JPH05256330A - 電磁ブレーキ - Google Patents

電磁ブレーキ

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JPH05256330A
JPH05256330A JP5361692A JP5361692A JPH05256330A JP H05256330 A JPH05256330 A JP H05256330A JP 5361692 A JP5361692 A JP 5361692A JP 5361692 A JP5361692 A JP 5361692A JP H05256330 A JPH05256330 A JP H05256330A
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core
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ボビンをブレーキコアへ確実に固定でき、か
つ製造工程及び作業時間の削減が可能なボビン固定構造
を備えた電磁ブレーキを提供する。 【構成】 この電磁ブレーキは、励磁巻線10を巻設し
たボビン12と、ボビン12を収容する凹部14を備え
たブレーキコア16とを備える。ブレーキコア16の内
筒部16bの先端には、半径方向外方へ突出する係止部
32が形成される。ボビン12をブレーキコア16の凹
部14へ挿入すると、凹部14内でのボビン12の軸線
方向変位が係止部32の係止によって防止される。ボビ
ン12の側壁部12cには複数の切欠き部34が形成さ
れる。ボビン12を凹部14へ収容した後に、凹部14
の開口へ含浸材36を注入すると、含浸材36は各切欠
き部34を通って、励磁巻線10の巻線束内、励磁巻線
10とボビン12との隙間、及びボビン12とブレーキ
コア16の凹部14との隙間に浸透する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電磁ブレーキに関し、特
に、電磁力によって軸線方向へ駆動される摩擦板を備え
た摩擦板式電磁ブレーキの、励磁巻線を巻設したボビン
とこのボビンを収容するブレーキコアとの相互固定構造
の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】摩擦板式電磁ブレーキは、例えば工作機
械の重力軸に使用される電動機の出力軸等、停止時に静
荷重が加わる回転体を静止保持するために、多く使用さ
れている。この種の摩擦板式電磁ブレーキは、摩擦板を
駆動する電磁力を生成するための励磁巻線と、磁性体か
らなり励磁巻線を巻設するブレーキコアと、ブレーキコ
アの端面に所定間隙を有して固定される端板と、この間
隙に軸線方向へ移動可能に挿設される摩擦板及び摩擦板
駆動用アーマチュアとを備える。摩擦板は、例えばギヤ
歯等の係合構造によって出力軸等の回転体に連結され、
回転体と一体に回転可能にかつ軸線方向へ移動可能に、
端板とアーマチュアとの間に配置される。アーマチュア
は磁性体からなる板部材であり、ブレーキコアに対向配
置され、電磁力によって軸線方向へ移動して摩擦板と端
板との相互接触を保持又は解放する。
【0003】励磁巻線は、ブレーキコアの巻線設置用の
凹部に直接に設置されるか、又はボビンに巻設した後に
ボビンごと凹部へ収容される。直接に設置する場合は、
励磁巻線を予め外部の巻枠に巻いて巻線束を形成し、こ
の巻線束を巻枠から取り外した後にブレーキコアの凹部
に設置する必要があるが、ボビンを使用すればこれらの
巻設工程が簡略化される。ボビンは一般にプラスチック
からなり、励磁巻線を巻設した後に接着剤によってブレ
ーキコアの凹部に固定される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ブレーキコアへの励磁
巻線の巻設にボビンを使用する場合には、励磁時にアー
マチュアへ及ぼす磁気吸引力によって、逆にボビンがブ
レーキコアの凹部から脱落しないように、ボビンを凹部
へ確実に固定する必要がある。そこで上記のように、一
般に接着剤を使用してボビンを凹部内へ強固に固定す
る。他方、ボビンに巻設された励磁巻線には、巻線束内
の隙間を充填して巻線の保持及び相互固着を強化するた
めに、一般に含浸材による含浸工程が施される。したが
って、上記のボビン型巻設構造では、励磁巻線の含浸工
程とボビンの接着工程とが必要となり、工数が増加する
とともに、硬化に長時間を要するために多大な作業時間
を消費するという課題があった。
【0005】本発明は、このような課題を解決するため
に鋭意、工夫改善を施したものであり、その目的は、ボ
