JPH05253441A - 脱臭装置 - Google Patents

脱臭装置

Info

Publication number
JPH05253441A
JPH05253441A JP4055463A JP5546392A JPH05253441A JP H05253441 A JPH05253441 A JP H05253441A JP 4055463 A JP4055463 A JP 4055463A JP 5546392 A JP5546392 A JP 5546392A JP H05253441 A JPH05253441 A JP H05253441A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heater
odor
adsorbent
catalyst
air
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4055463A
Other languages
English (en)
Inventor
Kosuke Shintani
浩介 新谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP4055463A priority Critical patent/JPH05253441A/ja
Priority to KR1019930003943A priority patent/KR960011039B1/ko
Publication of JPH05253441A publication Critical patent/JPH05253441A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D53/00Separation of gases or vapours; Recovering vapours of volatile solvents from gases; Chemical or biological purification of waste gases, e.g. engine exhaust gases, smoke, fumes, flue gases, aerosols
    • B01D53/34Chemical or biological purification of waste gases
    • B01D53/74General processes for purification of waste gases; Apparatus or devices specially adapted therefor
    • B01D53/86Catalytic processes
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61LMETHODS OR APPARATUS FOR STERILISING MATERIALS OR OBJECTS IN GENERAL; DISINFECTION, STERILISATION OR DEODORISATION OF AIR; CHEMICAL ASPECTS OF BANDAGES, DRESSINGS, ABSORBENT PADS OR SURGICAL ARTICLES; MATERIALS FOR BANDAGES, DRESSINGS, ABSORBENT PADS OR SURGICAL ARTICLES
    • A61L9/00Disinfection, sterilisation or deodorisation of air
    • A61L9/01Deodorant compositions
    • A61L9/014Deodorant compositions containing sorbent material, e.g. activated carbon
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D53/00Separation of gases or vapours; Recovering vapours of volatile solvents from gases; Chemical or biological purification of waste gases, e.g. engine exhaust gases, smoke, fumes, flue gases, aerosols
