JPH03136494A - テレビジョン受像機 - Google Patents

テレビジョン受像機

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JPH03136494A
JPH03136494A JP1273697A JP27369789A JPH03136494A JP H03136494 A JPH03136494 A JP H03136494A JP 1273697 A JP1273697 A JP 1273697A JP 27369789 A JP27369789 A JP 27369789A JP H03136494 A JPH03136494 A JP H03136494A
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JP
Japan
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signal
circuit
definition
television
broadcasting system
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JP1273697A
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Inventor
Takahito Katagiri
片桐 孝人
Masaru Sakurai
優 桜井
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) この発明は、例えばハイビジョン信号を受信するための
テレビジョン受像機に関する。
(従来の技術) 近年、テレビジョン受像機の大型化に伴い、高画質に対
する要求が高まってきた。
この要求に答えるために、HD T V (Exten
dedDefinition Te1evision)
やHD T V (H1ghDef’1nltion 
Te1ev1s1on)といった新しい放送方式が開発
されている。
ここで、HDTVは現行のNTSC信号を改良すること
により、画質の改善を図ろうとするものである。
これに対し、HDTVはNTSC方式とは全く異なる方
式により、画質の改善を図ろうとするものである。この
HDTVの代表例としてハイビジョンがある。このハイ
ビジョンは、輝度信号(以下、Y信号という)と色差信
号(以下、C信号という)がもともと周波数分離されて
いる点でNTSC方式と異なるとともに、走査線数やア
スペクト比等についてもNTSC方式と異なる。
現在、これら2つの方式は、開発段階から実用段階へと
移行しつつある。
現在のHDTVは第1世代のHDTVといわれている。
この第1世代のHDTVは、3次元Y/C分離処理と動
き適応型順次走査変換処理を受信側の処理の軸としてい
る。現在、このような処理が可能な大型テレビジョン受
像機が、HDTV放送の開始に先立ってすでにいくつか
のメーカによって発売されている。
HDTVの1つであるハイビジョンの放送は、衛星(B
S−Ina)を使って行われることが決まっている。こ
の放送衛星は1990年に打上げ予定である。そして、
ハイビジョン放送は放送衛星(BS−IIIa)の打上
げに伴って開始される予定となっている。
なお、ハイビジョン信号の伝送方式としては、M U 
S E  (Multiple 5ub−Nyquls
t SamplingEncoding)方式が用いら
れる見込みである。したがって、受信側では、MUSE
信号をもとのハイビジョン信号に復号するためのMUS
Eデコード処理が必要となる。
ところで、EDTVは上記の如く現行のNTSC方式を
改良したものであるため、NTSC方式とのと両立性を
考慮されている。したがって、通常は、HDTV受像機
でNTSC信号を受信することは可能である。
これに対し、ハイビジョンは上記の如くNTSC方式と
は全く異なる方式であるため、NTSC方式と両立性は
考慮されていない。したがって、ハイビジョン受像機で
は、EDTVi号も含めたNTSC信号を受信すること
はできない。
しかし、衛星放送においては、当面の間、ハイビジョン
放送とNTSC放送(EDTV放送も含む)とがチャン
ネルごとに混在する可能性がある。
また、同一チャンネルでも、時間によって、2つの放送
が混在する可能性がある。
そこで、ハイビジョン受像機においても、ハイビジョン
放送だけでなく、NTSC放送を受信可能なハイビジョ
ン受像機が望まれる。現在、各メーカともこのようなハ
イビジョン受像機の研究、開発を盛んに行っている。
第3図はHDTV放送を含めたNTSC放送も受信可能
