JPH05247102A - γ−サイクロデキストリンの包接化合物及びγ−サイクロデキストリンの分離精製法 - Google Patents
γ−サイクロデキストリンの包接化合物及びγ−サイクロデキストリンの分離精製法Info
- Publication number
- JPH05247102A JPH05247102A JP4052291A JP4052291A JPH05247102A JP H05247102 A JPH05247102 A JP H05247102A JP 4052291 A JP4052291 A JP 4052291A JP 4052291 A JP4052291 A JP 4052291A JP H05247102 A JPH05247102 A JP H05247102A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cyclodextrin
- vinyl ether
- polymethyl vinyl
- inclusion compound
- gamma
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Polysaccharides And Polysaccharide Derivatives (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Abstract
度γ−サイクロデキストリンを容易に分離精製する。 【構成】 各種サイクロデキストリンの混合物とポリメ
チルビニールエーテルとを水の存在下に混合し、不溶性
のγ−サイクロデキストリンの包接化合物を生成させ、
次いで該包接化合物から溶剤抽出等の方法により該ポリ
メチルビニールエーテルを除去する。
Description
キストリン包接化合物に関する。更に、本発明は、γ−
サイクロデキストリンを含有する各種サイクロデキスト
リン混合物からγ−サイクロデキストリンを効率的に分
離精製する方法に関する。
と略称する。)は、澱粉にバチルスマセランス菌やバチ
ルスステアロサーモフィラス菌が生産するサイクロデキ
ストリングルカノトランスフェラーゼ(以下、CGTa
seと略称する。)が作用して生成されることは古くか
ら知られている。
環状に結合したγ−サイクロデキストリン(以下、γ−
CDと略称する。)が、6個のグルコースが環状にα−
1−4結合したα−サイクロデキストリン(以下、α−
CDと略称する。)、7個のグルコースが環状に結合し
たβ−サイクロデキストリン(以下、β−CDと略称す
る。)等と共に含まれる。
コシや分岐デキストリンにCGTaseを作用させると
分岐サイクロデキストリン類が生成されると共に上記の
ような通常の非分岐CD類も生成される。
る性質があるが、CD(ホスト)の種類により取り込ま
れる物質(ゲスト)の選択性が有り、CDの空洞の大き
さとゲスト分子の立体的大きさが適合した時に安定化
し、包接され易いと考えられている。
安定物質の安定化機能、揮発性物質の揮発防止機能、異
臭マスキング機能、化学反応触媒機能等を発揮するが、
これらの機能は、CD類の立体的空洞の中に親油性物質
が包み込まれる包接作用と関連していると考えられてい
る。このようなことから、目的とする発現機能によって
は、各種CD類が互いに機能を阻害し合う場合も多い。
このような場合、高純度のCD単体を使用するのが理想
的である。
は、薬剤の保有安定化、可溶化、体内吸収促進、潮解性
の防止や、油脂基剤の粉末化等に有用であり、化粧品関
連用途としては、薬剤の可溶化、皮膚への浸透促進や刺
激の抑制、香料の安定化、油脂基剤の粉末化等に有用で
ある。しかるに、かかる機能をより効果的に発揮させる
ためには、上述したところにより、γ−CDが高純度を
有することが望ましいことは当然である。
eを反応させて得られる反応混合物中には、上記のよう
な種々のCD類や非環状デキストリンが含有されてお
り、この中からγ−CDのみを分離することは、γ−C
Dが水への溶解性が著しく高く結晶し難い物質であるた
め非常に困難で、更に溶剤等を使用して純度を上げるの
に高コストを要していた。
混合物からのCD類の代表的分離法として、次ぎのよう
な方法がある。
てCD類を沈澱させる方法(特公昭52-8385号公報参
照)。
方法(特公昭 46-9223号公報参照)。
成吸着樹脂を用いる方法(特開昭56-805号公報参照)。
属塩で分画する方法(特開昭57-30702号公報参照)。
の方法(1)、(2)、(3)及び(4)は、CD類を
他のオリゴ糖やデキストリン等から分離する場合にはあ
る程度効果的であるが、これらの方法はγ−CDだけを
工業的に高純度で分離する目的には高コストとなり使用
することができないものである。
し、各種CD類混合物から高純度γ−CDを容易に分離
精製することができる方法を提供することを目的とす
る。また、本発明は、例えば、上記のγ−CD分離精製
法における最終製品たるγ−CDの中間体としてのγ−
CDの包接化合物を提供することをも目的とする。
当業界の実状に鑑みて、効率良く実用的なγ−CDの分
