
定するのである。
【0022】〔第2実施形態に係る画像処理について〕
次に第2実施形態に係る画像処理の手順を説明する。手
順の概要は図15に示される。図15に示される手順の
うち、#11、#12、#13、#14は、第1実施形
態と同じである。#14にて、 image4を作成すると、
この image4を所定のしきい値(Lv 2)により2値化
し、ヒビ部分を含む2値化画像を作成する(#15)。
この画像は図16に image7として示される。ここで、
しきい値Lv 2は第1実施形態のしきい値Lv 1よりも
小さな値が採用されている。したがって、この image7
には、ヒビ部分と境界部分以外にも、多数の白い点(孤
立点)が見られる。これは卵殻表面の点斑模様が現れた
ものである。次に、マスク画像である image2と image
7の論理積を求めて境界部分を排除した画像を作成する
(#16)。この画像は図17に image8として示され
る。次に、 image8における一定面積以下の抽出部分す
なわち孤立点を除去し、卵殻表面の点斑模様の影響を取
り除く(#17)。この画像は図18に image9として
示される。この image9に基づいてヒビの判定を行な
う。
【0023】ヒビ判定の具体的手順は、 image9の一団
の抽出部分について、その抽出画像が含まれる最小の多
角形を求める。この手順を図19,20に示す。抽出部
分は4つであり、それぞれ領域F1、F2,F3,F4
として示されている。このうち、F1,F2,F3は抽
出画像はそれが含まれる最小の多角形として、四角形で
囲まれている。また、領域F4は八角形で囲まれてい
る。そして、各抽出画像を構成する抽出模様(線状にな
っている)により、いくつの領域に区切られるかを求め
る。領域F1,F2,F3では区切られた数は数個であ
るが、領域F4では、符号f1、f2、f3、……fn
で示されているように、多数の領域に区切られている。
この区切られた領域の数Nが、あらかじめ設定した値n
1よりも大きければ、ヒビであると判定する。したがっ
て、図18のような image9が得られた鶏卵はヒビのあ
る不良卵であると判定される。なお、領域F1,F2,
F3のような区切られた領域に数が設定値以下の場合
は、その抽出部分はヒビとは判定されない。つまり、卵
殻表面にF1,F2,F3のような領域しかなく、F4
のような領域がない場合には、その鶏卵はヒビのない正
常卵であると判定される。なお、上記領域の数Nは形状
の複雑度を表わすものである。
【0024】上記方法では区切られた領域の数により判
定するものであるが、その他に考えられる方法として包
絡周囲長/細線総延長や周囲長/面積により複雑度を求
めるような方法も考えられる。しかしながら、このよう
な方法は本発明の方法に比べてヒビの形状により計算結
果がばらつきやすいと言う欠点がある。特に、ヒビの位
置が鶏卵の端のほうにある場合(CCDカメラで捉えた
画像において真ん中近くにない場合)や、真ん中にある
場合など撮影されるときのヒビの位置により結果がばら
つきやすいと言うことがある。従って、ヒビを判定する
ときのしきい値を決めるのが難しく、撮影条件が変化す
るとしきい値を大きく変えなければならないと言う可能
性があり好ましくない。一方、本発明の方法だと区分さ
れた領域の数Nはラベリング処理により比較的容易に求
まるものであり、撮影条件やヒビの位置の違いによる影
響がかなり少なくなる。ヒビを判定するときのしきい値
は、実際のヒビの画像から直感的に求めることも可能で
ある。
【0025】〔第3実施形態に係る画像処理について〕
次に第3実施形態に係る画像処理の手順を説明する。手
順の概要は図21に示される。この第3実施形態は第1
と第2実施形態(それぞれ第1方法、第2方法と言う)
を組み合わせて行なうものであり、いずれかの手順によ
りヒビと判定された場合にその鶏卵を不良卵として検出
しようとするものである。図21に示される手順のう
ち、#21、#22、#23、#24は第1、第2実施
方法と同じであり、#25、#27、#28は第1方法
と同じ、#26、#29、#30、#31は第2方法と
同じである。既に述べたように、2値化画像を作成する
ときのしきい値の設定がLv 1のほうがLv 2よりも大
きくなるように設定されるのが特徴である。ヒビの形状
が単純ではっきりしているものは、第1方法により検出
する。この方法ではしきい値を高く設定するから、卵殻
表面のすじ模様を間違えてヒビと検出することはない。
