JPH05250856A - 信号処理装置 - Google Patents

信号処理装置

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JPH05250856A
JPH05250856A JP4048699A JP4869992A JPH05250856A JP H05250856 A JPH05250856 A JP H05250856A JP 4048699 A JP4048699 A JP 4048699A JP 4869992 A JP4869992 A JP 4869992A JP H05250856 A JPH05250856 A JP H05250856A
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JP4048699A
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Yoshinobu Sato
佳宣 佐藤
Takeshi Ogawa
武志 小川
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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  • Indexing, Searching, Synchronizing, And The Amount Of Synchronization Travel Of Record Carriers (AREA)
  • Signal Processing Not Specific To The Method Of Recording And Reproducing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 再生時または消去時の効率を向上させた信号
処理装置を提供する。 【構成】 記録媒体に記録された情報を読み取る情報読
み取り手段6と、前記記録媒体の所定位置での記録の有
無を検出する記録検出手段16と、前記記録媒体に記録
されたID情報を復調するID復調手段22と、前記記
録媒体に記録された画像情報を復調する画像復調手段2
4と、前記記録検出手段の検出結果を記録する第1の記
録手段と、前記ID復調手段の出力結果を記録する第2
の記録手段とを備え、前記第2の記録手段は、前記画像
情報の最初の復調時に、前記画像情報に対応したID情
報を記録するように構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、特にスチルビデオ再生
のための信号処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から画像情報を電気的に記録してお
くためにスチルビデオカメラが提案されている。このス
チルビデオカメラによってビデオフロッピーディスク
(以下ディスク)に記録された情報は専用の再生装置に
よって再生される。この種の再生装置には、フィールド
画およびフレーム画の再生のために、フィールド再生機
能とともにフレーム再生機能を有しているものがある。
したがって、画像再生の際には、記録されている画像が
フィールド画かフレーム画かを判別しなくてはいけな
い。この判別のため、記録されたID情報を復調する必
要があるが、ID情報の復調には時間がかかるためフレ
ーム画の再生にも時間がかかっていた。そこで、各トラ
ック毎のID情報をあらかじめ復調しておいてフレーム
画の再生にかかる時間を減少させるものが提案されてい
る。
【0003】一方、この種の装置における画像情報は以
下のような方法により消去されている。すなわち、画像
再生後に1画像を消去する方法、1画像消去動作後に消
去を実行する操作が続行されているときに画像を再生せ
ずに次のトラックを消去する方法、50トラックから1
トラック毎に画像を再生せずに全画面を消去する方法で
ある。
【0004】
【発明が解決しようとしている課題】この種の再生装置
において、記録された情報を再生するためにはディスク
を挿入しなくてはならないが、ディスク挿入時にID情
報を復調するようにしているため、ディスクの交換が頻
繁に行われるとむしろ効率が悪くなっていた。
【0005】一方、消去を実行しているときに、消去ス
イッチを押すのを止め消去動作を中止すると、最後に消
去されたトラックがフレーム画の外周側のトラックの場
合に、このディスクにはフレーム画の内側の情報が残
り、使用者にとって消去したはずの画像が残っていると
いう印象を持ってしまう。
