JPH0717341A - 車両用バンパ構造 - Google Patents
車両用バンパ構造Info
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- JPH0717341A JPH0717341A JP16568293A JP16568293A JPH0717341A JP H0717341 A JPH0717341 A JP H0717341A JP 16568293 A JP16568293 A JP 16568293A JP 16568293 A JP16568293 A JP 16568293A JP H0717341 A JPH0717341 A JP H0717341A
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- JP
- Japan
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- armature
- vehicle
- impact force
- horizontal plate
- bumper
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Abstract
(57)【要約】
【目的】バンパに衝撃力が作用した場合に、アーマチャ
の変形によって周辺部品が破損することなく、衝撃力を
吸収できる車両用バンパ構造を提供する。 【構成】アーマチャ１２は、金属製材料で車幅方向の略
全幅に渡る長さに形成され、車両前後方向に沿う断面が
中空の四角形状を呈している。詳しくは、前後壁部１２
ｅ，１２ｅ間に水平方向に沿う計四枚の水平板部１２
ｂ，…が設けられて、三ヶ所に空間部を有する四角形形
状に形成されている。この各水平板部１２ｂ…は、車両
前後方向の作用により、上側の二枚が上方に、下側の二
枚が下方に座屈するように、略中央部内側１２ｃ…が、
他の部分に比して肉薄として、徐々に板厚が変化してい
る。
の変形によって周辺部品が破損することなく、衝撃力を
吸収できる車両用バンパ構造を提供する。 【構成】アーマチャ１２は、金属製材料で車幅方向の略
全幅に渡る長さに形成され、車両前後方向に沿う断面が
中空の四角形状を呈している。詳しくは、前後壁部１２
ｅ，１２ｅ間に水平方向に沿う計四枚の水平板部１２
ｂ，…が設けられて、三ヶ所に空間部を有する四角形形
状に形成されている。この各水平板部１２ｂ…は、車両
前後方向の作用により、上側の二枚が上方に、下側の二
枚が下方に座屈するように、略中央部内側１２ｃ…が、
他の部分に比して肉薄として、徐々に板厚が変化してい
る。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、主に車両の前後部に
配設され、車両前後方向に沿う方向の衝撃力を吸収する
ことの出来る車両用バンパ構造に関するものである。
配設され、車両前後方向に沿う方向の衝撃力を吸収する
ことの出来る車両用バンパ構造に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来から、車両の前後に配設されるバン
パとしては、例えば図５に示す様なものが知られてい
る。このバンパ１は、図示省略のステイを介して車体側
の強度部材に取付られるアーマチャ２と、このアーマチ
ャ２の表面を覆う合成樹脂製の表皮３と、前記アーマチ
ャ２及びこの表皮３との間に介在し、衝撃力を吸収する
緩衝材４とから主に構成されている。
パとしては、例えば図５に示す様なものが知られてい
る。このバンパ１は、図示省略のステイを介して車体側
の強度部材に取付られるアーマチャ２と、このアーマチ
ャ２の表面を覆う合成樹脂製の表皮３と、前記アーマチ
ャ２及びこの表皮３との間に介在し、衝撃力を吸収する
緩衝材４とから主に構成されている。
【０００３】そのアーマチャ２は、一定の板厚の金属製
材料（アルミ製）で構成され、車両前後方向に沿う断面
が中空の四角形状を呈している。このアーマチャ２の一
部には、ランプ挿入孔２ａが形成され、ランプ５をこの
ランプ挿入孔２ａに挿入して配設するようにしている
