JPH05246052A - インパクトヘッド駆動回路 - Google Patents

インパクトヘッド駆動回路

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JPH05246052A
JPH05246052A JP4045189A JP4518992A JPH05246052A JP H05246052 A JPH05246052 A JP H05246052A JP 4045189 A JP4045189 A JP 4045189A JP 4518992 A JP4518992 A JP 4518992A JP H05246052 A JPH05246052 A JP H05246052A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
drive
timing
time
solenoid
drive element
Prior art date
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Pending
Application number
JP4045189A
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English (en)
Inventor
Shinji Konishi
伸治 小西
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
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Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】駆動素子の損傷を未然に防止できるようにした
インパクトヘッド駆動回路を提供する。 【構成】駆動素子オフタイミング検出手段100により
トランジスタQ1がオフするタイミングを検出し、オン
オフ状態変化時間計測手段110により入力信号がオフ
してトランジスタQ1がオン状態からオフ状態に変化す
るまでの時間であるターンオフ時間を計測する。保護回
路120は測定したターンオフ時間が駆動素子のジャン
クション温度定格値tjMAXにマージンを設けた温度
tjLIMに換算される予め定めたターンオフ時間の値
よりも大きくなった場合に、トランジスタQ1がオンし
ないようにするとともにアラーム信号ALMを発生して
回路を保護する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はインパクトヘッド駆動回
路に関する。
【0002】
【従来の技術】図6は、特公昭62−27522号に開
示されている従来のインパクトヘッドのワイヤ駆動用ソ
レノイドの駆動回路である。電流が正常であるかどうか
を監視する保護回路を設け、異常駆動電流が流れた時に
強制的に電流を遮断するものである。
【0003】図6において、10はソレノイド駆動信号
であり、初期状態時、図示せね印字データ出力部より非
印字データ(HIGH)が出力され、トランジスタ2は
オフ状態、つまりソレノイド3には電流が流れない状態
にある。また5はソレノイド3に流れる電流を検出する
電流検出抵抗であり、該電流検出抵抗5で検出した信号
はコンパレータ6の反転入力に入力され、コンパレータ
6の非反転入力には、電流検出抵抗5に異常電流が流れ
た場合に生ずる電圧値を5V電源から抵抗分割でつくり
だし入力され両者を比較するこで異常電流を監視する回
路を構成している。
【0004】初期状態時、電流がソレノイド3に流れて
いないから、電流検出抵抗5で検出される電圧は0V
で、コンパレータ6の出力9はトタンジスタ1を駆動出
来る状態(HIGH)にある。
【0005】ここでソレノイド駆動信号が印字データ
(LOW)に変わると、トランジスタ2がオンとなり、
トランジスタ2及び1を介しソレノイド3への通電が開
始される。ソレノイド3には、インダクタンスの影響か
ら電流は徐々に流れ込み、それに比例して電流検出抵抗
5の検出電圧は徐々上昇する。
【0006】通常は、電流検出抵抗5での検出電圧が、
コンパレータ6の非反転入力に入力された電圧に達する
以前にソレノイド駆動信号3は非印字データ(HIG
H)に切り変わる。
【0007】しかし、トランジスタ2が熱破壊等により
短絡状態になった時、ソレノイド駆動信号3に関わりな
くソレノイド3へ電流が流れ続ける為、電流検出抵抗5
での検出電圧はコンパレータ6の非反転入力への入力電
圧値以上となる。するとコンパレータ6の出力9は反転
し、トランジスタ1を非駆動とする信号(LOW)を出
力する。これにより、強制的にソレノイド3へ電流を遮
断する。
【0008】更に、コンパレータ6の出力9は、モノス
テーブルマルチバイブレータ7とCR積分回路8からな
る保護回路にも入力されており、何らかの原因でソレノ
イド駆動信号10が送出され続けた場合にアラーム信号
13を発生しユーザーに異常を知らせるものである。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来例におい
ては、保護動作開始時には駆動素子は既に破損してお
り、印字可能な状態にするには駆動素子を交換するなど
の修理が必要となるという問題点を有する。
【0010】そこで本発明は、このような問題に鑑みな
されたもので、その目的とするところは、駆動素子の損
傷を未然に防止できるようにしたインパクトヘッド駆動
回路を提供するところにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明のインパクトヘッ
ド駆動回路は、ワイヤ駆動用ソレノイドの駆動電流をオ
ンオフする駆動素子と、前記駆動素子がオフするタイミ
ングを検出する駆動素子オフタイミング検出手段と、前
記駆動素子を駆動する入力信号を印字状態から非印字状
態に変化させてから、前記駆動素子オフタイミング検出
手段によりオフタイミングが検出されるまでの時間を計
測するオンオフ状態変化時間計測手段と、前記オンオフ
状態変化時間計測手段で計測した時間が、予め定められ
た基準値以上になればアラーム信号を発生するととも
に、駆動素子への通電を遮断する保護回路を具備した。
【0012】
【作用】駆動素子であるパワートランジスタへの入力信
号が非印字データに切り変わってから、出力がオン状態
からオフ状態へ変化するまでに要する時間は、パワート
ランジスタのジャンクション温度と相関があり、ジャン
クション温度に換算可能なので、そのパワートランジス
タのオンオフ状態の変化時間を計測し、計測された時間
からジャンクション温度を割り出し熱破壊に至らないよ
う、パワートランジスタへ流れる電流を制御するととも
にアラーム信号を発生してユーザーへ危険状態にあるこ
とを知らせ、パワートランジスタやソレノイドの破損を
未然に防止できる。
【0013】
【実施例】図1は本発明の実施例を示す回路図である。
【0014】図1において、S1はヘッド内に設けられ
たワイヤ駆動用ソレノイドで、駆動電圧V1を印加し、