離法を見出すべく鋭意研究を重ねた結果、ポリメチルビ
ニールエーテルがγ−CDとのみ選択的に包接すること
を見出した。
関する研究が殆ど低分子化合物との相互作用に限られて
いることに鑑みて、種々の水溶性ポリマーとCD類との
相互作用について検討した。表1は、各水溶性ポリマー
の20mgをγ−CD飽和水溶液1mlに加え、約25℃で10分
間攪拌反応させた場合のポリマーとγ−CDの包接化合
物の収率を列挙したものである。
γ−CD以外のCD類(分岐CD類も含む。)を含むオ
リゴ糖や多糖類、及び単糖類はポリメチルビニールエー
テルと包接化合物等の錯体を形成しないことが分かっ
た。
ものである。
サイクロデキストリン分子にポリメチルビニールエーテ
ル分子が包接されているγ−サイクロデキストリンの包
接化合物を提供するものである。
ンを含有する各種サイクロデキストリンの混合物とポリ
メチルビニールエーテルとを混合し不溶性のγ−サイク
ロデキストリン包接化合物を生成させ、次いで前記γ−
サイクロデキストリン包接化合物からポリメチルビニー
ルエーテルを除去することを特徴とするγ−サイクロデ
キストリンの分離精製法を提供するものである。
に使用されるポリメチルビニールエーテルとしては、東
京化成工業(株)製のもの、BASF社製のLutonal M4
0 (商品名)等が市販されており、前者は30%の水溶液
かメタノール溶液の形で入手することができ、後者はソ
ルベント・フリー、50%水溶液、70%エタノール溶液、
70%トルエン溶液の形で入手できる。
業(株)製〕15mgをγ−CD飽和水溶液1mlに加え、約
25℃で10分間攪拌反応すると、ポリメチルビニールエー
テルとγ−CDの包接化合物が生成した。このときの該
包接化合物の収率は72%であった。
テルとの包接化合物を形成していることを確認するため
に、熱重量測定器TGA−50(島津製作所製)を使用
して、熱重量分析を行った。
の熱重量分析の結果を示すもので、図中、曲線1は温度
曲線(昇温連度:約10℃/分)であり、曲線2はサンプ
ルの重量曲線で温度の上昇と共にサンプル重量が減少し
ていく様子を示し、曲線3はサンプル重量減少の微分曲
線〔単位時間当りの重量減少量(mg/分) 〕である。図
3の横軸は時間を表し、単位は分(min)である。図3の
右側縦軸は温度を表し、50℃毎に1目盛が付されてい
る。図3の左側縦軸はサンプル重量(mg)及び単位時間当
りのサンプル重量減少量(mg/分) を表し、サンプル重量
の場合は0.7mg 毎に1目盛が付されている勘定となり、
単位時間当りの重量減少量の場合は、0.5mg/分毎に1目
盛が付されている勘定となる。
重量減少の終了点における温度とする。)が 323.8℃で
あることがわかる。
ールエーテルとの包接化反応物(サンプル量:3.774mg)
の熱重量分析の結果を示すもので、図中、曲線4は温度
曲線(昇温連度:約10℃/分)であり、曲線5はサンプ
ルの重量曲線であり、曲線6はサンプル重量減少の微分
曲線〔単位時間当りの重量減少量(mg/分)〕である。
図4の横軸は時間を表し、単位は分(min) である。図4
の右側縦軸は温度を表し、50℃毎に1目盛が付されてい
る。図4の左側縦軸はサンプル重量パーセント及び単位
時間当りのサンプル重量減少量(mg/分) を表し、サンプ
ル重量パーセントの場合は11%毎に1目盛が付されてい
る勘定となり、単位時間当りのサンプル重量減少量の場
合は、0.3mg/分毎に1目盛が付されている勘定となる。
ーテルとの包接化反応物の熱分解温度は、338.6 ℃であ
り、確かに上記の反応により包接化合物が形成されたこ
とが分かる。
リメチルビニールエーテルの2モノマー単位に対して1
分子のγ−CDが結合していることが分かった。これ
は、 1H−NMRスペクトルによっても確認された。ま
た、2モノマー単位のメチルビニールエーテルの長さ
が、γ−CDの空洞の長さに相当することも分かって
る。図1は、この結果から推定したポリメチルビニール
エーテルとγ−CDとの包接化合物の構造のモデル図で
ある。図1において、斜線が施されている部分がγ−C
Dの断面と考えればよい。
ニールエーテルとγ−CDとの包接化合物の粉末X線回
折パターンを示す線図である。図2において、横座標の
θは回折角を表わすものであり、縦座標のCPSは反射
強度(カウント/秒)を表わすものである。図2より、
この包接化合物は結晶性であり、チャンネル型構造を形
成していると思われる。
詳しく説明する。本方法は、例えば、各種のCD類、更
には非環状デキストリン等を含有する糖液とポリメチル
ビニールエーテルとを接触混合させて、γ−CDとポリ
メチルビニールエーテルとの不溶性の包接化合物の沈澱
を生成させ、次いで、この沈澱を混合物から固液分離
し、後述する操作によりポリメチルビニールエーテルを
遊離させ、γ−CDを分離する方法である。
ーテルとの混合比は、通常、γ−CD1モルに対しメチ
ルビニールエーテルユニットとして2モル以上となるよ
うにすればよく、ポリメチルビニールエーテルを必要以
上に多量に使用することはコスト的に高くつき好ましく
無い。
等を使用した膜分離などの一般的な分離手段により行う
