JPH05246597A - 印刷版の位置決め方法及び装置 - Google Patents
印刷版の位置決め方法及び装置Info
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- JPH05246597A JPH05246597A JP5091492A JP5091492A JPH05246597A JP H05246597 A JPH05246597 A JP H05246597A JP 5091492 A JP5091492 A JP 5091492A JP 5091492 A JP5091492 A JP 5091492A JP H05246597 A JPH05246597 A JP H05246597A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 パンチ装置及び版曲げ部装置を備えた刷版作
成装置において異なるサイズの印刷版を処理可能とす
る。 【構成】 乾燥部30の下流側の待機部32には、待機
板130及び搬送ベルト142による印刷版20の搬送
路が形成されている。待機板には、印刷版の搬送方向に
沿って版検出センサ164、162、位置決めローラ1
48、144が順に配設されており、位置決めローラ1
48はエアーシリンダ150の駆動によって突出され
る。版検出センサ162が印刷版20Aの先端を検出し
たとき、版検出センサ164が印刷版の搬送方向の中間
部を検出するとエアーシリンダによって位置決めローラ
148が収容状態とされ、また、版検出センサ164が
印刷版を検出しなかったときは位置決めローラ148が
突出され、印刷版の先端が各々位置決めローラ144、
148に当接する。
成装置において異なるサイズの印刷版を処理可能とす
る。 【構成】 乾燥部30の下流側の待機部32には、待機
板130及び搬送ベルト142による印刷版20の搬送
路が形成されている。待機板には、印刷版の搬送方向に
沿って版検出センサ164、162、位置決めローラ1
48、144が順に配設されており、位置決めローラ1
48はエアーシリンダ150の駆動によって突出され
る。版検出センサ162が印刷版20Aの先端を検出し
たとき、版検出センサ164が印刷版の搬送方向の中間
部を検出するとエアーシリンダによって位置決めローラ
148が収容状態とされ、また、版検出センサ164が
印刷版を検出しなかったときは位置決めローラ148が
突出され、印刷版の先端が各々位置決めローラ144、
148に当接する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、前工程から搬送される
搬送方向に沿った長さが異なる印刷版を前工程の搬送方
向と直交する方向の次工程へ送り出す際、長さに応じて
位置決めするための印刷版の位置決め方法及び印刷版の
位置決め装置に関する。
搬送方向に沿った長さが異なる印刷版を前工程の搬送方
向と直交する方向の次工程へ送り出す際、長さに応じて
位置決めするための印刷版の位置決め方法及び印刷版の
位置決め装置に関する。
【0002】
【従来の技術】新聞用オフセット輪転機に使用される感
光性平版印刷版(以下「印刷版」と言う)には、アルミ
ニウム板等の導電性支持体に有機光半導体が塗布され光
導電性感光層が形成されたOPC(Organic Photocondu
ctor)感材と呼ばれ、この印刷版から刷版を製作する直
接製版記録システムがある。このような直接製版記録シ
ステムでは、帯電露光によって印刷版の画像記録面(感
光面)に直接画像を記録する。また、新聞印刷用の印刷
版には、新聞紙2頁分のサイズの印刷版と新聞紙1頁分
サイズの印刷版の2種類があり、これらは、幅方向の長
さが同じで長手方向の長さが異なっている。
光性平版印刷版(以下「印刷版」と言う)には、アルミ
ニウム板等の導電性支持体に有機光半導体が塗布され光
導電性感光層が形成されたOPC(Organic Photocondu
ctor)感材と呼ばれ、この印刷版から刷版を製作する直
接製版記録システムがある。このような直接製版記録シ
ステムでは、帯電露光によって印刷版の画像記録面(感
光面)に直接画像を記録する。また、新聞印刷用の印刷
版には、新聞紙2頁分のサイズの印刷版と新聞紙1頁分
サイズの印刷版の2種類があり、これらは、幅方向の長
さが同じで長手方向の長さが異なっている。
【0003】上記直接製版記録システムでは、帯電露光
によって静電潜像が形成された印刷版は、画像に応じて
トナーを付着させて定着させる現像処理及び定着処理が
行われる。この印刷版の現像処理は、印刷版の画像記録
面に均一にトナーを付着させ、この後、画像領域部分の
トナーのみを残すことによって露光に応じたトナー画像
を形成している。また、印刷版の定着処理は、トナーを
定着ランプによって加熱してフィルム化させて画像記録
面に定着させる。現像及び定着処理された印刷版は、画
像領域以外の感光層を溶出して乾燥される。
によって静電潜像が形成された印刷版は、画像に応じて
トナーを付着させて定着させる現像処理及び定着処理が
行われる。この印刷版の現像処理は、印刷版の画像記録
面に均一にトナーを付着させ、この後、画像領域部分の
トナーのみを残すことによって露光に応じたトナー画像
を形成している。また、印刷版の定着処理は、トナーを
定着ランプによって加熱してフィルム化させて画像記録
面に定着させる。現像及び定着処理された印刷版は、画
像領域以外の感光層を溶出して乾燥される。
【0004】この後、印刷版には、長手方向の両端に輪
転機の版胴に巻き掛けるためのパンチ孔の穿設及び版曲
げを連続して行うようになっている。
転機の版胴に巻き掛けるためのパンチ孔の穿設及び版曲
げを連続して行うようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、パンチ
装置及び版曲げ装置には、印刷版の長手方向の両端を位
置決めして行うようになっているため、単一サイズの印
刷版のみが処理可能である。このため、上記システムに
おいて新聞紙2頁分サイズの印刷版と新聞紙1頁分のサ
イズの印刷版の双方を処理しようとした場合、一方の印
刷版をパンチ装置あるいは版曲げ装置に位置決めするこ
とができなくなり、装置の作動が停止してしまう。
装置及び版曲げ装置には、印刷版の長手方向の両端を位
置決めして行うようになっているため、単一サイズの印
刷版のみが処理可能である。このため、上記システムに
おいて新聞紙2頁分サイズの印刷版と新聞紙1頁分のサ
イズの印刷版の双方を処理しようとした場合、一方の印
刷版をパンチ装置あるいは版曲げ装置に位置決めするこ
とができなくなり、装置の作動が停止してしまう。
【0006】本発明は上記事実を考慮してなされたもの
であり、パンチ装置及び版曲げ部装置を備えた刷版作成
装置において異なるサイズの印刷版を処理可能とするた
めの印刷版の位置決め方法及び装置を提供することを目
的とする。
であり、パンチ装置及び版曲げ部装置を備えた刷版作成
装置において異なるサイズの印刷版を処理可能とするた
めの印刷版の位置決め方法及び装置を提供することを目
的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る
印刷版の位置決め方法は、前工程から送り込まれた印刷
版の先端を検出する第1の検出手段と、前記第1の検出
手段の搬送方向上流側に配置され前記第1の検出手段に
よって検出された前記印刷版が所定長さ以上であること
を検出する第2の検出手段と、前記第1の検出手段の下
流側に出没可能に設けられ突出状態で所定長さ以下の前
記印刷版を停止させることによりこの印刷版を位置決め
する第1の位置決め手段と、前記第1の停止手段の搬送
方向下流側に配置され所定長さ以上の前記印刷版を停止
されることによりこの印刷版を位置決めする第2の位置
決め手段と、を配置し前記第1及び第2の検出手段によ
って前記印刷版が所定の長さ以下であることを検出した
場合に、前記第1の位置決め手段を印刷版の搬送路中に
突出させて位置決めすることを特徴とする。
印刷版の位置決め方法は、前工程から送り込まれた印刷
版の先端を検出する第1の検出手段と、前記第1の検出
手段の搬送方向上流側に配置され前記第1の検出手段に
よって検出された前記印刷版が所定長さ以上であること
を検出する第2の検出手段と、前記第1の検出手段の下
流側に出没可能に設けられ突出状態で所定長さ以下の前
記印刷版を停止させることによりこの印刷版を位置決め
する第1の位置決め手段と、前記第1の停止手段の搬送
方向下流側に配置され所定長さ以上の前記印刷版を停止
されることによりこの印刷版を位置決めする第2の位置
決め手段と、を配置し前記第1及び第2の検出手段によ
って前記印刷版が所定の長さ以下であることを検出した
場合に、前記第1の位置決め手段を印刷版の搬送路中に
突出させて位置決めすることを特徴とする。
【0008】本発明の請求項2に係る印刷版の位置決め
装置は、前工程から送り込まれた印刷版の搬送路を形成
する搬送手段と、前記搬送路中に出没可能に配設され突
出状態で印刷版の先端に当接して停止させることにより
所定長さ以下の印刷版を次工程に対して位置決めする第
1の位置決め手段と、前記第1の位置決め手段の下流側
に配設され搬送される印刷版の先端に当接してこの印刷
版が所定長さ以上であった場合に前記次工程に対して位
置決めされる第2の位置決め手段と、前記第1の位置決
め手段の上流側に設けられ前記印刷版の先端の通過を検
出する第1の検出手段と、前記第1の位置決め手段の上
流側に所定間隔離れて配設され第1の検出手段で前記印
刷版の先端を検出したときに印刷版の搬送方向の中間部
