JPH0524932Y2 - - Google Patents

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JPH0524932Y2
JPH0524932Y2 JP1985177810U JP17781085U JPH0524932Y2 JP H0524932 Y2 JPH0524932 Y2 JP H0524932Y2 JP 1985177810 U JP1985177810 U JP 1985177810U JP 17781085 U JP17781085 U JP 17781085U JP H0524932 Y2 JPH0524932 Y2 JP H0524932Y2
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JP
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lever
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image forming
state
forming apparatus
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、レーザプリンタ、静電写真複写機等
画像形成装置の定着装置の改良に関する。
〔従来の技術〕
上記画像形成装置の定着装置は一般に、定着ロ
ーラ対を形成する上部ローラ及び下部ローラをそ
れぞれ収容した上部ハウジング及び下部ハウジン
グを、前記定着ローラ対と平行な枢支軸回りに揺
動開閉自在に枢着して構成されているが、従来
は、例えば、特開昭58−153976号公報にあるいは
特開昭60−133486号公報に示すように、前記定着
装置の揺動ユニツトを固定ユニツトに係止する第
1係合レバーと、揺動ユニツトを複写機本体に係
合する第2係合レバーとをそれぞれ別々に設ける
ようにしていた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、このように二つの係合レバーを
組み合わせるようにした場合、部品点数が多くな
つて必然的に構造が複雑化し、組み立て作業が煩
雑なものとなり、結果として生産コストが高くつ
くという問題点があつた。
本考案は、上述の事柄に留意してなされたもの
で、その目的とするところは、専門的な技術者で
なくても簡単に着脱することができる取り扱いが
簡単でありながら、この構造を極めて簡素化した
画像形成装置の定着装置を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
上述の目的を達成するため、本考案に係る画像
形成装置の定着装置は、単体で搬送する際の上部
ハウジングと下部ハウジングとの閉合状態をロツ
クする第一状態と前記第一状態を解除して前記下
部ハウジウングを画像形成装置の本体側に固定す
る第二状態とに切換わるレバーを、前記下部ハウ
ジングの開放端側に回動自在に設けた点に特徴が
ある。
〔作用〕
上記構成によつて発揮される作用は次の通りで
ある。即ち、定着装置が未だ画像形成装置本体に
装着されないとき、例えば工程間を定着装置単体
で搬送する際においては、上部ハウジングと下部
ハウジングとが互いに閉合された状態で取り扱う
のが便利であるが、このような場合、前記レバー
を上方に回動してこれを前記上部ハウジングと係
合させることにより、前記閉合状態を確実にロツ
クすることができる。そして、定着装置を画像形
成装置の本体内に装着するときは、前記レバーを
下方に回動して前記ロツクを解除して該レバーを
本体側の係止部と係合させることにより、下部ハ
ウジングを本体の所定位置に固定し、これによつ
て定着装置を所定位置に確実にセツトでき、しか
も、上下ハウジングのロツクと定着装置の本体側
への固定という二重の効果を奏する単一のレバー
を設けたことによつて、装置を大幅に簡素化し
て、生産コストを下げることができるのである。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
第1図A,Bは、本考案に係る画像形成装置の
定着装置(以下、定着装置という)1を示し、第
1図Aはレバーが第一状態にあるときを、第1図
Bはレバーが第二状態にあるときをそれぞれ示
す。第2図は、前記定着装置1の取付け位置近傍
を示している。第3図は、前記定着装置1を備え
た画像形成装置2、例えばレーザプリンタを示
す。
前記画像形成装置2は、第3図に示すように、
枢支軸3を中心として矢印P方向に回動し得る上
部ユニツトAと、下部ユニツトBとから成る所謂
クラムシエルタイプに構成されている。図中の仮
想線Lは前記両ユニツトA,Bの分割境界を示
す。
前記上部ユニツトAの内部には、図外の画像読
取装置からの信号を受け、この信号に応じた出力
を出すレーザ発信器4、回転ミラー5、反射鏡6
等より成るレーザ光学ユニツトC、感光体7及び
この感光体7の近傍に設けられる帯電装置8、現
