JPH05248314A - エバポパージシステムの故障診断装置 - Google Patents

エバポパージシステムの故障診断装置

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JPH05248314A
JPH05248314A JP4048892A JP4889292A JPH05248314A JP H05248314 A JPH05248314 A JP H05248314A JP 4048892 A JP4048892 A JP 4048892A JP 4889292 A JP4889292 A JP 4889292A JP H05248314 A JPH05248314 A JP H05248314A
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JP
Japan
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purge
air
vsv
failure
fuel ratio
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JP4048892A
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English (en)
Inventor
Takayuki Otsuka
孝之 大塚
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Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 本発明は内燃機関の蒸発燃料(ベーパ)をキ
ャニスタ内の吸着剤に吸着させ、吸着された燃料を所定
運転条件下で内燃機関の吸気系へ放出(パージ)して燃
焼させるエバポパージシステムの故障を診断する装置に
関し、パージ制御弁の電気的故障以外の故障やパージ通
路の配管外れを検出することを目的とする。 【構成】 パージ通路に並列して設けられた2個のバキ
ューム、スイッチング、バルブ(VSV)を共にオンに
したときの空燃比平均値FAFONと、2個のVSVを
共にオフにしたときの空燃比平均値FAFOFFとが一
致しているときは配管外れの可能性あり、不一致のとき
は配管外れの可能性なしと判定する(ステップ12
5)。また、2個のVSVの一方だけをオンにしたとき
の空燃比平均値FAFON1,FAFON2を前記FA
FOFFと比較し(ステップ125,127)、一致す
るときはVSV故障、不一致のときは正常の可能性あり
と判定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はエバポパージシステムの
故障診断装置に係り、特に内燃機関の蒸発燃料(ベー
パ)をキャニスタ内の吸着剤に吸着させ、吸着された燃
料を所定運転条件下で内燃機関の吸気系へ放出(パー
ジ)して燃焼させるエバポパージシステムの故障を診断
する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】燃料タンク内で蒸発した燃料(ベーパ)
が大気へ放出されるのを防止するため、各部分を密閉す
ると共に、ベーパを一旦キャニスタ内の吸着剤に吸着さ
せ、車両の走行中に吸着した燃料を吸気系に吸引させて
燃焼させるエバポパージシステムを備えた内燃機関にお
いては、何らかの原因でベーパ通路が破損したり、配管
がはずれたりした場合にはベーパが大気に放出されてし
まい、また吸気系へのパージ通路が閉塞した場合には、
キャニスタ内のベーパがオーバーフローし、キャニスタ
大気導入口より大気にベーパが漏れてしまう。従って、
このようなエバポパージシステムの故障発生の有無を診
断することが必要とされる。
【0003】そこで、本出願人は先に、キャニスタに蓄
えられた蒸発燃料を内燃機関の吸気系へパージするパー
ジ通路を開閉する第1の制御弁と、キャニスタの大気孔
を開閉する第2の制御弁とを有し、故障診断時には第2
の制御弁を閉弁した後、所定負圧になるのを待って第1
の制御弁を閉弁して所定時間密閉を保持し、そのときの
圧力の変化度合いによって故障発生の有無を診断するよ
うにしたエバポパージシステムの故障診断装置(特願平
3−138002号)を提案した。また、パージ通路に
1個の制御弁を設け、この制御弁を開閉制御して、その
ときの空燃比変化により故障診断を行なう装置も知られ
ている(特開平2−136558号公報)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、内燃機関の
吸気通路とキャニスタとを連通するパージ通路を開閉す
る制御弁の部品故障については、上記の従来の装置では
いずれも電気的な断線検出を主として行なっているにす
ぎず、このため異物の噛込み等の電気的故障でないとき