を検出する第2の検出手段と、前記第1の検出手段で前
記印刷版の先端を検出したときに前記第2の検出手段が
印刷版の中間部を検出していない場合に前記第1の位置
決め手段を前記搬送路中に突出させる作動手段と、を有
することを特徴とする。
装置は、前工程から送り込まれた印刷版の搬送路を形成
する搬送手段と、前記搬送路中に出没可能に配設され突
出状態で印刷版の先端に当接して停止させることにより
所定長さ以下の印刷版を次工程に対して位置決めする第
1の位置決め手段と、前記第1の位置決め手段の下流側
に配設され搬送される印刷版の先端に当接してこの印刷
版が所定長さ以上であった場合に前記次工程に対して位
置決めされる第2の位置決め手段と、前記第1の位置決
め手段の上流側に設けられ前記印刷版の先端の通過を検
出する第1の検出手段と、前記第1の位置決め手段の上
流側に所定間隔離れて配設され第1の検出手段で前記印
刷版の先端を検出したときに印刷版の搬送方向の中間部
を検出する第2の検出手段と、前記第1の検出手段で前
記印刷版の先端を検出したときに前記第2の検出手段が
印刷版の中間部を検出していない場合に前記第1の位置
決め手段を前記搬送路中に突出させる作動手段と、を有
することを特徴とする。
【0009】本発明の請求項3に係る印刷版の位置決め
装置は、請求項2の印刷版の位置決め装置あって、前記
第1の位置決め手段により位置決めされた印刷版の搬送
方向中央部位置と、前記第2の位置決め手段により位置
決めされた印刷版の搬送方向中央部位置とが略同一であ
ることを特徴とする。
装置は、請求項2の印刷版の位置決め装置あって、前記
第1の位置決め手段により位置決めされた印刷版の搬送
方向中央部位置と、前記第2の位置決め手段により位置
決めされた印刷版の搬送方向中央部位置とが略同一であ
ることを特徴とする。
【0010】本発明の請求項4に係る印刷版の位置決め
装置は、請求項2又は請求項3の印刷版の位置決め装置
であって、前記搬送手段が待機板と搬送ベルトとからな
ることを特徴とする。
装置は、請求項2又は請求項3の印刷版の位置決め装置
であって、前記搬送手段が待機板と搬送ベルトとからな
ることを特徴とする。
【0011】本発明の請求項5に係る印刷版の位置決め
装置は、請求項4の印刷版の位置決め装置であって、前
記搬送ベルトの表面を、前記搬送ベルトの駆動状態で前
記印刷版を搬送可能とすると共に、前記搬送ベルトの停
止状態で押圧手段により前記印刷版を押圧して移送可能
とする材質としたことを特徴とする。
装置は、請求項4の印刷版の位置決め装置であって、前
記搬送ベルトの表面を、前記搬送ベルトの駆動状態で前
記印刷版を搬送可能とすると共に、前記搬送ベルトの停
止状態で押圧手段により前記印刷版を押圧して移送可能
とする材質としたことを特徴とする。
【0012】
【作用】本発明の請求項1に記載の印刷版の位置決め方
法は、第1の検出手段と第2の検出手段とによって印刷
版の長さを比較する。第1の検出手段と第2の検出手段
とが同時に印刷版を検出した場合、印刷版が所定の長さ
以上であり、この印刷版を第2の位置決め手段で停止さ
せる。また、第1の検出手段が印刷版を検出したとき第
2の検出手段が印刷版を検出することができない場合、
すなわち、印刷版が第2の検出手段を通過した状態で
は、印刷版が所定の長さ以下であるため、この印刷版を
第1の位置決め手段で停止させる。
法は、第1の検出手段と第2の検出手段とによって印刷
版の長さを比較する。第1の検出手段と第2の検出手段
とが同時に印刷版を検出した場合、印刷版が所定の長さ
以上であり、この印刷版を第2の位置決め手段で停止さ
せる。また、第1の検出手段が印刷版を検出したとき第
2の検出手段が印刷版を検出することができない場合、
すなわち、印刷版が第2の検出手段を通過した状態で
は、印刷版が所定の長さ以下であるため、この印刷版を
第1の位置決め手段で停止させる。
【0013】第1の位置決め手段と第2の位置決め手段
との相対位置は、第1の位置決め手段によって停止され
た印刷版の中心が、第2の位置決め手段の印刷版の中心
と略一致させればよい。
との相対位置は、第1の位置決め手段によって停止され
た印刷版の中心が、第2の位置決め手段の印刷版の中心
と略一致させればよい。
【0014】本発明の請求項2に記載の印刷版の位置決
め装置は、第1の検出手段と第2の検出手段とに同時に
印刷版が検出された場合、第1の位置決め手段を収容し
て、第2の位置決め手段によって印刷版を停止させる。
また、第1の検出手段のみが印刷版を検出した場合、第
1の位置決め手段を突出させて印刷版の位置決めを行
う。
め装置は、第1の検出手段と第2の検出手段とに同時に
印刷版が検出された場合、第1の位置決め手段を収容し
て、第2の位置決め手段によって印刷版を停止させる。
また、第1の検出手段のみが印刷版を検出した場合、第
1の位置決め手段を突出させて印刷版の位置決めを行
う。
【0015】本発明の請求項3に記載の印刷版の位置決
め装置は、第1の位置決め手段によって位置決めされた
印刷版と、第2の位置決め手段によって位置決めされた
印刷版とが、搬送方向に沿った中心位置が略一致してい
る。即ち、所定の長さ以上の印刷版の搬送方向に沿った
中心部に所定長さ以下の印刷版を停止させている。
め装置は、第1の位置決め手段によって位置決めされた
印刷版と、第2の位置決め手段によって位置決めされた
印刷版とが、搬送方向に沿った中心位置が略一致してい
る。即ち、所定の長さ以上の印刷版の搬送方向に沿った
中心部に所定長さ以下の印刷版を停止させている。
【0016】本発明の請求項4に記載の印刷版の位置決
め装置は、搬送ベルトと待機板とを備えている。前工程
から送り込まれる印刷版は、搬送ベルトによって、待機
板上を搬送される。この搬送路に沿って第1及び第2の
位置決め手段を配置して、待機板上に印刷版を停止させ
る。このため、印刷版の長さに拘らず中心位置が一定と
なって待機板上に載置される。
め装置は、搬送ベルトと待機板とを備えている。前工程
から送り込まれる印刷版は、搬送ベルトによって、待機
板上を搬送される。この搬送路に沿って第1及び第2の
位置決め手段を配置して、待機板上に印刷版を停止させ
る。このため、印刷版の長さに拘らず中心位置が一定と
なって待機板上に載置される。
【0017】本発明の請求項5に記載の印刷版の位置決
め装置は、搬送ベルトの材質を、駆動状態では接触して
いる印刷版を搬送可能であり、駆動を停止している状態
では接触している印刷版が摺動可能であるような摩擦力
が印刷版との間で生じるものである。
め装置は、搬送ベルトの材質を、駆動状態では接触して
いる印刷版を搬送可能であり、駆動を停止している状態
では接触している印刷版が摺動可能であるような摩擦力
が印刷版との間で生じるものである。
【0018】これによって、搬送ベルトに接触した状態
で位置決めされた印刷版は、搬送方向と直交する方向へ
移動させるときは、移動幅方向に沿って中心線が略一致
した状態で押圧手段で押圧して移動させることができ
る。したがって、次工程では、この印刷版の中心線を基
準として処理を行うことができる。
で位置決めされた印刷版は、搬送方向と直交する方向へ
移動させるときは、移動幅方向に沿って中心線が略一致
した状態で押圧手段で押圧して移動させることができ
る。したがって、次工程では、この印刷版の中心線を基
準として処理を行うことができる。
【0019】例えば、本発明の印刷版の位置決め装置の
下流側にパンチ装置ないし版曲げ装置を配置した場合、
所定長さ以上の印刷版を所定の位置で停止させてパンチ
処理ないし版曲げ処理することができ、また、所定長さ
以下の印刷版をパンチ装置ないし版曲げ装置を通過させ
ればよく、これによって、パンチ装置及び版曲げ装置の
作動が停止することがない。
下流側にパンチ装置ないし版曲げ装置を配置した場合、
所定長さ以上の印刷版を所定の位置で停止させてパンチ
処理ないし版曲げ処理することができ、また、所定長さ
以下の印刷版をパンチ装置ないし版曲げ装置を通過させ
ればよく、これによって、パンチ装置及び版曲げ装置の
作動が停止することがない。
【0020】
【実施例】図1乃至図3を参照して、本発明の一実施例
に係るダイレクト刷版作成装置10の概略を説明する。
に係るダイレクト刷版作成装置10の概略を説明する。
【0021】本実施例に用いられる印刷版20は、矩形
状のOPCダイレクト印刷版であり、導電性支持体とし
て厚さ約0.3mmのアルミニウム板と、このアルミニ
ウム板の一方の面を画像記録面(感光面)とするための
陽極酸化層と、その上面をコーティングする厚さ数ミク
ロンのOPCアルカリ可溶性のポリマーを主成分とする
OPC層とで構成されている。また、導電性支持体の寸
法、即ち、印刷版20の寸法は、新聞印刷用の刷版とし
て398(mm)×1120(mm)(新聞紙2頁分、以下
「印刷版20A」とする)としている。また、印刷版2
0の寸法は、例えば、398(mm)×560(mm)(新
聞紙1頁分、以下「印刷版20B」とする)の適用も可
能となっている(「印刷版20A」と「印刷版20B」
とを含める場合「印刷版20」とする)。なお、ダイレ
クト刷版作成装置10で処理される印刷版20の寸法
は、これら以外の寸法のものであってもよい。
状のOPCダイレクト印刷版であり、導電性支持体とし
て厚さ約0.3mmのアルミニウム板と、このアルミニ
ウム板の一方の面を画像記録面(感光面)とするための
陽極酸化層と、その上面をコーティングする厚さ数ミク
ロンのOPCアルカリ可溶性のポリマーを主成分とする
OPC層とで構成されている。また、導電性支持体の寸
法、即ち、印刷版20の寸法は、新聞印刷用の刷版とし
て398(mm)×1120(mm)(新聞紙2頁分、以下