ことができる。
包接化合物を生成する速度は、極めて速く、反応時間は
数分で充分である。
−CDとの包接化合物からポリメチルビニールエーテル
を遊離除去する操作について説明する。
の沈澱を、必要に応じて乾燥した後、適当な有機溶剤を
加え、攪拌すると、ポリメチルビニールエーテルは包接
化合物から遊離されて溶剤中に溶け込んでいき、γ−C
Dは沈澱のまま残る。この懸濁物から、濾過、遠心分
離、限外濾過膜等を使用した膜分離などの一般的な固液
分離手段により、ポリメチルビニールエーテルを含有す
る溶剤を除去すると、γ−CDの結晶が得られる。
ール、エタノール、プロパノール等の低級アルコール
類、ジクロロメタン等のハロゲン化炭化水素類を挙げる
ことができる。
を水中に懸濁し、70℃以上の温度に加熱すると、包接力
が弱まりポリメチルビニールエーテルが遊離して行き、
ポリメチルビニールエーテルとγ−CDの両者は水中に
溶解するので、得られる水溶液を、例えば、カラムクロ
マトグラフィーに比較的高温で掛けるか、濃縮後熱濾過
して両者を分離することもできる。
水中に懸濁し、安息香酸、フェノール、その他のポリメ
チルビニールエーテルよりγ−CDとの包接力の大きい
物質を加えると、かかる物質がγ−CDに包接されてい
るポリメチルビニールエーテルと置換して包接され、ポ
リメチルビニールエーテルは遊離してくる。ポリメチル
ビニールエーテルと新たな包接化合物は水中に溶解する
ことが多いので、その場合、得られる水溶液を、例えば
カラムクロマトグラフィーに掛けるか、濃縮後濾過し
て、両者を分離することもできる。この新たな包接化合
物が有用な用途を有するものであれば、これから更にγ
−CDを分離精製する必要は無く、合理的である。
るが、本発明が実施例に限定されるものでないことは言
うまでも無い。
−CD15重量%、γ−CD5重量%、デキストリン50重
量%)を含む水溶液100m1に30重量%のポリメチルビニ
ールエーテル〔東京化成工業(株)製〕を含む水溶液を
加え、常温で30分間攪拌混合し、ポリメチルビニールエ
ーテルとγ−CDとの包接化合物を沈澱させた。
いた濾過器で濾過し、上記包接化合物の沈澱を分離した
後、200ml の純水で洗浄した。
9.5%エタノール100ml を加え、攪拌すると実質的にポ
リメチルビニールエーテルのみがエタノール中に溶け込
んで行き遊離するので、得られた懸濁液を濾過し、残渣
を99.5%エタノールで洗浄することにより、実質的に純
粋なγ−CDを得ることができた。
CDを調製するための中間体として使用できるものであ
り、γ−CDを含む各種サイクロデキストリンの混合物
とポリメチルビニールエーテルとを水の存在下に混合す
ることによって沈澱として容易に調製することができ
る。
上記のγ−CDの包接化合物を調製した後、容易にポリ
メチルビニールエーテルを該包接化合物から除去するこ
とができるので、高純度のγ−CDを安価に製造するこ
とができる。このようにして調製されたγ−CDは、ポ
リメチルビニールエーテルが毒性の低いものであるた
め、食品用、医薬用、化粧品用等に完全に使用できると
いう利点が有する。
Dとの包接化合物の推定構造のモデル図であり、斜線部
のγ−CDの穴の中にメチルビニールエーテル単位が包
接された状態を示す。
発明包接化合物の粉末X線回折パターンを示す線図であ
る。
る。
発明包接化合物の熱重量分析の結果を示す線図である。
6mg)の熱重量分析の結果を示すもので、図中、曲線
1は温度曲線(昇温速度:約10℃/分)であり、曲線
2はサンプルの重量曲線で温度の上昇と共にサンプル重
量が減少していく様子を示し、曲線3はサンプル重量減
少の微分曲線(単位時間当りの重量減少量(mg/
分))である。図3の横軸は時間を表し、単位は分(m
in)である。図3の右側縦軸は温度を表し、50℃毎
に1目盛が付されている。図3の左側縦軸はサンプル重
量(mg)及び単位時間当りのサンプル重量減少量(m
g/分)を表し、サンプル重量の場合は0.7mg毎に
1目盛が付されている勘定となり、単位時間当りの重量
減少量の場合は、0.5mg/分毎に1目盛が付されて
いる勘定となる。
ールエーテルとの包接化反応物(サンプル量:3.77
4mg)の熱重量分析の結果を示すもので、図中、曲線
4は温度曲線(昇温速度:約10℃/分)であり、曲線
5はサンプルの重量曲線であり、曲線6はサンプル重量
減少の微分曲線〔単位時間当りの重量減少量(mg/
分)〕である。図4の横軸は時間を表し、単位は分(m
in)である。図4の右側縦軸は温度を表し、50℃毎
に1目盛が付されている。図4の左側縦軸はサンプル重
量パーセント及び単位時間当りのサンプル重量減少量
(mg/分)を表し、サンプル重量パーセントの場合は
11%毎に1目盛が付されている勘定となり、単位時間
当りのサンプル重量減少量の場合は、0.3mg/分毎
に1目盛が付されている勘定となる。
リメチルビニールエーテルの2モノマー単位に対して1
分子のγ−CDが結合していることが分かった。これ
は、1H−NMRスペクトルによっても確認された。ま
た、2モノマー単位のメチルビニールエーテルの長さ
