JPH07154131A - モノリシック・アンテナ・モジュール - Google Patents
モノリシック・アンテナ・モジュールInfo
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- JPH07154131A JPH07154131A JP2004894A JP2004894A JPH07154131A JP H07154131 A JPH07154131 A JP H07154131A JP 2004894 A JP2004894 A JP 2004894A JP 2004894 A JP2004894 A JP 2004894A JP H07154131 A JPH07154131 A JP H07154131A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 小型でRF送受信回路などのRF回路と一体
化し、広周波数帯域幅を持つモノリシック・アンテナ・
モジュールを提供する。 【構成】 コプレーナ構造のRF送受信回路3と方形パ
ッチアンテナ6とを同一の半絶縁性基板1の上面部に設
け、これらを結合部2により電気的に結合させる。半絶
縁性基板1の下面に金属層5を設け、方形パッチアンテ
ナ6の下方部分にはこの金属層5の切欠き部8を設けて
おく。方形パッチアンテナの下方部に予め定められた大
きさを持つ空洞部9を設けた導電性のチップキャリア7
の上面を固着させモノリシック・アンテナ・モジュール
10を構成する。
化し、広周波数帯域幅を持つモノリシック・アンテナ・
モジュールを提供する。 【構成】 コプレーナ構造のRF送受信回路3と方形パ
ッチアンテナ6とを同一の半絶縁性基板1の上面部に設
け、これらを結合部2により電気的に結合させる。半絶
縁性基板1の下面に金属層5を設け、方形パッチアンテ
ナ6の下方部分にはこの金属層5の切欠き部8を設けて
おく。方形パッチアンテナの下方部に予め定められた大
きさを持つ空洞部9を設けた導電性のチップキャリア7
の上面を固着させモノリシック・アンテナ・モジュール
10を構成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はモノリシック・アンテナ
・モジュールに関し、特にマイクロ波帯やミリ波帯など
の超高周波数帯の電波の送信または受信さらには送受信
で使用するモノリシック・アンテナ・モジュールに関す
る。
・モジュールに関し、特にマイクロ波帯やミリ波帯など
の超高周波数帯の電波の送信または受信さらには送受信
で使用するモノリシック・アンテナ・モジュールに関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、衛星放送、マイクロ波通信、マイ
クロ波やミリ波帯を使用した無線LAN(ローカルエリ
アネットワーク)などの技術の進展に伴い、広帯域で低
損失、かつ、小型軽量な送信部/受信部と一体に設けた
アンテナ・エレメントを持つモノリシック・アンテナ・
モジュールの開発が活発に行われている。
クロ波やミリ波帯を使用した無線LAN(ローカルエリ
アネットワーク)などの技術の進展に伴い、広帯域で低
損失、かつ、小型軽量な送信部/受信部と一体に設けた
アンテナ・エレメントを持つモノリシック・アンテナ・
モジュールの開発が活発に行われている。
【0003】図5は、特開平1−311605号公報に
記載されている従来のこの種のモノリシック・アンテナ
・モジュールの一例を示す斜視図である。
記載されている従来のこの種のモノリシック・アンテナ
・モジュールの一例を示す斜視図である。
【0004】図5において、たとえば、ガリウム砒素材
料から成る半絶縁性基板1Aの上面部にRF送受信回路
であるRF送受信回路3をモノリシック構成で形成し、
この半絶縁性基板1Aの下面に金属層13を設ける。
料から成る半絶縁性基板1Aの上面部にRF送受信回路
であるRF送受信回路3をモノリシック構成で形成し、
この半絶縁性基板1Aの下面に金属層13を設ける。
【0005】また、たとえば、四ふっ化樹脂材料から成
る誘電体基板11の上面にアンテナ・エレメントとして
方形パッチアンテナ6を設ける。
る誘電体基板11の上面にアンテナ・エレメントとして
方形パッチアンテナ6を設ける。
【0006】この誘電体基板11の下面には、金属層1
4を設けておき、方形パッチアンテナ6から放射され金
属層14の方向に向う電波をこの金属層14で反射させ
方形パッチアンテナ6の上方に放射される電波とし、方
形パッチアンテナ6から直接上方に放射される電波と位