「印刷版20A」とする)としている。また、印刷版2
0の寸法は、例えば、398(mm)×560(mm)(新
聞紙1頁分、以下「印刷版20B」とする)の適用も可
能となっている(「印刷版20A」と「印刷版20B」
とを含める場合「印刷版20」とする)。なお、ダイレ
クト刷版作成装置10で処理される印刷版20の寸法
は、これら以外の寸法のものであってもよい。
【0022】なお、各図に示される矢印A方向は印刷版
20の幅方向に対応されており、矢印B方向を印刷版2
0の長手方向に対応させている。本実施例に係るダイレ
クト刷版作成装置10では、印刷版20を隣接する処理
部へ搬送する場合、印刷版20の幅方向あるいは長手方
向に沿って平行移動させるようになっている。
20の幅方向に対応されており、矢印B方向を印刷版2
0の長手方向に対応させている。本実施例に係るダイレ
クト刷版作成装置10では、印刷版20を隣接する処理
部へ搬送する場合、印刷版20の幅方向あるいは長手方
向に沿って平行移動させるようになっている。
【0023】図1乃至図3に示されるように、ダイレク
ト刷版作成装置10は、描画部18へ印刷版20を供給
する給版部12と、描画部18から印刷版20を排出す
る排版部14とで構成される給版排版部16を備え、各
々隔壁17A、17Bによって区画されている。また、
給排版部16の上部には、給版部12及び排版部14の
作動を制御する制御部40が配設されている。
ト刷版作成装置10は、描画部18へ印刷版20を供給
する給版部12と、描画部18から印刷版20を排出す
る排版部14とで構成される給版排版部16を備え、各
々隔壁17A、17Bによって区画されている。また、
給排版部16の上部には、給版部12及び排版部14の
作動を制御する制御部40が配設されている。
【0024】給版部12には印刷版20を積層した印刷
版載置台38が装填される。印刷版載置台38は、床面
に対して略平行に印刷版20を積層して搭載している。
搭載された印刷版20は、画像記録面が下方に向けられ
ており、印刷版載置台38を給版部12の所定の位置に
装填することにより、印刷版20の給版部12に対する
位置決めがなされる。
版載置台38が装填される。印刷版載置台38は、床面
に対して略平行に印刷版20を積層して搭載している。
搭載された印刷版20は、画像記録面が下方に向けられ
ており、印刷版載置台38を給版部12の所定の位置に
装填することにより、印刷版20の給版部12に対する
位置決めがなされる。
【0025】給版部12への印刷版載置台38の装填及
び抜き出しは、ケーシング16Aに設けられた図示しな
いシャッターによって行われ、通常、このシャッターが
閉止されて内部が遮光されている。なお、印刷版載置台
38は、図示しないフォークリフト等によって移動され
るものであってもよく、底部に設けられたキャスタ等に
よって移動可能とされたものであってもよい。
び抜き出しは、ケーシング16Aに設けられた図示しな
いシャッターによって行われ、通常、このシャッターが
閉止されて内部が遮光されている。なお、印刷版載置台
38は、図示しないフォークリフト等によって移動され
るものであってもよく、底部に設けられたキャスタ等に
よって移動可能とされたものであってもよい。
【0026】給版部12には、枚葉装置102、移動反
転装置104が設けられ、印刷版載置台38に搭載され
た印刷版20が枚葉装置102によって上面が吸着保持
されて持ち上げられて反転装置104に受け渡される。
反転装置104は、印刷版20の幅方向の一端部を吸着
保持して回転し(図2の矢印C参照)、これによって印
刷版20は反転されて画像記録面が上方へ向けられる。
転装置104が設けられ、印刷版載置台38に搭載され
た印刷版20が枚葉装置102によって上面が吸着保持
されて持ち上げられて反転装置104に受け渡される。
反転装置104は、印刷版20の幅方向の一端部を吸着
保持して回転し(図2の矢印C参照)、これによって印
刷版20は反転されて画像記録面が上方へ向けられる。
【0027】また、給版部12にはリフト台300と水
平搬送装置106とが設けられており、反転装置104
によって反転された印刷版20がリフト台300に載置
される。リフト台300に載置された印刷版20は、リ
フト台300に対しての位置決めがなされた後、水平搬
送装置106へ渡される。印刷版20は、水平搬送装置
106の複数の爪部に下面を支持されて、給版部12に
隣接して設けられた描画部18の定盤408上へ搬送さ
れる。
平搬送装置106とが設けられており、反転装置104
によって反転された印刷版20がリフト台300に載置
される。リフト台300に載置された印刷版20は、リ
フト台300に対しての位置決めがなされた後、水平搬
送装置106へ渡される。印刷版20は、水平搬送装置
106の複数の爪部に下面を支持されて、給版部12に
隣接して設けられた描画部18の定盤408上へ搬送さ
れる。
【0028】描画部18の定盤408上に載置された印
刷版20は帯電された後、描画装置によって画像記録面
に静電潜像が形成される。静電潜像が形成された印刷版
20は、定盤408上から取出装置450によって、描
画部18に隣接し、かつ、給版部12の上方に設けられ
た排版部14へ向けて移動される。排版部14には、排
版部14内を描画部18へ向けて移動する搬送ステージ
502が設けられており、この搬送ステージ502へ取
出装置450に持ち上げられた印刷版20が載置され
る。
刷版20は帯電された後、描画装置によって画像記録面
に静電潜像が形成される。静電潜像が形成された印刷版
20は、定盤408上から取出装置450によって、描
画部18に隣接し、かつ、給版部12の上方に設けられ
た排版部14へ向けて移動される。排版部14には、排
版部14内を描画部18へ向けて移動する搬送ステージ
502が設けられており、この搬送ステージ502へ取
出装置450に持ち上げられた印刷版20が載置され
る。
【0029】印刷版20を載置した搬送ステージ502
は、排版部14に現像定着部22と隣接して設けられた
挿入ステージ532へ向けて移動し、印刷版20は、搬
送ステージ502から挿入ステージ532へ載せ換えら
れる。図3に示されるように、挿入ステージ532は印
刷版20を載置すると、給排版部16の下流側に配設さ
れた現像部22へ向けて所定の角度で傾斜された後、載
置した印刷版20を現像定着部22へ向けて送り出すよ
うになっている。この挿入ステージ532の傾斜角度
は、現像部22の挿入口近傍を搬送される印刷版20の
傾斜角度と等しくされている。
は、排版部14に現像定着部22と隣接して設けられた
挿入ステージ532へ向けて移動し、印刷版20は、搬
送ステージ502から挿入ステージ532へ載せ換えら
れる。図3に示されるように、挿入ステージ532は印
刷版20を載置すると、給排版部16の下流側に配設さ
れた現像部22へ向けて所定の角度で傾斜された後、載
置した印刷版20を現像定着部22へ向けて送り出すよ
うになっている。この挿入ステージ532の傾斜角度
は、現像部22の挿入口近傍を搬送される印刷版20の
傾斜角度と等しくされている。
【0030】図1に示されるように、給排版部16の下
流側には、印刷版20の長手方向(矢印B方向)に沿っ
て、現像定着部22、溶出部28、乾燥部30及び待機
部32が連続して配設されており、印刷版20は、その
長手方向に沿って搬送される(矢印D方向へ搬送され
る)。
流側には、印刷版20の長手方向(矢印B方向)に沿っ
て、現像定着部22、溶出部28、乾燥部30及び待機
部32が連続して配設されており、印刷版20は、その
長手方向に沿って搬送される(矢印D方向へ搬送され
る)。
【0031】現像定着部22は、静電潜像が形成された
印刷版20を現像処理する現像処理部24と、現像処理
された印刷版20を定着処理する定着処理部26とで構
成されている。印刷版20は現像処理部24で現像液で
あるトナーが付与された後、不要なトナーがスクイズさ
れて乾燥される。現像処理部24の現像方式は、反転現
像方式で行われ、描画部18でプラスに帯電された印刷
版20の表面にプラスの電荷を有するトナーを付与する
ようになっている。また、現像処理部24では、トナー
粒子を付着させる際、印刷版20の表面に流すようにし
て塗布しているため、印刷版20の表面にトナー粒子が
むらなく流れるように印刷版を所定の角度で傾斜させる
と共に、印刷版をその長手方向に沿って搬送するように
している。
印刷版20を現像処理する現像処理部24と、現像処理
された印刷版20を定着処理する定着処理部26とで構
成されている。印刷版20は現像処理部24で現像液で
あるトナーが付与された後、不要なトナーがスクイズさ
れて乾燥される。現像処理部24の現像方式は、反転現
像方式で行われ、描画部18でプラスに帯電された印刷
版20の表面にプラスの電荷を有するトナーを付与する
ようになっている。また、現像処理部24では、トナー
粒子を付着させる際、印刷版20の表面に流すようにし
て塗布しているため、印刷版20の表面にトナー粒子が
むらなく流れるように印刷版を所定の角度で傾斜させる
と共に、印刷版をその長手方向に沿って搬送するように
している。
【0032】現像定着部22の定着処理部26では、印
刷版20を定着ランプで加熱した後、印刷版20を冷却
するようになっている。定着ランプで加熱されたトナー
粒子はフィルム化して印刷版20の表面に定着される。
刷版20を定着ランプで加熱した後、印刷版20を冷却
するようになっている。定着ランプで加熱されたトナー
粒子はフィルム化して印刷版20の表面に定着される。
【0033】現像定着部22の下流側には、溶出部28
