JPH05250564A - 金銭登録装置及び金銭登録装置における印字方法 - Google Patents
金銭登録装置及び金銭登録装置における印字方法Info
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- JPH05250564A JPH05250564A JP5017092A JP5017092A JPH05250564A JP H05250564 A JPH05250564 A JP H05250564A JP 5017092 A JP5017092 A JP 5017092A JP 5017092 A JP5017092 A JP 5017092A JP H05250564 A JPH05250564 A JP H05250564A
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- Japan
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 金銭登録装置及び金銭登録装置における印字
方法に関し、レシート発行の待ち時間を短縮することを
目的とする。 【構成】 操作入力ごとに、異なる印字媒体にレシート
印字とジャーナル印字とを行シリアルに行う金銭登録装
置において、その金銭登録における印字のうち、少なく
とも該金銭登録の最終操作入力以降の行の印字に対して
は、レシートの印字制御を先行して行った後、ジャーナ
ルの印字制御を行う印字情報出力部(5) を備えるように
構成する。
方法に関し、レシート発行の待ち時間を短縮することを
目的とする。 【構成】 操作入力ごとに、異なる印字媒体にレシート
印字とジャーナル印字とを行シリアルに行う金銭登録装
置において、その金銭登録における印字のうち、少なく
とも該金銭登録の最終操作入力以降の行の印字に対して
は、レシートの印字制御を先行して行った後、ジャーナ
ルの印字制御を行う印字情報出力部(5) を備えるように
構成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は金銭登録装置及び金銭登
録装置における印字方法の改良に関する。小売店等で使
用される金銭登録装置(レジスタ,POS端末等)は、
商品の会計時に買物客に渡すレシートと、店で保管する
記録(ジャーナル)を印字する機能を備えている。この
レシートとジャーナルとは1個の印字ヘッドで行シリア
ルに同時に印字されているため、個々の商品登録時はと
もかく、合計キー押下後の複数行の印字に時間がかか
り、この部分のジャーナル印字のために顧客を待たせる
ことになる。このため、迅速にレシート印刷を終了させ
る金銭登録装置が求められている。
録装置における印字方法の改良に関する。小売店等で使
用される金銭登録装置(レジスタ,POS端末等)は、
商品の会計時に買物客に渡すレシートと、店で保管する
記録(ジャーナル)を印字する機能を備えている。この
レシートとジャーナルとは1個の印字ヘッドで行シリア
ルに同時に印字されているため、個々の商品登録時はと
もかく、合計キー押下後の複数行の印字に時間がかか
り、この部分のジャーナル印字のために顧客を待たせる
ことになる。このため、迅速にレシート印刷を終了させ
る金銭登録装置が求められている。
【0002】
【従来の技術】図6はPOS端末装置外観図、図7はレ
シート/ジャーナル印字例を表す図である。図6はPO
S端末装置の外観例を示したもので、以下の操作入力お
よび処理により、買物客が買い上げた商品の会計処理
(商品登録)が行われる。なお、レシート/ジャーナル
の印字に付いては、図7に基づき説明する。
シート/ジャーナル印字例を表す図である。図6はPO
S端末装置の外観例を示したもので、以下の操作入力お
よび処理により、買物客が買い上げた商品の会計処理
(商品登録)が行われる。なお、レシート/ジャーナル
の印字に付いては、図7に基づき説明する。
【0003】オペレータは、図示省略したバーコード
リーダまたはキーボード2より商品コード,数量等を入
力する。 上位装置の価格参照ファイルが参照されてその商品の
登録が行われ、その商品の明細(商品名と価格等、ジャ
ーナル側は商品名の代わりに商品コードが用いられる。
この明細と小計キー押下による印字項目、買上げ点数,
小計,外税額とを以下商品明細部と称する)が表示部1
に表示され、且つプリンタ部6により、顧客に渡すレシ
ート20の印字および装置内に残すジャーナル21の印字が
行われる。この際、プリンタ部6は1個の印字ヘッド24
