JPH0524613Y2 - - Google Patents

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JPH0524613Y2
JPH0524613Y2 JP1986148721U JP14872186U JPH0524613Y2 JP H0524613 Y2 JPH0524613 Y2 JP H0524613Y2 JP 1986148721 U JP1986148721 U JP 1986148721U JP 14872186 U JP14872186 U JP 14872186U JP H0524613 Y2 JPH0524613 Y2 JP H0524613Y2
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JP
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bumper
box
rain hose
hose
shaped
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JP1986148721U
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JPS6354561U (ja
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  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
  • Body Structure For Vehicles (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、車輌等のバンパーバツクアツプビ
ームの改良に関する。
(従来の技術) 従来、フロントバンパーにはラジエーター等の
冷却器系統へ走行風を当てるため、空気導入口を
設定することが多く、そのためバンパー後方に設
置されるバツクアツプビームにも開口部を配置し
た上、開口部強度を保持するためガゼツトを嵌入
させているものである。さらに、フロントバンパ
ーアーマチユアのレインホースに穿設した空気取
入口の上下レインホースを略コの字状に形成した
上、バツクプレートに接合して閉断面形状とした
もの(特開昭60−244655号)が提案されている。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、上記従来のものにおいて、フロ
ントバンパー後方のバツクアツプビームに開口部
を配置した上、強度保持のためガゼツトを嵌入、
固持させるものの場合、製造工程上、バツクアツ
プビームを構成するビームインナー又はビームア
ウターのどちらか一方に接合した後、他方を接合
するため、部品のバラツキによつては、他方への
接合困難が生じ易いものであり、さらに、ガゼツ
トとバツクアツプビームとの間にできる間隙のた
め走行風がバツクアツプビーム内に流入してしま
い冷却効果も悪くなると共に、騒音や雨水等の侵
入による錆が発生し、バツクアツプビームの強度
も不充分なものとなるのである。また、特開昭60
−244655号の場合空気導入においては、上下方向
ではアーマチユア、左右方向では、バンパーカバ
ーの後方、バツクアツプビーム前部の間の緩衝材
によつて導びかれるものと考えられるので、緩衝
材としてシヨツクアブソーバーを用いる場合に
は、全く実施不可能であり、さらに上下に配置さ
れるレインホースは各々別体となるので強度保持
のため、その板厚が厚いものとなる必要があり、
フロントバンパー自体の重さが増加し、そのコス
トも上昇してしまうものである。そこで、この考
案は、上記従来のもののもつ欠点を改善するもの
であり、作業工程を簡易化し、バツクアツプビー
ムの強度を向上させ、さらに効率よく空気の導入
をしようとするものである。
(問題点を解決するための手段) そのために、低速衝撃時は変型せず、中高速衝
突時は逆に変形させてドライバー等に与える衝撃
を緩和させるべくビードを配設しバンパーの空気
導入口に対向してボツクス型レインホースを、そ
の端縁に設けるフランジ部がバツクアツプビーム
開口部縁部に当接されて嵌入、支持させてなるも
のである。
(作用) 上記の構成を具えるので、バツクアツプビーム
に開口部を設けて生じる強度低下をボツクス型レ
インホースを嵌挿することで防止することがで
き、このレインホースがボツクス形状であるため
空気がバツクアツプビーム内に侵入することなく
効率よくエンジンルーム内へ導入することができ
るだけではなく、レインホース端縁に形成するフ
ランジ部によりその取付作業を簡単にすることが
でき、更には適宜ビード部を側壁に周回するなど
して設け、中高速衝突時、ドライバー等に加わる
衝撃に対しても、その衝撃を緩和するように働ら
くことができるものである。
(実施例) この考案を図に示す実施例により更に説明す
る。1は前方に空気導入口2を備えたフロントバ
ンパーであり、このフロントバンパー1の後方に
は、ビームインナー8とビームアウター9を箱型
断面形状に接合することによつて形成されるバン
パーバツクアツプビーム3が配置されている。こ
のバンパーバツクアツプビーム3には、ラジエー
ター等の冷却器系統に走行風を導じくための開口
部10が設けられ、第3図に示すボツクス形状レ
インホース4がバンパーの空気導入口の後方に位