の制御弁の故障検出ができない。また、制御弁を開閉制
御してパージをオン/オフ制御したときの空燃比変化で
故障検出する後者の従来装置では、キャニスタに燃料が
殆ど吸着されていないような場合、故障と誤検出するお
それがある。
【0005】本発明は以上の点に鑑みなされたもので、
パージ通路のパージ流量状態を少なくとも3以上の異な
る状態に設定して空燃比変化を検出することにより、上
記の課題を解決したエバポパージシステムの故障診断装
置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理構成
図を示す。同図に示すように、本発明は燃料タンク10
からの蒸発燃料をベーパ通路を通してキャニスタ12内
の吸着剤に吸着させ、所定運転時にキャニスタ12内の
吸着燃料をパージ通路13を通して内燃機関9の吸気通
路14へパージするエバポパージシステムの故障診断装
置において、パージ流量制御手段15、空燃比算出手段
16及び判定手段17を具備するようにしたものであ
る。
【0007】ここで、上記のパージ流量制御手段15
は、パージ通路13から吸気通路14への蒸発燃料のパ
ージ流量を少なくとも3以上の異なる状態に切換える。
また上記空燃比算出手段16は、パージ流量制御手段1
5による前記3以上の異なるパージ流量状態への夫々の
指令毎に、吸気通路14の混合気の空燃比を算出する。
更に、上記判定手段17は、空燃比算出手段16により
算出された各状態における空燃比を夫々比較して、その
比較結果から少なくともパージ流量制御手段15内の制
御弁の故障の有無を判定する。
【0008】
【作用】本発明では、パージ流量制御手段15によりパ
ージ流量を少なくとも3以上の状態に変化させ、その都
度、空燃比算出手段16によりそのときの空燃比を算出
する。この算出空燃比は、パージ流量制御が正常に行な
われているか否かに応じて異なる。従って、判定手段1
7により複数のパージ流量状態対応の上記の算出空燃比
を比較対照することで、パージ流量制御が正常に行なわ
れているか否か、すなわちパージ流量制御手段18内の
制御弁に故障が有るか否かを検出することができる。
【0009】
【実施例】図2は本発明の一実施例のシステム構成図を
示す。同図中、エアクリーナ22により大気中のほこ
り、塵埃等が除去された空気はエアフローメータ23に
よりその吸入空気量が測定された後、吸気管24内のス
ロットルバルブ25により、その流量が制御され、更に
サージタンク26,インテークマニホルド27(前記吸
気管24と共に前記吸気通路14を構成)を通して内燃
機関の吸気弁42の開の期間燃焼室43内に流入する。
【0010】スロットルバルブ25はアクセルペダル
(図示せず)に連動して開度が制御され、その開度はス
ロットルポジションセンサ28により検出される。ま
た、インテークマニホルド27内に一部が突出するよう
各気筒毎に燃料噴射弁29が配設されている。この燃料
噴射弁29はインテークマニホルド27を通る空気流中
に燃料タンク30内の燃料31を、マイクロコンピュー
タ21により指示された時間噴射する。
【0011】燃焼室43は排気弁44を介してエキゾー
ストマニホルド45に連通されている。また、燃焼室4
3内には点火プラグ46のプラグギャップが突出されて
いる。更に、ピストン48は図中、上下方向に往復運動
する。これらはエンジン(内燃機関9)を構成してい
る。また、エキゾーストマニホルド45に一部が貫通突
出するように酸素濃度検出センサ(O2 センサ)47が
設けられており、これにより排気ガス中の酸素濃度が検
出される。
【0012】燃料タンク30は前記した燃料タンク10
に相当し、燃料31を収容しており、内部で発生した蒸
発燃料(ベーパ)を、ベーパ通路32(前記ベーパ通路
11に相当)を通してキャニスタ33(前記したキャニ
スタ12に相当)へ送出する。キャニスタ33は内部に
活性炭等の吸着剤が充填されており、また一部に大気孔
33aが設けられている。
【0013】上記の大気孔33aは大気通路34を介し
てキャニスタ大気孔バキューム・スイッチング・バルブ
(VSV)35に連通されている。キャニスタ大気孔V
SV35はマイクロコンピュータ21の制御信号に基づ
き、大気導入孔35aと大気通路34との間を連通又は
遮断する。
【0014】また、キャニスタ33はパージ通路36を
介して第1及び第2のパージ側VSV37及び38に連
通されている。第1及び第2のパージ側VSV37及び
38は一端が例えばサージタンク26に連通されている
パージ通路39の他端と上記パージ通路36の他端と
を、マイクロコンピュータ21からの制御信号に基づき
互いに独立して連通又は遮断する第1及び第2の制御弁
である。
【0015】前記したパージ通路13に相当するパージ
通路36及び39の間に並列に設けられた、上記の第1
のパージ側VSV37と第2のパージ側VSV38は弁
制御手段を構成するマイクロコンピュータ21と共に前
