JPH0525642Y2 - - Google Patents

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JPH0525642Y2
JPH0525642Y2 JP1988081797U JP8179788U JPH0525642Y2 JP H0525642 Y2 JPH0525642 Y2 JP H0525642Y2 JP 1988081797 U JP1988081797 U JP 1988081797U JP 8179788 U JP8179788 U JP 8179788U JP H0525642 Y2 JPH0525642 Y2 JP H0525642Y2
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JP
Japan
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top plate
fibers
table tennis
strips
laminated board
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JP1988081797U
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、卓球台の天板に関する。
従来の技術 従来、上記した卓球台の天板にあつては、繊維
と直交する方向が所要の幅に切断された多数のス
トリツプスを、繊維と直交する方向へ順次横矧ぎ
して集成板を形成したのち、その表裏面に合板を
接着した構造のランバーコア合板、或いは多数の
チツプを接着剤により固めたパーテイクルボード
の表裏面に合板を接着した構造のものが一般に知
られている。
考案が解決しようとする課題 しかし、上記した従来の天板の内、ランバーコ
ア合板にあつては、木材の繊維が横方向(水平方
向)に向うように各ストリツプスが接着されてい
る。一般に木材はその吸水及び乾燥に伴う繊維方
向の伸縮に対し、繊維と直交する方向への伸縮が
2〜3倍になる特徴を有している。このため、上
記のように構成された天板あつては、各ストリツ
プスが上下方向へ大きく伸縮し、その表裏面に凹
凸があらわれる欠点を有している。このような天
板を使用したとき、表面の凹凸により卓球玉のバ
ウンドが不均一になつている。また、パーテイク
ルボードを使用した天板に合つては、表面の平滑
性が高い特徴を有しているが、高比重の接着剤が
占める割合が高いため、重量化して持ち運びが不
便である。
本考案は上記した従来の問題点を解決するため
に考案されたものであり、その目的とするところ
は、経時使用に伴う木材の吸水及び乾燥時におい
ても表面の平滑性を維持し、安定した卓球玉のバ
ウンド特性を得ることが可能な卓球台の天板を提
供することにある。また、本考案の他の目的は、
持ち運びに便利な卓球台の天板を提供することに
ある。
問題点を解決するための手段 このため本考案は、多数のストリツプス相互が
接着された集成板の少なくとも表面に合板が接着
された卓球台の天板において、前記集成板を構成
する各ストリツプスはその木材繊維を、卓球玉の
バウンド面とほぼ直交する方向に配列したことを
特徴としている。
考案の作用 本考案は上記のように構成されるため、使用時
における雰囲気中の水分の吸水或いは乾燥に伴つ
て天板の中板を構成する集成板のストリツプスが
伸縮したとき、各ストリツプスが、その繊維が天
板のバウンド面とほぼ直交する上下方向を向くよ
うに配列されているため、繊維方向に対する伸縮
を少なくし、天板の表面が凹凸状になることが回
避される。この結果、各ストリツプスを、その繊
維がバウンド面とほぼ平行な横方向に配列された
従来の天板に比べて表面の凹凸が少なく、安定し
たバウンド特性を得ることができる。
実施例 以下、本考案の一実施例を図面に従つて説明す
る。
第1図は本考案に係る卓球台の概略を示す斜視
図、第2図は天板の分解斜視図、第3図は第1図
−線の断面図であり、卓球台1は左右一対の
天板3と各天板3の下面に着脱可能に取付けられ
る脚部5とから構成されている。
そして各天板3は、第2図及び第3図に示すよ
うに中板を構成する所要の厚さT1からなる集成
板7と、該集成板7の表裏面に対してシナ、カツ
ラ、カバ、カポール等の芯板8を介して接着され
たシナ、カツラ、ラワン、カポール等の原板9と
から構成されている。前記集成板7は所定の面積
に応じて枠組みされた枠木11内に、シナ、カツ
ラ、ラワン、アレン、バルサ等からなる多数のス
トリツプス13相互が、その繊維を前記天板3の
バウンド面とほぼ直交する上下方向を向くように
配向させて接着されている。
第4図乃至第6図は天板3の製造方法を示す説
明図であり、例えば所要の幅の四角柱形状に切断
された多数の木材15を、その繊維が、例えば横
方向(水平方向)を向くように配列した状態で接
着することによりフリツチ17が形成される。
上記のように形成されたフリツチ17を、適宜
の幅にて繊維とほぼ同方向へ切断或いはスライス
することにより集成材21が形成される(第4図
参照)。次に、上記のように形成された集成材2
1を、前記所定の厚さT1に応じた幅にて順次切
断することにより、上下方向に繊維を有した多数
のストリツプス13相互が接着されたストリツプ
ス群14に形成される。(第5図参照) 上記のように形成された多数のストリツプス群
14相互を、天板3の面積に応じて各ストリツプ
