JPH05254435A - 列車制御用通信装置 - Google Patents
列車制御用通信装置Info
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Abstract
散通信方式で実施し耐ノイズ性の良い車上へのATC情
報伝送をできるようにする。 【構成】 第1のPN符号と異なる第2のPN符号で列
車制御用信号を拡散処理してレールの始端側へ供給する
制御信号供給手段6,8と、レールから信号を受信する
車上受信手段A,20と、受信信号から第1のPN符号
を抽出、検出する抽出検出手段26と、第1のPN符号
を検出したときに第2のPN符号と同じ位相の第2のP
N符号を発生させるPN符号発生手段27と、発生され
たPN符号で車上受信手段A,20で受信された受信信
号を逆拡散処理して列車制御用信号を抽出する列車制御
用信号抽出手段とからなる。
Description
り、特に、軌道回路を利用して列車を検知するととも
に、列車に対して地上側からATC等の情報を提供でき
ようにしたものに関する。
装置は、レール(軌道)を所定長さ毎に区分して形成し
た閉そく区間のレールを軌道回路の一部とし、その閉そ
く区間の始端側(列車の進出する側)に、所定周波数の
信号を送出する送信器を接続するとともに、その閉そく
区間の終端側(列車が進入する側)に信号を受信する受
信器を接続して構成されている。
存在し、レールが列車の車軸(車輪)で短絡されたとき
は受信器の出力レベルは低下し、一方、閉そく区間内に
列車が存在しないときは、受信器の出力は所定高さに維
持される。したがって、受信器の出力で軌道リレーをO
N,OFFさせれば、そのON,OFF状態で閉そく区
間内の列車有無を検知することができる。
とインピーダンスボンド等で交流信号に対して電気的絶
縁が図られていて、相隣接する閉そく区間の列車検知用
の信号と干渉し合わないように工夫されている。また、
交流信号に対して電気的に無絶縁に形成されている場合
は、相隣接する閉そく区間で使用される検知用の信号の
周波数を互いに異なるようにして干渉を防止している。
した列車検知装置において、軌道回路の一部を形成する
レールは、ノイズを受けやすい環境にあるために、S/
N比が低くなりやすいという欠点があった。又、車上に
速度制限信号等を送るATC等の情報伝送は、前記列車
検知用信号を、矩形波変調し、これ車上で受信しこの変
調周波数を変化させて情報区別をしていた。列車検知用
信号が共用できない場合は、別のATC周波数を設け
て、重畳して、軌道回路に送信していた。このため、列
車検知用信号の受信回路と同様、ノイズを受けやすく、
S/N比が低くなりやすいという欠点があった。
耐雑音特性の高い列車位置検知装置として、軌道回路を
形成するレールの始端側に、列車検知用信号を所定のP
N符号で拡散処理して供給し、そのレールの終端側から
その拡散処理された信号を受信するとともに、そのPN
符号で逆拡散処理してその列車検知用信号を検出できる
ように構成し、その検出された信号の変化によりそのレ
ール上の列車の有無を検知するようにしたスペクトラム
拡散方式の列車位置検知装置を提案した。
案に係るスペクトラム拡散方式の列車位置検知装置に
は、地上側から車上(列車)へATC等の列車制御用情
報(以下、ATC情報という)を送出する機能がなく、
ATC情報の伝達のためには、別途、通信設備を設ける
必要があった。ところで、上記提案装置はPN符号を用
いる特徴を有しているので、本発明者らは、その特徴を
利用して地上側からATC等の列車情報(以下、ATC
情報という)を送出する知見を得た。そこで本発明は、
列車検知とともにATC情報も伝送可能な列車制御用通
信装置を提供することを目的としている。
通信装置は、上記目的を達成するために、軌道回路を形
成するレールの始端側に列車検知用信号を所定の第1の
PN符号で拡散処理して供給し、そのレールの終端側か
らその拡散処理された信号を受信するとともに、その第
1のPN符号で逆拡散処理してその列車検知用信号を検
出できるように構成し、その検出された信号の変化によ
りそのレール上の列車の有無を検知するようにした列車
検知手段を備えた列車用通信装置において、前記第1の
PN符号と異なる第2のPN符号で列車制御用信号を拡
散処理して前記レールの始端側へ供給する制御信号供給
手段と、列車に設けられたアンテナを介して前記レール