記したパージ流量制御手段15を構成している。なお、
本実施例ではこの2つのVSV37及び38の同時故障
はないことを前提としている。また、上記の2つのVS
V37及び38の並列接続は、一体構造とするか、金属
パイプ接続としてVSV単品での外れがないようにされ
ている。
【0016】圧力センサ40はベーパ通路32の途中に
設けられ、パージ通路32の圧力を検出することで、燃
料タンク30の内圧を実質的に検出するために設けられ
ている。ウォーニングランプ41はマイクロコンピュー
タ21がエバポパージシステムの異常を検出したとき、
その異常を運転者に通知するために設けられている。か
かる構成において、燃料タンク30内に発生したベーパ
は、ベーパ通路32を介してキャニスタ33内の活性炭
に吸着されて大気への放出が防止される。通常はキャニ
スタ大気孔VSV35は開弁されており、またエバポパ
ージシステム作動時にはパージ側VSV37及び38も
開弁されている。これにより、運転時にインテークマニ
ホルド27の負圧を利用して大気導入口35aからキャ
ニスタ大気孔VSV35,大気通路34及び大気孔33
aを通して大気をキャニスタ33内に導入する。
【0017】すると、キャニスタ33内の活性炭に吸着
されている燃料が脱離され、その燃料がパージ通路3
6、2つのパージ側VSV37及び38、パージ通路3
9を夫々通してサージタンク26内へ吸い込まれる。ま
た、活性炭は上記の脱離により再生され、次のベーパの
吸着に備える。
【0018】マイクロコンピュータ21は前記したパー
ジ流量制御手段15、空燃比算出手段16、判定手段1
7をソフトウェア処理により実現する制御装置で、図3
に示す如き公知のハードウェア構成を有している。同図
中、図2と同一構成部分には同一符号を付し、その説明
を省略する。図3において、マイクロコンピュータ21
は中央処理装置(CPU)50、処理プログラムを格納
したリード・オンリ・メモリ(ROM)51、作業領域
として使用されるランダム・アクセス・メモリ(RA
M)52、エンジン停止後もデータを保持するバックア
ップRAM53、マルチプレクサ付き入力インタフェー
ス回路54、A/Dコンバータ56及び入出力インタフ
ェース回路55などから構成されており、それらはバス
57を介して接続されている。
【0019】入力インタフェース回路54はエアフロー
メータ23からの吸入空気量検出信号、スロットルポジ
ションセンサ28からの検出信号、圧力センサ40から
の圧力検出信号、O2 センサ47からの酸素濃度検出信
号などからなる並列入力信号を順次切換えて取り込み、
それを時系列的に合成して直列信号として単一のA/D
コンバータ56に入力してアナログ・ディジタル変換さ
せ、バス57へ順次送出させる。
【0020】入出力インタフェース回路55はスロット
ルポジションセンサ28からの検出信号が入力され、そ
れをバス57を介してCPU50へ入力する一方、バス
57から入力された各信号を燃料噴射弁29,キャニス
タ大気孔VSV35、第1及び第2のパージ側VSV3
7及び38並びにウォーニングランプ41へ選択的に送
出してそれらを制御する。
【0021】本実施例は図3に示す如きハードウェア構
成のマイクロコンピュータ21の制御の下に、2つのパ
ージ側VSV37及び38を開閉制御して、パージ側V
SV37,38の故障、パージ通路39の配管外れや組
み付け忘れ、更にはパージ通路36の配管外れや組み付
け忘れを検出するようにしたものてある。
【0022】すなわち、第1のパージ側VSV37(以
下、これを「VSV」ともいう)と第2のパージ側V
SV38(以下、これを「VSV」ともいう)の一方
だけを開弁した場合、両方を開弁した場合及び両方を閉
弁した場合は、VSV及びとパージ通路36,39
が正常なときには、パージ流量が3段階に変化し、これ
によりエンジンに吸入される混合気の空燃比も3段階に
変化するはずであるが、VSV及び、パージ通路3
6,39のいずれかに故障があると、パージ流量が正常
時と異なり、これにより空燃比も正常時と異なる。
【0023】本実施例はこの点に着目して故障検出を行
なうようにしたもので、更に具体的に本実施例の動作原
理について図4と共に説明する。図4において、(A)
はVSV,、パージ通路36及び39の正常か故障
の態様を示しており、丸印は正常、「閉」は閉故障、
「開」は開故障、「外れ」はパージ通路39が配管外れ
又は組み付け忘れであり、(a)はすべて正常、(b)
〜(f)はいずれかが故障であることを示す。
【0024】また、図4(B)〜(F)の最左欄
((a)の左欄)の文字「オン」はVSVのみをオ
ン(開弁)にした状態、「オン」はVSVのみをオ
ン(開弁)にした状態、「オン」はVSVとの両方
をオンにした状態、「オフ」はVSV及びの両方を
オフ(閉弁)した状態を示しており、更に左右の文字で
表わされる2つの状態の比較を示している。
