JPH05250101A - 磁気テープ装置格納データのディスク装置への格納方法 - Google Patents

磁気テープ装置格納データのディスク装置への格納方法

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JPH05250101A
JPH05250101A JP5030092A JP5030092A JPH05250101A JP H05250101 A JPH05250101 A JP H05250101A JP 5030092 A JP5030092 A JP 5030092A JP 5030092 A JP5030092 A JP 5030092A JP H05250101 A JPH05250101 A JP H05250101A
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magnetic tape
data
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magnetic disk
control
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JP5030092A
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Tetsuo Kawamata
徹男 川俣
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Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は上位装置と入出力バスを介して接続す
る磁気テープ制御装置により磁気テープ装置格納データ
のディスク装置への格納方法に関し,ソフトウェアの大
きな変更なしに磁気ディスク装置に課金データを格納し
て記録容量が増大できることを目的とする。 【構成】磁気テープ制御装置は,上位装置からの磁気テ
ープ装置用の制御データを格納する制御レジスタのコマ
ンドレジスタを解読すると共に,該解読結果に対応する
磁気ディスク装置用のアクセスコマンドを発生するコマ
ンド変換手段を備える。発生したアクセスコマンドを磁
気ディスク装置へ転送してデータの格納及び読み出しを
含む磁気テープ装置用のコマンドに対応する動作を磁気
ディスク装置において実行するよう構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は磁気テープ装置へ格納さ
れるべきデータのディスク装置への格納方法に関する。
【0002】公衆網の局用交換システムでは,加入者に
対する課金データを格納する媒体として磁気テープ装置
(MTUという)を用いるのが標準となっている。とこ
ろが,磁気テープ装置の記録容量は,最近の記録容量が
増大した磁気ディスク装置に比べて少ないため,磁気テ
ープ(MT)を交換する作業を頻繁に行う必要があっ
た。
【0003】
【従来の技術】図12は従来の交換機の課金データを格
納するシステムの構成図である。システムは二重化され
ており,各部は中央制御装置CC0,CC1によりそれ
ぞれ制御され,中央制御装置CC0,CC1は主記憶装
置MM0,MM1に接続されると共にチャネル制御装置
CHC0,CHC1から入出力バスを介して磁気テープ
制御装置MTC0,MTC1にそれぞれ接続する。各磁
気テープ制御装置MTC0,MTC1は,それぞれ二重
化された磁気テープ装置MTU0,2,MTU1,3に
接続される。この二重化システムでは,同時に2つの中
央制御装置CC0,CC1が動作し,それぞれ磁気テー
プ制御装置MTC0,MTC1を介して現用(ACT)
系である磁気テープ装置(MTU0,MTU1とする)
に課金データを順次格納して2本の課金データの磁気テ
ープが作成される。この内の1つは自局の保存用とな
り,他の1つは計算センター用となる。現用(ACT)
系の磁気テープ装置MTU0,MTU1が障害となった
り,磁気テープへのデータ書き込みでフル状態になる
と,直ちに系が切換えられ待機系の磁気テープ装置(M
TU2,MTU3)が現用系となってデータの書き込み
が開始される。
【0004】磁気テープ装置MTUに記録される記録容
量は,磁気テープの長さが2400フィートの場合,1
ブロック=2KB(キロバイト)のデータを記録密度1
600Bpi(バイト・パー・インチ)で書き込むと,
1ブロック=2KB=1.25インチとなり,ブロック間ギ
ャップ=0.6 インチとすると次の計算で, 合計31MB
(メガビット)となる。
【0005】 2KB×{(2400 ×12)inch /(1.25 +0.6)inch}≒31MB 図12に示すようなシステムにおいて,磁気テープ装置
MTUを制御するのは,磁気テープ制御装置MTCであ
る。この磁気テープ制御装置MTCは,中央制御装置C