から信号を受信する車上受信手段と、前記車上受信手段
で受信された受信信号を前記列車検知用信号と同じ周波
数の信号で復調処理して前記第1のPN符号を抽出する
抽出手段と、前記抽出手段で抽出された抽出信号中から
前記第1のPN符号を検出する検出手段と、前記検出手
段が前記第1のPN符号を検出したときに前記第2のP
N符号と同じPN符号を発生させるPN符号発生手段
と、前記PN符号発生手段で発生された第2のPN符号
で前記車上受信手段で受信された受信信号を逆拡散処理
して前記列車制御用信号を抽出する列車制御用信号抽出
手段とを特徴としている。
の始端側には、第1のPN符号,第2のPN符号で列車
検知用の信号,列車制御用の信号がそれぞれ拡散手段で
拡散されて送出手段により供給される。そして、そのレ
ールに列車が存在しないときは、レールの終端側から受
信された受信信号を第1のPN符号を用いて逆拡散処理
し列車検知用信号が抽出される。この抽出信号は所定レ
ベル以上を示すので列車ありと検知する。一方、そのレ
ールに列車が存在するときは、レールの終端側の信号レ
ベルは低く、したがって、抽出信号のレベルは小さく列
車ありと検知する。さらに、車上側のATC信号の抽出
手段は、車上受信手段で受信された受信信号を列車検知
用信号と同じ周波数の信号で復調処理して第1のPN符
号を抽出する。検出手段は、抽出信号中から第1のPN
符号を検出し、PN符号発生手段は、その第1のPN符
号の検出タイミングで第2のPN符号と同じ符号を発生
させる。そして、列車制御用信号抽出手段は、その発生
された第2のPN符号を用いて、車上受信手段で受信さ
れた信号を逆拡散して列車制御用信号を抽出して出力さ
れる。
する。図1は、一実施例に係る列車制御用通信装置の概
略構成図であって、軌道(本発明のレールに相当し、以
下レールというときもある。)Tは、所定間隔毎の閉そ
く区間(図1では、図面を簡略化するために閉そく区間
Tを中心に3個の閉そく区間しか示されていない。)
T,T′,T″に区分されている。各閉そく区間T,
T′,T″は、周知のインピーダンスボンドを用いた区
分でもよく、またレール間にコンデンサ等を介在させた
無絶縁区分でもよい。
れるので、以下、閉そく区間Tに対応した列車位置検知
装置を説明する。
と、ATC信号発生器2と、第1のPN符号発生器3及
び第2のPN符号発生器4からそれぞれ発生されるPN
符号でそれぞれ拡散処理する第1,第2の各拡散回路
5,6と、加算回路7と、送信器8とが設けられてい
る。検知用信号発生器1は、所定の送信信号を無変調又
は変調回路により通常のAM,FM等に変調処理された
列車検知用搬送波(本発明の列車検知用信号に該当)
(fTD)を第1の拡散回路5に出力するように構成され
ている。本実施例では、無変調の場合で図示してある。
また、ATC信号発生器2は、搬送周波数を、ATC情
報により変えるか又は、ATC情報によりAM,FM変
調するなどして処理されたATC搬送波(本発明の列車
制御用信号に該当)(fATC )を第2の拡散回路6に出
力するように構成されている。
号(PN1 (θi ))(θi は図2(a)に示されるよ
うに、基準のPN1 符号との位相差を表わし、θi 値を
変えることにより相隣接する閉そく区間T′,T″で用
いるPN符号と異なる位相となる。)を発生させる第1
のPN符号発生器3からのPN符号を用いて列車検知用
搬送波(fTD)を拡散処理した後、次の加算回路7へ出
力するように構成されている。また、第2の拡散回路6
は、上記第1のPN符号と異なる所定の第2のPN符号
(PN2 (θr ))(r=i+αであり、図2(b)に
示されるように、iは基準のPN2 符号との位相差を表
わし、i値をかえることにより前記第1のPN符号と同
一位相にする。αはATC情報を更に拡大する場合に用
いる。)の第2のPN符号を用いて列車制御用搬送波
(fATC )を拡散処理した後、次の加算回路7へ出力す
るように構成されている。
いて、出力をレールTの始端側Sへ供給するように構成
されている。
回路11と、バンドパスフィルタ12と、整流回路及び
検波回路からなる検知部13とが設けられている。受信
器10は周知の増巾回路で形成されていて、その出力信
号を上記第1のPN符号(PN1 (θi )で逆拡散処理
する逆拡散回路11へ出力するように構成されている。
したがって、逆拡散回路11からは元の列車検知用搬送