を備え、先ずレシートの1行目を印字した後ジャーナル
の1行目を印字し、次に両方の媒体の紙送りを行った後
2行目を1行目と同じように印字するというように行シ
リアルに印字する。
リーダまたはキーボード2より商品コード,数量等を入
力する。 上位装置の価格参照ファイルが参照されてその商品の
登録が行われ、その商品の明細(商品名と価格等、ジャ
ーナル側は商品名の代わりに商品コードが用いられる。
この明細と小計キー押下による印字項目、買上げ点数,
小計,外税額とを以下商品明細部と称する)が表示部1
に表示され、且つプリンタ部6により、顧客に渡すレシ
ート20の印字および装置内に残すジャーナル21の印字が
行われる。この際、プリンタ部6は1個の印字ヘッド24
を備え、先ずレシートの1行目を印字した後ジャーナル
の1行目を印字し、次に両方の媒体の紙送りを行った後
2行目を1行目と同じように印字するというように行シ
リアルに印字する。
【0004】次の買上商品があればと同じ操作およ
び処理により商品登録が行われ、その商品の明細の表示
およびレシート,ジャーナルの印字が行われる。 買上商品の登録が終了するとオペレータは小計キーを
押下する。これにより、登録商品の金額の合計(小計)
が行われ、外税額が計算されて、表示,および図7のご
とく買上げ点数,小計,外税額の3行が行シリアルに印
字される。
び処理により商品登録が行われ、その商品の明細の表示
およびレシート,ジャーナルの印字が行われる。 買上商品の登録が終了するとオペレータは小計キーを
押下する。これにより、登録商品の金額の合計(小計)
が行われ、外税額が計算されて、表示,および図7のご
とく買上げ点数,小計,外税額の3行が行シリアルに印
字される。
【0005】このとき、表示部1には小計と外税額と
が加算された合計金額(支払い金額)が表示されるか
ら、オペレータはこの金額に基づき顧客から預った金額
を入力し、合計キーを押下する。これにより、釣銭が表
示されるとともに、合計,預かり金,釣銭,取引通番の
フッタ部の印字が行シリアルに行われる。この間、オペ
レータは釣銭を用意し、レシートの印字が終了しカット
された後、レシートと釣銭とを顧客に渡して、次の顧客
の会計処理に移行する。
が加算された合計金額(支払い金額)が表示されるか
ら、オペレータはこの金額に基づき顧客から預った金額
を入力し、合計キーを押下する。これにより、釣銭が表
示されるとともに、合計,預かり金,釣銭,取引通番の
フッタ部の印字が行シリアルに行われる。この間、オペ
レータは釣銭を用意し、レシートの印字が終了しカット
された後、レシートと釣銭とを顧客に渡して、次の顧客
の会計処理に移行する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】以上の従来例では、合
計キー(登録の最終キー)を押下した後は、レシートの
フッタ部とジャーナルのフッタ部の印字が行シリアルに
少なくとも4行印字される。この間オペレータは顧客と
金銭のやりとりを行うが、オペレータが操作に慣れる
と、釣銭がある場合でも、レシートの印字終了を待つよ
うになる。このため、顧客が多い場合は、会計処理の運
用に時間がかかる。
計キー(登録の最終キー)を押下した後は、レシートの
フッタ部とジャーナルのフッタ部の印字が行シリアルに
少なくとも4行印字される。この間オペレータは顧客と
金銭のやりとりを行うが、オペレータが操作に慣れる
と、釣銭がある場合でも、レシートの印字終了を待つよ
うになる。このため、顧客が多い場合は、会計処理の運
用に時間がかかる。
【0007】本発明は上記課題に鑑み、レシートの印字
終了時間を速めてトータルな運用時間を短縮する金銭登
録装置及び金銭登録装置における印字方法を提供するこ
とを目的とする。
終了時間を速めてトータルな運用時間を短縮する金銭登
録装置及び金銭登録装置における印字方法を提供するこ
とを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】図1一実施例の構成図の
うち、対応する機能部分を抽出して説明する。5は印字
情報出力部で、金銭登録における印字のうち、少なくと
もその金銭登録の最終操作入力以降の行の印字に対して
は、レシートの印字制御を先行して行った後、ジャーナ
ルの印字制御を行う。
うち、対応する機能部分を抽出して説明する。5は印字
情報出力部で、金銭登録における印字のうち、少なくと
もその金銭登録の最終操作入力以降の行の印字に対して