（実開平１−１７４２６２号公報等参照）。
材料（アルミ製）で構成され、車両前後方向に沿う断面
が中空の四角形状を呈している。このアーマチャ２の一
部には、ランプ挿入孔２ａが形成され、ランプ５をこの
ランプ挿入孔２ａに挿入して配設するようにしている
（実開平１−１７４２６２号公報等参照）。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の車両用バンパ構造では、車両軽衝突によりバ
ンパ１に衝撃力が作用した場合、金属製のアーマチャ２
は、一定の変形をするものではなく、例えば図５中二点
鎖線に示す様に変形する場合があり、かかる場合にラン
プ５にこのアーマチャ２が接触してランプ５を破損させ
る虞がある。
うな従来の車両用バンパ構造では、車両軽衝突によりバ
ンパ１に衝撃力が作用した場合、金属製のアーマチャ２
は、一定の変形をするものではなく、例えば図５中二点
鎖線に示す様に変形する場合があり、かかる場合にラン
プ５にこのアーマチャ２が接触してランプ５を破損させ
る虞がある。
【０００５】そこで、この発明は、バンパに衝撃力が作
用した場合に、アーマチャの変形によって周辺部品が破
損することなく、衝撃力を吸収できる車両用バンパ構造
を提供することを課題としている。
用した場合に、アーマチャの変形によって周辺部品が破
損することなく、衝撃力を吸収できる車両用バンパ構造
を提供することを課題としている。
【０００６】
【課題を解決するための手段】この発明は、かかる課題
に着目してなされたもので、表皮とアーマチャとを有
し、アーマチャの車両前後方向に沿う断面が中空の四角
形状を呈している車両用バンパ構造であって、前記アー
マチャの水平方向に沿う水平板部は、車両前後方向の衝
撃力の作用により上方又は下方のいずれか所望の方向に
座屈するように板厚を変化させた車両用バンパ構造を特
徴としている。
に着目してなされたもので、表皮とアーマチャとを有
し、アーマチャの車両前後方向に沿う断面が中空の四角
形状を呈している車両用バンパ構造であって、前記アー
マチャの水平方向に沿う水平板部は、車両前後方向の衝
撃力の作用により上方又は下方のいずれか所望の方向に
座屈するように板厚を変化させた車両用バンパ構造を特
徴としている。
【０００７】
【作 用】かかる手段によれば、車両軽衝突により、ア
ーマチャの水平方向に沿う水平板部に車両前後方向の衝
撃力が作用すると、この水平板部の板厚を変化させてあ
るため、この水平板部は上方又は下方の所望の方向に座
屈させることが出来る。
ーマチャの水平方向に沿う水平板部に車両前後方向の衝
撃力が作用すると、この水平板部の板厚を変化させてあ
るため、この水平板部は上方又は下方の所望の方向に座
屈させることが出来る。
【０００８】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面に基づいて説
明する。
明する。
【０００９】図１乃至図３は、この発明の第１実施例を
示すものである。
示すものである。
【００１０】まず構成を説明すると、この第１実施例で
は、バンパ１１は、図示省略のステイを介して車体側の
強度部材に支持される長尺状のアーマチャ１２と、この
アーマチャ１２の表面を覆う合成樹脂製の表皮１３と、
前記アーマチャ１２及びこの表皮１３との間に介在し、
衝撃力を吸収する緩衝材１４とから主に構成されてい
る。
は、バンパ１１は、図示省略のステイを介して車体側の
強度部材に支持される長尺状のアーマチャ１２と、この
アーマチャ１２の表面を覆う合成樹脂製の表皮１３と、
前記アーマチャ１２及びこの表皮１３との間に介在し、
衝撃力を吸収する緩衝材１４とから主に構成されてい
る。
【００１１】前記アーマチャ１２は、金属製材料（アル
ミ製）で車幅方向の略全幅に渡る長さに形成され、車両
前後方向に沿う断面が中空の四角形状を呈している。詳
しくは、前後壁部１２ｅ，１２ｅ間に水平方向に沿う計
四枚の水平板部１２ｂ，…が設けられて、三ヶ所に空間
部を有する四角形形状に形成されている。水平板部１２
ｂはアーマチャ１２の前後方向中心線ｌに対し対称に上
側水平板部１２ｂ1，１２ｂ1、下側水平板部１２ｂ2，
１２ｂ2が夫々形成されている。この各水平板部１２ｂ
