JPH0524893Y2 - - Google Patents

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JPH0524893Y2
JPH0524893Y2 JP1988024918U JP2491888U JPH0524893Y2 JP H0524893 Y2 JPH0524893 Y2 JP H0524893Y2 JP 1988024918 U JP1988024918 U JP 1988024918U JP 2491888 U JP2491888 U JP 2491888U JP H0524893 Y2 JPH0524893 Y2 JP H0524893Y2
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optical fiber
optical
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【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、例えば電気機器の主回路を遠隔操作
によつてオンオフするため光スイツチに関する。
〔従来の技術〕
例えば照明灯や電動モータ等各種電気機器の主
回路を遠隔操作によつてオンオフするのに、従来
は、主回路に電気機器の制御回路を接続すると共
に、この制御回路をオンオフするスイツチ回路を
前記制御回路から取り出して、このスイツチ回路
に接続したスイツチを出入り口近くの壁や柱等に
取り付け、前記スイツチを操作することにより前
記主回路をオンオフするようにしていた。
ところで、上記電気機器の制御系において、ス
イツチの取り付け位置を変更するには、配線工事
の資格を有する電気技術者の手に委ねることが義
務付けられており、特に、防爆の電気系において
は一層高度な配線技術を要し、誰にでも簡単にス
イツチの取り付け位置を変更することができない
だけでなく、工事コストが高くつくといつた問題
点があつた。
又、電気系の短絡や漏電の危険を防止する上
で、浴室内や水場付近にはスイツチを設けること
ができないとされており、電気機器の利用面で不
便があつた。
このような問題点及び不便さを解決するものと
して、近時、光信号を用いたスイツチの開発・研
究がなされているところであり、本願出願人は昭
和62年2月28日付にて「光スイツチ」(実願昭62
−30333号)を出願している。
第6図は上記出願に係る光スイツチの構成を概
略的に示すもので、同図において、61はスイツ
チケース、62はその内部空間であり、63は光
フアイバである。この光フアイバ63はその一端
が図外の制御回路に接続されると共に、その他端
が内部空間62に臨むようにしてスイツチケース
61に着脱自在に接続されている。
そして、内部空間62の上部に設けられたケー
スカバー64の開口から一部を突出させるように
してシーソー型の操作具65が矢印PQ方向に回
動自在に設けられている。この操作具65はスイ
ツチケース61の底部上面に形成されたガイド面
66,67に向かうように、ばね68によつて突
出付勢された可動ピン69を備えると共に、操作
具65の前記回動角を規制するために所定角をな
すように取り付けられたストツパ部材70,71
のうち、光フアイバ63に近い側のストツパ部材
70に光反射体72を備えてなるものである。
而して、前記操作具65を回動操作して光反射
体72の反射面を、光フアイバ63からの投射光
を当該光フアイバ63に向けて反射させる状態
と、光フアイバ63からの投射光の光路から外れ
かつ前記投射光を当該光フアイバ63に向けて反
射させない状態とに切り替えることにより、電気
機器の主回路をオンオフすることができる。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、上記構成の光スイツチにおいて
は、光反射体72を用いて光フアイバ63からの
投射光を反射させているため、次のような問題点
がある。
即ち、前記光の反射の際の散乱が大きく、光フ
アイバ63に向けて反射された光のうち僅かの光
しか光フアイバ63に入光せず、信号としての光
の伝送効率がよくないといつた欠点がある。
又、光反射体72の反射面が光フアイバ63の
端面に対して所定の方向に位置するように各部材
を精度よく仕上げたり、各部の調整を行う必要が
ある等コストが高くつくといつた欠点もある。
本考案は、上述の事柄に留意してなされたもの
で、その目的とするところは、光の伝送効率に優
れた有用な光スイツチを安価に提供することにあ
る。
〔問題点を解決するための手段〕
上述の目的を達成するため、本考案に係る光ス
イツチは、ケース本体に形成した光フアイバ装着
部に、それぞれ一端が発光部、受光部に接続され
た第1、第2の光フアイバの他端を、抜け方向へ
の移動を阻止するばね部材を介して装着すると共
に、前記ケース本体内に前記第1、第2の光フア
イバの他端を光学的に接続するための第3の光フ
アイバを設け、この第3の光フアイバを平面視U
字状に形成すると共に、その何れか一端を前記ケ
ース本体に設けられた操作具の上下動に伴つて機
械的に動かすことにより、前記第1、第2の光フ
アイバを光学的に接続する状態又は光学的に断絶
した状態の何れかになるようにしている。
〔作用〕
上記構成によれば、従来のように光反射体を用
いていないので、光の伝送効率を大幅に高めるこ
