JPH0524436A - 自動車用内装装置 - Google Patents

自動車用内装装置

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Publication number
JPH0524436A
JPH0524436A JP18245691A JP18245691A JPH0524436A JP H0524436 A JPH0524436 A JP H0524436A JP 18245691 A JP18245691 A JP 18245691A JP 18245691 A JP18245691 A JP 18245691A JP H0524436 A JPH0524436 A JP H0524436A
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JP
Japan
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skin
core material
core
boss
core member
Prior art date
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Pending
Application number
JP18245691A
Other languages
English (en)
Inventor
Minoru Shimazu
稔 嶋津
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
Priority to JP18245691A priority Critical patent/JPH0524436A/ja
Publication of JPH0524436A publication Critical patent/JPH0524436A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 自動車用内装装置の第1表皮の材厚の厚いも
のを基準に第1芯材と第2芯材との位置合わせをして
も、第1表皮の材厚の厚い・薄いに係わらず、第1表皮
及び第2表皮との合わせ部に隙間が生じることが無いこ
と。 【構成】 上下に二分された第1芯材11及び第2芯材
12夫々の表面に第1表皮13及び第2表皮14が貼付
され、前記第1芯材11の裏面より突出されたボス15
に前記第2芯材12の端部16を締結具17で固持さ
れ、前記第2芯材12の端部16は、第1芯材11及び
第1表皮13の端部が挿入可能に形成した凹部18と、
該凹部18の自由端部より前記第1芯材11のボス15
に干渉しない方向に延設され且つ前記締結具17の挿通
自在な貫通穴19が形成された舌部20とより構成され
たこと。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車用ドアトリム等
の内装装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の技術としては、例えば図5(実
開平1−73018号公報参照)に示すように、上下に
二分された第1芯材1及び第2芯材2夫々の表面に第1
表皮3及び第2表皮4が貼付され、前記第1芯材1の裏
面より突出されたボス5に前記第2芯材2の端部に形成
された貫通穴6を介して挿入された締結具7で固持され
ている。
【0003】この第1表皮3の材厚が、仕様により一様
で無く、図5に実線で示したようにポリ塩化ビニル(P
VC)のような薄い場合と、図5に符号3′及び二点鎖
線で示したようにクロスや本皮のように厚い場合とが用
意され、仕様により適宜選択されて、自動車の使用者に
出願人のような製造会社から提供される。この場合、第
2芯材2及び第2表皮4は共用されることで、大量生産
され、原価低減に寄与している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
従来例によれば、第1表皮3の材厚の厚い・薄いに係わ
らず、第2芯材2及び第2表皮4が共用であるから、図
5に示すように第1表皮3の材厚の厚いものを基準に第
1芯材1と第2芯材2との位置を合わせると、第1表皮
3の材厚が薄い仕様の場合には、第1表皮3及び第2表
皮4との合わせ部に隙間8が生じて、塵などがこの隙間
8から浸入して第2表皮4の上に積もって商品質を損な
う恐れがある。
【0005】また、第1表皮3の材厚の薄いものを基準
に第1芯材1と第2芯材2との位置を合わせると、第1
表皮3の材厚が厚い仕様の場合には、第1表皮3及び第
2表皮4との合わせ部が潰れて、形状が出ないおそれが
あり、場合によっては、第2表皮4に第1表皮3を取り
付けることができない恐れがある。
【0006】本発明は、かかる従来例に鑑み、第1表皮
の材厚の厚いものを基準に第1芯材と第2芯材との位置
合わせをしても、第1表皮の材厚の厚い・薄いに係わら
ず、第1表皮及び第2表皮との合わせ部に隙間が生じる
ことが無い自動車用内装装置を提供することを目的とす
るものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の自動車用内装装
置としては、上下に二分された第1芯材及び第2芯材夫
々の表面に第1表皮及び第2表皮が貼付され、前記第1
芯材の裏面より突出されたボスに前記第2芯材の端部を
締結具で固持され、前記第2芯材の端部は、第1芯材及
び第1表皮の端部が挿入可能に形成した凹部と、該凹部
の自由端部より前記第1芯材のボスに干渉しない方向に
延設され且つ前記締結具の挿通自在な貫通穴が形成され
た舌部とより構成されたことを特徴とするものである。
【0008】
【作 用】この構造によると、第1表皮の材厚が厚い場
合には、前記第2芯材の端部の凹部内に、第1芯材及び
第1表皮の端部がそのまま挿入されて第1表皮が第2表
皮に密接され、該凹部の自由端部より前記第1芯材のボ
スに干渉しない方向に延設された舌部の貫通穴に前記締
結具を挿通して前記ボスに締結することにより第1芯材
に第2芯材が固持される。
【0009】そして、第1表皮の材厚が薄い場合には、
前記第2芯材の端部の凹部内に、第1芯材及び第1表皮
の端部がそのまま挿入され、該凹部の自由端部より前記
第1芯材のボスに干渉しない方向に延設された舌部の折
り曲がり部が、締結具をボスに締結するに従い第1芯材
の裏面或は第1表皮の折り返し部を押して、凹部内で第
1表皮が第2表皮に密接することになる。
【0010】
【実施例】図1乃至図4は本発明の一実施例に係る自動
車用内装装置の説明図である。図中、符号10は本発明
の自動車用内装装置で、該自動車用内装装置10は、上
下に二分された合成樹脂板よりなる第1芯材11及び同
じく合成樹脂板よりなる第2芯材12夫々の表面にクロ
ス或は本皮材よりなる厚手の第1表皮13及びポリ塩化
ビニル(PVC)よりなる第2表皮14が貼付され、前
記第1芯材11の裏面11aより突出されたボス15に
前記第2芯材12の端部16を締結具17で固持され、
前記第2芯材12の端部16は、第1芯材11及び第1
表皮13の端部が挿入可能に形成した凹部18と、該凹
部18の自由端部18aより二点鎖線で示すように前記
第1芯材11のボス15に干渉しない方向に延設され且
つ前記締結具17の挿通自在な貫通穴19が形成された
舌部20とより構成されている。前記第2表皮14の上
端部は、アームレスト機能を備えている。
【0011】従って、図1に示すように、第1表皮13
の材厚が厚い場合には、前記第2芯材12の端部16の
凹部18内に、第1芯材11及び第1表皮13の端部が
そのまま挿入されて第1表皮13が第2表皮14に密接
され、該凹部18の自由端部18aより前記第1芯材1
1のボス15に干渉しない方向に延設された舌部20の
貫通穴19に前記締結具17を挿通して前記ボス15に
締結することにより第1芯材11に第2芯材12が固持
される。
【0012】そして、図4に示すように、第1表皮1
3′の材厚が薄い場合には、前記第2芯材12の端部1
6の凹部18内に、第1芯材11及び第1表皮13′の
端部がそのまま挿入され、該凹部18の自由端部18a
より前記第1芯材11のボス15に干渉しない方向に延
設された舌部20の折り曲がり部、即ち自由端部18a
が、締結具17をボス15に締結するに従い、第1芯材
11の裏面11a或は第1表皮13′の折り返し部13
aを押して、凹部18内で第1表皮13′が第2表皮1
4に密接することになる。
【0013】前記実施例の自動車用内装装置は、サイド
ドアトリムを例に説明したが、バックドア用でも良く、
更に、ドア用に限らず、サイドトリムなど車体に直接配
設される化粧部材でも良いことは勿論である。
【0014】
【発明の効果】本発明の自動車用内装装置としては、上
下に二分された第1芯材及び第2芯材夫々の表面に第1
表皮及び第2表皮が貼付され、前記第1芯材の裏面より
突出されたボスに前記第2芯材の端部を締結具で固持さ
れ、前記第2芯材の端部は、第1芯材及び第1表皮の端
部が挿入可能に形成した凹部と、該凹部の自由端部より
前記第1芯材のボスに干渉しない方向に延設され且つ前
記締結具の挿通自在な貫通穴が形成された舌部とより構
成されたことを特徴とするものであるから、第1表皮の
材厚が厚い場合には、前記第2芯材の端部の凹部内に、
第1芯材及び第1表皮の端部がそのまま挿入されて第1
表皮が第2表皮に密接され、該凹部の自由端部より前記
第1芯材のボスに干渉しない方向に延設された舌部の貫
通穴に前記締結具を挿通して前記ボスに締結することに
より第1芯材に第2芯材が固持される。そして、第1表
皮の材厚が薄い場合には、前記第2芯材の端部の凹部内
に、第1芯材及び第1表皮の端部がそのまま挿入され、
該凹部の自由端部より前記第1芯材のボスに干渉しない
方向に延設された舌部の折り曲がり部が、締結具をボス
に締結するに従い第1芯材の裏面或は第1表皮の折り返
し部を押して、凹部内で第1表皮が第2表皮に密接する
ことになるので、第1表皮の材厚の厚いものを基準に第
1芯材と第2芯材との位置合わせをしても、第1表皮の
材厚の厚い・薄いに係わらず、第1表皮及び第2表皮と
の合わせ部に隙間が生じることが無いという実益的な効
果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る自動車用内装装置の図
3のB部拡大断面図である。
【図2】図1に対して、自動車用内装装置の斜視図であ
る。
【図3】図2に対して、A−A線断面図である。
【図4】図1に対して、第1表皮の材厚の異なる実施例
を示す図3のB部拡大断面図である。
【図5】従来例の自動車用内装装置の図3のB部に相当
する拡大断面図である。
【符号の説明】
10 自動車用内装装置 11 第1芯材 12 第2芯材 13 第1表皮 13′ 第1表皮 14 第2表皮 15 ボス 16 端部 17 締結具 18 凹部 19 貫通穴 20 舌部