…は、車両前後方向の衝撃力の作用により、上側水平板
部１２ｂ1，１２ｂ1が上方に、下側水平板部１２ｂ2，
１２ｂ2が下方に座屈するように、前記中心線ｌ側の略
中央部内側１２ｃ…が、他の部分に比して薄肉として、
徐々に板厚が変化している。
ミ製）で車幅方向の略全幅に渡る長さに形成され、車両
前後方向に沿う断面が中空の四角形状を呈している。詳
しくは、前後壁部１２ｅ，１２ｅ間に水平方向に沿う計
四枚の水平板部１２ｂ，…が設けられて、三ヶ所に空間
部を有する四角形形状に形成されている。水平板部１２
ｂはアーマチャ１２の前後方向中心線ｌに対し対称に上
側水平板部１２ｂ1，１２ｂ1、下側水平板部１２ｂ2，
１２ｂ2が夫々形成されている。この各水平板部１２ｂ
…は、車両前後方向の衝撃力の作用により、上側水平板
部１２ｂ1，１２ｂ1が上方に、下側水平板部１２ｂ2，
１２ｂ2が下方に座屈するように、前記中心線ｌ側の略
中央部内側１２ｃ…が、他の部分に比して薄肉として、
徐々に板厚が変化している。
【００１２】このアーマチャ１２の前後壁部１２ｅ，１
２ｅの上下方向の中央部には、挿入孔１２ａ，１２ａが
形成され、ランプ１５が、前壁部１２ｅからこの挿入孔
１２ａに挿入されるようになっている。
２ｅの上下方向の中央部には、挿入孔１２ａ，１２ａが
形成され、ランプ１５が、前壁部１２ｅからこの挿入孔
１２ａに挿入されるようになっている。
【００１３】この挿入孔１２ａは、次の様にして形成さ
れる。すなわち、図２に示すように、アーマチャ１２の
中央部の空間部内に、ダイ１６を挿入して、前記水平板
部１２ｂ…に当接させて固定し、このダイ１６とポンチ
１７との協働によりアーマチャ１２の前後壁部１２ｅ，
１２ｅが打ち抜かれて挿入孔１２ａが形成される。この
とき、ダイ１６の厚み分、フランジ部１２ｄが挿入孔１
２ａ周縁部に、形成される。
れる。すなわち、図２に示すように、アーマチャ１２の
中央部の空間部内に、ダイ１６を挿入して、前記水平板
部１２ｂ…に当接させて固定し、このダイ１６とポンチ
１７との協働によりアーマチャ１２の前後壁部１２ｅ，
１２ｅが打ち抜かれて挿入孔１２ａが形成される。この
とき、ダイ１６の厚み分、フランジ部１２ｄが挿入孔１
２ａ周縁部に、形成される。
【００１４】次に作用について説明する。車両軽衝突に
よりバンパ１１に衝突荷重が作用すると、この荷重は、
バンパ１１、緩衝材１４を介してアーマチャ１２に伝達
される。すると、アーマチャ１２の水平板部１２ｂ…
は、上側水平板部１２ｂ1，１２ｂ1が上方に、下側水平
板部１２ｂ2，１２ｂ2が下方に向けて座屈する。このよ
うに、座屈するようにアーマチャ１２の水平板部１２ｂ
の板厚を中心線ｌ側の略中央部内側１２ｃを薄肉として
変化させてあるため、ランプ１５との干渉が防止され、
ランプ１５を破損させるといった虞れがない。このた
め、従来のようにアーマチャ１２の変形で、このアーマ
チャ１２がランプ１５等の周辺部品に接触して、破損さ
せることなく、衝撃力を吸収させることが出来る。
よりバンパ１１に衝突荷重が作用すると、この荷重は、
バンパ１１、緩衝材１４を介してアーマチャ１２に伝達
される。すると、アーマチャ１２の水平板部１２ｂ…
は、上側水平板部１２ｂ1，１２ｂ1が上方に、下側水平
板部１２ｂ2，１２ｂ2が下方に向けて座屈する。このよ
うに、座屈するようにアーマチャ１２の水平板部１２ｂ
の板厚を中心線ｌ側の略中央部内側１２ｃを薄肉として
変化させてあるため、ランプ１５との干渉が防止され、
ランプ１５を破損させるといった虞れがない。このた
め、従来のようにアーマチャ１２の変形で、このアーマ
チャ１２がランプ１５等の周辺部品に接触して、破損さ
せることなく、衝撃力を吸収させることが出来る。
【００１５】また、この第１実施例の車両用バンパ構造
では、挿入孔１２ａは、ダイ１６及びポンチ１７によっ
て形成できるので、従来から行われているフライスによ
る孔ぐり加工に比して加工時間を短縮出来、製造コスト
を低減させることが出来る。また、挿入孔１２ａの形状
も、従来のフライスによる孔ぐり加工では、フライスの
径のため、略四角形状の挿入孔１２ａを形成しようとし