    • B01D53/02Separation of gases or vapours; Recovering vapours of volatile solvents from gases; Chemical or biological purification of waste gases, e.g. engine exhaust gases, smoke, fumes, flue gases, aerosols by adsorption, e.g. preparative gas chromatography
    • B01D53/04Separation of gases or vapours; Recovering vapours of volatile solvents from gases; Chemical or biological purification of waste gases, e.g. engine exhaust gases, smoke, fumes, flue gases, aerosols by adsorption, e.g. preparative gas chromatography with stationary adsorbents
    • B01D53/0407Constructional details of adsorbing systems

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ヒータにより触媒を加熱して臭いを分解する
際に、臭いが外部へ流出することを防止し、また、コス
トの上昇並びに消費電力の増加を防止する。 【構成】 任意の場所に設置して使用するように構成し
て成る脱臭装置において、内部を空気通路15とする内
筒12を上下方向へ延びるように設けると共に、内筒1
2内部に、ヒータ19、脱臭部材20及びファン装置2
1を上から下へ順に配設することにより、脱臭部材20
の吸着剤24をヒータ19の下方に配設すると共に、脱
臭部材20の触媒25の少なくとも一部分を吸着剤24
の上方に配設したものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、臭いを吸着する吸着
剤、ヒータ及び臭いを分解する触媒を備え、任意の場所
に設置して使用するように構成して成る脱臭装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】この種の脱臭装置の一例を、図9に示
す。この図9において、内部を空気通路1とする筒体2
が、横方向に延びるように配設されている。この筒体2
の内部には、ファン装置3、ヒータ4及び脱臭部材5が
設けられている。この脱臭部材5は、臭いを吸着する吸
着剤部分5aと、臭いを分解する触媒部分5bとからな
り、触媒部分5bで吸着剤部分5aを包むように構成さ
れている。そして、脱臭部材5は、内部を空気が流通可
能になっている。
【0003】上記構成の場合、筒体2の右端開口部を流
入口2aとし、左端開口部を流出口2bとし、ファン装
置3の送風作用により、流入口2aから吸引した臭いを
含んだ空気を脱臭部材5中を通過させ、臭いを吸着剤部
分5aに吸着させて除去し、臭いを除去した空気を流出
口2bから放出するようにしている。
【0004】そして、吸着剤部分5aの吸着作用が弱く
なったときには、ファン装置3を停止させた状態でヒー
タ4に通電して、該ヒータ4により触媒部分5bを加熱
させることにより、触媒部分5bによって吸着剤部分5
aに吸着された臭いを分解するようにしている。これに
より、吸着剤部分5aの吸着作用が元に戻るから、再び
臭いの除去を行うことができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来構成では、ヒ
ータ4により触媒部分5bを加熱する場合、図9に示す
ように、触媒部分5bの左側が先に加熱され、右側の加
熱が遅れる。このため、右側の触媒部分5bが十分加熱
されていないときに、吸着剤部分5aから離間した臭い
が触媒部分5bを通ると、該臭いは分解されずに通過し
て、筒体2の右端の流入口2aから外へ流出してしまう
という事態が発生する。
【0006】これに対して、脱臭部材5の左右両側即ち
触媒部分5bの左右両側にヒータを設け、左右両側の触
媒部分5bを十分加熱するようにする構成が容易に考え
られる。この構成の場合、臭いが分解されずに触媒部分
5bを通過して、筒体2の流入口2a又は流出口2bか
ら外へ流出してしまうという事態を防止できる。しか
し、上記構成では、ヒータが2個必要な分だけコストが
高くなると共に、消費電力も多くなるという欠点があ
る。