【0025】また、図4(B)〜(F)と(a)〜
(f)で表わされる各欄の意味は、左側が同じ行の最左
欄の左側の状態のときの空燃比のリーンの度合いを模式
的に示し、右側が最左欄の右側の状態のときの空燃比の
リーンの度合いを示し、更に上向きの矢印は上欄と同じ
であることを模式的に示している。なお、キャニスタに
は燃料が吸着されていないことを前提としている。
【0026】従って、図4(B)に示す如く、VSV
をオンとしたときとVSV及びの両方をオフとした
ときの空燃比の比較をすると、すべて正常のときには図
4(B)の(a)に示す如くVSVのみをオンとした
ときはリーンであるのに対し、両方のVSV,をオ
フにしたときは、空燃比は変化しない。また、VSV
が閉故障のときには、VSVだけをオンにしようとし
ても、図4(B)の(b)欄内の左側において破線で示
す如く、VSVがオンにならないから空燃比が本来リ
ーンとなるべきところ変化しないのに対し、VSV及
びを夫々オフにすると、空燃比が変化しない。
【0027】また、VSVが開故障のときは、VSV
だけをオンにした場合は図4(B)の(c)欄内の左
側に示すように、正常時と同様に空燃比がリーンとなる
が、VSV及びを共にオフにしたときには同じ欄内
の右側に示すように本来、空燃比が変化しないはずにも
拘らず、VSVがオンになって閉じないからリーンと
なる。
【0028】また、VSVが閉故障のときにはVSV
だけをオンにした場合は、図4(B)の(d)欄内の
左側に示すように空燃比がリーンとなり、VSVと
の両方をオフにしたときは同じ欄内の右側に示すように
空燃比が変化しない。従って、この場合はすべて正常の
ときと同じ結果となる。
【0029】また、VSVが開故障のときには、VS
Vだけをオンにした場合は、図4(B)の(e)欄内
の左側に示すように空燃比が正常時よりも更にリーン側
に変化し、VSVとの両方をオフにしたときは同じ
欄内の右側に示すように空燃比が本来変化しないはずで
あるにも拘らずリーン側に変化する。従って、このVS
Vの開故障時には正常時に比し、VSVがオンにな
っている分、パージ流量(ここでは大気の流量)が増
え、その分空燃比がリーン側に変化する。
【0030】更に、VSV及びは正常であるが、パ
ージ通路39に配管の外れ等の故障があるときには、V
SVだけをオンにした場合と、VSVとの両方を
オフにした場合のいずれも図4(B)の(f)欄内に示
す如く、空燃比が極めて大なるリーンを示す。図4
(C)〜(F)の各場合も、上記と同様にして空燃比の
値が変わる。従って、図4に示した空燃比の値の相違か
ら、VSV及びを夫々開閉弁制御してその都度、空
燃比を検出して比較することで、故障検出ができること
になる。
【0031】次に上記の動作原理に基づくマイクロコン
ピュータ21による故障診断動作について説明する。図
5,図6,図7,図8及び図9は本発明の要部をなす故
障診断ルーチンを示すフローチャートで、前記したパー
ジ流量制御手段15の一部、空燃比算出手段16の一部
及び判定手段17を実現する。空燃比算出手段16の残
りは上記の故障診断ルーチンとは別途実行される図10
の空燃比(A/F)フィードバック制御ルーチンで実現
される。
【0032】まず、A/Fフィードバック制御ルーチン
について図10と共に説明するに、このルーチンが例え
ば4ms毎に起動されると、マイクロコンピュータ21は
まずステップ401でA/Fのフィードバック(F/
B)条件が成立しているか否かを判別する。F/B条件
不成立(例えば、冷却水温が所定値以下、機関始動中、
始動後増量中、暖機増量中、パワー増量中、燃料カット
中等のいずれか)の時は、空燃比フィードバック補正係
数FAFの値を1.0 にして(ステップ410)、このル
ーチンを終了する(ステップ411)。これによりA/
Fのオープン制御が行なわれる。一方、F/B条件成立
時(上記のF/B条件不成立以外のとき)はステップ4
02へ進み、O2 センサ47の検出電圧V1 を変換して
取り込む。次に、ステップ403で検出電圧V1 が比較
電圧VR1以下か否かを判別することにより、空燃比がリ
ッチかリーンかを判別する。リッチのとき(V1
R1)はその状態がそれまでリーンであった状態からリ
ッチへ反転した状態であるかの判定が行なわれ(ステッ
プ404)、リッチへの反転であるときは前回の空燃比
フィードバック補正係数FAFの値からスキップ定数R
SLを減算した値を新たな空燃比フィードバック補正係
数FAFとし(ステップ405)、一方前回もリッチの
状態であり、リッチが継続しているときは前回のFAF
の値から積分定数KIを減算して新たなFAFの値とし
(ステップ406)、このルーチンを抜ける(ステップ
411)。
【0033】他方、ステップ403でリーンと判定され
たとき(V1 ≦VR1)は、その状態がそれまでリッチで
あった状態からリーンへ反転した状態であるかの判定が
