JP2669977B2 - 手ブレ補正機能付きビデオカメラの動きベクトル特定回路 - Google Patents

手ブレ補正機能付きビデオカメラの動きベクトル特定回路

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、手ブレ補正カメラの動
きベクトル特定回路に関する。
【0002】
【従来の技術】手ブレ補正機能を有するビデオカメラに
付いては、National Technical Report Vol.37 Jun. 19
91に詳しく開示されている。この従来例によれば、代表
点マッチング法により映像エリア内の4個のブロック各
々に付いて動き検出を実行し、ブロック別の動きベクト
ルを特定している。この各動きベクトルの平均と各動き
ベクトルの差の絶対値の大きさを発散度として求め、そ
の発散度に応じて係数を平均動きベクトルに乗じて、手
ブレ検出動きベクトルとして続くフィールドの映像抽出
エリアを特定し、手ブレ補正を実行している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述する従来
例の場合、発散度の小さい部分、即ち映像エリア内の各
ブロックに動体が存在しない場合には、正確な手ブレ補
正が期待できるものの、特定ブロックに動体が進入した
場合、発散度がある程度大きくなり、動体の進入したブ
ロックの動きベクトルにより平均動きベクトルにも誤差
が発生する。
【0004】そこで、動体が進入したブロックの動きベ
クトルを検出し、その動きベクトルを平均化に際して除
外する必要がある。
【0005】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明は、各動
きベクトルのフィールド間またはフレーム間の変化度を
検出する変化度検出手段と、基準レベル以下の変化度に
対応する動きベクトルを選択して平均化して手ブレ検出
動きベクトルを発生する手段とを配することを特徴とす
る。
【0006】
【作用】よって、本発明によれば、一定以上の変化度を
有する動きベクトルは、平均化に際して除外されて、手
ブレ検出動きベクトルが演算される。
【0007】
【実施例】以下、本発明を手ブレ補正機能付きのビデオ
カメラに本発明を採用するものであり、手ブレ補正機能
はマイクロコンピュータのソフトウエアにて構成され
る。
【0008】図5は、本実施例の撮像画内の映像エリア
と動き検出用のブロックの関係を示す。まず、撮像素子
上に形成された撮像エリアの中には、所定範囲の映像形
成エリアが形成されており、この映像形成エリアが手ブ
レ補正に際して撮像エリア内で変位し、映像形成エリア
内の映像情報に基づき映像信号を形成導出している。本
実施例では、撮像エリア内に動き検出用のブロックを4
ケ所設定し、A、B、C、Dの各ブロック内で代表点マ
ッチング法によりブロック別動きベクトルをそれぞれ特
定している。
【0009】図1は、本実施例の概略機能ブロック図を
示す。この図より明らかな様に、撮像素子1より得られ
る輝度出力は、特開昭61−201581号(H04N
7/137)等に於て周知のブロック別動きベクトル検
出手段1により、A、B、C、Dのブロック内で1フィ
ールド前の基準点の映像レベルと現フィールドの映像レ
ベルを比較し、代表点マッチング法で特定したブロック
別動きベクトル(X1A,Y1A)(X1B,Y1B)(X1C
1C)(X1D,Y1D)を形成導出している。このブロッ
ク別動きベクトルは、周知の発散度検出手段3と、本実
施例の特徴となる変化度検出手段2、動きベクトル発生
手段4に供給される。動きベクトル発生手段4は、発散
度検出結果と変化度検出結果に応じて動きベクトルを選
択して演算処理している。
【0010】図2は、前記変化度検出手段2の具体的な
機能ブロック図を示す。この図より明らかな様にブロッ
ク別動きベクトルは、ベクトルメモリ21と変化度検出
手段22に入力される。前記ベクトルメモリ21は、図
中に示す様に比較の為に1フィールド前の動きベクトル
を遅延して変化度検出手段22に入力している。そこで
前記変化度検出手段22は、図中に示す様にそれぞれブ
ロック別動きベクトルのX成分及びY成分の各変化量の
絶対値を加算し、ブロック別変化度検出出力として導出
している。
【0011】図3は、周知の発散度検出手段3の具体的
構成を示すものであり、ブロック別動きベクトルを平均
化手段31と差分絶対値化演算手段32に入力してい
る。前記平均化手段31は、図中に示す様にブロック別
動きベクトルのX成分とY成分の各平均値を求め平均ベ
クトルを差分演算手段32に供給している。前記差分絶
