JPH0525366A - エポキシ樹脂組成物及びその製造方法 - Google Patents
エポキシ樹脂組成物及びその製造方法Info
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- JPH0525366A JPH0525366A JP3228773A JP22877391A JPH0525366A JP H0525366 A JPH0525366 A JP H0525366A JP 3228773 A JP3228773 A JP 3228773A JP 22877391 A JP22877391 A JP 22877391A JP H0525366 A JPH0525366 A JP H0525366A
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Abstract
用な、強靭で且つ耐熱性や接着性等に優れたエポキシ樹
脂組成物及びその製造法を提供すること。 【構成】 不飽和カルボン酸を含む重合性単量体を、ア
ルキルメルカプタンの存在下に重合して得られる酸価2
00以上の末端アルキル基含有重合体又はその塩を乳化
剤とし、(メタ)アクリル酸エステル系単量体を乳化重
合して得られるガラス転移温度が20℃以下の重合体粒
子をエポキシ樹脂中に分散させる。
Description
着性などに優れたエポキシ樹脂組成物及びその製造方法
に関し、このエポキシ樹脂組成物は、接着剤、成形材
料、塗料、封止剤などとして極めて有用なものである。
の特性においてバランスのとれた性能を有しているの
で、従来より接着剤、塗料、電気・電子部品材料、土木
建築用材料などの多方面に亘って広く利用されている。
しかしながら、エポキシ樹脂には、硬化物が硬くて脆い
という短所があるところから、その改善法として、可塑
化成分を配合する方法、あるいは単官能性エポキシ化合
物を併用することにより架橋密度を低下させる方法など
が検討された。
が改善される反面、耐熱性が著しく低下するため根本的
解決とはならなかった。そこで考えられたのが、エポキ
シ樹脂を各種ゴムによって変成する方法である。たとえ
ば、エポキシ樹脂もしくはエポキシ樹脂硬化剤と反応性
を有する官能基を分子中に導入したゴムを、エポキシ樹
脂の硬化反応系に共存させて反応させる方法である。こ
の方法によれば、エポキシ樹脂の靭性はかなり改善さ
れ、またある場合には耐熱性の良好な硬化物を得ること
ができる。ところが用いる硬化剤の種類や硬化条件など
によっては、分散されるゴム粒子の形状が変わって靭性
改善効果が有効に発揮されなかったり、ゴムの一部もし
くは全部がエポキシ樹脂と相溶して耐熱性を劣化させる
という問題があった。
改質用ゴム粒子をエポキシ樹脂中に添加する方法も知ら
れており、この方法では、硬化条件等による改質用ゴム
粒子の形状変化やエポキシ樹脂との相溶化も起こらない
ので、上記の様な問題は解消される。この種の改質法と
しては次の様なものが知られている。即ち、特開昭52
−36198号公報には、乳液状エラストマーと液状ま
たは乳液状のエポキシ樹脂の混合物に硬化剤を加えた組
成物が開示されており、また特開昭53−78237号
公報には、アクリル系エマルジョンとエポキシ樹脂及び
防食顔料からなる塗料組成物が開示されている。
反応時に改質用ゴム粒子の形状が変化して改質効果が損
なわれるといったことは起こらないが、エポキシ樹脂お
よび改質用ゴム粒子のいずれも水分散体であるため、応
用範囲が著しく制限される。これらに対して、特開昭6
1−69827号公報、特開昭62−50361号公
報、特開昭62−275149号公報、特開昭62−2
2849号公報、特開昭62−22850号公報、特開
平2−80483号公報、特開平2−117948号公
報などには、エポキシ樹脂中に改質用ゴム粒子を直接分
散させた組成物が開示されている。しかしながらこれら
には、いわゆるコア/シェル重合で得た改質用ゴム粒
子を、一旦粉体として取り出した後エポキシ樹脂に混合
する方法であるから、工程が繁雑であるばかりでなく、
靭性向上に直接寄与しないシェル成分を含んでいるた