置して嵌入、保持されている。このボツクス形状
レインホース4は一端縁にアウタービーム9に当
接固定するフランジ部6を具え、中央外周部には
外方へ突出する環状のビード部5が配設している
ものである。インナビーム8とアウタービーム9
を接合してバツクアツプビーム3とした後、予め
バンパー1の空気導入口2の後方に設定してある
開口部10に、上下分割してジヨグル部7におい
て溶接してなるボツクス形状レインホース4を嵌
入し、そのボツクス形状レインホース4の一端に
具えられているフランジ部6をアウタービーム9
の端部に当接して溶接した上、他端をインナービ
ーム8に接合してなるものである。また、アウタ
ービーム9側との接合において、一方のフランジ
部6に巾を持たせることで、製品によるバラツキ
を充分に解消することができ、このボツクス形状
レインホース4は効率よく走行風を導びくことが
できる。さらに、低速衝突時においては、ボツク
ス状レインホース4により強度を保ち、中央外周
部に配設したビート部5により、中速度以上の場
合では逆に変形し充分に衝撃を吸収することは可
能となる。なお、このボツクス状レインホース4
は上下別体のものをジヨグル部7において溶接
し、筒状としているものであるが、成形上、作業
過程の簡易化のため一体成型としてもよく、また
上記のビード部5に代え外周の一部に内方へ向う
ビード部13を設けてもよいものである。11は
バンパーカバーであり、12はアウタービーム8
とインナービーム9とレインホース4の端縁にお
ける接合部である。
(考案の効果) 以上のとおり、バンパーバツクアツプビームに
空気流路を設定し、そこにフランジとビードをも
つたボツクス形状レインホースを嵌入、保持させ
ることで、その取付作業を容易にするとともに効
率よく冷却器系統へ空気を導入することができ、
従来生じるバツクアツプビームとの間隙における
騒音や雨水の侵入による錆の発生を防止し、さら
にこのレインホースによりビームを補強してバン
パーに対して必要な強度を保持させる優れた効果
をもつものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はフロントバンパーの全体斜視図、第2
図は、第1図の−断面図、第3図は、ボツク
ス形状レインホースの斜視図、第4図はレインホ
ースの変形を示す斜視図である。 1……フロントバンパー、2……空気導入口、
3……バツクアツプビーム、4……ボツクス形状
レインホース、5,13……ビード部、6……フ
ランジ、7……ジヨグル部、8……インナービー
ム、9……アウタービーム、10……開口部、1
1……バンパーカバー、12……接合部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. バンパー背面にビームアウターとビームインナ
    ーによつて箱型断面を構成し、バンパーの空気導
    入口に対向して、ビードを具えるボツクス型レイ
    ンホースを上記ビームに挿嵌するとともに、この
    レインホース端縁に設けるフランジ部を上記ビー
    ム端縁に当接固定して、空気流路を形成してなる
    バンパーのバツクアツプビーム。
JP1986148721U 1986-09-30 1986-09-30 Expired - Lifetime JPH0524613Y2 (ja)

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JP1986148721U JPH0524613Y2 (ja) 1986-09-30 1986-09-30

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JP1986148721U JPH0524613Y2 (ja) 1986-09-30 1986-09-30

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JPS6354561U JPS6354561U (ja) 1988-04-12
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Families Citing this family (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10166969A (ja) * 1996-12-16 1998-06-23 Nissan Shatai Co Ltd エアガイド

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60244655A (ja) * 1984-05-19 1985-12-04 Nissan Motor Co Ltd フロントバンパ−の導風構造
JPS6057716B2 (ja) * 1978-12-25 1985-12-16 工業技術院長 半導体光位置検出器

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS6057716U (ja) * 1983-09-29 1985-04-22 三菱自動車工業株式会社 車両用消音器

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JPS6354561U (ja) 1988-04-12

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