JPH0525282U - 遺体保存冷凍冷蔵庫 - Google Patents
遺体保存冷凍冷蔵庫Info
- Publication number
- JPH0525282U JPH0525282U JP7873891U JP7873891U JPH0525282U JP H0525282 U JPH0525282 U JP H0525282U JP 7873891 U JP7873891 U JP 7873891U JP 7873891 U JP7873891 U JP 7873891U JP H0525282 U JPH0525282 U JP H0525282U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- groove
- door
- body storage
- storage chamber
- freezer
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 扉の周囲の結露防止を目的とする。
【構成】 遺体収納室の壁のうち、扉と接する部分に溝
を設け、遺体収納室の内表面を被うステンレス鋼板を溝
によって分離、遮断し、かつ、溝に難熱伝導材を嵌合、
充填することを特徴とする遺体保存冷凍冷蔵庫である。
を設け、遺体収納室の内表面を被うステンレス鋼板を溝
によって分離、遮断し、かつ、溝に難熱伝導材を嵌合、
充填することを特徴とする遺体保存冷凍冷蔵庫である。
Description
【0001】
本考案は、解剖室関係の医療機器に係り、解剖前後の遺体を収納・保存する遺 体保存冷凍冷蔵庫に関する。
【0002】
従来の遺体保存冷凍冷蔵庫においては、扉の周囲に結露を生じ、外観上、衛生 上問題がある。そこで、本考案の主な目的は、扉の周囲の結露発生を防止するに ある。また、副次的な目的は、遺体保存冷凍冷蔵庫の熱伝導性を低くして、省エ ネルギー化、経済性向上を図るにある。
【0003】
上記目的は、請求項1に記載の第1の考案、すなわち、遺体収納室の壁が、内 部に断熱材を充填し、内表面にステンレス鋼板を被って成り、遺体収納室に遺体 の出し入れ用の扉を設け、遺体収納室内を冷却する冷凍機を有する遺体保存冷凍 冷蔵庫であって、遺体収納室の壁のうち、扉と接する部分に溝を設け、遺体収納 室の内表面を被うステンレス鋼板を溝によって分離、遮断し、かつ、溝に難熱伝 導材を嵌合、充填することを特徴とする遺体保存冷凍冷蔵庫によって、解決され る。
【0004】 また、上記目的は、請求項2に記載の第2の考案によっても解決される。第1 の考案と第2の考案との相違は、遺体収納室の内表面を、前者はステンレス鋼板 で被い、後者は樹脂板で被っている点と、前者のステンレス鋼板が溝によって分 離、遮断されているのに対し、後者の樹脂板は連続していても分離、遮断されて いても良い点にある。
【0005】
遺体収納室の壁の構造により、遺体収納室の内部と外部との壁を通しての熱伝 導を小さく押さえることができ、経済的に冷却できる。
【0006】 また、遺体収納室の内表面をステンレス鋼板あるいは樹脂板で被っているため 、内面の汚れを簡単かつ完全に、水洗いあるいは消毒して、取り除き、清潔に保 つことができる。
【0007】 遺体収納室の内表面を被うステンレス鋼板が溝によって分離、遮断されている ので、ステンレス鋼板を通しての熱伝導を小さく抑えることができる。この熱伝 導を押さえる作用は、溝に嵌合、充填してある難熱伝導材によって、さらに保証 されている。
【0008】
本考案の1つの実施例について、添付図面を用いて以下に詳細に説明する。
【0009】 図1は、本考案の実施例の遺体保存冷凍冷蔵庫の概略図である。図2は、本考 案の実施例の遺体保存冷凍冷蔵庫の一部断面・斜視図である。
【0010】 遺体収納室は底壁1と、2つの側壁2(他の1つの側壁は図示していない。) と、上壁3と、扉10、11、12、13とによって囲まれている。壁の構造は 、図2に示すように、内部にポリエチレン、グラスウール等の断熱材を充填し、 内表面をステンレス鋼板によって被っている。なお、プラスティクス板などの樹 脂板で被っても良い。扉の構造も内部に断熱材を充填し、内表面をステンレス鋼 板あるいはプラスティックス板で被ってある。扉の一端は軸支され、矢印のよう に開閉することができる。扉を閉じた際の密閉度を高めるため、扉と遺体収納室 との接する部分にゴム等のパッキング16を取り付けてある。底壁1、2つの側 壁2、上壁3の開口部近くの位置で、扉10、11と接する部分と、扉12、1 3と接する部分とに、それぞれ、溝が設けられている。内表面を被うステンレス 鋼板は、この溝によって、分離、遮断され、開口部側と遺体収納室奥部側とは別 個のステンレス鋼板となっている。そして、この溝には、エボナイトなどの難熱 伝導材6、7がロの字形に嵌合、充填されている。なお、本明細書中で「難熱伝 導性材」の語は、極めて熱伝導をおこしにくい材料の意味で用いる。遺体収納室 の側方には、冷凍機15とコントロールパネル14が設けられている。