Cからチャネル制御装置CHCを介して指示されたコマ
ンドにより制御され,書き込みデータは主記憶装置MM
からDMAにより磁気テープ制御装置MTCのメモリへ
転送される。磁気テープ制御装置MTCは磁気テープ装
置MTUとの間のバスを介して,指定された磁気テープ
装置MTUに対応するコマンドを送出し,書き込みの場
合はデータも転送される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】交換機を利用する加入
者の課金データは,加入者数及び呼数によって変化する
が,これらが大きい局では上記したように従来の磁気テ
ープ装置を用いた場合,磁気テープ媒体の交換が頻発
し,保守者の作業が多くなるという問題があった。
【0007】しかし,この磁気テープ装置を容量の大き
な磁気ディスク装置により置き換えようとしても,課金
データの格納等の制御を行うソフトウェアは磁気テープ
装置に特有の体系になっており,ソフトウェアを大きく
変更する必要があり,新たにソフトウェアを開発するに
は多大工数と時間を要するという問題があった。
【0008】本発明はソフトウェアの大きな変更なしに
磁気ディスク装置に課金データを格納して記録容量が増
大できる磁気テープ装置格納データのディスク装置への
格納方法を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理構成
図である。図1において,1は磁気テープ制御装置(M
TC),2は制御レジスタ,3はコマンド解読手段,4
は磁気ディスクアクセスコマンド発生手段,5はバッフ
ァ,6は転送手段,7は磁気テープ制御装置と磁気ディ
スク装置間のバス,8は磁気ディスク装置(DKU)で
ある。
【0010】本発明は上位装置からの磁気テープ装置を
記録先とする指令に対し磁気テープ制御装置は磁気ディ
スク装置を記録先とする指令に変換する手段を設けるこ
とにより従来のソフトウェア及びインタフェースを変更
せずに磁気ディスク装置へのデータの書き込み,読み出
しを実現するものである。
【0011】
【作用】チャネル制御装置等の上位装置から磁気テープ
制御装置1に入力された制御コードは制御レジスタ2に
格納され,データはバッファ5に格納される。この制御
レジスタ2の中には磁気テープ装置に対して実行すべき
コマンドが含まれており,そのコマンドは,次のコマン
ド解読手段3により解読されると,磁気ディスクアクセ
スコマンド発生手段4に供給され,解読結果に対応する
磁気ディスクを制御するための制御コードが発生する。
発生した制御コードは,転送手段6からバス7を介して
磁気ディスク装置8へ転送される。この時,データを格
納する制御の場合は,バス7を介して磁気テープ制御装
置1内のバッファ5から磁気ディスク装置8へ転送され
る。
【0012】
【実施例】図2は本発明によるシステムの構成図,図3
は磁気テープ制御装置の構成図,図4は制御レジスタの
構成図,図5はコマンドレジスタの構成図,図6は磁気
テープの記録形態の説明図,図7は磁気テープ制御装置
に供給される各種のコマンドの動作内容説明図,図8は
磁気ディスクの説明図,図9は実施例の磁気ディスク装
置の固定使用エリアの説明図,図10は磁気テープ制御
装置の動作フロー,図11は磁気テープ装置用のコマン
ドを変換して磁気ディスク装置で実行させるための動作
内容の例を示す図である。
【0013】図2に示すシステム構成は,上記図12に
示す従来例の構成において磁気テープ装置MTU0〜M
TU3の代わりに磁気ディスク装置DKU0〜DKU3
を設けたものであり,その他の中央制御装置CC0,C
C1,チャネル制御装置CHC0,CHC1,主記憶装
置MM0,MM1の各装置は従来例と同様である。磁気
テープ制御装置MTC0,MTC1は入出力バスにより
チャネル制御装置CHC0,CHC1と接続され,それ
ぞれ磁気ディスク装置DKU0,DKU2と磁気ディス
ク装置DKU1,DKU3とSCSI(Small Computer
System Interface)バスにより接続され, 従来の磁気テ
ープ装置とは異なる制御を行うために機能が変更されて
おり, この実施例ではその機能変更を主にファームウェ
アにより対処している。
【0014】磁気テープ制御装置(MTC0,MTC
1)の構成を図3に示す。図3において,バス30はチ
ャネル制御装置CHCと接続し,アドレス(ADRS)
線,データ(DATA)線,制御(CTL)線で構成す
る入出力バスであり,上位装置(中央制御装置,主記憶
装置)からの指令や,書き込み用のデータを受け取り,
状態情報や,読み出しデータの転送を行う。アドレスマ
ッチャ31は上位装置からバス30のアドレス(ADR
S)線に出力されたアドレス(AB00〜11)が,I
Oアドレスレジスタ(IOAで表示)32に設定された
この磁気テープ制御装置のアドレスと一致するか検出
し,一致した場合は,プログラムモード制御回路34を
起動する。また,上位装置からのアドレス線の下位のビ
