JPH05254366A - 子供用シート - Google Patents

子供用シート

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JPH05254366A
JPH05254366A JP4053508A JP5350892A JPH05254366A JP H05254366 A JPH05254366 A JP H05254366A JP 4053508 A JP4053508 A JP 4053508A JP 5350892 A JP5350892 A JP 5350892A JP H05254366 A JPH05254366 A JP H05254366A
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seat back
child
belt
headrest
seat
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Chikao Nagasaka
近夫 長坂
Hiroshi Tsuge
広 柘植
Sumikazu Sasaki
澄和 佐々木
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Tokai Rika Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数段のベルト挿通孔を設けた場合において
も外観品質、支持強度を向上させることができる子供用
シートを得ることが目的である。 【構成】 チャイルドシート10の本体12はシートバ
ックボード16を備えており、このシートバックボード
16にバックパッド30、ヘッドレスト32等が装着さ
れている。そして、これらが装着されヘッドレスト32
の高さ調節が終了した状態では、連続孔タイプのウエビ
ング挿通孔46を通過後の子供拘束用のベルト22がバ
ックパッド30とヘッドレスト32との間に略挟持され
た状態で位置する。従って、使用していないベルト挿通
孔がヘッドレスト32等によって隠蔽されるので外観品
質が向上され、かつ連続孔タイプであるが故に片持ち支
持構造となった片持ち支持部68がバックパッド30等
で拘束されるので支持強度が向上される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、子供乗車時に使用され
る子供用シートに関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、子供を乗車させる際に子供用
シート、例えばチャイルドシートが用いられている。チ
ャイルドシートは、子供用シートバックと子供用シート
クッションとから成り、子供用シートバックには子供拘
束用のベルトが挿通されている。子供拘束用のベルトの
先端部は腹部パッドに係止され、この腹部パッドの先端
に突出形成された図示しないタングプレートをバックル
装置へ係合させることにより子供を子供拘束用のベルト
の装着状態にすることができるように構成されている。
【0003】ここで、上述した子供拘束用のベルトを挿
通させるためのベルト挿通孔は、通常は上下に複数段
(二、三段)形成されており、子供の体格に応じて適宜
子供拘束用のベルトの挿通位置を変更することができる
ようになっている。
【0004】図13には、この種のベルト挿通孔150
が示されており、このベルト挿通孔150はチャイルド
シート152のシートバック154に上下三段形成され
ている。従って、乗員は子供の体格に応じて上段のベル
ト挿通孔150A、中段のベルト挿通孔150B、下段
のベルト挿通孔150Cを選択的に用いることができ
る。例えば、下段のベルト挿通孔150Cを使用してい
て、子供が成長して体格が大きくなった場合、下段のベ
ルト挿通孔150Cを通っていた子供拘束用のベルト1
56を抜いて、中段のベルト挿通孔150Bもしくは上
段のベルト挿通孔150Cへ通し直すことができる。
【0005】また、子供拘束用のベルト156を通し直
す際の操作を簡便化するために、図14に示されるよう
に、相互のベルト挿通孔158、160間を縦溝162
によって上下に連通させたタイプ(以下、「連続孔タイ
プ」という)のものもある。この構造による場合、例え
ば、下段のベルト挿通孔160に通っていた子供拘束用