ても、コーナ部が、フライスの曲率に合わせて円孤形状
になってしまっていた。しかし、この実施例のダイ１６
及びポンチ１７によって形成する方法では、コーナ部を
鋭角形状にすることも出来、形状の自由度が拡大され
る。なお、符号１９は、下側水平板部１２ｂ2，１２ｂ2
の薄肉部のうち、最も薄肉となっている部分に設けられ
た孔であり、アーマチャ１２内に侵入した泥水等を排水
するためのものである。
では、挿入孔１２ａは、ダイ１６及びポンチ１７によっ
て形成できるので、従来から行われているフライスによ
る孔ぐり加工に比して加工時間を短縮出来、製造コスト
を低減させることが出来る。また、挿入孔１２ａの形状
も、従来のフライスによる孔ぐり加工では、フライスの
径のため、略四角形状の挿入孔１２ａを形成しようとし
ても、コーナ部が、フライスの曲率に合わせて円孤形状
になってしまっていた。しかし、この実施例のダイ１６
及びポンチ１７によって形成する方法では、コーナ部を
鋭角形状にすることも出来、形状の自由度が拡大され
る。なお、符号１９は、下側水平板部１２ｂ2，１２ｂ2
の薄肉部のうち、最も薄肉となっている部分に設けられ
た孔であり、アーマチャ１２内に侵入した泥水等を排水
するためのものである。
【００１６】また、図３は、ランプ１５の代わりに、例
えば冷却風導入用のダクト１８を配設したものである。
すなわち、このダクト１８は、筒状のダクト本体１８ｃ
の前端縁にフェイシャ側係止爪１８ａを形成すると共
に、ダクト本体１８ｃの後端縁にアーマチャ側係止爪１
８ｂを各々外側に向けて形成している。そして、前記表
皮１３に形成されたダクト開口１３ａ周縁に、このフェ
イシャ側係止爪１８ａを係止させると共に、前記挿入孔
１２ａのフランジ部１２ｄに前記アーマチャ側係止爪１
８ｂを係止させてこのダクト１８をバンパ１１内に固定
する様にしている。
えば冷却風導入用のダクト１８を配設したものである。
すなわち、このダクト１８は、筒状のダクト本体１８ｃ
の前端縁にフェイシャ側係止爪１８ａを形成すると共
に、ダクト本体１８ｃの後端縁にアーマチャ側係止爪１
８ｂを各々外側に向けて形成している。そして、前記表
皮１３に形成されたダクト開口１３ａ周縁に、このフェ
イシャ側係止爪１８ａを係止させると共に、前記挿入孔
１２ａのフランジ部１２ｄに前記アーマチャ側係止爪１
８ｂを係止させてこのダクト１８をバンパ１１内に固定
する様にしている。
【００１７】これによれば、ダクト１８をフランジ部１
２ｄを利用して係止しているので、ダクト１８のバンパ
１１内への配設が容易となる。
２ｄを利用して係止しているので、ダクト１８のバンパ
１１内への配設が容易となる。
【００１８】図４は、この発明の第２実施例の車両用バ
ンパ構造のアーマチャ２２を示すものである。
ンパ構造のアーマチャ２２を示すものである。
【００１９】このアーマチャ２２は、金属製材料（アル
ミ製）で構成され、車両前後方向に沿う断面が中空の四
角形状を呈している。このアーマチャ２２の水平方向に
沿う水平板部２２ｂ…には、車両前後方向に沿う衝撃力
の作用により、車両上下方向に座屈するように、略中央
部外側にアーマチャ２２の長手方向に沿って溝部２２ｃ
…が形成されて、板厚が変化している。この実施例で
は、前記第１実施例のようにランプ１５が配設されてい
ないため、このランプ１５との干渉を考慮する必要がな
く、表皮との干渉を防止するため、内側に向けて座屈す
るように前記溝部２２ｃを形成している。
ミ製）で構成され、車両前後方向に沿う断面が中空の四
角形状を呈している。このアーマチャ２２の水平方向に
沿う水平板部２２ｂ…には、車両前後方向に沿う衝撃力
の作用により、車両上下方向に座屈するように、略中央
部外側にアーマチャ２２の長手方向に沿って溝部２２ｃ
…が形成されて、板厚が変化している。この実施例で
は、前記第１実施例のようにランプ１５が配設されてい
ないため、このランプ１５との干渉を考慮する必要がな
く、表皮との干渉を防止するため、内側に向けて座屈す
るように前記溝部２２ｃを形成している。
【００２０】このように構成されたこの第２実施例の車
両用バンパ構造では、車両軽衝突により図示省略のバン
パに衝突荷重が作用すると、この荷重は、バンパ等を介