波(fTD)が抽出される。そして、列車検知用搬送波
(fTD)の有無により、検知部13は軌道リレーTRを
扛上又は落下させる。
設置されるときは、第1のPN符号発生器3が単一です
み、ここからのPN符号を有線で第1の拡散回路6及び
逆拡散回路11へそれぞれ供給することができる。した
がって、送・受信設備が隔離されている通常のスペクト
ラム拡散通信のように、複雑な同期回路等を一切設ける
ことなく極めて容易に同期処理が行なえ、構造が簡単で
安価に製作することができる。
ンテナAを介してレールTから拡散信号を受信する受信
器20と、受信器20で受信された信号の一方をバンド
パスフィルタ21を介して入力し、上記検知用信号発生
器1と同じ列車検知用搬送波(fTD)を出力する信号発
生器22からの出力信号で割算処理する復調器23と、
復調器23で復調処理された出力をフィルタ回路24を
介して入力するとともに、上記第1のPN符号発生器3
と同じPN符号(PN1 )を発生する第3のPN符号発
生器25からのPN符号(PN1 )を入力して相関マッ
チング処理を行うマッチドフィルタ26と、マッチドフ
ィルタ26が第1のPN符号(PN1 (θi ))を検出
したときに上記第2のPN符号(PN2 )と同じ位相の
PN符号を発生させる第4のPN符号発生器27と、受
信器20で受信された信号の他方をバンドパスフィルタ
28を介して入力し、上記第4のPN符号発生器27の
出力で逆拡散処理して列車制御用搬送波(fATC )を出
力する逆拡散回路29と、逆拡散回路29の出力を周知
の周波数分析回路で列車制御用搬送波(fATC )のみを
正確に抽出して出力するFFT分析器30とが設けられ
ている。
て説明する。先ず、最初に列車aが閉そく区間(レー
ル)Tに存在していない場合について説明する。検知用
信号発生器1から送出された列車検知用搬送波(fTD)
は、拡散回路5でPN符号(PN1 (θi ))を用いて
拡散処理され、第2の拡散回路6の列車制御用の拡散信
号と加算回路7で重畳されて送信器8を介してレールT
の始端側Sに供給される。
に起因した減衰を伴う搬送波を含む拡散信号が存在す
る。この拡散信号は、受信器10で増巾処理されたの
ち、上記第1のPN符号発生器3からのPN符号(PN
1 (θi ))で逆拡散処理され、元の列車検知用搬送波
(fTD)が抽出される。
ば、閉そく区間Tに商用電源高調波に起因するノイズや
軌道Tに隣接する他の軌道を走行する列車から送出され
たノイズ等が存在していても、スペクトラム拡散通信の
特徴である耐ノイズ性により、これらノイズが効果的に
除去されて元の列車検知用搬送波(fTD)のみが抽出さ
れる。抽出された信号は、周知の列車検知装置と同様に
検知部13によって軌道リレーTRが扛上される。
と、レールTは列車aの車軸Wにより短絡されるので、
終端側Rの拡散信号のレベルは小さく、したがって受信
器10の出力レベルも小さくなる。このため、検知部1
3は軌道リレーTRの扛上を維持できず落下する。この
軌道リレーTRの落下により列車aが閉そく区間Tに存
在したことを知ることができる。もちろん、列車aを検
知している状態においても受信器10の出力は逆拡散回
路11で逆拡散処理されているので、ノイズは効果的に
除去される。
によって列車検知用搬送波(fTD)を抽出するようにし
たが、本出願人が別途提案しているPN符号を抽出する
ようにしてもよい。
行う場合は、先ず受信器10で受信した信号を検知用信
号発生器1からの列車検知用搬送波(fTD)で復調処理
して第1のPN符号(PN1 (θi ))を抽出し、これ
を相関マッチング回路を備えたマッチドフィルタで第1
のPN符号を検出するように構成する。このような構成
によれば、送信部イ側で用いられたPN符号が地上受信
部ロ側で検出されたときに列車なしを検知し、他方、そ
のPN符号が地上受信部側で検出されないときは列車あ
りを検知することができる。しかも、PN符号の一致度
で列車検知が行なわれるため、耐雑音特性は各段向上す
る。したがって、本発明で逆拡散処理して列車検知用信
号を得るというときは、このようにPN符号の一致度を
検出することも含まれている。
a)へのATC情報の送信について説明する。今、説明
を簡単にするために、車上へのATC情報は単一のAT
C情報が送出されるものとする。
テナAを介してレールTから第1,第2の2つのPN符
