JPH05253134A - 電気掃除機の塵埃検知装置 - Google Patents

電気掃除機の塵埃検知装置

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JPH05253134A
JPH05253134A JP5483592A JP5483592A JPH05253134A JP H05253134 A JPH05253134 A JP H05253134A JP 5483592 A JP5483592 A JP 5483592A JP 5483592 A JP5483592 A JP 5483592A JP H05253134 A JPH05253134 A JP H05253134A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
unit
setting
sensitivity
time
output
Prior art date
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Pending
Application number
JP5483592A
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English (en)
Inventor
Toshiaki Fujiwara
俊明 藤原
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP5483592A priority Critical patent/JPH05253134A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電気掃除機の塵埃検知装置において、ハムに
強く、配線長に影響されて誤動作されず、また、外部か
らの静電気により誤動作されないことを目的とする。 【構成】 塵埃の検知感度を設定する感度設定部11に
よりその出力のオン・オフ時間を設定する発振部13を
設け、このオン・オフ時間により、増幅部5での等価抵
抗値を設定することによって、受光部3の検知レベルの
増幅度を設定する構成により、感度設定部11の可変抵
抗12は高インピーダンス部であるOPアンプ9に直接
入力していないし、その可変抵抗12は発振部13のコ
ンデンサ14に入力されているので、ハムに強く、配線
長に影響されて誤動作することも、また外部からの静電
気により誤動作することも防止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はハムによる誤動作や、外
部からの静電気による誤動作を防止した空気通路内を通
過する塵埃を検知する電気掃除機の塵埃検知装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】以下に従来の電気掃除機の塵埃検知装置
について説明する。
【0003】図5および図6に示すように、電気掃除機
の床用吸込口51から掃除機本体の吸込口32に至る吸
込通路33中に発光ダイオード34と、この発光ダイオ
ード34に対向してフォトトランジスタ35が配設さ
れ、発光ダイオード34からの矢印でAで示した光をフ
ォトトランジスタ35で受光する構成である。フォトト
ランジスタ35は清掃作業中に吸込通路33を白抜き矢
印Bで示す方向に流れる吸込空気流中に塵埃が含まれて
いると、発光ダイオード34からの光がこの塵埃により
遮断され、フォトトランジスタ35の受光量は少なくな
り出力電圧は大きくなる。その結果、可変抵抗36、抵
抗37および、コンデンサ38、OPアンプ39で構成
される増幅部40の出力電圧は、いったん減少した後増
加する。ここで、増幅部40の増幅度は、(抵抗37の
抵抗値)/(可変抵抗36の抵抗値)にて設定される。
そして、処理時間設定部41は増幅部40の出力によ
り、抵抗42およびコンデンサ44の値で設定された放
電時間後、抵抗43およびコンデンサ44の値で設定さ
れた時間充電処理を行なう。したがって、抵抗45,4
6、およびOPアンプ47にて構成された比較部48の
出力電圧は、定常時は5Vであるが、塵埃が通過する毎
に、放電時間により決定される任意の電圧まで減少した
後、任意の充電時間後に再び5Vに戻るという動作を繰
り返す。比較部48の出力は、ファンモータ49や表示
部50の駆動時間を設定しており、任意の時間ファンモ
ータ49のパワーアップを行ない、表示部50に設けた
表示素子を点灯して塵埃の検知を知らせている。
【0004】なお、塵埃検知感度の設定は、きめ細かな
感度設定から一般的な感度、さらにはむだ毛の多いじゅ
うたんでの感度設定に幅広く対応できるように、増幅部
40に可変抵抗36を用いている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の従
来の構成では、高インピーダンス入力であるOPアンプ
39に直列に可変抵抗36が接続されているので、制御