行なわれ(ステップ407)、リーンへの反転であると
きは前回のFAFの値からスキップ定数RSRを加算し
た値を新たな空燃比フィードバック補正係数FAFとし
(ステップ408)、一方前回もリーンの状態で引続き
リーンと判定されたときはFAFの値に積分定数KIを
加算して新たなFAFの値とし(ステップ409)、こ
のルーチンを終了する(ステップ411)。ここで、上
記のスキップ定数RSL及びRSRは積分定数KIに比
べて十分大なる値に設定されている。
【0034】これにより、空燃比が図11(A)に模式
的に示す如く変化した場合は、空燃比フィードバック補
正係数FAFは同図(B)に示す如く、空燃比がリーン
からリッチへ反転した時はスキップ定数RSLだけスキ
ップ的に大きく減衰されて燃料噴射時間TAUを小なる
値に変更させ、空燃比がリッチからリーンへ反転した時
はスキップ定数RSRだけスキップ的に大きく増加され
て燃料噴射時間TAUを大なる値に変更させる。また、
空燃比が同じ状態のときは、FAFは図11(B)に示
す如く積分定数(時定数)KIに従ってリーンのときは
大なる値へ、またリッチのときは小なる値へ徐々に変化
する。
【0035】この空燃比フィードバック補正係数FAF
は機関回転数と吸入空気量(又は吸気管圧力)により定
まる基本燃料噴射時間に、他の係数と共に乗算されて最
終的な燃料噴射時間TAUを決定し、これにより吸入混
合気が目標空燃比になるよう制御させる。
【0036】次に図5乃至図9に示した故障診断ルーチ
ンについて説明する。この故障診断ルーチンが例えば6
5ms毎に割込み起動されると、まず、実行フラグがセッ
ト(値が“1”)されているか見る(ステップ101 )。
機関始動時のイニシャルルーチンによって実行フラグは
クリア(値は“0”)されているため、最初はセットさ
れていないので、次のステップ102 へ進む。
【0037】ステップ102では、VSVとの通常
制御禁止フラグをセットする。続いて、VSV条件カウ
ンタが“0”か否か判定される。このVSV条件カウン
タはイニシャルルーチンにより最初は“0”とされてい
るので、このステップ103が最初に処理されるときは
“0”と判定されてステップ104へ進む。ステップ1
04ではVSVを遮断(閉弁)し、続くステップ10
5でVSVを遮断し、ステップ106でX秒経過した
否か判定される。この段階ではまだX秒経過していない
からステップ107へ進んで単位時間当りの空燃比フィ
ードバック補正係数の平均値FAFOFFを更新した
後、このルーチンを一旦抜ける。
【0038】ここで、VSV及びが共に閉弁指令を
受けているときの値FAFOFFは、ステップ107に
おいて図8に示すサブルーチンが実行されることによ
り、更新される。図8において、まずFAFOFFが
“0”であるか否か判定される(ステップ301)。F
AFOFFはイニシャルルーチンによってクリアされて
いるので、最初にこのステップ301が実行されるとス
テップ302へ進み、この時点における前記したA/F
フィードバック制御ルーチンで算出された空燃比フィー
ドバック補正係数FAFの平均値FAFAVをFAFO
FFに代入してこのルーチンを一旦抜ける。
【0039】上記の平均値FAFAVは図9に示すルー
チンによって上記の故障診断ルーチンとは別のルーチン
において例えば4ms毎に更新されている。図9におい
て、まず、スキップ直後であるか否か、すなわち図10
のステップ404及び407に示したO2 センサ出力の
リッチ又はリーンへの反転直後であるか否か判定され
(ステップ201)、スキップ直後のときにのみ前回の
FAFAVに図10のA/Fフィードバック制御ルーチ
ンで算出された空燃比フィードバック補正係数FAFを
加算し、その加算値を2で除算した平均値をFAFAV
とする(ステップ202)。なお、この図9のFAFA
V更新ルーチンを図10のA/Fフィードバック制御ル
ーチン内に組込んでもよい。
【0040】その後、図5に示すステップ107が実行
されると、そのときは図8のステップ301から303
へ進み、前回の平均値FAFAVと今回の値FAFOF
Fの平均値をFAFOFFとして更新を行なう。
【0041】この空燃比フィードバック補正係数の平均
値FAFOFFの更新は図5乃至図9に示す故障診断ル
ーチンが何回か起動されて図5のステップ106で所定
のX秒経過と判定されるまで繰り返される。ステップ1
06でX秒経過と判定されると、VSV条件カウンタが
“1”インクリメントされた後(ステップ108)、こ
のルーチンを終了する。
【0042】次にこの故障診断ルーチンが起動される
と、ステップ101〜103を経てステップ104に進
み、ここでVSV条件カウンタが“1”であると判定さ
れるため、VSVを開放(開弁)し(ステップ11
0)、VSVを遮断(閉弁)し(ステップ111)、
このVSV及びの開閉弁制御後X秒経過したか判定
し(ステップ112)、X秒経過していないときは平均