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 上下に二分された第1芯材及び第2芯材
    夫々の表面に第1表皮及び第2表皮が貼付され、前記第
    1芯材の裏面より突出されたボスに前記第2芯材の端部
    を締結具で固持された自動車用ドアトリムにおいて、 前記第2芯材の端部は、第1芯材及び第1表皮の端部が
    挿入可能に形成した凹部と、該凹部の自由端部より前記
    第1芯材のボスに干渉しない方向に延設され且つ前記締
    結具の挿通自在な貫通穴が形成された舌部とより構成さ
    れたことを特徴とする自動車用内装装置。
JP18245691A 1991-07-23 1991-07-23 自動車用内装装置 Pending JPH0524436A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18245691A JPH0524436A (ja) 1991-07-23 1991-07-23 自動車用内装装置

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JP18245691A JPH0524436A (ja) 1991-07-23 1991-07-23 自動車用内装装置

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Publication Number Publication Date
JPH0524436A true JPH0524436A (ja) 1993-02-02

Family

ID=16118590

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18245691A Pending JPH0524436A (ja) 1991-07-23 1991-07-23 自動車用内装装置

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JP (1) JPH0524436A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
USRE39543E1 (en) 1994-12-30 2007-04-03 Proguard, Inc. Use of aromatic aldehydes as insecticides and for killing arachnids

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
USRE39543E1 (en) 1994-12-30 2007-04-03 Proguard, Inc. Use of aromatic aldehydes as insecticides and for killing arachnids

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