像装置9、クリーニング装置10等より成る作像
ユニツトD、複写紙経路切換装置11、ローラ対
12,13、ガイド14,15等より成る上部排
紙ユニツトEが設けられている。なお、16は上
部排紙部である。
前記下部ユニツトBの内部には、給紙カセツト
17、給紙ローラ18等より成る給紙ユニツト
F、前記感光体7の近傍に設けられる転写装置1
9等と共に、定着装置1が設けられている。な
お、20は矢印Q方向に展開、折り畳み自在に構
成された排紙トレイ、21は前記枢支軸3を中心
として矢印R方向に回動し得る手差ユニツトであ
る。
次に、第1図A,B及び第2図に基づいて、前
記定着装置1の構成及び該定着装置1の画像形成
装置2への取付け構造について説明する。
22,23はそれぞれ上部ハウジング、下部ハ
ウジングで、これら両ハウジング22,23は、
枢支軸24回りで矢印S方向に揺動開閉自在に枢
着されている。
上部ハウジング22の内部にはヒータを内蔵し
た加熱ローラとしての上部ローラ25が前記枢支
軸24に平行な方向に横設してあり、他方、下部
ハウジング23の内部には前記上部ローラ25と
共に定着ローラ対26を形成する加圧ローラとし
ての下部ローラ27が同様に横設してある。そし
て、該下部ローラ27の軸27aは、引張りばね
28によつて上部ローラ25側に付勢された保持
部材29により保持されており、これによつて下
部ローラ27を上部ローラ25に対して圧接する
ようにしてある。
30…は前記枢支軸24とは反対側、即ち、両
ハウジング22,23の開放端側に設けられる排
紙ローラ対で、一方のローラ31…は上部ハウジ
ング22に、他方のローラ32…は下部ハウジン
グ23にそれぞれ収容されている。
33はブラケツト34を介して前記下部ハウジ
ング23の開放端側に設けられるレバーで、例え
ば合成樹脂より成る。このレバー33はレバー本
体35、アーム36,36、係止部37から成
り、ブラケツト34の両側部38,38に穿設さ
れた通し孔とアーム36,36に穿設された通し
孔を挿通するピン部材39,39によつて揺動自
在に取付けられている。
前記レバー本体35の略中央には孔40が開設
されている。この孔40は後述する取付けベース
50側のボス55と嵌合して係止し得る構成にな
つている。
前記アーム36,36はレバー本体35の両側
から延設されており、その内側には小さな突起4
1,41が形成されており、第1図Bに示すよう
に、第二状態となつたとき、前記突起41,41
が前記ブラケツト34の両側部38,38に形成
された長孔42,42に嵌入係合するよう構成さ
れている。
前記係止部37はレバー本体35に対して90度
より若干小さい角度をなすように折り曲げて形成
されており、第1図Aに示すように、第一状態と
なつたとき、前記上部ハウジング22の前端係合
部43と係合するように構成されている。
なお、44は上部ハウジング22の上部に形成
される把手、45,45は後述する取付けベース
50側のピン52,52と嵌合する取付け孔で、
下部ハウジング23の底部46に開設されてい
る。
そして、第2図において、50は下部ユニツト
B側の取付けベースで、その上面51には適宜の
間隔を隔ててピン52,52が立設けされてい
る。前記取付けベース50の側壁部53の一部に
は、前記レバー33を嵌まり込ませることができ
る凹入部54が形成されており、該凹入部54に
は前記レバー本体35の孔40に嵌入して係合す
るボス55が略水平に立設されている。なお、5
6,57は取付けベース50の上面51に立設さ
れる立上がり部で、定着装置1の矢印T方向への
がたつきを防止するものである。
而して、定着装置1が未だ画像形成装置2の取
付けベース50に装着されてないとき、例えば工
程間で定着装置1を単体で搬送する時等において
は、上部ハウジング22と下部ハイジング23と
は、第1図Aに示すよように、互いに閉合された
状態で取り扱われるが、このような場合、レバー
33を上方に回動してその係止部37を前記上部
ハウジング22の前端係合部43と係合させるこ
とにより、前記閉合状態を確実にロツクすること
ができる。
そして、画像形成装置2の所定の位置に定着装
置1をセツトするに際しては、先ず、上部ユニツ
トAを上方に揺動して開放状態にする。そして、
この状態において、取付けベース50のピン5
2,52と下部ハウジング23の底部46に開設
した孔45,45とを合致するようにして、前記
ロツク状態の定着装置1を前記取付けベース50
上にセツトする。次に、前記レバー33を下方に
回動して前記ロツクを解除する(これによつて、
前記両ハウジング22,23は枢支軸24を中心
として第1図Aに示す矢印S方向に自由に回動し
得る状態になる)。
そしてさらに、前記レバー33を下方側に回動
して、レバー本体35の孔40を前記取付けベー
ス50のボス55によつて嵌合係止させることに
より、下部ハウジング23は、取付けベース50
上の所定の位置に確実にセツトされ、第2図にお
ける矢印T方向は勿論、これと直交する方向へぐ
