JPH05250092A - 座標入力装置 - Google Patents
座標入力装置Info
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- JPH05250092A JPH05250092A JP4049666A JP4966692A JPH05250092A JP H05250092 A JPH05250092 A JP H05250092A JP 4049666 A JP4049666 A JP 4049666A JP 4966692 A JP4966692 A JP 4966692A JP H05250092 A JPH05250092 A JP H05250092A
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 移動量検出部10により検出された移動量を
データ化して移動量データ用メモリ11に取り込む。増
減切換スイッチ9の操作によりマウスの移動量の増減を
指示すると、演算部12で増減率調整部14により設定
された増減率により上記の移動量を変更する演算を行
う。この演算の結果に基づいてパルス発生部13で移動
量としてのパルスを発生し、このパルスを操作ボタン4
・5のON信号とともに処理装置に送出する。移動量を
変化させない場合は、上記の移動量に演算部12による
演算を施さずにパルス発生部13に送出する。 【効果】 移動量の増減が自在となり、ソフトウェアに
関わらず座標入力装置の移動中においても一時的に移動
量を変更することが可能になる。それゆえ、座標入力装
置の高機能化を図ることができるとともに、多様な座標
入力作業を行うことができる。
データ化して移動量データ用メモリ11に取り込む。増
減切換スイッチ9の操作によりマウスの移動量の増減を
指示すると、演算部12で増減率調整部14により設定
された増減率により上記の移動量を変更する演算を行
う。この演算の結果に基づいてパルス発生部13で移動
量としてのパルスを発生し、このパルスを操作ボタン4
・5のON信号とともに処理装置に送出する。移動量を
変化させない場合は、上記の移動量に演算部12による
演算を施さずにパルス発生部13に送出する。 【効果】 移動量の増減が自在となり、ソフトウェアに
関わらず座標入力装置の移動中においても一時的に移動
量を変更することが可能になる。それゆえ、座標入力装
置の高機能化を図ることができるとともに、多様な座標
入力作業を行うことができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、情報処理システム等に
利用される座標入力装置に係り、詳しくは、移動量を自
在に変化しうる座標入力装置に関するものである。
利用される座標入力装置に係り、詳しくは、移動量を自
在に変化しうる座標入力装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ワークステーションやパーソナルコンピ
ュータ等の情報処理システムにおいては、入力装置とし
てキーボードがよく用いられるが、近年では、ウインド
ウシステム等のソフトウェアの多様化に伴い、マウス等
の座標入力装置が活用されるようになってきた。座標入
力装置は、表示ディスプレイに表示された画面上におけ
る所望の位置に指定した座標を入力するものであり、マ
ウス等がよく知られている。
ュータ等の情報処理システムにおいては、入力装置とし
てキーボードがよく用いられるが、近年では、ウインド
ウシステム等のソフトウェアの多様化に伴い、マウス等
の座標入力装置が活用されるようになってきた。座標入
力装置は、表示ディスプレイに表示された画面上におけ
る所望の位置に指定した座標を入力するものであり、マ
ウス等がよく知られている。
【0003】例えば、マウスは、回転自在に設けられた
球体を有しており、球体の回転量によりマウス自身の移
動量を検出し、その移動量を指定された座標を算出する
ための情報として処理装置に提供するようになってい
る。上記の移動量は、一般には、検出されたものをその
まま使用するようになっているが、処理装置側でソフト
ウェアにより処理の都合に合わせて所定の倍率で変更で
きる場合がある。また、座標入力装置側でディップスイ
ッチ等による切り換えで移動量を数パターンに変更でき
るものもある。
球体を有しており、球体の回転量によりマウス自身の移
動量を検出し、その移動量を指定された座標を算出する