とができる。そして、第3の光フアイバの何れか
一端のみを機械的に動かすことにより、第1光フ
アイバと第2光フアイバとを光学的に接続した
り、断絶したりできるので、光の伝導効率の低下
を最小限に抑えることができる。
また、第1、第2の光フアイバの端部を抜け方
向への移動を阻止するばね部材を介して装着した
ので、第1、第2の光フアイバの装着が容易であ
ると共に、光フアイバをケース本体に堅牢に装着
でき、極めて取扱いやすくなつている。
さらに、第3の光フアイバを平面視U字状に構
成しているために、前記第1、第2の光フアイバ
をケース本体の同一側面に取り付けることができ
る。従つて、例えば光スイツチと電気機器とを接
続するような場合、光フアイバの引回しを自在に
行えると言つた利点がある。
さらにまた、スイツチ切換えはケース本体に設
けられた操作具の上下動に伴つて行われるので、
前記操作具を指等で押圧するだけでオンオフの切
換えができ、操作が極めて簡単である。上記目的
は完全に達成される。
〔実施例〕
以下、本考案の一実施例を、図面に基づいて説
明する。
第1図乃至第5図において、1,2はそれぞれ
一端が図外の発光部、受光部に接続された第1の
光フアイバ、第2の光フアイバである。
3は第1の光フアイバ1、第2の光フアイバ2
をそれぞれ着脱自在に装着し、後述する構成によ
つて両光フアイバ1,2を光学的に接続したり、
断絶する光スイツチで、例えば合成樹脂よりなる
ケース本体4と、このケース本体4に被着される
例えば合成樹脂よりなるカバー体5と、ケース本
体4に設けられた光フアイバ1,2を光学的に接
続する第3の光フアイバ6と、この第3の光フア
イバ6の一端を機械的に動かすための手段7とか
らなる。
先ず、ケース本体4の一端側の上面には、第1
図に示すように、2つの凹部8,9からなる光フ
アイバ装着部10が形成してあり、凹部8,9に
それぞれ第1の光フアイバ1、第2の光フアイバ
2を嵌め込み、ばね鋼等よりなるばね部材11を
介してカバー体5を被着することにより、両光フ
アイバ1,2が光フアイバ装着部10において装
着されている(第4図、第5図参照)。
そして、第3の光フアイバ6は第1図、第2図
に示すように平面視U字状に形成すると共にその
一端が第1の光フアイバ1に対して機械的に動き
得るように保持され、他端が第2の光フアイバ2
に機械的に固定された状態で保持されるが、その
詳細な保持構造は次の通りである。
即ち、第3の光フアイバ6はその両端の固定側
部分6a、可動側部分6b及びこれら両部分6
a,6b間の可撓性部分6cよりなる。尚、図示
する例では、可撓性部分6cをより撓み易くする
ため、前記可撓性部分6cには被覆が設けられて
ないが、光フアイバ6が十分な可撓性を有する場
合には、このようにする必要がないことは云うま
でもない。
そして、固定側部分6aは凹部9に連なるよう
にケース本体4に形成された凹部9′内に嵌め込
まれるようにして保持されている。
又、可動側部分6bを保持しこれを機械的に動
かす手段7は次のように構成されている。即ち、
例えば薄い金属よりなる板部材を折り曲げて、可
動側部分6bを保持する保持部12aとばね係止
部12bとを形成した揺動部材12を、そのばね
係止部12bとは反対側の端部が支点12cとな
るように、ケース本体4に形成した係止部13に
上下方向に揺動自在に当接させ、保持部12aに
可動側部分6bを保持させると共に、ケース本体
4に形成した上下方向のガイド面14,14に沿
さて上下動する操作具15を設け、この操作具1
7の下部に形成したばね係止部15aとばね係止
部12bとの間に引つ張りばね16を張設し、更
に、操作具15の下方にこの操作具15を常に上
方に付勢するコイルばね17が設けてある。
尚、操作具15の中間部にはカバー体5の下面
に当接する当接部15bが形成されており、又、
カバー体5には操作具15の頭部15cを突出さ
せるための孔5aが開設してある。
次に、上述のように構成した光スイツチ3の動
作について説明する。
第4図に示すように、操作具15の頭部15c
が指等によつて下方に押圧されていない平常の状
態においては、操作具15は、コイルばね17の
上方への付勢力を受けて当接部15bをカバー体
5の下面に当接させた最も上位の位置にあり、こ
のとき、引つ張りばね16も上方に位置している
ので、揺動部材12は支点13を中心にして上方
に回動し、ばね係止部12b側が上方に位置して
第3の光フアイバ6の可動側部分6bの端面6
b′が第1の光フアイバ1の他端面の位置より上方
にずれた位置に変位しているので、第1の光フア
イバ1の他端面と第3の光フアイバ6の可動側部
分6bの端面6b′とが光学的に断絶した状態にな
り、発光部からの光が第1の光フアイバ1内を通
つてきても第3の光フアイバ6側に伝送されるこ
とがなく、従つて、前記光が第2の光フアイバ2
に伝送されることがなく、所謂オフ状態となる。
そして、第5図に示すように、操作具15の頭
部15cを指等によつて下方に押圧して操作具1
5をコイルばね17の上方への付勢力に抗して十
分に下降させると、これに伴つて引つ張りばね1
6も下降して揺動部材12は支点13を中心にし
て下方に回動し、これによつてばね係止部12b
側が下降して第3の光フアイバ6の回動側部分6
bの端面6b′が第1の光フアイバ1の他端面と対
向するようになり、その結果、第1の光フアイバ
1の他端面と第3の光フアイバ6の可動側部分6