め、添加量の割りには改質効果が乏しく、ゴムを構成
する重合性単量体をエポキシ樹脂中で分散重合する方法
では、ゴム成分の分子量が十分に上がらず、エポキシ樹
脂中に溶解するゴム成分が多くなって耐熱性が悪くな
る、ゴム粒子を乳化重合によって合成する場合は、乳
化剤としてエポキシ樹脂との相溶性および反応性がな
く、また水溶性のものを使用するため、得られるエポキ
シ樹脂組成物の靭性が低下したり、吸水率が大きくな
る、といった問題がある。
情に着目してなされたものであって、その目的は、エポ
キシ樹脂と実質的に相溶しないゴム粒子が、エポキシ樹
脂の硬化条件等に影響を受けることなく均一に分散さ
れ、全体として優れた靭性、耐湿・耐水性および接着性
を示し、各種成形材料、接着剤、塗料、封止剤等として
幅広く活用し得る様なエポキシ樹脂組成物を提供しよう
とするものである。
のできた本発明に係るエポキシ樹脂組成物の構成は、不
飽和カルボン酸を必須成分として含む重合性単量体成分
(A)を、炭素数が6〜18のアルキルメルカプタン
(B)の存在下に重合して得られる、水溶性もしくは水
分散性で酸価が200以上である末端アルキル基含有重
合体[Pa]及び/又はその塩からなる反応性界面活性
剤を乳化剤とし、(メタ)アクリル酸エステル系単量体
(C)を乳化重合して得られる、ガラス転移温度が20
℃以下の(メタ)アクリル酸エステル系重合体粒子[P
b]が、エポキシ樹脂中に分散したものであるところに
要旨を有するものであり、このエポキシ樹脂組成物は、
乳化重合によって得られる上記(メタ)アクリル酸エス
テル系重合体エマルジョンをエポキシ樹脂と共に均一に
混合した後、この水性混合液から水を除去することによ
って容易に得ることができる。
成分として分散されるゴム粒子として、不飽和カルボン
酸を必須成分として含む重合性単量体(A)を、炭素数
が6〜18のアルキルメルカプタン(B)の存在下に重
合して得られる、水溶性もしくは水分散性で酸価が20
0以上である末端アルキル基含有重合体[Pa]及び/
又はその塩からなる反応性界面活性剤を乳化剤とし、
(メタ)アクリル酸エステル系単量体を乳化重合して得
られる、ガラス転移温度が20℃以下の(メタ)アクリ
ル酸エステル系重合体粒子[Pb]が使用される。
酸エステル系重合体粒子[Pb]を製造する際の乳化剤
として、特定の末端アルキル基含有重合体[Pa]及び
/又はその塩からなる反応性界面活性剤を使用するとこ
ろに1つの特徴を有するものであり、乳化重合用乳化剤
としての機能を有効に発揮させると共に、後で詳述する
如く、(メタ)アクリル酸エステル系重合体粒子[P
b]にエポキシ樹脂との反応性を与えるためには、酸価
が200以上である水溶性もしくは水分散性の末端アル
キル基含有重合体[Pa]を使用しなければならず、そ
の分子量は300〜7000、特に1000〜4000
の範囲のものが好ましい。
下、単に重合体[Pa]ということがある)の合成に使
用される不飽和カルボン酸は、該重合体にカルボキシル
基を導入して親水性を与えると共に、乳化重合によって
得られる(メタ)アクリル酸エステル系重合体粒子[P
b]にエポキシ樹脂と反応し得る官能基を導入し、当該
乳化剤がエポキシ樹脂組成物中に未反応低分子量物とし
て残存することのない様にするために用いられるもので
あり、分子内にカルボキシル基と重合性不飽和基を有す
るものであればその種類は特に制限されないが、好まし
いものとしては、例えば(メタ)アクリル酸、クロトン
酸等の不飽和モノカルボン酸、マレイン酸、フマル酸、
イタコン酸等の不飽和ジカルボン酸、これら不飽和ジカ
ルボン酸の半エステル化物等が挙げられる。これらは単
独で使用してもよく、あるいは2種以上を併用してもよ
い。
飽和カルボン酸だけでもよく、あるいは必要により不飽
和カルボン酸以外の重合性単量体を適量併用してもよ
い。併用可能な重合性単量体としては、不飽和カルボン
酸との共重合性を有するものであれば特に制限されず、
例えばスチレン、ビニルトルエン、α−メチルスチレ
ン、クロルメチルスチレン、スチレンスルホン酸および
その塩などのスチレン誘導体類;(メタ)アクリルアミ