回路の取付の関係で、可変抵抗36とOPアンプ39と
の配線長が増加することによるハムによる誤動作や、外
部からの静電気による誤動作をもまねきやすくなるとい
う問題点を有していた。
【0006】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、ハムによる誤動作や、外部からの静電気による誤動
作が生じず、使用実感にあった感度設定ができる電気掃
除機の塵埃検知装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の電気掃除機の塵埃検知装置は、吸込空気が流
れる空気通路内に配設した発光部と、発光部の光を受光
し受光量に応じた信号を出力する受光部と、受光部の出
力信号を増幅する増幅部と、塵埃の検知感度を設定する
感度設定部と、感度設定部の信号によりその出力のオン
・オフ時間を設定する発振部を備え、発振部の出力によ
り増幅部の増幅度を設定するようにした構成、また、上
述の構成に付加した増幅部の出力により塵埃検知時の処
理時間を設定する処理時間設定部を備え、発振部の出力
により、処理時間設定部の処理時間を設定するようにし
た構成としたものである。
【0008】
【作用】この構成において、塵埃の検知感度を設定する
可変抵抗は、高入力インピーダンスであるOPアンプに
直接接続されないので、制御回路のとりつけによる配線
長に影響されないこととなり、また同時に、塵埃検知後
の処理時間を設定することもできるので、使用実感にあ
った感度設定を行なうこととなる。
【0009】
【実施例】
(実施例1)以下、本発明の一実施例について図面を参
照しながら説明する。
【0010】図1に示すように、吸込空気が流れる空気
通路内に配設した発光ダイオード2を用いた発光部1か
らの光を受光し、受光量に応じた信号を出力する受光部
3には、フォトトランジスタ4を用いている。増幅部5
は、抵抗6,7、コンデンサ8、OPアンプ9およびア
ナログスイッチ10で構成されている。また、塵埃の検
知感度を設定する感度設定部11には、可変抵抗12が
用いられており、高感度設定時には高抵抗に、低感度設
定時には低抵抗に設定する。矩形波を出力する発振部1
3は、コンデンサ14、タイマー用IC15により構成
され、感度設定部11の信号により、その出力のオン・
オフ時間が変化する。そしてこの出力信号は増幅部5に
入力され、アナログスイッチ10をそのオン・オフ時間
に対応して駆動・制御する。この場合、増幅部5の増幅
度は、(抵抗7の抵抗値*オン時間)/(抵抗6の抵抗
値*(オン時間+オフ時間))で与えられる。すなわち
オン時間が長いと高感度に、短いと低感度に設定され
る。
【0011】以上のように構成された電気掃除機の塵埃
検知装置について、図2を参照しながら動作を説明す
る。清掃作業中に吸込通路を流れる吸込空気流中に塵埃
が含まれていると、発光ダイオード2からの光がこの塵
埃により遮断され、フォトトランジスタ4の受光量は少
なくなり出力電圧は増加する。その結果、増幅部5の出
力電圧はいったん減少した後増加する。この時、感度設
定部11が高感度、すなわち可変抵抗12が高抵抗値に
設定されていると、発振部13の出力波形は、オン時間
が長くなるため、アナログスイッチ10の等価抵抗値は
小さくなる。すると、増幅部5は等価的に増幅度が大き
くなるため、増幅部5の変化幅は大きくなる。しかし、
感度設定部11が低感度、すなわち可変抵抗12が低抵
抗値に設定されていると、発振部13の出力波形は、オ
ン時間が短くなるため、アナログスイッチ10の等価抵
抗値は大きくなる。すると、増幅部5は等価的に増幅度
が小さくなるため、増幅部5の変化幅は小さくなる。
【0012】以上のように本実施例によれば、感度設定
用の可変抵抗12を高インピーダンス部であるOPアン
プ9に直接入力していないし、その入力は発振部13の
コンデンサ14に入力されるので、ハムに強く配線長に
影響されて誤動作することもなく、また外部からの静電
気により誤動作することもない。
【0013】(実施例2)以下本発明の第2の実施例に
ついて説明する。第1の実施例と同一部品に同一番号を
付して説明は省略する。また、第1の実施例の動作と同
じ動作についても説明は省略する。
【0014】図3に示すように、増幅部25は、抵抗1
6,17、コンデンサ18、OPアンプ19で構成され
ている。増幅部25の出力により塵埃検知時の処理時間
を設定する処理時間設定部20は、抵抗21、コンデン
サ22およびアナログスイッチ23で構成されている。
【0015】感度設定部11の信号により、発振部13
の出力のオン・オフ時間が変化する。そしてこの出力信
号は処理時間設定部20に入力され、アナログスイッチ
23をそのオン・オフ時間に対応して駆動・制御する。
この場合、コンデンサ22の充電時定数は、コンデンサ
22の容量値*抵抗21の抵抗値*(オン時間+オフ時
間)/オン時間で与えられる。すなわち、オン時間が長
