JPH05253125A - 電気掃除機の床ノズル - Google Patents

電気掃除機の床ノズル

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Publication number
JPH05253125A
JPH05253125A JP5515692A JP5515692A JPH05253125A JP H05253125 A JPH05253125 A JP H05253125A JP 5515692 A JP5515692 A JP 5515692A JP 5515692 A JP5515692 A JP 5515692A JP H05253125 A JPH05253125 A JP H05253125A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
suction
motor
temperature
intake
exhaust
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5515692A
Other languages
English (en)
Inventor
Takafumi Ishibashi
崇文 石橋
Takeshi Tokuda
剛 徳田
Yoshitaka Murata
吉隆 村田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP5515692A priority Critical patent/JPH05253125A/ja
Publication of JPH05253125A publication Critical patent/JPH05253125A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 掃除中、吸い込み室の吸い込み力が小さくな
ってもノズル本体内の駆動手段が過剰な温度上昇状態に
なるのを防止する。 【構成】 通常の温度では吸,排気孔12a,12bは
小さく、高温では大きくなるように形状を記憶させてい
るので、モータ1の発熱による温度上昇が通常のとき
は、床ノズルの吸い込み性能に影響を与えないように
吸,排気孔12a,12bの大きさは小さくでき、何等
かの理由によりモータ1の発熱による温度上昇が過剰に
高くなると、吸,排気孔12a,12bは大きくなり、
これらの通風孔を通過する冷却風の風量が増えるように
している。このためモータ1は常に過剰に温度上昇する
ことなく常に安心して掃除ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は回転ブラシを有する電気
掃除機の床ノズルに関する。
【0002】
【従来の技術】図5は従来の電気掃除機の床ノズルの概
略構成を示すものであり、床ノズルを下方から見て左半
面を断面にした半断面平面図である。図5において、1
は駆動手段であるモータであり(以下モータという)、
2はモータ1の回転軸であるシャフトである。3はモー
タ1の回転駆動力を伝達する伝達手段であるベルトであ
り(以下ベルトという)、4はベルト3を通して吸い込
み室5内に設けられた回転ブラシ6に回転をさせるため
のギアで、ギア4と回転ブラシ6は回転軸7を回転軸の
軸として回転する。8はモータ1への通風孔の吸気側
で、9は通風孔の排気側である。なお、10はノズル本
体である。
【0003】以上のように構成された電気掃除機の床ノ
ズルについてその作用を説明する。モータ1に電力を供
給すると、モータ1は回転駆動し、モータ1のシャフト
2が回転し、この回転がベルト3の動作を通してギア4
を回転させる。ギア4と吸い込み室5内に設けられた回
転ブラシ6は回転軸7を中心として同回転数で回転す
る。回転ブラシ6が回転することで回転ブラシ6は回転
軸7と一体となっており、ギア4が回転することで絨毯
等の植毛された床面上の深層まで入り込んだ塵埃を巻き
上げて除去することができる。このとき、モータ1は熱
を発し、この熱を冷却するため、通風孔の吸,排気側
8,9が設けられており、掃除機の運転中は吸い込み室
5内には低圧が発生しているため、気流が通風孔の吸気
側8から通風孔の排気側9へと流れモータ1を冷却する
ようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の構成では、モータ1の通風孔の吸気側8と排気側9は
床ノズルの塵埃の吸い込み性能に影響を与え、性能の低
下を押さえるために通風孔の吸,排気側8,9の大きさ
は制限されてしまうので、モータ1が発熱し、温度が過
剰に上昇しても冷却が不十分となり、トラブルの原因と
なるという欠点を有していた。
【0005】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、吸い込み力が変わってもモータの発熱を生じない電
気掃除機の床ノズルを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の電気掃除機の床ノズルは、回転ブラシを有す
る吸い込み室と、前記回転ブラシを駆動する駆動手段
と、前記駆動手段からの動力を前記回転ブラシに伝達す
る伝達手段と、外気を吸い込む吸気部と前記駆動手段部
を通じ前記吸い込み室に連通する排気部を有するノズル
本体とを備え、前記吸気部と排気部は温度により各々の
吸気孔と排気孔の形状を所定の大きさの形状になるよう
に記憶させた形状記憶部材で構成したものである。
【0007】
【作用】本発明は上記した構成によって、通常の温度で
は吸,排気孔は小さく、高温では大きくなるという形状
を記憶させているので、駆動手段の発熱による温度上昇
が通常のときは、床ノズルの吸い込み性能に影響を与え
ないように吸,排気孔の大きさを小さくでき、何等かの
理由により駆動手段の発熱による温度上昇が過剰に高く
なると、吸,排気孔は大きくなり、吸,排気孔を通過す
る冷却風の風量が増え、駆動手段の過剰温度上昇時の冷
却効果を上げることができる。
【0008】
【実施例】以下、その実施例を添付図面を参照して説明
する。なお、従来と同一部分については同一符号を付
し、説明を省略する。
【0009】図1は本発明の一実施例における電気掃除
機の床ノズルの半断面平面図であり、図2は同床ノズル
の要部の吸気部(または排気部)の構成を示す分解斜視
図、図3と図4は同床ノズルの要部の吸,排気部の拡大
断面図である。
【0010】図1,図2,図3および図4において、1
1aと11bは温度により形状を記憶した形状記憶樹脂
からなる通風用の吸気部と排気部であり、吸,排気部1
1a,11bは貫通して開けた吸気孔12aと排気孔1
2bを有している。13は吸,排気部11a,11bの
変形に対応するため吸,排気部11a,11bとともに
設けられる柔軟性部材からなる密閉材である。
【0011】以上のように構成された電気掃除機の床ノ
ズルにつてその動作を説明する。図1においてノズル本
体10の駆動手段であるモータ1の近傍にはモータ1に
冷却風を通すための孔が開けられており、図2に示すよ
うに密閉材13を介して吸気孔12aの開いた吸気部1
1aが設けられており、密閉材13を介してノズル本体
10と吸気部11aは接着されており、接着部からの空
気の漏れがないようにしている。モータ1が動作し、回
転動力が伝達手段であるベルト3を通して回転ブラシ6
に伝達され、回転ブラシ6が回転しているとすると、回
転ブラシ6,モータ1にかかる負荷が通常の負荷である
ときは、モータ1の発熱による温度上昇も通常のもので
あり、このとき、図3に示すように吸,排気孔12a,
12bの寸法幅は十分な冷却風を得られる程度に小さく
なっており、床ノズルの吸い込み性能に影響を与えない
ようにしている。冷却風は図1の矢印で示すようにノズ
ル本体10の外部より吸い込み室5へと流れ込む。今、
何等かの原因により、回転ブラシ6,モータ1に過剰な
負荷がかかると、モータ1の温度上昇が過剰となり通常
時の吸,排気孔12a,12bの大きさでは吸,排気孔
12a,12bを通過する空気の量がモータ1を冷却す
るのに不十分となる。吸,排気部11a,11bには通
常温度では吸,排気孔12a,12bの寸法幅は小さ
く、ある温度に達すると吸,排気孔12a,12bの寸
法幅が大きくなるように設定されており、モータ1の過
剰温度上昇により吸,排気部11a,11bの温度があ
る温度に達すると、図4に示すように吸,排気孔12
a,12bの寸法幅が大きくなり吸,排気孔12a,1
2bを通過する空気の量が増えて冷却風を増やすことが
できる。
【0012】以上のように本実施例によれば、ノズル本
体10のモータ1の近傍に吸,排気孔12a,12bを
有する形状記憶樹脂からなる吸,排気部11a,11b
とこれらの変形に対応するための柔軟性部材からなる密
閉材13を設けることにより、床ノズルの通常使用時に
は吸い込み性能に影響を与えずモータ1を冷却し、モー
タ1の過剰温度上昇時のみ冷却風量を増やして冷却効果
を上げることができる。
【0013】なお、吸,排気部11a,11bの材質を
形状記憶樹脂としたが、形状記憶合金としてもよい。
【0014】
【発明の効果】以上のように本発明は、温度により形状
を記憶する形状記憶材を用いて形成した吸,排気孔を有
するノズル本体を設けることにより、床ノズルの通常使
用時には吸い込み性能に影響を与えず駆動手段を冷却
し、駆動手段の過剰温度上昇時のみ冷却風量を増やして
冷却効果を上げることができる優れた電気掃除機の床ノ
ズルを実現できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における電気掃除機の床ノズ
ルの半断面平面図
【図2】同床ノズルの要部吸気部の構成を示す分解斜視
【図3】同床ノズルの吸,排気部の通常使用時の状態を
示す要部断面図
【図4】同床ノズルの吸,排気部の温度上昇時の状態を
示す要部断面図
【図5】従来の電気掃除機の床ノズルの半断面平面図
【符号の説明】
1 モータ(駆動手段) 3 ベルト(伝達手段) 5 吸い込み室 6 回転ブラシ 10 ノズル本体 11a 吸気部 11b 排気部 12a 吸気孔 12b 排気孔

