JPH0541855A - 動き検出回路 - Google Patents

動き検出回路

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JPH0541855A
JPH0541855A JP3195167A JP19516791A JPH0541855A JP H0541855 A JPH0541855 A JP H0541855A JP 3195167 A JP3195167 A JP 3195167A JP 19516791 A JP19516791 A JP 19516791A JP H0541855 A JPH0541855 A JP H0541855A
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JP
Japan
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output
circuit
detection circuit
pixel
motion
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Pending
Application number
JP3195167A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaki Tokoi
雅樹 床井
Atsushi Ishizu
厚 石津
Yoshio Seki
喜夫 関
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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  • Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、ディジタルテレビジョン受信機に
おいて静止画領域と動画領域を判別するための信号を映
像信号から得る動き検出回路に関するもので、安定した
判別を行うことができる動き検出回路を提供することを
目的とする。 【構成】 フレーム相関検出回路2の出力が比較回路3
の一方に入力され、比較回路3の他方にはある閾値が入
力されている。比較回路3の出力が“動”(“1”)の
場合は、遅延回路5,6および論理和回路7を経た信号
が切り換え回路8を制御し、該当画素の左隣の画素と下
方の画素の判別で閾値を低下させて“動”の判別を行い
やすくすることにより安定した動き検出が行われる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ディジタルテレビジョ
ン受信機において、映像信号の静止画領域と動画領域を
判別するための信号を得る、動き検出回路に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に従来の動き検出回路としては図5
に示す回路が用いられてきた。図5において21は映像
信号の入力端子、22は入力端子21に入力された映像
信号のフレーム間の相関を検出するフレーム相関検出回
路、23はフレーム相関検出回路22によって検出され
た値をあらかじめ定められた閾値γと比較して映像の
“動”(出力が“1”)と“静”(出力が“0”)を判
定する比較回路、24は出力端子である。
【0003】以上の各構成要素によって構成された従来
の動き検出回路においては、まず入力端子21に入力さ
れた映像信号はフレーム相関検出回路22においてフレ
ーム間の相関が検出される。このとき入力された映像信
号が静止画である場合はフレーム相関検出回路22の出
力は無信号となり、動画である場合は動きに応じた値を
出力する。比較回路23ではフレーム相関検出回路22
の出力をあらかじめ定められた閾値γと比較し、閾値γ
を上回る信号を動きと判定し“1”を出力する。また、
無信号または閾値γに満たない微少な信号は静止と判定
し“0”を出力する。判定結果は出力端子24より出力
される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら前記のよ
うな構成では、フレーム相関検出回路22の出力が閾値
γの臨界点付近で変動する場合などは比較回路23が
“動”と“静”の無用な判定の繰り返しを行う。具体的
には映像の輪郭部分が微少に動いた場合などに、動き検
出は輪郭線に沿って離散的(虫くい状)に“動”の判定
を行い、安定した動き検出結果を得られないという問題
点を有していた。
【0005】本発明はかかる点に鑑み、フレーム相関検
出回路の出力が“動”判定と“静”判定で臨界的な場合
においても安定した動き検出を行う動き検出回路を提供
することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の動き検出回路は、映像信号を入力し、入力さ
れた映像信号のフレーム間の相関を検出するフレーム相
関検出手段と、このフレーム相関検出手段の出力を一方
の入力とし他方の入力値と比較する比較手段と、この比
較手段の出力を任意の期間遅延する第1の遅延手段と、