【0006】上記課題を考慮して、本発明は、再生時ま
たは消去時の効率を向上させた信号処理装置を提供する
ことを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】従来抱えている課題を解
決し、上記目的を達成するため、本発明は、記録媒体に
記録された情報を読み取る情報読み取り手段と、前記記
録媒体の所定位置での記録の有無を検出する記録検出手
段と、前記記録媒体に記録されたID情報を復調するI
D復調手段と、前記記録媒体に記録された画像情報を復
調する画像復調手段と、前記記録検出手段の検出結果を
記録する第1の記録手段と、前記ID復調手段の出力結
果を記録する第2の記録手段とを備え、前記第2の記録
手段は、前記画像情報の最初の復調時に、前記画像情報
に対応したID情報を記録するように構成されている。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を用いて詳細に
説明する。
【0009】図1は、本発明を適用した記録再生装置の
概略構成を示すブロック図である。この装置には、ディ
スクドライブ2が備えられており、挿入されたスチルビ
デオフロッピーディスク(以下ディスク)4に対してフ
ィールドヘッド6により記録再生を可能としている。こ
の記録または再生は、ヘッド6に接続されたヘッドスイ
ッチ12を記録REC側あるいは再生PB側に切り替え
ることで行われる。また、ヘッド6は、ステップモータ
8によりディスク4の半径方向に移動可能になされてい
る。PG検出コイル10は、ディスク4の回転に同期し
た信号を発生し、タイミング発生回路30に入力する。
【0010】再生信号は、プリアンプ14を介して、F
M復調回路24に送られるとともに、RF検出回路16
およびフィルタ20を介してID復調回路22に送られ
る。RF検出回路16は、RF検出により各トラックの
記録の有無を検出し、結果をシステム制御部18内のメ
モリに記録する。ID復調回路22は、ID情報を復調
し、結果をシステム制御部18内のメモリに記録する。
FM復調回路24からの信号は、同期信号分離回路26
を介してタイミング発生回路30に入力されるととも
に、A/D変換回路28a,28bを介してデジタル信
号処理回路36に入力される。タイミング発生回路30
は、再生信号から得られる同期信号にH,Vともに同期
してメモリ制御回路32およびデジタル信号処理回路3
6にタイミング信号を与える。このとき信号セレクタ2
7は下側に接続されている。
【0011】輝度信号、色信号はそれぞれフレームメモ
リ34に書き込まれる。本実施例においては、フィール
ドヘッド6を用いているにもかかわらずフレームメモリ
34を備えているので、フレーム画の再生が可能となっ
ている。フレーム画の再生は以下のように行われる。す
なわち、メモリ34に書き込まれた画像は1Vごとに1
フィールド分ずつ交互に出力される。このとき、デジタ
ル信号処理回路36において色信号を直交変調してD/
A変換回路37bに送る。一方、輝度信号をD/A変換
回路37aに送る。その後アンプ38a,38b,38
cを介して出力する。
【0012】システム制御部18は、ディスクドライブ
2を初めとし、ヘッドスイッチ12、信号セレクタ2
7、タイミング発生回路30、デジタル信号処理回路3
6、表示部40、消去信号発生回路62等の動作を制御
する。また、各スイッチ42,44,45,46,4
7,48の出力はシステム制御部18に入力される。
【0013】図2に、システム制御部18内のメモリに
作成されたトラックマップを示す。このマップには、ト
ラック番号に対応したRF検出の結果、検索の有無、フ
レーム画か否か、フレーム画の内側か外側かに対する結
果が記録されている。結果が1の場合はそれぞれ、記録
済、検索済、フレーム、内側となる。そして、これらの
情報を効率的に使うため、RF検出の結果を第1情報レ
ベル、それ以外を第2情報レベルと分けて用いている。
【0014】つぎに、この実施例の動作について、図3
に示すフローチャートを用いて説明する。
【0015】STEP1:ディスクドライブ2にディス
ク4が挿入された際には、ヘッド6を50トラック目に
移動させる。
【0016】STEP2:各トラックに情報が記録され
ているか否かを調べるため、50トラックから順次RF
検出回路16により記録の有無を検出し、結果をシステ
ム制御回路18内のメモリに保持する。そして、この動
作を1トラックまで続ける。この記録・未記録の情報の
レベルを第1情報レベルとし、トラックマップを作成す
る。
【0017】STEP3:記録済のトラックが全トラッ