が配設されている。溶出部28では、アルカリ溶液に印
刷版20を浸漬してエッチング処理を行っている。OP
C層はアルカリ可溶性であり、トナーが付着していない
OPC層(非画像領域)は、アルカリ溶液に浸漬される
と溶出し、印刷版20にはトナー画像部分のみのOPC
層が残される。エッチング処理された印刷版20は、水
洗された後にガム液が均一に塗布されて版面保護がなさ
れる。
が配設されている。溶出部28では、アルカリ溶液に印
刷版20を浸漬してエッチング処理を行っている。OP
C層はアルカリ可溶性であり、トナーが付着していない
OPC層(非画像領域)は、アルカリ溶液に浸漬される
と溶出し、印刷版20にはトナー画像部分のみのOPC
層が残される。エッチング処理された印刷版20は、水
洗された後にガム液が均一に塗布されて版面保護がなさ
れる。
【0034】エッチング処理及び版面保護がなされた印
刷版20は、乾燥部30へ送り込まれる。乾燥部30で
は、印刷版20の表面に温風を吹き付けて印刷版20に
付着しているガム液を乾燥させる。
刷版20は、乾燥部30へ送り込まれる。乾燥部30で
は、印刷版20の表面に温風を吹き付けて印刷版20に
付着しているガム液を乾燥させる。
【0035】乾燥部30の下流側には、待機部32が配
設されている。待機部32には、印刷版20の幅方向
(矢印A方向)の一端側にパンチ部34が隣接されてい
る。また、パンチ部34には、印刷版20の幅方向に沿
って待機部32と反対側に版曲げ部36が隣接されてい
る。待機部32からパンチ部34及び版曲げ部36に印
刷版20を搬送する場合、印刷版20の幅方向に沿って
搬送(矢印E方向へ搬送)されるようになっており、待
機部32で印刷版20の搬送方向を切り換えている。
設されている。待機部32には、印刷版20の幅方向
(矢印A方向)の一端側にパンチ部34が隣接されてい
る。また、パンチ部34には、印刷版20の幅方向に沿
って待機部32と反対側に版曲げ部36が隣接されてい
る。待機部32からパンチ部34及び版曲げ部36に印
刷版20を搬送する場合、印刷版20の幅方向に沿って
搬送(矢印E方向へ搬送)されるようになっており、待
機部32で印刷版20の搬送方向を切り換えている。
【0036】図4に示されるように、の待機部32に
は、長手方向が印刷版20の長手方向に沿った待機板1
30が配設されている。待機板130には、長手方向で
乾燥部30と反対側の端部下方にシャフト132が幅方
向に沿って回転可能に配設されている。このシャフト1
32の両端部には、プーリー134が取り付けられ、シ
ャフと132の中間部には、無端ベルト136によって
待機板130の下方に配設されたモータ138の回転軸
138Aから駆動力が伝達される。
は、長手方向が印刷版20の長手方向に沿った待機板1
30が配設されている。待機板130には、長手方向で
乾燥部30と反対側の端部下方にシャフト132が幅方
向に沿って回転可能に配設されている。このシャフト1
32の両端部には、プーリー134が取り付けられ、シ
ャフと132の中間部には、無端ベルト136によって
待機板130の下方に配設されたモータ138の回転軸
138Aから駆動力が伝達される。
【0037】また、待機板130の長手方向で乾燥部3
0側には、プーリー134の各々に対応するプーリー1
40が回転可能に配設されている。これらのプーリー1
34、140の外周部の一部は、待機板130の上面近
傍に配置され、これらのプーリー134、140の間に
は、帯状の無端ベルトである搬送ベルト142が巻き掛
けられている。図5に示されるように、搬送ベルト14
2は、待機板130の上面に沿って乾燥部30からの待
機板130の長手方向に沿って移動し、待機板130の
下方を逆方向へ移動するようになっている。乾燥部30
から送り出された印刷版20は、搬送ベルト142の移
動によって、待機板130の上面に沿って搬送される。
0側には、プーリー134の各々に対応するプーリー1
40が回転可能に配設されている。これらのプーリー1
34、140の外周部の一部は、待機板130の上面近
傍に配置され、これらのプーリー134、140の間に
は、帯状の無端ベルトである搬送ベルト142が巻き掛
けられている。図5に示されるように、搬送ベルト14
2は、待機板130の上面に沿って乾燥部30からの待
機板130の長手方向に沿って移動し、待機板130の
下方を逆方向へ移動するようになっている。乾燥部30
から送り出された印刷版20は、搬送ベルト142の移
動によって、待機板130の上面に沿って搬送される。
【0038】図4にも示されるように、待機板130に
は、乾燥部30と反対側の端部に位置決めローラ144
が配設されている。位置決めローラ144は、プーリー
134の近傍に待機板130の幅方向に沿って両側に配
置され、回転軸が上方へ向けられている。これらの入り
位置決めローラ144には、乾燥部30から印刷版20
Aが送り込まれた場合に、印刷版20Aの先端が当接し
て停止される。
は、乾燥部30と反対側の端部に位置決めローラ144
が配設されている。位置決めローラ144は、プーリー
134の近傍に待機板130の幅方向に沿って両側に配
置され、回転軸が上方へ向けられている。これらの入り
位置決めローラ144には、乾燥部30から印刷版20
Aが送り込まれた場合に、印刷版20Aの先端が当接し
て停止される。
【0039】おのおのの位置決めローラ144の乾燥部
30側の待機板130には、貫通孔146が穿設されて
いる。これらの貫通孔146は、待機板130の幅方向
に沿って設けられ、各々の貫通孔146には、位置決め
ローラ148が出没可能に配設されている。図5に示さ
れるように、位置決めローラ148は、待機板130の
下面に取り付けられたエアーシリンダ150の駆動軸1
50Aに配設されており、エアーシリンダ150の駆動
によって貫通孔146から待機板130上に突出され
る。位置決めローラ148は、乾燥部30から印刷版2
0Bが送り込まれた場合に、待機板130上に突出状態
とされ、外周面に印刷版20Bの先端が当接されて停止
される。
30側の待機板130には、貫通孔146が穿設されて
いる。これらの貫通孔146は、待機板130の幅方向
に沿って設けられ、各々の貫通孔146には、位置決め
ローラ148が出没可能に配設されている。図5に示さ
れるように、位置決めローラ148は、待機板130の
下面に取り付けられたエアーシリンダ150の駆動軸1
50Aに配設されており、エアーシリンダ150の駆動
によって貫通孔146から待機板130上に突出され
る。位置決めローラ148は、乾燥部30から印刷版2
0Bが送り込まれた場合に、待機板130上に突出状態
とされ、外周面に印刷版20Bの先端が当接されて停止
される。
【0040】これらの位置決めローラ144、148
は、位置決めローラ144によって停止された印刷版2
0Aの長手方向の中心線と、位置決めローラ148によ
って停止された印刷版20Bの長手方向の中心線とが略
一致するように配設されている。
は、位置決めローラ144によって停止された印刷版2
0Aの長手方向の中心線と、位置決めローラ148によ
って停止された印刷版20Bの長手方向の中心線とが略
一致するように配設されている。
【0041】図4に示されるように、待機板130に
は、幅方向の中間部に長手方向に沿って貫通孔152、
154、156が穿設されている。貫通孔152は、位
置決めローラ144より乾燥部30側に設けられ、下方
には、版検出センサ158が配設されている。貫通孔1
54は、位置決めローラ148より乾燥部30側に配設
されており、下方には版検出センサ160が配設されて
いる。また、貫通孔156は、前記貫通孔154よりも
乾燥部30側に設けられており、下方に版検出センサ1
62が配設されている。この版検出センサ162には、
乾燥部30近傍に配設された版検出センサ164が対応
されている。
は、幅方向の中間部に長手方向に沿って貫通孔152、
154、156が穿設されている。貫通孔152は、位
置決めローラ144より乾燥部30側に設けられ、下方
には、版検出センサ158が配設されている。貫通孔1
54は、位置決めローラ148より乾燥部30側に配設
されており、下方には版検出センサ160が配設されて
いる。また、貫通孔156は、前記貫通孔154よりも
乾燥部30側に設けられており、下方に版検出センサ1
62が配設されている。この版検出センサ162には、
乾燥部30近傍に配設された版検出センサ164が対応
されている。
【0042】版検出センサ162と版検出センサ164
の間隔は、印刷版20Bの長手方向の寸法より長く、印
刷版20Aの長手方向に沿った寸法より短くされてい
る。これによって、乾燥部30から送り込まれ待機板1
30上を搬送された印刷版20の先端部が版検出センサ
162で検出したとき、乾燥部30側の版検出センサ1
64が印刷版20を検出した場合、印刷版20Aであ
り、版検出センサ164が検出していない場合、印刷版
20Bとなる。
の間隔は、印刷版20Bの長手方向の寸法より長く、印
刷版20Aの長手方向に沿った寸法より短くされてい
る。これによって、乾燥部30から送り込まれ待機板1
30上を搬送された印刷版20の先端部が版検出センサ
162で検出したとき、乾燥部30側の版検出センサ1
64が印刷版20を検出した場合、印刷版20Aであ
り、版検出センサ164が検出していない場合、印刷版
20Bとなる。
【0043】版検出センサ162、164で印刷版20
Aが検出された場合、エアーシリンダ150により位置
決めローラ148が貫通孔146内へ収容され、印刷版
20Aが位置決めローラ144に達し、版検出センサ1
58は、位置決めローラ144で停止された印刷版20