【0007】また、図10に示すように、筒体2内の右
端側にシャッター6を開閉可能に設け、ヒータ4により
触媒部分5bを加熱するときは、シャッター6により筒
体2内の右端側を閉塞するようにする構成が考えられ
る。この構成の場合も、臭いが分解されずに筒体2の流
入口2aから外へ流出してしまうという事態を防止でき
る。しかし、上記構成では、シャッター6が必要な分だ
け、構成が複雑になり、コストが高くなるという欠点が
ある。
【0008】そこで、本発明の目的は、ヒータにより触
媒を加熱して臭いを分解する際に、臭いが分解されずに
外部へ流出することを防止でき、しかも、コストが高く
なることを防止でき、また、消費電力が多くなることを
防止できる脱臭装置を提供するにある。また、本発明の
他の目的は、ヒータにより触媒を加熱して臭いを分解す
る場合に、ヒータから発生する熱が外部へ漏れることを
極力防止できる脱臭装置を提供するにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の脱臭装置は、臭
いを吸着する吸着剤、ヒータ及び臭いを分解する触媒を
備え、任意の場所に設置して使用するように構成して成
る脱臭装置において、空気通路を上下方向へ延びるよう
に設けると共に、前記空気通路内部に、前記吸着剤を前
記ヒータの下方に配設すると共に、前記触媒の少なくと
も一部分を前記吸着剤の上方に配設したところに特徴を
有する。
【0010】この場合、空気通路の上部に設けられ臭い
を含んだ空気を流入させる流入口を備えると共に、前記
空気通路の下部に上方へ折返すように延設された折返し
通路を備え、この折返し通路に前記空気通路の最下部よ
りも上方に位置して設けられ臭いを除去した空気を流出
させる流出口を備える構成として良い。
【0011】また、上下方向へ延びるように設けられた
内筒を備えると共に、この内筒の外側に設けられ下端が
閉塞し且つ下部で前記内筒と連通する外筒を備え、そし
て、前記内筒の内部を空気通路とすると共に、前記内筒
と前記外筒との間を折返し通路とすることが考えられ
る。
【0012】
【作用】上記手段によれば、上下方向へ延びるように設
けられた空気通路内部に、吸着剤をヒータの下方に配設
すると共に、触媒の少なくとも一部分を吸着剤の上方に
配設する構成とした。この構成の場合、ヒータにより触
媒を加熱して臭いを分解する際、臭いを含んだ空気は、
ヒータにより加熱されるから、自然対流により空気通路
内部を上方へ移動する。このとき、触媒の少なくとも一
部分が吸着剤の上方に配設されていることから、該触媒
はヒータにより十分加熱される。従って、空気通路内部
を上方へ移動する空気に含まれた臭いは、上記十分加熱
された触媒によって分解される。
【0013】そして、この構成の場合、空気通路内部を
下方へ移動する空気がほとんどないので、臭いが分解さ
れずに外部へ流出することを防止できる。更に、ヒータ
を吸着剤の上方に1個配設するだけであるから、構成の
複雑化及びコストの上昇を防止できると共に、消費電力
が増加することもない。
【0014】また、空気通路の上部に臭いを含んだ空気
を流入させる流入口を設けると共に、空気通路の下部に
折返し通路を上方へ折返すように延設し、この折返し通
路に空気通路の最下部よりも上方に位置して臭いを除去
した空気を流出させる流出口を設ける構成としたので、
空気通路内部を下方へ移動する空気がわずかでも存在し
たとしても、該臭いを含んだ空気は、折返し通路内に貯
留されるようになり、外部へ臭いが漏れることをより一
層防止できる。
【0015】更にまた、内筒を上下方向へ延びるように
設けると共に、この内筒の外側に下端が閉塞し且つ下部
で内筒と連通する外筒を設け、そして、内筒の内部を空
気通路とすると共に、内筒と外筒との間を折返し通路と
したので、ヒータにより触媒を加熱して臭いを分解する
場合に、内筒と外筒との間の折返し通路が断熱空間とな
るから、ヒータから発生する熱が外部へ漏れることを極
力防止できる。特に、このような構成の脱臭装置を冷蔵
庫の内部に設置する場合には、ヒータから発生する熱に
より冷蔵庫内が暖まってしまうことを極力防止できる。
従って、冷蔵庫用の脱臭装置として好適するものとな
る。
【0016】
【実施例】以下、本発明をユニット形の脱臭装置に適用
した第1の実施例について図1を参照しながら説明す
る。この図1において、装置本体11は、上下方向へ延
びるように設けられた内筒12と、この内筒12の外側
に同心状に設けられた外筒13から構成されている。内
筒12は、上端部が開口され、下端部が閉塞され、下端
外周壁部に形成された多数の連通孔14を介して外筒1