ための情報として処理装置に提供するようになってい
る。上記の移動量は、一般には、検出されたものをその
まま使用するようになっているが、処理装置側でソフト
ウェアにより処理の都合に合わせて所定の倍率で変更で
きる場合がある。また、座標入力装置側でディップスイ
ッチ等による切り換えで移動量を数パターンに変更でき
るものもある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記のよう
に移動量を処理装置側で設定する場合は、移動量が変更
可能なソフトウェアを使用する場合は問題がないが、そ
のような機能を備えていないソフトウェアを使用する場
合は移動量の変更ができなくなる。また、グラフィック
作成等においては、細かい座標の移動を必要とするた
め、ソフトウェアで移動量を減少させるようになってい
るが、移動量の変更倍率が固定であるため、座標を一時
的に大きく移動させることができない。
に移動量を処理装置側で設定する場合は、移動量が変更
可能なソフトウェアを使用する場合は問題がないが、そ
のような機能を備えていないソフトウェアを使用する場
合は移動量の変更ができなくなる。また、グラフィック
作成等においては、細かい座標の移動を必要とするた
め、ソフトウェアで移動量を減少させるようになってい
るが、移動量の変更倍率が固定であるため、座標を一時
的に大きく移動させることができない。
【0005】一方、座標入力装置側で移動量を変更する
ものでは、移動操作中に移動量を変更することができな
いため、移動量を一時的に変更させたい場合、移動操作
を中断して移動量を変更しなければならず不便であっ
た。
ものでは、移動操作中に移動量を変更することができな
いため、移動量を一時的に変更させたい場合、移動操作
を中断して移動量を変更しなければならず不便であっ
た。
【0006】本発明は、上記の事情に鑑みてなされたも
のであって、ソフトウェアに関わらず、また、移動操作
中においても移動量を自在に変更することができる座標
入力装置の提供を目的としている。
のであって、ソフトウェアに関わらず、また、移動操作
中においても移動量を自在に変更することができる座標
入力装置の提供を目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の座標入力装置
は、移動自在に操作されるようになされたものであっ
て、その操作により移動した移動量を検出する移動量検
出手段を備えた座標入力装置において、上記の課題を解
決するために、以下の手段を講じていることを特徴とし
ている。
は、移動自在に操作されるようになされたものであっ
て、その操作により移動した移動量を検出する移動量検
出手段を備えた座標入力装置において、上記の課題を解
決するために、以下の手段を講じていることを特徴とし
ている。
【0008】すなわち、上記座標入力装置は、上記移動
量検出手段により検出された移動量の増加あるいは減少
を指示する、例えばスイッチによる増減指示手段と、移
動量の増減率を設定する可変抵抗器等の増減率設定手段
と、上記増減指示手段により移動量の増減が指示される
と上記増減率設定手段により設定された増減率で移動量
を増減させる増減手段とを備えている。
量検出手段により検出された移動量の増加あるいは減少
を指示する、例えばスイッチによる増減指示手段と、移
動量の増減率を設定する可変抵抗器等の増減率設定手段
と、上記増減指示手段により移動量の増減が指示される
と上記増減率設定手段により設定された増減率で移動量
を増減させる増減手段とを備えている。
【0009】
【作用】上記の構成では、移動量を変更する場合、増減
指示手段により移動量の増減が指示されると、移動量検
出手段により検出された座標入力装置の移動量が、増減
手段により増減される。このときの増減率は、増減率設
定手段により設定されるが、増減率設定手段を可変抵抗
器で構成することにより、連続的に増減率を設定するこ
とができ、より細かい増減が可能となる。また、増減指
示手段をスイッチにより構成する場合、スイッチの操作
により指示が出される間、増減が行われるようになる。
指示手段により移動量の増減が指示されると、移動量検
出手段により検出された座標入力装置の移動量が、増減
手段により増減される。このときの増減率は、増減率設
定手段により設定されるが、増減率設定手段を可変抵抗
器で構成することにより、連続的に増減率を設定するこ
とができ、より細かい増減が可能となる。また、増減指