ビン型巻設構造を有した電磁ブレーキにおいて、ボビン
をブレーキコアへ確実に固定でき、かつ製造工程及び製
造に関する作業時間の削減が可能なボビン固定構造を備
えた電磁ブレーキを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明は、励磁巻線を巻設する巻設部を備えたボ
ビンと、ボビンを収容する収容凹部を備えたブレーキコ
アと、励磁巻線から及ぼされる電磁力によって駆動され
る摩擦板と、ボビンをブレーキコアの収容凹部内で固定
する固定手段とを具備した電磁ブレーキにおいて、上記
ボビンは、上記巻設部を形成する円筒状中心壁及び一対
の環板状側壁を備え、上記ブレーキコアの上記収容凹部
への収容時に、それらの側壁の一方を収容凹部の底壁へ
対向配置するとともに他方を収容凹部の開口に近接配置
し、かつ、その他方の側壁に、収容凹部の開口を部分的
に開放可能な切欠き部を備え、上記固定手段は、上記ボ
ビンと上記ブレーキコアの上記収容凹部との少なくとも
一方に形成されて両者を相互に係止する係止部を具備
し、上記ボビンを上記ブレーキコアの上記収容凹部へ収
容、係止した後に、ボビンの上記他方の側壁に形成され
た上記切欠き部から収容凹部内へ含浸材を注入して、上
記励磁巻線の固着を保持しかつボビンの固定を補強した
ことを特徴とする電磁ブレーキを提供する。
【0007】
【作用】ブレーキコアの収容凹部の開口に近接配置され
るボビン側壁に形成された切欠き部は、ボビンを収容凹
部へ収容した後に巻線固着用の含浸材を励磁巻線の巻線
束内へ注入することを可能にする。この含浸材は、巻線
束内、励磁巻線とボビンとの隙間、及びボビンとブレー
キコアの収容凹部との隙間に浸透して、これらを相互に
固着する。さらに、ボビンとブレーキコアの収容凹部と
の少なくとも一方に形成された係止部が、両者を機械的
に係止保持する。
【0008】
【実施例】以下、添付図面を参照して、本発明をその実
施例に基づきさらに詳細に説明する。なお、各図面にお
いて、同一の構成要素には同一の参照番号を付す。図1
を参照すれば、本発明の第1実施例による電磁ブレーキ
は、励磁巻線10を巻設した円環状のボビン12と、ボ
ビン12を収容する凹部14を備えたブレーキコア16
と、ブレーキコア16の端面16aに所定間隙を有して
固定される端板18と、この間隙に軸線方向(図の上下
方向)へ移動可能に挿設される摩擦板20及び摩擦板駆
動用のアーマチュア22とを備える。ボビン12は可撓
性のプラスチック材料からなり、筒壁部12aと一対の
側壁部12b,12cとによって、励磁巻線10の巻設
部12cを形成する。ブレーキコア16は鉄等の磁性材
料からなり、内筒部16b、外筒部16c、及び端面1
6aの対向側の底壁部16dによって、円環状の凹部1
4を形成する。ブレーキコア16の内筒部16bの外径
とボビン12の筒壁部12aの内径、及びブレーキコア
16の外筒部16cの内径とボビン12の側壁部12
b,12cの外径とは、それぞれ実質的に等しく形成さ
れる。
【0009】ブレーキコア16、端板18、摩擦板2
0、及びアーマチュア22は、いずれも環状部材であ
り、各々の内径部にシャフト24が挿入される。端板1
8は、ブレーキコア16の端面16aとの間に複数(図
の例では3個)のスペーサ26を介設し、端板18及び
スペーサ26を貫通する複数(同じく3個)のねじ28
が端面16aに設けたねじ穴28a(図2)に螺合する
ことによりブレーキコア16へ固定される。摩擦板20
は、複数のギヤ歯(図示せず)によってシャフト24へ
連結され、軸線方向へ摺動可能かつシャフト24と一体
に回転可能となっている。アーマチュア22は磁性材料
からなり、スペーサ26を挿通する複数の穴22aを有
してブレーキコア16の端面16aに対向配置され、励
磁巻線10が生成する電磁力によりスペーサ26に沿っ
て軸線方向へ摺動する。アーマチュア22とブレーキコ
ア16の端面16aとの間には、複数のコイルばね30
が設置される。コイルばね30は、端面16aに凹設さ
れた溝穴31(図2)に圧縮状態で収容され、アーマチ
ュア22を常に端板18方向へ付勢する。通常時はこの
付勢により摩擦板20は端板18へ強圧接触し、それに
よりシャフト24が静止保持される。このとき、アーマ
チュア22とブレーキコア16の端面16aとの間に微
少隙間Sが形成される。励磁巻線10に電流が流れる
と、アーマチュア22はコイルばね30の付勢に抗して
電磁吸引力によりブレーキコア16の端面16aに吸引
され、摩擦板20と端板18との接触が解除され、それ
によりシャフト24が自由に回転する。
【0010】図1の電磁ブレーキは、ブレーキコア16