のベルトを上段のベルト挿通孔158へ通す際には、こ
れらを連通している縦溝162を使って子供拘束用のベ
ルトを移動させればよい。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、いずれ
の構造においても、使用しないベルト挿通孔が露見して
おり、チャイルドシートの外観品質が低下するという問
題点が生じる。
【0007】この問題点を解消するべく、使用していな
いベルト挿通孔を樹脂ガイド等で塞ぐと、子供をチャイ
ルドシートに着座させた際に樹脂ガイド等が幼児の後頭
部に位置するので違和感が生じる。
【0008】さらに、連続孔タイプにあっては、上下の
ベルト挿通孔158、160及び縦溝162によって囲
まれた部分(図14の斜線部)が片持ち支持となるので
支持強度が低下するという不具合が生じる。
【0009】本発明は上記事実を考慮し、複数段のベル
ト挿通孔を設けた場合においても外観品質を向上させる
ことができる子供用シートを得ることが目的である。
【0010】また、本発明は上記事実を考慮し、複数段
のベルト挿通孔を設けた場合においても支持強度を向上
させることができる子供用シートを得ることが目的であ
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の本発明
は、シートバックの骨格部材となるシートバックボード
を有する子供用シート本体と、前記シートバックボード
の前面下部に装着されるシートバックパッドと、前記シ
ートバックボードの前面上部に装着されるヘッドレスト
と、前記シートバックボードの高さ方向に複数段設けら
れたベルト挿通孔と、前記複数段設けられたベルト挿通
孔を選択的に通る子供拘束用のベルトと、を有し、前記
シートバックパッド及びヘッドレストは前記シートバッ
クボードに対する相対的な装着位置が該シートバックボ
ードの高さ方向に沿って各々変更可能に設けられ、前記
シートバックパッドの上端部と前記ヘッドレストの下段
部との間に前記ベルト挿通孔を通過後の前記子供拘束用
のベルトを位置させたことを特徴としている。
【0012】請求項2記載の本発明は、シートバックの
骨格部材となるシートバックボードを有する子供用シー
ト本体と、前記シートバックボードの前面下部に装着さ
れるシートバックパッドと、前記シートバックボードの
前面上部に装着されるヘッドレストと、前記シートバッ
クボードの高さ方向に複数段設けられ、子供拘束用のベ
ルトが選択的に挿通されるベルト挿通孔と、前記高さ方
向に沿って隣接する前記ベルト挿通孔を相互に連通する
連通孔と、前記高さ方向に沿って隣接するベルト挿通孔
と前記連通孔とによって囲まれ、固定端と自由端とを有
する片持ち支持部と、を有し、前記子供用シート本体の
前記シートバックボードに前記シートバックパッド及び
ヘッドレストが装着された状態では、前記片持ち支持部
における前記自由端が前記シートバックパッド及びヘッ
ドレストの少なくとも一方によって拘束状態となること
を特徴としている。
【0013】請求項3記載の本発明は、シートバックの
骨格部材となるシートバックボードを有する子供用シー
ト本体と、前記シートバックボードの前面上部に装着さ
れるヘッドレストと、前記シートバックボードの高さ方
向に複数段設けられたベルト挿通孔と、前記複数段設け
られたベルト挿通孔を選択的に通り、巻取及び引出が可
能とされた子供拘束用のベルトと、を有し、前記ヘッド
レストは前記シートバックボードの高さ方向へスライド
可能とされ、前記子供拘束用のベルトが通された前記ベ
ルト挿通孔よりも所定距離だけ上方側となる位置に設定
された正規位置まで該正規位置からずれた位置にある前
記ヘッドレストの下端部を変位させて該ヘッドレストを
保持する保持手段を設けたことを特徴としている。
【0014】
【作用】請求項1記載の本発明では、子供拘束用のベル
トを子供用シート本体のシートバックボードの高さ方向
に複数段設けられたベルト挿通孔のいずれかへ選択的に
挿通させることにより、子供の子供拘束用のベルトの装
着高さが変更される。
【0015】ここで、本発明によれば、シートバックボ
ードの前面下部に装着されるシートバックパッド及びシ
ートバックボードの前面上部に装着されるヘッドレスト
は、シートバックボードに対する相対的な装着位置がシ
ートバックボードの高さ方向に沿って各々変更可能に設
けられ、かつ、シートバックパッドの上端部とヘッドレ