ソレノイド駆動素子であるパワートランジスタQ1によ
り駆動電流をオンオフする。D1はダイオード、ZD1
はツェナーダイオードでパワートランジスタQ1をオフ
した時にソレノイドS1に発生する逆起電力を吸収する
ものである。
【0015】駆動素子オフタイミング検出手段100
は、ツェナーダイオードZD1と駆動電源V1間に直列
接続した抵抗r1に生じる電圧と、基準電圧V2を抵抗
RaとRbで分圧したしきい値電圧とをコンパレータC
MPで比較することで駆動素子オフタイミング信号CK
_Lを発生する。
【0016】オンオフ状態変化時間計測手段110は、
図示せぬ外部制御回路から出力されるクロック信号CL
Kをカウンタ111で計数し、駆動素子オフタイミング
信号CK_Lでラッチ112に記憶する。
【0017】保護回路120は、基準値出力回路121
とデータ比較器122とにより構成される。基準値出力
回路121は、外部制御回路から安定的に駆動可能なト
ランジスタQ1のジャンクション温度の限界値に見合っ
た値を入力し記憶される。この基準出力回路121から
の出力と、オンオフ状態変化時間計測手段110からの
出力をデータ比較器122で比較し、オンオフ状態変化
時間計測手段110からの出力が基準値出力回路121
の出力より大きくなると、ゲートAG1を閉じソレノイ
ド駆動タイミング信号H1に係わらずトランジスタQ1
をオフさせる。図2は、逆起電流izからトタンジスタ
Q1のオフタイミングを検出できることを説明する図で
ある。図2において、ソレノイド駆動信号H1がオフし
てパワートランジスQ1がオフするとソレノイドS1に
逆起電圧が発生し、逆起電流izが逆起電力吸収回路に
流れる。逆起電流izの立ち上がりタイミングは、パワ
ートランジスタQ1がオフしてコレクタ電流iQが立ち
下がるタイミングと同じなので、ソレノイド駆動タイミ
ング信号H1がオフしてから逆起電流izが立ち上がる
までの時間を測定することにより、パワートランジスタ
のターンオフ時間Toffが測定できることになる。
【0018】このターンオフ時間Toffは、パワート
ランジスタQ1のジャンクション温度が高いほど長く、
駆動電流値が一定の場合には図3に示すような特性があ
る。通常、ソレノイド駆動電流のピーク値の大きな変動
がないようにソレノイド駆動タイミング信号は制御され
ている。したがって、ターンオフ時間Toffを測定す
れば図3に示す特性からジャンクション温度に換算する
ことができる。本発明はこの点に着目しており、パワー
トランジスタのターンオフ時間を測定してターンオフ時
間がジャンクション温度の定格値tjMAXに換算され
る時間Tmaxよりも長くならないように、ジャンクシ
ョン温度定格値tjMAXにマージンを設けた温度であ
るtjLIMに換算されるターンオフ時間Tlimを越
えた場合にアラーム信号ALMを発生して駆動回路を保
護し、ジャンクション温度がパワートランジスタQ1の
定格よりも高くなった場合に発生するパワートランジス
タQ1の損傷を未然に防止する保護回路をインパクトヘ
ッド駆動回路に設けている。 図4、図5は本実施例の
タイミング図であり、図4は保護動作を開始しない場合
のタイミングを示しており、図5は保護動作を開始する
場合のタイミングを示している。以下図4、5をもとに
動作を詳細に説明する。
【0019】ソレノイド駆動タイミング信号H1がオン
するとソレノイドの駆動電流isは、駆動電源→ソレノ
イドS1→トランジスタQ1→グランドの電流ルートで
流れ始める。ソレノイド駆動タイミング信号H1はカウ
ンタ111のクリア端子CLRにも接続されており、ソ
レノイド駆動タイミング信号H1がオンするとカウンタ
111のカウント値は0に初期化される。カウンタ11
1はソレノイド駆動タイミンング信号H1がオフすると
クロック信号CLKの計数を開始し、クロック信号CL
Kの立ち上がりでカウンタ出力信号CDが変化するよう
になる。
【0020】ソレノイド駆動タイミング信号H1がオフ
するとソレノイドS1の駆動電流isは電流値ipをピ
ークとして駆動電源からは流れなくなり、ソレノイドS
1の発生する逆起電力によりソレノイドS1→ダイオー
ドD1→ツェナーダイオードZD1→抵抗r1→ソレノ
イドS1の電流ルートで流れる逆起電流izがソレノイ
ドS1の駆動電流isとなる。逆起電力吸収回路と抵抗
r1によってソレノイドS1に発生する逆起電力は吸収
され、逆起電流izは減少し、ついには流れなくなる。
【0021】逆起電流izはソレノイド駆動タイミング
信号H1がオフしてから流れはじめ、図4ではT1時間
後、図5ではT2時間後に逆起電流検出信号Vr1が抵
抗RaとRbで基準電圧V2を分圧して設定した値Vt
hを越え、比較器CMPの駆動素子オフタイミング検出
信号CK_Lがオンする。ラッチ112はカウンタ11
1の出力信号CDを入力し、駆動素子オフタイミング検
出信号CK_Lの立ち上がりタイミングでその時のター
ンオフ時間に相当するカウンタの計数データをラッチ
し、信号LDとして出力する。ラッチする計数データは
図4の場合はT1、図5ではT2である。計数データT
1、T2をラッチする以前のターンオフ時間に相当する
計数データは図4の場合はT0、図5ではT0’であ
る。
【0022】データ比較器122は基準値出力回路12
1の出力信号IDとラッチ112の出力信号LDを入力
し、予め定めた基準値Tlimに相当するID信号とカ
ウンタ111で測定したターンオフ時間に相当するLD
信号とを比較し、測定したターンオフ時間の値が大きい
場合に出力信号ALMをオンし、ノットゲートNOT1
を介しアンドゲートAG1を閉じトランジスタQ1をオ
フする。
【0023】以上説明したように、ジャンクション温度
に換算可能なパワートランジスタQ1のターンオフ時間
を計測し、ターンオフ時間がジャンクション温度定格値
tjMAXにマージンを設けた温度tjLIMに換算さ
れる値よりも大きくなった場合にアラーム信号ALMを
発生するころで駆動回路を保護する。
【0024】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、パワ
ートランジスタのジャンクション温度はパワートランジ
スタのターンオフ時間を計測することによって換算でき
るので、パワートランジスタの定格を満たした駆動を実
現でき、パワートランジスタの損傷を未然に防止でき、
駆動回路の安全性を向上させたインパクトヘッド駆動回
路を提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の回路図である。
【図2】逆起電力吸収回路の各部の駆動信号図である。
【図3】パワートランジスタのターンオフ時間とジャン
クション温度の関係図である。
【図4】保護動作を開始しない場合のタイミング信号図
である。
【図5】保護動作を開始する場合のタイミング信号図で
ある。
【図6】従来のインパクトヘッド駆動回路図である。
【符号の説明】
100…駆動素子オフタイミング検出手段 110…オンオフ状態変化時間測定手段 111…カウンタ 112…ラッチ 120…保護回路 121…基準値出力回路 122…データ比較器

