JPH05252282A - 通信端末装置 - Google Patents
通信端末装置Info
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- JPH05252282A JPH05252282A JP4530192A JP4530192A JPH05252282A JP H05252282 A JPH05252282 A JP H05252282A JP 4530192 A JP4530192 A JP 4530192A JP 4530192 A JP4530192 A JP 4530192A JP H05252282 A JPH05252282 A JP H05252282A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 電文内容に依存しないで連続して複数の電文
を送受可能な通信端末装置を提供する。 【構成】 センタ装置と接続する網制御部2と、モデム
部3と中継部4で構成される。中継部4は、電文をシリ
アル転送する転送手段10と、電文の受信終了を所定時
間幅のスペースキャリア信号を検出することで判定する
電文終了判定手段6と、電文受信の終了を判定する所定
時間幅のスペースキャリア信号に比べて大きな時間幅の
スペースキャリア信号を検出すると続けて電文が送信さ
れてくると判定する連結電文判定手段7を備えている。
このような構成により、センタ装置から受信する連結さ
れた電文をメータ8へ転送できる。
を送受可能な通信端末装置を提供する。 【構成】 センタ装置と接続する網制御部2と、モデム
部3と中継部4で構成される。中継部4は、電文をシリ
アル転送する転送手段10と、電文の受信終了を所定時
間幅のスペースキャリア信号を検出することで判定する
電文終了判定手段6と、電文受信の終了を判定する所定
時間幅のスペースキャリア信号に比べて大きな時間幅の
スペースキャリア信号を検出すると続けて電文が送信さ
れてくると判定する連結電文判定手段7を備えている。
このような構成により、センタ装置から受信する連結さ
れた電文をメータ8へ転送できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、通信端末装置に関する
もので、特にモデムを利用してデータ通信を行う通信端
末装置に関するものである。
もので、特にモデムを利用してデータ通信を行う通信端
末装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の通信端末装置としては、
半2重モデムを利用した装置がある。この装置の場合に
は、通信相手からのキャリア信号を受信していなければ
送信可能な状態であると判断するだけである。また通信
方向の切り換えを示す符号情報をセットした電文を通信
端末装置間で交換することで通信方向を切り換えるよう
にしている。このような電文に通信方向の切り換え手段
としてはJIS X5002 基本型データ伝送制御手
順やJIS X5105 ハイレベルデータリンク制御
手順の手順要素に示されている方法が代表的なものであ
る。
半2重モデムを利用した装置がある。この装置の場合に
は、通信相手からのキャリア信号を受信していなければ
送信可能な状態であると判断するだけである。また通信
方向の切り換えを示す符号情報をセットした電文を通信
端末装置間で交換することで通信方向を切り換えるよう
にしている。このような電文に通信方向の切り換え手段
としてはJIS X5002 基本型データ伝送制御手
順やJIS X5105 ハイレベルデータリンク制御
手順の手順要素に示されている方法が代表的なものであ
る。
【0003】また、他の従来の技術例として、テレメー
タ通信で用いられているセンタ装置とガスメータ等のメ
ータとの通信を中継するモデム内蔵の通信端末装置があ
る。これはセンタ装置との通信はモデム通信により行
い、メータとの通信は対線を利用したベースバンド通信
による半2重の簡易な通信方法により行なうものであ
る。センタ装置とメータとの通信を中継する通信端末装
置の通信方向の切り換えは、センタ装置とメータ間とで
転送させる電文内容を判定しなくてもできるように、メ
ータの通信が半2重で電文の先頭に所定時間幅のマーク
信号ならびに末尾に所定時間幅のスペース信号を付加し
た電文を1通文送信後必ず1通文受信する形態がとられ
ている。具体的には、電文の先頭と末尾に付加されたマ
ーク信号とスペース信号をもとに電文受信開始と終了を
