JPH05244642A - Museデコーダ - Google Patents

Museデコーダ

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Publication number
JPH05244642A
JPH05244642A JP4043859A JP4385992A JPH05244642A JP H05244642 A JPH05244642 A JP H05244642A JP 4043859 A JP4043859 A JP 4043859A JP 4385992 A JP4385992 A JP 4385992A JP H05244642 A JPH05244642 A JP H05244642A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
muse
circuit
decoder
audio
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP4043859A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuhito Sakurai
康仁 桜井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 MUSEデコーダ10内に、ALC回路1
4,クランプ回路16,A/Dコンバータ18および同
期検出回路20を共用するMUSE−NTSCダウンコ
ンバータ30を構成する。メインデコード処理部22か
らはハイビジョンモニタ用のビデオ信号が得られ、ダウ
ンコンバータ30のダウンコンバート処理部32からN
TSCビデオ信号が得られる。 【効果】 MUSEデコーダにダウンコンバータ30を
内蔵することによって、ハイビジョンモニタでハイビジ
ョン画像を視聴しながら、それを家庭用VTRで記録す
ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はMUSEデコーダに関
し、特にたとえば衛星放送で送られてくるMUSE信号
を受信してモニタテレビに画像を表示したり家庭用VT
Rに録画するために用いられる、MUSEデコーダに関
する。
【0002】
【従来の技術】いわゆるハイビジョンでは、ベースバン
ド信号を伝送する手段としてMUSE方式と呼ばれる帯
域圧縮技術が用いられる。このMUSE信号からモニタ
用のビデオ信号を得るためにはMUSEデコーダが必要
であり、MUSEデコーダは、現在既にIC化されてお
り24種38個の専用IC,略19メガビットのメモリ
および数十個の汎用ICによって構成される(テレビジ
ョン学会誌vol.45,No. 11,pp. 1370〜137
3(1991))。このMUSEデコーダはBSチュー
ナの検波出力やMUSEレーザディスクの出力などのM
USE信号をデコードして、RGB出力信号,コンポジ
ット同期信号および輝度(Y)信号,色差信号を出力す
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のMUSEデコー
ダから出力されるRGB出力信号やY,色差信号は現在
市販されている家庭用VTRでは記録できない。一方、
ハイビジョン放送を視聴しつつ、画質を落としてでもこ
れを家庭用VTRに記録したいという要求があるが、従
来そのような手段はなかった。
【0004】それゆえに、この発明の主たる目的は、ハ
イビジョン画像を家庭用VTRで記録できる、MUSE
デコーダを提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、MUSE信
号のゲインをコントロールするゲインコントロール手
段,ゲインコントロール手段の出力信号のレベルをコン
トロールするレベルコントロール手段,レベルコントロ
ール手段の出力信号をディジタル信号に変換するA/D
変換手段およびディジタル信号からタイミング信号を検
出する同期検出手段を含み、ディジタル信号およびタイ
ミング信号からハイビジョン信号を生成し、かつディジ
タル信号から音声信号を生成するMUSEデコーダにお
いて、ゲインコントロール手段,レベルコントロール手
段,A/D変換手段および同期検出手段を共用するかつ
ディジタル信号をNTSCビデオ信号に変換するダウン
コンバータを備えることを特徴とする、MUSEデコー
ダである。
【0006】
【作用】ゲインコントロール手段,レベルコントロール
手段およびA/D変換手段を介して得られるディジタル
信号と、同期検出手段からのタイミング信号とによって
コンポジットビデオ信号を生成し、ディジタル信号から
音声信号を得る。MUSE−NTSCダウンコンバータ
においても、これら各手段が必要であり、したがって、
MUSEデコーダとダウンコンバータで共用できる回路
を共用し、家庭用VTRにはダウンコンバータからのビ
デオ信号を与えるようにする。
【0007】なお、音声モード情報や内部ステータス情
報などの詳細情報が必要な場合には、モード/ステータ
ス表示手段を用いることによって、たとえば画面上に必
要な情報映像として表示される。MUSEデコーダの音