ストの下端部との間にベルト挿通孔を通過後の子供拘束
用のベルトが位置される。このため、子供拘束用のベル
トをシートバックパッドの上端部とヘッドレストの下端
部とで略挟持することができる。そして、略挟持された
状態では、ヘッドレスト、シートバックパッドによって
使用していないベルト挿通孔が隠蔽される。従って、使
用していないベルト挿通孔が子供用シートに露見するこ
とはなく、子供用シートの外観品質が向上されると共に
従来技術のように露見したベルト挿通孔を樹脂ガイド等
で塞ぐ必要もなくなるので子供の後頭部に違和感が生じ
ることもなくなる。
【0016】請求項2記載の本発明では、子供拘束用の
ベルトを子供用シート本体のシートバックボードの高さ
方向に複数段設けられたベルト挿通孔のいずれかへ選択
的に挿通させることにより、子供の子供拘束用のベルト
の装着高さが変更される。この変更操作は、例えば下段
のベルト挿通孔へ子供拘束用のベルトが挿通されていた
場合にこれを中段のベルト挿通孔へ挿通させる場合、シ
ートバックボードの高さ方向に沿って隣接するベルト挿
通孔が連通孔によって相互に連通されているので、この
連通孔を使って子供拘束用のベルトを移動させればよ
い。
【0017】ここで、本発明によれば、子供用シート本
体のシートバックボードにシートバックパッド及びヘッ
ドレストレストが装着された状態では、シートバックボ
ードの高さ方向に沿って隣接するベルト挿通孔と連通孔
とによって囲まれ、固定端と自由端とを有する片持ち支
持部における自由端が、シートバックパッド及びヘッド
レストの少なくとも一方によって拘束状態となる。従っ
て、片持ち支持部がシートバックパッド及びヘッドレス
トの少なくとも一方によって両持ち支持されるのと同等
になるので、支持剛性が向上される。このため、子供が
子供拘束用のベルトを装着している状態で、車両急減速
時になった場合、子供拘束用のベルトによる子供の拘束
状態を確実に維持することができる。
【0018】請求項3記載の本発明では、子供拘束用の
ベルトを子供用シート本体のシートバックボードの高さ
方向に複数段設けられたベルト挿通孔のいずれかへ選択
的に挿通させることにより、子供の子供拘束用のベルト
の装着高さが変更される。この変更操作は、例えば下段
のベルト挿通孔へ子供拘束用のベルトが挿通されていた
場合にこれを中段のベルト挿通孔へ挿通させる場合、ま
ずヘッドレストがシートバックボードの高さ方向(上
方)へスライドされる。次に、中段のベルト挿通孔へ子
供拘束用のベルトが挿通される。その後、ヘッドレスト
がシートバックボードの高さ方向(下方)へスライドさ
れ、子供拘束用のベルトの直上付近に位置される。
【0019】ここで、ヘッドレストを下方へスライドさ
せる際、その操作力もしくはヘッドレストの自重等によ
り、ヘッドレストが必要以上に下がり過ぎ、その下端部
が子供拘束用のベルトをシートバックボードとの間に挟
むことがある。
【0020】しかしながら、本発明によれば、子供拘束
用のベルトが通されたベルト挿通孔よりも所定距離だけ
上方側となる位置に設定された正規位置まで該正規位置
からずれた位置にあるヘッドレストの下端部を変位さ
せ、該ヘッドレストを保持する保持手段を設けたので、
必要以上にヘッドレストが下がり過ぎた場合にも、その
下端部は常に正規位置に保持される。従って、子供拘束
用のベルトを巻取る際に、巻取不良が生じることがな
く、また子供拘束用ベルトが弛んだ状態で子供に装着さ
れることがなくなる。
【0021】なお、本発明においても、ヘッドレストが
シートバックボードの高さ方向に沿ってスライド可能と
されているので、例えば下段のベルト挿通孔を使用する
場合には、中段、上段のベルト挿通孔をヘッドレストに
よって隠蔽することができる。従って、この場合、請求
項1記載の発明と同様の作用、効果が得られる。
【0022】
【実施例】
〔第1実施例〕以下、図1〜図10を用いて本発明の第
1実施例に係るチャイルドシート10について説明す
る。
【0023】図1及び図6〜図10に示されるように、
チャイルドシート10は本体12を備えており、この本
体12がチャイルドシート10の骨格部材を構成する。
本体12はシートクッション部14、このシートクッシ
ョン部14に対して起立した状態のシートバックボード
16及び両者の側部を接続しているサイド部18を備え
ている。