してこのアーマチャ２２に伝達される。すると、アーマ
チャ２２の水平板部２２ｂ…は、上側の水平板部２２ｂ
が下方に、下側の水平板部が上方に向けて座屈変形して
この衝突荷重を吸収する。このように、座屈するように
アーマチャ２２の水平板部２２ｂ，２２ｂの板厚を変化
させてあるため、従来のようにアーマチャ２２の変形
で、このアーマチャ２２が表皮等に接触して破損させる
といった虞れがない。
両用バンパ構造では、車両軽衝突により図示省略のバン
パに衝突荷重が作用すると、この荷重は、バンパ等を介
してこのアーマチャ２２に伝達される。すると、アーマ
チャ２２の水平板部２２ｂ…は、上側の水平板部２２ｂ
が下方に、下側の水平板部が上方に向けて座屈変形して
この衝突荷重を吸収する。このように、座屈するように
アーマチャ２２の水平板部２２ｂ，２２ｂの板厚を変化
させてあるため、従来のようにアーマチャ２２の変形
で、このアーマチャ２２が表皮等に接触して破損させる
といった虞れがない。
【００２１】前記各実施例では、水平板部１２ｂの略中
央部１２ｃ内側を他の部分よりも薄肉としたり、水平板
部２２ｂの外側に溝部２２ｃを形成する様にしている
が、特にこれに限らず、例えば、水平板部１２ｂの略中
央部１２ｃ外側を他の部分よりも肉薄としたり、水平板
部２２ｂの内側に溝部２２ｃを形成する等、水平板部の
板厚を車両前後方向の衝撃力の作用により一定方向に座
屈するように変化させてなるものならばどのような構成
であってもよい。
央部１２ｃ内側を他の部分よりも薄肉としたり、水平板
部２２ｂの外側に溝部２２ｃを形成する様にしている
が、特にこれに限らず、例えば、水平板部１２ｂの略中
央部１２ｃ外側を他の部分よりも肉薄としたり、水平板
部２２ｂの内側に溝部２２ｃを形成する等、水平板部の
板厚を車両前後方向の衝撃力の作用により一定方向に座
屈するように変化させてなるものならばどのような構成
であってもよい。
【００２２】
【発明の効果】以上説明してきたように、この発明によ
れば、板厚を変化させることにより、所望の方向に水平
水平板部を座屈させることが出来るため、衝撃力がバン
パに作用する際、アーマチャを周辺部品を避けるように
変形させてこの衝撃力を吸収させることが出来る。この
ため、従来のようにアーマチャの変形で、該アーマチャ
がランプ等の周辺部品に接触して、破損させることな
く、衝撃力を吸収させることが出来るという実用上有益
な効果を発揮する。
れば、板厚を変化させることにより、所望の方向に水平
水平板部を座屈させることが出来るため、衝撃力がバン
パに作用する際、アーマチャを周辺部品を避けるように
変形させてこの衝撃力を吸収させることが出来る。この
ため、従来のようにアーマチャの変形で、該アーマチャ
がランプ等の周辺部品に接触して、破損させることな
く、衝撃力を吸収させることが出来るという実用上有益
な効果を発揮する。
【図１】この発明の第１実施例の車両用バンパ構造を示
す断面図である。
す断面図である。
【図２】第１実施例の車両用バンパ構造のアーマチャを
製造している様子を説明する断面図である。
製造している様子を説明する断面図である。
【図３】第１実施例の車両用バンパ構造を示す断面図で
ある。
ある。
【図４】第２実施例の車両用バンパ構造のアーマチャを
示す断面図である。
示す断面図である。
【図５】従来例の車両用バンパ構造を示す断面図であ
る。
る。
12，22 アーマチャ 12b，22b 水平板部 13 表皮
Claims (1)
- 【請求項１】 表皮とアーマチャとを有し、アーマチャ
の車両前後方向に沿う断面が中空の四角形状を呈してい
る車両用バンパ構造であって、 前記アーマチャの水平方向に沿う水平板部は、車両前後
方向の衝撃力の作用により上方又は下方のいずれか所望
の方向に座屈するように板厚を変化させたことを特徴と