示手段をスイッチにより構成する場合、スイッチの操作
により指示が出される間、増減が行われるようになる。
【0010】このように、上記の構成によれば、座標入
力装置側で移動量を変更するようになっているので、移
動量を提供する処理装置等のソフトウェアに関わらず移
動量の変更が可能になる。また、移動量の増減が指示さ
れると移動量が増減するようになっているので、移動中
においても一時的に移動量を変更することが可能にな
る。
力装置側で移動量を変更するようになっているので、移
動量を提供する処理装置等のソフトウェアに関わらず移
動量の変更が可能になる。また、移動量の増減が指示さ
れると移動量が増減するようになっているので、移動中
においても一時的に移動量を変更することが可能にな
る。
【0011】
【実施例】本発明をマウスに適用した一実施例について
図1ないし図5に基づいて説明すれば、以下の通りであ
る。
図1ないし図5に基づいて説明すれば、以下の通りであ
る。
【0012】図2および図3に示すように、本実施例に
係るマウス1は、本体ケース2を備え、その内部に球体
3が回転自在に設けられている。この球体3は、一部が
本体ケース2の底壁より外部に露出しており、この露出
した部分の下端が机等に接して回転するようになってい
る。上記の球体3を有するマウス1は、球体3の回転に
より机等の上での移動操作が可能になっている。
係るマウス1は、本体ケース2を備え、その内部に球体
3が回転自在に設けられている。この球体3は、一部が
本体ケース2の底壁より外部に露出しており、この露出
した部分の下端が机等に接して回転するようになってい
る。上記の球体3を有するマウス1は、球体3の回転に
より机等の上での移動操作が可能になっている。
【0013】本体ケース2の一端側には、操作ボタン4
・5が設けられるとともに、図示しない処理装置との通
信を行うためのケーブル6が引き出されている。また、
本体ケース2の他端側には、後述する増減率調整部14
をコントロールする増加率調整ツマミ7と、減少率調整
ツマミ8とが設けられている。
・5が設けられるとともに、図示しない処理装置との通
信を行うためのケーブル6が引き出されている。また、
本体ケース2の他端側には、後述する増減率調整部14
をコントロールする増加率調整ツマミ7と、減少率調整
ツマミ8とが設けられている。
【0014】本体ケース2の一方の側部には、検出され
たマウスの移動量を増減させるための増減切換スイッチ
9が設けられている。増減指示手段としての増減切換ス
イッチ9は、通常同図に示すような中立位置にあるよう
に付勢されており、この状態で移動量の増減の指示を出
力しないようになっている。また増減切換スイッチ9
は、上記の付勢による力に抗して図中A方向に押される
ことで移動量を増加させる指示を出力する一方、図中B
方向に押されることで移動量を減少させる指示を出力す
るようになっている。
たマウスの移動量を増減させるための増減切換スイッチ
9が設けられている。増減指示手段としての増減切換ス
イッチ9は、通常同図に示すような中立位置にあるよう
に付勢されており、この状態で移動量の増減の指示を出
力しないようになっている。また増減切換スイッチ9
は、上記の付勢による力に抗して図中A方向に押される
ことで移動量を増加させる指示を出力する一方、図中B
方向に押されることで移動量を減少させる指示を出力す
るようになっている。
【0015】続いて、マウス1の信号処理系について説
明する。
明する。
【0016】図1に示すように、この信号処理系では、
マウス1の移動量を球体3の互いに直交する2方向(x
方向およびy方向)への回転量により検出する移動量検
出部10が設けられている。移動量検出部10により検
出されるマウス1の移動量は、通常、球体2の回転量に
比例する数のパルスで出力され、所定時間毎のパルス数
が移動量データとして移動量データ用メモリ11に入力
されるようになっている。
マウス1の移動量を球体3の互いに直交する2方向(x
方向およびy方向)への回転量により検出する移動量検
出部10が設けられている。移動量検出部10により検
出されるマウス1の移動量は、通常、球体2の回転量に
比例する数のパルスで出力され、所定時間毎のパルス数
が移動量データとして移動量データ用メモリ11に入力
されるようになっている。
【0017】移動量データ用メモリ11は、上記の移動
量データを一時的に格納するメモリであり、他に増減切
換スイッチ9からの切換データ(増加検知データまたは