ク中1個もなければSTEP4に移動し、1個でもあれ
ばSTEP5に移動する。
【0018】STEP4:画像再生信号が存在しないの
で、ミュート画を出力する。
【0019】STEP5:記録済で、かつ最外周(トラ
ック番号が最も小さい)のトラックへヘッド6を移動す
る。
【0020】STEP6:記録されている信号をフィー
ルド信号と仮定して画像信号を再生するとともに、プリ
アンプ14、フィルタ20、ID復調回路22を介して
ID情報を復調する。そして、このID情報を復調した
こと、ID情報がフィールドかフレームか、フレームな
ら内側か外側か、という第2情報レベルの情報をシステ
ム制御回路18内のメモリに保持し、トラックマップを
追加する。
【0021】また、フィールド画の再生は次のようにし
て行う。タイミング発生回路30は、再生信号から得ら
れる同期信号(sync)にH,Vともに同期してメモ
リ制御回路32およびデジタル信号処理回路36にタイ
ミング信号を与える。信号セレクタは下側に接続され
る。輝度信号の書き込みは、複数V(フィールド期間)
にわたって行われる。第1V目は、そのままフレームメ
モリ34に書き込まれる。第2V目は、書き込まれたメ
モリ34の内容を読み出し、A/D変換回路28aを介
してきた信号とをデジタル信号処理回路36で加算して
1/2倍したものをメモリ34へ書き込む。第3V目
は、A/D変換回路28aからの入力を1/4倍し、メ
モリ34からの入力を3/4倍したものを加えてメモリ
34へ書き込む。第4V目は、第3V目と同じである。
第5V目から第10V目は、A/D変換回路28aから
の入力を1/8倍し、メモリ34からの入力を7/8倍
したものを加えてメモリ34へ書き込む。これらの書き
込みは、同じ内容がメモリの2フィールド分に対して行
われる。次に、メモリのうち半分(1フィールド分)に
対し、以下の処理を行う。輝度のメモリに読み書きする
タイミングを1H遅らせる。そして、A/D変換回路2
8aからの入力を1/8倍し、メモリ34からの入力を
7/8倍したものを加えてメモリ34へ書き込む処理を
5Vにわたって行う。このような処理することにより、
最後にメモリ34上に来る信号は、上下2本の走査線の
ほぼ平均をとったものとなる。また、色信号の書き込み
は、A/D変換回路28bを介してデジタル信号処理回
路36内において同時化されてメモリ34に書き込まれ
る。一旦メモリ34に書き込まれた画像情報をデジタル
信号処理回路36を介して出力する。
【0022】STEP7:復調されたID情報を基に、
フレームの内側ならSTEP8に、外側ならSTEP9
に、フィールドならSTEP11にそれぞれ移行する。
ID情報がない場合は、フィールドと同様の扱いをす
る。
【0023】STEP8:STEP7でフレームの外側
であった場合と処理を同じにするために、1トラック外
周側にヘッドを移動させてSTEP9に移行する。
【0024】STEP9:フレーム画像が記録されてい
ると仮定して、画像の再生とID復調を行う。1トラッ
ク分の信号をメモリの半分(フィールド分)に書き込ん
だ後、次のトラックへヘッド6を送り、メモリ34の残
り半分に画像信号を書き込む。一旦メモリ34に書き込
まれた画像情報をデジタル信号処理回路36を介して出
力する。
【0025】STEP10:STEP9で復調したID情
報を基に、フレームペアが成立していればSTEP11
に、成立していなければSTEP18に移行する。ここ
で、フレームペアが成立する条件は、2つの隣り合った
トラックのうち、外周側トラックのID情報がフレーム
外側を示し、内周側トラックのID情報がフレーム内側
を示している場合のみである。どちらかのトラックにI
D情報が記録されていなかったり、ID情報の示す内容
がフィールドだった場合にはフレームペアは成立しな
い。
【0026】STEP11:操作スイッチの入力がなされ
たら、STEP12に移行する。なお、一定時間次の操
作がない場合、ディスクドライブ2の駆動を停止させ
る。
【0027】STEP12:STEP11で入力がなされ
た操作スイッチが、フォアード移動スイッチ45ならS
TEP13に移行し、リバース移動スイッチ47ならS
TEP14に移行し、ダイレクト移動スイッチ(不図
示)ならSTEP15に移行する。
【0028】STEP13:現在のヘッド位置よりも内周
側でかつ記録済のトラックを、トラックマップを基に検
索して、その場所にヘッド6を移動する。記録済のトラ
ックがなければ、ヘッド6は移動させない。
【0029】STEP14:現在のヘッド位置よりも外周
