JPH0524592U - 冷凍コンテナの床面断熱構造 - Google Patents

冷凍コンテナの床面断熱構造

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JPH0524592U
JPH0524592U JP1822691U JP1822691U JPH0524592U JP H0524592 U JPH0524592 U JP H0524592U JP 1822691 U JP1822691 U JP 1822691U JP 1822691 U JP1822691 U JP 1822691U JP H0524592 U JPH0524592 U JP H0524592U
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JP
Japan
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tunnel recess
container
tunnel
edge
floor
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Pending
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JP1822691U
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Inventor
博 広瀬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Fruehauf Co Ltd
Original Assignee
Nippon Fruehauf Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 トンネルリセスが設けられている部分の床面
をトンネルリセスの機能並びにその強度を維持しつゝ、
床面の断熱材層の厚さを補強して冷凍コンテナの断熱性
能をより向上させることを目的とする。 【構成】 海上コンテナの前壁端縁から長手方向にわた
って上に凹に設けたトンネルリセス部において、トンネ
ルリセスの巾方向縁材と、海上コンテナの下部側枠材と
の間と、コンテナの前壁端縁からトンネルリセスの後端
までの間に形成される空隙部に断熱材を充填した。

Description

【考案の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】
本考案は、国際大型冷凍コンテナ（以下冷凍コンテナという）の床面断熱構造 の改良に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
図２は冷凍コンテナの底部を示し、１はコンテナの隅柱で、その上下端には隅 金具２がとりつけられている。３は前壁である。、４は後壁（図３）で通常は観 音開き式ドアがとりつけられている。５は側壁である。６はトンネルリセスで、 トラクタ−との結合部の関係でこの部分を上方に凹ませてある。
【０００３】 ７は下部側枠材で、トンネルリセス部に於ては下部側枠材とトンネルリセス間 に短いトンネル部横根太８が、又トンネルリセスより後部においては、左右の下 部側枠材７，７間に長い横根太９・・・がとりつけられている。１０は横根太９ の上部に張られた補助床、１１はコンテナの床面に張られた例えばアルミ押出材 製の床レ−ルで、前記補助床１０に対し、スペ−サ１２（図３）に隔てられてい る。なおトンネルリセス６の直上部はトンネルリセスが金属板で形成されている ので、補助床上面と床レ−ル下面間の空間に断熱材が充填されている。
【０００４】 従来冷凍コンテナの床構造は、図５に示すように鋼製のトンネルリセス６の上 面と横根太９の上面が略面一に構成され、その面一の面と、床レ−ル１１との間 に木材等よりなるスペ−サ１２で間隔を保ち、この間隙にウレタンホ−ム等の断 熱材が充填されて床部を構成している。上記構成における断熱材の厚みは通常５ ０〜２００ｍ／ｍ程度であるが、これは冷凍コンテナに要求される温度管理条件 によって選択される。従って断熱材の厚みを厚くすればする程即ち保冷性を向上 させればさせる程、冷凍コンテナの内法高さが減少し、その結果、貨物の積載効 率が減少するという相反する結果を生ずる。
【０００５】 この問題を解決する為、本出願人は先に実公昭62−33752 号において次のよう な技術を開示した。これは図３と図４に示すごとくトンネルリセス６の後端より 後部にある横根太９・・・の高さを、トンネルリセスの両側部の横根太８の高さ より低くすることにより前記トンネルリセス６の上面より前記補助床１０を下げ 、床レ−ルと補助床との間にトンネルリセスの上部に形成される断熱材層（厚さ ｈ)より厚い断熱材層(厚さＨ＞ｈ）を充填し、断熱性能を一段と向上させた。
【０００６】 しかしトンネルリセスが設けられている床面は、それより後部の床面より断熱 性能が依然として劣っていることは明白である。
【０００７】
【考案が解決しようとする課題】
トンネルリセスが設けられている部分の床面をトンネルリセスの機能並びにそ の強度を維持しつゝ、床面の断熱材層の厚さを補強して冷凍コンテナの断熱性能 をより向上させることを目的とする。
【０００８】
【課題を解決するための手段】
海上コンテナの前壁端縁から長手方向にわたって上に凹に設けたトンネルリセ ス部において、トンネルリセスの巾方向縁材と、海上コンテナの下部側枠材との 間と、コンテナの前壁端縁からトンネルリセスの後端まで形成される空隙部に断 熱材を充填した。
【０００９】
【実施例】
図１に基いて説明する。１３はトンネルリセス部６のＺ形部材である。１４は Ｚ形部材１３とコンテナの下部側枠材１５との間に設けた受け皿である。受け皿 １４はトンネルリセス部６の全長にわたって設けられており、前後両端は端板で 閉塞されている。そしてこの閉塞空間に断熱材１６が充填されている。
【００１０】
【効果】
トンネルリセス部のＺ形部材と下部側枠材との間に断熱材を充填したので、（ ａ）庫室の内法高さ寸法を変更することなく、保冷性能を向上することができる 。又（ｂ）既存の冷凍コンテナにも容易に摘要できる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本考案のトンネルリセス部の断熱構造を示す断
面図。
【図２】従来型トンネルリセス部の構造を示す斜視図。
【図３】図２に示した構成の長手方向中央断面図。
【図４】改良された公知コンテナのトンネルリセス部の
横断面図。
【図５】同じく改良された公知コンテナのトンネルリセ
スより後方の横断面図。
【符号の説明】
１ コンテナの隅柱 ２ 隅金具 ３ 前壁 ４ 後壁 ５ 前壁 ６ トンネルリセス ７ 下部側枠材 ８ 横根太 ９ 横根太 １０ 補助床 １１ 床レ−ル １２ スペ−サ １３ Ｚ形部材 １４ 受け皿 １５ 下部側枠材

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項１】 海上コンテナの前壁端縁から長手方向に
    わたって上に凹に設けたトンネルリセス部において、ト
    ンネルリセスの巾方向縁材と、海上コンテナの下部側枠
    材との間と、前記前壁端縁から長手方向にわたって設け
    たトンネルリセスの後端までの間に形成される空隙部に
    断熱材を充填したことを特徴とする冷凍コンテナの床面
    断熱構造。
JP1822691U 1991-03-04 1991-03-04 冷凍コンテナの床面断熱構造 Pending JPH0524592U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012025312A (ja) * 2010-07-27 2012-02-09 Nippon Fruehauf Co Ltd コンテナの下部構造
JP2012232764A (ja) * 2011-04-28 2012-11-29 Nicchu Tohoku Bussan Kk コンテナ

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6057585B2 (ja) * 1977-12-08 1985-12-16 オリエンタル写真工業株式会社 熱安定化光現像型感光材料の画像形成法及びその装置

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