減少検知データ)も格納するようになっている。上記の
移動量データ用メモリ11は、演算部12およびパルス
発生部13に接続されている。
量データを一時的に格納するメモリであり、他に増減切
換スイッチ9からの切換データ(増加検知データまたは
減少検知データ)も格納するようになっている。上記の
移動量データ用メモリ11は、演算部12およびパルス
発生部13に接続されている。
【0018】演算部12は、乗算機能および除算機能を
有するように構成されたものであり、移動量データ用メ
モリ11から出力される移動量データに対し、増減率調
整部14により設定された増減率により乗算または除算
を施すようになっている。このような演算は、増減検知
データまたは減少検知データが移動量データ用メモリ1
1を介して演算部12へ送出されたときのみ行われるよ
うになっている。演算部12は、上記の処理を行うこと
により移動量を増減させるようになっており、増減手段
としての機能を有している。
有するように構成されたものであり、移動量データ用メ
モリ11から出力される移動量データに対し、増減率調
整部14により設定された増減率により乗算または除算
を施すようになっている。このような演算は、増減検知
データまたは減少検知データが移動量データ用メモリ1
1を介して演算部12へ送出されたときのみ行われるよ
うになっている。演算部12は、上記の処理を行うこと
により移動量を増減させるようになっており、増減手段
としての機能を有している。
【0019】パルス発生部13は、演算部12による演
算で更新された移動量データ、または移動量データ用メ
モリ11から直接入力される移動量データに基づいてパ
ルスを発生するようになっている。パルス発生部13で
発生したパルスは、マウス1の移動量として操作ボタン
4・5のON信号とともに前記ケーブル6を通じて処理
装置に送出されるようになっている。
算で更新された移動量データ、または移動量データ用メ
モリ11から直接入力される移動量データに基づいてパ
ルスを発生するようになっている。パルス発生部13で
発生したパルスは、マウス1の移動量として操作ボタン
4・5のON信号とともに前記ケーブル6を通じて処理
装置に送出されるようになっている。
【0020】増減率調整部14は、前記増加率調整ツマ
ミ7および減少率調整ツマミ8による操作で抵抗値が変
化する可変抵抗器である。すなわち、増減率調整部14
は、増加率調整ツマミ7が増加率の増大側に操作される
と増加率を示す増加調整電圧を増大させる一方、減少率
調整ツマミ8が減少率の増大側に操作されると減少率を
示す減少調整電圧を増大させるようになっており、増減
率設定手段としての機能を有している。
ミ7および減少率調整ツマミ8による操作で抵抗値が変
化する可変抵抗器である。すなわち、増減率調整部14
は、増加率調整ツマミ7が増加率の増大側に操作される
と増加率を示す増加調整電圧を増大させる一方、減少率
調整ツマミ8が減少率の増大側に操作されると減少率を
示す減少調整電圧を増大させるようになっており、増減
率設定手段としての機能を有している。
【0021】ここで、上記演算部12による演算につい
て説明する。この演算は、各要素を以下のように定める
と、式1ないし式4に基づいて行われる。 XD :x方向の移動量のディジタルデータ XD ’:更新されたx方向の移動量のディジタルデータ VA :増減率調整部14の増加調整電圧(VA >1) YD :y方向の移動量のディジタルデータ YD ’:更新されたy方向の移動量のディジタルデータ VB :増減率調整部14の減少調整電圧(VB >1) (1)移動量増加の場合 XD ’=XD *VA …式1 YD ’=YD *VA …式2 (2)移動量減少の場合 XD ’=XD /VB …式3 YD ’=YD /VB …式4 すなわち、移動量増加の場合は、VA が大きくなるのに
したがってXD ’およびYD ’が大きくなる。また、移
動量減少の場合は、VB が大きくなるのにしたがってX
D ’およびYD ’が小さくなる。
て説明する。この演算は、各要素を以下のように定める
と、式1ないし式4に基づいて行われる。 XD :x方向の移動量のディジタルデータ XD ’:更新されたx方向の移動量のディジタルデータ VA :増減率調整部14の増加調整電圧(VA >1) YD :y方向の移動量のディジタルデータ YD ’:更新されたy方向の移動量のディジタルデータ VB :増減率調整部14の減少調整電圧(VB >1) (1)移動量増加の場合 XD ’=XD *VA …式1 YD ’=YD *VA …式2 (2)移動量減少の場合 XD ’=XD /VB …式3 YD ’=YD /VB …式4 すなわち、移動量増加の場合は、VA が大きくなるのに