判定するようにして真の電文のみを中継するようにして
おり、且つ1つの電文をセンタ装置からメータに転送し
たら次はメータからセンタ装置に1つの電文を転送する
ことを繰り返す手段が用いられている。
タ通信で用いられているセンタ装置とガスメータ等のメ
ータとの通信を中継するモデム内蔵の通信端末装置があ
る。これはセンタ装置との通信はモデム通信により行
い、メータとの通信は対線を利用したベースバンド通信
による半2重の簡易な通信方法により行なうものであ
る。センタ装置とメータとの通信を中継する通信端末装
置の通信方向の切り換えは、センタ装置とメータ間とで
転送させる電文内容を判定しなくてもできるように、メ
ータの通信が半2重で電文の先頭に所定時間幅のマーク
信号ならびに末尾に所定時間幅のスペース信号を付加し
た電文を1通文送信後必ず1通文受信する形態がとられ
ている。具体的には、電文の先頭と末尾に付加されたマ
ーク信号とスペース信号をもとに電文受信開始と終了を
判定するようにして真の電文のみを中継するようにして
おり、且つ1つの電文をセンタ装置からメータに転送し
たら次はメータからセンタ装置に1つの電文を転送する
ことを繰り返す手段が用いられている。
【0004】図4に従来の通信端末装置の構成を示す。
図において15は電話回線9を介してセンタ装置とメー
タ8との通信を中継する1日端末網制御装置であり、電
話回線9からの着信や電話回線9を利用して発信する網
制御部2と、半2重の通信方式で変調復調するモデム部
3(モデム通信手段)と、モデム部3が復調したデータ
をメータ8へ伝送したりメータ8から受信したデータを
モデム部3へ伝える中継部16で構成されている。図5
はセンタ装置11から受信する単一電文13をモデム部
3が復調したデジタル信号RXDとキャリア検出信号C
Dの変化を示した図である。
図において15は電話回線9を介してセンタ装置とメー
タ8との通信を中継する1日端末網制御装置であり、電
話回線9からの着信や電話回線9を利用して発信する網
制御部2と、半2重の通信方式で変調復調するモデム部
3(モデム通信手段)と、モデム部3が復調したデータ
をメータ8へ伝送したりメータ8から受信したデータを
モデム部3へ伝える中継部16で構成されている。図5
はセンタ装置11から受信する単一電文13をモデム部
3が復調したデジタル信号RXDとキャリア検出信号C
Dの変化を示した図である。
【0005】中継部16は、所定時間幅t1を持つマー
ク信号を電文先頭識別信号として検出すると、有効な電
文が送信されてくると判定する電文開始判定手段5と、
電文を転送する転送手段10と、所定時間幅t2以上t
3以下のスペース信号を電文末尾信号として検出するこ
とで電文受信の終了を判定する電文終了判定手段6を備
えている。
ク信号を電文先頭識別信号として検出すると、有効な電
文が送信されてくると判定する電文開始判定手段5と、
電文を転送する転送手段10と、所定時間幅t2以上t
3以下のスペース信号を電文末尾信号として検出するこ
とで電文受信の終了を判定する電文終了判定手段6を備
えている。
【0006】一般的にモデム部3を実現するモデムLS
Iは通信回線上の受信キャリア信号が消えてからモデム
LSI自身がキャリア信号断を検出するのに数十ms程
度の遅延が生じその間の復調データは不定となる。ま
た、キャリア信号断を検出した後のRXDはHレベルに
され、キャリア断検出の遅延時間はキャリアの受信レベ
ルによって変化する。従って、電文終了判定手段6が判
定する電文末尾信号の時間幅はキャリア断検出の遅延時
間を十分考慮したt2以上t3未満としている。メータ
8と端末網制御装置1との接続は、より対線を用いた簡
易なベースバンド方式のシリアル通信手段が用いられて
おり、パソコン通信などで用いられるCCITTのV.
24及びV.25規格やATモデムのようなインタフェ
ースでは実現されていない。
Iは通信回線上の受信キャリア信号が消えてからモデム
LSI自身がキャリア信号断を検出するのに数十ms程
度の遅延が生じその間の復調データは不定となる。ま
た、キャリア信号断を検出した後のRXDはHレベルに
され、キャリア断検出の遅延時間はキャリアの受信レベ
ルによって変化する。従って、電文終了判定手段6が判
定する電文末尾信号の時間幅はキャリア断検出の遅延時
間を十分考慮したt2以上t3未満としている。メータ
8と端末網制御装置1との接続は、より対線を用いた簡
易なベースバンド方式のシリアル通信手段が用いられて
おり、パソコン通信などで用いられるCCITTのV.