は、レシートの印字制御を先行して行った後、ジャーナ
ルの印字制御を行う。
【0009】
【作用】印字情報出力部5は、金銭登録における印字の
うち、少なくともその金銭登録の最終操作入力(合計キ
ー押下)以降の行の印字に対しては、レシートの印字制
御を行った後、ジャーナルの印字制御を行う。
うち、少なくともその金銭登録の最終操作入力(合計キ
ー押下)以降の行の印字に対しては、レシートの印字制
御を行った後、ジャーナルの印字制御を行う。
【0010】以上のごとく、少なくとも最終入力以降の
行の印字は、レシート印字を先行して印字し、しかる後
ジャーナル印字を行うので、その行のジャーナルの印字
時間分レシートの印字終了を速めることができ、レシー
ト発行の待ち時間を短縮することができる。
行の印字は、レシート印字を先行して印字し、しかる後
ジャーナル印字を行うので、その行のジャーナルの印字
時間分レシートの印字終了を速めることができ、レシー
ト発行の待ち時間を短縮することができる。
【0011】
【実施例】図1は一実施例の構成図、図2は一実施例の
処理フローチャート図、図3はプリンタ部機構図、図4
は印字情報フォーマット例を表す図、図5は一実施例の
印字情報例を表す図である。
処理フローチャート図、図3はプリンタ部機構図、図4
は印字情報フォーマット例を表す図、図5は一実施例の
印字情報例を表す図である。
【0012】図1はPOS端末装置の構成例を示したも
のである。図中、3は入出力制御部で、表示部1および
合計キー,小計キー,テンキー等を有するキーボード2
を制御して入出力制御を行う。4は商品登録部で、キー
ボード2からの入力を解読して商品登録,表示制御等を
行うとともに、印字情報出力部5により本発明に関する
印字情報を出力する。6はプリンタで、印字機構7、紙
送り機構8等を備える。9はプリンタ制御部で、印字情
報出力部5から出力される印字情報を解読して紙送り機
構8、印字機構7をそれぞれ制御する。10はレシートの
印刷完了を通知するスピーカである。
のである。図中、3は入出力制御部で、表示部1および
合計キー,小計キー,テンキー等を有するキーボード2
を制御して入出力制御を行う。4は商品登録部で、キー
ボード2からの入力を解読して商品登録,表示制御等を
行うとともに、印字情報出力部5により本発明に関する
印字情報を出力する。6はプリンタで、印字機構7、紙
送り機構8等を備える。9はプリンタ制御部で、印字情
報出力部5から出力される印字情報を解読して紙送り機
構8、印字機構7をそれぞれ制御する。10はレシートの
印刷完了を通知するスピーカである。
【0013】図3はプリンタ部の機構例を示したもので
ある。ここでプラテン23, 印字ヘッド24は印字機構7を
構成するもので、ここでは、1行印字終了後、レシート
20のホームポジションHP 1、またはジャーナル21のホー
ムポジションHP 2にリターンして1方向印字を行うもの
としている。また送りローラ25a および送りローラ25b
は紙送り機構8を構成するもので、それぞれ指令によ
り、個別にレシート用紙20a,ジャーナル用紙21a の紙送
りを行う。なお、ジャーナル用紙21b に付いては、巻取
り側は所定のテンションとなるように図示省略したモー
タにより巻き取るように構成している。このように、個
別に紙送り可能にすることにより、他方の用紙に空白を
発生させることなく、一方の用紙に複数行先行印字させ
ることができる。カッタ22はレシート20を一部を残して
切り込むもので、残った部分はオペレータにより切り取
られる。以上のごとくプリンタ部6は、互いに他方の用
紙の紙送りを停止した状態で一方の用紙のみ印字するこ
とができ、また、同時に紙送りすることにより、行シリ
アルに両方の用紙に印字することができる構成となって
いる。
ある。ここでプラテン23, 印字ヘッド24は印字機構7を
構成するもので、ここでは、1行印字終了後、レシート
20のホームポジションHP 1、またはジャーナル21のホー
ムポジションHP 2にリターンして1方向印字を行うもの
としている。また送りローラ25a および送りローラ25b
は紙送り機構8を構成するもので、それぞれ指令によ
り、個別にレシート用紙20a,ジャーナル用紙21a の紙送
りを行う。なお、ジャーナル用紙21b に付いては、巻取
り側は所定のテンションとなるように図示省略したモー
タにより巻き取るように構成している。このように、個
別に紙送り可能にすることにより、他方の用紙に空白を
発生させることなく、一方の用紙に複数行先行印字させ
