JPH05253360A - 電気かみそりの外刃 - Google Patents

電気かみそりの外刃

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Publication number
JPH05253360A
JPH05253360A JP5831492A JP5831492A JPH05253360A JP H05253360 A JPH05253360 A JP H05253360A JP 5831492 A JP5831492 A JP 5831492A JP 5831492 A JP5831492 A JP 5831492A JP H05253360 A JPH05253360 A JP H05253360A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
outer blade
connecting piece
split
connection piece
notches
Prior art date
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Pending
Application number
JP5831492A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiaki Hoya
善章 宝谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP5831492A priority Critical patent/JPH05253360A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 外刃1を連結する連結片5を、正確な位置で
切り離すと共に、切り離した連結片5の隅角に、危険な
エッジができるのを防止する。 【構成】 複数枚の外刃1が連結片5を介して連結され
ている。外刃1は、連結片5で切断して、分離される。
外刃1の連結片5は、切断部分の両側に切欠8を設けて
いる。切欠8の出隅9は、所定の曲率半径のアール状に
形成されている。両側の切欠8から連結片5を切り離し
て外刃1が分離される。 【効果】 連結片5は、両側に切欠8を設けた部分から
正確に切り離すことができる。また、切り離した連結片
5の出隅9は、所定の曲率半径のアール状とされている
ので、鋭角のバリができず作業の安全性が向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電気かみそりの外刃に関
し、とくに、複数枚のものを連続して製造する電気かみ
そりの外刃に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、往復式電気かみそりの外刃
は、電鋳加工、またはプレス加工により製造されてい
る。最近、性能を向上させるために、真空蒸着、スパッ
タリング等の表面処理加工の必要性が増してきた。これ
らの処理工程は、複数枚の外刃を帯状に連結して、処理
加工の後で切り離すことによって能率よく加工できる。
例えば、図1に示すように、複数の外刃1を帯状に連結
してドラム2の表面に仮止めしてコーティング等の処理
を能率よくすることができる。外刃1にコーティングす
るには、多数の外刃1を仮止めしたドラム2を、図2に
示すコーティング装置にセットする。この図に示す装置
は、チタンやジルコニウムを、電子銃3で外刃1の表面
に放射し、イオンガン4で窒素イオンを外刃1に放射す
る。外刃1の表面には、窒化チタンや窒化ジルコニウム
等のセラミックがコーティングされる。セラミックコー
ティングした外刃1は、図3に示すように、ドラムから
分離した後、図4に示すように境界から切断して1枚に
分離する。
【0003】このように、複数枚を連続して製造する外
刃は、コーティング等の処理工程の加工能率を高くし
て、生産能率を高くすることができる。この工程で生産
される外刃は、境界から簡単に切り離すために、図5に
示すように連結片5で連結している。連結片5は、中心
部分から正確に切断できるように、切り離し線にそって
ミシン目6を設けている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この構造の連結片5
は、ミシン目6にそって簡単に切り離すことができる。
しかしながら、この構造の外刃1は、切り離した連結片
5の隅角に鋭いエッジができる欠点がある。エッジは、
外刃1を組み立てるときに、作業者の皮膚を切る等の弊
害があり、また、危険なために組立の作業性が低下する
欠点があった。とくに、外刃1はできる限りヒゲを短く
切断するために、薄く加工される。薄い連結片5のエッ
ジは、極めて危険な状態となる。さらにまた、外刃1
は、一定時間使用すると、切れ味が低下するので、新品
と交換する必要がある。このとき、外刃1の両側に鋭い
エッジがあると、交換するときに手の皮膚を切る等の危
険性がある。
【0005】さらに、ミシン目6のある連結片5は、図
6の鎖線で示すように、中心から正確に切断できない場
合が多く、図7に示すように、切断位置がずれやすい欠
点があった。切断位置のずれは、片側のエッジ7をさら
に鋭角にし、極めて危険な状態となる。したがって、こ
の外刃1は、特に取り扱いに注意する必要がある。
【0006】本発明は、この欠点を解決することを目的
に開発されたもので、本発明の重要な目的は、連結片を
正確な位置で切り離すことができると共に、切り離した
連結片の隅角に、危険なエッジができるのを防止できる
電気かみそりの外刃を提供するにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の電気かみそりの
外刃は、前述の目的を達成するために、下記の構成を備
えている。すなわち、本発明は、複数枚の外刃を連結片
でもって連結し、連結片から切断されるように構成され
たものを改良したものである。本発明の外刃1は、連結
片5の切断部分の両側に、正確な位置で切断できるよう
に切欠8を設けている。切欠8は、切断した状態で、出
隅9に鋭角のエッジができないように、切欠8の出隅9
を所定の曲率半径のアール状に形成している。両側の切