24及びV.25規格やATモデムのようなインタフェ
ースでは実現されていない。
【0007】次に、このような、1日端末網制御装置1
5の動作を図5、図6を用いて説明する。
5の動作を図5、図6を用いて説明する。
【0008】まず、1日端末網制御装置15が電話の交
換機12を介してセンタ装置11と接続すると共にメー
タ8を接続してセンタ装置11とメータ8との間の電文
を中継交換する様子の一例を図6に示している。旧端末
網制御装置15が網制御部2によりセンタ装置11と接
続する様子は本発明の動作に関係しないため記述は省い
ており、センタ装置11と接続された状態でメータ8と
センタ装置11が通信する部分のみ記述している。セン
タ装置11が単一電文13を送信始めるとモデム部3は
復調して時間幅t1のマーク信号を中継部4に出力す
る。電文開始判定手段5はキャリア信号を検出してt1
時間幅のマーク信号をもつ電文先頭識別信号を検出する
ことで転送手段10を起動する。転送手段10は電文先
頭識別信号に続く電文をメータ8に転送する。電文終了
判定手段6が電文の後に続くt4より短いt2以上t3
以下のスペース信号を検出すると電文の受信は終了する
と判定し転送手段10を停止させる。転送手段10はメ
ータ8への転送を中断する。そして、メータ8からの電
文をセンタ装置11に転送している。
換機12を介してセンタ装置11と接続すると共にメー
タ8を接続してセンタ装置11とメータ8との間の電文
を中継交換する様子の一例を図6に示している。旧端末
網制御装置15が網制御部2によりセンタ装置11と接
続する様子は本発明の動作に関係しないため記述は省い
ており、センタ装置11と接続された状態でメータ8と
センタ装置11が通信する部分のみ記述している。セン
タ装置11が単一電文13を送信始めるとモデム部3は
復調して時間幅t1のマーク信号を中継部4に出力す
る。電文開始判定手段5はキャリア信号を検出してt1
時間幅のマーク信号をもつ電文先頭識別信号を検出する
ことで転送手段10を起動する。転送手段10は電文先
頭識別信号に続く電文をメータ8に転送する。電文終了
判定手段6が電文の後に続くt4より短いt2以上t3
以下のスペース信号を検出すると電文の受信は終了する
と判定し転送手段10を停止させる。転送手段10はメ
ータ8への転送を中断する。そして、メータ8からの電
文をセンタ装置11に転送している。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような、通信端末装置が互いに相手からの電文の内容を
解析して通信方向の切り換えを行う手段は、マイクロコ
ンピュータ等による電文を解析するための手段を備えな
ければならず安価な通信端末装置の実現が困難となる。
また、テレメータ通信に利用されるセンタ装置とメータ
との通信を中継する半2重通信によるモデム内蔵の網制
御装置においては、1電文づつ交互に通信しない通信手
順を持つセンタ装置やメータを接続することができない
という課題がある。
ような、通信端末装置が互いに相手からの電文の内容を
解析して通信方向の切り換えを行う手段は、マイクロコ
ンピュータ等による電文を解析するための手段を備えな
ければならず安価な通信端末装置の実現が困難となる。
また、テレメータ通信に利用されるセンタ装置とメータ
との通信を中継する半2重通信によるモデム内蔵の網制
御装置においては、1電文づつ交互に通信しない通信手
順を持つセンタ装置やメータを接続することができない
という課題がある。
【0010】本発明は、かかる従来の課題を解決するも
ので、電文内容に依存しないで連続して複数の電文を送
受して且つ送信と受信動作の切換可能な通信端末装置を
提供することを目的とする。
ので、電文内容に依存しないで連続して複数の電文を送
受して且つ送信と受信動作の切換可能な通信端末装置を
提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の端末網制御装置は、所定時間幅のスペース
信号である電文の末尾信号を検出すると電文の受信が終
了したものと判定する電文終了判定手段と、電文の受信
の終了に続いて次の電文が連続して送信され場合には電
文の末尾信号とは異なる時間幅のスペース信号を持つ電
文連結信号を電文と次の電文との間に設け、かつ電文連
結信号にて判定する連結電文判定手段を備えたものであ
る。
に、本発明の端末網制御装置は、所定時間幅のスペース
信号である電文の末尾信号を検出すると電文の受信が終
了したものと判定する電文終了判定手段と、電文の受信
の終了に続いて次の電文が連続して送信され場合には電
文の末尾信号とは異なる時間幅のスペース信号を持つ電
文連結信号を電文と次の電文との間に設け、かつ電文連
結信号にて判定する連結電文判定手段を備えたものであ
る。
【0012】
【作用】本発明は、上記した構成によって、通信相手か
