JPH05244746A - 軸受ブッシュを備えた車両用充電発電機とブッシュの固定方法 - Google Patents
軸受ブッシュを備えた車両用充電発電機とブッシュの固定方法Info
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- JPH05244746A JPH05244746A JP4042761A JP4276192A JPH05244746A JP H05244746 A JPH05244746 A JP H05244746A JP 4042761 A JP4042761 A JP 4042761A JP 4276192 A JP4276192 A JP 4276192A JP H05244746 A JPH05244746 A JP H05244746A
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- bearing bush
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- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical compound [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims abstract description 12
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Landscapes
- Motor Or Generator Frames (AREA)
- Manufacture Of Motors, Generators (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】生産性に優れ、低コストの軸受ブッシュを備え
た車両用充電発電機を提供することにある。 【構成】回転子鉄心を固着した回転軸を回転自在に支承
する軸受と、該軸受をエンドブラケットに支承するため
の軸受ブッシュを備えた車両用充電発電機において、前
記軸受ブッシュは周囲に貫通窓を有する環状の板部材か
らなり前記エンドブラケットの中心部に鋳込み固定され
ていることを特徴とした軸受ブッシュを備えた車両用充
電発電機。 【効果】生産性に優れ、低コストの軸受ブッシュを備え
た車両用充電発電機を提供出来る。
た車両用充電発電機を提供することにある。 【構成】回転子鉄心を固着した回転軸を回転自在に支承
する軸受と、該軸受をエンドブラケットに支承するため
の軸受ブッシュを備えた車両用充電発電機において、前
記軸受ブッシュは周囲に貫通窓を有する環状の板部材か
らなり前記エンドブラケットの中心部に鋳込み固定され
ていることを特徴とした軸受ブッシュを備えた車両用充
電発電機。 【効果】生産性に優れ、低コストの軸受ブッシュを備え
た車両用充電発電機を提供出来る。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、軸受ブッシュを備えた
車両用充電発電機とブッシュの固定方法に係り、特にエ
ンドブラケットにアルミ材を用いたものに好適な軸受ブ
ッシュを備えた車両用充電発電機とブッシュの固定方法
に関する。
車両用充電発電機とブッシュの固定方法に係り、特にエ
ンドブラケットにアルミ材を用いたものに好適な軸受ブ
ッシュを備えた車両用充電発電機とブッシュの固定方法
に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の車両用充電発電機は、回転軸に圧
入固定された回転子と、前記回転軸を介して保持する軸
受箱を備えたアルミ製エンドブラケットを有している。
しかし、エンジンによって駆動される車両用充電発電機
は、エンジンから強い振動を受けることが有り、この場
合前記構造では、振動が軸受に伝わり、軸受の振動によ
る軸受箱の摩耗があるため特開昭56−132141号に記載の
ように鋳鉄製円筒管または鋼鉄性パイプを適当な長さに
切断して製作したブッシュをアルミ製エンドブラケット
の軸受箱に鋳込んでいた。
入固定された回転子と、前記回転軸を介して保持する軸
受箱を備えたアルミ製エンドブラケットを有している。
しかし、エンジンによって駆動される車両用充電発電機
は、エンジンから強い振動を受けることが有り、この場
合前記構造では、振動が軸受に伝わり、軸受の振動によ
る軸受箱の摩耗があるため特開昭56−132141号に記載の
ように鋳鉄製円筒管または鋼鉄性パイプを適当な長さに
切断して製作したブッシュをアルミ製エンドブラケット
の軸受箱に鋳込んでいた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記従来例によれば、
軸受の振動による軸受箱の摩耗防止のため、硬度の高い
鋳鉄製円筒管や鋼鉄製パイプを切断加工したブッシュ等
をアルミ製エンドブラケットの軸受箱に鋳込んでいるた
め、鋳鉄製円筒管では、硬度分布のバラツキが大きく軸
受箱の内径切削加工時に生産性が低下する。また、鋼鉄
製パイプでは商品性質上限られた円形寸法のものを流用
するため流用範囲に制約が有り、作業性，コスト面に不
利な欠点があった。
軸受の振動による軸受箱の摩耗防止のため、硬度の高い
