JPH07111411A - 移動体通信機 - Google Patents
移動体通信機Info
- Publication number
- JPH07111411A JPH07111411A JP5254298A JP25429893A JPH07111411A JP H07111411 A JPH07111411 A JP H07111411A JP 5254298 A JP5254298 A JP 5254298A JP 25429893 A JP25429893 A JP 25429893A JP H07111411 A JPH07111411 A JP H07111411A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- antenna
- human body
- radio wave
- mobile communication
- pattern
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Shielding Devices Or Components To Electric Or Magnetic Fields (AREA)
- Aerials With Secondary Devices (AREA)
- Support Of Aerials (AREA)
- Transceivers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】送信電波による人体に与える影響を軽減した移
動体通信機を提供する。 【構成】アンテナ3を携帯電話機1に内蔵し、アンテナ
3と人体頭部間にグランドパターン2aを有する回路基
板2を配置し、アンテナ3を回路基板2に表面実装した
ことを特徴とするものである。
動体通信機を提供する。 【構成】アンテナ3を携帯電話機1に内蔵し、アンテナ
3と人体頭部間にグランドパターン2aを有する回路基
板2を配置し、アンテナ3を回路基板2に表面実装した
ことを特徴とするものである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、アンテナを内蔵した移
動体通信機に関するものである。
動体通信機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の移動体通信機として、例えば、携
帯電話機は、図6に示すように、無指向性のホイップア
ンテナ30を携帯電話機31の上部に突出して取り付
け、ホイップアンテナ30より電波を送受信している。
帯電話機は、図6に示すように、無指向性のホイップア
ンテナ30を携帯電話機31の上部に突出して取り付
け、ホイップアンテナ30より電波を送受信している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来例
の移動体通信機においては、ホイップアンテナ30の指
向性が無指向性のため、送信電波が人体の頭部にも放射
され、人体に悪影響を及ぼしていた。特に、高出力の携
帯電話は、人体に与える影響がより大きくなっていた。
の移動体通信機においては、ホイップアンテナ30の指
向性が無指向性のため、送信電波が人体の頭部にも放射
され、人体に悪影響を及ぼしていた。特に、高出力の携
帯電話は、人体に与える影響がより大きくなっていた。
【0004】本発明は、このような問題を解消するため
になされたものであり、送信電波による人体に与える影
響を軽減した移動体通信機を提供することを目的とする
ものである。
になされたものであり、送信電波による人体に与える影
響を軽減した移動体通信機を提供することを目的とする
ものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明においては、アンテナを本体内に内蔵し、
該アンテナからの人体頭部方向の送信出力を減衰する手
段を設けたことを特徴とするものである。
めに、本発明においては、アンテナを本体内に内蔵し、
該アンテナからの人体頭部方向の送信出力を減衰する手
段を設けたことを特徴とするものである。
【0006】また、アンテナからの人体頭部方向の送信
出力を減衰する手段として、アンテナと人体頭部間にグ
ランドパターンを有する回路基板を配置したことを特徴
とするものである。
出力を減衰する手段として、アンテナと人体頭部間にグ
ランドパターンを有する回路基板を配置したことを特徴
とするものである。
【0007】また、アンテナを回路基板に表面実装した
ことを特徴とするものである。
ことを特徴とするものである。
【0008】また、アンテナパターン及びシールドパタ
ーンを有する積層誘電体からなるアンテナを回路基板に
表面実装したことを特徴とするものである。
ーンを有する積層誘電体からなるアンテナを回路基板に
表面実装したことを特徴とするものである。
【0009】また、送受信部が金属キャップからなるア
ンテナを回路基板に表面実装したことを特徴とするもの
である。
ンテナを回路基板に表面実装したことを特徴とするもの
である。
【0010】
【作用】上記の構成によれば、アンテナを移動体通信機
に内蔵し、アンテナの電波の放射経路と人体の間に回路
基板のグランドパターンを介在させることで、グランド
パターンのシールド効果により人体方向の送信出力が減
衰する。
に内蔵し、アンテナの電波の放射経路と人体の間に回路
基板のグランドパターンを介在させることで、グランド
パターンのシールド効果により人体方向の送信出力が減