らの電文の送信が終了するか継続されるかを判断する。
らの電文の送信が終了するか継続されるかを判断する。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面にもとづい
て説明する。
て説明する。
【0014】図1に本発明の実施例の構成を示す。図に
おいて1は電話回線9を介してセンタ装置とメータ8と
の通信を中継する端末網制御装置であり、電話回線9か
らの着信や電話回線9を利用して発信する網制御部2
と、半2重の通信方式で変調復調するモデム部3(モデ
ム通信手段)と、モデム部3が復調したデータをメータ
8へ伝送したりメータ8から受信したデータをモデム部
3へ伝える中継部4で構成される。図2はセンタ装置1
1から受信する連結電文14をモデム部3が復調したデ
ジタル信号RXDとキャリア検出信号CDの変化を示し
た図である。
おいて1は電話回線9を介してセンタ装置とメータ8と
の通信を中継する端末網制御装置であり、電話回線9か
らの着信や電話回線9を利用して発信する網制御部2
と、半2重の通信方式で変調復調するモデム部3(モデ
ム通信手段)と、モデム部3が復調したデータをメータ
8へ伝送したりメータ8から受信したデータをモデム部
3へ伝える中継部4で構成される。図2はセンタ装置1
1から受信する連結電文14をモデム部3が復調したデ
ジタル信号RXDとキャリア検出信号CDの変化を示し
た図である。
【0015】中継部4は、所定時間幅t1を持つマーク
信号を電文先頭識別信号として検出すると、有効な電文
が送信されてくると判定する電文開始判定手段5と、電
文をシリアル転送する転送手段10と、電文の受信終了
を所定時間幅t2以上t3以下のスペース信号を電文末
尾信号として検出することで電文受信の終了と次の電文
が連続して送信されてこないと判定する電文終了判定手
段6を備えているものとする。
信号を電文先頭識別信号として検出すると、有効な電文
が送信されてくると判定する電文開始判定手段5と、電
文をシリアル転送する転送手段10と、電文の受信終了
を所定時間幅t2以上t3以下のスペース信号を電文末
尾信号として検出することで電文受信の終了と次の電文
が連続して送信されてこないと判定する電文終了判定手
段6を備えているものとする。
【0016】さらに、中継部4は、電文終了判定手段6
が電文受信の終了を判定する所定時間幅のスペース信号
に比べて大きな時間幅t4以上のスペース信号を電文連
結信号として検出することで電文が連続して送信されて
くると判定する連結電文判定手段7を備えているものと
する。時間幅t4は、電文終了判定手段6が判定する電
文末尾信号の時間幅はキャリア断検出の遅延時間を十分
考慮したt2以上t3未満より大きな値をとるものとす
る。
が電文受信の終了を判定する所定時間幅のスペース信号
に比べて大きな時間幅t4以上のスペース信号を電文連
結信号として検出することで電文が連続して送信されて
くると判定する連結電文判定手段7を備えているものと
する。時間幅t4は、電文終了判定手段6が判定する電
文末尾信号の時間幅はキャリア断検出の遅延時間を十分
考慮したt2以上t3未満より大きな値をとるものとす
る。
【0017】次に、本発明の実施例の動作を図2、図3
を用いて説明する。まず、本発明の通信端末装置である
端末網制御装置1が電話交換機12を介してセンタ装置
11と接続すると共にメータ8を接続してセンタ装置1
1とメータ8との間の電文を中継交換する様子の一例を
図3に示している。端末網制御装置1が網制御部2によ
りセンタ装置11と接続する様子は本発明の動作に関係
しないため記述は省いており、センタ装置11と接続さ
れた状態でメータ8とセンタ装置11が通信する部分の
み記述している。また、この図3の例では、端末網制御
装置1がセンタ装置11からメータ8へのひとつの電文
を転送する動作は、従来例と同じであるため連結電文1
4の受信時の動作についてのみ説明する。
を用いて説明する。まず、本発明の通信端末装置である
端末網制御装置1が電話交換機12を介してセンタ装置
11と接続すると共にメータ8を接続してセンタ装置1
1とメータ8との間の電文を中継交換する様子の一例を
図3に示している。端末網制御装置1が網制御部2によ
りセンタ装置11と接続する様子は本発明の動作に関係
しないため記述は省いており、センタ装置11と接続さ
れた状態でメータ8とセンタ装置11が通信する部分の
み記述している。また、この図3の例では、端末網制御
装置1がセンタ装置11からメータ8へのひとつの電文
を転送する動作は、従来例と同じであるため連結電文1
4の受信時の動作についてのみ説明する。
【0018】センタ装置11は連結電文14を送信始め
るとモデム部3は復調して時間幅t1のマーク信号を中
継部4に出力する。電文開始判定手段5はキャリア信号