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インパクトヘッドのワイヤ駆動用ソレノ
    イドの駆動回路において、 前記ワイヤ駆動用ソレノイドの駆動電流をオンオフする
    駆動素子と、 前記駆動素子がオフするタイミングを検出する駆動素子
    オフタイミング検出手段と、 前記駆動素子を駆動する入力信号を印字状態から非印字
    状態に変化させてから、前記駆動素子オフタイミング検
    出手段によりオフタイミングが検出されるまでの時間を
    計測するオンオフ状態変化時間計測手段と、 前記オンオフ状態変化時間計測手段で計測した時間が、
    予め定められた基準値以上になればアラーム信号を発生
    するとともに、駆動素子への通電を遮断する保護回路を
    具備したことを特徴とするインパクトヘッド駆動回路。
JP4045189A 1992-03-03 1992-03-03 インパクトヘッド駆動回路 Pending JPH05246052A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4045189A JPH05246052A (ja) 1992-03-03 1992-03-03 インパクトヘッド駆動回路

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JP4045189A JPH05246052A (ja) 1992-03-03 1992-03-03 インパクトヘッド駆動回路

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JPH05246052A true JPH05246052A (ja) 1993-09-24

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JP4045189A Pending JPH05246052A (ja) 1992-03-03 1992-03-03 インパクトヘッド駆動回路

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JP (1) JPH05246052A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007037323A1 (ja) * 2005-09-28 2007-04-05 The Kansai Electric Power Co., Inc. 半導体装置の温度測定方法および半導体装置の温度測定装置
JP2008164629A (ja) * 2008-02-25 2008-07-17 Kansai Electric Power Co Inc:The 半導体装置の温度測定方法および半導体装置の温度測定装置

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WO2007037323A1 (ja) * 2005-09-28 2007-04-05 The Kansai Electric Power Co., Inc. 半導体装置の温度測定方法および半導体装置の温度測定装置
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