【0024】シートクッション部14にはバックル装置
20が立設されており、子供拘束用のベルト22(図6
〜図10参照。なお、図1には子供拘束用のベルト22
の図示は省略している。)の中間部が挿通された腹部パ
ッド24の先端部に突出するタングプレート(図示省
略)が係合されるようになっている。なお、この子供拘
束用のベルト22は、チャイルドシート10の背面下部
に配設された図示しない巻取装置によって巻き取られる
ように構成されている。従って、チャイルドシート10
に子供を着座させた後、子供拘束用のベルト22を装着
させる場合には、腹部パッド24を把持して巻取装置の
付勢力に抗して子供拘束用のベルト22を引き出すこと
になる。
【0025】また、シートクッション部14の表面には
クッションパッド26が装着されるようになっている。
同様に、サイド部18にはサイドパッド28が装着され
るようになっている。さらに、シートバックボード16
の前面下部にはバックパッド30が装着され、前面上部
にはヘッドレスト32が装着されるようになっている。
そして、本体12のシートクッション部14にクッショ
ンパッド26が装着されることにより、チャイルドシー
ト10のシートクッションが構成される。また、シート
バックボード16の前面下部にバックパッド30が装着
されることにより、チャイルドシート10のシートバッ
クが構成され、シートバックボード16の前面上部にヘ
ッドレスト32が装着されることにより、チャイルドシ
ート10のヘッドレストが構成される。
【0026】図2に示されるように、バックパッド30
は正面視で矩形状とされており、その両側部が互いに同
方向へ膨出されている。このバックパッド30の裏面上
端部には、一対の嵌合ピン34が突出形成されている。
【0027】ヘッドレスト32は図示しない取付機構に
より、シートバック16に高さ方向のみスライド可能に
装着される。
【0028】また、ヘッドレスト32は略コ字形とされ
ており、その裏面側には直方体形状の凹部36が形成さ
れている。この凹部36の深さは、シートバックボード
16の奥行寸法(厚み)と略一致している。この凹部3
6の底面には一対の半円形状のガイド突起38が形成さ
れている。また、凹部36の両側部の内面には、その下
部に各々節度ピン40が突出形成されている。さらに、
ヘッドレスト32の両側部には矩形孔42が形成されて
おり、その内部には後述する操作レバー44のノブ44
Aがシートバックボード16の高さ方向へスライド可能
に配置されている。
【0029】図1、図3及び図4に示されるように、シ
ートバックボード16の前面上部には、一段階につき二
個のベルト挿通孔46が上下に三段形成されている(以
下、上段のベルト挿通孔を「ベルト挿通孔46A」、中
段のベルト挿通孔を「ベルト挿通孔46B」、下段のベ
ルト挿通孔を「ベルト挿通孔46C」と称す)。これら
のベルト挿通孔46の何れかへ、子供拘束用のベルト2
2が選択的に挿通されるようになっている。
【0030】各ベルト挿通孔46A、46B、46C
は、横溝48と縦溝50とから成る連通孔52によって
相互に連通されている。従って、子供拘束用のベルト2
2の装着高さ変更時には、この連通孔52を使って子供
拘束用のベルト22を移動させることができる。また、
上下に隣接するベルト挿通孔46A、46Bもしくは4
6B、46Cと連通孔52とによって囲まれた部分は、
片持ち支持となっている(以下、この部分を「片持ち支
持部68」という)。この片持ち支持部68は、レール
溝54側が固定端とされており、縦溝48側が自由端と
されている。
【0031】また、各ベルト挿通孔46A、46B、4
6Cの外端部付近には、これらを上下に接続するように
一対のレール溝54が形成されている。このレール溝5
4へは、ヘッドレスト32のガイド突起38が入り込む
ようにその形成位置が位置決めされている。さらに、こ
れらのレール溝54の外側には、レール溝54に沿って
3個づつ円孔56が形成されている。これらの円孔56
へは、バックパッド30の節度ピン40が選択的に嵌合
されるようになっている。
【0032】さらに、図5に示されるように、ヘッドレ
スト32の両側部内には、ヘッドレスト32の保持機構
58が配設されている。なお、図5に示される保持機構
58は図2においてヘッドレスト32を幅方向中間部
(ノブ44A)で切断した状態で示しており、また図5