ット(AB12・・・)はデコーダ33に供給され,上
位装置から制御レジスタ35の中のどのレジスタを指定
するのか解読され,解読結果により制御レジスタ35の
対応するレジスタが選択される。
【0015】この時,プログラムモード制御回路34に
より,バス30のデータ(DATA)線のデータを制御
レジスタ35の一つへ書き込むか,または指定された一
つの制御レジスタ35の内容を読み出してデータ線へ出
力するかの動作を行い,ドライバ36の一方がオンとな
る。DMA制御回路37は,入出力バス30を通って主
記憶装置との間でデータをDMA転送する制御を行い,
転送方向はゲート回路38,ドライバ39の経路の制御
信号により選択される。FIFO(First In First Ou
t) 型のバッファ(BUF)40は,主記憶装置からD
MAにより磁気テープ装置へ格納するために転送された
データをWRITE(書き込み)したり,磁気ディスク
装置でREAD(読み出し)したデータを一時保持す
る。
【0016】SCSI制御回路41はSCSIバス44
を制御する回路であり,MPU(マイクロプロセッサ)
47から内部バス48へ出力したアドレスをデコーダ4
9で解読した時,SCSIが指定されると駆動される。
このSCSIはMPU47とバスで接続するROM50
に格納されたマイクロプログラムにより制御され,RA
M51は各種のデータを格納するために使用する。MP
U47から出力するバス48のアドレス(ADRS)の
上位(A15〜A12)はデコーダ49において解読さ
れ,制御レジスタ35内の各レジスタ0,1,2・・,
RAM51,ROM50,バッファ40,SCSI制御
回路41等の何れかが指定されてそれぞれを駆動する。
【0017】SCSIバス44に接続された磁気ディス
ク装置(図2参照)に対し指令やデータを送信し,相手
からのデータや状態信号を受け取る制御を行い,データ
はDMAによりバッファ40と磁気ディスク装置との間
で行われ,データの転送方向はSCSI制御回路41か
らの制御信号R/W及びDMA指示信号が入力されるゲ
ート回路43の一方を選択することにより制御され,対
応する一つのドライバ42が駆動される。
【0018】ここで図4に示す制御レジスタ35の構成
を説明する。制御レジスタ35は,MTU(磁気テープ
装置)0用(レジスタNo.0,2,4,6)とMTU
1用(レジスタNo.8,A,C,E)のそれぞれに4
つのレジスタを備え,次のような機能を備える。
【0019】DSR(Device Status Register): MTC
/MTU(DKU)の状態表示用 BCR(Byte Count Register):DMAのデータ転送量指
示用 MAR(Memory Address Register):DMAのデータ転送
のアドレス指示用 CMR(Command Register): 起動及びコマンド指示用 制御レジスタ35の各レジスタは,バス30のアドレス
バスに上位装置から与えられた上位ビットのアドレスで
指示されるIOアドレスがIOA32に設定された値
(この例では“050”とする)と一致した時,下位ア
ドレスにより表すレジスタ番号(No)をデコーダ33
でデコードすることにより指定される。
【0020】上記のCMR(コマンドレジスタ)は,上
位装置から磁気テープ制御装置に対するコマンドを格納
するレジスタであり,その構成を図5に示す。全体は1
6ビットであり,先頭の0ビットは起動指示ビット(S
ビットと称される)でこれが“1”の時起動が指示され
る。次の1〜7ビットは動作内容を表示するコマンドコ
ードであり,残りのビットは未使用である。
【0021】このCMRに設定されるコマンドコードと
しては磁気テープ装置を記録先とした各種のコマンドが
用いられ,テープの記録形態と共にその内容を図6,図
7を用いて説明する。図6は磁気テープの記録形態をを
示し,テープの先頭がBOT(Begining Of Tape),後端
がEOT(End Of Tape)であり,その間にデータが記録
され, 1つのファイルの区切りを表すためにTM(テー
プマーク)が記録され,各ファイルの構成は種々ある
が,課金データを記録する場合,固定長(例えば2K
B)で1つのブロックが構成され,レコード間隔をおい
て多数のブロックが順次記録されて1つのファイルが構
成される。
【0022】このような記録形態の磁気テープ装置を制
御するために磁気テープ制御装置(MTC)に供給され
る各種のコマンド(MTCコマンド)による動作内容を
図7の説明図に示す。これらのコマンドによる動作内容
は知られているがその一部を説明すると,「WRIT
E」の場合,制御レジスタ(図4参照)のBCRで指定
したバイト数のデータを制御レジスタのMARで指定す
る主記憶装置(MM)のアドレスから読み出して磁気テ
ープ装置へ書き込むことである。「READ」は磁気テ
ープ装置から読み出したデータを制御レジスタBCRで