Aを検出すると共に搬送ベルト142の停止タイミング
を決める。版検出センサ160は、位置決めローラ14
8で停止された印刷版20Bを検出すると共に搬送ベル
ト142の停止タイミングを決めるようになっている。
これらの位置決めローラ144、148での停止位置
は、印刷版20A、20Bの各々のパンチ部34に対す
る位置とされている。
Aが検出された場合、エアーシリンダ150により位置
決めローラ148が貫通孔146内へ収容され、印刷版
20Aが位置決めローラ144に達し、版検出センサ1
58は、位置決めローラ144で停止された印刷版20
Aを検出すると共に搬送ベルト142の停止タイミング
を決める。版検出センサ160は、位置決めローラ14
8で停止された印刷版20Bを検出すると共に搬送ベル
ト142の停止タイミングを決めるようになっている。
これらの位置決めローラ144、148での停止位置
は、印刷版20A、20Bの各々のパンチ部34に対す
る位置とされている。
【0044】図4に示されるように、待機板130の幅
方向でパンチ部34と反対側には、プッシャー166が
配設されている。プッシャー166は、図示しない待機
部32のフレームに固定されたベース168に、ロッド
レスシリンダ170及びガイドロッド172が配設され
ている。ロッドレスシリンダ170の駆動方向及びガイ
ドロッド172の軸方向は各々待機板130の幅方向に
沿っており、これらには、押圧ローラ174を備えたブ
ラケット176が連結されている。ブラケット176に
は、ガイドロッド172がその軸方向に沿って摺動可能
に挿通され、ロッドレスシリンダ170の駆動部に連結
されている。このため、ブラケット176はロッドレス
シリンダ170の駆動によって待機板130の幅方向に
沿って移動される。
方向でパンチ部34と反対側には、プッシャー166が
配設されている。プッシャー166は、図示しない待機
部32のフレームに固定されたベース168に、ロッド
レスシリンダ170及びガイドロッド172が配設され
ている。ロッドレスシリンダ170の駆動方向及びガイ
ドロッド172の軸方向は各々待機板130の幅方向に
沿っており、これらには、押圧ローラ174を備えたブ
ラケット176が連結されている。ブラケット176に
は、ガイドロッド172がその軸方向に沿って摺動可能
に挿通され、ロッドレスシリンダ170の駆動部に連結
されている。このため、ブラケット176はロッドレス
シリンダ170の駆動によって待機板130の幅方向に
沿って移動される。
【0045】ブラケット176に配置された押圧ローラ
174は、待機板130の長手方向に沿って2個取り付
けられており、これらの押圧ローラ174の外周面は、
待機板130上に停止された印刷版20の幅方向の端面
に対向されている。このため、ロッドレスシリンダ17
0の駆動によって、押圧ローラ174が印刷版20の幅
方向の端部を下流側のパンチ部34へ向けて押圧するよ
うになっている。
174は、待機板130の長手方向に沿って2個取り付
けられており、これらの押圧ローラ174の外周面は、
待機板130上に停止された印刷版20の幅方向の端面
に対向されている。このため、ロッドレスシリンダ17
0の駆動によって、押圧ローラ174が印刷版20の幅
方向の端部を下流側のパンチ部34へ向けて押圧するよ
うになっている。
【0046】プッシャー166によって押圧された印刷
版20は、待機板130上及び搬送ベルト142上を滑
るように移動される。このため、搬送ベルト142は、
印刷版20の下面に接触した状態で回転されることによ
り、印刷版20を搬送することができると共に、印刷版
20と接触した状態でも印刷版20を押すことによって
印刷版20が滑らかに相対移動可能とされ、搬送ベルト
142の材質を印刷版20の支持体との間で適度な摩擦
を生じるものにしている。なお、本実施例では、一例と
して、表面の材質が塩化ビニルでミガキ鋼に対する静止
摩擦係数が0.3のものを使用している(商品名 サン
ラインベルトSL−8C・FS)。
版20は、待機板130上及び搬送ベルト142上を滑
るように移動される。このため、搬送ベルト142は、
印刷版20の下面に接触した状態で回転されることによ
り、印刷版20を搬送することができると共に、印刷版
20と接触した状態でも印刷版20を押すことによって
印刷版20が滑らかに相対移動可能とされ、搬送ベルト
142の材質を印刷版20の支持体との間で適度な摩擦
を生じるものにしている。なお、本実施例では、一例と
して、表面の材質が塩化ビニルでミガキ鋼に対する静止
摩擦係数が0.3のものを使用している(商品名 サン
ラインベルトSL−8C・FS)。
【0047】待機板130の幅方向でパンチ部34側の
外方には、上下に対で串ローラ178が回転可能に配設
されている(図4では一方のみ図示)。これらの串ロー
ラ178は、軸方向が待機板130の長手方向に沿って
配設され、下方の串ローラ178に、待機板130の下
方に配置されたモータ180の駆動力が伝達されて回転
するようになっている。
外方には、上下に対で串ローラ178が回転可能に配設
されている(図4では一方のみ図示)。これらの串ロー
ラ178は、軸方向が待機板130の長手方向に沿って
配設され、下方の串ローラ178に、待機板130の下
方に配置されたモータ180の駆動力が伝達されて回転
するようになっている。
【0048】これらの串ローラ178の間には、プッシ
ャー166によって押圧された印刷版20の幅方向の端
部が挿入され、串ローラ178の回転によって印刷版2
0が挟持されてパンチ部34へ送り出される。なお、串
ローラ178の近傍には、版検出センサ179が配設さ
れており、待機部32からパンチ部34へ送られる印刷
版20を検出するようになっている。
ャー166によって押圧された印刷版20の幅方向の端
部が挿入され、串ローラ178の回転によって印刷版2
0が挟持されてパンチ部34へ送り出される。なお、串
ローラ178の近傍には、版検出センサ179が配設さ
れており、待機部32からパンチ部34へ送られる印刷
版20を検出するようになっている。
【0049】図6に示されるように、パンチ部34に
は、パンチ台182が配設されている。パンチ台182
は、略矩形上のベース部材182A、182B、182
C、182D、182Eが印刷版20の長手方向に沿っ
て連結されて長尺で略矩形状に形成されている。このパ
ンチ台182上には、待機部32から送り出された印刷
版20が幅方向の一端側から送り込まれる。パンチ台1
82には、無端ベルトである帯状の搬送ベルト184
が、幅方向に沿って巻き掛けられ、パンチ台182の長
手方向に沿って複数配設されている。これらの搬送ベル
ト184は、図示しない駆動手段の駆動力によって駆動
され一定速度で回転される。搬送ベルト184はパンチ
台182の上面側では、待機部32から下流側の版曲げ
部36へ向け(矢印E方向)て移動するようになってお
り、これらの搬送ベルト184の移動によって、待機部
32から送り込まれた印刷版20が搬送される。
は、パンチ台182が配設されている。パンチ台182
は、略矩形上のベース部材182A、182B、182
C、182D、182Eが印刷版20の長手方向に沿っ
て連結されて長尺で略矩形状に形成されている。このパ
ンチ台182上には、待機部32から送り出された印刷
版20が幅方向の一端側から送り込まれる。パンチ台1
82には、無端ベルトである帯状の搬送ベルト184
が、幅方向に沿って巻き掛けられ、パンチ台182の長
手方向に沿って複数配設されている。これらの搬送ベル
ト184は、図示しない駆動手段の駆動力によって駆動
され一定速度で回転される。搬送ベルト184はパンチ
台182の上面側では、待機部32から下流側の版曲げ
部36へ向け(矢印E方向)て移動するようになってお
り、これらの搬送ベルト184の移動によって、待機部
32から送り込まれた印刷版20が搬送される。
【0050】パンチ台182の幅方向で待機部32と反
対側の端部には、長手方向の両端部近傍に位置決めロー
ラ186が配設されている。これらの位置決めローラ1
86は、パンチ台182に穿設された貫通孔188から
パンチ台182の上面に出没可能に配設されている。こ
れらの位置決めローラ186は、印刷版20Aの長手方
向の両端部に対応されており、印刷版20Bの長手方向
の寸法より間隔が広くされている。位置決めローラ18
6が突出状態では、搬送ベルト184によって搬送され
る印刷版20Aが当接して停止される。また、印刷版2
0Bは、位置決めローラ186の間を通過するようにな
っている。
対側の端部には、長手方向の両端部近傍に位置決めロー
ラ186が配設されている。これらの位置決めローラ1
86は、パンチ台182に穿設された貫通孔188から
パンチ台182の上面に出没可能に配設されている。こ
れらの位置決めローラ186は、印刷版20Aの長手方
向の両端部に対応されており、印刷版20Bの長手方向
の寸法より間隔が広くされている。位置決めローラ18
6が突出状態では、搬送ベルト184によって搬送され
る印刷版20Aが当接して停止される。また、印刷版2
0Bは、位置決めローラ186の間を通過するようにな
っている。
【0051】パンチ台182の長手方向の一端部には、
位置決めローラ190が突設され、他端部には、位置決
めローラ190に対向するプッシャー192が配設され
ている。プッシャー192は、パンチ台182の長手方
向に沿って位置決めローラ190へ向けて駆動軸194
A突出するエアーシリンダ194を備え、駆動軸194
Aの先端には、押圧ブロック196が配設されている。
位置決めローラ190が突設され、他端部には、位置決