に示されるシートバックボード16は切断していない状
態でかつ正面視で示している。
【0033】保持機構58は、節度ピン40、操作レバ
ー44を備えている。節度ピン40は、軸状部材とされ
中間部につば部40Aが一体成形されている。なお、節
度ピン40には図示しない回り止め機能が付与されてい
る。つば部40Aとヘッドレスト32の側部内のヘッド
レストフレーム60との間には圧縮コイルばね62が介
在されている。従って、圧縮コイルばね62は、節度ピ
ン40を図5の矢印A方向へ押圧付勢している。また、
節度ピン40の軸方向中間部には、楕円孔63が形成さ
れている。
【0034】この楕円孔63へは、操作レバー44の下
端部に一体形成された係合ピン44Bが対応している。
また、操作レバー44にはノブ44A及びスプリング係
止板44Cが一体形成されている。これらは互いに離反
する方向へ突出形成されており、この内ノブ44Aは前
記ヘッドレスト32の矩形孔42へ突出配置されてい
る。また、スプリング係止板44Cとヘッドレスト32
のヘッドレストフレーム60のスプリング係止板60A
との間には、圧縮コイルばね64が介在されている。従
って、圧縮コイルばね64は、操作レバー44を図5の
矢印B方向へ押圧付勢している。
【0035】また、節度ピン40に対応して、シートバ
ックボード16の側面には所定形状の傾斜部66が形成
されている。傾斜部66は、前述したベルト挿通孔46
A、46B、46Cの各々に対応して形成されている
(図5には、中段のベルト挿通孔46Bに対応する傾斜
部66のみが示されている)。
【0036】上述した保持機構58においては、節度ピ
ン40の先端部が傾斜部66の谷に位置しているとき
に、ヘッドレスト32の下端縁と、連通孔52における
ベルト挿通孔46Bに対応する横溝48の位置、即ち正
規位置Xと、が略一致するようにようになっている。な
お、この正規位置Xは、子供拘束用のベルト22が挿通
されるベルト挿通孔46Bのベルト係止位置Yよりも若
干上側となるように設定されており、従って正規位置X
に下端縁が位置されたヘッドレスト32とベルト係止位
置Yに位置する子供拘束用のベルト22とは相互に干渉
しないようになっている。
【0037】また、ヘッドレスト32の下端縁が正規位
置Xに位置している状態で、かつバックパッド30もこ
れに対応してシートバックボード16に装着されている
状態では、前述した子供拘束用のベルト22が挿通され
た片持ち支持部68(図5では、ベルト挿通孔46B、
46C及び連通孔52によって囲まれた片持ち支持部6
8)は、バックパッド30によって拘束された状態とな
る。
【0038】また、図6、図10に示されるように、上
述したチャイルドシート10では、ヘッドレスト32の
下端部とシートバックパッド30の上端部との間に、ベ
ルト挿通孔46を通過後の子供拘束用のベルト22が位
置されている。従って、本実施例のチャイルドシート1
0の使用状態では、使用していないベルト挿通孔46は
露見しないようになっている。
【0039】以下に、本実施例の作用を説明する。図6
に示される状態が、チャイルドシート10の初期状態で
ある。この状態では、子供拘束用のベルト22は下段の
ベルト挿通孔46Cへ挿通されている。そして、この状
態では、使用していないベルト挿通孔46A、46Bは
露見していない。
【0040】この状態から、例えば子供が成長して体格
が大きくなった場合、子供拘束用のベルト22の挿通位
置が変更される。例えば、中段のベルト挿通孔46Bに
子供拘束用のベルト22の挿通位置を変える場合には、
以下の手順によって行われる。
【0041】まず、図6に示される初期状態から、ヘッ
ドレスト32を上昇させる。この際、ヘッドレスト32
の操作レバー44のノブ44Aを図5の矢印C方向へ引
き上げる。これにより、操作レバー44の係合ピン44
Bが、圧縮コイルばね64の付勢力に抗して節度ピン4
0の楕円孔56から抜き出される。この状態で、ガイド
突起38が嵌入しているレール溝54に沿ってヘッドレ
スト32が上昇される。この操作により、図7に示され
るように、中段のベルト挿通孔46Bがヘッドレスト3
2の下端部とシートバックパッド30の上端部との間に
露見する。
【0042】次に、図8に示されるように、子供拘束用
のベルト22を縦溝50と横溝48とから成る連通孔5
2を移動させながら、中段のベルト挿通孔46Bに係止