側でかつ記録済のトラックを、トラックマップを基に検
索して、その場所にヘッド6を移動する。記録済のトラ
ックがなければ、ヘッドは移動させない。
【0030】STEP15:テンキー入力で指定されたト
ラックへヘッド6を直接移動させる。
【0031】STEP16:その時のヘッド6の位置のト
ラック情報を参照して以降の処理を決定する。現在のト
ラックが未記録トラックだった場合にはSTEP19に
移行し、現在のトラックが記録済でトラック情報がなけ
ればSTEP6に移行する。また、現在のトラックが記
録済でIDのフレームペアが成立すればSTEP17に
移行し、成立しなければSTEP18に移行する。
【0032】STEP17:フレーム画像の出力処理を行
う。処理が終わるとSTEP11に戻る。
【0033】STEP18:フィールド画像の出力処理を
行う。処理が終わるとSTEP11に戻る。
【0034】STEP19:ミュート画面を出力する処理
を行う。処理が終わるとSTEP11に戻る。
【0035】なお、本実施例においては、ディスク4か
ら再生した画像情報を一旦メモリに書き込んだ後出力し
ているが、メモリを介することなく出力しても構わな
い。
【0036】つぎに、画像信号の消去を行う動作につい
て、図1、図2を用い、図4のフローチャートに従って
説明する。また、ここではフレーム画の再生が行われて
いる状態であるとして説明する。
【0037】STEP101:シングル消去スイッチ42が
押されると、消去動作の待機状態になる。
【0038】STEP102:スタートスイッチ44が押さ
れることにより、次ステップ以降の消去動作が開始され
る。
【0039】STEP103:再生状態がフレーム画である
か否か判断する。フレーム画であればSTEP104に
移行し、フレーム画でなければSTEP108に移行す
る。
【0040】STEP104:現在のヘッド6のトラック位
置がフレームの内側か外側か判断する。内側であればS
TEP105に移行し、外側であればSTEP106に
移行する。
【0041】STEP105:ヘッド6をディスク外周側に
1トラック分移動させる。
【0042】STEP106:ヘッドスイッチ12を記録R
EC側に切り換え、記録アンプ60の出力を停止し、消
去信号発生回路62から消去信号を出力させる。消去終
了後消去信号発生回路62の出力を停止し、ヘッドスイ
ッチ12を再生PB側に切り換える。
【0043】STEP107:ヘッド6をディスク内周側に
1トラック分移動させる。
【0044】STEP108:STEP106と同様の消去
動作を行う。
【0045】STEP109:消去動作後、ヘッド6のトラ
ック位置が50トラック目であれば消去動作を終了す
る。トラック位置が50トラック目でなければ次のステ
ップに移行する。
【0046】STEP110:シングル消去スイッチ42が
押されていなければ消去動作を終了する。押されていれ
ば次のステップに移行する。
【0047】STEP111:スタートスイッチ44が押さ
れていなければ消去動作を終了する。押されていれば次
のステップに移行する。
【0048】STEP112:ヘッド6を1トラック内側に
移動させる。
【0049】STEP113:現トラックが記録されている
か否かをトラックマップを用いて検索する。未記録の場
合は、STEP108に戻り、一連の消去動作を実行す
る。記録済の場合は、次のステップに移行する。
【0050】STEP114:トラックマップの第2情報レ
ベルにおける検索レベルが0の場合は次のステップに移
行する。検索レベルが1の場合は、STEP116に移
行する。
【0051】STEP115:ディスク4からID情報を読
み込む。
【0052】STEP116:記録された画像がフレーム画
か否か判断する。フレーム画でない場合、STEP10
8に戻り、一連の消去動作を実行する。フレーム画の場
合、次のステップに移行する。
【0053】STEP117:フレーム画の内側か外側かを
判断する。内側の場合、STEP108に戻り、一連の
消去動作を実行する。外側の場合、次のステップに移行
する。
【0054】STEP118:現トラックの消去動作を行
う。
【0055】STEP119:消去動作後、ヘッド6のトラ
ック位置が50トラック目であれば消去動作を終了す
る。トラック位置が50トラック目でなければ次のステ
ップに移行する。
【0056】STEP120:次トラックのRFレベルをト
ラックマップにより検索する。未記録の場合はSTEP
110に戻る。記録済の場合は次のステップに移行す
る。
【0057】STEP121:次トラックについてのトラッ
クマップの第2情報レベルにおける検索レベルが0の場