号(PN1 (θr )),(PN2 (θi ))で拡散処理
された信号が受信される。この受信信号が復調器23で
列車検知用搬送波と同じ周波数の信号(fTD)を用いて
復調されると、第1のPN符号(PN1 (θi ))を含
む信号が抽出される。この抽出信号はマッチドフィルタ
26で第1のPN符号との一致度が検出されると、マッ
チドフィルタ26は第4のPN符号発生器27を駆動さ
せて列車制御用搬送波(fTAC )を拡散したのと同一位
相の第2のPN符号を逆拡散回路29へ出力する。
号(PN1 (θi ))と第2のPN符号(PN
2 (θr ))との位相差は既知であるので、車上側にお
いても第1のPN符号を検知した時点からその位相差に
相当する時間差を有して第4のPN符号発生器27から
第2のPN符号を発生させることができる。したがっ
て、地上の送信部イの第2のPN符号(列車制御用搬送
波(fATC )を拡散処理するためのPN符号)と、列車
aでその列車制御用搬送波(fATC )を検出するために
用いる逆拡散用のPN符号との同期が得られる。
号で逆拡散処理されると、その逆拡散回路29からは、
列車制御用搬送波(fATC )が得られ、その列車制御用
搬送波を用いて列車aの制御が可能となる。なお、本実
施例装置においては、逆拡散回路29の出力をFFT周
波数分析器30を介してATC情報を取出すようにして
いるが、これは、地上側から車上側への列車制御情報が
多数ある場合に、能率的に対処できるようにするため
で、上述のように、FFT周波数分析器30の代りに地
上受信部ロに設けられているような検知部12,13を
多数用いても受信回路を構成することができる。
用いてさらに説明すると、同図,は、レールTの始
端側Sに供給された列車検知用搬送波(fTD)()、
列車制御用搬送波(fATC )()の拡散信号を表わし
ている。したがって、地上受信部ロで第1ののPN符号
で逆拡散処理すれば列車検知用信号(fTD)()を抽
出できることを意味している。一方、列車a側で第2の
PN符号で逆拡散処理すれば列車制御用搬送波
(fATC )()を抽出できることを意味している。
車aに送信する側について説明すると、各ATC情報
は、ATC搬送周波数を変化させて送信される。即ち、
ATC情報に対応して図3のに示すようにATC搬送
周波数を変え、これを、拡散処理しての拡散信号とし
てレ−ルへ送信する。又、第2の(PN2 (θr ))の
位相を示すθr のrをi+αとし、通常はα=0とし、
ATC情報を拡大する時は必要時αを設定しレールTへ
拡散信号を送出する。車上側で第4のPN符号発生器の
位相を通常よりαだけづらせたPN2 符号を発生させ、
ATC拡散信号を、逆拡散すれば、別の情報を受信する
ことも出来る。
数は、例えば列車検知用として2kHz を使用し、列車制
御用として5kHz 〜20kHz 使用したとき、30Hz毎に
ATC情報が確保できるので約32のATC情報とする
ことができる。
から得られた場合、地上側から送出される各ATC情報
が既知データとしてFFT周波数分析器30にセットさ
れているので、各ATC情報を正確に分別して出力する
ことができ、高級な列車制御を行うことができる。
を用いた軌道回路としたので、別途、ATC通信設備を
設けなくとも列車検知とともにATC情報を列車aに送
出することができる。
回路を形成するレールの始端側に列車検知用信号を所定
の第1のPN符号で拡散処理して供給し、そのレールの
終端側からその拡散処理された信号を受信するととも
に、その第1のPN符号で逆拡散処理してその列車検知
用信号を検出できるように構成し、その検出された信号
の変化によりそのレール上の列車の有無を検知するよう
にした列車検知手段を備えた列車用通信装置において、
前記第1のPN符号と異なる第2のPN符号で列車制御
用信号を拡散処理して前記レールの始端側へ供給する制
御信号供給手段と、列車に設けられたアンテナを介して
前記レールから信号を受信する車上受信手段と、前記車
上受信手段で受信された受信信号を前記列車検知用信号
と同じ周波数の信号で復調処理して前記第1のPN符号
を抽出する抽出手段と、前記抽出手段で抽出された抽出
信号中から前記第1のPN符号を検出する検出手段と、
前記検出手段が前記第1のPN符号を検出したときに前
記第2のPN符号と同じPN符号を発生させるPN符号
発生手段と、前記PN符号発生手段で発生されたPN符