させる。これにより、子供拘束用のベルト22の係止位
置が、下段のベルト挿通孔46Cから中段のベルト挿通
孔46Bへと変更される。
【0043】次に、図9に示されるように、シートバッ
クパッド30をシートバックボード16から離脱させ
る。この離脱操作は、シートバックパッド30の嵌合ピ
ン34を円孔56から抜き出すことにより行われる。シ
ートバックパッド30を離脱させたら、中段のベルト挿
通孔46Bに対応した円孔56へ再度嵌合ピン34を嵌
合させる。これにより、シートバックパッド30のシー
トバックボード16への装着位置が若干上方へと変更さ
れる。
【0044】その後、図10に示されるように、ヘッド
レスト32が再び下方へスライドされる。そして、この
際、ヘッドレスト32を下方へスライドさせる際の操作
力が強すぎた場合、ヘッドレスト32の下端部は子供拘
束用のベルト22が挿通されている中段のベルト挿通孔
46Bに当たるまで、即ちベルト係止位置Yまで下降す
る。しかしながら、下降し過ぎると、節度ピン40の先
端部の位置が傾斜部66の谷の位置からずれて若干斜面
を登ることになる。従って、係合ピン44Bの先端部は
節度ピン40の楕円孔56へは嵌入せずに、節度ピン4
0の周面上に位置している。そして、圧縮コイルばね6
2の付勢力によって節度ピン40の先端部は徐々に傾斜
部66の谷まで摺動してきて、これに伴いヘッドレスト
32も図5の矢印D方向へと移動する。そして、節度ピ
ン40の先端部が谷に到達した時点でその摺動が停止す
る。この停止状態で、節度ピン40の楕円孔56へ係合
ピン44Bが嵌入される。従って、ヘッドレスト32
は、節度ピン40の先端部が傾斜部66の谷の位置にき
ている状態で保持される。そして、このときのヘッドレ
スト32の下端縁の位置は、正規位置Xとなる。この結
果、ヘッドレスト32はその下端縁が正規位置Xに位置
された状態で保持され、かつ子供拘束用のベルト22は
ヘッドレスト32の下端縁とシートバックパッド30の
上端部との間に位置される。
【0045】このように本実施例では、ヘッドレスト3
2をシートバックボード16の高さ方向に沿ってスライ
ド可能とし、シートバックパッド30のシートバックボ
ード16への装着位置を選択的に変更可能とし、かつ、
子供拘束用のベルト22をヘッドレスト32の下端部と
シートバックパッド30の上端部との間に位置させたの
で、何れのベルト挿通孔46を使用している場合におい
ても、使用していないベルト挿通孔46はヘッドレスト
32及びシートバックパッド30によって隠蔽される。
従って、使用していないベルト挿通孔46が露見するこ
とはなく、チャイルドシート10の外観品質を向上させ
ることができる。
【0046】また、チャイルドシート10の使用状態に
おいては、シートバックボード16の前面にバックパッ
ド30がほぼ密着した状態にあるので、上下に隣接する
ベルト挿通孔46と連通孔52とによって囲まれた片持
ち支持部68(図3、図5参照)の自由端がバックパッ
ド30の裏面によって拘束される。従って、車両急減速
時に子供が慣性移動しようとした場合において、片持ち
支持部68の自由端が変形しようとしても、バックパッ
ド30の裏面と当接するのみで変形することはない。こ
の結果、子供の拘束性能を向上させることができる。な
お、この実施例では、片持ち支持部68の自由端を直接
的に拘束するのはバックパッド30であるが、間接的に
ヘッドレスト32も荷重を支持するのに寄与している。
従って、全体的には、バックパッド30、ヘッドレスト
32の双方で荷重を分散させて、車両急減速時に作用す
る荷重を支持する。
【0047】さらに、片持ち支持部68の支持強度が向
上されるので、従来のように支持強度があまり低下しな
いように、上下に隣接するベルト挿通孔158、160
(図14参照)間のピッチSを大きくとる必要がなくな
り、細かいピッチにすることができる。また、同様の理
由から、従来の構造による場合は、片持ち支持部(図1
4の斜線部)の肉厚Tを厚くする必要があるが、支持強
度が向上された本実施例の片持ち支持部68ではその薄
肉化を図ることができる。
【0048】さらに、本実施例では、ヘッドレスト32
の下降操作時に、ヘッドレスト32が下がり過ぎても、
ヘッドレスト32の下端縁の位置を正規位置に復帰させ
てこの位置に保持させる保持機構58を設けたので、ヘ