bの端面6b′とが光学的に接続された状態にな
り、第1の光フアイバ1内を通つてきた発光部か
らの光は、前記他端面から端面6b′を経て第3の
光フアイバ6内に入り、更に、固定側部分6aを
経て第2の光フアイバ2の他端面に入り、所謂オ
ン状態となる。
このようにして、前記操作具15を指等により
押圧するだけで第3の光フアイバ6の一端側を上
下方向に揺動することにより、この第3の光フア
イバ6を介して第1の光フアイバ1と第2の光フ
アイバ2とを、光学的に接続したり、断絶したり
することができるが、上記光スイツチ3を製作す
るに際して注意すべき点を2,3述べると、先
ず、第2の光フアイバ2と第3の光フアイバ6の
端面同士は可及的に密着させるのがよい。そし
て、第1の光フアイバ1と第3の光フアイバ6の
端面同士は第2の光フアイバ2と第3の光フアイ
バ6の場合とは異なり、両者を密着させることは
できないが、端面間の間〓は可及的に小さくして
あるのがよく、例えば1mm以下、より好ましくは
0.5mm以下にすれば、伝送効率を低下させなくて
済む。
また、本考案では第2の光フアイバ6の何れか
一端を揺動することにより第1光フアイバと第2
光フアイバとを光学的に接続したり断絶したりで
きるので前記光伝導体の光伝送効率の低下を最小
限に抑えることができる。
尚、本考案は上記実施例に限られるものではな
く、例えば第1の光フアイバ1を受光部に、第2
の光フアイバ2を発光部に、それぞれ接続しても
よい。
又、常時は第1の光フアイバ1と第3の光フア
イバ6とが光学的に接続されており、操作具15
を押下したとき、両者1,6が断絶するようにし
てもよく、更に、操作具15を押下したときにそ
の状態を保持し、次に、操作具15に力を加えて
これを復帰させるようにしてあつてもよい。
〔考案の効果〕
本考案は、以上説明したように構成されている
ので、次のような効果を奏する。
光反射体を用いたものに比べて、伝送効率が
著しく改善され、実験によれば、10倍以上の伝
送効率が得られた。そして、光反射体を用いて
いないので、各部の調整が不要であり安価に制
作する事ができる。そして、第3の光フアイバ
の何れか一端のみを機械的に動かすことによ
り、第1光フアイバと第2光フアイバとを光学
的に接続したり、断絶したりできるので、光の
伝導効率の低下を最小限に抑えることができ
る。
第1、第2の光フアイバの端部を抜け方向へ
の移動を阻止するばね部材を介して装着したの
で、第1、第2の光フアイバの装着が容易であ
ると共に、光フアイバをケース本体に堅牢に装
着でき、極めて取扱いやすくなつている。
第3の光フアイバを平面視U字状に構成して
いるために、前記第1、第2の光フアイバをケ
ース本体の同一側面に取り付けることができ
る。従つて、例えば光スイツチと電気機器とを
接続するような場合、光フアイバの引回しを自
在に行える。
スイツチ切換えはケース本体に設けられた操
作具の上下動に伴つて行われるので、前記操作
具を指等で押圧するだけでオンオフの切換えが
でき、操作が極めて簡単である。
【図面の簡単な説明】
第1図無いし第5図は本考案の一実施例を示
し、第1図は光スイツチの要部を示す斜視図、第
2図はカバー体を取り去つた状態における光スイ
ツチの平面図、第3図は光フアイバ装着側から見
た側断面図、第4図は第1の光フアイバと第3の
光フアイバとが断絶した状態を示す断面図、第5
図は第1の光フアイバと第3の光フアイバとが接
続されている状態を示す断面図である。第6図は
本願に先行する光スイツチの一例を示す断面図で
ある。 1……第1の光フアイバ、2……第2の光フア
イバ、3……光スイツチ、4……ケース本体、6
……第3の光フアイバ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ケース本体に形成した光フアイバ装着部に、そ
    れぞれ一端が発光部、受光部に接続された第1、
    第2の光フアイバの他端を、抜け方向への移動を
    阻止するばね部材を介して装着すると共に、前記
    ケース本体内に前記第1、第2の光フアイバの他
    端を光学的に接続するための第3の光フアイバを
    設け、この第3の光フアイバを平面視U字状に形
    成すると共に、その何れか一端を前記ケース本体
    に設けられた操作具の上下動に伴つて機械的に動
    かすことにより、前記第1、第2の光フアイバを
    光学的に接続する状態又は光学的に断絶した状態
    の何れかになるようにしたことを特徴とする光ス
    イツチ。
JP1988024918U 1988-02-25 1988-02-25 Expired - Lifetime JPH0524893Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0414725Y2 (ja) * 1980-09-30 1992-04-02
JPH0414724Y2 (ja) * 1980-09-30 1992-04-02
JPS59144601U (ja) * 1983-03-17 1984-09-27 豊田合成株式会社 光スイツチ

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JPH01128315U (ja) 1989-09-01

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