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転ブラシを有する吸い込み室と、前記
    回転ブラシを駆動する駆動手段と、前記駆動手段からの
    動力を前記回転ブラシに伝達する伝達手段と、外気を吸
    い込む吸気部と前記駆動手段部を通じ前記吸い込み室に
    連通する排気部を有するノズル本体とを備え、前記吸気
    部と排気部は温度により前記吸,排気部に設けた吸気孔
    と排気孔の形状を所定の大きさの形状になるように記憶
    させた形状記憶部材により構成した電気掃除機の床ノズ
    ル。
JP5515692A 1992-03-13 1992-03-13 電気掃除機の床ノズル Pending JPH05253125A (ja)

Priority Applications (1)

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JP5515692A JPH05253125A (ja) 1992-03-13 1992-03-13 電気掃除機の床ノズル

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JP5515692A JPH05253125A (ja) 1992-03-13 1992-03-13 電気掃除機の床ノズル

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JPH05253125A true JPH05253125A (ja) 1993-10-05

Family

ID=12990890

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JP5515692A Pending JPH05253125A (ja) 1992-03-13 1992-03-13 電気掃除機の床ノズル

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JP (1) JPH05253125A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2064979A1 (de) * 2007-11-14 2009-06-03 Wessel-Werk Gmbh Elektrosaugkopf
JP2014213006A (ja) * 2013-04-26 2014-11-17 日立アプライアンス株式会社 電気掃除機の吸込具およびそれを用いた電気掃除機
EP4298970A1 (de) * 2022-07-01 2024-01-03 Wessel-Werk GmbH Staubsaugerdüse

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2064979A1 (de) * 2007-11-14 2009-06-03 Wessel-Werk Gmbh Elektrosaugkopf
JP2014213006A (ja) * 2013-04-26 2014-11-17 日立アプライアンス株式会社 電気掃除機の吸込具およびそれを用いた電気掃除機
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