ッドレスト32の下端部とシートバックボード16の前
面部との間に子供拘束用のベルト22が挟まれた状態に
なるのを回避することができる。従って、子供拘束用の
ベルト22が巻取られる際に、巻取不良が生じるのを防
止することができる。また、子供拘束用のベルト22が
必要以上に引き出された状態で、子供に装着されるのを
防止することができる。
【0049】〔第2実施例〕以下、図11を用いて、本
発明の第2実施例について説明する。
【0050】この第2実施例は、上述した片持ち支持部
68の支持強度がヘッドレストの挿入によって向上され
るように構成した点に特徴がある。
【0051】すなわち、シートバックボード70には、
複数のベルト挿通孔72が形成されており、これらの間
が片持ち支持部74となる。そして、この実施例では、
すべての片持ち支持部68を貫通しかつ同軸とされたロ
ッド挿入孔76が形成されている。これらの一対のロッ
ド挿入孔76へは、ヘッドレストフレーム78に一体的
に形成されかつ下方へ突出する一対のロッド80が挿入
される。ロッド80がロッド挿入孔76へ挿入された状
態では、各片持ち支持部74が相互に上下方向に連結さ
れる。従って、片持ち支持部74が両持ち支持となる。
この結果、片持ち支持部74の支持強度が向上されるの
で、車両急減速時における子供の拘束性能を向上させる
ことができる。
【0052】なお、図11には、ヘッドレストフレーム
78、シートバックボード16の上部付近のみが図示さ
れており、ヘッドレストフレームに取り付けられるヘッ
ドレストパッド、シートバックパッド等は図示を省略し
ている。従って、この構造においても、ヘッドレストの
下端部とバックパッドの上端部との間に子供拘束用ベル
ト22が位置される構成は同様であり、また保持機構5
8も同様に備えている。このことから、本実施例では、
ロッド80の挿入によって強制的に片持ち支持部74を
両持ち支持構造にできるのみならず、上述した第1実施
例で説明したようにバックパッドの裏面による片持ち支
持部74の拘束状態も得られ、片持ち支持部74の支持
強度を向上させるという観点において、層状効果を奏
す。
【0053】一方、図12には、前記図11に示した構
成の変形例が示されている。この変形例では、シートバ
ックボード82の両サイドに互いに平行とされたレール
部84が形成されており、これらのレール部84にヘッ
ドレストフレーム86の下端部から下方へ突出するスラ
イド部88が嵌入されるようになっている。スライド部
88がレール部84に嵌入された状態では、片持ち支持
部90が相互に連結されて両持ち支持構造になる点は、
前述した図11に示される第2実施例の場合と同様であ
る。
【0054】なお、上述した実施例では、連続孔タイプ
のベルト挿通孔46等を用いているが、請求項1及び請
求項3記載の本発明においては、これに限らず、従来技
術の項で説明した相互に連通されていないベルト挿通孔
を用いてもよい。
【0055】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の本
発明に係る子供用シートは、複数段のベルト挿通孔を設
けた場合においても外観品質を向上させることができる
という優れた効果を有する。
【0056】請求項2記載の本発明に係る子供用シート
は、複数段のベルト挿通孔を設けた場合においても支持
強度を向上させることができるという優れた効果を有す
る。
【0057】請求項3記載の本発明に係る子供用シート
は、複数段のベルト挿通孔を設けた場合においても外観
品質を向上させることができるという優れた効果を有す
る。さらに、この効果に加え、本発明に係る子供用シー
トは、子供拘束用のベルトの巻取不良が生じるのを防止
することができると共に子供拘束用のベルトが弛んだ状
態で子供に装着されるのを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係るチャイルドシートを
本体からヘッドレスト、シートバックパッド等を分離し
た状態で示す正面図である。
【図2】図1のヘッドレスト及びシートバックパッドを
裏面側から示す斜視図である。
【図3】図1の3線矢視拡大図である。
【図4】図3の4線矢視拡大斜視図である。
【図5】図2のヘッドレスト内に設けられた保持機構を
示す一部断面図である。
【図6】図1のチャイルドシートの初期状態を示す正面
図である。