3に連通されている。連通孔14の上部開口縁部には、
ルーバー14aが切起こしにより形成されている。上記
内筒12の内部が、空気通路15を構成している。内筒
12の上端開口部が流入口16となっている。
【0017】外筒13は、上端部及び下端部が閉塞さ
れ、上端外周壁部に多数の孔からなる流出口17が形成
されている。この流出口17の各孔の上部開口縁部に
は、ルーバー17aが切起こしにより形成されている。
上記内筒12と外筒13との間が、折返し通路18とな
っている。
【0018】また、内筒12即ち空気通路15内には、
ヒータ19、脱臭部材20及びファン装置21が上から
下へ順に配設されている。ヒータ19の上方には、反射
板22がヒータ19からの熱を下方へ反射するように配
設されている。
【0019】上記脱臭部材20は、いわゆるハニカム状
の構造を有しており、具体的には、図2に示すような脱
臭体23を多数横方向へ重ねることにより構成されてい
る。この脱臭体23は、全体として矩形板状をなしてお
り、例えば4個の空気流路23aが上下方向に形成され
ている。上記脱臭体23は、図3に示すように、吸着剤
24とこの吸着剤24の外表面を覆うように設けられた
触媒25とから構成されている。
【0020】上記吸着剤24は、活性炭等からなり、空
気流路23aを通る空気に含まれた臭いを吸着する。触
媒25は、白金やパラジウム等からなり、ヒータ19に
よって加熱されることにより、臭いを分解する。また、
吸着剤24及び触媒25は、それ自体の内部を空気がか
なり自由に通過可能に構成されている。
【0021】この場合、ヒータ19と、脱臭部材20の
吸着剤24と、脱臭部材20の触媒25との各配設関係
は、吸着剤24がヒータ19の下方に配設されると共
に、触媒25の上端部分(少なくとも一部分)が吸着剤
24の上方に配設されるように構成されている。
【0022】また、ファン装置21はファン26とこの
ファン26を回転駆動するモータ27とから構成されて
いる。一方、装置本体11の上部には、ほぼ半球状のフ
ィルタ28が流入口16を覆うように取付けられてい
る。
【0023】次に、上記構成の作用を説明する。まず、
空気に含まれた臭いを除去する脱臭運転を行う場合につ
いて述べる。この場合、ヒータ19を断電した状態で、
モータ27へ通電する。これによって、ファン26が回
転駆動されてその送風作用により、流入口16を介して
外部から吸引した臭いを含んだ空気を脱臭部材20中を
通過させ、臭いを吸着剤24に吸着させて除去する。そ
して、臭いを除去した空気を、連通孔14を介して折返
し通路18内を通過させ、折返し通路18の流出口17
から外部へ放出する。
【0024】さて、脱臭部材20の吸着剤24の吸着作
用が弱くなったときには、吸着剤24に吸着させた臭い
を分解する臭い分解運転を行う。具体的には、モータ2
7を断電してファン26を停止させた状態で、ヒータ1
9に通電して該ヒータ19によって脱臭部材20の触媒
25を加熱する。このとき、ヒータ19によって脱臭部
材20の吸着剤24も加熱されて、該吸着剤24から臭
いが離間するようになる。
【0025】そして、十分加熱された触媒25によっ
て、吸着剤24から離間した臭いが分解される。これに
より、吸着剤24の吸着作用が元に戻るから、吸着剤2
4によって再び臭いの除去を行うことができるようにな
る。
【0026】ここで、ヒータ19により触媒25を加熱
して臭いを分解する際、臭いを含んだ空気は、ヒータ1
9により加熱されるから、自然対流によって空気通路1
5内部を上方へ移動する。このとき、触媒25の少なく
とも一部分である上端部分が吸着剤24の上方に配設さ
れていることから、ヒータ19により十分加熱される。
このため、空気通路15内部を上方へ移動する空気に含
まれた臭いは、十分加熱された触媒25に触れて確実に
分解される。
【0027】そして、上記構成の場合、ヒータ19の熱
による自然対流により、空気通路15内部を下方へ移動
する空気がほとんどないので、分解されない臭いを含ん
だ空気が連通孔14、折返し通路18及び流出口17を
通って外部へ流出することを防止できる。更に、この場
合、ヒータ19を脱臭部材20の上方に1個配設するだ
けであるから、構成の複雑化及びコストの上昇を防止で
きると共に、消費電力が増加することも防止できる。
【0028】また、上記実施例では、空気通路15の上
部に臭いを含んだ空気を流入させる流入口16を設ける
と共に、空気通路15の下部に折返し通路18を上方へ
折返すように延設し、この折返し通路18に空気通路1
5の最下部よりも上方に位置して臭いを除去した空気を