な従来のハイビジョン受像機の構成を示す回路図である
。なお、以下の説明では、HDTV放送を含めたNTS
C放送としてHDTV放送を代表として説明する。
図示のハイビジョン受像機は、EDTv処理回路13と
MUSE処理回路18を有し、受信テレビジョン信号が
HDTV信号かハイビジョン信号かの判定結果に基づい
てこれら2つの処理回路13.18の処理出力を択一的
に選択することにより、HDTV信号も受信可能とした
ものである。
すなわち、アンテナ11からの中間周波信号(以下、I
F倍信号記す)はBSチューナ12に供給される。この
BSチューナ12は入力信号に検波、デイエンファシス
等の処理を施すことにより、ビデオ信号V、、V2を得
る。ここで、ビデオ信号VIはIF倍信号対して検波、
デイエンファシス等の処理を施すことにより得られたビ
デオ信号で、HDTV処理回路13に供給される。これ
に対し、ビデオ信号v2は検波処理のみをよって得られ
たビデオ信号で、MUSE処理回路18に供給される。
HDTV処理回路13に供給されたビデオ信号V、は、
3次元Y/C分離回路131によりY信号とC信号に分
離される。すなわち、3次元Y/C分離回路131はフ
レームメモリを有し、静画の場合は、フレーム相関を利
用して、入力信号をY信号とC信号に分離する。また、
この3次元Y/C分離回路131は、例えば、くし型フ
ィルタを有し、動画の場合は、フィールド内相関を利用
して入力信号をY信号とC信号に分離する。
このような3次元Y/C分離を行うことにより、従来の
周波数分離方式やくし型フィルタ方式によるY/C分離
で問題となっていたクロスカラーやドツト妨害を著しく
軽減することができ、良好なY/C分離を行うことがで
きる。したがって、この分離出力をY/C分離記録方式
の高画質ビデオテープレコーダ(以下、ビデオテープレ
コーダをVTRという)が接続されるS端子14に記録
信号として供給することができる。
3次元Y/C分離回路131の分離出力は、また、セレ
クタ133の一方の入力端子に供給される。このセレク
タ133の他方の入力端子には、端子15から入力され
るVTRの再生信号等が供給される。このセレクタ13
3は、ユーザの指示によって2つの入力信号のいずれか
一方を選択する。
セレクタ133の選択出力は動き適応型順次走査変換回
路134に供給され、飛越し走査信号から順次走査信号
に変換される。すなわち、動き適応順次走査変換回路1
34はフィールドメモリとラインメモリを有する。そし
て、静画の場合は、前のフィールドのデータを用いて補
間ラインのデータを生成し、動画の場合は、上下のライ
ンのデータを用いて補間う4ンのデータを生成する。
動き適応型順次走査変換回路134の変換出力は水平圧
縮回路16に供給され、水平方向の時間を3/4倍に圧
縮される。これにより、HDTV画像が横長に表示され
ることが防止される。
すなわち、ハイビジョン受像機では、モニタのアスペク
ト比が9=16に設定されている。しかし、NTSC方
式と両立制を有するHDTVのアスペクト比は4:3で
ある。したがって、この両立制を有するHDTV信号を
そのままハイビジョンモニタに供給すると、第4図(a
)に示すように、水平方向に広がった画像が得られる。
そこで、水平圧縮回路16を設け、EDTV信号の水平
方向の時間を3/4倍に圧縮することにより、第4図(
b)に示すように、モニタ上にアスペクト比4:3の画
像を写し出すようにしているわけである。
水平圧縮回路16の圧縮出力はセレクタ17の一方の入
力端子に供給される。
次に、上記MUSE処理回路18に供給されたビデオ信
号v2は、MUSE映像処理回路181に供給され、M
USE信号をもとのハイビジョン信号に戻すための復号
処理を受ける。この復号出力は上記セレクタ17の他方
の入力端子に供給される。
セレクタ17は受信信号がHDTV信号である場合は、
水平圧縮回路16の圧縮出力を選択し、MUSE信号で
ある場合は、MUSE映像処理回路181の復号出力を
選択する。
セレクタ17の選択動作は、EDTV処理回路13の同
期再生回路134とMUSE処理回路18の同期再生回
路182と、判定回路19によって制御される。
すなわち、同期再生回路134はEDTV信号に基づい
て同期信号を再生する。したがって、この同期再生回路
134では、受信信号がHDTV信号である場合は、同
期が引き込まれ、MUSE信号である場合は同期がはず
れる。同期再生回路134はこの同期、非同期を示す信
号を出力するように構成されている。この信号は判定回
路19に供給される。同様に、同期再生回路182はM
USE信号に基づいて同期信号を再生する。したがって
