JPH05255987A - 壁パネル組付け構造 - Google Patents

壁パネル組付け構造

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JPH05255987A
JPH05255987A JP4088119A JP8811992A JPH05255987A JP H05255987 A JPH05255987 A JP H05255987A JP 4088119 A JP4088119 A JP 4088119A JP 8811992 A JP8811992 A JP 8811992A JP H05255987 A JPH05255987 A JP H05255987A
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Tetsuo Nishizawa
哲郎 西澤
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Misawa Homes Co Ltd
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Misawa Homes Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 床部上に複数の壁パネルを立設しそれらを結
合してT字状の壁部を構築するパネル工法において、よ
り少ないパーツで構成し、建築現場における作業性の効
率化を図ること。 【構成】 所定長さの第1の直線状壁部200の側面か
らほぼ直交する方向に第2の直線状壁部300が伸長す
るT字状壁部100の構成を、T字頭部をなす第1の直
線状壁部の壁パネル14aのパネル面にT字脚部をなす
第2の直線状壁部の壁パネル14bの側端面を当接させ
て行う結合とした。これにより、第1の直線状壁部20
0及び第2の直線状壁部300のそれぞれを壁パネル1
4a及び壁パネル14bをそれぞれ直接かつ直線状に連
結することによって形成することができるので、パネル
製造段階において予め両直線状壁部を構築しておくこと
ができる。従って建築現場においては2つのパーツの1
箇所の連結によってT字状壁部の構築を簡単に行うこと
が可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、壁パネル組付け構造
に関し、特にいわゆるパネル工法において複数の壁パネ
ルを設置してT字状に直交する建築物壁部を構築する際
の壁パネル組付け構造の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】いわゆるパネル工法においては建築物の
床部上に、予め工場にて製造した複数の壁パネルを立設
し相互に連結することによって壁部並びに建築物内の仕
切壁を構築するようにしている。
【0003】このようなパネル工法における壁部の構築
において外壁部を形成する壁パネルは建築物の桁側の部
分及び妻側の部分から成り、それらは建築物の角部で結
合されている。また、建築物内に仕切壁が設けられる場
合には、桁側の壁部を構成する壁パネルあるいは妻側の
壁部を構成する壁パネルと、仕切壁を構成する壁パネル
とがそれぞれ所定箇所で連結されることとなる。
【0004】このような壁パネルを用いた壁部構造の場
合、例えば建築物室内の仕切壁の構成において、2つの
直線状の壁部がT字状に交差するような壁部構造とする
必要性が生じる。
【0005】図2はこのようなT字状の壁部構成におけ
る従来の壁パネルの組付け構造の一例を示している。
【0006】図示のように外壁部を構成する壁パネル1
0及び12の建築物内側に仕切壁14a及び14bが設
置されている。そして、2つの仕切壁14a、14aに
よってT字状の頭部側一辺を構成する第1の直線状壁部
が形成され、2つの仕切壁用の壁パネル14b、14b
によってT字状の脚部側一辺を構成する第2の直線状壁
部が形成されている。
【0007】そして、その2つの直線状壁部の交差部
は、T字頭部側の2つの壁パネル14a、14aの間に
T字脚部側の壁パネル14bの端部側を挾むようにして
構成されている。すなわち、第1の直線状壁部の中間に
第2の直線状壁部の側端部が侵入した形で構成されてい
る。そして、壁パネル14aと壁パネル14bは、その
当接部分にて雌雄構造の金具等を用いて相互に連結され
るようになっている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記図2に示したよう
な従来のT字状壁部構成における壁パネルの組付け構造
は、そのT字状壁部を構成するために少なくとも3つの
壁パネルのパーツが必要となる。すなわち、建築現場に
おける壁パネルの結合作業をできるだけ減少かつ簡略化
させるため、壁パネルの製造段階においては、予め壁パ
ネル相互を結合しておくことが望ましい。しかしなが
ら、その運搬上の都合等により壁パネル製造段階におけ
る結合は直線状に壁パネル相互を連結するものに限られ
ている。
【0009】従って、図2に示した例によれば、仕切壁
の2つの壁パネル14b、14bはその製造段階におい
て予め一直線状に連結結合しておくことができ、その状
態で建築現場まで運搬することができる。しかしなが
ら、T字状のもう一方の辺、すなわち第1の直線状壁部
は、2つの壁パネル14a、14aの間に壁パネル14
bが介在して連結されるので、壁パネル14a相互を予
め製造段階において連結することができない。従って、
建築現場において2つの壁パネル14a、14aと、連
結された壁パネル14b、14bの3つのパーツの連結
作業を行わなければならない。
【0010】このようなT字状壁部の構成は、仕切壁相
互間の場合に限られず、外壁と仕切壁との間の関係でも
生じるが、その場合でも同様に第1の直線状壁部に直交
する第2の直線状壁部の端部を介在させて連結する構成
においては常に3つのパーツによってT字状壁部の構成
を行わなければならない。
【0011】このことは、建築現場における壁パネル相
互間の連結作業をできるだけ少ない工数でかつ迅速に行
うというパネル工法における1つの目的に反することに
なっている。
【0012】本発明は、上記問題点を解決することを課
題としてなされたものであり、その目的は、パネル工法
における壁パネルによる壁部の構築において、T字状の
構成の壁部を建築現場における2つのパーツの連結のみ
によって構成することのできる壁パネルの組付け構造を
得ることにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明に係る壁パネルの組付け構造は、複数の壁パ
ネルを連結してT字状に直交する壁部を形成する壁パネ
ル組付け構造において、前記T字状壁部のT字頭部をな
す第1の直線状壁部を構成する壁パネルのパネル面に、
T字脚部をなす第2の直線状壁部を構成する壁パネルの
側端面を当接させて連結することを特徴とする。
【0014】
【作用】上記構成の壁パネル組付け構造によれば、T字
状壁部のT字頭部をなす第1の直線状壁部に対するT字
脚部をなす第2の直線状壁部の結合が、そのT字脚部側
の第2の直線状壁部を構成する壁パネルの側端面を、T
字頭部側の第1の直線状壁部を構成する壁パネルのパネ
ル面側に当接させた状態で行われるので、第1の直線状
壁部を構成する壁パネル相互の連結部に第2の直線状壁
部を構成する壁パネルが介在することがない。すなわち
T字状の第1の直線状壁部も第2の直線状壁部もそれぞ
れ壁パネルを直接連結した状態で形成され、第2の直線
状壁部の側端面が第1の直線状壁部のパネル面に当接さ
れてT字形状が構成されるものである。
【0015】従って、壁パネルの製造段階において第1
の直線状壁部の連結作業及び第2の直線状壁部の連結作
業を共に行っておくことができ、建築現場においてはそ
れらの壁部の当接作業を行うのみによってT字状壁部の
形成を行うことができる。
【0016】すなわち、2つのパーツを1箇所に結合す
るという簡単な作業によってそのT字状壁部を構成する
ことができるものである。
【0017】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の実施例につい
て詳細に説明する。
【0018】図1は本発明に係る壁パネルの組付け構造
を用いた建築物の壁パネル設置状態を示す説明図であ
り、壁パネルの配置を上方から見た図が示されている。
【0019】図においてT字状に形成された仕切壁10
0のT字頭部をなす第1の直線状壁部200は、2つの
仕切壁の壁パネル14a、14aを一直線状にその側端
面で相互に連結して形成している。一方、T字状の脚部
側をなす第2の直線状壁部300は2つの仕切壁の壁パ
ネル14b、14bによって形成され、同じく相互に側
端面で直接連結して形成している。
【0020】そして、2つの直線状壁部200,300
の結合は、T字脚部側の第2の直線状壁部300の一方
の壁パネル14bの側端面を、T字頭部側の第1の直線
状壁部200を構成する壁パネル14aの平面部である
パネル面に当接して結合している。
【0021】この実施例では、図中上方に位置する壁パ
ネル14a−1のパネル面の縁部に壁パネル14b−1
の側端面を相互にほぼ直角をなすように当接して結合し
ている。
【0022】なお、壁パネル14b−1の側端面の当接
位置は、図示のように一方の壁パネル14a−1の縁部
に限定されるものでなく、壁パネル14a−1と14a
−2との連結部に双方にまたがるように当接させること
も可能である。
【0023】本実施例によれば、T字頭部側の第1の直
線状壁部200及びT字脚部側の第2の直線状壁部30
0は、それぞれ2つの壁パネル14a−1、14a−2
及び14b−1、14b−2をそれぞれ直接かつ直線的
に連結することによって形成される。従って、壁パネル
の工場製造段階において予めその連結作業を行っておく
ことが可能である。
【0024】そして、それらを運搬し、建築現場におい
てはそれら2つのパーツを上記のようにほぼ直交するよ
うに当接結合することのみによってT字状の壁部構成を
なす仕切壁を構築することができる。
【0025】従って、2つのパーツの1箇所の結合作業
によって迅速かつ簡単に壁部の構築が可能となる。
【0026】なお、本発明は、上記実施例に限定される
ものではなく、発明の要旨の範囲内で種々の変形が可能
である。
【0027】例えば、上記実施例では仕切壁の部分のT
字状壁部の構成を例にとって示したが、そのような箇所
に限定されるものではなく、複数の壁パネルを結合して
T字状をなす壁部の構成を行う場合であれば外壁部にお
いても応用することが可能である。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の壁パネル
組付け構造にあっては、壁パネルの製造段階において第
1の直線状壁部の連結作業及び第2の直線状壁部の連結
作業を共に行っておくことができ、建築現場においては
それらの壁部の当接作業を行うのみによってT字状壁部
の形成を行うことができる。
【0029】従って、2つのパーツを1箇所に結合する
という簡単な作業によってそのT字状壁部を構成するこ
とができ、最少限のパーツでT字状の壁部を形成するこ
とができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例に係る壁パネルの組付け構造を用いた建
築物の壁パネルの設置状態を示す平面図である。
【図2】従来のT字状の仕切壁の壁パネル組付け状態を
示す平面図である。
【符号の説明】
14a 第1の直線状壁部を構成する壁パネル 14b 第2の直線状壁部を構成する壁パネル 100 T字状壁部 200 第1の直線状壁部 300 第2の直線状壁部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の壁パネルを連結してT字状に直交
    する壁部を形成する壁パネル組付け構造において、 前記T字状壁部のT字頭部をなす第1の直線状壁部を構
    成する壁パネルのパネル面に、T字脚部をなす第2の直
    線状壁部を構成する壁パネルの側端面を当接させて連結
    することを特徴とする壁パネル組付け構造。
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4965619A (ja) * 1972-10-12 1974-06-25
JPH02289740A (ja) * 1989-04-27 1990-11-29 Misawa Homes Co Ltd 石膏ボード貼パネルのコーナー部構造

Patent Citations (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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