JPS6246288Y2 - - Google Patents

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JPS6246288Y2
JPS6246288Y2 JP1982202134U JP20213482U JPS6246288Y2 JP S6246288 Y2 JPS6246288 Y2 JP S6246288Y2 JP 1982202134 U JP1982202134 U JP 1982202134U JP 20213482 U JP20213482 U JP 20213482U JP S6246288 Y2 JPS6246288 Y2 JP S6246288Y2
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JP
Japan
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light
case
wavelength
photoelectric sensor
light emitting
Prior art date
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Application number
JP1982202134U
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English (en)
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JPS59104556U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 考案の分野 この考案は光電センサに関し、特にケースが単
一材料で一体的に形成された光電センサに関す
る。
考案の背景 光電センサは、一般に投光素子および受光素子
が少なくともケース内に収められ、投光素子から
ケース外部を経て受光素子に与えられる光が変化
することにより、物体の検出が行なわれる。それ
ゆえ、少なくともケースの投光素子からの光が出
力される部分と、受光素子に投光素子からの光が
入力される部分とは、光が透過できるように透明
材料で形成されていた。また、その他のケース部
分は、受光素子等に外部からの光が当たり、光電
センサが誤動作等をしないように、普通不透明な
材料で形成されていた。
しかし、上記のようなケースでは、たとえば、
不透明ケースの一部に透明部を接着等しなければ
ならず、製造上手間を要し、かつその接合部から
水分やほこり等が進入するおそれがあるばかりで
なく、光が通過する不透明ケース部分の表面にほ
こり等が付着しやすいという欠点があつた。
考案の目的 それゆえにこの考案の目的は、上記欠点を解消
すべくケースを単一材料で一体的に形成し、か
つ、投光素子から受光素子に与えられる物体検出
用の光が通過するケース部分にほこり等が付着し
ない形状のケースを備える光電センサを提供する
ことである。
考案の概要 この考案は、簡単に言えば、ケースは所定の波
長以上の長い波長の光を透過しかつその所定の波
長未満の短い波長の光を透過しない材料で一体的
に形成され、投光素子の発する光は所定の波長よ
り充分長い波長の光が選ばれ、投光素子から受光
素子に与えられる光が通過するケース部分を肉厚
にした光電センサである。
この考案の上述の目的と特徴は、図面を参照し
て行なう以下の実施例の説明から一層明らかとな
ろう。
実施例の説明 第1図は、この考案の一実施例のケース材料の
波長と光透過率との関係、ならびに後述する投光
用ダイオード(LED)および表示用LEDの光の
波長と出力を表わす図である。
図において、横軸はオングストロームで表わす
波長であり、縦軸はケースの光透過率または発光
ダイオードの出力を示す。
図示のように、このケースは、波長が6.5×103
ないし7.0×103オングストローム以上の光はよく
透過するが、波長がそれ未満の光はほとんど透過
しない。
これは、別の見方をすれば、波長が7.5×103
いし8.0×103オングストロームは赤外線であるか
ら、ケースは、可視赤色光の長波長側の一部を除
く可視光はほとんど通さないことになる。つま
り、ケースは、視覚的にはほとんど不透明に見え
るのである。このような特性を有するケース材料
としては、たとえば「ユーピロン」(三菱樹脂化
学株式会社商品名)等の着色材料樹脂がある。
次に、投光用LEDの光の波長は、この実施例
では約9.5×103オングストロームの赤外線光であ
るが、ケースはこの光はよく透過する。
また、表示用LEDの光の波長は、約6.8×103
ングストロームの赤色可視光であり、ケースはこ
の光も透過する。よつて、ケース内で表示を
LEDが点灯した場合、それを外部から視覚で確
認できる。
第2図はこの考案の一実施例の外観斜視図であ
る。光電センサケース2は、上述の特性を有する
材料で一体的に形成されており、その前部側面中
央は、段差がつけられた肉厚部23となつてい
る。これがこの実施例の特徴である。このよう
に、ケース2の前部側面に段差を設けた肉厚部2
3を形成することにより、この肉厚部23の主面
上、すなわち後述する投光素子から出力され、受
光素子に入力される光が通過する面上に、微細な
ほこり等が付着しにくくなる。