比較手段の出力を第1の遅延手段とは異なる任意の期間
で遅延する第2の遅延手段と、第1の遅延手段の出力と
第2の遅延手段の出力の論理和をとる論理和手段と、こ
の論理和手段の出力に応じてあらかじめ定められた2つ
の閾値を切り換えて比較手段の他方に入力する切り換え
手段を備えたものである。
【0007】
【作用】本発明は前記した構成により、比較回路の出力
が前の画素の状態と同じである場合は、第1、第2の遅
延手段の出力が同一となるように設定されると論理和手
段に出力が得られ、切り換え手段により閾値が切り換え
られる。そのためある画素が比較回路で“動”と判定さ
れた場合に、水平および垂直方向に隣接する画素に対す
る比較回路の閾値を引き下げるヒステリシス特性を持た
せることで、さらに“動”の状態が接続しやすくなり、
“静”についても同様な作用となり映像の2次元平面内
において“静”と“動”の判定が安定した動き検出結果
を得ることができる。
【0008】
【実施例】図1は本発明の実施例における動き検出回路
のブロック図を示すものである。図1において、1は映
像信号の入力端子、2は入力映像信号のフレーム間の相
関を検出するフレーム相関検出手段としてのフレーム相
関検出回路、3はフレーム相関検出回路2によって検出
された値を切り換え回路8の出力値と比較して映像の
“動”(出力が“1”)と“静”(出力が“0”)を判
定する比較手段としての比較回路、5は判定結果を1画
素期間遅延させる第1の遅延手段としての遅延回路、6
は判定結果を1水平走査期間遅延させる第2の遅延手段
としての遅延回路、7は論理和手段としての論理和回
路、8は論理和回路7の出力値に応じて、2つの閾値
α,β(α>β)を切り換えて出力する切り換え手段と
しての切り換え回路、4は動き検出結果を出力する出力
端子である。
【0009】以上の各構成要素の関係との動作を説明す
る。まず入力端子1に入力された映像信号はフレーム相
関検出回路2においてフレーム間の相関が検出される。
このとき入力された映像信号が静止画である場合はフレ
ーム相関検出回路2の出力は無信号となり、動画である
場合は動きに応じた値を出力する。
【0010】フレーム相関検出回路2は、例えば図2の
ような構成が考えられる。図2において11は入力端
子、12は入力された映像信号を1フレーム期間遅延す
るためのフレームメモリ、13は減算器、14は絶対値
回路、15は出力端子である。入力端子11に入力され
た映像信号は、フレームメモリ12によって1フレーム
期間遅延され、減算器13において入力された映像信号
との減算が行われる。これによって1フレーム差分信号
が生成される。入力された映像信号が静止画であれば映
像信号はフレーム間で同一なので、1フレーム差分信号
は無信号となる。入力映像信号が動画であれば1フレー
ム差分信号は動きに応じた値を出力する。減算器15の
出力である1フレーム差分信号は、絶対値回路14で一
方向極性にそろえられ、出力端子15より出力される。
【0011】図1においてフレーム相関検出回路2の出
力は比較回路3の一方(図中の+側)に入力される。い
ま初期状態として切り換え回路8の出力は閾値αであっ
たとすると、フレーム相関検出回路の出力がαをこえた
とき比較回路3は入力信号が“動”であると判定し
“1”を出力端子4より出力する。比較回路3の出力は
また、遅延回路5,6に供給される。遅延回路5、遅延
回路6では入力された動き検出結果がそれぞれ1画素期
間、1水平走査期間遅延されて、論理和回路7で両者の
論理和がとられ切り換え回路8に供給される。切り換え
回路8では論理和回路7の出力が“0”のとき閾値α
を、論理和回路の出力が“1”のとき閾値βを比較回路
3の他方(図中の−側)に入力する。すなわち、比較回
路3では現時点より1画素期間前の画素か、1水平走査
期間前の画素が動きと判定されていた場合には、他方の
入力は閾値βとなり、α>βであるので、“動”判定が
されやすい状態となる。
【0012】図3は図1の動作を映像の2次元平面で説
明するための図である。注目画素(図中の斜線部)がフ
レーム間でレベル差をもち、比較回路3での判定結果が
“静”から“動”へと変化すると、注目画素より1画素
期間遅延された画素(図中のA)に対する動き判定のた
めの閾値がαからβに下がる。同様に注目画素から1水
平期間遅延された画素(図中のB)に対する動き判定の
ための閾値もαからβに下がる。その結果、画素Aと画
素Bは“動”と判定されやすい状態になる。画素Aや画
素Bが“動”と判定されると同様にそれらの右隣の画素
や下方の画素も“動”と判定されやすい状態になる。こ
のように動きと判定される領域は映像の2次元平面にお
いて連続しやすい状態となる。逆に、注目画素がフレー
ム間でレベル差がなくなり“動”から“静”と判定結果
が変化した場合は、画素Aや画素Bに対する閾値はβか
らαに上昇し、“静”の状態が続きやすくなる。このよ
うに静止と判断される領域も映像の2次元平面において
連続しやすい状態となる。以上のことは2次元平面内で
動画領域と静止領域の判別が安定して行えることを示し
ている。
