JPH052482U - テレビジヨンカメラ装置 - Google Patents
テレビジヨンカメラ装置Info
- Publication number
- JPH052482U JPH052482U JP2003691U JP2003691U JPH052482U JP H052482 U JPH052482 U JP H052482U JP 2003691 U JP2003691 U JP 2003691U JP 2003691 U JP2003691 U JP 2003691U JP H052482 U JPH052482 U JP H052482U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- electronic unit
- case
- board
- television camera
- image sensor
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- Pending
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- Cooling Or The Like Of Electrical Apparatus (AREA)
- Casings For Electric Apparatus (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 テレビジョンカメラを小形・高信頼・低価格
を達成する。 【構成】 収容ケースと電子ユニットにより構成され、
電子ユニットはレンズを含むテレビジョンカメラの機能
をすべて1枚基板に実装し、この基板表面に伝導性の良
い板を密着させ収容ケースに熱及び電気伝導を良くする
構成とする。
を達成する。 【構成】 収容ケースと電子ユニットにより構成され、
電子ユニットはレンズを含むテレビジョンカメラの機能
をすべて1枚基板に実装し、この基板表面に伝導性の良
い板を密着させ収容ケースに熱及び電気伝導を良くする
構成とする。
Description
【0001】
この考案は小型化を必要とする産業用カメラの構造に関するものである。
【0002】
図2は従来のテレビジョンカメラの構造を示す断面図であり、図において1は
収容ケース前面側,2は収容ケース後面側,3は1と2の取付ネジ,4は前面ガ
ラス,5は電子ユニット取付ネジ,6はレンス取付ネジ,7はレンズ,8は撮像
素子,9は撮像素子固定金具,10は撮像素子の取り付いた基板,11はレンズと10
基板の取付ネジ,12は10の基板と13基板の信号及び電源を接続するコネクタ,14
は13の基板と15の基板を接続するコネクタ,16は電源用IC及びトランジスタ,
17は16の放熱フィン,18は外部ケーブルのコネクタ,19は外部ケーブル,20はア
ース接片である。
次に動作について説明する。
1〜4からなる収容ケースは7〜20からなる電子ユニットを収容する。4のガ
ラスを透し、7のレンズから8の撮像素子に像を結ぶ、8の撮像素子を13基板で
駆動信号を発生させ10のコネクタを通じ接続される。8の撮像素子より得られた
映像信号は12コネクタ,14コネクタを通じ15の基板に接続される。15基板で映像
処理された映像信号が18コネクタから19ケーブルで外部ユニットに接続される。
次に外部ユニットより19ケーブルを通じカメラ電源が供給され16電源用ICで安
定化される。これにより生ずる熱は、17の放熱フィンでケース内部に放熱される
。20のアース接片で基板のアースと収容ケースのアース電位を等しくなるよう接
続し、不要輻射を軽減する。
【0003】
従来の装置は以上のように構成されているので下記の問題があった。
(イ) 信号の流れが基板間に渡っているためコネクタの数が多く、振動・衝
撃によるコネクタの接触不良等が生ずるなど問題点があった。
(ロ) 収容ケースと電子ユニットが加熱的に浮いているため電子ユニットで