ケース2の両側面には、突出部21が設けられ
ており、この突出部21によつて光電センサ1は
所定の場所に取付けられる。
また、ケース2の後部からは端子4が出てい
る。
第3図は、第2図に示す光電センサ1のケース
を除く分解図である。この図を参照して、光電セ
ンサ1の内部構造を簡単に説明する。投光・受光
素子ホルダ3の先端部には、投光用LED6およ
び受光用フオトダイオード6′が取付けられる。
そしてこの投光用LEDから出力される光が被検
出物によつて反射され、受光用フオトダイオード
6′に入力されることによつて、物体の検出がな
される。
また、投光・受光素子ホルダ3には、所定の電
子回路等が形成されたプリント基板5が装着され
る。プリント基板5は投光素子6,受光素子6′
および端子4とそれぞれ電気的に接続される。そ
してプリント基板5上に構成された電子回路によ
つて端子4から与えられる電源をもとに投光素子
6および受光素子6′が駆動され、投光素子6が
点灯し、また受光素子6′の受光する光の変化に
応答して、物体の検出をする。そして、この実施
例の場合、物体を検出した場合は、表示用ダイオ
ード51が点灯して、それを知らせる。さらに、
検出出力は、プリント基板5に電気的に接続され
た端子4から外部回路への伝達される。
第4図は、第2図に示す実施例のケース2の平
面図および側断面図である。第4図を参照して、
ケース2の前部側面に形成された肉厚部23は、
その肉厚tが、側面よりたとえば0.1〜0.2mm厚く
形成されている。また、その肉厚部23は、ケー
スの前部側面に対して段差をつけて形成したた
め、この肉厚部23が外観上明瞭に確認でき、光
電センサの検出用光の通過する面を容易に知るこ
とができる。
考案の効果 以上のように、この考案は光電センサケースの
投光素子から受光素子への光が通過するケース部
分を肉厚にしたことにより、その光が通過する部
分にほこり等が付着しにくく、検出性能の向上し
た光電センサとすることができるとともに、ケー
スの材料を波長の長い光のみを透過させるものと
し投光素子の光波長もケースを透過することがで
きる充分な長さをもつた波長にしたので外乱光に
よる誤動作をなくすことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例のケース材料の波
長と光透過率との関係等を示す図である。第2図
はこの考案の一実施例の光電センサ外観斜視図で
ある。第3図は第2図に示す光電センサの内部分
解図である。第4図は第2図に示す実施例のケー
スの平面図および側断面図である。 図において、1は光電センサ、2はケース、2
3は肉厚部、6は投光用LED、6′は受光用フオ
トダイオードを示す。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) ケース内に配置された互いに対をなす投光素
    子および受光素子を少なくとも備え、投光素子
    からケース外部を経て受光素子に与えられる光
    が変化することにより物体の検知をする光電セ
    ンサであつて、 前記ケースは、所定の波長以上の長い波長の
    光を透過しかつその所定の波長未満の短い波長
    の光は透過しない材料で一体的に形成され、 前記投光素子の光は、前記所定の波長より充
    分長い波長の光が選ばれ、 前記ケースの前記投光素子から受光素子への
    光が通過するケース部分を肉厚にしたことを特
    徴とする、光電センサ。 (2) 前記所定の波長は、6.5×103ないし7.0×103
    オングストロームである、実用新案登録請求の
    範囲第1項記載の光電センサ。
JP1982202134U 1982-12-28 1982-12-28 光電センサ Granted JPS59104556U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1982202134U JPS59104556U (ja) 1982-12-28 1982-12-28 光電センサ

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JP1982202134U JPS59104556U (ja) 1982-12-28 1982-12-28 光電センサ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59104556U JPS59104556U (ja) 1984-07-13
JPS6246288Y2 true JPS6246288Y2 (ja) 1987-12-12

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ID=30427614

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JP1982202134U Granted JPS59104556U (ja) 1982-12-28 1982-12-28 光電センサ

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JPS59104556U (ja) 1984-07-13

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