めローラ190に対向するプッシャー192が配設され
ている。プッシャー192は、パンチ台182の長手方
向に沿って位置決めローラ190へ向けて駆動軸194
A突出するエアーシリンダ194を備え、駆動軸194
Aの先端には、押圧ブロック196が配設されている。
【0052】パンチ台182上で位置決めローラ186
によって停止された印刷版20Aは、プッシャー192
によって位置決めローラ190へ向けて押圧され、パン
チ台182上での位置決めがなされる。このパンチ台1
82の上面には、複数の吸着溝198が形成されてい
る。これらの吸着溝198は、略矩形状に組み合わされ
て形成されている。これらの吸着溝198は、図示しな
い負圧供給手段から供給される負圧によって、パンチ台
182上で位置決めされた印刷版20Aを吸着して保持
するようになっている。なお、パンチ台182の中央部
には、印刷版20Aを検出する版検出センサ200が配
設されており、印刷版20Aが位置決めローラ186に
よってパンチ台182上で停止されているか否かを検出
するようになっている。
によって停止された印刷版20Aは、プッシャー192
によって位置決めローラ190へ向けて押圧され、パン
チ台182上での位置決めがなされる。このパンチ台1
82の上面には、複数の吸着溝198が形成されてい
る。これらの吸着溝198は、略矩形状に組み合わされ
て形成されている。これらの吸着溝198は、図示しな
い負圧供給手段から供給される負圧によって、パンチ台
182上で位置決めされた印刷版20Aを吸着して保持
するようになっている。なお、パンチ台182の中央部
には、印刷版20Aを検出する版検出センサ200が配
設されており、印刷版20Aが位置決めローラ186に
よってパンチ台182上で停止されているか否かを検出
するようになっている。
【0053】パンチ台182の長手方向の一端部には、
パンチャー202が配設され、他端部には、パンチャー
204が配設されている。これらのパンチャー202、
204は、パンチ台182上に位置決めされて保持され
た印刷版20Aの長手方向の端部に各々パンチ孔を穿設
するようになっている。例えば、パンチャー202は切
欠を穿設し、パンチャー204では、丸孔を穿設すると
共に切欠を形成するようになっており、これらの丸孔と
切欠は、印刷版20Aを輪転機の版胴に版掛けする際の
位置決め用とされる。
パンチャー202が配設され、他端部には、パンチャー
204が配設されている。これらのパンチャー202、
204は、パンチ台182上に位置決めされて保持され
た印刷版20Aの長手方向の端部に各々パンチ孔を穿設
するようになっている。例えば、パンチャー202は切
欠を穿設し、パンチャー204では、丸孔を穿設すると
共に切欠を形成するようになっており、これらの丸孔と
切欠は、印刷版20Aを輪転機の版胴に版掛けする際の
位置決め用とされる。
【0054】印刷版20Aは、位置決めローラ186を
パンチ台182の貫通孔188内に収容すると共に、吸
着溝198への負圧の供給を解除することによって、パ
ンチ台182での保持が解かれ、搬送ベルト184の移
動によって下流側の版曲げ部36へ送り出される。
パンチ台182の貫通孔188内に収容すると共に、吸
着溝198への負圧の供給を解除することによって、パ
ンチ台182での保持が解かれ、搬送ベルト184の移
動によって下流側の版曲げ部36へ送り出される。
【0055】図7に示されるように、版曲げ部36に
は、略矩形状のベース部材206A、206B、206
Cが、印刷版20の長手方向に沿って連結されて略矩形
状に形成された版曲げ台206が配設されており、この
版曲げ台206の一端側から印刷版20が送り込まれ
る。版曲げ台206には、無端ベルトである帯状の搬送
ベルト208が印刷版20の搬送方向(図7の矢印E方
向)に沿って巻き掛けられ、搬送方向と直交する方向に
沿って複数(本実施例では4条)配設されている。これ
らの搬送ベルト208は、版曲げ台206の下方に配設
されたモータ207から駆動力が伝達されて一定速度で
回転される。搬送ベルト208は、版曲げ台206の上
面側では、印刷版20の搬送方向に沿って移動され、パ
ンチ部34から送り込まれた印刷版20が搬送される。
は、略矩形状のベース部材206A、206B、206
Cが、印刷版20の長手方向に沿って連結されて略矩形
状に形成された版曲げ台206が配設されており、この
版曲げ台206の一端側から印刷版20が送り込まれ
る。版曲げ台206には、無端ベルトである帯状の搬送
ベルト208が印刷版20の搬送方向(図7の矢印E方
向)に沿って巻き掛けられ、搬送方向と直交する方向に
沿って複数(本実施例では4条)配設されている。これ
らの搬送ベルト208は、版曲げ台206の下方に配設
されたモータ207から駆動力が伝達されて一定速度で
回転される。搬送ベルト208は、版曲げ台206の上
面側では、印刷版20の搬送方向に沿って移動され、パ
ンチ部34から送り込まれた印刷版20が搬送される。
【0056】版曲げ台206には、印刷版20の幅方向
に沿ってパンチ部34と反対側の端部で印刷版20Aの
長手方向の両端部に対向する位置に位置決めローラ21
0が貫通孔212から出没可能に配設されている。これ
らの位置決めローラ210は、印刷版20Bの長手方向
に沿った長さより間隔が広くされている。このため、パ
ンチ部34から送り込まれた印刷版20が印刷版20A
であった場合、位置決めローラ210で停止させ、印刷
版20Bであった場合、位置決めローラ210の間を通
過するようになっている。
に沿ってパンチ部34と反対側の端部で印刷版20Aの
長手方向の両端部に対向する位置に位置決めローラ21
0が貫通孔212から出没可能に配設されている。これ
らの位置決めローラ210は、印刷版20Bの長手方向
に沿った長さより間隔が広くされている。このため、パ
ンチ部34から送り込まれた印刷版20が印刷版20A
であった場合、位置決めローラ210で停止させ、印刷
版20Bであった場合、位置決めローラ210の間を通
過するようになっている。
【0057】版曲げ台206の印刷版20の長手方向に
沿った一端には、位置決めローラ214が立設され、他
端の外方向には、位置決めローラ214に対向するプッ
シャー216が配設されている。プッシャー216は、
ロッドレスシリンダ218の駆動ブロック218Aに押
圧ローラ220が立設されており、ロッドレスシリンダ
218の駆動によって押圧ローラ220が印刷版20A
の長手方向の端面を位置決めローラ214へ向けて押圧
する。これによって、印刷版20Aが版曲げ台206上
で位置決めされる。なお、版曲げ台206の上面には、
複数の吸着溝222が形成されており、印刷版20Aの
位置決めが終了すると図示しない負圧手段から負圧が供
給されて印刷版20Aを吸着保持するようになってい
る。
沿った一端には、位置決めローラ214が立設され、他
端の外方向には、位置決めローラ214に対向するプッ
シャー216が配設されている。プッシャー216は、
ロッドレスシリンダ218の駆動ブロック218Aに押
圧ローラ220が立設されており、ロッドレスシリンダ
218の駆動によって押圧ローラ220が印刷版20A
の長手方向の端面を位置決めローラ214へ向けて押圧
する。これによって、印刷版20Aが版曲げ台206上
で位置決めされる。なお、版曲げ台206の上面には、
複数の吸着溝222が形成されており、印刷版20Aの
位置決めが終了すると図示しない負圧手段から負圧が供
給されて印刷版20Aを吸着保持するようになってい
る。
【0058】版曲げ台206上で位置決めされた印刷版
20Aの長手方向の両端部に対向する位置には、版曲げ
機224、226が各々配設されている。版曲げ機22
4、226は、各々印刷版20Aの長手方向の端部を下
方(図7紙面奥方)に押し下げて、印刷版20Aを輪転
機の版胴に巻き掛けるための版曲げを行うようになって
いる。
20Aの長手方向の両端部に対向する位置には、版曲げ
機224、226が各々配設されている。版曲げ機22
4、226は、各々印刷版20Aの長手方向の端部を下
方(図7紙面奥方)に押し下げて、印刷版20Aを輪転
機の版胴に巻き掛けるための版曲げを行うようになって
いる。
【0059】この版曲げ台206では、印刷版20Aを
排出する場合、位置決めローラ210を貫通孔212内
に収容すると共に、吸着溝222への負圧の供給を解除
する。これによって、版曲げ台206での印刷版20A
の保持が解除される。この状態で、搬送ベルト208を
回転させることにより、印刷版20Aが搬送されて送り
出される。
排出する場合、位置決めローラ210を貫通孔212内
に収容すると共に、吸着溝222への負圧の供給を解除
する。これによって、版曲げ台206での印刷版20A
の保持が解除される。この状態で、搬送ベルト208を
回転させることにより、印刷版20Aが搬送されて送り
出される。
【0060】なお、版曲げ部36には、印刷版20の搬
送方向に沿ってパンチ部34側及びパンチ部34と反対
側に、各々版検出センサ228、230が配設されてい
る。版検出センサ228は版曲げ部36へ印刷版20が
送り込まれたことを感知し、版検出センサ230は、版
曲げ部36から印刷版20が送り出されたことを感知す
るようになっている。
送方向に沿ってパンチ部34側及びパンチ部34と反対
側に、各々版検出センサ228、230が配設されてい
る。版検出センサ228は版曲げ部36へ印刷版20が
送り込まれたことを感知し、版検出センサ230は、版
曲げ部36から印刷版20が送り出されたことを感知す
るようになっている。
【0061】版曲げ部36から送り出された印刷版20
