JPH05252418A - 映像信号処理装置 - Google Patents

映像信号処理装置

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Publication number
JPH05252418A
JPH05252418A JP8637791A JP8637791A JPH05252418A JP H05252418 A JPH05252418 A JP H05252418A JP 8637791 A JP8637791 A JP 8637791A JP 8637791 A JP8637791 A JP 8637791A JP H05252418 A JPH05252418 A JP H05252418A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
video signal
motion
value
image
difference
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP8637791A
Other languages
English (en)
Inventor
Naoki Matsuda
直樹 松田
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 2フレーム期間以下の高速な画像の動きに追
従することのできる映像信号処理装置を実現する。 【構成】 262H遅延素子2は、入力される映像信号をほ
ぼ1フィールド期間遅延する。減算器3は、現在の映像
信号と1フィールド期間前の映像信号との差分値を求め
る。1H遅延素子4は、減算器3により求められた差分値
を1水平期間遅延する。比較回路7、8は、絶対値回路
5、6から出力される差分値の絶対値と基準値Refと
を比較する。AND回路9は、比較回路7、8の出力結
果のANDを求め動き検出信号として出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】[発明の目的]
【0002】
【産業上の利用分野】本発明は、映像信号処理装置に関
する。
【0003】
【従来の技術】3次元Y/C分離回路や動き適応雑音除
去回路などの映像信号処理装置では、画像の動きの有無
に応じた映像信号の処理が行われる。このため、これら
の映像信号処理装置では入力される映像信号から画像の
動きを検出する動き検出処理も行っている。画像上のあ
る点について動きがあったか否かを検出するには、その
点の現在の画像データと過去の画像データとの差分を取
り、その値が所定の値以上であるとき、画像の動きがあ
ったものとして検出する。
【0004】ところで、NTSC信号のように飛び越し
走査を行う方式の映像信号では、2フィールドで1枚の
画像が構成される。よって、ある点の1フィールド期間
前の画像データは、画像上ではこの点に隣接する点の画
像データである。従って、1フィールド期間前の画像デ
ータとの差分から画像の動きを検出すると、これら2点
の画像データが異なる場合には、静止画像であっても動
きがあるものとして検出されてしまう。そこで、従来の
動き検出処理は、処理を行っている点の画像データとそ
の点の2フレーム期間前の画像データとの差分を取り、
この差分値が所定以上であるとき動きがあると判定して
いる。現在の画像データと2フレーム前の画像データと
の差分を取るには、2フレーム分の画像データの遅延手
段、例えば2フレーム分のフレームメモリが用いられ
る。
【0005】しかしながら、このような動き検出処理に
よる映像信号処理装置は、現在の画像データと2フレー
ム前の画像データとの差分から画像の動きを判定するの
で、2フレーム以内に変化する素早い動きは検出するこ
とができず、適正な映像信号処理が行われないという問
題があった。また、画像データを2フレーム分遅延させ
る遅延手段が必要であり、これをメモリで構成すれば大
量のメモリが必要であるという問題もあった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
の映像信号処理装置は、2フレーム前の画像データとの
差分から画像の動きを判定するので、2フレーム以内に
変化する動きは検出することができないという問題があ
った。
【0007】そこで、本発明は、このような点に対処す
べくなされたもので、2フレーム期間以下の高速な動き
も検出することのできる映像信号処理装置を提供するも
のである。
【0008】[発明の構成]
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、映像信号をほ
ぼ1フィールド期間遅延する遅延手段と、前記映像信号
とこの遅延手段によりほぼ1フィールド期間遅延された
映像信号との差分値を求める演算手段と、この演算手段
により求められた差分値が所定の値以上であるか否かを
判定する第1の判定手段と、この第1の判定手段により
差分値が所定の値以上であると判定されることが所定の
範囲以上連続するとき、前記映像信号の画像に動きがあ
ると判定する第2の判定手段とを具備するものである。
【0010】
【作用】本発明では、第1の判定手段により現映像信号
と1フィールド期間遅延された映像信号との差分値が所
定の値以上であるか否かを判定し、所定の値以上である
という判定結果が所定の範囲以上その周囲に連続すると
き、現映像信号の画像に動きがあると判定する
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を用いて説明す
る。図1は、本発明の一実施例の動き検出回路の構成を
示すブロック図である。同図に示す動き検出回路1は、
262H遅延素子2、減算器3、1H遅延素子4、絶対値回路
5、6、比較回路7、8、AND回路9、非線形処理回
路10から構成されている。
【0012】262H遅延素子2は、入力される映像信号を
262 水平期間(ほぼ1フィールド期間)遅延し、減算器
3に出力する。減算器3は、現在の映像信号と、262H遅
延素子2から入力される1フィールド期間前の映像信号