流出させる流出口17を設ける構成とした。このため、
空気通路15内部を下方へ移動する空気がわずかでも存
在することがあったとしても、該臭いを含んだ空気は、
折返し通路18内に貯留されるようになり、臭いが外部
へ漏れることをより一層防止できる。
【0029】更に、上記実施例では、内筒12を上下方
向へ延びるように設けると共に、この内筒12の外側に
外筒13を同心状に設け、下部で外筒13と内筒12と
を連通させ、そして、内筒12の内部を空気通路15と
すると共に、内筒12と外筒13との間を折返し通路1
8とした。このため、ヒータ19により触媒25を加熱
して臭いを分解する場合に、内筒12と外筒13との間
の折返し通路18が断熱空間となるから、ヒータ19か
ら発生する熱が外部へ漏れることを極力防止できる。
【0030】特に、このような構成のユニット形の脱臭
装置を例えば冷蔵庫の内部に設置する場合には、ヒータ
19から発生する熱により冷蔵庫内部が暖まってしまう
ことを極力防止できる。従って、冷蔵庫用の脱臭装置と
して好適するものである。
【0031】尚、上記実施例においては、脱臭運転が設
定時間行われた後、自動的に臭い分解運転が所定時間行
われるようになっており、両運転が周期的に交互に行わ
れるように構成されている。この場合、脱臭運転を間欠
的に行うような場合には、ファン装置21の運転時間を
積算して、該積算時間が設定時間に達したら、臭い分解
運転を行うように構成しても良い。また、上記ユニット
形の脱臭装置の使用形態として、例えば自動車の車内に
搭載して、該車内の臭いを除去するようにしても良い。
【0032】更に、上記実施例では、内筒12及び外筒
13を円筒状に構成したが、これに限られるものではな
く、例えば角筒状に構成しても良い。また、ファン装置
21の配設位置は、空気通路15即ち内筒12内の上部
に配設するように構成しても良いし、或いは、折返し通
路18即ち内筒12と外筒13との間内に配設するよう
に構成しても良い。
【0033】図4は、本発明の第2の実施例を示すもの
で、第1の実施例と異なるところを説明する。この図4
において、装置本体29を構成する円筒状の筒体30
は、上下方向へ延びるように設けられている。上記筒体
30の内部に、ヒータ19、脱臭部材20及びファン装
置21が上から下へ順に配設されている。筒体30の上
端部に多数の孔からなる流入口31が形成され、下端部
に多数の孔からなる流出口32が形成されている。
【0034】従って、この第2の実施例においても、第
1の実施例とほぼ同様な作用効果を得ることができる。
特に、第2の実施例では、装置本体29を筒体30によ
り構成したので、全体の構成が簡単になる。
【0035】図5は、本発明の第3の実施例を示すもの
で、第2の実施例と異なるところを説明する。この図5
において、筒体30の内部には、ヒータ19、脱臭部材
20の触媒25に代わる触媒33、脱臭部材20の吸着
剤24に代わる吸着剤34及びファン装置21が上から
下へ順に配設されている。上記吸着剤34は、ハニカム
状の構造に構成されていると共に、それ自体の内部を空
気がかなり自由に通過可能になっている。また、触媒3
3は、それ自体の内部を空気がかなり自由に通過可能に
なっている。
【0036】上記第3の実施例の場合、ヒータ19と、
吸着剤34と、触媒33との各配設関係は、吸着剤34
がヒータ19の下方に配設されると共に、触媒33が吸
着剤34の上方に配設されるように構成されている。従
って、この第3の実施例においても、第2の実施例とほ
ぼ同様な作用効果を得ることができる。
【0037】図6は、本発明の第4の実施例を示すもの
で、第3の実施例と異なるところを説明する。この図6
において、筒体30の内部には、ヒータ35、吸着剤3
4及びファン装置21が上から下へ順に配設されてい
る。上記ヒータ35は、ヒータ線の外表面に白金層を形
成し、ヒータと触媒とを一体化したものである。
【0038】上記第4の実施例の場合、ヒータ35即ち
ヒータと触媒と、吸着剤34との各配設関係は、吸着剤
34がヒータの下方に配設されると共に、触媒(ヒータ
35)が吸着剤34の上方に配設されるように構成され
ている。従って、この第4の実施例においても、第3の
実施例とほぼ同様な作用効果を得ることができる。特
に、第4の実施例では、ヒータと触媒とを一体化したの
で、触媒の加熱効率が高くなり、触媒による臭いの分解
が一層促進される。
【0039】図7は、本発明の第5の実施例を示すもの
で、第3の実施例と異なるところを説明する。この図7
において、筒体30の内部には、触媒36、ヒータ1