号で前記車上受信手段で受信された受信信号を逆拡散処
理して前記列車制御用信号を抽出する列車制御用信号抽
出手段とからなるので、耐雑音特性が高く又、隣接軌道
回路との干渉のない列車位置検知装置とすることができ
るとともに、耐雑音特性の高い地上側から列車へのAT
C情報伝達を行うことが可能となる。
との関係を示す周波数配置の説明図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 軌道回路を形成するレールの始端側に列
車検知用信号を所定の第1のPN符号で拡散処理して供
給し、そのレールの終端側からその拡散処理された信号
を受信するとともに、その第1のPN符号で逆拡散処理
してその列車検知用信号を検出できるように構成し、そ
の検出された信号の変化によりそのレール上の列車の有
無を検知するようにした列車検知手段を備えた列車制御
用通信装置において、 前記第1のPN符号と異なる第2のPN符号で列車制御
用信号を拡散処理して前記レールの始端側へ供給する制
御信号供給手段と、 列車に設けられたアンテナを介して前記レールから信号
を受信する車上受信手段と、 前記車上受信手段で受信された受信信号を前記列車検知
用信号と同じ周波数の信号で復調処理して前記第1のP
N符号を抽出する抽出手段と、 前記抽出手段で抽出された抽出信号中から前記第1のP
N符号を検出する検出手段と、 前記検出手段が前記第1のPN符号を検出したときに前
記第2のPN符号と同じPN符号を発生させるPN符号
発生手段と、 前記PN符号発生手段で発生された前記第2のPN符号
で前記車上受信手段で受信された受信信号を逆拡散処理
して前記列車制御用信号を抽出する列車制御用信号抽出
手段と、 を有することを特徴とする列車制御用通信装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8971092A JP3197932B2 (ja) | 1992-03-13 | 1992-03-13 | 列車制御用通信装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8971092A JP3197932B2 (ja) | 1992-03-13 | 1992-03-13 | 列車制御用通信装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH05254435A true JPH05254435A (ja) | 1993-10-05 |
JP3197932B2 JP3197932B2 (ja) | 2001-08-13 |
Family
ID=13978331
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8971092A Expired - Lifetime JP3197932B2 (ja) | 1992-03-13 | 1992-03-13 | 列車制御用通信装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3197932B2 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002220053A (ja) * | 2000-11-24 | 2002-08-06 | Univ Nihon | 地上装置と車上装置間の情報伝送方法 |
JP2007028877A (ja) * | 2005-07-21 | 2007-02-01 | Nippon Signal Co Ltd:The | 列車制御用受信装置 |
JP2014198510A (ja) * | 2013-03-29 | 2014-10-23 | 日本信号株式会社 | 列車制御装置 |
JP2015177602A (ja) * | 2014-03-13 | 2015-10-05 | 株式会社東芝 | 列車制御車上装置 |
JP2016015603A (ja) * | 2014-07-01 | 2016-01-28 | 日本信号株式会社 | 列車制御装置 |
-
1992
- 1992-03-13 JP JP8971092A patent/JP3197932B2/ja not_active Expired - Lifetime
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