ることができる。カッタ22はレシート20を一部を残して
切り込むもので、残った部分はオペレータにより切り取
られる。以上のごとくプリンタ部6は、互いに他方の用
紙の紙送りを停止した状態で一方の用紙のみ印字するこ
とができ、また、同時に紙送りすることにより、行シリ
アルに両方の用紙に印字することができる構成となって
いる。
【0014】図4(a) は印字情報フォーマット例を示し
たもので、制御情報と印字データとホームポジションを
指定するHP指定データとで構成され、制御情報は、レシ
ート指定,ジャーナル指定,改行行数指定,印字/改行
/カット等のコマンド等の項目から構成される。そし
て、レシートとジャーナルに同じデータを印字するとき
は、同じ制御情報中に、レシート指定とジャーナル指定
とを行い(図5の最上欄に示す形式)、異なるデータを
印字するときは、4図(b) のようにそれぞれレシート指
定の印字情報と、ジャーナル指定の印字情報とに分け
る。
たもので、制御情報と印字データとホームポジションを
指定するHP指定データとで構成され、制御情報は、レシ
ート指定,ジャーナル指定,改行行数指定,印字/改行
/カット等のコマンド等の項目から構成される。そし
て、レシートとジャーナルに同じデータを印字するとき
は、同じ制御情報中に、レシート指定とジャーナル指定
とを行い(図5の最上欄に示す形式)、異なるデータを
印字するときは、4図(b) のようにそれぞれレシート指
定の印字情報と、ジャーナル指定の印字情報とに分け
る。
【0015】図5は、図7において、商品明細部として
レシートとジャーナルとを同じデータを印字する場合
(ジャーナルの商品コードを商品名として印字)の印字
情報例を示したもので、共通部(ヘッダ部と商品明細
部)の各印字情報は同じデータをレシート用紙20a とジ
ャーナル用紙21a とに行シリアルに同時に印字するか
ら、同一印字情報中の制御情報で、レシート(R)とジ
ャーナル(J)とを指定する。また、レシート20のフッ
タ部の印字情報は、制御情報中でレシートRを指定、ジ
ャーナル21のフッタ部の印字情報は、制御情報中でジャ
ーナルJを指定する。これにより、レシート印字、ジャ
ーナル印字のみ個別に印字することができる。なお、図
7の例は、1行おきに印字するものとしている。
レシートとジャーナルとを同じデータを印字する場合
(ジャーナルの商品コードを商品名として印字)の印字
情報例を示したもので、共通部(ヘッダ部と商品明細
部)の各印字情報は同じデータをレシート用紙20a とジ
ャーナル用紙21a とに行シリアルに同時に印字するか
ら、同一印字情報中の制御情報で、レシート(R)とジ
ャーナル(J)とを指定する。また、レシート20のフッ
タ部の印字情報は、制御情報中でレシートRを指定、ジ
ャーナル21のフッタ部の印字情報は、制御情報中でジャ
ーナルJを指定する。これにより、レシート印字、ジャ
ーナル印字のみ個別に印字することができる。なお、図
7の例は、1行おきに印字するものとしている。
【0016】以上の構成により、商品登録部4(印字情
報出力部5)は、以下に示す処理を行う。図2参照 (S1) 最初の商品コードが入力されると、これを登録す
る。 (S2) 図5の最上欄に示す形式の印字情報を出力してヘ
ッダ部と最初の商品明細をレシート用紙20a とジャーナ
ル用紙21b に印字する。この際、ホームポジションをレ
シート側、即ちHP1に指定して、印字ヘッド24をHP1に
リターンさせる。(図3参照)続いて改行情報(図5の
上から2段目)を指定して1行あける。このホームポジ
ションにリターンするとき、および1行改行するとき、
印字情報の指定がR,Jであるから、プリンタ制御部9
は送りローラ25a と送りローラ25b とを図示省略したモ
ータに接続して1行分紙送りする。 (S3) 次の商品登録があれば、S2に示すように商品明細
のレシート印字とジャーナル印字を行い、HP1に戻す。 (S4) 小計キーが押下されると、小計,外税額を算出
し、買上点数とともにレシート用紙20a , ジャーナル用
紙21a に行シリアルにそれぞれ印字する。同時に小計と
外税額とを加算した合計を表示部1に表示する。 (S5) 合計キーが押下されると、レシートRを指定して
フッタ部の印字情報を出力してレシート用紙20a に印字
させる。この際、プリンタ制御部6は、送りローラ25a
のみモータに接続してレシート用紙20a のみ紙送りす
る。1行改行時も同様である。なお、HP指定は、フッタ
部の最終行を除く各行ともHP 1とし、最終行でHP 2を指