【0011】
上記のような構成であるから、遺体収納室内を冷却しても、開口部側のステン レス鋼板や扉の外側の温度はあまり低下することがなく、その結果、遺体保存冷 凍冷蔵庫の扉の周囲に結露を生じにくくなる。
【図1】本考案の実施例の遺体保存冷凍冷蔵庫の概略図
である。
である。
【図2】本考案の実施例の遺体保存冷凍冷蔵庫の一部断
面・斜視図である。
面・斜視図である。
1 底壁 2 側壁 3 上壁 4 前面 5 背面 6 難熱伝導材 7 難熱伝導材 8 断熱材 10 扉 11 扉 12 扉 13 扉 14 コントロールパネル 15 冷凍機 16 パッキング
Claims (2)
- 【請求項1】 遺体収納室の壁が、内部に断熱材を充填
し、内表面にステンレス鋼板を被って成り、遺体収納室
に遺体の出し入れ用の扉を設け、遺体収納室内を冷却す
る冷凍機を有する遺体保存冷凍冷蔵庫であって、遺体収
納室の壁のうち、扉と接する部分に溝を設け、遺体収納
室の内表面を被うステンレス鋼板を溝によって分離、遮
断し、かつ、溝に難熱伝導材を嵌合、充填することを特
徴とする遺体保存冷凍冷蔵庫。 - 【請求項2】 遺体収納室の壁が、内部に断熱材を充填
し、内表面に樹脂板を被って成り、遺体収納室に遺体の
出し入れ用の扉を設け、遺体収納室内を冷却する冷凍機
を有する遺体保存冷凍冷蔵庫であって、遺体収納室の壁
のうち、扉と接する部分に溝を設け、溝に難熱伝導材を
嵌合、充填することを特徴とする遺体保存冷凍冷蔵庫。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7873891U JPH0525282U (ja) | 1991-09-04 | 1991-09-04 | 遺体保存冷凍冷蔵庫 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7873891U JPH0525282U (ja) | 1991-09-04 | 1991-09-04 | 遺体保存冷凍冷蔵庫 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0525282U true JPH0525282U (ja) | 1993-04-02 |
Family
ID=13670232
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7873891U Pending JPH0525282U (ja) | 1991-09-04 | 1991-09-04 | 遺体保存冷凍冷蔵庫 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0525282U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016128058A (ja) * | 2016-04-10 | 2016-07-14 | 加治佐 功 | 業務用cas冷凍庫過冷却利用非細胞破壊格安遺体冷凍庫保存方法2 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5419123A (en) * | 1977-07-08 | 1979-02-13 | Landis & Gyr Ag | Instrument transformer for measuring current or voltage at zero potential |
-
1991
- 1991-09-04 JP JP7873891U patent/JPH0525282U/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5419123A (en) * | 1977-07-08 | 1979-02-13 | Landis & Gyr Ag | Instrument transformer for measuring current or voltage at zero potential |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016128058A (ja) * | 2016-04-10 | 2016-07-14 | 加治佐 功 | 業務用cas冷凍庫過冷却利用非細胞破壊格安遺体冷凍庫保存方法2 |
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