声処理手段にビデオ出力用の音声出力マトリクス手段を
接続することによって、家庭用VTRに適した音声信号
が得られる。
【0008】
【発明の効果】この発明によれば、デコーダ回路の一部
を共用してダウンコンバータを増設することができる。
したがって、さほどコストアップを招くことなく、ハイ
ビジョンモニタで高品位画像を視聴できるとともに、品
位は多少落ちるものの、家庭用VTRでハイビジョン画
像を記録できる。
【0009】この発明の上述の目的,その他の目的,特
徴および利点は、図面を参照して行う以下の実施例の詳
細な説明から一層明らかとなろう。
【0010】
【実施例】図1を参照して、この実施例のMUSEデコ
ーダ10は端子12からMUSE信号が与えられるゲイ
ンコントロール(以下単に「ALC」)回路14を含
む。ALC回路14によってMUSE信号のゲインがコ
ントロールされ、その出力信号のレベルがクランプ回路
16によってコントロールされる。クランプ回路16の
出力信号がA/Dコンバータ18に与えられてディジタ
ル信号に変換される。ディジタル信号は同期回路20に
与えられ、タイミング信号が検出される。ディジタル信
号とタイミング信号とがハイビジョン用のデコーダメイ
ン処理部22に与えられ、デコード処理される。そし
て、デコーダメイン処理部22の出力信号がD/Aコン
バータ24によってアナログのベースバンド信号に変換
された後、マトリクス処理回路26によって所望のハイ
ビジョン信号に変換されて端子28から出力される。
【0011】注目すべきは、MUSEデコーダ10にダ
ウンコンバータ30を内蔵したことである。ダウンコン
バータ30は、主としてMUSE信号をNTSC方式用
のTV受像機に表示するために用いられ、MUSEデコ
ーダ10に内蔵されるものではなかった。なぜなら、M
USEデコーダ10では、上述のように、MUSE信号
からそのままハイビジョンビデオ信号を得ることができ
るのであるから、それをわざわざ画質の劣るNTSC信
号に変換する必要がないからである。
【0012】このダウンコンバータ30ではMUSE信
号の有する時間軸方向への帯域分散をほとんど無視して
おり、その結果水平および垂直方向の解像度が落ちてし
まう。しかし、ダウンコンバータ30により出力される
コンポジットビデオ信号は、NTSC信号並みの画像品
位を有しNTSC方式にほぼ準拠しているので、ハイビ
ジョン画像を家庭用VTRで録画するには最適の信号で
ある。そこで、この発明では、MUSEデコーダ10の
一部回路を共用することによって、MUSEデコーダ1
0内にダウンコンバータ30を合理的に増設し、そこか
ら家庭用VTRのためのNTSCコンポジットビデオ信
号を得る。
【0013】すなわち、ダウンコンバータ30は、AL
C回路14,クランプ回路16,A/Dコンバータ18
および同期検出回路20を共用して構成される。ダウン
コンバータ30においては、A/Dコンバータ18から
のディジタル信号と同期検出回路20からのタイミング
信号とがダウンコンバート処理部32に与えられ、ダウ
ンコンバートされた信号はD/Aコンバータ34によっ
てアナログ信号に変換される。そして、ビデオエンコー
ダ回路36によって、アナログ信号からNTSC方式に
ほぼ準拠したコンポジットビデオ信号が生成され、端子
38から出力される。
【0014】また、A/Dコンバータ18からのディジ
タル信号は音声処理回路40に与えられる。音声処理回
路40は、周知のように、周波数変換回路,2値3値変
換回路,デインターリーブ,DPCMデコード回路およ
びD/Aコンバータなど(いずれも図示せず)を含む。
音声処理回路40の出力は端子42および44から、そ
れぞれハイビジョンモニタ用の音声信号およびVTR用
の音声信号として出力される。
【0015】このようなMUSEデコーダ回路10を用
いることによって、端子28および42からハイビジョ
ンモニタ用のビデオ信号および音声信号を得ることがで
きるとともに、端子38および44から家庭用VTR用
のビデオ信号および音声信号を得ることができる。図2
を参照して、他の実施例のMUSEデコーダ10はモー
ド/ステータス表示回路46を含む。モード/ステータ
ス表示回路46としては、一般の家庭用TV受像機で用
いられる汎用の回路がそのまま用いられ得る。モード/
ステータス表示回路46には、同期検出回路20および
音声処理回路40から、それぞれ内部ステータス情報を
含むタイミング信号および音声モード情報を含む音声信
号が与えられ、情報を表す映像信号に変換する。ここ
で、内部ステータス情報とは、MUSEデコーダ10の
内部で現在何を処理しているかを表示する情報である。
音声モード情報とは、たとえば3−1ステレオ方式(音
声の4チャネルをCH1=L音声,CH2=R音声,C
H3=センタ音声,CH4=サラウンド音声と割り振る
方式)でMUSE放送が行われた場合、番組によってそ
の音声の組合せが異なるが、どの組合せによって情報を
流しているかという情報を示す。そして、モード/ステ
ータス表示回路46からこのようにして得られる映像信
号またはD/Aコンバータ34からのNTSCビデオ信
号が切換スイッチ48によって選択され、ビデオエンコ