定する。これにより、印字ヘッド24は、レシート側を印
字した後ジャーナル側のホームポジションに移る。 (S6) カット情報(図5のレシートフッタ部の最終欄)
を出力してレシート用紙20a をカットした後、スピーカ
ー10を鳴動する。 (S7) 続いて、ジャーナルJを指定してフッタ部の印字
情報を出力し、ジャーナル用紙21a にフッタ部を印字さ
せる。このとき、プリンタ制御部6は送りローラ25b の
みモータに接続してジャーナル用紙21a のみ紙送りす
る。なお、HP指定は、フッタ部の最終行を除く各行でHP
2とし、最終行でHP 1を指定する。これにより、印字ヘ
ッド24はジャーナル側を印字した後、全体のホームポジ
ションであるHP 1に戻る。
報出力部5)は、以下に示す処理を行う。図2参照 (S1) 最初の商品コードが入力されると、これを登録す
る。 (S2) 図5の最上欄に示す形式の印字情報を出力してヘ
ッダ部と最初の商品明細をレシート用紙20a とジャーナ
ル用紙21b に印字する。この際、ホームポジションをレ
シート側、即ちHP1に指定して、印字ヘッド24をHP1に
リターンさせる。(図3参照)続いて改行情報(図5の
上から2段目)を指定して1行あける。このホームポジ
ションにリターンするとき、および1行改行するとき、
印字情報の指定がR,Jであるから、プリンタ制御部9
は送りローラ25a と送りローラ25b とを図示省略したモ
ータに接続して1行分紙送りする。 (S3) 次の商品登録があれば、S2に示すように商品明細
のレシート印字とジャーナル印字を行い、HP1に戻す。 (S4) 小計キーが押下されると、小計,外税額を算出
し、買上点数とともにレシート用紙20a , ジャーナル用
紙21a に行シリアルにそれぞれ印字する。同時に小計と
外税額とを加算した合計を表示部1に表示する。 (S5) 合計キーが押下されると、レシートRを指定して
フッタ部の印字情報を出力してレシート用紙20a に印字
させる。この際、プリンタ制御部6は、送りローラ25a
のみモータに接続してレシート用紙20a のみ紙送りす
る。1行改行時も同様である。なお、HP指定は、フッタ
部の最終行を除く各行ともHP 1とし、最終行でHP 2を指
定する。これにより、印字ヘッド24は、レシート側を印
字した後ジャーナル側のホームポジションに移る。 (S6) カット情報(図5のレシートフッタ部の最終欄)
を出力してレシート用紙20a をカットした後、スピーカ
ー10を鳴動する。 (S7) 続いて、ジャーナルJを指定してフッタ部の印字
情報を出力し、ジャーナル用紙21a にフッタ部を印字さ
せる。このとき、プリンタ制御部6は送りローラ25b の
みモータに接続してジャーナル用紙21a のみ紙送りす
る。なお、HP指定は、フッタ部の最終行を除く各行でHP
2とし、最終行でHP 1を指定する。これにより、印字ヘ
ッド24はジャーナル側を印字した後、全体のホームポジ
ションであるHP 1に戻る。
【0017】以上により、合計キー押下後の印字データ
であるフッタ部について、レシート側の印字を先行させ
ることができ、ジャーナル側のフッタ部を印字している
間にオペレータはレシートを買物客に渡すことができ
る。
であるフッタ部について、レシート側の印字を先行させ
ることができ、ジャーナル側のフッタ部を印字している
間にオペレータはレシートを買物客に渡すことができ
る。
【0018】この結果、レシートの印字待ちによる処理
遅れが回避され、運用時間が短縮される。なお、実施例
では、一方向印字について述べたが両方向印字について
も同様に実施することができる。また、印字用紙が3種
以上ある場合には、最初に必要な順から印字を完了させ
ればよい。
遅れが回避され、運用時間が短縮される。なお、実施例
では、一方向印字について述べたが両方向印字について
も同様に実施することができる。また、印字用紙が3種
以上ある場合には、最初に必要な順から印字を完了させ
ればよい。
【0019】また、実施例では、フッタ部のみの先行印
字が効率的であるとしてフッタ部を先行印字する例を示
したが、他の部分から先行印字させてもよいことは勿論
である。さらに、先行印字部分を固定するのではなく、
印字データに応じて、単独印字(先行印字) か、複数同
時印字かを判別する機能を持たせ、その判断によってプ
リンタに指示するように構成すれば、さらに効率的とな
る。
字が効率的であるとしてフッタ部を先行印字する例を示
したが、他の部分から先行印字させてもよいことは勿論
である。さらに、先行印字部分を固定するのではなく、