の内筒部16bの端面16a側の先端に、半径方向外方
へ突出する係止部32を備える(図3参照)。係止部3
2はボビン12をブレーキコア16の凹部14内へ固定
する固定手段を構成し、内筒部16bの先端の全周に亙
って連続して形成することもきるが、所定間隔で複数個
に分割形成してもよい。係止部32は、ブレーキコア1
6の端面16a側にテーパ部32aを有する。また、係
止部32を除く内筒部16bの内壁部分の軸線方向長さ
は、ボビン12の筒壁部12aの外壁部分の軸線方向長
さに実質的に等しくなっている。したがって、ブレーキ
コア16の凹部14へ、励磁巻線10を巻設したボビン
12を挿入すると、ボビン12の筒壁部12aと一方
(図で下方)の側壁部12bとを連結する角部が、係止
部32のテーパ部32aを半径方向内方へ押圧し、その
反力によりボビン12がわずかに変形しつつその筒壁部
12aが係止部32上を摺動する。さらに、ボビン12
の一方の側壁部12bがブレーキコア16の底壁部16
dに当接し、ブレーキコア16の凹部14内へボビン1
2が完全に収容されると、ボビン12の筒壁部12aと
他方(図で上方)の側壁部12cとを連結する角部が係
止部32によって係止され、凹部14内でのボビン12
の軸線方向変位が防止される。
【0011】さらに図1の電磁ブレーキは、ボビン12
の上記他方の側壁部12cに、それを軸線方向へ貫通す
る複数の切欠き部34を備える(図2参照)。ボビン1
2の他方の側壁部12cは、図2に示したようにブレー
キコア16の凹部14の開口を実質的に閉鎖するが、各
切欠き部34によってこの開口が部分的に開放されるこ
ととなる。したがって、ブレーキコア16の凹部14へ
励磁巻線10を巻設したボビン12を収容し上記のよう
に係止部32によって係止した後に、図2に示すように
凹部14の開口へ含浸材36を注入すると、含浸材36
は各切欠き部34を通って、励磁巻線10の巻線束内、
励磁巻線10とボビン12との隙間、及びボビン12と
ブレーキコア16の凹部14との隙間に浸透する。この
含浸材36を、図1(b)に示すように凹部14内に完
全に充填した後、図示しない炉内で加熱硬化させること
により、巻線束の相互固着が保持され、かつ凹部14内
でのボビン12の固定が補助される。
【0012】図4は、本発明の第2実施例による電磁ブ
レーキの、ブレーキコア16とボビン38との組体を示
す。この実施例では、ブレーキコア16の端面16a側
に配置されるボビン38の他方の側壁部38cは、ブレ
ーキコア16の外筒部16cの内径よりも小さな外径を
有し、この径寸法差によりボビン38の他方の側壁部3
8cを包囲する環状の切欠き部40が形成される。材質
及びその他の構造は図1の実施例と同一であり、説明は
省略する。したがって、ブレーキコア16の凹部14へ
励磁巻線を巻設したボビン38を収容した後に、凹部1
4の開口へ含浸材36を注入すると、含浸材36は環状
の切欠き部40を通って凹部14内へ浸透し、加熱硬化
によって図1の実施例と同様に巻線束の相互固着を保持
するとともに凹部14内でのボビン12の固定を補助す
る。
【0013】図5は、本発明の第3実施例による電磁ブ
レーキの、ボビン42とブレーキコア44との組体を示
す。この実施例では、ブレーキコア44の端面44a側
に配置されるボビン42の他方の側壁部42cは、ブレ
ーキコア44の外筒部44cの内径よりも小さな外径を
有する部分42dと、周方向へ所定間隔に配置されてこ
の部分42dから半径方向外方へ突出する複数の係止爪
部46とを備える。他方、ブレーキコア44の外筒部4
4cの内壁部分には、ボビン42の複数の係止爪部46
に対応して複数の係止溝部48が刻設される。また、ボ
ビン42の他方の側壁部42cの部分42dとブレーキ
コア44の外筒部44cとの上記の径寸法差により、ボ
ビン42の他方の側壁部42cを包囲する複数の切欠き
部50が形成される。したがってこの実施例では、係止
爪部46及び係止溝部48が、ボビン42をブレーキコ
ア44の凹部52内へ固定する固定手段を構成する。
【0014】ブレーキコア44の凹部52へ、励磁巻線
10を巻設したボビン42を挿入すると、ボビン42の
他方の側壁部42cの複数の爪部46がブレーキコア4
4の外筒部44cの内壁部分によって半径方向内方へ押
圧され、ボビン42がわずかに変形しつつ凹部52へ収
容される。ボビン42の一方の側壁部42bがブレーキ
コア44の底壁部44dに当接すると、ボビン42の各
係止爪部46が対応する係止溝部48に嵌合し、これに
よりボビン42の軸線方向変位が防止される。その後、
図5(b)に示したように、ブレーキコア44の凹部5