い(オフ時間が短い)と充電時間は短く、オン時間が短
い(オフ時間が長い)と充電時間も長くなる。
【0016】また、処理時間設定部20からの信号によ
り、ファンモータ入力設定部26や表示部31を駆動す
る比較部24は、抵抗27,28,29および比較器3
0で構成されている。
【0017】以上のように構成された電気掃除機の塵埃
検知装置について、図4を参照しながら動作を説明す
る。
【0018】清掃作業中に吸込通路を流れる吸込空気流
中に塵埃が含まれていると、発光ダイオード2からの光
がこの塵埃により遮断され、フォトトランジスタ4の受
光量は少なくなり出力電圧は増加する。その結果、増幅
部25の出力電圧はいったん減少した後増加する。この
とき、感度設定部11が高感度、すなわち可変抵抗12
が高抵抗値に設定されていると、発振部13の出力波形
は、オン時間が長くなるため、アナログスイッチ23の
等価抵抗値は小さくなる。すると、処理時間設定部20
は等価的に充電時間が短くなるため、比較部24はファ
ンモータ入力設定部26や表示部31を駆動する時間が
短くなる。しかし、感度設定部11が低感度、すなわち
可変抵抗12が低抵抗値に設定されていると、発振部1
3の出力波形は、オン時間が短くなるため、アナログス
イッチ23の等価抵抗値は大きくなる。すると、処理時
間設定部20は等価的に充電時間が長くなるため、比較
部24はファンモータ入力設定部26や表示部31を駆
動する時間が長くなる。
【0019】以上のように本実施例によれば、感度設定
用の可変抵抗12は低インピーダンス部であるOPアン
プ19の出力端子に接続されており、その入力は発振部
13のコンデンサ22に入力されるので、ハムに強く配
線長に影響されて誤動作することもなく、また外部から
の静電気により誤動作することもない。
【0020】さらに同時に、塵埃検知後の処理時間を設
定することもできるので、使用実感にあった感度設定を
行なうこともできる。
【0021】
【発明の効果】以上の実施例の説明からも明らかなよう
に本発明は、吸込空気が流れる空気通路内に配設した発
光部と、発光部の光を受光し受光量に応じた信号を出力
する受光部と、受光部の出力信号を増幅する増幅部と、
塵埃の検知感度を設定する感度設定部と、感度設定部の
信号によりその出力のオン・オフ時間を設定する感度設
定部と、感度設定部の出力により、増幅部の増幅度を設
定するようにした構成、また上述の構成に付加した増幅
部の出力により塵埃検知時の処理時間を設定する処理時
間設定部を備え、発振部の出力により処理時間設定部の
処理時間を設定するようにした構成により、ハムによる
誤動作や外部からの静電気による誤動作が生じず、使用
実感にあった感度設定ができる優れた電気掃除機の塵埃
検知装置を実現できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の電気掃除機の塵埃検知
装置のブロック回路図
【図2】同電気掃除機の塵埃検知装置の発振部の出力の
高低に伴うアナログスイッチの等価抵抗値と増幅部の関
連を示すグラフ
【図3】本発明の第2の実施例の電気掃除機の塵埃検知
装置のブロック回路図
【図4】同電気掃除機の塵埃検知装置の感度設定部の設
定の高低に伴う発振部の出力とコンデンサの充電波形の
関連を示すグラフ
【図5】従来の電気掃除機の塵埃検知装置のブロック回
路図
【図6】同電気掃除機の塵埃検知装置の要部断面略図
【符号の説明】
1 発光部 3 受光部 5 増幅部 11 感度設定部 13 発振部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】吸込空気が流れる空気通路内に配設した発
    光部と、前記発光部の光を受光し受光量に応じた信号を
    出力する受光部と、前記受光部の出力信号を増幅する増
    幅部と、塵埃の検知感度を設定する感度設定部と、前記
    感度設定部の信号によりその出力のオン・オフ時間を設
    定する発振部を備え、前記発振部の出力により前記増幅
    部の増幅度を設定するようにした電気掃除機の塵埃検知
    装置。
  2. 【請求項2】吸込空気が流れる空気通路内に光を放つ発
    光部と、前記発光部の光を受光し受光量に応じた信号を
    出力する受光部と、前記受光部の出力信号を増幅する増
    幅部と、前記増幅部の出力により塵埃検知時の処理時間
    を設定する処理時間設定部と、塵埃の検知感度を設定す
    る感度設定部と、前記感度設定部の信号によりその出力
    のオン・オフ時間を設定する発振部を備え、前記発振部
    の出力により前記処理時間設定部の処理時間を設定する
    ようにした電気掃除機の塵埃検知装置。
JP5483592A 1992-03-13 1992-03-13 電気掃除機の塵埃検知装置 Pending JPH05253134A (ja)

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