指定されたバイト数だけMARで指定した主記憶装置
(MM)のアドレスへ転送することである。また「SP
ACE」は1ブロック分のデータエリアをEOT方向
(図6参照)へ進め,「WRITE TAPE MAR
K」はTMを書き込むことである。
【0023】図8は磁気ディスクの説明図である。図8
のA.には1枚の磁気ディスクの1面の構成が示され,
この例では1面に821トラックが設けられ,1トラッ
ク(1周)を62セクタに分けて使用し,1セクタに2
56B(バイト)が記録される。この実施例の磁気ディ
スク装置(図2のDKU0〜3)は図8のB.に示すよ
うに磁気ディスク5枚で構成される。各磁気ディスクは
裏・表の両面に記録されるため,この磁気ディスク装置
の記録容量は,256(B)×62(SECTOR)×821(TRACK)×10
(面)≒130(MB) となる。
【0024】この実施例の磁気ディスク装置の固定使用
エリアの説明図を図9に示す。磁気ディスクの0セクタ
は次にアクセスすべきセクタアドレス(FARという)
の格納エリアとして使用し,初期値は16進表示で(0
008)Hである。次のセクタ1〜7は,磁気テープに
格納されるTM(テープマーク)を磁気ディスク上に記
録するために設けられたTM格納エリアとして使用し,
初期状態ではオール0”に設定されている。なお,この
TM格納エリアには,上位装置からTMを書き込むよう
指示されたアドレス(ブロック番号)が順番に連続して
書き込まれる。次のセクタ8〜セクタ(7C45B)H
はデータエリアとして使用する。このため,上記0セク
タには初期状態(データが格納されていない状態)で0
008(データエリアの先頭セクタ)が設定されてい
る。磁気テープ装置に記録される時の,1ブロック(2
KB)は8セクタ(1セクタ=256B)に格納され
る。
【0025】次に上記図3の磁気テープ制御装置の動作
フローを図10に示す。図10において,MPU(図3
の47)はアイドル状態において(図10のS1),制
御レジスタ35のコマンドレジスタCMR(図5参照)
のSビット(起動指示ビット)はオン(“1”)か否か
判定し(同S2),オンの場合はCMRの1〜7ビット
のコマンドを判定する(同S3)。このコマンドは磁気
テープ装置に対する指示であり,上記図7に示したよう
に各種の指令がある。図10には「WRITE」の例に
ついてのフローを示し,他のコマンドの場合も基本的に
は同様のフローにより動作する(磁気ディスク装置の動
作内容は異なる)。
【0026】「WRITE」のコマンドを判定すると
(同S4),制御レジスタ35(図4)の各レジスタB
CR,MARに従ってDMA制御回路(図3の37)を
起動して,IOバス30を介して主記憶装置MM(図
2)から書き込むべきデータがDMAによりバッファ4
0に転送される(図10のS5)。DMAが終了したか
判断し(同S6),終了すると次にSCSI側のDKU
を起動する(同S7)。この時,SCSI制御回路41
(図3)によりDKUが起動される。
【0027】ROM50(図3)には,コマンドレジス
タCMRに設定された各種コマンドを実行するための磁
気テープ装置の制御シーケンスプログラムの代わりに,
磁気ディスク装置を制御するための制御シーケンスプロ
グラム(磁気ディスク装置の動作を指示するコマンドフ
ローが格納されている。上記のSCSI側のDKU起動
時に,MPUはROM50から,WRITEコマンドに
対応する制御シーケンスプログラムをROM50から取
り出して実行する事により,バッファ40内のDMAデ
ータ(主記憶装置MMから転送され,磁気ディスク装置
へ書き込まれるデータ)の先頭位置にDKU制御データ
を追加する。この指示データは,磁気ディスクに対する
動作内容を指示するコマンドと転送データ量とで構成さ
れている。
【0028】図10のS7の右側にこのステップにおけ
る動作の詳細を示す。すなわち,SCSIからDKUに
対し起動が指示されると(S70),DKUは指示内容
(バッファ40内の指示データ)を読み出す(S7
1)。DKUは読み出し内容に従いDMAを実行し,媒
体の駆動を行って転送されたデータの書き込みを行う
(同S72)。動作を終了するとDKUは終了報告を行
う(同73)。
【0029】このDMAの終了報告を受けると(同S
8),完了報告(「WRITE」の完了)を上位の装置
に送ってこのMPUはアイドル状態に戻る(同S9)。
図11は磁気テープ装置用のコマンド(図7)を変換し
て磁気ディスク装置で実行させるための動作内容の例を
示す図である。
【0030】この例では,説明を簡単にするため,磁気
テープ装置(MT)へのアクセス単位を2KBとする。
MTへのコマンド「WRITE」は(a) に示され,D
KUのWRITEを8セクタ分(=2KB/256B)
行い,次に0セクタに格納された次セクタアドレス
(FAR;図9参照)の内容を,FAR+8に設定する
動作に変換される。「READ」は(b) に示すように,