値FAFON1を更新する(ステップ113)。
【0043】このFAFON1はVSVのみが開弁さ
れているときの単位時間当たりの空燃比フィードバック
補正係数FAFの平均値で、その更新は図8に示したサ
ブルーチンと同様のサブルーチンで行なわれる。VSV
が開弁、VSVが閉弁の指令状態がX秒経過するま
で上記平均値FAFON1が更新され、X秒経過した時
点でVSV条件カウンタが更に“1”だけインクリメン
トされる(ステップ114)。
【0044】その結果、次にこの故障診断ルーチンが起
動されると、VSV条件カウンタの値は“2”であるか
ら、図5のステップ101〜103,109及び115
を経由して図6のステップ116,117により今度は
VSV及びの両方共に開弁指令を送出する。そして
この状態がX秒経過するまでFAFの平均値FAFON
が図8と同様のサブルーチンによって更新される(ステ
ップ118,119)。
【0045】X秒経過したと図6のステップ118で判
定されると、更にVSV条件カウンタが“1”だけイン
クリメントされて値が“3”とされる(ステップ12
0)。その結果、次にこの故障診断ルーチンが起動され
ると、図5のステップ101〜103,109及び11
5を経由してVSVに閉弁指令、VSVに開弁指令
を送出する(ステップ121,122)。そして、この
状態がX秒経過するまでは図6のステップ124でFA
Fの平均値FAFON2が図8と同様のサブルーチンで
算出及び更新される。
【0046】VSVのみを開弁指令している上記の状
態がX秒経過したと判定されると(ステップ123)、
続いて図7に示すステップ125〜141により故障の
有無の判定が行なわれる。すなわち、図5,図6,図
8,図9と図10の各ルーチンによって前記したパージ
流量制御手段15の一部と空燃比算出手段16が実現さ
れ、また図7のルーチンによって前記した判定手段17
が実現される。
【0047】上記の如くにして算出及び更新された4つ
の平均値FAFOFF,FAFON1,FAFON,F
AFON2の夫々は、図7のステップ125〜127に
より互いに等しいかどうか判定される。これら4つの平
均値がいずれも異なる場合は図4(a)に示したように
正常時だけであるから、このときはステップ128へ進
んでFAFOFFとFAFONとを比較してFAFON
の方がリッチであるかどうか判定される。
【0048】上記の2つの平均値の差(FAFOFF−
FAFON)の値は、VSV及びを共に開弁したと
きにサージタンク26にパージされる燃料蒸気の濃度に
比例し、図4(F)の(a)からもわかるように、リッ
チ側にずれているときは正常と判断され、VSV〜キャ
ニスタ配管外れフェイルカウンタをクリアした後(ステ
ップ129)、実行フラグを“1”にセットし(ステッ
プ130)、VSV条件カウンタ及びVSV,の通
常制御禁止フラグを夫々クリアして(ステップ131,
132)、このルーチンを終了する。
【0049】他方、ステップ125において2つの平均
値FAFONとFAFOFFとが共に等しいと判定され
たときは、図4(F)の(f)で示したように配管外れ
の可能性があるため、FAFON=FAFON1、FA
FON=FAFON2の両方が成立するかどうか確認し
(ステップ133,134)、これらの条件がいずれも
成立するときに初めてパージ通路39の配管外れ又は組
み付け忘れと判断して、エンジン〜VSV配管外れフェ
イルコードをバックアップRAM53に記憶する(ステ
ップ135)。その後の修理の際に故障原因を知らせる
ためである。
【0050】そして、ウォーニングランプ41を点灯し
て(ステップ136)、運転者にエバポパージシステム
の故障発生を通知した後、実行フラグのセットやVSV
条件カウンタ及び通常制御禁止フラグをクリアして(ス
テップ130〜132)、このルーチンを終了する。
【0051】また、ステップ133及び134でFAF
ONがFAFON1及びFAFON2のいずれかと異な
ると判定されたときは、キャニスタ33の吸着燃料がた
またま適正な空燃比となる量だけ存在していたと考えら
れるため、配管外れではないと判断してステップ126
へ進む。またステップ125でFAFON≠FAFOF
Fと判定されたときも、図4(F)からわかるように少
なくとも配管外れは生じていないと判断してステップ1
26へ進む。
【0052】ステップ126では2つの平均値FAFO
N1とFAFOFFとが等しいか否か判定される。前述
したステップ133でFAFON≠FAFON1、ステ
ップ134でFAFON≠FAFON2であると判定さ
れ、かつ、上記のステップ126でFAFON1=FA
FOFFと判定されたときは、図4(D),(E)及び
(B)よりわかるように、VSVの閉故障又は開故障
の場合である。よって、このときはステップ137へ進
んでVSV故障フェイルコードをバックアップRAM