【図7】図6の状態からヘッドレストを上昇させた状態
を示す図6に対応する正面図である。
【図8】図7の状態から子供拘束用のベルトの挿通位置
を下段から中段へと変更した状態を示す図7の要部拡大
正面図である。
【図9】図8の状態からシートバックパッドを上昇させ
た状態を示す図7に対応する正面図である。
【図10】図9の状態からヘッドレストを下降させた状
態を示す図9に対応する正面図である。
【図11】本発明の第2実施例に係るヘッドレストフレ
ーム及びシートバックボードの一部を示す斜視図であ
る。
【図12】図11の変形例に係るヘッドレストフレーム
及びシートバックボードの一部を示す斜視図である。
【図13】従来例に係るチャイルドシートを示す正面図
である。
【図14】別の従来例に係り、連続孔タイプのベルト挿
通孔を示す要部拡大斜視図である。
【符号の説明】
10 チャイルドシート(子供用シート) 12 本体(子供用シート本体) 16 シートバックボード 22 子供拘束用のベルト 30 バックパッド(シートバックパッド) 32 ヘッドレスト 46 ベルト挿通孔 52 連通孔 58 保持部(保持手段) 66 傾斜部(保持手段) 68 片持ち支持部 70 シートバックボード 72 ベルト挿通孔 74 片持ち支持部 76 ロッド挿入孔 80 ロッド 82 シートバックボード 84 レール部 88 スライド部 90 片持ち支持部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シートバックの骨格部材となるシートバ
    ックボードを有する子供用シート本体と、 前記シートバックボードの前面下部に装着されるシート
    バックパッドと、 前記シートバックボードの前面上部に装着されるヘッド
    レストと、 前記シートバックボードの高さ方向に複数段設けられた
    ベルト挿通孔と、 前記複数段設けられたベルト挿通孔を選択的に通る子供
    拘束用のベルトと、 を有し、 前記シートバックパッド及びヘッドレストは前記シート
    バックボードに対する相対的な装着位置が該シートバッ
    クボードの高さ方向に沿って各々変更可能に設けられ、 前記シートバックパッドの上端部と前記ヘッドレストの
    下段部との間に前記ベルト挿通孔を通過後の前記子供拘
    束用のベルトを位置させたことを特徴とする子供用シー
    ト。
  2. 【請求項2】 シートバックの骨格部材となるシートバ
    ックボードを有する子供用シート本体と、 前記シートバックボードの前面下部に装着されるシート
    バックパッドと、 前記シートバックボードの前面上部に装着されるヘッド
    レストと、 前記シートバックボードの高さ方向に複数段設けられ、
    子供拘束用のベルトが選択的に挿通されるベルト挿通孔
    と、 前記高さ方向に沿って隣接する前記ベルト挿通孔を相互
    に連通する連通孔と、 前記高さ方向に沿って隣接するベルト挿通孔と前記連通
    孔とによって囲まれ、固定端と自由端とを有する片持ち
    支持部と、 を有し、 前記子供用シート本体の前記シートバックボードに前記
    シートバックパッド及びヘッドレストが装着された状態
    では、前記片持ち支持部における前記自由端が前記シー
    トバックパッド及びヘッドレストの少なくとも一方によ
    って拘束状態となることを特徴とする子供用シート。
  3. 【請求項3】 シートバックの骨格部材となるシートバ
    ックボードを有する子供用シート本体と、 前記シートバックボードの前面上部に装着されるヘッド
    レストと、 前記シートバックボードの高さ方向に複数段設けられた
    ベルト挿通孔と、 前記複数段設けられたベルト挿通孔を選択的に通り、巻
    取及び引出が可能とされた子供拘束用のベルトと、 を有し、 前記ヘッドレストは前記シートバックボードの高さ方向
    へスライド可能とされ、 前記子供拘束用のベルトが通された前記ベルト挿通孔よ
    りも所定距離だけ上方側となる位置に設定された正規位
    置まで該正規位置からずれた位置にある前記ヘッドレス
    トの下端部を変位させて該ヘッドレストを保持する保持
    手段を設けたことを特徴とする子供用シート。
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