したがってXD ’およびYD ’が大きくなる。また、移
動量減少の場合は、VB が大きくなるのにしたがってX
D ’およびYD ’が小さくなる。
【0022】上記の構成における移動量増減の手順を図
4のフローチャートを参照にして説明する。
4のフローチャートを参照にして説明する。
【0023】まず、マウス1が移動操作されることによ
り球体3が回転すると、x方向への移動量Xおよびy方
向への移動量Yが検出され(S1)、この結果得られる
移動量データXD ・YD が移動量データ用メモリ11に
取り込まれる(S2)。次いで、増減切換スイッチ9の
状態に応じて処理が選択される(S3)。
り球体3が回転すると、x方向への移動量Xおよびy方
向への移動量Yが検出され(S1)、この結果得られる
移動量データXD ・YD が移動量データ用メモリ11に
取り込まれる(S2)。次いで、増減切換スイッチ9の
状態に応じて処理が選択される(S3)。
【0024】S3において、増減切換スイッチ9が中立
位置にあると判定されるた場合は、パルス発生部13に
より移動量データに基づいてパルスが発生し(S4)、
このパルスと操作ボタン4・5のON信号とが、座標入
力データとして処理装置に送出される(S5)。
位置にあると判定されるた場合は、パルス発生部13に
より移動量データに基づいてパルスが発生し(S4)、
このパルスと操作ボタン4・5のON信号とが、座標入
力データとして処理装置に送出される(S5)。
【0025】また、S3において、増減切換スイッチ9
が増加側に押されていると判定された場合は、増加検知
データおよび移動量データが移動量データ用メモリ11
から演算部12に送出され、演算部12にて増減率調整
部14の増加調整電圧VA に基づいて前記の式1および
式2の演算が行われる(S6)。一方、S3において、
増減切換スイッチ9が減少側に押されていると判定され
た場合は、減少検知データおよび移動量データが移動量
データ用メモリ11から演算部12に送出され、演算部
12にて増減率調整部14の減少調整電圧VB に基づい
て前記の式3および式4の演算が行われる(S7)。
が増加側に押されていると判定された場合は、増加検知
データおよび移動量データが移動量データ用メモリ11
から演算部12に送出され、演算部12にて増減率調整
部14の増加調整電圧VA に基づいて前記の式1および
式2の演算が行われる(S6)。一方、S3において、
増減切換スイッチ9が減少側に押されていると判定され
た場合は、減少検知データおよび移動量データが移動量
データ用メモリ11から演算部12に送出され、演算部
12にて増減率調整部14の減少調整電圧VB に基づい
て前記の式3および式4の演算が行われる(S7)。
【0026】続いて、上記のような処理による座標の移
動について説明する。
動について説明する。
【0027】増減切換スイッチ9が操作されず中立位置
にある通常の状態でマウス1が移動操作されると、図5
の(a)に示すように、表示画面15に座標として表示
されるカーソルCは、マウス1の移動量に応じた距離だ
けマウス1の移動方向と同方向に移動する。
にある通常の状態でマウス1が移動操作されると、図5
の(a)に示すように、表示画面15に座標として表示
されるカーソルCは、マウス1の移動量に応じた距離だ
けマウス1の移動方向と同方向に移動する。
【0028】また、増減切換スイッチ9が増加側に押さ
れるとともに増加率調整ツマミ7で増加率が設定された
状態では、図5の(b)に示すように、カーソルCは、
上記の増加率により補正されたマウス1の移動量に応じ
た距離だけ移動する。この場合は、上記の通常の場合に
比べてマウス1の移動量が少なくても、カーソルCを表
示画面15上で大きく移動させることができる。このよ
うに、マウス1の移動量を増加させれば、ウインドウシ
ステム等を利用する場合、マウス1を移動させる範囲が
狭くても1回の操作で確実にカーソルCを移動させるこ
とができる。
れるとともに増加率調整ツマミ7で増加率が設定された
状態では、図5の(b)に示すように、カーソルCは、
上記の増加率により補正されたマウス1の移動量に応じ
た距離だけ移動する。この場合は、上記の通常の場合に