対値化演算手段32は、各動きベクトルと平均ベクトル
の差の絶対値をXとYの各成分に付いて演算し、演算結
果を発散度判別手段33に入力している。この発散度判
別手段33は、演算の値の和の大きさに応じて大・中・
小の3種類の判別出力を発生して動きベクトル発生手段
4を選択制御している。
【0012】図4は、動きベクトル発生手段4の具体的
な機能ブロック図を示す。この機能ブロック図によれば
発散度が小さい場合には、いずれのブロック別動きベク
トルも信頼できるものと看做して全平均化手段41が機
能し全動きベクトルの平均化出力を検出動きベクトルと
して導出している。
【0013】また、発散度が中程度の場合には、ブロッ
ク別動きベクトルの内信頼できないものが含まれている
可能性があると看做し、変化度検出出力とブロック別動
きベクトルをベクトル選択手段42に入力している。こ
のベクトル選択手段42は、変化度が一定レベル以下の
ブロックに対応するブロック別動きベクトルのみを選択
ベクトル平均化手段43に供給している。この選択ベク
トル平均化手段43は、選択されたブロック別動きベク
トルのみを平均化して検出動きベクトルとして導出して
いる。
【0014】更に、発散度が大きい場合には、当該フィ
ールドのブロック別動きベクトルは全て信頼できないも
のと見做して、新たに検出動きベクトルを形成すること
なくメモリ44に記憶した1フィールド前の検出動きベ
クトルを導出している。
【0015】従って、本実施例によれば発散度の値に応
じて検出動きベクトルの特定方法が3種類に切り換えら
れる。しかし、発散度が小さい場合の検出動きベクトル
は、選択ベクトル平均化手段43の出力も全平均化手段
41の出力も通常は共通となることを考慮すれば、全平
均化手段41を省略することも可能であり、発散度検出
手段3は、2状態のみを識別すれば良く係る構成も本発
明に含まれることは言うまでもない。
【0016】また、手ブレ検出動きベクトルの演算方法
は上述する実施例に限定されることなく適宜種々の構成
を採用できる。
【0017】
【発明の効果】よって、本発明によれば動体の進入等に
より部分的に動きベクトルが急変する場合に、その急変
した動きベクトルに左右されず安定に手ブレ補正が実現
されその効果は大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例に係る動きベクトル特定回路
の機能ブロク図である。
【図2】変化度検出手段の具体的な機能ブロック図であ
る。
【図3】発散度検出手段の具体的な機能ブロック図であ
る。
【図4】動きベクトル発生手段の具体的な機能ブロック
図である。
【図5】動き検出ブロックと各エリアの関係を示す図で
ある。
【符号の説明】
2 変化度検出手段 3 動きベクトル発生手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−269475(JP,A) 特開 昭61−107886(JP,A) 特開 平2−170681(JP,A) 特開 平3−198489(JP,A)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 映像エリア内の複数のブロックの動きベ
    クトルを代表点マッチング法により検出し、その各動き
    ベクトルに基づき手ブレに起因する手ブレ検出動きベク
    トルを特定し、撮像エリア内の映像抽出エリアを変更
    し、手ブレに影響されない安定な映像信号を導出するビ
    デオカメラに於て、 各動きベクトルのフィールド間またはフレーム間の変化
    度を検出する変化度検出手段と、 基準レベル以下の変化度に対応する動きベクトルを選択
    して平均化して手ブレ検出動きベクトルを発生する手段
    とを、 それぞれ配して成る動きベクトル特定回路。
JP27778291A 1991-10-18 1991-10-24 手ブレ補正機能付きビデオカメラの動きベクトル特定回路 Expired - Fee Related JP2669977B2 (ja)

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JP2940762B2 (ja) * 1993-06-28 1999-08-25 三洋電機株式会社 手振れ補正装置を有するビデオカメラ
JP6341708B2 (ja) * 2014-03-17 2018-06-13 キヤノン株式会社 情報処理装置及びその制御方法、プログラム

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