発熱が外部に伝導しにくい為、内部温度上昇が高くなり、部品の寿命等問題点が
あった。
(ハ) 筐体アースと電子ユニットのアース間のインピーダンスがアース接片
のみであったため、低く出来にくくシールド効果,不要輻射及び外来ノイズに弱
い問題点があった。
【0004】
この考案は上記のような問題を解消するためになされたもので構成部品を減ら
し、低コストで小型化を得ることを目的とする。
【0005】
この考案に係るテレビジョンカメラ構造は下記の手段で解決した。
(イ) 電子ユニットの基板枚数を極限まで減らし一枚の基板で構成した。
(ロ) 基板のレンズ取付面に熱伝導率の良い材料(アルミニュム等)を取付
基板対面に発熱部品を配置し、発熱部品による熱を収容ケースに能率よく伝導さ
せた。
(ハ) 基板を4層基板にして専用アースランドを設け、このアースと収容ケ
ースのアース電位を等しくさせた。
(ニ) 外部ケーブルの電源ラインすべてにコンデンサ(チップコンデンサ)
をアース間に入れ外部ケーブルと収容ケースの高周波電位を下げた。
【0006】
(イ) 基板を1枚で構成することにより、コネクタの数が少なくなり接触不
良や部品点数及び基板総面積が少なくなり、振動・衝撃に強くなり低価格,小形
化が図れた。
(ロ) 基板を1枚にすることにより基板での発熱が集中し、特に熱に対して
弱い撮像素子は性能面において好ましくないことより従来はこの撮像素子部を発
熱部より分離する目的で別基板としていた。本考案によれば撮像素子取付板を直
接収容ケースに伝導させると共に、撮像素子取付板を基板に密着させ基板対面に
発熱部を配置する基板レイアウトにより、専用の放熱フィンが不要となり、表面
実装部品すべてに対して放熱効果が高まり、電子ユニット全体の温度上昇が改善
された。これにより部品の信頼性及び使用できる温度範囲が広がった。
(ハ) 基板を4層基板として専用アースランドを設け収容ケースと同電位に
したこと及び(ニ)の外部ケーブルすべてにコンデンサをアース間に入れ外部ケ
ーブルと収容ケース間の高周波電位を下げたことにより、不要輻射及び外来ノイ
ズの影響が少なくなった。
【0007】
実施例1.
図1において1aは収容ケース前面側,2aは収容ケース後面側,3aは固定
ネジ,4aは前面ガラス,7aはレンズ,8aは撮像素子,9aは撮像素子取付
兼熱伝導板,10aは基板,11aは7aレンズと9a板,10a基板を固定するネジ
,16aは電源用IC及び発熱部品,18aは外部ケーブル用コネクタ,19aは外部
ケーブル,21はコンデンサ。
【0008】
次に動作について説明する。
(イ) 4aのガラスを透し、7aのレンズから8aの撮像素子に像を結ぶ、
8aの撮像素子を駆動させる駆動信号発生及び撮像素子より得られた映像信号を
処理する回路、処理された映像信号を18aコネクタを通じ19a外部ケーブルへ出
力する。又、外部ユニットより19aケーブルを通じ電源が供給されこの電源を安
定化する16a電源用IC等を10a基板にすべて実装する。この様に基板を1枚構
成しているため撮像素子から外部ケーブルまでコネクタは18aコネクタのみとな
る。
(ロ) 19aケーブルを通じ供給された電源を16a電源用IC及びトランジス
タで発生する熱は10a基板を通じ、9a熱伝導板に伝導され1a,2aのケース
に放熱される。10a基板を発生する電力は2〜3Wとすれば9aと1a,2a間
の熱抵抗を1℃/Wであれば9aと1a,2a間の温度差は2〜3℃となる。
(ハ) 10a基板を4層基板にして専用アースランドを設けこのアースランド
と9aの伝導板間及び9aと1a,2aケース低インピーダンスで接続すること
により基板上の回路より出る不要輻射はシールド効果により最少となる。
(ニ) 19a外部ケーブルの電源ラインと上記基板の専用アースランド間に21
コンデンサを入れることにより外部ケーブルと1a,2aケースとの電位差が少
なく出来、不要輻射は最少となる。
【0009】
実施例2.