合はSTEP124に移行する。検索レベルが1の場合
は、次のステップに移行する。
【0058】STEP122:記録された画像がフレーム画
か否か判断する。フレーム画でない場合、STEP11
0に戻る。フレーム画の場合、次のステップに移行す
る。
【0059】STEP123:フレーム画の内側か外側かを
判断する。内側の場合、STEP107に戻る。外側の
場合、STEP110に戻る。
【0060】STEP124:ヘッド6を1トラック分内側
に移動させる。
【0061】STEP125:ディスク4からID情報を読
み込む。
【0062】STEP126:記録された画像がフレーム画
か否か判断する。フレーム画でない場合、STEP12
8に移行する。フレーム画の場合、次のステップに移行
する。
【0063】STEP127:フレーム画の内側か外側かを
判断する。内側の場合、STEP108に戻り、一連の
消去動作を実行する。外側の場合、次のステップに移行
する。
【0064】STEP128:シングル消去スイッチ42が
押されていれば次のステップに移行し、押されていなけ
ればSTEP130に移行する。
【0065】STEP129:スタートスイッチ44が押さ
れていればSTEP118に戻り、フレーム外側の消去
動作を行う。押されていなければ次のステップに移行す
る。
【0066】STEP130:ヘッド6を1トラック分外周
側に移動させ消去動作を終了する。
【0067】以上のシーケンスに従い、フレーム画の再
生が行われている場合の表示部の状態を図6を用い説明
する。
【0068】シングル消去スイッチ42が押されると、
表示部40は図6(a)に示すフレーム画の再生である
ことを表す「FRAME」という表示から、図6(b)
に示す消去可能な状態である「FRAME」「ERAS
E」という表示に変わり、消去動作の待機状態になる。
図中表示部40内の数字はトラック番号を示しており、
ここでは「1」である。スタートスイッチ44が押され
ることにより、表示部40が図6(c)に示すように再
生状態を示す表示が消え、「ERASE」のみの表示に
変わる。フレームの外側であるから、ヘッドスイッチ1
2を記録REC側に切り換え、記録アンプ60の出力を
停止し、消去信号発生回路62から消去信号を出力させ
る。消去終了後消去信号発生回路62の出力を停止し、
ヘッドスイッチ12を再生PB側に切り換える。ヘッド
6をディスク内周側に1トラック分移動させる。ここで
は2トラック目が消去されるので図6(d)に示される
ようにトラック番号は「2」になる。その後、同様の消
去動作を行う。50トラック目ではないので、続けて消
去するか選択する。終了する場合は、シングル消去スイ
ッチ42あるいはスタートスイッチ44を押すのをやめ
る。このとき表示部40は図6(f)に示されるように
トラック番号は「2」を示し、「ERASE」の表示は
消える。続ける場合は、シングル消去スイッチ42、ス
タートスイッチ44を押し続ける。この場合、さらにヘ
ッド6を1トラック内側に移動させる。このとき表示部
40は図6(e)に示されるようにトラック番号は
「3」になる。ここで、記録済でID情報が復調されて
いないとすると、ID情報を復調する。そしてフレーム
の外側とすると、一連の消去動作を実行する。トラック
位置が50トラック目でないので、次トラックのRFレ
ベルをトラックマップにより検索する。未記録の場合に
は続けて消去するか選択する。ここでは続けないとし
て、スタートスイッチ44を押すのを止め操作を終了す
る。
【0069】次に、全消去の場合について図1、図2を
用い、図5のフローチャートに従って説明する。
【0070】STEP201:全消去スイッチ42が押され
ると、全トラック消去動作の待機状態になる。
【0071】STEP202:スタートスイッチ44が押さ
れることにより、次ステップ以降の消去動作が開始され
る。
【0072】STEP203:ヘッド6を最内周50トラッ
クの位置に移動させる。
【0073】STEP204:録画再生装置の電源供給源が
電池か否かを電源検出スイッチ48により検出し、電池
の場合は次のステップに移行する。電池以外、例えばA
C電源等の場合はSTEP209に移行する。
【0074】STEP205:現トラックを消去する。消去
の方法はシングル消去で説明した方法と同様である。
【0075】STEP206:現トラック位置が1トラック
目であるかどうか判断する。1トラック目であれば動作
を終了し、1トラック目でなければ次のステップに移行
する。
【0076】STEP207:スタートスイッチ44が再度