ド、N−モノメチル(メタ)アクリルアミド、N−モノ
エチル(メタ)アクリルアミド、N,N−ジメチル(メ
タ)アクリルアミドなどの(メタ)アクリルアミド誘導
体類;(メタ)アクリル酸メチル、(メタ)アクリル酸
エチル、(メタ)アクリル酸ブチルなどの(メタ)アク
リル酸と炭素数1〜18のアルコ−ルとのエステル化反
応により合成される(メタ)アクリル酸エステル類;
(メタ)アクリル酸2−ヒドロキシエチル、(メタ)ア
クリル酸2−ヒドロキシプロピル、(メタ)アクリル酸
とポリプロピレングリコールもしくはポリエチレングリ
コールとのモノエステルなどのヒドロキシル基含有(メ
タ)アクリル酸エステル類;(メタ)アクリル酸2−ス
ルホン酸エチルおよびその塩、ビニルスルホン酸および
その塩、酢酸ビニル、(メタ)アクリロニトリル等を挙
げることができ、これらの1種または2種以上を使用で
きる。不飽和カルボン酸以外の上記重合性単量体は、得
られる末端アルキル基含有重合体[Pa]の酸価が20
0未満とならない様に併用量を考慮すべきである。また
得られる末端アルキル基含有重合体[Pa]を乳化剤と
して乳化重合を行なったときに生成するポリマーとの相
溶性も考慮に入れて、その種類や量を調整するのがよ
い。
a]を製造する際に使用されるアルキルメルカプタン
(B)としては、例えばn−ヘキシルメルカプタン、n
−オクチルメルカプタン、n−ドデシルメルカプタン、
t−ドデシルメルカプタン、セチルメルカプタン、ステ
アリルメルカプタン等を挙げることができ、これらも単
独で使用し得るほか、2種以上を併用することができ
る。
体[Pa]の末端にアルキル基を導入して界面活性能を
付与するために使用されるものであり、炭素数が6未満
のアルキルメルカプタンでは、乳化重合時の安定性およ
び貯蔵安定性が悪くなるので好ましくない。アルキルメ
ルカプタン(B)の使用量は所望する重合体[Pa]の
分子量に応じて決定すべきものであるが、通常は重合性
単量体成分(A)100重量部に対して2〜300重量
部の範囲で使用される。
る重合開始剤としては、周知の油溶性もしくは水溶性の
重合開始剤が使用できるが、末端アルキル基含有重合体
[Pa]を効率良く製造するには、その使用量をアルキ
ルメルカプタン(B)1モルに対して1モル以下、より
好ましくは0.1 モル以下の割合とするのがよい。
懸濁重合等いずれの方法でも製造することが可能であ
る。重合温度は通常50〜150℃、重合時間は1〜8
時間程度が一般的である。溶液重合の際に使用される溶
剤としては、重合性単量体成分(A)、アルキルメルカ
プタン(B)、ラジカル重合開始剤がいずれも溶解し、
且つラジカル重合を阻害しないものであれば種類はどの
様なものであってもよい。
性能を有しているが、カルボキシル基の一部もしくは全
部を中和して重合体[Pa]の塩として使用すると、乳
化剤としての効果は更に良好となる。ここで使用される
中和剤としては、例えば水酸化ナトリウム、水酸化カリ
ウムなどのアルカリ金属化合物;水酸化カルシウム、炭
酸カルシウムなどのアルカリ土類金属化合物;アンモニ
ア;モノメチルアミン、ジメチルアミン、トリメチルア
ミン、モノエチルアミン、ジエチルアミン、トリエチル
アミン、モノプロピルアミン、ジメチルプロピルアミ
ン、モノエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリ
エタノールアミン、エチレンジアミン、ジエチレントリ
アミンなどの水溶性有機アミン類が挙げられ、これらの
群から選ばれる1種または2種以上を使用することがで
きる。ただしエポキシ樹脂硬化物中の金属イオンが問題
となる場合は、常温あるいは加熱によって飛散する、た
とえばアンモニアや、モノメチルアミン、ジメチルアミ
ン、トリメチルアミンなどの低沸点アミン類を使用する
のがよい。
体粒子[Pb]の製造に使用される単量体(C)として
は、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチ
ル、イソブチル、オクチル、2−エチルヘキシル、ラウ
リル、ステアリルあるいはシクロヘキシルの如き炭素数