鋳鉄製円筒管や鋼鉄製パイプを切断加工したブッシュ等
をアルミ製エンドブラケットの軸受箱に鋳込んでいるた
め、鋳鉄製円筒管では、硬度分布のバラツキが大きく軸
受箱の内径切削加工時に生産性が低下する。また、鋼鉄
製パイプでは商品性質上限られた円形寸法のものを流用
するため流用範囲に制約が有り、作業性，コスト面に不
利な欠点があった。
【０００４】本発明の目的は、生産性に優れ、低コスト
の軸受ブッシュを備えた車両用充電発電機を提供するに
ある。
の軸受ブッシュを備えた車両用充電発電機を提供するに
ある。
【０００５】本発明の他の目的は、軸受箱内のブッシュ
硬度が均一で、生産性に優れ、低コストの軸受ブッシュ
を備えた車両用充電発電機のブッシュの固定方法を提供
するに有る。
硬度が均一で、生産性に優れ、低コストの軸受ブッシュ
を備えた車両用充電発電機のブッシュの固定方法を提供
するに有る。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明は、鉄製棒材また
は線材を適正な厚みを有する平板に圧延し、この時の加
工硬化により平板に必要な硬度を表面及び内部とも均一
に持たせた後、適正な幅と長さに切断し、両端面を突き
合わせて円筒状に成形したブッシュを前記アルミ製エン
ドブラケットの軸受箱に鋳込むことによって達成され
る。
は線材を適正な厚みを有する平板に圧延し、この時の加
工硬化により平板に必要な硬度を表面及び内部とも均一
に持たせた後、適正な幅と長さに切断し、両端面を突き
合わせて円筒状に成形したブッシュを前記アルミ製エン
ドブラケットの軸受箱に鋳込むことによって達成され
る。
【０００７】
【作用】硬度を均一化された軸受ブッシュは、軸受との
関係で摩擦係数が小さく超寿命化を促進し、貫通窓は軸
受ブッシュをブラケットに鋳込む際鋳込み材を受入れ総
合の結合を強固に保持する。
関係で摩擦係数が小さく超寿命化を促進し、貫通窓は軸
受ブッシュをブラケットに鋳込む際鋳込み材を受入れ総
合の結合を強固に保持する。
【０００８】
【実施例】本発明の実施例を図１から図４に基づき説明
する。図１は、本発明の実施例たる車両用交流発電機の
部分断面図、図２は、本発明のエンドブラケットの断面
図、図３は、ブッシュの斜視図、図４は、ブッシュの製
造工程フロー図である。
する。図１は、本発明の実施例たる車両用交流発電機の
部分断面図、図２は、本発明のエンドブラケットの断面
図、図３は、ブッシュの斜視図、図４は、ブッシュの製
造工程フロー図である。
【０００９】図１において、アルミ製エンドブラケット
１は椀状からなり、その中心部に当たる軸受箱部３に軸
受ブッシュ２を鋳込み固定している。４は前記ブッシュ
に圧入されるボールベアリング形軸受で、インナーレー
スは回転子鉄心５を固着した回転軸６に圧入固定されて
いる。
１は椀状からなり、その中心部に当たる軸受箱部３に軸
受ブッシュ２を鋳込み固定している。４は前記ブッシュ
に圧入されるボールベアリング形軸受で、インナーレー
スは回転子鉄心５を固着した回転軸６に圧入固定されて
いる。
【００１０】前記アルミ製エンドブラケット１は、軸受
箱３に硬度の高いブッシュ２をアルミと同時鋳造し加工
したものである。
箱３に硬度の高いブッシュ２をアルミと同時鋳造し加工
したものである。
【００１１】この車両用充電発電機の軸受箱３は、高回
転あるいはエンジン振動により異常に摩耗することが有
る。その為耐摩耗性に優れたブッシュ２を軸受箱３に鋳
込んでいる。すなわち、実施例では図４に示すような製
造工程でブッシュ２を製作する。ブッシュ２は、鉄製棒
材または線材を適正な厚みを有する平板に圧延し、この
時の加工硬化により平板に必要な硬度を表面及び内部と
も均一に持たせた後、適正な幅と長さに切断し、両端面
を突き合わせて円筒状に成形する。
転あるいはエンジン振動により異常に摩耗することが有
る。その為耐摩耗性に優れたブッシュ２を軸受箱３に鋳
込んでいる。すなわち、実施例では図４に示すような製
造工程でブッシュ２を製作する。ブッシュ２は、鉄製棒
材または線材を適正な厚みを有する平板に圧延し、この
時の加工硬化により平板に必要な硬度を表面及び内部と
も均一に持たせた後、適正な幅と長さに切断し、両端面
を突き合わせて円筒状に成形する。
【００１２】前記実施例において、鉄製棒材または線材
を適正な厚みを有する平板に圧延した後、平板に貫通窓
２ａを打ち抜きまたは機械加工により形成することで図
３に示すように回止めを設けたブッシュ２にすることが
容易にできる。
を適正な厚みを有する平板に圧延した後、平板に貫通窓
２ａを打ち抜きまたは機械加工により形成することで図
３に示すように回止めを設けたブッシュ２にすることが
容易にできる。
【００１３】よって図２に示すように前記ブッシュ２を
アルミ製エンドブラケット１の軸受箱３に鋳込むことで
ブッシュ２の硬度が均一で、生産性に優れ、低コストの
車両用充電発電機のアルミ製エンドブラケット１を提供
できる。
アルミ製エンドブラケット１の軸受箱３に鋳込むことで
ブッシュ２の硬度が均一で、生産性に優れ、低コストの
車両用充電発電機のアルミ製エンドブラケット１を提供
できる。
【００１４】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、生産性に