する車両用バンパ構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16568293A JP3237319B2 (ja) | 1993-07-05 | 1993-07-05 | 車両用バンパ構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16568293A JP3237319B2 (ja) | 1993-07-05 | 1993-07-05 | 車両用バンパ構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0717341A true JPH0717341A (ja) | 1995-01-20 |
| JP3237319B2 JP3237319B2 (ja) | 2001-12-10 |
Family
ID=15817042
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16568293A Expired - Lifetime JP3237319B2 (ja) | 1993-07-05 | 1993-07-05 | 車両用バンパ構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3237319B2 (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1052150A1 (en) * | 1999-05-14 | 2000-11-15 | Fuji Jukogyo Kabushiki Kaisha | A bumper beam for a vehicle |
| JP2002137699A (ja) * | 2000-10-31 | 2002-05-14 | Fuji Heavy Ind Ltd | バンパビーム構造 |
| EP1647455A3 (de) * | 2004-10-05 | 2006-05-10 | REHAU AG + Co | Karosserieelement sowie Absorberkörper für ein Karosserieelement |
| JP2009062034A (ja) * | 2007-08-10 | 2009-03-26 | Nissan Motor Co Ltd | エネルギー吸収部材および車両用バンパ |
| US7768381B2 (en) | 2007-06-21 | 2010-08-03 | Denso Corporation | Vehicular collision detection apparatus |
| US20130257068A1 (en) * | 2010-12-15 | 2013-10-03 | Isamu Nakazawa | Under-run protector for vehicle |
-
1993
- 1993-07-05 JP JP16568293A patent/JP3237319B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1052150A1 (en) * | 1999-05-14 | 2000-11-15 | Fuji Jukogyo Kabushiki Kaisha | A bumper beam for a vehicle |
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| US7768381B2 (en) | 2007-06-21 | 2010-08-03 | Denso Corporation | Vehicular collision detection apparatus |
| JP2009062034A (ja) * | 2007-08-10 | 2009-03-26 | Nissan Motor Co Ltd | エネルギー吸収部材および車両用バンパ |
| US20130257068A1 (en) * | 2010-12-15 | 2013-10-03 | Isamu Nakazawa | Under-run protector for vehicle |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3237319B2 (ja) | 2001-12-10 |
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