印字データに応じて、単独印字(先行印字) か、複数同
時印字かを判別する機能を持たせ、その判断によってプ
リンタに指示するように構成すれば、さらに効率的とな
る。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、本発明はレシート
とジャーナルとを行シリアルに印字する金銭登録装置に
おいて、少なくとも金銭登録の最終キー押下以後の複数
行の印字は、レシート側の印字を先行させるように構成
したものであるから、レシート印字待ち時間が短縮さ
れ、効率的に会計処理ができる効果がある。
とジャーナルとを行シリアルに印字する金銭登録装置に
おいて、少なくとも金銭登録の最終キー押下以後の複数
行の印字は、レシート側の印字を先行させるように構成
したものであるから、レシート印字待ち時間が短縮さ
れ、効率的に会計処理ができる効果がある。
【図1】 一実施例の構成図
【図2】 一実施例の処理フローチャート図
【図3】 プリンタ部機構図
【図4】 印字情報フォーマット例を表す図
【図5】 一実施例の印字情報例を表す図
【図6】 POS端末装置外観図
【図7】 レシート/ジャーナル印字例を表す図
1 表示部 2 キーボード 3 入力制御部 4 商品登録部 5 印字情報出力部 6 プリンタ 7 印字部 8 紙送り機構 9 プリンタ制御部 10 スピーカ 20 レシート 20a レシート用紙 21 ジャーナル 21a ジャーナル用紙 22 カッタ 23 プラテン 24 印字ヘッド 25a 送りローラ 25b 送りローラ
Claims (2)
- 【請求項1】 操作入力ごとに、異なる印字媒体にレシ
ート印字とジャーナル印字とを行シリアルに行う金銭登
録装置において、 その金銭登録における印字のうち、少なくとも該金銭登
録の最終操作入力以降の行の印字に対しては、レシート
の印字制御を先行して行った後、ジャーナルの印字制御
を行う印字情報出力部(5) を備えることを特徴とする金
銭登録装置。 - 【請求項2】 操作入力ごとに、それぞれ異なる印字媒
体にレシートおよびジャーナルを行シリアルに印字する
金銭登録装置において、 その金銭登録における印字のうち、少なくとも該金銭登
録の最終操作入力以降の行の印字に対しては、レシート
印字を先行して行った後、ジャーナル印字を行うことを
特徴とする金銭登録装置における印字方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5017092A JPH05250564A (ja) | 1992-03-09 | 1992-03-09 | 金銭登録装置及び金銭登録装置における印字方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5017092A JPH05250564A (ja) | 1992-03-09 | 1992-03-09 | 金銭登録装置及び金銭登録装置における印字方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05250564A true JPH05250564A (ja) | 1993-09-28 |
Family
ID=12851733
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5017092A Pending JPH05250564A (ja) | 1992-03-09 | 1992-03-09 | 金銭登録装置及び金銭登録装置における印字方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05250564A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5782567A (en) * | 1996-01-19 | 1998-07-21 | Seiko Epson Corporation | Printing apparatus comprising plural printing mechanisms |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5837766A (ja) * | 1981-08-31 | 1983-03-05 | Tokyo Electric Co Ltd | 電子式キヤツシユレジスタ |
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