【0013】図4は“静”と“動”の判定の閾値を切り
換えてヒステリシス特性を持たせることによって、動き
判定の出力が安定する様子を1次元的に示したものであ
る。図4(a)はフレーム相関検出回路2の出力であ
り、γは従来の実施例の比較回路23の閾値γ、α,β
は本実施例の閾値α,βである。図4(b)は従来の実
施例の動き検出回路の出力で、“静”と“動”の判定が
γの臨界点付近で安定していない。それに対し、図4
(c)は本実施例での動き検出回路の出力であり、安定
した検出結果を得る。
【0014】以上のように本実施例によれば、“静”と
“動”を判定する比較回路3において2次元的なヒステ
リシス特性を与えることにより、映像の2次元平面内で
の静止画領域と動画領域を安定して判別することができ
る。
【0015】なお、本実施例において遅延回路5,6は
隣接する画素を示す任意の遅延量でもよい。例えば遅延
回路6の遅延量が1水平走査期間+1画素期間であるな
らば図3の画素Cが、1水平走査期間−1画素期間であ
るならば図3の画素Dがそれぞれ閾値制御の対象とな
る。また、遅延回路5,6は各々単独で用いてもよいこ
とはいうまでもない。
【0016】さらにフレーム相関検出回路2の構成を示
す図2において、フレームメモリ12は特に1フレーム
容量である必要はなく、映像の時間軸方向相関が検出で
きる任意の容量でもよい。
【0017】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の動き検出回路は隣接する画素に対する比較回路の閾値
を引き下げるヒステリシス特性を持たせることにより、
映像信号の静止画領域と動画領域を安定に判別すること
ができ、その実用的効果は大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例における動き検出回路のブロッ
ク図
【図2】同実施例のフレーム相関検出回路の構成例を示
すブロック図
【図3】同実施例の動作を説明するための画素配置図
【図4】同実施例の動作を説明するための波形図
【図5】従来の動き検出回路のブロック図
【符号の説明】
2 フレーム相関検出回路(フレーム相関検出手段) 3 比較回路(比較手段) 5,6 遅延回路(第1、第2の遅延手段) 7 論理和回路(論理和手段) 8 切り換え回路(切り換え手段)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】映像信号を入力し、前記映像信号のフレー
    ム間の相関を検出するフレーム相関検出手段と、前記フ
    レーム相関検出手段の出力を一方の入力とし他方の入力
    値と比較する比較手段と、前記比較手段の出力を任意の
    期間遅延する第1の遅延手段と、前記比較手段の出力を
    前記第1の遅延手段とは異なる任意の期間で遅延する第
    2の遅延手段と、前記第1の遅延手段の出力と前記第2
    の遅延手段の出力の論理和をとる論理和手段と、前記論
    理和手段の出力に応じてあらかじめ定められた2つの閾
    値を切り換えて前記比較手段の他方に入力する切り換え
    手段を備えた動き検出回路。
JP3195167A 1991-08-05 1991-08-05 動き検出回路 Pending JPH0541855A (ja)

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JP3195167A JPH0541855A (ja) 1991-08-05 1991-08-05 動き検出回路

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JP3195167A Pending JPH0541855A (ja) 1991-08-05 1991-08-05 動き検出回路

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6771319B2 (en) * 2000-08-23 2004-08-03 Sony Corporation Method and apparatus for simultaneously displaying both moving and still pictures on a display
US7405768B2 (en) 2003-11-14 2008-07-29 Sony Corporation Apparatus and method for determining image region

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US6771319B2 (en) * 2000-08-23 2004-08-03 Sony Corporation Method and apparatus for simultaneously displaying both moving and still pictures on a display
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