欠8から連結片5を切り離すことによって、複数枚の外
刃1を1枚に切り離すように構成されている。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。ただし、以下に示す実施例は、本発明の技術思想
を具体化するための電気かみそりの外刃を例示するもの
であって、本発明の外刃は、構成部品の材質、形状、構
造、配置を下記の構造に特定するものでない。本発明の
外刃は、特許請求の範囲に於て、種々の変更を加えるこ
とができる。
【0009】更に、この明細書は、特許請求の範囲を理
解し易いように、実施例に示される部材に対応する番号
を、「特許請求の範囲の欄」、および「課題を解決する
ための手段の欄」に示される部材に付記している。た
だ、特許請求の範囲に示される部材を、実施例の部材に
特定するものでは決してない。
【0010】電気かみそりの外刃1は、連結片5を介し
て連結されている。連結片5で連結された外刃1は、髭
を短く切断するために薄い金属板で作られる。外刃1が
薄いほど、髭を短く剃ることができる。したがって、外
刃1は、例えば0.08mm〜0.3mm、好ましくは
0.1〜0.25mmの金属板が使用される。外刃1
は、図示しないが、髭を貫通させる孔を無数に貫通して
設けている。
【0011】薄い金属板である外刃1は、図3に示すよ
うに、連結片5を介して帯状に連結して製造される。帯
状に連結された外刃1は、複数枚を能率よく加工でき
る。電鋳造加工、プレス加工、蒸着加工、スパッタリン
グ等の加工処理を完了した外刃1は、何回か折曲するこ
とによって、連結片5の中央で切り離される。
【0012】外刃1を連結し、製造後に折曲して切り離
される連結片5の拡大図を図8に示している。連結片5
は、正確な位置で、バリができないように切り離され
る。このことを実現するために、図8に示す連結片5
は、切断部分の両側に切欠8を設けている。さらに切欠
8の出隅9は、所定の曲率半径のアール状となってい
る。湾曲する出隅9の曲率半径は、好ましくは、0.2
〜0.5mmの範囲に設計される。
【0013】さらに、切欠8の間には、折曲することに
よって簡単に切り離しできるように、ミシン目6を設け
ている。ミシン目6は、連結片5を直線状に切り離すた
めのものである。したがって、ミシン目6の貫通孔は、
両側の切欠8を結ぶ直線上に配設している。このよう
に、切欠8の間にミシン目6を設けた連結片5は、両側
の切欠間隔が広くても直線上に綺麗に切り離すことがで
きる。ただ図示しないが、両側に設けられた切欠8の間
隔が狭い連結片5は、ミシン目6を設けることなく、両
側の切欠8を連結する線上に切り離すことができる。
【0014】
【発明の効果】本発明の電気かみそりの外刃は、複数枚
を連続して処理できるので、表面処理等の工程を能率よ
くできることに加えて、処理後に1枚に切り離すとき
に、切り離し部分に危ないエッジができるのを効果的に
阻止することができる。また、両側に切欠を設けた連結
片は、切欠部分から簡単に切り離すことができる。この
ため、本発明の電気かみそりの外刃は、簡単かつ容易
に、しかも優れた性能のものを安価に多量生産できると
共に、分離した状態で、安全に組み立てることができる
特長がある。それは、分離された外刃の連結片の隅角
に、危険なエッジができないことが理由である。とく
に、連結片の切断部分の両側に切欠を設けているので、
結束具は、簡単かつ容易に、しかも正確な位置で、隅角
を湾曲する状態で切断される。このため、本発明の外刃
は、製造工程において生産ラインの作業者が安全に、ま
た、安心して能率よく組み立てることができ、また、使
用者が新品の外刃に交換するときにも、エッジで手を切
る等の危険性がなく安全に利用できる特長がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】複数の外刃を連結してコーティングする状態を
示す斜視図
【図2】外刃のコーティング装置の一例を示す断面図
【図3】複数の外刃を連結片で帯状に連結した状態を示
す斜視図
【図4】帯状に連結した外刃を1枚分離した状態を示す
斜視図
【図5】外刃を連結する連結片の部分を示す平面図
【図6】外刃を連結片で連結する従来品を示す平面図
【図7】図6に示す連結片をミシン目から切り離し状態
を示す平面図
【図8】本発明の一実施例にかかる外刃の連結片部分を
示す拡大平面図
【図9】図8に示す連結片を切欠から切り離す状態を示
す平面図
【符号の説明】
1…外刃 2…ドラム 3…電子銃 4…イオンガン 5…連結片 6…ミシン目 7…エッジ 8…切欠 9…出隅

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数枚の外刃(1)が連結片(5)を介して連
    結されており、連結片(5)で切断されるように構成され
    た電気かみそりの外刃において、 連結片(5)は切断部分の両側に切欠(8)が設けられてお
    り、切欠(8)の出隅(9)は所定の曲率半径のアール状に形
    成されており、両側の切欠(8)から連結片(5)が切り離さ
    れるように構成されたことを特徴とする電気かみそりの
    外刃。
JP5831492A 1992-03-16 1992-03-16 電気かみそりの外刃 Pending JPH05253360A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0693620A2 (en) 1994-07-22 1996-01-24 NIPPON THERMOSTAT Co., Ltd. Automatic starter for engine
JP2004504204A (ja) * 2000-07-13 2004-02-12 ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング 車両用ウインドウワイパのためのワイパ条片支持部材の製作法
CN114260664A (zh) * 2021-12-22 2022-04-01 江苏利宇剃须刀有限公司 一种改进的手动剃须刀片生产方法

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