JPH052446U - 面付け型圧電振動子 - Google Patents

面付け型圧電振動子

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JPH052446U
JPH052446U JP5588491U JP5588491U JPH052446U JP H052446 U JPH052446 U JP H052446U JP 5588491 U JP5588491 U JP 5588491U JP 5588491 U JP5588491 U JP 5588491U JP H052446 U JPH052446 U JP H052446U
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JP
Japan
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case
piezoelectric vibrator
type piezoelectric
terminal
conductor piece
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Application number
JP5588491U
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English (en)
Inventor
薫 山際
孝 長谷川
通孝 押川
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Toko Inc
Original Assignee
Toko Inc
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  • Piezo-Electric Or Mechanical Vibrators, Or Delay Or Filter Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】自動挿入機によってプリント基板に取付けるこ
とができ、端子の強度が大きく、耐振動性のよい面付け
型圧電振動子を提供する。 【構成】端子ピン型圧電振動子10を収容した角形ケース
20内に、導体片30を固定し、端子ピン型圧電振動子10の
全ての端子14をケース20の一端部側に導出するととも
に、ケース20の他端部側には導体片30を導出し、この導
体片30を、プリント基板に固定するためだけの擬似端子
とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、面付け型の圧電振動子の構造に係り、特に、本体から複数の端子を 一方向に突出した端子ピン型の圧電振動子を、角形のケースの中に取付けて構成 した面付け型の圧電振動子に関するものである。
【0002】
【従来の技術とその課題】
図1は、端子ピン型圧電振動子10の一例を示すもので、合成樹脂で被覆された 本体12からは、3本の端子14が一方向に突出している。本体12の内部にはセラミ ック振動板16が取付けられており、図示しないその電極に端子14は電気的な接続 をとって固定されている。18は絶縁基板であり、その表面には電極が設けられて コンデンサが形成されている。 このような端子ピン型圧電振動子10を利用した従来の面付け型圧電振動子とし ては、図2のようなものがある。これは、角形のケース1の一つの面から突出し た3本の端子14を折り曲げて、図でケース1の上面にそれぞれの端子14を導出さ せたものである。すなわち、両側の2本の端子14a、14cはそれぞれ2回折り曲 げることによって、ケース1の上面の一端部に導出し、中央の端子14bは図3の ようにケース1の下を這わせた後、さらに折り曲げてケース1上面の他端部に導 出した構成である。 ところが、このような構造では、特に中央の端子14bを4回も折り曲げなけれ ばならないため、成形加工が面倒なうえ、端子14bの強度が低下する問題があっ た。
【0003】 一方、図4のように、ケースを使用せず、端子14を折り曲げて本体12の一つの 面と平行な位置に導出し、これを横向きにしてプリント基板2に取付けるように したものもある。 この場合、製造や加工は容易になるが、外形寸法が一定でなく箱形でもないの で、プリント基板への装着を自動挿入機によって行えない欠点があった。また、 プリント基板2に半田付けされるのが圧電振動子の一端部側だけになるので、安 定性が悪く、取付け強度が小さい問題もあった。
【0004】
【考案の目的】
本考案は、自動挿入機によってプリント基板に取付けることができ、かつ、端 子の強度が大きく、製造の容易な面付け型圧電振動子を提供することを目的とす る。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は、端子ピン型圧電振動子10を収容した角形ケース内に、導体片を取付 けて固定し、端子ピン型圧電振動子10の全ての端子をケースの一端部側に導出す るとともに、ケースの他端部側には導体片を導出し、この導体片をプリント基板 に固定するためだけの擬似端子とした構成を特徴とするものである。
【0006】
【実施例】
図5及び図6は、それぞれ本考案の一実施例に係るケース20の斜視図及び平面 図である。ケース20は、底面に端子14を挿入するための三つの貫通孔22が形成さ れ、上面が開口されている。また、ケース20の端縁には浅い切欠部24が設けられ ている。
【0007】 図7及び図8は、このケース20を用いた面付け型の圧電振動子の構成例を示す もので、図7は側面図、図8はその一部をA−A線で断面にした図である。 端子ピン型圧電振動子10は、端子14を貫通孔22に通してケース20内に収容され ており、端子14はケース20の表面に沿って2回折り曲げられてケース20の一側面 の端部に導出されている。ケース20の他端部には導体片30が取付けてあり、導体 片30は2回折り曲げられ、切欠部24を通してその一部がケース20の内部に挿入さ れている。ケース20の内部には、エポキシ系などの接着剤40を充填し固化して本 体12と導体片30を固定している。接着剤40としては、ジュレツ等の合成樹脂を用 いてもよい。
【0008】 導体片30は、端子ピン型圧電振動子10に電気的には接続されず、電気的な作用 は行わない擬似端子を形成している。この面付け型圧電振動子がプリント基板に 実装されるときには、導体片30からなる擬似端子も端子14と共にプリント基板の 導体パターンに半田付けされて取付け強度を向上させる。なお、導体片30は、ケ ース20に固定してから折り曲げてもよいが、あらかじめ断面コ字形に成形したも のをケース20に取付けてもよい。
【0009】
【考案の効果】
本考案による面付け形圧電振動子は、外形寸法の一定な角形ケースの両端部に 圧電振動子の端子と擬似端子をそれぞれ導出した構造なので、自動挿入機を使用 できるばかりでなく、プリント基板への実装強度が大きくなり、耐振動性が向上 する。また、端子をケースの表面に沿って長く這わせたり何度も折り曲げたりし なくてよいので、端子の強度が増すうえ、製造が容易になる効果もある。
【0010】
【図面の簡単な説明】
【図1】 端子ピン型圧電振動子の一部を切欠した正面
【図2】 従来の面付け圧電振動子の斜視図
【図3】 同、側面図
【図4】 従来の別な面付け圧電振動子の側面図
【図5】 本考案の面付け圧電振動子に係るケースの斜
視図
【図6】 同、平面図
【図7】 本考案の面付け圧電振動子の一実施例を示す
平面図
【図8】 図7のA−A線断面図
【符号の説明】
10 端子ピン型圧電振動子 12 本体 14 端子 20 ケース 22 貫通孔 30 導体片 40 接着剤

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 合成樹脂で被覆された本体から複数の端
    子を一方向に突出してなる端子ピン型圧電振動子と、底
    面に複数の貫通孔を有する角形のケースと、導体片とを
    備え、端子を貫通孔に通して該端子ピン型圧電振動子の
    本体をケースの内部に収容するとともに、導体片の一部
    をケースの内部に収容し、ケース内に充填した接着剤で
    端子ピン型圧電振動子と導体片をケースに固定し、ケー
    ス外に突出した端子及び導体片を、折り曲げ成形してケ
    ースの両端部にそれぞれ導出したことを特徴とする面付
    け型の圧電振動子。
JP5588491U 1991-06-21 1991-06-21 面付け型圧電振動子 Pending JPH052446U (ja)

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JP5588491U JPH052446U (ja) 1991-06-21 1991-06-21 面付け型圧電振動子

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JPH052446U true JPH052446U (ja) 1993-01-14

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