押されたかどうか判断する。再度押された場合は、動作
の停止命令がなされたとして動作を終了する。押されて
いない場合は、次のステップに移行する。
【0077】STEP208:ヘッド6を1トラック分外周
側に移動させ、STEP204に戻る。
【0078】STEP209:トラックマップにおける現ト
ラックのRFレベルが0(未記録)か1(記録済)かを
判断する。未記録の場合は、STEP205に戻り消去
を行う。記録済の場合は、次のステップに移行する。
【0079】STEP210:トラックマップにより現トラ
ックの検索レベルが0(未検索)か1(検索済)かを調
べる。検索済の場合はSTEP212に移行する。未検
索の場合は次のステップに移行する。
【0080】STEP211:現トラックのID情報の読み
込みを行う。
【0081】STEP212:トラックマップにより記録さ
れている画像がフレーム画か否かを判断する。フレーム
画でない場合、STEP205に戻り消去を行う。フレ
ーム画の場合、次のステップに移行する。
【0082】STEP213:トラックマップによりフレー
ムの内側か外側かを判断をする。外側の場合、STEP
205に戻り消去を行う。内側の場合、次のステップに
移行する。
【0083】STEP214:現トラックの消去を行う。
【0084】STEP215:現トラック位置が1トラック
目であるかどうか判断する。1トラック目であれば動作
を終了し、1トラック目でなければ次のステップに移行
する。
【0085】STEP216:ヘッド6を移動せずに、トラ
ックマップにより次トラックのRF状態を調べ、未記録
であれば、STEP207に戻る。記録済であれば、次
のステップに移行する。
【0086】STEP217:トラックマップにより次トラ
ックの検索レベルを調べ、未検索ならばSTEP220
に移行し、検索済ならば、次のステップに移行する。
【0087】STEP218:トラックマップにより次トラ
ックの記録画像がフレーム画か否かを調べ、フレーム画
ならば次のステップに移行し、フレーム画でなければS
TEP207に戻る。
【0088】STEP219:トラックマップによりフレー
ムの内側か外側かを判断し、内側の場合STEP207
に戻り、外側の場合STEP208に戻る。
【0089】STEP220:ヘッド6を1トラック分外周
側に移動させる。
【0090】STEP221:ID情報が復調されていない
ので、ここで現トラックのID情報を復調し、トラック
マップに記録する。
【0091】STEP222:トラックマップにより現トラ
ックの記録画像がフレーム画か否かを調べ、フレーム画
ならば次のステップに移行し、フレーム画でなければS
TEP225に移行する。
【0092】STEP223:トラックマップによりフレー
ムの内側か外側かを判断し、内側の場合次のステップに
移行し、外側の場合STEP205に戻り消去動作を行
う。
【0093】STEP224:スタートスイッチ44が再度
押されたかどうかを判断し、押されていない場合はST
EP214に戻り消去動作を行う。押された場合は次の
ステップに移行する。
【0094】STEP225:ヘッド6を1トラック分内周
側に戻して消去動作を終了する。
【0095】全消去動作がなされているときの表示部4
0の状態を図6(g)以降に示す。フレーム画再生状態
から全消去スイッチ46が押されることにより、図6
(g)に示す「FRAME」の表示から図6(h)に示
す「FRAME」「ALL」「ERASE」の表示に変
わる。そして、初めに、ヘッド6を50トラック目に移
動させるので、図6(i)に示すようにトラック番号
「50」が表示される。そして、順次外側に移動するに
従い、図6(j),(k)に示すようにトラック番号が
「49」「48」と変わる。そして、ここで消去動作を
終了させると、図6(l)に示すように「ALL」「E
RASE」の表示は消える。
【0096】本実施例においては、消去動作が実行され
た後、次のトラックに移動して消去動作が実行されずに
終了する場合は、消去された前のトラックに戻るように
しているので、終了時にヘッドが位置するトラックの消
去が実行されているか否か誤解することはない。
【0097】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
は、時間のかかるID復調を、画像情報の最初の復調時
に、復調して記録するようにしているので、ディスク交
換時の画像出力のタイムラグを最小限にとどめ、かつ2
回目以降のアクセスに対しての画像出力も最小限の時間
で行うことができる。
【0098】また、記録媒体の所定の位置に記録された