1から18個の直鎖状もしくは分岐状脂肪族アルキルア
ルコールまたは脂環式アルキルアルコールと(メタ)ア
クリル酸とのエステル化合物である(メタ)アクリル酸
エステル類;(メタ)アクリル酸ヒドロキシエチル、
(メタ)アクリル酸ヒドロキシプロピル、(メタ)アク
リル酸とポリプロピレングリコールもしくはポリエチレ
ングリコールとのモノエステルなどのヒドロキシル基含
有不飽和単量体類;(メタ)アクリル酸グリシジルなど
のエポキシ基含有不飽和単量体類;(メタ)アクリロイ
ルアジリジン、(メタ)アクリロイルオキシエチルアジ
リジンなどのアジリジニル基含有不飽和単量体類;2−
イソプロペニル−2−オキサゾリン、2−ビニル−2−
オキサゾリンなどのオキサゾリン基含有不飽和単量体
類;(メタ)アクリル酸とエチレングリコール、1,3
−ブチレングリコール、1,6−ヘキサングリコール、
ネオペンチルグリコール、ポリエチレングリコール、ポ
リプロピレングリコール、トリメチロールプロパンなど
の多価アルコールとのエステルなどの分子内に重合性不
飽和基を2個以上含有する多官能性(メタ)アクリル酸
エステル類;(メタ)アクリル酸アリル等が挙げられ、
これらは単独で使用し得るほか2種以上を併用して共重
合させることもでき、更には他の共重合性単量体、たと
えばスチレン、ビニルトルエン、アクロニトリル、メタ
クリロニトリル、酢酸ビニル、ジビニルベンゼン、ジア
リルフタレートなどを適量共重合させることも可能であ
る。
粒子[Pb]を製造するに当たっては、得られる該重合
体粒子[Pb]のガラス転移温度が20℃以下となる様
に単量体(C)の種類や組合わせを考慮する必要があ
る。該重合体粒子[Pb]のガラス転移温度が20℃を
超えると、十分な靭性改善効果が得られなくなる。得ら
れるエポキシ樹脂組成物の靭性を一層優れたものにする
という意味から、該重合体粒子[Pb]のより好ましい
ガラス転移温度は0℃以下である。
低いほど靭性改善効果は向上する。しかし現在市販され
ている(メタ)アクリル酸エステル系単量体を重合して
得られる該重合体粒子[Pb]のガラス転移温度の下限
は約−80℃であり、現時点ではこれ以下のガラス転移
温度を有する(メタ)アクリル酸エステル系重合体粒子
は得られ難い。
体(C)としてカルボキシル基と反応し得る官能基を有
する単量体(C)を用いた場合は、カルボキシル基を有
する前述の乳化剤と(メタ)アクリル酸エステル系重合
体粒子[Pb]がより強固に結合するため、エポキシ樹
脂に対する強靭化効果は一段と高められる。この様な単
量体(C)としては、前記単量体(C)として例示した
もののうち、エポキシ基含有重合性単量体類、アジリジ
ニル基含有重合性単量体類、オキサゾリン基含有重合性
単量体類が好ましいものとして挙げられる。
合体粒子[Pb]に適度の架橋構造を導入することは、
エポキシ樹脂の強靭化を増進するうえで効果的である。
このような架橋構造を導入することのできる重合性単量
体(C)としては、前記単量体(C)として例示したも
ののうち、分子内に重合性不飽和基を2個以上有する多
官能性(メタ)アクリル酸エステル、ジビニルベンゼ
ン、ジアリルフタレート、(メタ)アクリル酸アリルな
どが好ましいものとして例示される。但しその使用量は
0.5 〜10重量部程度に抑えるべきであり、10重量部
を超えると逆に強靭化効果は低下傾向を示す様になる。
従来から知られた全ゆる乳化重合法を適用できる。例え
ば乳化剤として作用する前述の末端アルキル基含有重合
体[Pa]を、上記重合性単量体(C)や重合触媒およ
び水と共に一括混合して重合する方法、あるいはいわゆ
るモノマー滴下法、プレエマルジョン法、更にはシード
重合法、多段重合法などの方法により(メタ)アクリル
酸エステル系重合体粒子[Pb]を合成することができ
る。重合は通常0〜100℃、好ましくは50〜80℃
で行なわれ、重合時間は1〜10時間程度で十分であ
る。
使用量は特に制限されないが、好ましくは重合性単量体
(C)100重量部に対して0.5 〜10重量部、より好
ましくは1〜3重量部の範囲である。しかして後述する
様なエポキシ樹脂組成物の製造工程では、水を留去する
