JPH05253267A - 気泡発生浴槽 - Google Patents

気泡発生浴槽

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JPH05253267A
JPH05253267A JP5407792A JP5407792A JPH05253267A JP H05253267 A JPH05253267 A JP H05253267A JP 5407792 A JP5407792 A JP 5407792A JP 5407792 A JP5407792 A JP 5407792A JP H05253267 A JPH05253267 A JP H05253267A
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Masashi Ishida
正志 石田
Tadashi Yoshimura
吉村  正
Masato Suzuki
眞人 鈴木
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数の気泡ノズルを部分使用する場合、空気
配管内への浴湯逆流を阻止して、騒音の発生を防止する
こと。 【構成】 背用・足用の気泡ノズル5,6に空気配管8
を接続し、気泡ノズル5,6のノズル給水管3,4に夫
々介挿した流路開閉弁17,18に、その閉止状態で開
放状態における流量よりも少ない流量の浴湯を気泡ノズ
ル5又は6側に供給するリーク通路74を設けた気泡発
生浴槽であり、例えば背用流路開閉弁17を閉止し、足
用流路開閉弁18を開放して片側運転する場合、背用ノ
ズル給水管3にはリーク通路74から所要量の浴湯が供
給されるので、背用気泡ノズル5内で弱い負圧が発生
し、空気供給管8内への浴湯逆流を阻止する。従って、
空気供給管8内での空気と浴湯との混合を防いで、騒音
発生を防止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、気泡混じりの浴湯を噴
射させる気泡ノズルを備えた気泡発生浴槽に関し、詳し
くは背用気泡ノズルと足用気泡ノズルの一方を片側使用
する場合に、空気供給管内への浴湯逆流による騒音防止
を図る浴槽構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の気泡発生浴槽は、浴槽本体とこの
浴槽本体の外部に設置した背用・足用の流路開閉弁を有
する循環ポンプユニットとの間に浴湯循環流路を介設
し、浴槽本体に取付けた背用・足用の気泡ノズルにノズ
ル給水管を介して循環ポンプからの浴湯を循環供給する
と共に、各気泡ノズルに空気供給管から空気を供給して
気泡混じりの浴湯を噴射させる構造である。上記流路開
閉弁は、例えば図6に示すボール弁が用いられ、弁体6
1をモータMによって90度回転して、弁孔62を流路
に対して全開又は全閉させるものである。この流路開閉
弁60を用いて図7に示す背用・足用のノズル給水管
3,4を選択的に開閉することによって、例えば背用気
泡ノズル5からの噴射を止め、足用気泡ノズル6のみを
使用する片側運転を行うことができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
浴槽構造では、例えば図7に示す片側運転を行うにあた
って、背用ノズル給水管3の流路開閉弁60(図6)を
閉止すると、背用気泡ノズル5への浴湯の供給が完全に
止まり、背用気泡ノズル5内では負圧が発生しない。こ
のため、瞬時に浴槽内の浴湯が空気供給管8内に図7の
矢印方向Aに向かって逆流し、水面40と同じ高さにな
ろうとする。さらに、背用・足用の両気泡ノズル5,6
は1系統の空気供給管8を介して相互に連通しているた
め、足用気泡ノズル4内の負圧力によって、空気供給管
8内への浴湯の逆流量が増大する。その結果、空気供給
管8の分岐部付近で空気吸込口7から吸入される空気と
逆流した浴湯とが強制的に混合され、これが原因となっ
て騒音が発生する。こうした騒音が浴室内に反響して、
入浴者に不快感を与えるという問題があった。
【0004】本発明は、上記従来の課題に鑑みてなされ
たものであり、複数の気泡ノズルを部分使用する場合