2の開口へ含浸材54を注入すると、含浸材54は複数
の切欠き部50を通って凹部52内へ浸透し、加熱硬化
によって前述の各実施例と同様に巻線束の相互固着を保
持するとともに凹部52内でのボビン42の固定を補助
する。
【0015】図6は、本発明の第4実施例による電磁ブ
レーキの、ボビン56とブレーキコア58との組体を示
す。この実施例では、ボビン56の筒壁部56aとブレ
ーキコア58の内筒部58bとが、相互に当接可能な略
楕円形断面を有する。筒壁部56aと内筒部58bとが
整合した状態でブレーキコア58の凹部60内へボビン
56を挿入し、その後、筒壁部56aと内筒部58bと
の接触を保持しつつボビン56を図示矢印の如く回転す
ると、ボビン56は、内筒部58bの略楕円形状によっ
て変形し、それ自体の弾性力により凹部60内へ固定さ
れる。したがってこの実施例では、図1の実施例におけ
る係止部32が省略されるが、その他の構造は図2の第
2実施例と同一であり、同様に含浸材を注入することに
よって、巻線束の相互固着が保持されかつ凹部60内で
のボビン56の固定が補助される。
【0016】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
は、電磁ブレーキのボビンとブレーキコアの収容凹部と
の少なくとも一方に係止部を形成し、この係止部が両者
を機械的に係止保持するとともに、ブレーキコアの収容
凹部の開口に近接配置されるボビン側壁に切欠き部を形
成し、ボビンを収容凹部へ収容した後に切欠き部から収
容凹部内へ含浸材を注入して、励磁巻線の固着を保持し
かつボビンの固定を補助する構成としたから、ボビンを
ブレーキコアへ確実に固定して機械振動や衝撃に対する
強度を維持することができるのみならず、従来のボビン
とブレーキコアとの接着工程を省略して製造工程数及び
製造に要する作業時間を削減し、信頼性の高い電磁ブレ
ーキを優れた生産性の下で製造することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例による電磁ブレーキの図
で、(a)平面図、(b)線I−Iに沿った縦断面図、
である。
【図2】図1の電磁ブレーキのボビン/ブレーキコア組
体の平面図で、含浸材の含浸工程を説明する図である。
【図3】図1の電磁ブレーキのボビン/ブレーキコア組
体の分解図で、図2の線 III−III に沿った縦断面で示
す。
【図4】本発明の第2実施例による電磁ブレーキのボビ
ン/ブレーキコア組体の平面図で、含浸材の含浸工程を
説明する図である。
【図5】本発明の第3実施例による電磁ブレーキのボビ
ン/ブレーキコア組体の図で、(a)平面図、(b)線
V−Vに沿った縦断面図で含浸材の注入後の状態を示す
図、である。
【図6】本発明の第4実施例による電磁ブレーキのボビ
ン/ブレーキコア組体の平面図である。
【符号の説明】
10…励磁巻線 12,38,42,56…ボビン 14,52,60…凹部 16,44,58…ブレーキコア 18…端板 20…摩擦板 22…アーマチュア 24…シャフト 26…スペーサ 28…ねじ 30…コイルばね 32…係止部 34,40,50…切欠き部 36,54…含浸材 46…係止爪部 48…係止溝部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 励磁巻線を巻設する巻設部を備えたボビ
    ンと、該ボビンを収容する収容凹部を備えたブレーキコ
    アと、前記励磁巻線から及ぼされる電磁力によって駆動
    される摩擦板と、前記ボビンを前記ブレーキコアの収容
    凹部内で固定する固定手段とを具備した電磁ブレーキに
    おいて、 前記ボビンは、前記巻設部を形成する円筒状中心壁及び
    一対の環板状側壁を備え、前記ブレーキコアの前記収容
    凹部への収容時に、該側壁の一方を該収容凹部の底壁へ
    対向配置するとともに他方を該収容凹部の開口に近接配
    置し、かつ、該他方の側壁に、該収容凹部の開口を部分
    的に開放可能な切欠き部を備え、 前記固定手段は、前記ボビンと前記ブレーキコアの前記
    収容凹部との少なくとも一方に形成されて両者を相互に
    係止する係止部を具備し、前記ボビンを前記ブレーキコ
    アの前記収容凹部へ収容、係止した後に、該ボビンの前
    記他方の側壁に形成された前記切欠き部から該収容凹部
    内へ含浸材を注入して、前記励磁巻線の固着を保持しか
    つ該ボビンの固定を補強したことを特徴とする電磁ブレ
    ーキ。
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