9、吸着剤34及びファン装置21が上から下へ順に配
設されている。
【0040】上記第5の実施例の場合、ヒータ19と、
吸着剤34と、触媒36との各配設関係は、吸着剤34
がヒータ19の下方に配設されると共に、触媒36が吸
着剤34の上方に配設されるように構成されている。従
って、この第5の実施例においても、第3の実施例とほ
ぼ同様な作用効果を得ることができる。
【0041】図8は、本発明の第6の実施例を示すもの
で、第1の実施例と異なるところを説明する。この図8
において、内部を空気通路37とする筒体38の内部に
は、ヒータ19、脱臭部材20及びファン装置21が上
から下へ順に配設されている。上記筒体38の下端部の
側壁部には、折返し通路39を構成する折返し筒体40
がほぼL字状に連結されている。筒体38の下端部側壁
部には、複数の連通孔41が筒体38と折返し筒体40
との間を連通するように形成されている。
【0042】しかして、上記第6の実施例においても、
第1の実施例とほぼ同様な作用効果を得ることができ
る。特に、この第6の実施例においては、折返し筒体4
0が高さ寸法hを有していることにより、筒体38内部
を下方へ移動する空気がわずかでも存在することがあっ
ても、該臭いを含んだ空気は、高さ寸法hを有する折返
し筒体40内に貯留されるようになり、臭いが外部へ漏
れることを防止することができる。
【0043】
【発明の効果】本発明は、以上説明した通りであるの
で、次の効果を得ることができる。
【0044】請求項1の脱臭装置においては、上下方向
へ延びるように設けられた空気通路内部に、吸着剤をヒ
ータの下方に配設すると共に、触媒の少なくとも一部分
を吸着剤の上方に配設する構成としたので、ヒータによ
り触媒を加熱して臭いを分解する際、臭いが分解されず
に外部へ流出することを防止でき、しかも、コストが高
くなることを防止でき、また、消費電力が多くなること
を防止できる。
【0045】請求項2の脱臭装置においては、空気通路
の上部に臭いを含んだ空気を流入させる流入口を設ける
と共に、空気通路の下部に折返し通路を上方へ折返すよ
うに延設し、この折返し通路に空気通路の最下部よりも
上方に位置して臭いを除去した空気を流出させる流出口
を設ける構成としたので、空気通路内部を下方へ移動す
る空気がわずかでも存在することがあったとしても、該
臭いを含んだ空気は、折返し通路内に貯留されるように
なり、外部へ臭いが漏れることをより一層防止すること
ができる。
【0046】請求項3の脱臭装置においては、内筒を上
下方向へ延びるように設けると共に、この内筒の外側に
下端が閉塞し且つ下部で内筒と連通する外筒を設け、そ
して、内筒の内部を空気通路とすると共に、内筒と外筒
との間を折返し通路としたので、ヒータにより触媒を加
熱して臭いを分解する場合に、内筒と外筒との間の折返
し通路が断熱空間となり、ヒータから発生する熱が外部
へ漏れることを極力防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す全体の破断斜視図
【図2】脱臭体の斜視図
【図3】脱臭体の部分断面図
【図4】本発明の第2の実施例を示す全体の概略縦断面
【図5】本発明の第3の実施例を示す図4相当図
【図6】本発明の第4の実施例を示す図4相当図
【図7】本発明の第5の実施例を示す図4相当図
【図8】本発明の第6の実施例を示す図4相当図
【図9】従来構成を示す図4相当図
【図10】他の従来構成を示す図4相当図
【符号の説明】
11は装置本体、12は内筒、13は外筒、15は空気
通路、16は流入口、17は流出口、18は折返し通
路、19はヒータ、20は脱臭部材、21はファン装
置、23は脱臭体、24は吸着剤、25は触媒、29は
装置本体、30は筒体、31は流入口、32は流出口、
33は触媒、34は吸着剤、35はヒータ、36は触
媒、37は空気通路、38は筒体、39は折返し通路、
40は折返し筒体を示す。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 臭いを吸着する吸着剤、ヒータ及び臭い
    を分解する触媒を備え、任意の場所に設置して使用する
    ように構成して成る脱臭装置において、 空気通路を上下方向へ延びるように設けると共に、 前記空気通路内部に、前記吸着剤を前記ヒータの下方に
    配設すると共に、前記触媒の少なくとも一部分を前記吸
    着剤の上方に配設したことを特徴とする脱臭装置。
  2. 【請求項2】 空気通路の上部に設けられ臭いを含んだ
    空気を流入させる流入口と、 前記空気通路の下部に上方へ折返すように延設された折