に、空気供給管内への浴湯の逆流を阻止して、騒音発生
の防止を図るようにした気泡発生浴槽を提供することを
目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、浴槽本体の複数箇所に配設された複数の
気泡ノズルと、循環ポンプから循環される浴湯を上記各
気泡ノズルに個別に供給する複数のノズル給水管と、上
記各気泡ノズルに分岐接続されて気泡ノズルから噴射さ
れる浴湯に空気を供給する空気供給管と、上記各ノズル
給水管に夫々介挿されてノズル給水管の流路を開閉する
複数の流路開閉弁とを有し、上記流路開閉弁は、その閉
止状態で開放状態における流量よりも少ない流量の浴湯
を気泡ノズル側へ供給するリーク通路を備えたものであ
る。
【0006】
【作用】本発明によれば、複数の気泡ノズルに個別に連
通するノズル給水管に流路開閉弁を夫々介挿し、該流路
開閉弁に、その閉止状態で開放状態における流量よりも
少ない流量の浴湯を気泡ノズル側に供給するリーク通路
を設けるようにしたので、流路開閉弁を閉止してもリー
ク通路を通って所要量の浴湯がノズル給水管に供給さ
れ、これにより、閉止した流路開閉弁に対応する気泡ノ
ズル内でも負圧が発生して、空気供給管内への浴湯逆流
が阻止される。従って、例えば複数の気泡ノズルのいず
れか一部を使用する場合であっても、従来のような空気
供給管内での空気と浴湯との混合を招くおそれがなく、
騒音は発生しない。
【0007】
【実施例】以下本発明の実施例を図面に基づいて詳述す
る。図2は気泡発生浴槽の全体の斜視図であり、気泡発
生浴槽は、浴槽本体1と、浴室外部に設置した循環ポン
プユニット2と、浴槽本体1と循環ポンプユニット2と
の間に介設された浴湯循環経路Bとで構成されている。
浴槽本体1の両側壁には背用・足用の各気泡ノズル5
(図3),6が取付けられ、浴槽本体1のフランジ1a
には、1対の肩当て用シャワー10が取付けられてい
る。このフランジ1aには、空気供給管8の空気吸入口
7、リモコン受光部12、気泡ノズル5,6の運転をオ
ン・オフする切換えスイッチSW1 、浴槽床部の排水栓
を開閉するスイッチSW2 等が付設されている。
【0008】また、浴槽本体1の側壁には吸込部1bが
設けられ、この吸込部1bが吸込管30を介して循環ポ
ンプユニット2の吸込側に連通している。この循環ポン
プユニット2の吐出側は、肩当て用シャワー給水管9を
介して肩当て用シャワー10のノズル10aに連通し、
一方、背用・足用のノズル給水管3,4を介して上記気
泡ノズル5,6に個別に連通している。これらの気泡ノ
ズル5,6には、空気吸入口7を有する空気供給管8が
分岐接続される。この空気供給管8は、消音用及び逆止
用フィルタ31(図5)を収納した管本体8aの分岐部
8b,8cが気泡ノズル5,6に個別に接続されてお
り、これら空気供給管8と各給水管3,4,9と吸込管
30とで、浴湯循環経路Bを構成している。
【0009】一方、循環ポンプユニット2は、図3に示
されるように、浴湯を循環させる循環ポンプ15と、循
環流量を制御する流量調節弁16と、背用・足用・肩用
の流路開閉弁17,18,19と、各弁16〜19の開
閉を制御する制御部20とから成る。背用・足用の流路
開閉弁17,18は、例えば図1(a)に示すボール弁
が用いられる。このボール弁は、モータMによって90
度回転可能な弁体71と、この弁体71を収納する弁箱
72とから成り、弁体71には、開放用メイン通路73
と閉止用リーク通路74とが穿設されている。該リーク
通路74はメイン通路73と直交し、その孔径dがメイ
ン通路73の孔径Dよりも小さく設定されている。この
リーク通路74は、弁体71の閉止状態で、その開放状
態における流量よりも少ない流量の浴湯を流路に供給し
て、空気供給管8内への浴湯逆流を阻止できる程度の負
圧を対応する気泡ノズル内に発生させる機能を有する。
【0010】図3に示す制御部20は、上記各弁16〜
19の開度を調節するステッピングモータ(図示せず)
を内蔵しており、図4に示されるように、リモコン26
からの信号がリモコン受光部12を介して制御部20に
伝えられ、各弁16〜19の運転パターンの選択、及び