際に生じる乳化剤起因の泡立ちを抑える目的で使用され
る消泡剤は、不純物としてエポキシ樹脂硬化物の物性を
低下させる原因となるが、重合体[Pa]の使用量を3
重量部以下に抑えておけば、脱水時にも泡だちが殆んど
起こらないので、消泡剤を使用する必要がなく、エポキ
シ樹脂硬化物の物性低下を生じることがないからであ
る。
ものを全て使用できるが、アルカリ金属、塩素イオン等
がエポキシ樹脂硬化物に悪影響を与える恐れがある場合
は、過酸化水素、過酢酸、ジ−t−ブチルパーオキサイ
ド、4,4’−アゾビス(4−シアノペンタン酸)など
の重合触媒を用いることが望まれる。
の制約はなく、その用途や要求特性に応じて公知のもの
から適宜選択して使用することができる。例えば、ビス
フェノールA、ビスフェノールF、フェノールノボラッ
ク、クレゾールノボラック、ブロム化ビスフェノールA
などのフェノール類のグリシジルエーテル;ブタノー
ル、ブタンジオール、ポリエチレングリコール、ポリプ
ロピレングリコールなどのアルコール類のグリシジルエ
ーテル;ヘキサヒドロフタル酸、ダイマー酸などの酸の
グリシジルエステル類などを挙げることができ、これら
は単独で使用し得るほか2種以上を併用しても構わな
い。
るに当たっては、工程を簡略化し且つ不純物の混入を防
ぐ意味から、下記の方法が推奨される。即ち、前記(メ
タ)アクリル酸エステル系重合体粒子[Pb]のエマル
ジョンを、上記エポキシ樹脂に直接混合して、常圧下あ
るいは減圧下で撹拌しながら水を除去する方法である。
を含む凝固剤を添加するか、あるいはノニオン性乳化剤
の曇点を利用してエマルジョン状のゴム粒子を凝集沈殿
させ、次いで乾燥してからエポキシ樹脂中に分散させ
る、という複数の工程が必要であり、工程が繁雑である
ばかりでなく、組成物中に金属イオンが混入してエポキ
シ樹脂硬化物の物性を低下させる恐れがあった。
すると、1工程でエポキシ樹脂中に(メタ)アクリル酸
エステル系重合体粒子[Pb]が均一に分散された樹脂
組成物を簡単に得ることができる。この場合、乳化剤と
して通常の低分子乳化剤を用いて同様の分散体を得よう
とすると、水を除去するときの泡だちが著しくて容器か
らオーバーフローするため、脱水が実質的に不可能とな
る。
る理由は、乳化剤として用いられる前記重合体[Pa]
が高分子量であり、且つ重合体粒子[Pb]に強く結合
しているため、脱水工程における泡だちが少なく、また
この重合体[Pa]はエポキシ樹脂との反応性を有して
いるため分散性も良好であるためと思われる。
撹拌機及び水分除去口を備えた容器にエポキシ樹脂と
(メタ)アクリル酸エステル系重合体粒子[Pb]のエ
マルジョンを投入し、0〜150℃、好ましくは50〜
130℃で、1mmHg〜760mmHgの減圧下もしくは常圧
下、好ましくは30mmHg〜600mmHgの減圧下に撹拌し
つつ水を除去すればよい。
ル酸エステル系重合体粒子[Pb]の量は、エポキシ樹
脂100重量部に対して固形分換算で1重量部〜50重
量部が好ましく、より好ましくは2重量部〜30重量部
である。(メタ)アクリル酸エステル系重合体粒子[P
b]の量が1重量部未満では強靭化効果が殆んど得られ
ず、一方50重量部を超えるとエポキシ樹脂組成物の粘
度が高くなり過ぎてエポキシ樹脂本来の特性が損なわれ
る。
成物には、必要に応じて石英ガラス粉、シリカ、クレ
ー、炭酸カルシウム、カオリン、タルク、酸化チタン、
水酸化アルミニウムなどの充填剤や顔料などを配合する
ことも勿論可能である。
化剤と組合せることにより様々の用途に用いることがで
きる。硬化剤としては、例えばジエチレントリアミン、
トリエチレンテトラミン、テトラエチレンペンタミン、
ジエチルアミノプロピルアミンなどの直鎖状脂肪族アミ
ン類;アミン価の異なる各種ポリアミド類;メンセンジ
アミン、イソホロンジアミン、ビス(4−アミノシクロ
ヘキシル)メタンなどの脂環族アミン類;m−キシレン
ジアミン、ジアミノジフェニルメタン、ジアミノジフェ
ニルスルフォン、m−フェニレンジアミンなどの芳香族
アミン類;無水フタル酸、テトラヒドロ無水フタル酸、
ヘキサヒドロ無水フタル酸、メチルテトラヒドロ無水フ