が、γ−CDの空洞の長さに相当することも分かってい
る。図1は、この結果から推定したポリメチルビニール
エーテルとγ−CDとの包接化合物の構造のモデル図で
ある。図1において、斜線が施されている部分がγ−C
Dの断面と考えればよい。
上記のγ−CDの包接化合物を調製した後、容易にポリ
メチルビニールエーテルを該包接化合物から除去するこ
とができるので、高純度のγ−CDを安価に製造するこ
とができる。このようにして調製されたγ−CDは、ポ
リメチルビニールエーテルが毒性の低いものであるた
め、食品用、医薬用、化粧品用等に完全に使用できると
いう利点を有する。
Claims (3)
- 【請求項1】 包接格子を構成するγ−サイクロデキス
トリン分子にポリメチルビニールエーテル分子が包接さ
れているγ−サイクロデキストリンの包接化合物。 - 【請求項2】 γ−サイクロデキストリンを含有する各
種サイクロデキストリンの混合物とポリメチルビニール
エーテルとを水の存在下に混合し不溶性のγ−サイクロ
デキストリン包接化合物を生成させ、次いで前記γ−サ
イクロデキストリン包接化合物から前記ポリメチルビニ
ールエーテルを除去することを特徴とするγ−サイクロ
デキストリンの分離精製法。 - 【請求項3】 前記γ−サイクロデキストリン包接化合
物に有機溶剤を加えることにより、前記γ−サイクロデ
キストリン包接化合物から前記ポリメチルビニールエー
テルを除去することを特徴とする請求項2に記載のγ−
サイクロデキストリンの分離精製法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4052291A JP2798514B2 (ja) | 1991-02-13 | 1991-02-13 | γ−サイクロデキストリンの包接化合物及びγ−サイクロデキストリンの分離精製法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4052291A JP2798514B2 (ja) | 1991-02-13 | 1991-02-13 | γ−サイクロデキストリンの包接化合物及びγ−サイクロデキストリンの分離精製法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05247102A true JPH05247102A (ja) | 1993-09-24 |
JP2798514B2 JP2798514B2 (ja) | 1998-09-17 |
Family
ID=12582837
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4052291A Expired - Lifetime JP2798514B2 (ja) | 1991-02-13 | 1991-02-13 | γ−サイクロデキストリンの包接化合物及びγ−サイクロデキストリンの分離精製法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2798514B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006273963A (ja) * | 2005-03-28 | 2006-10-12 | Ezaki Glico Co Ltd | 分画された高重合度環状グルカンの製造方法 |
-
1991
- 1991-02-13 JP JP4052291A patent/JP2798514B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006273963A (ja) * | 2005-03-28 | 2006-10-12 | Ezaki Glico Co Ltd | 分画された高重合度環状グルカンの製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2798514B2 (ja) | 1998-09-17 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP0620828B2 (en) | Derivatives of cyclodextrins exhibiting enhanced aqueous solubility and the use thereof | |
US6153746A (en) | Process for making a cyclodextrin | |
JPH07149801A (ja) | アルキル化シクロデキストリン誘導体の製造方法、該誘導体、および難水溶性物質の可溶化方法 | |
JP2762398B2 (ja) | α―サイクロデキストリンの包接化合物及びα―サイクロデキストリンの分離精製法 | |
US5403828A (en) | Purification of cyclodextrin complexes | |
JP2004516344A (ja) | シクロデキストリン複合体の作成 | |