、この同期再生回路182では、受信信号MUSE信号
である場合は、同期が引き込まれ、HDTV信号である
場合は同期がはずれる。同期再生回路182はこの同期
、非同期を示す信号を出力するように構成されている。
この信号は判定回路19に供給される。
判定回路19は2つの人力信号をもとに、受信信号がH
DTV信号であるがMUSE信号であるかを判定する。
この判定結果はセレクタに制御信号として供給される。
これにより、セレクタ17では、受信信号がHDTV信
号である場合は、水平圧縮回路16の圧縮出力が選択さ
れ、MUSE信号である場合は、MUSE映像処理回路
181の復号出力がを選択される。
セレクタ17の選択出力はハイビジョンモニタ20に供
給され、画像表示に供される。
なお、第3図のハイビジョン受像機では、EDTV画像
は、第4図(b)に示すように、走査線数が525本の
1:1順次走査によって表示されるようになっている。
これに対し、ハビジョン画像は、第4図(c)に示すよ
うに、走査線数が1125本の2:1飛越し走査によっ
て表示されるようになっている。したがって、ハイビジ
ョンモニタ20においては、受信信号の種類によって走
査方式を切り換えるようになっている。この切換えも判
定回路19の判定出力の基づいてなされる。
以上がHDTV信号も受信可能な従来のハイビジョン受
像機の概略である。
ところで、高画質化の要求は上述したような放送メディ
アだけでなく、パッケージメディアにも広がっている。
特に、VTRにおいては、Y/c分離記録方式の高画質
VTRが一般に普及しつつある。
この高画質VTRは、HDTV放送やハイビジョン放送
等が開始されれば、当然高画質記録の要求が高まるので
、相乗効果により一層普及することが考えられる。
しかし、上述した従来のハイビジョン受像機では、Y/
C分離記録方式の高画質VTRを接続してHDTV信号
は記録することができるが、ノ\イビジョン信号は記録
することができないというという問題があった。
すなわち、HDTV信号については、S端子14に高画
質VTRを接続することにより記録することができる。
これに対し、ハイビジョン信号はもともとY信号とC信
号とが周波数分離されているものの、走査線数がNTS
C方式と異なるため、MUSE処理回路18の出力端子
に高画質VTRを接続してもハイビジョン信号を記録す
ることができない。
この筒題は、高画質VTRではなく、通常のVTRを接
続する場合でも同じである。
すなわち、HDTV信号であれば、BSチューナ12の
出力端子に通常のVTRを接続することにより、記録す
ることができる。これに対し、ハイビジョン信号はもと
もとY信号とC信号とが周波数分離され、かつ、走査線
数がNTSC方式と全くことなるため、通常のVTRで
は記録することができない。
(発明が解決しようとする課題) 以上述べたように従来のハイビジョン受像機においては
、ハイビジョン信号の形態がNTSC信号の形態と全く
異なるため、NTSC用の高画質VTRや通常のVTR
を接続しても、ハイビジョン信号を記録することができ
ないという問題があった。
そこで、この発明は、放送方式としてハイビジョンとN
TSC方式を代表として説明するならば、Y/C分離記
録方式の高画質VTRや通常のVTRで記録可能なハイ
ビジョン信号を出力することができるテレビジョン受像
機を提供することを目的とする。
[発明の構成] (課題を解決するための手段及び作用)上記目的を達成
するために第1の発明は、放送方式としてハイビジョン
とNTSC方式を代表して説明するならば、ハイビジョ
ン信号の走査線数をNTSC方式の走査線数に変換する
手段を設けるようにしたものである。
上記構成によれば、ハイビジョン信号はもともとY信号
とC信号とが周波数分離されており、これが走査線数変
換によりNTSC方式と同じ走査線数となるため、NT
SC用の高画質VTRで記録可能となる。
また、第2の発明は、ハイビジョン信号の走査線数をN
TSC方式の走査線数に変換する手段と、この手段に直
列接続され、ハイビジョン信号のY信号とC信号とを周
波数多重する手段とを設けるようにしたものである。
上記構成によれば、ハイビジョン信号は走査線数変換に
よりNTSC方式と同じ走査線数となり、周波数多重に
よりNTSC信号と同じくY信号とC信号とが周波数多
重された構造を有するようになるため、NTSC用の通
常のVTRで記録可能となる。
(実施例) 以下、図面を参照しながらこの発明の実施例を詳細に説
明する。
第1図はこの発明の一実施例の構成を示す回路図である
なお、第1図において、先の第3図と同一部には同一符
号を付して詳細な説明を省略する。