タル酸、メチルヘキサヒドロ無水フタル酸、無水メチル
ナジック酸、ドデシル無水コハク酸、無水ピロメリット
酸、メチルシクロヘキセンテトラカルボン酸無水物、無
水トリメリット酸、ポリアゼライン酸無水物などの酸無
水物類;フェノールノボラック、クレゾールノボラック
などのフェノール性水酸基含有化合物類;ポリメルカプ
タン類;2,4,6−トリス(ジメチルアミノメチル)
フェノール、2−エチル−4−メチルイミダゾールなど
のアニオン重合触媒類;BF3 モノエチルアミン錯体な
どのカチオン重合触媒類;ジシアンジアミド、アミンア
ダクト、ヒドラジド、アミドアミン、ブロックイソシア
ネート、カルバミン酸塩、ケチミン、芳香族ジアゾニウ
ム塩などに代表される潜在性硬化剤類などが挙げられ、
その1種もしくは2種以上を使用することができる。
シ樹脂中に均一な(メタ)アクリル酸エステル系重合体
粒子が万偏無く分散したものであり、溶解・反応析出型
のゴムを添加した従来の強靭化エポキシ樹脂組成物の様
な、硬化条件による強靭化効果の変動がほとんど無く、
またエポキシ樹脂に溶解するゴム成分が実質的にゼロで
あるため耐熱性の低下も見られない。しかも従来のゴム
粒子エマルジョン添加法により強靭化されたものに比べ
ると、シェア成分が存在しないので、少量の配合で優れ
た強靭化効果を示す。
を乳化剤として用いることにより、エポキシ樹脂組成物
を製造する際における脱水時の泡立ちが抑えられ、製造
も著しく簡便となる。また乳化剤として用いる末端アル
キル基含有重合体は、エポキシ樹脂との反応性を有して
おり、これらも結合状態でエポキシ樹脂中に分布してい
るので、得られるエポキシ樹脂組成物は、強靭で且つ耐
水(耐湿)性及び接着性などの非常に優れたものであ
り、接着剤、成形材料、塗料、封止剤などとして有効に
利用できる。
説明するが、本発明はもとより下記実施例に限定される
ものではない。尚、実施例中「%」および「部」とある
のは、特にことわらない限り「重量%」および「重量
部」を意味するものとする。
を備えたフラスコにイソプロピルアルコール180部を
仕込み、窒素を吹き込みながら81℃まで昇温してイソ
プロピルアルコールを10分間還流させた。次に、予め
用意しておいたアクリル酸53.6部、メタクリル酸ラウリ
ル16.5部、ブレンマーPE−200(日本油脂社製のポ
リエチレングリコールモノメタクリル酸エステル)91
部、n−ドデシルメルカプタン13.7部及び2,2'−ア
ゾビスイソブチロニトリル(AIBN)0.4 部からなる
重合性単量体混合物を、上記フラスコ中に2時間かけて
滴下した。滴下終了後、還流状態で1時間熟成を行な
い、固形分49.1%の末端アルキル基含有重合体[Pa−
1]の溶液を得た。この重合体[Pa−1]の酸価は2
39、数平均分子量は2300であった。
マーPE200(同前)91部、n−ドデシルメルカプタ
ン17部およびAIBN 0.4部からなる重合性単量体混合
物を使用した以外は参考例1と同様にして重合を行な
い、固形分が49.5%の末端アルキル基含有重合体[Pa
−2]の溶液を得た。この重合体[Pa−2]の酸価は
256、数平均分子量は2100であった。
ン16部、ステアリルメルカプタン18部およびAIB
N 0.4部からなる重合性単量体混合物を使用した以外は
参考例1と同様にして重合を行ない、固形分が49.6%の
末端アルキル基含有重合体[Pa−3]の溶液を得た。
この重合体[Pa−3]の酸価は630、数平均分子量
は2800であった。
却器を備えたフラスコに純水63部を仕込み、緩やかに
窒素ガスを吹き込みながら70℃まで加熱した。一方、
アクリル酸エチル85部、メタクリル酸メチル10部、
メタクリル酸グリシジル5部、前記参考例1で得た末端
アルキル基含有重合体[Pa−1]の溶液 4.1部、28
%アンモニア水0.5 部、イオン交換水36部を予めよく
撹拌し、完全に乳化したプレエマルジョンとして上記滴
下ロートに仕込んだ。
(4−シアノペンタン酸)のアンモニア中和5%水溶液
8部を注入した後、滴下ロートから上記のプレエマルジ
ョンを3時間30分かけて滴下した。滴下終了後、イオ