比べてマウス1の移動量が少なくても、カーソルCを表
示画面15上で大きく移動させることができる。このよ
うに、マウス1の移動量を増加させれば、ウインドウシ
ステム等を利用する場合、マウス1を移動させる範囲が
狭くても1回の操作で確実にカーソルCを移動させるこ
とができる。
【0029】さらに、増減切換スイッチ9が減少側に押
されるとともに減少率調整ツマミ8で減少率が設定され
た状態では、図5の(c)に示すように、カーソルC
は、上記の減少率により補正されたマウス1の移動量に
応じた距離だけ移動する。この場合は、上記の通常の場
合に比べてマウス1の移動量が多くても、カーソルCを
表示画面15上で小さく移動させることができる。この
ように、マウス1の移動量を減少させれば、グラフィッ
ク作成等を行う場合、カーソルCの細かい移動をマウス
1の移動でコントロールすることが容易になり、微妙な
作業でも楽に行えるようになる。
されるとともに減少率調整ツマミ8で減少率が設定され
た状態では、図5の(c)に示すように、カーソルC
は、上記の減少率により補正されたマウス1の移動量に
応じた距離だけ移動する。この場合は、上記の通常の場
合に比べてマウス1の移動量が多くても、カーソルCを
表示画面15上で小さく移動させることができる。この
ように、マウス1の移動量を減少させれば、グラフィッ
ク作成等を行う場合、カーソルCの細かい移動をマウス
1の移動でコントロールすることが容易になり、微妙な
作業でも楽に行えるようになる。
【0030】このように、本実施例によれば、マウス1
の移動量を増減させることで作業状況に適したマウス1
の操作が可能になり、作業性を向上させることができ
る。また、本実施例では、マウス1側で移動量の増減を
調整するようになっているので、処理装置側のソフトウ
ェアに関わらず、移動量を変更させることができる。さ
らに、本実施例では、マウス1の移動中に増減切換スイ
ッチ9を操作することにより、一時的に移動量を変更さ
せることができる。これによって、例えば、グラフィッ
ク作成中でも、図5の(b)に示すように一時的に大き
くカーソルCを移動させることができる。
の移動量を増減させることで作業状況に適したマウス1
の操作が可能になり、作業性を向上させることができ
る。また、本実施例では、マウス1側で移動量の増減を
調整するようになっているので、処理装置側のソフトウ
ェアに関わらず、移動量を変更させることができる。さ
らに、本実施例では、マウス1の移動中に増減切換スイ
ッチ9を操作することにより、一時的に移動量を変更さ
せることができる。これによって、例えば、グラフィッ
ク作成中でも、図5の(b)に示すように一時的に大き
くカーソルCを移動させることができる。
【0031】なお、上記の本実施例では本発明をマウス
に適用したものを例示したが、本発明は、例えば、ジョ
イスティックのように操作部の移動量データに応じて座
標を移動させるようなものであれば、マウス以外の座標
入力装置についても適用が可能であることは勿論であ
る。
に適用したものを例示したが、本発明は、例えば、ジョ
イスティックのように操作部の移動量データに応じて座
標を移動させるようなものであれば、マウス以外の座標
入力装置についても適用が可能であることは勿論であ
る。
【0032】
【発明の効果】本発明の座標入力装置は、以上のよう
に、移動量検出手段により検出された移動量の増加ある
いは減少を指示する増減指示手段と、移動量の増減率を
設定する増減率設定手段と、上記増減指示手段により移
動量の増減が指示されると上記増減率設定手段により設
定された増減率で移動量を増減させる増減手段とを備え
ている構成である。
に、移動量検出手段により検出された移動量の増加ある
いは減少を指示する増減指示手段と、移動量の増減率を
設定する増減率設定手段と、上記増減指示手段により移
動量の増減が指示されると上記増減率設定手段により設
定された増減率で移動量を増減させる増減手段とを備え
ている構成である。
【0033】これによれば、座標入力装置側で移動量を
変更するようになっているので、移動量を提供する処理
装置等のソフトウェアに関わらず移動量の変更が可能に
なる。また、移動量の増減が指示されると移動量が増減
するようになっているので、移動量の増減が自在とな
り、座標入力装置の移動操作中においても一時的に移動
量を変更することが可能になる。
変更するようになっているので、移動量を提供する処理
装置等のソフトウェアに関わらず移動量の変更が可能に