らつくことなく固定される。
そして、上部ユニツトAを下方に揺動して閉成
したとき、上部ハウジング22は上部ユニツトA
の端部によつて下方に押しつけられるため、上部
ハウジング22と下部ハウジング23との閉合状
態は保持されることとなる。
上述のように定着装置1を取付けベース50に
固定した状態において、レバー33は第二状態に
あるので、定着ローラ対26及び排紙ローラ対3
0を経てさらに搬送方向下流側に向かう複写紙が
前記レバー33に当接することがないことは云う
までもない。
なお、レバー33の形状は上記実施例のものに
限られるものではなく、例えば係止部37をレバ
ー本体35の反対側に延設して、レバー33を略
T字形とし、この延設された係止部を取付けベー
ス50の下方に形成した凹部に係合させるように
してもよい。
〔考案の効果〕
以上説明したように、本考案においては、定着
装置を単体で搬送する際の上部ハウジングと下部
ハウジングとの閉合状態をロツクする第一状態と
前記第一状態を解除して前記下部ハウジングを画
像形成装置の本体側に固定する第二状態とに切換
わるレバーを、前記下部ハウジングの開放端側に
回動自在に設けているので、点検等のため定着装
置を本体から取り外し、再び本体にセツトする場
合、定着装置を最良の状態にセツトすることがで
き、従つて、メンテナンスを容易に行うことがで
きると共に、前記第一状態と第二状態を切換え動
作によつて単一のレバーにより行うために、構造
を大幅に簡素化し、生産コストを下げることがで
きるようになつた。
【図面の簡単な説明】
第1図A,Bは本考案に係る画像形成装置の定
着装置を示し、第1図Aはレバーが第一状態にあ
るときを、第1図Bはレバーが第二状態にあると
きをそれぞれ示す断面図、第2図は前記定着装置
の取付け位置近傍を示す斜視図、第3図は前記定
着装置を備えた画像形成装置を示す断面図であ
る。 1……定着装置、2……画像形成装置、22…
…上部ハウジング、23……下部ハウジング、2
4……枢支軸、25……上部ローラ、26……ロ
ーラ対、27……下部ローラ、33……レバー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 定着ローラ対を形成する上部ローラ及び下部ロ
    ーラをそれぞれ収容した上部ハウジング及び下部
    ハウジングとを、前記定着ローラ対と平行な枢支
    軸回りで揺動開閉自在に枢着してなる画像形成装
    置の定着装置において、単体で搬送する際の前記
    上部ハウジングと下部ハウジングとの閉合状態を
    ロツクする第一状態と前記第一状態を解除して前
    記下部ハウジングを画像形成装置の本体側に固定
    する第二状態とに切換わるレバーを、前記下部ハ
    ウジングの開放端側に回動自在に設けたことを特
    徴とする画像形成装置の定着装置。
JP1985177810U 1985-11-18 1985-11-18 Expired - Lifetime JPH0524932Y2 (ja)

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JP1985177810U JPH0524932Y2 (ja) 1985-11-18 1985-11-18

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JP1985177810U JPH0524932Y2 (ja) 1985-11-18 1985-11-18

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JPS6284070U JPS6284070U (ja) 1987-05-28
JPH0524932Y2 true JPH0524932Y2 (ja) 1993-06-24

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JP1985177810U Expired - Lifetime JPH0524932Y2 (ja) 1985-11-18 1985-11-18

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JPS57758B2 (ja) * 1976-10-22 1982-01-07
JPS58153976A (ja) * 1982-03-08 1983-09-13 Sanyo Electric Co Ltd 定着装置
JPS60133486A (ja) * 1984-07-20 1985-07-16 Sanyo Electric Co Ltd 定着装置

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JPH0132052Y2 (ja) * 1980-06-02 1989-10-02

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