ーダ36を介して端子38から出力される。その他の構
成については図1に示す先の実施例と同様であるので、
重複する説明は省略する。
【0016】図2に示すこのようなMUSEデコーダ1
0を用いれば、キャビネット(図示せず)には簡易的な
表示機能のみを搭載させておき、詳細情報が必要な場合
に、切換スイッチ48をD/Aコンバータ34側からモ
ード/ステータス表示回路46側に切り換えて端子38
をたとえば家庭用TV受像機に接続することで、MUS
Eデコーダ10に特別な表示機能を付加することなく、
また特殊な表示装置も必要とせずに、MUSE信号の音
声モード情報やMUSEデコーダ10の内部ステータス
情報を必要なときだけ画面上に表示することができる。
【0017】この実施例によれば、従来のようにMUS
E信号の音声モード情報やデコーダ回路の内部ステータ
ス情報を、LED,LCDまたは蛍光表示パネルなどを
用いて表示する場合の問題を解決できる。すなわち、M
USEデコーダの多機能化による表示内容の増大やキャ
ビネットの小型化などによって上述のような表示方法で
は情報の十分な表示が困難になってきているし、画面上
にオンスクリーン表示する方法は大幅なコストアップに
つながるが、この実施例では、モード/ステータス表示
回路46を設けているので必要な情報をオンスクリーン
表示できるとともに、ダウンコンバータ30のビデオエ
ンコーダ回路36を共用するので、そのようなオンスク
リーン表示を極めてローコストで実現できる。
【0018】さらに、図3を参照して他の実施例のMU
SEデコーダ10は、音声処理回路40と端子42との
間に、視聴環境に合わせて選択,混合できる視聴音声用
の音声マトリクス処理回路50を介挿する。また、音声
処理回路40と端子44との間に家庭用VTR用の音声
マトリクス処理回路52を介挿する。その他の構成につ
いては、図1に示すデコーダ回路10と同様であるの
で、重複した説明は省略する。
【0019】図3に示すMUSEデコーダ10によれ
ば、以下のような効果が得られる。すなわち、MUSE
方式ではAモード音声の場合4チャネルあるため、たと
えば3−1ステレオ方式でMUSE放送が行われる。こ
のとき、MUSEデコーダの出力を直接視聴したい場合
には、音声マトリクス処理回路50によって、4スピー
カを用いて方式に合わせた視聴環境を得ることができ
る。また、同時に家庭用VTRに録音したい場合には、
音声マトリクス処理回路52によって、4チャネルを2
チャネルに混合して録音することができる。したがっ
て、視聴環境および録音環境にそれぞれ応じた音声出力
のマトリクス処理が行える。このように、MUSE音声
形式や視聴環境に拘わらず、家庭用VTRに対して最適
な2チャネルの音声信号を出力できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】この発明の他の実施例を示すブロック図であ
る。
【図3】この発明のその他の実施例を示すブロック図で
ある。
【符号の説明】
10 …MUSEデコーダ 14 …ALC回路 16 …クランプ回路 18 …A/Dコンバータ 20 …同期検出回路 30 …ダウンコンバータ 40 …音声処理回路 46 …モード/ステータス表示回路 50,52 …音声マトリクス回路

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】MUSE信号のゲインをコントロールする
    ゲインコントロール手段,前記ゲインコントロール手段
    の出力信号のレベルをコントロールするレベルコントロ
    ール手段,前記レベルコントロール手段の出力信号をデ
    ィジタル信号に変換するA/D変換手段および前記ディ
    ジタル信号からタイミング信号を検出する同期検出手段
    を含み、前記ディジタル信号および前記タイミング信号
    からハイビジョン信号を生成し、かつ前記ディジタル信
    号から音声信号を生成するMUSEデコーダにおいて、 前記ゲインコントロール手段,前記レベルコントロール
    手段,前記A/D変換手段および前記同期検出手段を共
    用するかつ前記ディジタル信号をNTSCビデオ信号に
    変換するダウンコンバータを備えることを特徴とする、
    MUSEデコーダ。
  2. 【請求項2】前記MUSE信号の音声モード情報および
    内部ステータス情報を映像信号に変換するモード/ステ
    ータス表示手段、および前記ダウンコンバータからの前
    記ビデオ信号および前記映像信号の一方を選択的に出力
    する選択手段を備える、請求項1記載のMUSEデコー
    ダ。
  3. 【請求項3】前記音声信号をビデオ出力用にマトリクス
    処理する音声マトリクス処理手段を備える、請求項1ま
    たは2記載のMUSEデコーダ。
JP4043859A 1992-02-28 1992-02-28 Museデコーダ Withdrawn JPH05244642A (ja)

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Effective date: 19990518