53に記憶し、更にステップ136へ進んでウォーニン
グランプ41を点灯して運転者にエバポパージシステム
の故障発生を通知する。
【0053】一方、ステップ126でFAFON1≠F
AFOFFと判定されたときは、ステップ127でFA
FON2とFAFOFFとが等しいか否か判定される。
FAFON2=FAFOFFのときは、図4(C)の
(d),(e)の場合、すなわちVSVの閉故障又は
開故障であると判断され、図7のステップ138へ進ん
でVSCV故障フェイルコードをバックアップRAM
53に記憶し、更にステップ136ヘ進んでウォーニン
グランプ41を点灯して運転者にエバポパージシステム
の故障発生を通知する。
【0054】上記ステップ127でFAFON2≠FA
FOFFと判定されたときは少なくとも図4(C)の
(a),(b)及び(c)の可能性があるが、それ以前
のステップ126でFAFON1≠FAFOFFと判定
されているから、図4(B)からわかるように図4の
(b),(c)のVSVの故障ではないと判断でき、
よって図4(a)の正常という可能性がある。
【0055】そこで、上記の場合はエバポパージシステ
ムが正常であるか否かを確認するために、ステップ12
8へ進んで2つの平均値の差(FAFOFF−FAFO
N)がリッチ側の値であるか否か判定される。VSV
及びを開弁してパージ有りとしたとき、エバポパージ
システムが正常な場合はキャニスタに吸着した燃料がV
SV及び(パージ側VSV37及び38)及びパー
ジ通路39を通して吸気通路にパージされるから、その
パージ量分だけ吸入混合気の空燃比が目標空燃比よりも
リッチ側にずれ、よってこれを補正するためにVSV
及びがオンのときの空燃比フィードバック補正係数の
平均値FAFONはリーン側(減量側)へずれる。
【0056】これに対して、VSV及びを共にオフ
としたときの空燃比フィードバック補正係数の平均値F
AFOFFは、上記のパージが行なわれていないため
に、目標空燃比に略対応した値である。従って、(FA
FOFF−FAFON)で表わされる差の値はエバポパ
ージシステムが正常な場合にはリッチ側の値を示すはず
である。
【0057】しかし、前記のステップ128において上
記の差の値がリッチ側の値を示さないと判定されたとき
は、ステップ127以前においてVSV及び及びパ
ージ通路39の故障ではないと判定されているから、キ
ャニスタ33からVSV及び(パージ側VSV37
及び38)に到るパージ通路36の配管外れか取り付け
忘れであるか、又はキャニスタ33内の吸着燃料がたま
たま少なかったためと考えられる。
【0058】そこで、ステップ128において上記の差
の値がリッチ側の値を示さないと判定されたときは、V
SV〜キャニスタ配管外れフェイルカウンタの値を加算
し(ステップ139)、その加算後のフェイルカウンタ
値がY回以上を示しているか否か判定し(ステップ14
0)、Y回未満のときはステップ130〜132を経由
して一旦このルーチンを終了する。なお、上記の回数Y
は予め設定された定数で、通常の運転条件下では燃料タ
ンク30内で発生したベーパがキャニスタ33内に比較
的十分な量吸着されるような値に設定される。
【0059】そして、この故障診断ルーチンが複数回起
動されてステップ101〜103,109,115,1
21〜123,125〜128,139,140,13
0〜132が繰り返し実行され、上記のフェイルカウン
タの値がY回以上となったとステップ140で判定され
ると、パージ通路36の配管外れか取り付け忘れである
と判断し、VSV〜キャニスタ配管外れフェイルコード
がバックアップRAM53に記憶された後(ステップ1
41)、ウォーニングランプ41が点灯されて(ステッ
プ142)、運転者にエバポパージシステムの故障を知
らせる。
【0060】また、上記フェイルカウンタの値がY回に
達する前に、ステップ128で前記差の値がリッチ側の
値を示すと判定されたときには、正常と判断してステッ
プ129へ進んでVSV〜キャニスタ配管フェイルカウ
ンタをクリアする。ステップ137,138及び141
でフェイルコードをバックアップRAM53に記憶する
のは、ステップ135と同様にその後の修理の際にバッ
クアップRAM53から読み出して故障原因を知るため
である。
【0061】このようにして、故障発生時には故障原因
に対応したフェイルコードをバックアップRAM53に
記憶し、ウォーニングランプ41を点灯した後(ステッ
プ136)、実行フラグをセットし(ステップ13
0)、VSV条件カウンタ及び通常制御禁止フラグを夫
々クリアし(ステップ131,132)、このルーチン
を終了する。以後はこの故障診断ルーチンが起動されて
も、ステップ101で実行フラグが“1”と判定される
ので、機関停止後再始動されるまで故障診断処理は行な
われない。
【0062】このように、本実施例によれば、パージ側
VSV37及び38(VSV及び)が断線故障でな