相を等しくしている。
4を設けておき、方形パッチアンテナ6から放射され金
属層14の方向に向う電波をこの金属層14で反射させ
方形パッチアンテナ6の上方に放射される電波とし、方
形パッチアンテナ6から直接上方に放射される電波と位
相を等しくしている。
【0007】これら半絶縁性基板1Aと誘電体基板11
の上面が同一面内に位置するように段差を設けた導電性
の材料で構成されたチップキャリア12の上部に、半絶
縁性基板1Aと誘電体基板11の下面とをそれぞれ接し
て取り付け、RF送受信回路3に設けられているアンテ
ナ入出力端子15と方形パッチアンテナ6に設けられて
いる入出力端子16とを接近して対向させる。
の上面が同一面内に位置するように段差を設けた導電性
の材料で構成されたチップキャリア12の上部に、半絶
縁性基板1Aと誘電体基板11の下面とをそれぞれ接し
て取り付け、RF送受信回路3に設けられているアンテ
ナ入出力端子15と方形パッチアンテナ6に設けられて
いる入出力端子16とを接近して対向させる。
【0008】ボンディング・ワイヤ17によりアンテナ
接続端子15と入出力端子16とを接続する。
接続端子15と入出力端子16とを接続する。
【0009】また、方形パッチアンテナ6を取り付けて
いる誘電体基板11の代りに半絶縁性基板1Aを方形パ
ッチアンテナ6の下方まで延長し、この半絶縁性基板1
Aの上面に方形パッチアンテナ6を設け、RF送受信回
路3のアンテナ接続端子15とを直接接続する構成のモ
ノリシック・アンテナ・モジュールも前述の特開平1−
311605号公報に記載されている。
いる誘電体基板11の代りに半絶縁性基板1Aを方形パ
ッチアンテナ6の下方まで延長し、この半絶縁性基板1
Aの上面に方形パッチアンテナ6を設け、RF送受信回
路3のアンテナ接続端子15とを直接接続する構成のモ
ノリシック・アンテナ・モジュールも前述の特開平1−
311605号公報に記載されている。
【0010】この場合には、チップキャリア12は省略
することができる。
することができる。
【0011】さらに、上述したRF送受信回路3の代り
にRF受信回路を用いれば受信専用のモノリシック・ア
ンテナ・モジュールとすることができ、また、上述した
RF送受信回路の代りにRF送信回路を使用すれば送信
専用のモノリシック・アンテナ・モジュールとすること
もできる。
にRF受信回路を用いれば受信専用のモノリシック・ア
ンテナ・モジュールとすることができ、また、上述した
RF送受信回路の代りにRF送信回路を使用すれば送信
専用のモノリシック・アンテナ・モジュールとすること
もできる。
【0012】なお、上述の説明では、アンテナ・エレメ
ントとして方形パッチアンテナを使用した例について説
明したが、アンテナ・エレメントとしては、RF送受信
回路3とモノリシックに(同一平面上に)配置すること
ができるアンテナ、たとえば、円形パッチアンテナや、
スロットアンテナ、クロスダイポールアンテナなどが使
用可能である。
ントとして方形パッチアンテナを使用した例について説
明したが、アンテナ・エレメントとしては、RF送受信
回路3とモノリシックに(同一平面上に)配置すること
ができるアンテナ、たとえば、円形パッチアンテナや、
スロットアンテナ、クロスダイポールアンテナなどが使
用可能である。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のモノリ
シック・アンテナ・モジュールで、同一の半絶縁性基板
上にRF送受信回路と方形パッチアンテナとを設け、こ
れらの間を電気的に接続した構成の場合に、この方形パ
ッチアンテナから効率良く電波を放射するためには、半
絶縁性基板の比誘電率が約10前後であるので、方形パ
ッチアンテナとその下方に設けられている金属層13と
の間の半絶縁性基板の厚さは半絶縁性基板の代りに空気
層を用いたと仮定した場合にくらべて、ほぼ半絶縁性基
板の持つ比誘電率の平方根で空気層の厚さを除した程度
にしなければならない。
シック・アンテナ・モジュールで、同一の半絶縁性基板
上にRF送受信回路と方形パッチアンテナとを設け、こ
れらの間を電気的に接続した構成の場合に、この方形パ
ッチアンテナから効率良く電波を放射するためには、半
絶縁性基板の比誘電率が約10前後であるので、方形パ
ッチアンテナとその下方に設けられている金属層13と
の間の半絶縁性基板の厚さは半絶縁性基板の代りに空気
層を用いたと仮定した場合にくらべて、ほぼ半絶縁性基
板の持つ比誘電率の平方根で空気層の厚さを除した程度
にしなければならない。