HU208706B (en) | Process for cleaning and separating brainched chain b eta-cyclodextrins | |
EP1272531B8 (en) | Crystalline mixtures of partial methyl ethers of beta-cyclodextrin and related compounds | |
JPH05247102A (ja) | γ−サイクロデキストリンの包接化合物及びγ−サイクロデキストリンの分離精製法 | |
JP2741627B2 (ja) | β―及び/又はγ―サイクロデキストリンの包接化合物並びにβ―及び/又はγ―サイクロデキストリンの分離精製法 | |
DE4401618A1 (de) | Verfahren zur Herstellung von aminofunktionellen Cyclodextrin Derivaten | |
JP2905573B2 (ja) | ヒドロキシアルキル化シクロデキストリン精製物及びその製造法 | |
AU638824B2 (en) | Inclusion complexes of n-ethoxycarbonyl-3-morpholino-sydnonimine or salts formed with cyclodextrin derivatives, preparation thereof and pharmaceutical compositions containing the same | |
JPS62164701A (ja) | ジグルコシル−α−サイクロデキストリンおよびその製造方法 | |
EP0411951B1 (en) | Clathrate compounds of dicumyl peroxide with beta-cyclodextrins | |
US5589590A (en) | Process for the preparation of cyclodextrins or other compounds capable of producing clathrates with a gas | |
JPH11279139A (ja) | ジヨードメチル−p−トリルスルホンとシクロデキストリン誘導体との包接化合物およびそれからなる防腐剤 | |
CA2333262C (en) | Regioselective method for preparing cyclodextrin derivatives monosulfonylated at c-6 | |
Mielcarek | Analytical study of photodegradation of inclusion complexes of nimodipine with α-, γ-cyclodextrin, methyl-β-cyclodextrin, and hydroxypropyl-β-cyclodextrin | |
JP2700424B2 (ja) | エイコサペンタエン酸類の包接化合物 | |
JP2544166B2 (ja) | α−サイクロデキストリンの除去法 | |
JP2000191704A (ja) | ポリリン酸化サイクロデキストリン、その製造法及び用途 | |
JPS6259601A (ja) | エ−テル化サイクロデキストリンの製造方法 | |
HU195524B (en) | Process for the alkylation of cyclodextrins | |
JPS633002A (ja) | サイクロデキストリン類の精製方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090703 Year of fee payment: 11 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313117 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090703 Year of fee payment: 11 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 12 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100703 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100703 Year of fee payment: 12 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110703 Year of fee payment: 13 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term | ||
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 13 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110703 |