ス13の繊維が上下方向を向くように配列した状
態で接着したのち、その四周に枠木11を固定す
ることにより集成板7が形成される。なお、予め
枠組みされた枠木11内に多数のストリツプス群
14を、その繊維が上下方向を向くように配列し
た状態で接着することにより集成板7を形成して
もよい。また、上記のように形成された集成板7
はその表裏面をサンダー装置により研磨して平面
状に形成される(第6図参照)。
上記のように形成された集成板7の表裏面に原
板9を積層接着することにより天板3が形成され
る。
すなわち、上記のように形成された天板3はそ
の製造時においてその含有水分が、約15%程度と
なるように調整されている。しかし、その使用に
伴つて前記天板3は雰囲気中の水分の吸水により
含有水分が高くなつたり、反対に乾燥により含有
水分が低くなつたりする。このとき、天板3を構
成するストリツプス13は上記吸水或いは乾燥に
伴つて伸縮するが、繊維方向の伸縮に対し、繊維
と直交する方向への伸縮が2〜3倍になる特徴を
有している。このため、従来のように多数の木材
を、その繊維が天板3のバウンド面とほぼ平行な
横方向に配列した状態で接着した集成板を使用し
た天板に比べ、多数のストリツプス13を、その
繊維が上下方向を向くように配列した本実施例の
天板3はその吸水或いは乾燥に伴うバウンド面へ
の影響を少なくすることが可能である。
すなわち、従来の天板は、その吸水或いは乾燥
に伴う伸縮により天板3のバウンド面が凹凸状に
なり易かつたが、本実施例の天板3はバウンド面
が凹凸状になることを回避している。この結果、
天板3表面の平滑性を確保し、安定したバウンド
特性を得ることができる。
上記説明は、上下方向に繊維を有した多数のス
トリツプス13相互を、繊維とほぼ直交する方向
に接着したストリツプス群14を形成し、該スト
リツプス群14相互を天板3の大きさに応じて接
着することにより集成板7を形成するものとした
が、上下方向に繊維を有する多数のストリツプス
13相互を接着して集成板7を形成する方法であ
つてもよい。
考案の効果 このため本考案は、経時使用に伴う木材の吸水
及び乾燥時においても表面の平滑性を維持し、安
定した卓球玉のバウンド特性を得ることが可能な
卓球台の天板を提供することが可能である。ま
た、本考案は、持ち運びに便利な卓球台の天板を
提供することが可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る卓球台の概略を示す斜視
図、第2図は天板の分解斜視図、第3図は第1図
−線の断面図、第4図乃至第6図は製造方法
を示す説明図である。 図中1は卓球台、3は天板、5は脚部、7は集
成板、9は合板、13はストリツプスである。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 多数のストリツプス相互が接着された集成板の
    少なくとも表面に合板が接着された卓球台の天板
    において、 前記集成板を構成する各ストリツプスはその木
    材繊維を、卓球玉のバウンド面とほぼ直交する方
    向に配列したことを特徴とする卓球台の天板。
JP1988081797U 1988-06-21 1988-06-21 Expired - Lifetime JPH0525642Y2 (ja)

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JP1988081797U JPH0525642Y2 (ja) 1988-06-21 1988-06-21

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JP1988081797U JPH0525642Y2 (ja) 1988-06-21 1988-06-21

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JPH023768U JPH023768U (ja) 1990-01-11
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3812856A (en) * 1972-05-17 1974-05-28 Procter & Gamble Hydro-dissociative agglomerate tampon
FR2184948B1 (ja) * 1972-05-17 1976-05-07 Procter & Gamble

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JPS4820622U (ja) * 1971-07-15 1973-03-08

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JPS53115775U (ja) * 1977-02-21 1978-09-14

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JPS4820622U (ja) * 1971-07-15 1973-03-08

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JPH023768U (ja) 1990-01-11

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