図において、まず、Y/C分離記録方式の高画質VTR
に記録可能なハイビジョン信号を得るための構成を説明
する。
MUSE処理回路18のMUSE映像処理回路181か
ら出力されるハイビジョン信号は、走査線数変換回路3
1に供給され、高画質VTRで記録可能な信号に変換さ
れる。
すなわち、MUSE映像処理回路181から出力される
ハイビジョン信号は、アスペクト比が16=9、走査線
数1125本の2=1飛越し走査信号である。また、こ
のハイビジョン信号はもともとY信号とC信号とが周波
数分離されている。
走査線数変換回路31はこのようなハイビジョン信号を
アスペクト比はそのままにし、走査線数が525本の2
=1飛越し走査信号に変換する。この信号のフォーマッ
トは、アスペクト比を除いて、上記HDTV処理回路1
3の3次元Y/C分離回路131から出力されるHDT
V信号のフォーマットと同じである。したがって、走査
線数変換回路31により、走査線数を変換されたハイビ
ジョン信号は高画質VTRで記録可能となる。
この場合、ハイビジョン信号は上記の如くY信号とC信
号とがもともと周波数分離されており、これらはMUS
E信号の状態においても周波数多重されることがない。
したがって、走査線数変換回路31からは、Y信号とC
信号とのクロストークを全く含まないハイビジョン信号
が得られる。
また、走査線数の変換によっても、ハイビジョン信号の
高画質、広帯域特性は失われない。したかっ、走査線数
の変換によって得られるハイビジョン信号を高画質VT
Rに記録すれば、再生時、高画質画像を再生することが
できる。
なお、第1図では、・走査線数変換回路31の変換出力
と3次元Y/C分離回路131のY/C分離出力とは、
セレクタ33により択一的に選択され、高画質VTRが
接続される端子34に供給されるようになっている。こ
のセレクタ34の選択動作は上記判定回路1つの判定結
果に基づいて制御されるようになっている。すなわち、
セレクタ33は、判定回路19から受信テレビジョン信
号がMUSE信号であるとの判定結果が得られた場合は
、ハイビジョン信号を選択し、HDTV信号であるとの
判定結果が得られた場合は、HDTV信号を選択する。
これにより、受信信号がハイビジョン信号である場合は
、このハイビジョン信号のY/C分離記録が可能となる
なお、走査線変換回路31の変換出力は、識別信号付加
回路32によりハイビジョン信号であることを示す識別
信号を付加された後、セレクタ33に供給されるように
なっている。この識別信号の役割については後述する。
次に、通常のVTRで記録可能なハイビジョン信号を得
るための構成を説明する。
上記走査線変換回路31の変換出力は周波数多重回路3
5に供給され、Y信号とC信号との周波数多重がなされ
る。これにより、通常のVTRで記録可能なハイビジョ
ン信号が得られる。これは、走査線数変換回路31から
出力されるハイビジン信号のY信号とC信号とを周波数
多重することにより、アスペクト比を除いて、上記3次
元Y/C分離回路に入力されるHDTV信号と同じフォ
ーマットのハイビジョン信号が得られるからである。
なお、第1図では、周波数多重回路35の多重出力につ
いても、判定回路19の判定結果に基づいてセレクタ3
6により3次元Y/C分離回路131の入力信号と択一
的に選択し、通常のVTRが接続される端子37に供給
するようになっている。また、識別信号付加回路32に
より識別信号を付加するようになっている。
以上、高画質VTRあるいは通常のVTRで記録可能ハ
イビジョン信号を得るための構成並びにこれらをVTR
に供給するための構成を説明したが、ここで、VTRか
ら再生されたハイビジョン信号を処理するための構成を
説明する。
高画質VTRの再生信号は、端子38よりセレクタ13
2に供給される。このセレクタ132は、ユーザからの
指示に基づいて、高画質VTRの再生モードでは、端子
15から入力される再生信号を選択し、それ以外のモー
ドでは3次元Y/C分離回路131のY/C分離出力を
選択する。セレクタ132により選択された再生信号は
動き適応型順次走査変換回路134により順次走査信号
に変換された後、水平圧縮回路16に供給される。
一方、通常のVTRの再生信号は端子39よりセレクタ
40に供給される。このセレクタ40はユーザからの指
示に基づいて、通常のVTRの再生モードでは、端子3
9から入力される再生信号を選択し、それ以外のモード
では、BSチューナ12から出力されるビデオ信号v1
を選択する。
このセレクタ40により選択された再生信号は3次元Y
/C分離回路131によりY信号とC信号に分離される
。このY/C分離出力はセレクタ132を介して動き適