ン交換水10部でプレエマルジョンが残らない様に滴下
ロートを洗浄し、その洗浄液をフラスコ内に添加した。
プレエマルジョンの滴下中、温度は70〜75℃に保持
し、滴下終了後さらに同温度で2時間撹拌して重合を終
了させ、不揮発分46.0%の(メタ)アクリル酸エステル
系重合体エマルジョン[1]を得た。
基含有重合体溶液および重合性単量体成分を表1に示す
ものに代えた以外は上記と同様にして、(メタ)アクリ
ル酸エステル系重合体エマルジョン[2]〜[5]およ
び比較用エマルジョン[C1]〜[C4]を得た。尚、
表1において、エマルジョン重合体粒子のガラス転移温
度は、該エマルジョンから水を揮発除去した後、Per
kin Elmer社製の示差走査熱量計「DSC−
7」を用いて測定した。
マルジョン[1]〜[5]及び比較用エマルジョン[C
1]〜[C4]を、撹拌機、窒素導入管、コンデンサー
を備えたフラスコに入れ、イオン交換水を加えて不揮発
分濃度を30%に調整した。これに所定量のエピコート
828(油化シェルエポキシ社製のビスフェノールA型
エポキシ樹脂)を加えて撹拌し、均一な粘稠液を得た。
次いで70℃まで昇温し、徐々に減圧度を高めながら、
最終的に50mmHgまで減圧して水を除いた。その後13
0℃まで加熱して水を完全に除去すると共に、乳化剤
(末端アルキル基含有重合体)中のカルボキシル基とエ
ポキシ樹脂を予備反応させた。
法は下記の通り)を表2に示す。尚、比較用エマルジョ
ン[C1]〜[C3]を用いたものでは、脱水時の泡立
ちが激しくて最後まで水を除去できないので、消泡剤と
してサンノプコ8034L(サンノプコ社製)を0.3 部
追加してから同様の操作を行なった。 <エポキシ樹脂組成物中の水分量>Karl-Fischer Moist
ure Meter (KYOTO ELECTRONICS MKS-3p)を用いて、エポ
キシ樹脂組成物中の水分量を測定した。 <乳化剤中のカルボキシル基の反応率>0.1N-NaOH の滴
定により、エポキシ樹脂分散前後の(メタ)アクリル酸
エステル系重合体粒子1g当たりのカルボキシル基の量
を測定し、その比より反応率を算出した。
剰のHClを逆滴定することにより測定した。 (3) エポキシ樹脂組成物の硬化物特性 <接着試験>上記(2) で得たエポキシ樹脂組成物を、表
2に示す比率で硬化剤と混合し、接着試験を行なった。
被着体は、厚さ1.5mm (T型剥離試験は0.5mm )の冷間
圧延鋼板を#100のサンドペーパーで研磨し、アセト
ンで洗浄脱脂したものを用いた。接着剤の硬化は、80
℃で1時間加熱した後、さらに150℃で0.5 時間加熱
することにより行ない、結果を表2に併記した。引張り剪断強度 :JIS K 6850に準じて行なった。引張り
速度10mm/min。耐温水性 :80℃の温水に24時間浸漬した後、常温
(23℃)で強度を測定し、耐温水性を調べた。T型剥離強度 :JIS K 6854に準じて行なった。引張り速
度50mm/min。
ポキシ樹脂組成物は80℃の温水浸漬後の引張り剪断強
度の低下が少なく、T型剥離強度にも非常に優れたもの
であることが分かる。
ジョン[1]〜[5]および[C1]〜[C4]を使用
した。 (2) エポキシ樹脂組成物の製造 前記実施例1〜5及び比較例1〜7と同様にしてエポキ
シ樹脂組成物を製造した。得られたエポキシ樹脂組成物
の構成を表3に示す。 (3) エポキシ樹脂組成物の硬化物特性 上記(2) で得たエポキシ樹脂組成物を、表3に示す配合
比率で硬化剤と混合してから成形し、成形物の各種物性
試験を行ない、結果を表3に併記した。尚、成形物の硬
化は、85℃で3時間加熱した後、更に150℃で3時
間加熱することにより行なった。
を作成し、中央の切り欠き部先端にカミソリでスタータ
ークラックを入れてから10mm/minの速度で荷重ー時間
カーブ(図2)を求め、破壊時の荷重(Pc)、クラッ
ク長さ(a)等から次式によって破壊靭性値を算出し
た。
東洋精機社製のH.D.T.& V.S.P.T. TESTER を用いて測定
した。 <吸水率>厚さ3mmの試験片を80℃の温水に24時間