しかし、ヒビの形状は日が経つにつれてぼやっとした感
じ(全体的に白っぽい感じ)になり形状が複雑化してく
ることが経験上わかっている。そこで、しきい値を低め
に設定した第2方法を用いるのである。これにより、複
雑な形状のヒビも検出できる。ただし、しきい値を低く
すればすじ模様を間違えてヒビであると誤検出してしま
う可能性があるので、上述したように区切られた領域の
数により判定するのである。これはすじ模様の場合はそ
の形状が複雑ではないという事実に基づくものである。
以上のように、第1方法と第2方法とを組み合わせて使
用することにより、ヒビを検出する精度を高くすること
ができる。
【0026】〔変形例〕本発明は鶏卵以外の卵のヒビを
検出する場合にも応用できる技術である。
【図面の簡単な説明】
【図1】鶏卵を自動包装する装置全体を示す概略構成図
【図2】鶏卵の自動検査装置の外観斜視図
【図3】搬送用ローラの詳細図
【図4】照明装置の構成を示す図
【図5】照明装置の作動を示す図
【図6】エンコーダから出力される信号を示す図
【図7】第1実施形態に係る画像処理手順を示す図
【図8】image 1およびその濃度分布を示す図
【図9】image 2およびその濃度分布を示す図
【図10】image 3およびその濃度分布を示す図
【図11】image 4およびその濃度分布を示す図
【図12】image 5を示す図
【図13】image 6を示す図
【図14】卵殻の厚さの違いによる濃度分布の差を示す
【図15】第2実施形態に係る画像処理手順を示す図
【図16】image 7を示す図
【図17】image 8を示す図
【図18】image 9を示す図
【図19】image 9から複雑度を求める手順を示す図
【図20】image 9から複雑度を求める手順を示す図
【図21】第3実施形態に係る画像処理手順を示す図
【符号の説明】
6 制御装置 7 自動検査装置 15 CCDカメラ 25 画像処理装置 26 モニター 32 光源
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成10年4月1日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図8
【補正方法】変更
【補正内容】
【図8】
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図9
【補正方法】変更
【補正内容】
【図9】
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図10
【補正方法】変更
【補正内容】
【図10】
【手続補正4】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図11
【補正方法】変更
【補正内容】
【図11】
【手続補正5】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図12
【補正方法】変更
【補正内容】
【図12】
【手続補正6】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図13
【補正方法】変更
【補正内容】
【図13】
【手続補正7】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図16
【補正方法】変更
【補正内容】
【図16】
【手続補正8】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図17
【補正方法】変更
【補正内容】
【図17】
【手続補正9】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図18
【補正方法】変更
【補正内容】
【図18】
【手続補正10】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図19
【補正方法】変更
【補正内容】
【図19】

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 卵殻を有する卵の一方側から光を照射
    し、卵の他方側に設けられた撮像装置により卵の濃淡画
    像を第1画像として取り込み、前記第1画像を2値化し
    て、卵殻が存在する部分と背景とを区分した第2画像を
    作成し、前記第1画像を平均化して第3画像を作成し、
    前記第1画像を前記第3画像で除算してヒビ部分の強調