衰する。
【0011】
【実施例】以下、本発明による移動体通信機として、例
えば、携帯電話機の実施例を図面を用いて説明する。図
1において、1aは携帯電話機本体であり、携帯電話機
本体1aの内部に、人体側にアースに接続するグランド
パターン2aを備えた回路基板2を、携帯電話機本体1
aの表面と平行して取り付け、回路基板2の人体と反対
側にアンテナ3を取り付け、携帯電話機1を構成してい
る。
えば、携帯電話機の実施例を図面を用いて説明する。図
1において、1aは携帯電話機本体であり、携帯電話機
本体1aの内部に、人体側にアースに接続するグランド
パターン2aを備えた回路基板2を、携帯電話機本体1
aの表面と平行して取り付け、回路基板2の人体と反対
側にアンテナ3を取り付け、携帯電話機1を構成してい
る。
【0012】このように構成した携帯電話機1では、無
指向性のアンテナ3を用いても、アンテナ3の送信電波
の放射経路と人体の間に介在した回路基板2のグランド
パターン2aにより、人体方向の送信電波がシールドさ
れ送信出力が減衰し人体に与える影響が軽減する。な
お、回路基板2は、グランドパターン2aを内蔵する多
層回路基板を用いることができる。また、グランドパタ
ーン2aは、アンテナ3が取り付けられている面に形成
してもよく、つまり、アンテナ3から人体方向の送信電
波の放射経路にグランドパターン2aを介在させること
により、送信出力を減衰することが可能となる。
指向性のアンテナ3を用いても、アンテナ3の送信電波
の放射経路と人体の間に介在した回路基板2のグランド
パターン2aにより、人体方向の送信電波がシールドさ
れ送信出力が減衰し人体に与える影響が軽減する。な
お、回路基板2は、グランドパターン2aを内蔵する多
層回路基板を用いることができる。また、グランドパタ
ーン2aは、アンテナ3が取り付けられている面に形成
してもよく、つまり、アンテナ3から人体方向の送信電
波の放射経路にグランドパターン2aを介在させること
により、送信出力を減衰することが可能となる。
【0013】アンテナ3としては、グランドパターン2
aのシールド効果を高めるため、小型でグランドパター
ン2aに近接し易い表面実装型が適している。例えば、
図2に示すような、アンテナパターン4及びシールドパ
ターン5を形成した誘電体6,7と、電極を形成してい
ないダミー基板8及び外層基板9,9を積層し、側面に
複数の外部電極10を形成したもので構成することがで
きる。このアンテナ3を用いた場合の指向特性を図3に
示す。図3より、−180°の人体方向では10dB以
上減衰しており、送信出力を1/10以下に低下することが
できる。
aのシールド効果を高めるため、小型でグランドパター
ン2aに近接し易い表面実装型が適している。例えば、
図2に示すような、アンテナパターン4及びシールドパ
ターン5を形成した誘電体6,7と、電極を形成してい
ないダミー基板8及び外層基板9,9を積層し、側面に
複数の外部電極10を形成したもので構成することがで
きる。このアンテナ3を用いた場合の指向特性を図3に
示す。図3より、−180°の人体方向では10dB以
上減衰しており、送信出力を1/10以下に低下することが
できる。
【0014】また、図4に示すように、誘電体又は樹脂
からなる積層基板11の、側面から積層体内部を経由し
中央部にかけて入出力電極12及び引出し電極13を形
成し、入出力電極13が形成されている側面と直交する
側面に支持電極14を形成し、上面に送受信部となる金
属キャップ15を取り付け、引出し電極13と金属キャ
ップ15間にコイル状の金属線16を接続したアンテナ
17や、図5に示すように、側面に複数の外部電極18
を形成した積層誘電体基板19と、送受信部となる金属
キャップ20を組み合わせたアンテナ21で構成するこ
とができる。
からなる積層基板11の、側面から積層体内部を経由し
中央部にかけて入出力電極12及び引出し電極13を形
成し、入出力電極13が形成されている側面と直交する
側面に支持電極14を形成し、上面に送受信部となる金
属キャップ15を取り付け、引出し電極13と金属キャ
ップ15間にコイル状の金属線16を接続したアンテナ
17や、図5に示すように、側面に複数の外部電極18
を形成した積層誘電体基板19と、送受信部となる金属
キャップ20を組み合わせたアンテナ21で構成するこ
とができる。
【0015】これらのアンテナ17,21は、送受信部
に導電率がよい金属キャップ15,20を使用している
ため、ジュール損が小さくなりアンテナの利得が向上す
る。
に導電率がよい金属キャップ15,20を使用している
ため、ジュール損が小さくなりアンテナの利得が向上す
る。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように、本発明にかかる移
動体通信機によれば、機器本体に内蔵したアンテナの電
波が、回路基板のグランドパターンによりシールドされ
るため、人体方向の送信出力が減衰し人体に与える影響
を軽減することができる。
動体通信機によれば、機器本体に内蔵したアンテナの電
波が、回路基板のグランドパターンによりシールドされ
るため、人体方向の送信出力が減衰し人体に与える影響
を軽減することができる。
【図1】本発明の実施例による移動体通信機を示す部分
断面図である。
断面図である。
【図2】本発明に使用可能な第一のアンテナの、(a)
は分解斜視図、(b)は斜視図である。
は分解斜視図、(b)は斜視図である。