浸漬した時の吸水率を測定し、次式によって求めた。
ポキシ樹脂組成物は、荷重たわみ温度を下げることなく
破壊靭性値が高められており、また吸水率も従来材に比
べて優れたものであることが分かる。また実施例11と
比較例10を比較すれば明らかである様に、同程度の荷
重たわみ温度のもので比較すると、本発明に係るエポキ
シ樹脂組成物の硬化物は、CTBNゴムにより強靭化し
たエポキシ樹脂組成物に比べて2倍以上の破壊靭性値を
有していることが分かる。
法説明図である。
ラフである。
Claims (4)
- 【請求項1】 不飽和カルボン酸を必須成分として含む
重合性単量体成分(A)を、炭素数が6〜18のアルキ
ルメルカプタン(B)の存在下に重合して得られる、水
溶性もしくは水分散性で酸価が200以上である末端ア
ルキル基含有重合体[Pa]及び/又はその塩からなる
反応性界面活性剤を乳化剤とし、(メタ)アクリル酸エ
ステル系単量体(C)を乳化重合して得られる、ガラス
転移温度が20℃以下の(メタ)アクリル酸エステル系
重合体粒子[Pb]が、エポキシ樹脂中に分散したもの
であることを特徴とするエポキシ樹脂組成物。 - 【請求項2】 (メタ)アクリル酸エステル系重合体粒
子[Pb]が、架橋構造を有するものである請求項1記
載のエポキシ樹脂組成物。 - 【請求項3】 (メタ)アクリル酸エステル系重合体粒
子[Pb]が、カルボキシル基と反応し得る官能基を分
子中に有するものである請求項1又は2記載のエポキシ
樹脂組成物。 - 【請求項4】 請求項1〜3のいずれか1つにおける
(メタ)アクリル酸エステル系重合体粒子[Pb]のエ
マルジョンをエポキシ樹脂と均一に混合した後、水を除
去することを特徴とするエポキシ樹脂組成物の製造方
法。
Priority Applications (3)
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---|---|---|---|
JP3228773A JPH0715042B2 (ja) | 1990-11-22 | 1991-08-13 | エポキシ樹脂組成物及びその製造方法 |
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EP92922197A EP0621312B1 (en) | 1991-08-13 | 1992-11-02 | Epoxy resin composition and production thereof |
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Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0525366A true JPH0525366A (ja) | 1993-02-02 |
JPH0715042B2 JPH0715042B2 (ja) | 1995-02-22 |
Family
ID=26528454
Family Applications (1)
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---|---|---|---|
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JP (1) | JPH0715042B2 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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- 1991-08-13 JP JP3228773A patent/JPH0715042B2/ja not_active Expired - Lifetime
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---|---|
JPH0715042B2 (ja) | 1995-02-22 |
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