応順次走査変換回路134に供給され、順次走査信号に
変換された後、水平圧縮回路16に供給される。
水平圧縮回路16はハイビジョン信号の再生時は、入力
信号を水平圧縮することなく、そのままセレクタ17に
供給する。一方、HDTV信号の再生時は、入力信号を
水平圧縮してセレクタ17に供給する。
ハイビジョン信号を水平圧縮しないのは次のような理由
による。
走査線数変換回路31や周波数多重回路32から出力さ
れるハイビジョン信号のアスペクト比は16:9である
。すなわち、このハイビジョン信号をNTSCモニタに
供給すると、第2図(a)に示すような縦長の画像が得
られるが、ハイビジョンモニタに供給する場合は、第2
図(b)に示すように正常な画像が得られる。したがっ
て、この場合は、水平方向の時間を3/4倍に圧縮する
処理が不要である。そこで、第1図では、ハイビジョン
信号の再生時は、水平圧縮回路16の圧縮処理をオフし
、動き適応型順次走査変換回路133の出力をそのまま
セレクタ17に供給するようになっている。
上記識別信号付加回路32によって付加される識別信号
は、水平圧縮回路16の水平圧縮動作のオン、オフを制
御する役割を有する。すなわち、識別信号抽出回路40
は端子38あるいは端子39から入力される再生信号か
ら識別信号を抽出する。そして、この識別信号が抽出さ
れる場合は、再生信号がハイビジョン信号であると判定
して水平圧縮回路16の水平圧縮動作をオフさせる。−
方、識別信号が抽出されない場合は、再生信号がHDT
V信号であるとして水平圧縮動作をオンさせる。これに
より、ハイビジョンモニタ20上では、ハイビジョン画
像、HDTV画像のいずれについても正常な画像を再生
することができる。
以上述べたようにこの実施例によれば、走査線数変換回
路31により、ハイビジョン信号の走査線数をHDTV
信号の走査線数に変換するようにしたので、Y/C分離
記録方式の高画質VTRで記録可能なハイビジョン信号
を出力することができる。
また、この実施例によれば、走査線数変換回路31から
出力されるハイビジョン信号のY信号とC信号とを、周
波数多重回路35で周波数多重するようにしたので、通
常のVTRで記録可能なハイビジョン信号を出力するこ
とができる。
また、この実施例によれば、再生ハイビジョン信号の水
平圧縮を行わないようにしたので、ハイビジョン信号の
アスペクト比を変換しないにもかかわらず、正常なハイ
ビジョン画像を再生することができる。
また、この実施例によれば、水平圧縮を行うか否かを、
ハイビジョン信号に識別信号を付加することにより制御
するようにしたので、この制御を自動化することができ
る利点がある。
また、この実施例によれば、高画質VTRあるいは通常
のVTRを接続する端子を1つにすることができる。こ
れは、受信信号の種類に基づいてセレクタ32あるいは
36で信号選択を行うようにしたためである。
以上この発明の一実施例を説明したが、この発明はこの
ような実施例に限定されるものではない。
例えば、先の実施例では、識別信号に基づいて水平圧縮
回路16の水平圧縮動作をオン、オフ制御する場合を説
明した。しかし、この発明は、セレクタを設け、水平圧
縮回路16の入出力信号を識別信号の基づいて択一的に
選択するようにしてもよい。また、職別信号を用いず、
ユーザの指示に基づいてこのようなオン、オフ制御や選
択制御を行うようにしてもよい。
また、先の実施例では、高画質VTR用と通常のVTR
用のハイビジョン信号を得る場合を説明した。しかし、
この発明はどちらか一方のハイビジョン信号を得るよう
にしてもよい。この場合、通常のVTR用のハイビジョ
ン信号のみを得るようにする場合は、走査線数変換回路
31と周波数多重回路35とは、直列接続されるもので
あれば、その接続順序は問わない。
また、先の実施例では、ハイビジョン信号とHDTV信
号を受信可能なテレビジョン受像機にこの発明を適用す
る場合を説明したが、これ以外のテレビジョン信号を受
信可能なテレビジョン受像機に適用してもよい。
また、先の実施1例では、2種類のテレビジョン信号を
受信可能なテレビジョン受像機にこの発明を適用する場
合を説明したが、例えばハイビジョン信号だけといった
一種類のテレビジョン信号を受信可能なテレビジョン受
像機にも適用可能である。
この他にもこの発明はその要旨を逸脱しない範囲で種々
様々変形実施可能なことは勿論である。
[発明の効果] 以上述べたようにこの発明によれば、ハイビジョン信号
とNTSC信号を代表として説明するならば、ハイビジ
ョン信号の形態がNTSC信号の形態と全く異なるにも
かかわらず、NTSC用の高画質VTRや通常のVTR
で記録可能なハイビジジン信号を出力することができる