情報を消去する際に、前記所定の位置に対応する第1の
記録手段および第2の記録手段における記録情報を検索
し、第2の記録手段に記録情報が存在した場合には、情
報を消去可能とさせているので、1画像単位の消去が可
能になる。
【0099】さらに、短時間に消去の一連の動作が終了
するため、消費電力も少なくなる。
【0100】また、電源の種類により消去動作を選択す
ることにより、電池の場合には消費電力を優先した動作
が可能になり、電池以外の場合には操作性能を優先した
消去動作が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した記録再生装置の概略構成を示
すブロック図である。
【図2】トラックマップを示した説明図である。
【図3】実施例における再生動作を示したフローチャー
トである。
【図4】実施例におけるシングル消去動作を示したフロ
ーチャートである。
【図5】実施例における全消去動作を示したフローチャ
ートである。
【図6】消去動作実行中の表示部の状態を示した説明図
である。
【符号の説明】
2 ディスクドライブ 4 ビデオフロッピーディスク 6 ヘッド 16 RF検出回路 18 システム制御部 22 ID復調回路 24 FM復調回路 62 消去信号発生回路

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録媒体に記録された情報を読み取る情
    報読み取り手段と、 前記記録媒体の所定位置での記録の有無を検出する記録
    検出手段と、 前記記録媒体に記録されたID情報を復調するID復調
    手段と、 前記記録媒体に記録された画像情報を復調する画像復調
    手段と、 前記記録検出手段の検出結果を記録する第1の記録手段
    と、 前記ID復調手段の出力結果を記録する第2の記録手段
    と、 を備え、 前記第2の記録手段は、前記画像情報の最初の復調時
    に、前記画像情報に対応したID情報を記録することを
    特徴とする信号処理装置。
  2. 【請求項2】 記録媒体は磁気ディスクであり、この磁
    気ディスクを装置内に装着した直後に、記録検出手段
    は、前記磁気ディスクの全てのトラックに対する記録の
    有無を検出することを特徴とする請求項1記載の信号処
    理装置。
  3. 【請求項3】 記録媒体に記録された情報を読み取る情
    報読み取り手段と、 前記記録媒体の所定位置での記録の有無を検出する記録
    検出手段と、 前記記録媒体に記録されたID情報を復調するID復調
    手段と、 前記記録媒体に記録された画像情報を復調する画像復調
    手段と、 前記記録検出手段の検出結果を記録する第1の記録手段
    と、 前記ID復調手段の出力結果を記録する第2の記録手段
    と、 前記記録媒体に記録された情報を消去可能とする消去手
    段と、 前記記録媒体の所定の位置に記録された情報を消去する
    際に、前記所定の位置に対応する前記第1の記録手段お
    よび第2の記録手段における記録情報を検索し、前記第
    2の記録手段に記録情報が存在した場合には、前記記録
    された情報を消去可能とさせる制御手段と、を備えてい
    ることを特徴とする信号処理装置。
  4. 【請求項4】 制御手段は、前記記録媒体の所定の位置
    に記録された情報を消去する際に、前記所定の位置に対
    応する前記第1の記録手段および第2の記録手段におけ
    る記録情報を検索し、前記第2の記録手段に記録情報が
    存在しない場合には、前記所定の位置に対するID情報
    を復調した後、前記記録された情報を消去可能とさせる
    ことを特徴とする請求項3記載の信号処理装置。
  5. 【請求項5】 供給電源が電池か否かを判断する電源判
    断手段を有し、 この電源判断手段が、供給電源は電池でないと判断した
    際に、制御手段は、前記記録媒体の所定の位置に記録さ
    れた情報を消去する際に、前記所定の位置に対応する前
    記第1の記録手段および第2の記録手段における記録情
    報を検索し、前記第2の記録手段に記録情報が存在した
    場合には、前記記録された情報を消去可能とさせること
    を特徴とする請求項3記載の信号処理装置。
JP4048699A 1992-03-05 1992-03-05 信号処理装置 Pending JPH05250856A (ja)

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