JPH0525027Y2 - - Google Patents

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JPH0525027Y2
JPH0525027Y2 JP780188U JP780188U JPH0525027Y2 JP H0525027 Y2 JPH0525027 Y2 JP H0525027Y2 JP 780188 U JP780188 U JP 780188U JP 780188 U JP780188 U JP 780188U JP H0525027 Y2 JPH0525027 Y2 JP H0525027Y2
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hot water
water temperature
boiling
water tank
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JP780188U
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  • Beverage Vending Machines With Cups, And Gas Or Electricity Vending Machines (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
この考案は、例えばカツプ式コーヒー自動販売
機のように、温水タンクを有する自動販売機にお
いて、温水タンクが沸騰状態になることを防止す
る湯温制御装置に関する。
【従来の技術】
この種の自動販売機において、温水タンクの湯
温制御は温度センサなどの湯温検知手段による一
点温度制御で行われている。一方、湯温検知手段
の温感レベルには個々にばらつきがあり、また時
には動作不良が生じることも避けられない。
【考案が解決しようとする課題】
したがつて従来は、湯温設定値と温度センサの
温感レベルのずれや、温度センサの不良などによ
り、温水タンク内の湯温が上がり過ぎて沸騰状態
が生じていても加熱ヒータがONし続け、時には
機器を損傷してしまうという問題点があつた。 そこでこの考案は、このような場合に温水タン
クの沸騰状態の継続を回避して、自動販売機の安
全性を確保できる自動販売機の湯温制御装置を提
供することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
この考案は、第1図に示すように、温水タンク
の湯温を設定する手段1と、温水タンクの湯温を
検知する手段2と、温水タンクの沸騰状態を検知
する手段3と、前記湯温設定手段の湯温設定値と
前記湯温検知手段のデータとに基づいて温水タン
クの加熱ヒータ18をON,OFFするとともに、
前記沸騰状態検知手段により温水タンクの沸騰の
有無を判断し沸騰は発生したら前記湯温設定値を
そのときの湯温データよりも一定値だけ低い値に
下げ、それでも一定時間経過後に沸騰が停止しな
ければ前記湯温設定値をさらに同じ値だけ下げる
ということを所定回数繰り返す制御手段4とを備
えるものである。
【作用】
この考案によれば、沸騰検知手段で沸騰を検知
することができるとともに、沸騰が生じた場合で
も湯温設定値を低めに導いて運転の継続を図り、
それでも沸騰が停止しないときは加熱ヒータを
OFFすることができる。
【実施例】
以下、第2図及び第3図に基づいてこの考案の
実施例を説明する。 第2図は、マイクロコンピユータを用いたこの
考案の実施例の構成を示すもので、制御部11
は、CPU12、このCPU12の制御プログラム
を内蔵したROM13、湯温設定値を内蔵すると
ともに、湯温データや沸騰の有無を一時記憶する
RAM14、A/Dコンバータ15及びI/Oポ
ート16を含んでいる。 また、温水タンク17は加熱ヒータ18を備え
ており、その湯温は湯温検知手段としての温度セ
ンサ19で検出される。20は沸騰時に湯気や温
水を出すように湯面の直上に開口させたオーバフ
ローパイプで、その途中に沸騰検知手段としての
沸騰検知サーモ21が挿入されている。 温度センサ19及び沸騰検知サーモ21の検知
データは、A/Dコンバータ15を介してCPU
12に入力され、RAM14に記憶される。これ
らのデータはある一定周期で読み込み、その都度
RAM14の内容を更新する。 CPU12は、RAM14内に予め用意された湯
温設定値と温度センサが検知した湯温データとを
比較して、I/Oポート16を介して加熱ヒータ
18にON,OFF信号を出力する。また、CPU1
2は、RAM14内のデータにより沸騰の有無を
判断し、沸騰が生じていれば上記湯温設定値をそ
のときの湯温データよりも一定値だけ下げる。 それでは、第3図のフローチヤートにより、第
2図の実施例の作用をさらに詳細に説明する。 ステツプS1で、CPU12は一定周期T1ごとに
温水タンク17の沸騰状態を確認する。沸騰して
いればステツプS2で沸騰していたことをRAM1
4に記憶するとともに、加熱ヒータ18をOFF
する湯温設定値を湯温センサ19が示すそのとき
の湯温データより、例えば2℃低い温度にセツト
する。 ステツプS3では、RAM14内の沸騰記憶デー
タから過去の沸騰状態を確認し、5回連続して沸
騰状態となつたかどうか(加熱ヒータ18を
OFFする温度を最初の沸騰温度より10℃下げて
も、なお沸騰状態であるかどうか)の判断を行
う。5回連続していなければ、ステツプS4で一
定時間T2だけ待つた後、再び沸騰状態を確認す
る。5回連続していた場合は、異常と判断して加
熱ヒータ18をOFFする。
【考案の効果】
この考案によれば、湯温検知手段のばらつきや
不良による温水タンクの沸騰状態の断続を防止
し、また自動販売機を高地に設置した場合におけ
る同様の問題も解決して、自動販売機の安全性と
操作性の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の構成を示す機能ブロツク
図、第2図はこの考案の実施例の構成を示すブロ
ツク図、第3図は第2図の作用を説明するフロー
チヤートである。 11……制御部、12……CPU、13……
ROM、14……RAM、17……温水タンク、
18……加熱ヒータ、19……温度センサ、21
……沸騰検知サーモ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 温水タンクを有する自動販売機において、温水
    タンクの湯温を設定する手段と、温水タンクの湯
    温を検知する手段と、温水タンクの沸騰状態を検
    知する手段と、前記湯温設定手段の湯温設定値と
    前記湯温検知手段のデータとに基づいて温水タン
    クの加熱ヒータをON,OFFするとともに、前記
    沸騰状態検知手段により温水タンクの沸騰の有無
    を判断し沸騰は発生したら前記湯温設定値をその
    ときの湯温データよりも一定値だけ低い値に下
    げ、それでも一定時間経過後に沸騰が停止しなけ
    れば前記湯温設定値をさらに同じ値だけ下げると
    いうことを所定回数繰り返す制御手段とを備えた
    ことを特徴とする自動販売機の湯温制御装置。
JP780188U 1988-01-25 1988-01-25 Expired - Lifetime JPH0525027Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP780188U JPH0525027Y2 (ja) 1988-01-25 1988-01-25

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JP780188U JPH0525027Y2 (ja) 1988-01-25 1988-01-25

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01113778U JPH01113778U (ja) 1989-07-31
JPH0525027Y2 true JPH0525027Y2 (ja) 1993-06-24

Family

ID=31213124

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP780188U Expired - Lifetime JPH0525027Y2 (ja) 1988-01-25 1988-01-25

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JPH01113778U (ja) 1989-07-31

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