を検出してt1時間幅のマーク信号をもつ電文先頭識別
信号を検出することで転送手段10を起動する。転送手
段10は電文先頭識別信号に続く1番目の電文をメータ
8に転送する。連結電文判定手段7が電文の後に続くt
2以上t3以下のスペース信号より大きなt4以上のス
ペース信号(電文連結信号)を検出すると電文が続いて
受信されると判断し転送手段10を停止させ電文開始判
定手段5を再度起動する。電文開始判定手段5は電文連
結信号に続くt1時間幅のマーク信号をもつ電文先頭識
別信号を検出することで転送手段10を起動する。転送
手段10は2番目の電文をメータ8に転送する。電文終
了判定手段6が2番目の電文の後に続くt4より短いt
2以上t3以下のスペース信号を検出すると電文の受信
は終了すると判定し転送手段10を停止させる。転送手
段10はメータ8への転送を中断する。
るとモデム部3は復調して時間幅t1のマーク信号を中
継部4に出力する。電文開始判定手段5はキャリア信号
を検出してt1時間幅のマーク信号をもつ電文先頭識別
信号を検出することで転送手段10を起動する。転送手
段10は電文先頭識別信号に続く1番目の電文をメータ
8に転送する。連結電文判定手段7が電文の後に続くt
2以上t3以下のスペース信号より大きなt4以上のス
ペース信号(電文連結信号)を検出すると電文が続いて
受信されると判断し転送手段10を停止させ電文開始判
定手段5を再度起動する。電文開始判定手段5は電文連
結信号に続くt1時間幅のマーク信号をもつ電文先頭識
別信号を検出することで転送手段10を起動する。転送
手段10は2番目の電文をメータ8に転送する。電文終
了判定手段6が2番目の電文の後に続くt4より短いt
2以上t3以下のスペース信号を検出すると電文の受信
は終了すると判定し転送手段10を停止させる。転送手
段10はメータ8への転送を中断する。
【0019】このように、中継部4はセンタ装置11か
ら2つの電文(連結電文14)を転送後続けて電文を受
信しないと判定できるため転送手段10を用いメータ8
からの電文を受信してセンタ装置11に送信することが
できる。
ら2つの電文(連結電文14)を転送後続けて電文を受
信しないと判定できるため転送手段10を用いメータ8
からの電文を受信してセンタ装置11に送信することが
できる。
【0020】この例では、1つの電文をセンタ装置11
からメータ8へ転送したり、2つの電文を転送する例を
示したが、センタ装置11から電文連結信号を電文と電
文の間に挿入して送信することで1個以上の電文を数限
りなくメータ8へ転送でき、且つ転送終了を判定してメ
ータ8からセンタ装置11への送信に切り換えることが
できる。
からメータ8へ転送したり、2つの電文を転送する例を
示したが、センタ装置11から電文連結信号を電文と電
文の間に挿入して送信することで1個以上の電文を数限
りなくメータ8へ転送でき、且つ転送終了を判定してメ
ータ8からセンタ装置11への送信に切り換えることが
できる。
【0021】その他の実施例としては、本発明の電文終
了判定手段6と、連結電文判定手段7を備えることで通
信端末装置に電文を設けられた複数のバッファに連続し
て受信して電文内容を見ないで次々に受信バッファに格
納する受信部と、受信バッファに格納されている電文を
解析して内容に応じた処理を行い通信相手からの受信が
無い時応答電文を送信する受信部とは非同期で動作する
処理部で通信端末装置を構成することにより、半2重通
信でありながら全2重通信的な通信アプリケーションが
実現できる。
了判定手段6と、連結電文判定手段7を備えることで通
信端末装置に電文を設けられた複数のバッファに連続し
て受信して電文内容を見ないで次々に受信バッファに格
納する受信部と、受信バッファに格納されている電文を
解析して内容に応じた処理を行い通信相手からの受信が
無い時応答電文を送信する受信部とは非同期で動作する
処理部で通信端末装置を構成することにより、半2重通
信でありながら全2重通信的な通信アプリケーションが
実現できる。
【0022】
【発明の効果】以上のように本発明の通信端末装置によ
れば次の効果が得られる。 (1)交換する電文の内容を解析することなく通信方向
の切り換えを実現できるため、開放型システム間接続の
規格であるOSI7層の下位層が半2重通信方式であっ
ても上位層の通信方式として全2重通信の通信業務が実
現可能となる。 (2)テレメータ通信のようなコンピュータなどのセン
タ装置と自動検針用のガスメータ等のメータとの通信を
中継する半2重通信によるモデム内蔵の網制御装置のよ
うな通信端末装置においては、センタ装置とメータとの
通信が交互に生じることを前提としないメータ等を接続
できるため、さらに柔軟なテレメータ通信システムの構
築が可能となる。
れば次の効果が得られる。 (1)交換する電文の内容を解析することなく通信方向
の切り換えを実現できるため、開放型システム間接続の