は、版曲げ部36の排出側の外方でストックされる。
は、版曲げ部36の排出側の外方でストックされる。
【0062】次に本実施例の作用を説明する。印刷版2
0は印刷版載置台38から枚葉装置102によって上面
(非画像記録面)が吸着保持されて持ち上げられて反転
装置104に受け渡される。反転装置104では、印刷
版20の幅方向の一端部を吸着保持して回転し、これに
よって印刷版20は反転されて画像記録面が上方へ向け
られる。
0は印刷版載置台38から枚葉装置102によって上面
(非画像記録面)が吸着保持されて持ち上げられて反転
装置104に受け渡される。反転装置104では、印刷
版20の幅方向の一端部を吸着保持して回転し、これに
よって印刷版20は反転されて画像記録面が上方へ向け
られる。
【0063】画像記録面が上方に向けられた印刷版20
は、リフト台300に載置され、位置決めがなされた
後、水平搬送装置106へ渡されて複数の爪部に下面を
支持されて、描画部18の定盤408上へ搬送される。
は、リフト台300に載置され、位置決めがなされた
後、水平搬送装置106へ渡されて複数の爪部に下面を
支持されて、描画部18の定盤408上へ搬送される。
【0064】描画部18の定盤408上に載置された印
刷版20は帯電された後、描画装置によって画像記録面
に静電潜像が形成され、取出装置450によって、排版
部14の挿入ステージ532へ載置されて現像部22へ
送り出される。現像部22では、静電潜像が形成された
印刷版20を現像処理し、現像処理された印刷版20を
定着処理した後、溶出部28へ送り出す。
刷版20は帯電された後、描画装置によって画像記録面
に静電潜像が形成され、取出装置450によって、排版
部14の挿入ステージ532へ載置されて現像部22へ
送り出される。現像部22では、静電潜像が形成された
印刷版20を現像処理し、現像処理された印刷版20を
定着処理した後、溶出部28へ送り出す。
【0065】溶出部28では、印刷版20をアルカリ溶
液に浸漬して、表面にトナーの付着していないOPC層
を溶出した後、印刷版20に版面保護のためのガム液を
塗布する。版面保護の終了した印刷版20は乾燥部30
へ送られて乾燥処理される。乾燥処理の終了した印刷版
20は、乾燥部30から待機部32へ送り込まれる。な
お、印刷版20は、排版部14から待機部32までの間
は、その長手方向に沿って搬送されている。
液に浸漬して、表面にトナーの付着していないOPC層
を溶出した後、印刷版20に版面保護のためのガム液を
塗布する。版面保護の終了した印刷版20は乾燥部30
へ送られて乾燥処理される。乾燥処理の終了した印刷版
20は、乾燥部30から待機部32へ送り込まれる。な
お、印刷版20は、排版部14から待機部32までの間
は、その長手方向に沿って搬送されている。
【0066】待機部32では、搬送ベルト142を回転
させて乾燥部30から送り込まれた印刷版20を、搬送
ベルト142によって奥方へ搬送する。この際、版検出
センサ162が印刷版20の先端を検出すると同時に、
版検出センサ164を作動させる。このとき、版検出セ
ンサ164が印刷版20を検出した場合、乾燥部30か
ら送り込まれた印刷版20が印刷版20Aであると判断
して、エアーシリンダ150によって位置決めローラ1
48を貫通孔146内に収容して、印刷版20Aを位置
決めローラ144で停止させる。
させて乾燥部30から送り込まれた印刷版20を、搬送
ベルト142によって奥方へ搬送する。この際、版検出
センサ162が印刷版20の先端を検出すると同時に、
版検出センサ164を作動させる。このとき、版検出セ
ンサ164が印刷版20を検出した場合、乾燥部30か
ら送り込まれた印刷版20が印刷版20Aであると判断
して、エアーシリンダ150によって位置決めローラ1
48を貫通孔146内に収容して、印刷版20Aを位置
決めローラ144で停止させる。
【0067】以下、新聞紙2頁分サイズの印刷版20A
の処理について説明する。待機部32では、版検出セン
サ158で印刷版20Aが停止されてことを確認する
と、搬送ベルト142の回転を停止させて、プッシャー
166によって印刷版20Aをパンチ部34へ送り込
む。待機部32では、位置決めローラ144で印刷版2
0Aを停止させて、印刷版20Aをパンチ部34に対し
て位置決めしている。
の処理について説明する。待機部32では、版検出セン
サ158で印刷版20Aが停止されてことを確認する
と、搬送ベルト142の回転を停止させて、プッシャー
166によって印刷版20Aをパンチ部34へ送り込
む。待機部32では、位置決めローラ144で印刷版2
0Aを停止させて、印刷版20Aをパンチ部34に対し
て位置決めしている。
【0068】パンチ部34に印刷版20Aが送り込まれ
るとき、パンチ台182では、搬送ベルト184を回転
させて印刷版20Aを搬送して、位置決めローラ186
に当接させて停止させる。この後、パンチ部では、プッ
シャー192によって印刷版20Aを位置決めローラ1
90へ当接させて、印刷版20Aをパンチ台182上で
位置決めして吸着保持する。パンチ台182上で位置決
めされた保持された印刷版20Aは、パンチャー20
2、204によって輪転機の版胴への版掛けの基準とな
るパンチ孔を穿設する。
るとき、パンチ台182では、搬送ベルト184を回転
させて印刷版20Aを搬送して、位置決めローラ186
に当接させて停止させる。この後、パンチ部では、プッ
シャー192によって印刷版20Aを位置決めローラ1
90へ当接させて、印刷版20Aをパンチ台182上で
位置決めして吸着保持する。パンチ台182上で位置決
めされた保持された印刷版20Aは、パンチャー20
2、204によって輪転機の版胴への版掛けの基準とな
るパンチ孔を穿設する。
【0069】パンチ孔が穿設された印刷版20Aは、版
曲げ部36へ送られる。版曲げ部36では、位置決めロ
ーラ210で印刷版20Aの幅方向の位置決めを行い、
プッシャー216と位置決めローラ214とによって印
刷版20Aの長手方向の位置決めを行う。版曲げ台20
6上で印刷版20Aを位置決めすると、吸着溝222へ
負圧を供給して印刷版20Aを吸着保持して、印刷版2
0Aの長手方向の両端部を輪転機の版胴に版掛けするた
めの曲げを形成する。版曲げされた印刷版20Aは、版
曲げ部36から排出される。
曲げ部36へ送られる。版曲げ部36では、位置決めロ
ーラ210で印刷版20Aの幅方向の位置決めを行い、
プッシャー216と位置決めローラ214とによって印
刷版20Aの長手方向の位置決めを行う。版曲げ台20
6上で印刷版20Aを位置決めすると、吸着溝222へ
負圧を供給して印刷版20Aを吸着保持して、印刷版2
0Aの長手方向の両端部を輪転機の版胴に版掛けするた
めの曲げを形成する。版曲げされた印刷版20Aは、版
曲げ部36から排出される。
【0070】次に新聞紙1頁分サイズの印刷版20Bの
処理について説明する。待機部32で、版検出センサ1
62が印刷版20の先端を検出したときに版検出センサ
164が印刷版20を検出していない場合、印刷版20
Bが送り込まれたと判断して、エアーシリンダ150に
よって位置決めローラ148を突出して、印刷版20B
を停止させる。版検出センサ160が印刷版20Bの停
止を確認すると、プッシャー166によって、印刷版2
0Bをパンチ部34へ送り出す。
処理について説明する。待機部32で、版検出センサ1
62が印刷版20の先端を検出したときに版検出センサ
164が印刷版20を検出していない場合、印刷版20
Bが送り込まれたと判断して、エアーシリンダ150に
よって位置決めローラ148を突出して、印刷版20B
を停止させる。版検出センサ160が印刷版20Bの停
止を確認すると、プッシャー166によって、印刷版2
0Bをパンチ部34へ送り出す。
【0071】パンチ部34に送り込まれた印刷版20B
は、搬送ベルト184によって搬送される。このとき、
パンチ台182の位置決めローラ186の間隔は、印刷
版20Bの長手方向のより広い間隔とされており、ま
た、印刷版20Bは、待機部32でパンチ台182に対
する位置決めされているので、これらの位置決めローラ
186の間を通過して版曲げ部36へ送り出される。
は、搬送ベルト184によって搬送される。このとき、
パンチ台182の位置決めローラ186の間隔は、印刷
版20Bの長手方向のより広い間隔とされており、ま
た、印刷版20Bは、待機部32でパンチ台182に対
する位置決めされているので、これらの位置決めローラ
186の間を通過して版曲げ部36へ送り出される。
【0072】版曲げ部36では、版曲げ台206の位置
決めローラ210の間隔が印刷版20Bの間隔より広く
されているため、印刷版20Bは、位置決めローラ21
0の間を通過して排出される。
決めローラ210の間隔が印刷版20Bの間隔より広く
されているため、印刷版20Bは、位置決めローラ21
0の間を通過して排出される。
【0073】このように、ダイレクト刷版作成装置10
では、新聞紙2頁分サイズの印刷版20Aを処理する場
合、待機部32で一端位置決めを行ったのち、搬送方向
を変えてパンチ部34、版曲げ部36で順次、パンチ及
び版曲げ処理を行う。
では、新聞紙2頁分サイズの印刷版20Aを処理する場
合、待機部32で一端位置決めを行ったのち、搬送方向
を変えてパンチ部34、版曲げ部36で順次、パンチ及
び版曲げ処理を行う。
【0074】また、新聞紙1頁分サイズの印刷版20B
を処理する場合、待機部32でパンチ部34及び版曲げ
部36を通過させるための位置決めを行い、この後、パ
ンチ部34及び版曲げ部36を素通しして排出するよう
になっている。このため、印刷版20Bが、パンチ部3