各ノズルから噴射される噴流の強弱調節、噴流変化の周
波数調節など様々なバリエーションが得られるようにな
っている。
【0011】次に、浴槽の片側運転、例えば背用気泡ノ
ズル5及び肩当て用シャワー10を使用せず、足用気泡
ノズル6だけを使用する場合を説明する。図3に示す浴
槽の吸込部1bから吸込管30を介して循環ポンプ15
内に吸引される浴湯は、開放された流量調節弁16を介
して、足用・背用・肩用流路開閉弁17〜19側に分岐
される。ここで、背用流路開閉弁17を図1(c)の閉
止状態、足用流路開閉弁18を図1(b)の開放状態と
することにより、足用のノズル給水管4には、メイン通
路73(図1)を通って多量の浴湯が循環供給され、足
用気泡ノズル6内で発生する負圧力で空気供給管8から
の空気が気泡となって混入し、気泡ノズル6から気泡混
じりの浴湯として噴射される。一方、背用気泡ノズル5
には、リーク通路74(図1)から所要量の浴湯が供給
され、背用気泡ノズル5内では弱い負圧が発生するた
め、図5に示されるように、足用気泡ノズル6内の負圧
力が作用している場合でも、背用気泡ノズル5から空気
供給管8内への浴湯逆流を阻止できる。従って、従来の
ような空気供給管8の分岐部付近での空気と浴湯との強
制的な混合をきたすおそれがなくなり、騒音防止効果に
よって入浴の快適さを得ることができる。なお、背用気
泡ノズル5のみを使用する片側運転の場合も同様な騒音
防止効果が得られるのはいうまでもない。
【0012】本実施例では、流路開閉弁17,18に設
けるリーク通路74は、ドリル加工等によって容易に穿
設でき、生産面及びコスト面で有利である。
【0013】
【発明の効果】本発明は上述のように、浴槽本体に配設
された複数の気泡ノズルに、ノズル給水管からの浴湯
と、空気供給管からの空気を夫々供給すると共に、ノズ
ル給水管を開閉する流路開閉弁に、その閉止状態で開放
状態における流量よりも少ない流量の浴湯を気泡ノズル
側へ供給するリーク通路を設けたから、閉止した流路開
閉弁に対応する気泡ノズル内でも負圧が発生して、空気
供給管内への浴湯逆流を阻止できる。その結果、複数の
気泡ノズルの一部を使用する場合であっても、空気供給
管内での空気と浴湯との混合を招くおそれがなく、騒音
発生を防止して、快適に入浴できるという効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明の一実施例に係る流路開閉弁の
断面図である。(b)は同上の流路開閉弁の開放状態を
示し、(c)はその閉止状態を示す。
【図2】同上の気泡発生浴槽の全体斜視図である。
【図3】同上の配管図である。
【図4】同上のブロック図である。
【図5】同上の片側運転状態を示す説明図である。
【図6】従来例の流路開閉弁を示す断面図である。
【図7】従来例の片側運転状態を示す説明図である。
【符号の説明】
1 浴槽本体 3 背用ノズル給水管 4 足用ノズル給水管 5 背用気泡ノズル 6 足用気泡ノズル 8 空気供給管 15 循環ポンプ 17 背用流路開閉弁 18 足用流路開閉弁 74 リーク通路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 浴槽本体の複数箇所に配設された複数の
    気泡ノズルと、循環ポンプから循環される浴湯を上記各
    気泡ノズルに個別に供給する複数のノズル給水管と、上
    記各気泡ノズルに分岐接続されて気泡ノズルから噴射さ
    れる浴湯に空気を供給する空気供給管と、上記各ノズル
    給水管に夫々介挿されてノズル給水管の流路を開閉する
    複数の流路開閉弁とを有し、上記流路開閉弁は、その閉
    止状態で開放状態における流量よりも少ない流量の浴湯
    を気泡ノズル側へ供給するリーク通路を備えたことを特
    徴とする気泡発生浴槽。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010096386A (ja) * 2008-10-15 2010-04-30 Noritz Corp 循環アダプタ

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