    を行なった第4画像を作成し、前記第4画像を第1のし
    きい値で2値化した第5画像を作成し、前記第2画像と
    前記第5画像との論理積により第6画像を作成し、この
    第6画像により卵殻のヒビを判定することを特徴とする
    卵の自動検査方法。
  2. 【請求項2】 前記第6画像により抽出された画素数が
    所定値以上であればヒビであると判定することを特徴と
    する請求項1に記載の卵の自動検査方法。
  3. 【請求項3】 卵殻を有する卵の一方側から光を照射
    し、卵の他方側に設けられた撮像装置により卵の濃淡画
    像を第1画像として取り込み、前記第1画像を2値化し
    て、卵殻が存在する部分と背景とを区分した第2画像を
    作成し、前記第1画像を平均化して第3画像を作成し、
    前記第1画像を前記第3画像で除算してヒビ部分の強調
    を行なった第4画像を作成し、前記第4画像を第2のし
    きい値で2値化した第7画像を作成し、前記第2画像と
    前記第7画像との論理積により第8画像を作成し、前記
    第8画像から一定面積以下の抽出部分を卵殻のヒビでは
    ないとして除去した第9画像を作成し、この第9画像に
    より卵殻のヒビを判定することを特徴とする卵の自動検
    査方法
  4. 【請求項4】 前記第9画像のヒビとしての抽出部分が
    含まれる最小の多角形を求め、さらにこの抽出部分が抽
    出模様により区切られる領域の数を求め、この領域の数
    が所定値以上であればヒビであると判定することを特徴
    とする請求項3に記載の卵の自動検査方法。
  5. 【請求項5】 請求項1又は2に記載の自動検査方法
    と、請求項3又は4に記載の自動検査方法を組み合わせ
    て使用し、いずれかの自動検査方法によりヒビであると
    判定された場合には、そのヒビのある卵をヒビ卵として
    検出することを特徴とする卵の自動検査方法。
  6. 【請求項6】 前記第1のしきい値は前記第2のしきい
    値よりも大きくなるように設定されていることを特徴と
    する請求項5に記載の卵の自動検査方法。
  7. 【請求項7】 請求項1〜6のいずれかの方法により検
    出された不良卵を回収するための回収ステーションと、
    前記不良卵の前記回収ステーションまで搬送する搬送装
    置と、この搬送装置による前記不良卵の所定搬送量ごと
    にパルスを発生するエンコーダと、前記不良卵の前記回
    収ステーションまでの搬送距離を前記パルス数に換算し
    て設定する手段とを備えたことを特徴とする卵の搬送制
    御装置。
  8. 【請求項8】 卵殻を有する卵の一方側から光を照射す
    る照明装置と、卵の他方側に設けられ、卵の濃淡画像を
    第1画像として取り込む撮像装置と、前記第1画像を処
    理する画像処理装置と、処理された画像に基づいて卵の
    ヒビを判定するヒビ判定手段とを備え、前記画像処理装
    置は、前記第1画像を2値化して、卵殻が存在する部分
    と背景とを区分した第2画像を作成する手段と、前記第
    1画像を平均化して第3画像を作成する手段と、前記第
    1画像を前記第3画像で除算してヒビ部分の強調を行な
    った第4画像を作成する手段と、前記第4画像を第1の
    しきい値で2値化した第5画像を作成する手段と、前記
    第2画像と前記第5画像との論理積により第6画像を作
    成する手段とを備えたことを特徴とする卵の自動検査装
    置。
  9. 【請求項9】 前記ヒビ判定手段は、前記第6画像によ
    り抽出された画素数が所定値以上であればヒビであると
    判定することを特徴とする請求項8に記載の卵の自動検
    査装置。
  10. 【請求項10】 前記画像処理装置は、前記第4画像を
    前記第1のしきい値よりも小さい第2のしきい値で2値
    化した第7画像を作成する手段と、前記第2画像と前記
    第7画像との論理積により第8画像を作成する手段と、
    前記第8画像から一定面積以下の抽出部分を卵殻のヒビ
    ではないとして除去した第9画像を作成する手段とを更
    に備えていることを特徴とする請求項8に記載の卵の自
    動検査装置。
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