規格であるOSI7層の下位層が半2重通信方式であっ
ても上位層の通信方式として全2重通信の通信業務が実
現可能となる。 (2)テレメータ通信のようなコンピュータなどのセン
タ装置と自動検針用のガスメータ等のメータとの通信を
中継する半2重通信によるモデム内蔵の網制御装置のよ
うな通信端末装置においては、センタ装置とメータとの
通信が交互に生じることを前提としないメータ等を接続
できるため、さらに柔軟なテレメータ通信システムの構
築が可能となる。
【図1】本発明の実施例における通信端末装置の構成図
【図2】同装置における電文の受信信号の内容を説明す
る図
る図
【図3】同装置における受信、送信動作を説明する図
【図4】従来の通信端末装置の構成図
【図5】同装置における電文の受信信号の内容を説明す
る図
る図
【図6】同装置における受信、送信動作を説明する図
1 端末網制御装置 2 網制御部 3 モデム部 4 中継部 5 電文開始判定手段 6 電文終了判定手段 7 連結電文判定手段 8 メータ 9 電話回線 10 転送手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大石 芳功 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 坂田 雅昭 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内
Claims (2)
- 【請求項1】所定時間幅のスペース信号である電文の末
尾信号を検出すると前記電文の受信が終了したものと判
定する電文終了判定手段と、前記電文の受信の終了に続
いて次の電文が連続して送信される場合には、前記電文
の末尾信号と異なる時間幅のスペース信号を持つ電文連
結信号を前記電文と次の電文との間に設け、かつ前記電
文連結信号にて判定する連結電文判定手段を備えた通信
端末装置。 - 【請求項2】モデル通信手段と、電文の受信終了を所定
時間幅のスペースキャリア信号を電文末尾信号として検
出することで電文受信の終了と次の電文が連続して送信
されてこないと判定する電文終了判定手段と、前記電文
終了判定手段の電文受信の終了を判定する所定時間幅の
スペースキャリア信号に比べて大きな時間幅を持つスペ
ースキャリア信号を電文連結信号として検出することで
電文が連続して送信されてくると判定する連結電文判定
手段を備えた通信端末装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4530192A JPH05252282A (ja) | 1992-03-03 | 1992-03-03 | 通信端末装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4530192A JPH05252282A (ja) | 1992-03-03 | 1992-03-03 | 通信端末装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05252282A true JPH05252282A (ja) | 1993-09-28 |
Family
ID=12715499
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4530192A Pending JPH05252282A (ja) | 1992-03-03 | 1992-03-03 | 通信端末装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05252282A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP2296040A1 (en) | 2001-07-05 | 2011-03-16 | Fujifilm Corporation | Positive photosensitive composition |
-
1992
- 1992-03-03 JP JP4530192A patent/JPH05252282A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP2296040A1 (en) | 2001-07-05 | 2011-03-16 | Fujifilm Corporation | Positive photosensitive composition |
EP2296039A1 (en) | 2001-07-05 | 2011-03-16 | Fujifilm Corporation | Positive photosensitive composition |
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