JPH0525148Y2 - - Google Patents

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JPH0525148Y2
JPH0525148Y2 JP14105386U JP14105386U JPH0525148Y2 JP H0525148 Y2 JPH0525148 Y2 JP H0525148Y2 JP 14105386 U JP14105386 U JP 14105386U JP 14105386 U JP14105386 U JP 14105386U JP H0525148 Y2 JPH0525148 Y2 JP H0525148Y2
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JP
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lens
photoelectric
photoelectric element
lens holder
light
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【考案の詳細な説明】 〔考案の分野〕 本考案は光学系の構造に特徴を有する光電スイ
ツチに関するものである。
〔考案の概要〕
本考案は筒状で中間に透明の仕切板を有するレ
ンズホルダの前部にレンズを接着して密閉された
空間を形成し、後部にレンズとの光軸を一致させ
距離を所定位置として光電素子を接着して光学系
を構成し小形化した光電スイツチである。
〔従来技術とその問題点〕
(従来技術) 従来の光電スイツチは例えば第2図に縦断面図
を示すように、円筒状のケース1内に円筒状に形
成され一方の端面にレンズ面を有する円筒状レン
ズ2が弾性パツキン3によつて気密に装着されて
いる。円筒状レンズ2の端部は、第3図にA部分
の拡大縦断面図を示すように内周に溝4が設けら
れ、該溝4にオーリング5と共に受光素子又は投
光素子(以下単に光電素子という)6のフランジ
部が挿入されている。光電素子6の背面には検知
回路部7が接続されている。円筒状レンズ2、オ
ーリング5及び光電素子6で形成される空間8に
は、オーリング5の密着性により気密性が確保さ
れ検知回路部7に充填される樹脂が浸入しないよ
うな構造になつている。
(考案が解決しようとする問題点) しかるにこのような従来の光電スイツチによれ
ば、第3図の矢印Bに示すように円筒状レンズ2
の端部から光電素子6を押さえつける力を利用し
て光電素子6を溝4に固定している。そのため光
電素子6の外形寸法のばらつきやオーリング5の
捩れ、線状突起があれば空間8は気密とならない
ことがあつた。そして気密性が損なわれた場合に
は、ケース1内の検知回路部7に充填される樹脂
や水分が空間8に浸入して光が遮られたり屈折率
が変化するため検知感度が低下するという欠点が
あつた。
又オーリング5の捩れにより光電素子6の光軸
とレンズ2の光軸とが一致しなくなれば検出精度
が低下するため、光電スイツチの信頼性及び安定
性が損なわれるという問題点があつた。
さらに円筒状レンズ2の溝4に光電素子6のフ
ランジ部を挿入する際は円筒状レンズ2の円筒部
を拡げる必要がある。そのためケース1の内径を
円筒状レンズ2の外径よりも大きくする必要があ
り、光学系が大きくならざるを得ないという問題
点もあつた。
〔考案の目的〕
本考案はこのような従来の光電スイツチの問題
点に鑑みてなされたものであつて、レンズと光電
素子によつて形成される空間の気密性を保持し、
レンズと光電素子の光軸とを常に一致させると共
に光学系を小形化することを技術的課題とする。
〔考案の構成と効果〕
(問題点を解決するための手段) 本考案は光学系の構造に特徴を有する光電スイ
ツチであつて、第1図に示すように、筒状で中間
に透明の仕切板を有し、その前面にレンズを接着
して密閉された空間が形成され、該後部に光電素
子が接着されたレンズホルダを具備することを特
徴とするものである。
(作用) このような特徴を有する本考案によれば、第1
図に示すようにケース内に仕切板を有するレンズ
ホルダが設けられ、光電素子及びレンズは該レン
ズホルダに一体に接着されている。従つてレンズ
とレンズホルダによつて形成される空間の気密性
が保持される。又レンズと光電素子との光軸を確
実に一致させることができる。
(考案の効果) そのため本考案によれば、従来例のように円筒
状レンズの溝にオーリングを介して光電素子を装
着する必要がなく、オーリングが不要となり気密
性が大幅に向上する。従つて樹脂や水分が空間に
浸入する恐れがなくなる。
又光電素子をレンズホルダの後部に接着するこ
とによつて光学系を構成しているので、従来例の
ように円筒状のレンズを用いて光電素子の挿入時
にその径を拡げる必要がない。そのため光電素子
を所定の位置に確実に接続することができ、レン
ズと光電素子の光軸を一致させることができる。
従つて光学系の信頼性及び安定性が大幅に向上す
る。
更に上光学系の形状を小形化でき、小型で組立
容易且つ低価格に光電スイツチを構成できる。
〔実施例の説明〕
第1図は本考案の一実施例による透過型光電ス
イツチの投光器10を示す縦断面図である。この
図において円筒形の樹脂製ケース11内にレンズ
ホルダ12が設けられいる。レンズホルダ12は
円筒状であり、中間部の円板状の透明の仕切板1
3によつて二分されている。レンズホルダ12の
先端面にはあらかじめレンズ14が例えば超音波
溶着によつて気密に接着され、レンズホルダ12
の前部に密閉された空間15が形成されている。
レンズホルダ12の後部は投光素子16のフラン
ジを、例えば接着剤で接着し密閉された空間17
を形成する。投光素子16の背面にはプリント基
板18が設置され投光素子16がプリント基板1
8に実装される投光回路部19と電気的に接続さ
れている。そしてケース11内の投光回路部19
の空隙は樹脂20が充填されている。
一方実施例の受光器の光学系は図示を省略して
いるが投光器10と同様に構成される。受光器で
は投光素子16に代えてフオトトランジスタ等の
受光素子をレンズホルダ12の後部に挿入する。
そしてケース内には光の遮断を検知する検知回路
部を設けておくことはいうまでもない。
このようにして構成された投受光器を対向して
配置し、投受光器を動作させると、投光素子16
から照射された光は、レンズホルダ12の仕切板
13を透過し、レンズ14に達しその外の検出領
域で平行光束として受光器に与えられる。
尚本実施例は透過型の光電スイツチについて説
明したが、反射型の光電スイツチについても本考
案を適用することができることはいうまでもな
い。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による光電スイツチの一実施例
を示す縦断面図、第2図は従来の光電スイツチの
一例を示す縦断面図、第3図はその一点鎖線Aの
部分の部分拡大断面図である。 1,11……ケース、2,14……レンズ、3
……パツキン、4……溝、5……オーリング、6
……光電素子、7……検知回路部、8,15,1
7……空間、10……投光器、12……レンズホ
ルダ、13……仕切板、16……投光素子、18
……プリント基板、19……投光回路部、20…
…樹脂。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 筒状で中間に透明の仕切板を有し、その前面に
    レンズを接着して密閉された空間が形成され、該
    後部に光電素子が接着されたレンズホルダを具備
    することを特徴とする光電スイツチ。
JP14105386U 1986-09-12 1986-09-12 Expired - Lifetime JPH0525148Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14105386U JPH0525148Y2 (ja) 1986-09-12 1986-09-12

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JP14105386U JPH0525148Y2 (ja) 1986-09-12 1986-09-12

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Publication Number Publication Date
JPS6345940U JPS6345940U (ja) 1988-03-28
JPH0525148Y2 true JPH0525148Y2 (ja) 1993-06-25

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JP14105386U Expired - Lifetime JPH0525148Y2 (ja) 1986-09-12 1986-09-12

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