なお、図3において上記実施例より収容ケースと電子ユニットより生ずる空間
部に22の充填材を詰めて、耐衝撃・振動・防水性を改善することも容易である。
22の充填材は例えばシリコン等電気的,温度的に安定なものが望ましい。
【0010】
以上のように、この考案によれば基板を1枚化し、この基板上に熱及び電気伝
導の良い材料を配置し、この材料を収容ケースに伝導させるように構成したので
装置が小形で安価にでき、信頼性の良いものが得られる効果がある。
【図1】この考案の一実施例によるテレビジョンカメラ
装置を示す断面側面図である。
装置を示す断面側面図である。
【図2】従来のテレビジョンカメラ装置を示す断面側面
図である。
図である。
【図3】この考案の実施例2を示す断面側面図である。
1 収容ケース前面側
2 収容ケース後面側
3 収容ケース取付ネジ
4 前面ガラス
5 電子ユニット取付ネジ
6 レンズ取付ネジ
7 レンズ
8 撮像素子
9 撮像素子固定金具
10 撮像素子の取付いた基板
11 レンズ基板取付ネジ
12 コネクタ
13 基板
14 コネクタ
15 基板
16 電源用IC
17 放熱フィン
18 コネクタ
19 外部ケーブル
20 アース接片
1a 収容ケース前面側
2a 収容ケース後面側
3a 収容ケース取付ネジ
4a 前面ガラス
7a レンズ
8a 撮像素子
9a 伝導板
10a 基板
11a レンズ取付ネジ
16a 電源用IC
18a コネクタ
19a 外部ケーブル
21 コンデンサ
22 充填材
Claims (2)
- 【請求項1】 電子ユニットを収容するケースと電子ユ
ニットよりなるテレビジョンカメラに関して下記の
(イ)〜(ニ)を備えたテレビジョンカメラ装置。 (イ) 電子ユニットはレンズ,撮像素子,撮像素子の
駆動,同期発生,映像処理,電源回路よりなる電子部品
を基板一枚にすべて実装する基板構造。 (ロ) 上記(イ)の電子ユニットを実装した基板のレ
ンズ取付面に熱伝導率の良い材料を取付、この対面に発
熱するチップ部品を配置し、これ等より出る熱を伝導率
の良い材料を通じ電子ユニットを収容するケースに伝導
させる放熱構造。 (ハ) 電子ユニットの基板に専用のベタアースランド
を設け、このアース電位とこれを収容するケースのアー
ス電位を等しくなるよう取付、ケースと基板によりシー
ルド効果をもたせるシールド構造。 (ニ) 入出力される電源ライン及びシールド線のアー
ス等、すべてに高周波電位を下げる目的でチップコンデ
ンサを入れケース電位と等しくする不要輻射、外来ノイ
ズ軽減する構造。 - 【請求項2】 収容ケースと、電子ユニットより成る空
間部に充填材を埋設したことを特徴とする請求項第1項
記載のテレビジョンカメラ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003691U JPH052482U (ja) | 1991-03-29 | 1991-03-29 | テレビジヨンカメラ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003691U JPH052482U (ja) | 1991-03-29 | 1991-03-29 | テレビジヨンカメラ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH052482U true JPH052482U (ja) | 1993-01-14 |
Family
ID=12015841
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003691U Pending JPH052482U (ja) | 1991-03-29 | 1991-03-29 | テレビジヨンカメラ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH052482U (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11220656A (ja) * | 1998-01-30 | 1999-08-10 | Canon Inc | 二次元撮像装置の実装構造 |
KR100458650B1 (ja) * | 1995-11-10 | 2005-04-06 | ||
WO2012137267A1 (ja) * | 2011-04-05 | 2012-10-11 | パナソニック株式会社 | 固体撮像装置及び固体撮像装置の製造方法 |
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JP2017200244A (ja) * | 2017-08-10 | 2017-11-02 | 株式会社ニコン | 撮像ユニットおよび撮像装置 |
JP2019176516A (ja) * | 2019-06-27 | 2019-10-10 | 株式会社ニコン | 撮像ユニットおよび撮像装置 |
-
1991
- 1991-03-29 JP JP2003691U patent/JPH052482U/ja active Pending
Cited By (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100458650B1 (ja) * | 1995-11-10 | 2005-04-06 | ||
JPH11220656A (ja) * | 1998-01-30 | 1999-08-10 | Canon Inc | 二次元撮像装置の実装構造 |
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WO2016009558A1 (ja) * | 2014-07-18 | 2016-01-21 | 富士機械製造株式会社 | 撮像装置 |
CN106537244A (zh) * | 2014-07-18 | 2017-03-22 | 富士机械制造株式会社 | 拍摄装置 |
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