4、版曲げ部36に滞留することがなく、円滑に処理を
進めることができる。
を処理する場合、待機部32でパンチ部34及び版曲げ
部36を通過させるための位置決めを行い、この後、パ
ンチ部34及び版曲げ部36を素通しして排出するよう
になっている。このため、印刷版20Bが、パンチ部3
4、版曲げ部36に滞留することがなく、円滑に処理を
進めることができる。
【0075】また、ダイレクト刷版作成装置10では、
現像部の下流側に設けた待機部で印刷版20の搬送方向
を印刷版20の長手方向に沿った搬送方向から印刷版2
0の幅方向い沿った搬送方向へ変えている。このため、
パンチ部34、版曲げ部36では、印刷版20が幅方向
に沿って搬送されており、印刷版20にパンチ処理及び
版曲げ処理を行う機構が印刷版20の搬送路と干渉する
ことがない。
現像部の下流側に設けた待機部で印刷版20の搬送方向
を印刷版20の長手方向に沿った搬送方向から印刷版2
0の幅方向い沿った搬送方向へ変えている。このため、
パンチ部34、版曲げ部36では、印刷版20が幅方向
に沿って搬送されており、印刷版20にパンチ処理及び
版曲げ処理を行う機構が印刷版20の搬送路と干渉する
ことがない。
【0076】なお、本実施例は、印刷版20の搬送方向
を変える位置を限定するものではなく、現像定着部22
で印刷版20をその長手方向に沿って搬送し、パンチ部
34及び版曲げ部36で印刷版20をその幅方向に沿っ
て搬送するようにすればよい。また、本実施例の搬送方
向と反対方向(図中の矢印E方向と反対方向)へ搬送す
るように、パンチ部34及び版曲げ部36を配置しても
よい。
を変える位置を限定するものではなく、現像定着部22
で印刷版20をその長手方向に沿って搬送し、パンチ部
34及び版曲げ部36で印刷版20をその幅方向に沿っ
て搬送するようにすればよい。また、本実施例の搬送方
向と反対方向(図中の矢印E方向と反対方向)へ搬送す
るように、パンチ部34及び版曲げ部36を配置しても
よい。
【0077】また、待機部32では、搬送ベルト142
の移動で印刷版20を搬送すると共に、搬送ベルト14
2上で印刷版20を滑らして送り出しており、搬送ベル
ト142の表面と印刷版20の支持体の間で適度の摩擦
が生じるようにしており、これによって、搬送ベルト1
42は印刷版20を滑らすことなく搬送し、また、印刷
版20が搬送ベルト142上を滑る際は、印刷版20が
大きな摩擦力を受けて損傷することがない。
の移動で印刷版20を搬送すると共に、搬送ベルト14
2上で印刷版20を滑らして送り出しており、搬送ベル
ト142の表面と印刷版20の支持体の間で適度の摩擦
が生じるようにしており、これによって、搬送ベルト1
42は印刷版20を滑らすことなく搬送し、また、印刷
版20が搬送ベルト142上を滑る際は、印刷版20が
大きな摩擦力を受けて損傷することがない。
【0078】なお、本実施例は、本発明の一例を示すも
のであり本発明に係るダイレクト刷版作成装置を限定す
るものではない。
のであり本発明に係るダイレクト刷版作成装置を限定す
るものではない。
【0079】
【発明の効果】以上説明した如く本発明に係る印刷版の
位置決め方法は、前工程の搬送方向に沿った長さが異な
る印刷版を長さに応じて位置決めする。このため、前工
程と直交する方向の次工程へ印刷版を搬送する場合、搬
送される印刷版は中心が揃えられて搬送される。これに
よって、長さに応じた印刷版の処理の設定が可能であ
る。本発明に係る印刷版の位置決め装置は、前工程の搬
送方向に沿った印刷版の長さに応じて位置決めしてい
る。このため、前工程の搬送方向と直交する方向に沿っ
て次工程で印刷版を処理する場合、次工程への搬送幅方
向に沿った中心を基準に印刷版の処理を行うことが可能
となる優れた効果が得られる。
位置決め方法は、前工程の搬送方向に沿った長さが異な
る印刷版を長さに応じて位置決めする。このため、前工
程と直交する方向の次工程へ印刷版を搬送する場合、搬
送される印刷版は中心が揃えられて搬送される。これに
よって、長さに応じた印刷版の処理の設定が可能であ
る。本発明に係る印刷版の位置決め装置は、前工程の搬
送方向に沿った印刷版の長さに応じて位置決めしてい
る。このため、前工程の搬送方向と直交する方向に沿っ
て次工程で印刷版を処理する場合、次工程への搬送幅方
向に沿った中心を基準に印刷版の処理を行うことが可能
となる優れた効果が得られる。
【図1】本実施例に係るダイレクト刷版作成装置の構成
を示す概略平面図である。
を示す概略平面図である。
【図2】本実施例に係るダイレクト刷版作成装置の一部
の構成を示す概略側面図である。
の構成を示す概略側面図である。
【図3】本実施例に係るダイレクト刷版作成装置の一部
の構成を示す概略正面図である。
の構成を示す概略正面図である。
【図4】本実施例に係る待機部を示す平面図である。
【図5】待機部の要部正面図である。
【図6】本実施例に係るパンチ部を示す要部斜視図であ
る。
る。
【図7】本実施例に係る版曲げ部を示す要部平面図であ
る。
る。
10 ダイレクト刷版作成装置 20、20A、20B 印刷版 22 現像定着部 28 溶出部 30 乾燥部(前工程) 32 待機部(位置決め装置) 34 パンチ部(次工程) 36 版曲げ部(次工程) 142 搬送ベルト(搬送手段) 144 位置決めローラ(第2の位置決め手段) 148 位置決めローラ(第1の位置決め手段) 150 エアーシリンダ(作動手段) 162 版検出センサ(第1の検出手段) 164 版検出センサ(第2の検出手段)
Claims (5)
- 【請求項1】 前工程から送り込まれた印刷版の先端を
検出する第1の検出手段と、前記第1の検出手段の搬送
方向上流側に配置され前記第1の検出手段によって検出
された前記印刷版が所定長さ以上であることを検出する
第2の検出手段と、前記第1の検出手段の下流側に出没
可能に設けられ突出状態で所定長さ以下の前記印刷版を
停止させることによりこの印刷版を位置決めする第1の
位置決め手段と、前記第1の停止手段の搬送方向下流側
に配置され所定長さ以上の前記印刷版を停止されること
によりこの印刷版を位置決めする第2の位置決め手段
と、を配置し前記第1及び第2の検出手段によって前記
印刷版が所定の長さ以下であることを検出した場合に、
前記第1の位置決め手段を印刷版の搬送路中に突出させ
て位置決めすることを特徴とする印刷版の位置決め方
法。 - 【請求項2】 前工程から送り込まれた印刷版の搬送路
を形成する搬送手段と、前記搬送路中に出没可能に配設
され突出状態で印刷版の先端に当接して停止させること
により所定長さ以下の印刷版を次工程に対して位置決め
する第1の位置決め手段と、前記第1の位置決め手段の
下流側に配設され搬送される印刷版の先端に当接してこ
の印刷版が所定長さ以上であった場合に前記次工程に対
して位置決めされる第2の位置決め手段と、前記第1の
位置決め手段の上流側に設けられ前記印刷版の先端の通
過を検出する第1の検出手段と、前記第1の位置決め手
段の上流側に所定間隔離れて配設され第1の検出手段で
前記印刷版の先端を検出したときに印刷版の搬送方向の
中間部を検出する第2の検出手段と、前記第1の検出手
段で前記印刷版の先端を検出したときに前記第2の検出
手段が印刷版の中間部を検出していない場合に前記第1
の位置決め手段を前記搬送路中に突出させる作動手段
と、を有することを特徴とする印刷版の位置決め装置。 - 【請求項3】 前記第1の位置決め手段により位置決め
された印刷版の搬送方向中央部位置と、前記第2の位置
決め手段により位置決めされた印刷版の搬送方向中央部
位置とが略同一であることを特徴とする請求項2に記載
の印刷版の位置決め装置。 - 【請求項4】 前記搬送手段が待機板と搬送ベルトとか
らなることを特徴とする請求項2又は請求項3の印刷版
の位置決め装置。 - 【請求項5】 前記搬送ベルトの表面を、前記搬送ベル
トの駆動状態で前記印刷版を搬送可能とすると共に、前
記搬送ベルトの停止状態で押圧手段により前記印刷版を
押圧して移送可能とする材質としたことを特徴とする請
求項4に記載の印刷版の位置決め装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5091492A JPH05246597A (ja) | 1992-03-09 | 1992-03-09 | 印刷版の位置決め方法及び装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5091492A JPH05246597A (ja) | 1992-03-09 | 1992-03-09 | 印刷版の位置決め方法及び装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05246597A true JPH05246597A (ja) | 1993-09-24 |
Family
ID=12872053
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5091492A Pending JPH05246597A (ja) | 1992-03-09 | 1992-03-09 | 印刷版の位置決め方法及び装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05246597A (ja) |
-
1992
- 1992-03-09 JP JP5091492A patent/JPH05246597A/ja active Pending
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