JPH05244237A - 携帯電話装置 - Google Patents

携帯電話装置

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Publication number
JPH05244237A
JPH05244237A JP4041557A JP4155792A JPH05244237A JP H05244237 A JPH05244237 A JP H05244237A JP 4041557 A JP4041557 A JP 4041557A JP 4155792 A JP4155792 A JP 4155792A JP H05244237 A JPH05244237 A JP H05244237A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
antenna
band
main body
wrist
portable telephone
Prior art date
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Pending
Application number
JP4041557A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuhiko Honjo
和彦 本城
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP4041557A priority Critical patent/JPH05244237A/ja
Publication of JPH05244237A publication Critical patent/JPH05244237A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 マイクロ波帯ミリ波帯を用いる腕時計型の携
帯電話装置において、手を動かしていても受信感度・送
信出力が大きく変化しないようにする。 【構成】 手首に本体部を固定するためのバンドを構成
するセグメントの表面に平面アンテナ,曲面アンテナ,
又はモノリシックアンテナを設け、アンテナの本体部を
電気的接続する。 【効果】 手を動かしても受信感度,送信出力が変化し
ない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、携帯電話装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年の携帯電話装置の発展は目覚まし
く、800MHz帯を用いた装置が広く普及している。
しかしながら、利用できる周波数帯幅が狭いため全ての
人々が固有の携帯電話を持つためには、マイクロ波帯か
らミリ波帯の周波数を利用することが必要である。この
ため携帯に便利な腕時計型のマイクロ波ミリ波帯携帯電
話の研究が進められている。
【0003】図8は、従来例の腕時計型携帯電話モジュ
ールを示す図である。図において、本体部74には手首
に固定するためのバンド72が設けられている。71は
パッチアンテナであり、73はスピーカ兼マイクロホン
である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】図8の従来例において
はパッチアンテナが本体部に設けられているため、図8
に示す法線方向に対して受信の感度が最大になる。この
ため腕を動かしている時や、電波の来る方向と逆の方向
に前記法線方向が向いた場合には、受信および送信が不
能となるという欠点があった。
【0005】本発明の目的は前記欠点を除去し、腕を動
かしていても受信および送信が可能となる携帯電話装置
を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、本体部を
手首に固定するために複数のセグメントからなるバンド
を有する腕時計型のマイクロ波ミリ波帯携帯電話装置に
おいて、各セグメントの表面に平面アンテナを設け、こ
れら平面アンテナと本体部とを電気的に接続したことを
特徴とする。
【0007】第2の発明は、本体部を手首に固定するた
めに複数のセグメントからなるバンドを有する腕時計型
のマイクロ波ミリ波帯携帯電話装置において、各セグメ
ントの表面に送受信モジュール付きモノリシックアンテ
ナを設け、これらモノリシックアンテナと本体部を電気
的に接続したことを特徴とする。
【0008】第3の発明は、本体部を手首に固定するた
めに複数の曲面構造セグメントからなるバンドを有する
腕時計型のマイクロ波ミリ波帯携帯電話装置において、
各セグメントの表面に曲面アンテナを設け、これら曲面
アンテナと本体部とを電気的に接続したことを特徴とす
る。
【0009】
【作用】本発明においては、バンドを構成する複数のセ
グメントの表面に平面アンテナ又はモノリシックアンテ
ナ又は曲面アンテナを設け、これらのアンテナと本体と
を電気的に接続しているため、いわゆる死角が無くな
り、腕を動かしていても受信送信が不能になることはな
い。
【0010】
【実施例】図1は、第1の発明の実施例の携帯電話装置
を示す図である。図において、スピーカ/マイクロホン
32を備えたコントロール部33には、手首に固定する
ためのバンドが設けられている。このバンドは、アンテ
ナエレメント31を有する複数のセグメントから構成さ
れ、連結金具4により連結されている。各アンテナエレ
メント間は、カップラを介して同軸ケーブル5で電気的
に接続されている。