との差分値を求める。1H遅延素子4は、減算器3により
求められた差分値を1水平期間遅延する。絶対値回路
5、6は、減算器3から出力される差分値(262H差分と
呼ぶ。)と1H遅延素子4から出力される差分値のそれぞ
れの絶対値を求める。比較回路7、8は、絶対値回路
5、6から出力される差分値の絶対値と基準値Refとを
比較しその結果を論理値としてAND回路9に出力す
る。例えば、差分値の絶対値の方が基準値Refより大き
いとき、“1”を出力する。AND回路9は、比較回路
7、8の出力結果のANDを求め、その結果を非線形処
理回路10に出力する。即ち、比較回路7、8の出力が
共に“1”であるとき、非線形処理回路10に“1”が
出力される。非線形処理回路10は、AND回路9の出
力が“1”であるとき、絶対値回路5から出力される差
分値の絶対値に応じた値に変換し出力する。
【0013】従って、入力される画像のある点の262H差
分と垂直方向に隣接する点の262H差分(1水平期間遅延
された262H差分)とが共に基準値Refより大きいとき、
その点について画像の動きがあったものと判定する。判
定結果は、非線形処理回路10によって、差分値の絶対
値に応じた動きの大小を表す値に変換されて出力される
(図2参照)。入力される映像信号にノイズ成分が飛び
込み、静止画でありながら差分値が大きくなるような場
合にも、ノイズ成分が垂直方向に連続することは少ない
ので、ノイズの混入による動きの誤検出の恐れがない。
【0014】次に、本発明の他の実施例として動き適応
3次元Y/C分離回路の構成を図3に示す。同図に示す
動き適応3次元Y/C分離回路11は色についての動き
検出を、262H遅延素子12、減算器13、1H遅延素子1
4、非線形フィルタ15により行っている。輝度につい
ての動き検出は、LPF(ローパスフィルタ)16とも
う1つの非線形フィルタ17により行う。そして、MA
Xブロック18で、これらの動き検出の結果の最大値が
求められて、動きに応じた信号としてCミキサ19、Y
ミキサ20に出力される。また、静画時の色信号と輝度
信号が、262H遅延素子12、263H遅延素子21、減算器
22、23、BPF(バンドパスフィルタ)24によ
り、入力される映像信号から生成される。動画時の色信
号と輝度信号は、ラインコムフィルタ25により生成さ
れる。Cミキサ19、Yミキサ20は、MAXブロック
18から出力される動き検出信号に基づき、画像の動き
に最も最適な比率で静画時の色信号(輝度信号)と動画
時の色信号(輝度信号)をミキシングし出力する。
【0015】このように構成される動き適応3次元Y/
C分離回路11においても画像の動き検出が、262H差分
値と1水平期間遅延された262H差分とから判定されるの
で、素早い画像の動きも検出することができる。また、
信号の遅延期間が1フィールド期間でよいため、メモリ
の仕様量を節約することができる。
【0016】
【発明の効果】本発明によれば、ある点についての画像
の動きを、その点の1フィールド期間前の信号との差分
値と隣接する点の差分値とから判定するので、1フィー
ルド期間で変化する動きも検出することができ、しかも
信号を遅延させるのに必要なメモリの仕様量も節約する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の動き検出回路の構成を示す
ブロック図である。
【図2】この動き検出回路における非線形処理回路の動
作特性を示す図である。
【図3】本発明の他の実施例の動き適応3次元Y/C分
離回路の構成を示す図である。
【符号の説明】
1………動き検出回路 2………262H遅延素子 3………減算器 4………1H遅延素子 7、8…比較回路 9………AND回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 映像信号をほぼ1フィールド期間遅延す
    る遅延手段と、前記映像信号とこの遅延手段によりほぼ
    1フィールド期間遅延された映像信号との差分値を求め
    る演算手段と、この演算手段により求められた差分値が
    所定の値以上であるか否かを判定する第1の判定手段
    と、この第1の判定手段により差分値が所定の値以上で
    あると判定されることが所定の範囲以上連続するとき、
    前記映像信号の画像に動きがあると判定する第2の判定
    手段とを具備することを特徴とする映像信号処理装置。
JP8637791A 1991-04-18 1991-04-18 映像信号処理装置 Withdrawn JPH05252418A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8637791A JPH05252418A (ja) 1991-04-18 1991-04-18 映像信号処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8637791A JPH05252418A (ja) 1991-04-18 1991-04-18 映像信号処理装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05252418A true JPH05252418A (ja) 1993-09-28

Family

ID=13885192

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8637791A Withdrawn JPH05252418A (ja) 1991-04-18 1991-04-18 映像信号処理装置

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JP (1) JPH05252418A (ja)

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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19980711