最初に0セクタにより指定されたFARがTMアドレ
スか否か判断する。この判断は,セクタ1〜7に書き込
まれた各TMのアドレスと比較して一致するか否かによ
り行う。一致した場合,コマンド終了の報告を行い,不
一致の場合,FARが指示するアドレス(ブロック番
号)のデータを1ブロック分読み出し,FAR+8を
実行する。
【0031】(c) の「ERASE」は,磁気ディスク装
置に対し無動作である。(d) , (e)の「BACK SP
ACE」,「SPACE」の各コマンドの場合,FAR
−8,FAR+8の演算を行って設定する動作を実行す
る。(f) の「WRITE TAPE MARK」はその
時のFARの内容(アドレス)を1〜7セクタの空きエ
リアへ格納し,FAR+1を実行してFAR(セクタ
0)へ格納する。(g) ,(h),(i) の各コマンドについて
も, 図に示すような動作を実行して, 図7に示す磁気テ
ープ装置における各コマンドの動作を,磁気ディスク装
置の機構に対応する動作に置き換える。
【0032】また,FARのアドレス=(8)Hの時,
BOTの検出とし,FARのアドレス=(7C45B)
Hの時,EOT検出とする。
【0033】
【発明の効果】本発明によれば,交換機の課金データの
ように大量のデータを磁気テープ装置に格納するための
ソフトウェアを変更することなく磁気ディスク装置に格
納させることができるためデータの格納容量を大幅に増
大することができると共に磁気テープ装置を用いた場合
のテープの交換作業等の作業者の負担を軽減することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理構成図である。
【図2】本発明によるシステムの構成図である。
【図3】磁気テープ制御装置の構成図である。
【図4】制御レジスタの構成図である。
【図5】コマンドレジスタの構成図である。
【図6】磁気テープの記録形態の説明図である。
【図7】磁気テープ制御装置に供給される各種のコマン
ドの動作内容説明図である。
【図8】磁気ディスクの説明図である。
【図9】実施例の磁気ディスク装置の固定使用エリアの
説明図である。
【図10】磁気テープ制御装置の動作フローである。
【図11】磁気テープ装置用のコマンドを変換して磁気
ディスク装置で実行させるための動作内容の例を示す図
である。
【図12】従来の交換機の課金データを格納するシステ
ムの構成図である。
【符号の説明】
1 磁気テープ制御装置(MTC) 2 制御レジスタ 3 コマンド解読手段 4 磁気ディスクアクセスコマンド発生手段 5 バッファ 6 転送手段 7 磁気テープ制御装置と磁気ディスク装置間の
バス 8 磁気ディスク装置(DKU)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上位装置と入出力バスを介して接続する
    磁気テープ制御装置により磁気テープ装置格納データの
    ディスク装置への格納方法であって,磁気テープ制御装
    置は,上位装置からの磁気テープ装置用の制御データを
    格納する制御レジスタのコマンドレジスタを解読すると
    共に,該解読結果に対応する磁気ディスク装置用のアク
    セスコマンドをコマンド変換手段により発生し,発生し
    たアクセスコマンドを磁気ディスク装置へ転送すること
    によりデータの格納及び読み出しを含む磁気テープ装置
    用のコマンドに対応する動作を磁気ディスク装置に対し
    て実行させることを特徴とする磁気テープ装置格納デー
    タのディスク装置への格納方法。
  2. 【請求項2】 請求項1において,上位装置として中央
    制御装置,主記憶装置及びチャネル制御装置が入出力バ
    スに接続され,電話交換機で発生する課金データが主記
    憶装置から磁気テープ制御装置に供給されると,該課金
    データを前記磁気ディスク装置へ格納することを特徴と
    する磁気テープ装置格納データのディスク装置への格納
    方法。
JP5030092A 1992-03-09 1992-03-09 磁気テープ装置格納データのディスク装置への格納方法 Withdrawn JPH05250101A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001357000A (ja) * 2000-06-13 2001-12-26 Hitachi Telecom Technol Ltd 記憶装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001357000A (ja) * 2000-06-13 2001-12-26 Hitachi Telecom Technol Ltd 記憶装置

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