【0011】図2は、図1におけるアンテナエレメント
31を拡大した図である。図において、金属3の上にグ
ラスファイバー系の低誘電率誘電体2が設けられ、誘電
体2の表面には平面パッチアンテナ導体1が設けられて
いる。7はアンテナ入力端子であり、同軸ケーブル5の
中心導体とカップラを介して接続されている。平面パッ
チアンテナ導体1側には、プラスチックカバー6が全面
に設けられている。4は、このようなアンテナエレメン
トを連結する金具である。
【0012】図3は、第2の発明の実施例を示すもの
で、アンテナエレメントの拡大図である。図3において
は、図2の6で示すプラスチックカバーは除去されてい
る。図3において、金属3の表面に、パッチアンテナ導
体11,送受切換スイッチ部21,低雑音増幅部22,
ミキサ部23,高出力増幅部24を備えたGaAsチッ
プ20がろう付け固定されている。パッド27は、バイ
アホールを介して多チャンネル同軸ケーブル26に電気
的に接続されている。4は連結金具である。
【0013】図4は、第3の発明の実施例を示すもので
あり、スピーカ/マイクロホン62を有するコントロー
ル部63は、曲面パッチアンテナ導体52,誘電体51
および金属53から構成されるアンテナエレメントが複
数連結されたバンドを備えている。55はアンテナエレ
メントを連結する金具である。54は同軸ケーブルであ
り、カップラを介して各曲面パッチアンテナ導体52と
電気的に接続されている。
【0014】図5は、図4のアンテナエレメントの拡大
図であり、52は曲面パッチアンテナ導体、51は誘電
体、54は同軸ケーブル、55は連結金具である。図
4,図5ともに、プラスチックカバーは除去してある。
【0015】図6は本発明で用いている平面パッチアン
テナおよび曲面パッチアンテナの放射特性を示す図であ
り、右側がE(電界)面、左側がH(磁界)面である。
θは法線方向となす角度である。図示されたように共に
法線方向に対して放射電力(受信感度)が最大となる。
【0016】図7は図1の実施例の回路表示である。法
線方向Aからの電波は、アンテナ35−Aで受信され、
カップラ34を介してコントロール部33に入力され
る。一方、法線方向Bからの電波は、アンテナ35−B
で受信され、カップラ34を介してコントロール部33
に入力される。
【0017】このように本発明においては、異なった法
線方向を有するアンテナエレメントにより手首固定用バ
ンドを構成するため、手を動かしていても送信/受信が
可能となる。特に図3で説明した第2の発明においては
送受信モジュール付モノリシックアンテナをアンテナエ
レメントに用いているため、受信感度を増大させること
ができる。
【0018】さらに図4で説明した第3の発明において
は、曲面アンテナを用いるため、アンテナの寸法を大き
くすることができ腕時計型の携帯電話装置においても、
1.5〜3GHzの比較的低いマイクロ波帯を使用する
ことができる。
【0019】このように本発明はファイズドアレイアン
テナにも応用でき工学的意義は大きい。
【0020】
【発明の効果】本発明によれば、手を動かしていても送
受信が可能となる携帯電話装置を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の発明の実施例の携帯電話装置を示す図で
ある。
【図2】図1の実施例のアンテナエレメントを示す図で
ある。
【図3】第2の発明の実施例におけるアンテナエレメン
トを示す図である。
【図4】第3の発明の実施例の携帯電話装置を示す図で
ある。
【図5】第3の発明の実施例におけるアンテナエレメン
トを示す図である。
【図6】アンテナ放射パターンを示す図である。
【図7】第1の発明の回路表示を示す図である。
【図8】従来例の腕時計型携帯電話装置を示す図であ
る。
【符号の説明】
1,11,71 パッチアンテナ導体 4,55 連結金具 5,26,54 同軸ケーブル 31 アンテナエレメント 32,62,73 スピーカ/マイクロホン 33,63 コントロール部 34 カップラ 35 アンテナ 52 曲面パッチアンテナ導体 72 バンド 74 本体部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】本体部を手首に固定するために複数のセグ
    メントからなるバンドを有する腕時計型のマイクロ波ミ
    リ波帯携帯電話装置において、各セグメントの表面に平
    面アンテナを設け、これら平面アンテナと本体部とを電
    気的に接続したことを特徴とする携帯電話装置。
  2. 【請求項2】本体部を手首に固定するために複数のセグ
    メントからなるバンドを有する腕時計型のマイクロ波ミ
    リ波帯携帯電話装置において、各セグメントの表面に送
    受信モジュール付きモノリシックアンテナを設け、これ
    らモノリシックアンテナと本体部を電気的に接続したこ
    とを特徴とする携帯電話装置。
  3. 【請求項3】本体部を手首に固定するために複数の曲面
    構造セグメントからなるバンドを有する腕時計型のマイ
    クロ波ミリ波帯携帯電話装置において、各セグメントの
    表面に曲面アンテナを設け、これら曲面アンテナと本体
    部とを電気的に接続したことを特徴とする携帯電話装
    置。
JP4041557A 1992-02-27 1992-02-27 携帯電話装置 Pending JPH05244237A (ja)

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