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例の構成を示す回路図、第2
図は第1図の動作を説明するための図、第3図は従来の
ハイビジョン受像機の構成を示す回路図、第4図は第3
図の動作を説明するための図である。 11・・・アンテナ、12・・・BSチャーナ、13・
・・EDTV処理回路、34.37・・・出力端子、1
6・・・水平圧縮回路、17.33,36.40゜13
2・・・セレクタ、18・・・MUSE処理回路、19
・・・判定回路、20・・・ハイビジョンモニタ、31
・・・走査線数変換口、路、32・・・識別信号付加回
路、35・・・周波数多重回路、38.39・・・端子
、131・・・3次元Y/C分離回路、133・・・動
き適応型順次走査変換回路、134,182・・・同期
再生回路。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)輝度信号と色差信号が周波数分離され、かつ、輝
    度信号と色差信号とが周波数多重された第1の放送方式
    のテレビジョン信号とは走査線数及びアスペクト比が異
    なる第2の放送方式のテレビジョン信号の走査線数を、
    上記第1の放送方式と同じ走査線数に変換する走査線数
    変換手段を具備したことを特徴とするテレビジョン受像
    機。
  2. (2)上記第1の放送方式のテレビジョン信号を輝度信
    号と色差信号とに分離する輝度/色差分離手段と、 受信テレビジョン信号が上記第1の放送方式のテレビジ
    ョン信号か上記第2の放送方式のテレビジョン信号かを
    判定する判定手段と、 この判定手段の判定出力に基づいて、上記走査線数変換
    手段の変換出力と上記輝度/色差分離手段の分離出力の
    いずれか一方を選択する選択手段と を具備したことを特徴とする請求項1記載のテレビジョ
    ン受像機。
  3. (3)上記選択手段の選択出力が上記第1の放送方式の
    テレビジョン信号であるか上記第2の放送方式のテレビ
    ジョン信号であるか否かを識別するための識別信号を上
    記テレビジョン信号に付加する識別信号付加手段を具備
    したことを特徴とする請求項2記載のテレビジョン受像
    機。
  4. (4)輝度信号と色差信号が周波数分離され、かつ、輝
    度信号と色差信号とが周波数多重された第1の放送方式
    のテレビジョン信号とは走査線数及びアスペクト比が異
    なる第2の放送方式のテレビジョン信号の走査線数を、
    上記第1の放送方式と同じ走査線数に変換する走査線数
    変換手段と、この走査線数変換手段に直列接続され、上
    記第1の放送方式のテレビジョン信号の輝度信号と色差
    信号とを周波数多重する周波数多重手段とを具備したこ
    とを特徴とするテレビジョン受像機。
  5. (5)上記第1の放送方式のテレビジョン信号を輝度信
    号と色差信号とに分離する輝度/色差分離手段と、 受信テレビジョン信号が上記第1の放送方式のテレビジ
    ョン信号か上記第2の放送方式のテレビジョン信号かを
    判定する判定手段と、 この判定手段の判定出力に基づいて、上記周波数多重手
    段の周波数多重出力と上記輝度/色差分離手段の分離出
    力のいずれか一方を選択する選択手段と を具備したことを特徴とする請求項4記載のテレビジョ
    ン受像機。
  6. (6)上記選択手段の選択出力が上記第1の放送方式の
    テレビジョン信号であるか上記第2の放送方式のテレビ
    ジョン信号であるか否かを識別するための識別信号を上
    記テレビジョン信号に付加する識別信号付加手段を有す
    ることを特徴とする請求項5記載のテレビジョン受像機
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0625860A3 (en) * 1993-05-18 1995-06-21 Gold Star Co Video cassette recorder integrated in a television.

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0625860A3 (en) * 1993-05-18 1995-06-21 Gold Star Co Video cassette recorder integrated in a television.

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