い故障であっても、故障検出を正確にでき、またパージ
通路36及び39の配管外れや組み付け忘れの故障も検
出することができる。なお、パージ側VSV37及び3
8、キャニスタ大気孔VSV35の電気的故障は従来と
同様の断線検出で可能である。
【0063】なお、本発明は上記の実施例に限定される
ものではなく、例えばVSV37及び38の代りにパー
ジ通路36と39を導通又は遮断するデューティVSV
を1個設けることで上記と同様の故障検出をすることが
できる。デューティVSVは入力パルスのデューティ比
によって開度が制御される電気的制御弁であって、VS
V1個でもデューティ比の設定によって蒸発燃料のパー
ジ流量を3以上の異なる状態に切換え可能であるからで
ある。
【0064】
【発明の効果】上述の如く、本発明によれば、複数のパ
ージ流量に各々対応して算出した各空燃比を比較対照し
てパージ流量制御が正常に行なわれているかを判定する
ようにしたため、パージ通路に設けられた制御弁の電気
的故障以外の故障を正確に検出することができ、またキ
ャニスタと制御弁との間のパージ通路及び制御弁と吸気
通路との間のパージ通路の配管外れや組み付け忘れも検
出することができる等の特長を有するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理構成図である。
【図2】本発明の一実施例のシステム構成図である。
【図3】図2中のマイクロコンピュータのハードウェア
の一例の構成図である。
【図4】本発明の一実施例の動作原理説明図である。
【図5】本発明の一実施例の故障診断ルーチンを示すフ
ローチャート(その1)である。
【図6】本発明の一実施例の故障診断ルーチンを示すフ
ローチャート(その2)である。
【図7】本発明の一実施例の故障診断ルーチンを示すフ
ローチャート(その3)である。
【図8】図5中の要部のサブルーチンを示すフローチャ
ートである。
【図9】図8中のFAFAVの更新処理ルーチンを示す
フローチャートである。
【図10】空燃比フィードバック制御ルーチンを示すフ
ローチャートである。
【図11】図10の各部の作動を説明するタイムチャー
トである。
【符号の説明】
9 内燃機関 10,30 燃料タンク 11,32 ベーパ通路 12,33 キャニスタ 13,36,39 パージ通路 14 吸気通路 15 パージ流量制御手段 16 空燃比算出手段 17 判定手段 21 マイクロコンピュータ 35 キャニスタ大気孔バキューム・スイッチング・バ
ルブ(VSV) 37 第1のパージ側バキューム・スイッチング・バル
ブ(VSV) 38 第2のパージ側バキューム・スイッチング・バル
ブ(VSV) 41 ウォーニングランプ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 燃料タンクからの蒸発燃料をベーパ通路
    を通してキャニスタ内の吸着剤に吸着させ、所定運転時
    に該キャニスタ内の吸着燃料をパージ通路を通して内燃
    機関の吸気通路へパージするエバポパージシステムの故
    障を診断する装置において、 前記パージ通路から前記吸気通路への蒸発燃料のパージ
    流量を少なくとも3以上の異なる状態に切換えるよう制
    御するパージ流量制御手段と、 前記パージ流量制御手段による前記3以上の異なるパー
    ジ流量状態への夫々の指令毎に、前記吸気通路の混合気
    の空燃比を算出する空燃比算出手段と、 前記空燃比算出手段により算出された各状態における空
    燃比を夫々比較して、その比較結果から少なくとも前記
    パージ流量制御手段内の制御弁の故障の有無を判定する
    判定手段とを有することを特徴とするエバポパージシス
    テムの故障診断装置。
  2. 【請求項2】 前記パージ流量制御手段は、前記キャニ
    スタと前記吸気通路の間のパージ通路の途中に、夫々並
    列に設けられた第1及び第2の制御弁と、該第1及び第
    2の制御弁を互いに独立に開閉制御する弁制御手段とよ
    りなることを特徴とする請求項1記載のエバポパージシ
    ステムの故障診断装置。
JP4048892A 1992-03-05 1992-03-05 エバポパージシステムの故障診断装置 Pending JPH05248314A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009068452A (ja) * 2007-09-14 2009-04-02 Toyota Motor Corp ドライサンプ式エンジンのブローバイガス還元装置
CN115324779A (zh) * 2022-08-26 2022-11-11 联合汽车电子有限公司 一种脱附诊断方法、脱附装置、存储介质、控制器及车辆

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