なる。また、移動量の増減が指示されると移動量が増減
するようになっているので、移動量の増減が自在とな
り、座標入力装置の移動操作中においても一時的に移動
量を変更することが可能になる。
【0034】例えば、グラフィック作成等においては、
細かい座標の移動を必要とするため、移動量を減少させ
るが、座標を一時的に大きく移動させたいときは、増減
の指示を増加側に変更して移動量を増加させればよい。
細かい座標の移動を必要とするため、移動量を減少させ
るが、座標を一時的に大きく移動させたいときは、増減
の指示を増加側に変更して移動量を増加させればよい。
【0035】したがって、本発明を採用すれば、座標入
力装置の高機能化を図ることができるとともに、多様な
座標入力作業を行うことができるという効果を奏する。
力装置の高機能化を図ることができるとともに、多様な
座標入力作業を行うことができるという効果を奏する。
【図1】本発明の一実施例に係るマウスの信号処理系の
構成を示すブロック図である。
構成を示すブロック図である。
【図2】図1の信号処理系を備えたマウスの外観を示す
平面図である。
平面図である。
【図3】上記マウスの外観を示す図2の正面図である。
【図4】図1の信号処理系による移動量増減の手順を示
すフローチャートである。
すフローチャートである。
【図5】上記マウスの移動量と表示画面におけるカーソ
ルの移動量との関係を、カーソルの移動量を変更させな
い場合、増加させる場合および減少させる場合について
示した説明図である。
ルの移動量との関係を、カーソルの移動量を変更させな
い場合、増加させる場合および減少させる場合について
示した説明図である。
9 増減切換スイッチ(増減指示手段) 10 移動量検出部(移動量検出手段) 12 演算部(増減手段) 14 増減率調整部(増減率設定手段)
Claims (1)
- 【請求項1】移動自在に操作されるようになされたもの
であって、その操作により移動した移動量を検出する移
動量検出手段を備えた座標入力装置において、 上記移動量検出手段により検出された移動量の増加ある
いは減少を指示する増減指示手段と、移動量の増減率を
設定する増減率設定手段と、上記増減指示手段により移
動量の増減が指示されると上記増減率設定手段により設
定された増減率で移動量を増減させる増減手段とを備え
ていることを特徴とする座標入力装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4049666A JPH05250092A (ja) | 1992-03-06 | 1992-03-06 | 座標入力装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4049666A JPH05250092A (ja) | 1992-03-06 | 1992-03-06 | 座標入力装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05250092A true JPH05250092A (ja) | 1993-09-28 |
Family
ID=12837499
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4049666A Pending JPH05250092A (ja) | 1992-03-06 | 1992-03-06 | 座標入力装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05250092A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0830387A (ja) * | 1994-07-20 | 1996-02-02 | Kyushu Nippon Denki Software Kk | マウス入力装置 |
-
1992
- 1992-03-06 JP JP4049666A patent/JPH05250092A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0830387A (ja) * | 1994-07-20 | 1996-02-02 | Kyushu Nippon Denki Software Kk | マウス入力装置 |
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