【図3】図2のアンテナを使用した場合の指向特性図で
ある。
ある。
【図4】本発明に使用可能な第二のアンテナの断面斜視
図である。
図である。
【図5】本発明に使用可能な第三のアンテナの斜視図で
ある。
ある。
【図6】従来の携帯電話機の外観図である。
1 携帯電話機 1a 携帯電話機本体 2 回路基板 2a グランドパターン 3,17 アンテナ 11,21 アンテナ
Claims (5)
- 【請求項1】アンテナを本体内に内蔵し、該アンテナか
らの人体頭部方向の送信出力を減衰する手段を設けたこ
とを特徴とする移動体通信機。 - 【請求項2】前記アンテナからの人体頭部方向の送信出
力を減衰する手段として、前記アンテナと人体頭部間に
グランドパターンを有する回路基板を配置したことを特
徴とする請求項1記載の移動体通信機。 - 【請求項3】前記アンテナを前記回路基板に表面実装し
たことを特徴とする請求項2記載の移動体通信機。 - 【請求項4】アンテナパターン及びシールドパターンを
有する積層誘電体からなるアンテナを用いたことを特徴
とする請求項3記載の移動体通信機。 - 【請求項5】送受信部が金属キャップからなるアンテナ
を用いたことを特徴とする請求項3記載の移動体通信
機。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5254298A JPH07111411A (ja) | 1993-10-12 | 1993-10-12 | 移動体通信機 |
US08/239,022 US5530919A (en) | 1993-10-12 | 1994-05-06 | Mobile communicator with means for attenuating transmitted output toward the user |
DE69431277T DE69431277T2 (de) | 1993-10-12 | 1994-05-10 | Tragbares Funkgerät mit Diversityempfänger |
EP94107320A EP0648023B1 (en) | 1993-10-12 | 1994-05-10 | Portable communicator with diversity reception |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5254298A JPH07111411A (ja) | 1993-10-12 | 1993-10-12 | 移動体通信機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07111411A true JPH07111411A (ja) | 1995-04-25 |
Family
ID=17263040
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5254298A Pending JPH07111411A (ja) | 1993-10-12 | 1993-10-12 | 移動体通信機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07111411A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6442377B1 (en) | 1996-11-04 | 2002-08-27 | Telefonaktiebolaget L M Ericsson (Publ) | Radio telephone with high antenna efficiency |
KR100782512B1 (ko) * | 2006-12-28 | 2007-12-05 | 삼성전자주식회사 | 전자파 흡수율을 개선한 휴대 단말기 |
KR101285173B1 (ko) * | 2011-12-22 | 2013-07-11 | 엘에스엠트론 주식회사 | Sar 저감구조를 구비한 휴대기기용 안테나 어셈블리 |
-
1993
- 1993-10-12 JP JP5254298A patent/JPH07111411A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6442377B1 (en) | 1996-11-04 | 2002-08-27 | Telefonaktiebolaget L M Ericsson (Publ) | Radio telephone with high antenna efficiency |
KR100782512B1 (ko) * | 2006-12-28 | 2007-12-05 | 삼성전자주식회사 | 전자파 흡수율을 개선한 휴대 단말기 |
US7646349B2 (en) | 2006-12-28 | 2010-01-12 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Mobile terminal for reducing specific absorption rate |
KR101285173B1 (ko) * | 2011-12-22 | 2013-07-11 | 엘에스엠트론 주식회사 | Sar 저감구조를 구비한 휴대기기용 안테나 어셈블리 |
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