優れ、低コストの軸受ブッシュを備えた車両用充電発電
機を提供できる。
優れ、低コストの軸受ブッシュを備えた車両用充電発電
機を提供できる。
【００１５】本発明によれば、軸受箱内のブッシュ硬度
が均一で、生産性に優れ、低コストの軸受ブッシュを備
えた車両用充電発電機のブッシュの固定方法を提供でき
る。
が均一で、生産性に優れ、低コストの軸受ブッシュを備
えた車両用充電発電機のブッシュの固定方法を提供でき
る。
【図１】本発明の実施例における車両用充電発電機の部
分断面図。
分断面図。
【図２】本発明のエンドブラケットの断面図。
【図３】ブッシュの斜視図。
【図４】ブッシュの製造工程フロー図である。
１…アルミ製エンドブラケット、２…軸受ブッシュ、３
…軸受箱、４…軸受、５…回転子、６…回転軸。
…軸受箱、４…軸受、５…回転子、６…回転軸。
フロントページの続き (72)発明者 秋葉 光一 茨城県勝田市大字高場2520番地 株式会社 日立製作所自動車機器事業部内
Claims (3)
- 【請求項１】回転子鉄心を固着した回転軸を回転自在に
支承する軸受と、該軸受をエンドブラケットに支承する
ための軸受ブッシュを備えた車両用充電発電機におい
て、前記軸受ブッシュは周囲に貫通窓を有する環状の板
部材からなり前記エンドブラケットの中心部に鋳込み固
定されていることを特徴とした軸受ブッシュを備えた車
両用充電発電機。 - 【請求項２】回転子鉄心を固着した回転軸を回転自在に
支承する軸受と、該軸受をエンドブラケットに支承する
ための軸受ブッシュを備えた車両用充電発電機におい
て、前記軸受ブッシュは鉄製棒材または線材を平板に圧
延した物を用い、適正な幅と長さに切断した後、両端面
を突き合わせて円筒状に成形し前記エンドブラケットの
中心部に鋳込み固定することを特徴とした車両用充電発
電機ブッシュの固定方法。 - 【請求項３】請求項２において、前記平板は圧延した
後、小径穴を打ち抜きまたは機械加工により形成するこ
とを特徴とする車両用充電発電機ブッシュの固定方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4042761A JPH05244746A (ja) | 1992-02-28 | 1992-02-28 | 軸受ブッシュを備えた車両用充電発電機とブッシュの固定方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4042761A JPH05244746A (ja) | 1992-02-28 | 1992-02-28 | 軸受ブッシュを備えた車両用充電発電機とブッシュの固定方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05244746A true JPH05244746A (ja) | 1993-09-21 |
Family
ID=12644965
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4042761A Pending JPH05244746A (ja) | 1992-02-28 | 1992-02-28 | 軸受ブッシュを備えた車両用充電発電機とブッシュの固定方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05244746A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2015037160A1 (ja) * | 2013-09-13 | 2015-03-19 | 多摩川精機株式会社 | レゾルバ収容用筐体構造 |
| CN104821679A (zh) * | 2015-05-20 | 2015-08-05 | 常州力速电气科技有限公司 | 电机端盖及其生产方法 |
| WO2017077585A1 (ja) * | 2015-11-04 | 2017-05-11 | 三菱電機株式会社 | 電動機 |
-
1992
- 1992-02-28 JP JP4042761A patent/JPH05244746A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2015037160A1 (ja) * | 2013-09-13 | 2015-03-19 | 多摩川精機株式会社 | レゾルバ収容用筐体構造 |
| JP2015055586A (ja) * | 2013-09-13 | 2015-03-23 | 多摩川精機株式会社 | レゾルバ収容用筐体構造 |
| CN104821679A (zh) * | 2015-05-20 | 2015-08-05 | 常州力速电气科技有限公司 | 电机端盖及其生产方法 |
| WO2017077585A1 (ja) * | 2015-11-04 | 2017-05-11 | 三菱電機株式会社 | 電動機 |
| US10302136B2 (en) | 2015-11-04 | 2019-05-28 | Mitsubishi Electric Corporation | Motor and method for producing the same |
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