    返し通路と、 この折返し通路に前記空気通路の最下部よりも上方に位
    置して設けられ臭いを除去した空気を流出させる流出口
    とを備えたことを特徴とする請求項1記載の脱臭装置。
  3. 【請求項3】 上下方向へ延びるように設けられた内筒
    と、 この内筒の外側に設けられ下端が閉塞し且つ下部で前記
    内筒と連通する外筒とを備え、 前記内筒の内部を空気通路とすると共に、前記内筒と前
    記外筒との間を折返し通路としたことを特徴とする請求
    項2に記載の脱臭装置。
JP4055463A 1992-03-13 1992-03-13 脱臭装置 Pending JPH05253441A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4055463A JPH05253441A (ja) 1992-03-13 1992-03-13 脱臭装置
KR1019930003943A KR960011039B1 (ko) 1992-03-13 1993-03-13 탈취장치

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4055463A JPH05253441A (ja) 1992-03-13 1992-03-13 脱臭装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05253441A true JPH05253441A (ja) 1993-10-05

Family

ID=12999304

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4055463A Pending JPH05253441A (ja) 1992-03-13 1992-03-13 脱臭装置

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JPH05253441A (ja)
KR (1) KR960011039B1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018140371A (ja) * 2017-02-28 2018-09-13 株式会社富士通ゼネラル 吸着ユニット及び空気清浄機

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018140371A (ja) * 2017-02-28 2018-09-13 株式会社富士通ゼネラル 吸着ユニット及び空気清浄機

Also Published As

Publication number Publication date
KR960011039B1 (ko) 1996-08-16
KR930019226A (ko) 1993-10-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5345617A (en) Toilet seat air freshener
JP2003237364A (ja) 自動車の車室の付臭装置
KR100553415B1 (ko) 공기 조화 장치의 가습 유닛
JP3528594B2 (ja) 空気清浄器
WO2007020896A1 (ja) 脱臭器
JPH05253441A (ja) 脱臭装置
JP2011024935A (ja) 脱臭装置
JPH11285611A (ja) 除塵・脱臭装置
TW201312061A (zh) 空氣清淨機
JP2970799B2 (ja) 無煙ロースター
JPH11197456A (ja) 触媒ヒータ及びそれを用いた除湿器
JP6092733B2 (ja) 設備機器
JP2002195604A (ja) 除湿機
JP2002126054A (ja) 脱臭装置
JP3936766B2 (ja) 空気清浄器
JPH02128030A (ja) トイレ用脱臭装置
JPH11351622A (ja) 空気処理装置
JP2002204824A (ja) 消臭装置及び消臭装置付き下駄箱
JP3834972B2 (ja) 空気清浄装置
JPH11347334A (ja) 脱臭ユニットおよび脱臭装置
JPH10155890A (ja) 触媒式空気浄化装置
JP2512428Y2 (ja) 脱臭機能付空調装置
JP3274333B2 (ja) 空気調和装置
JPH03233237A (ja) 空気調和機およびその脱臭フィルターの再生方法
JPH11267444A (ja) 脱臭デバイスとこれを備えた脱臭機及び空気調和機