【0014】このように、半絶縁性基板の厚さを薄くす
ると、方形パッチアンテナのインピーダンスが周波数の
変化に対して急減に変動し、周波数帯域幅が狭くなると
言う欠点を有している。
ると、方形パッチアンテナのインピーダンスが周波数の
変化に対して急減に変動し、周波数帯域幅が狭くなると
言う欠点を有している。
【0015】また、図5に示したモノリシック・アンテ
ナ・モジュールのように、方形パッチアンテナを誘電体
基板11に設け、この誘電体基板11を四ふっ化樹脂材
料などで構成し、その比誘電率を2〜3程度とすれば、
半絶縁性基板1A上に方形パッチアンテナを設ける場合
にくらべて、方形パッチアンテナの周波数帯域幅を広く
することができるが、RF送受信回路3とは別個の基板
上に方形パッチアンテナ6を設け、これらをチップキャ
リア12により相対的に固定し、その上ボンディングワ
イヤ17でRF送受信回路3と方形パッチアンテナ6と
を接続することが必要となり、構成が複雑となり、ボン
ディングワイヤ17を使用することにより、RF送受信
回路3と方形パッチアンテナ6との間にミスマッチ及び
オーム損を生じ電気的な特性が劣化すると言う欠点を有
している。
ナ・モジュールのように、方形パッチアンテナを誘電体
基板11に設け、この誘電体基板11を四ふっ化樹脂材
料などで構成し、その比誘電率を2〜3程度とすれば、
半絶縁性基板1A上に方形パッチアンテナを設ける場合
にくらべて、方形パッチアンテナの周波数帯域幅を広く
することができるが、RF送受信回路3とは別個の基板
上に方形パッチアンテナ6を設け、これらをチップキャ
リア12により相対的に固定し、その上ボンディングワ
イヤ17でRF送受信回路3と方形パッチアンテナ6と
を接続することが必要となり、構成が複雑となり、ボン
ディングワイヤ17を使用することにより、RF送受信
回路3と方形パッチアンテナ6との間にミスマッチ及び
オーム損を生じ電気的な特性が劣化すると言う欠点を有
している。
【0016】このような欠点は、方形パッチアンテナの
代りに、クロスダイポールアンテナや、円形パッチアン
テナあるいはスロットアンテナなどのアンテナエレメン
トの広幅面に垂直な両方向に電波を同時に放射する、他
の構成のアンテナを用いたとしても同様である。
代りに、クロスダイポールアンテナや、円形パッチアン
テナあるいはスロットアンテナなどのアンテナエレメン
トの広幅面に垂直な両方向に電波を同時に放射する、他
の構成のアンテナを用いたとしても同様である。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明のモノリシック・
アンテナ・モジュールは、半絶縁性基板の上面付近に設
けたコプレーナ構成のRF受信回路と、前記半絶縁性基
板上で前記RF受信回路と同一面上に設けられ前記RF
回路に電気的に結合するアンテナ・エレメントとを備え
るモノリシック・アンテナ・モジュールにおいて、前記
半絶縁性基板の下面の内で前記アンテナ・エレメントの
直下の所定の部分を除く全面に設けた導電層と、前記導
電層に上面が接しかつ前記アンテナ・エレメント部分の
直下の部分に所定の深さを有する空洞部を設けた導電性
チップキャリアとを備えて構成される。
アンテナ・モジュールは、半絶縁性基板の上面付近に設
けたコプレーナ構成のRF受信回路と、前記半絶縁性基
板上で前記RF受信回路と同一面上に設けられ前記RF
回路に電気的に結合するアンテナ・エレメントとを備え
るモノリシック・アンテナ・モジュールにおいて、前記
半絶縁性基板の下面の内で前記アンテナ・エレメントの
直下の所定の部分を除く全面に設けた導電層と、前記導
電層に上面が接しかつ前記アンテナ・エレメント部分の
直下の部分に所定の深さを有する空洞部を設けた導電性
チップキャリアとを備えて構成される。
【0018】また、本発明のモノリシック・アンテナ・
モジュールは、半絶縁性基板の上面付近に設けたコプレ
ーナ構成のRF送信回路と、前記半絶縁性基板上で前記
RF受信回路と同一面上に設けられ前記RF回路に電気
的に結合するアンテナ・エレメントとを備えるモノリシ
ック・アンテナ・モジュールにおいて、前記半絶縁性基
板の下面の内で前記アンテナ・エレメントの直下の所定
の部分を除く全面に設けた導電層と、前記導電層に上面
が接しかつ前記アンテナ・エレメント部分の直下の部分
に所定の深さを有する空洞部を設けた導電性チップキャ
リアとを備えて構成されている。
モジュールは、半絶縁性基板の上面付近に設けたコプレ
ーナ構成のRF送信回路と、前記半絶縁性基板上で前記
RF受信回路と同一面上に設けられ前記RF回路に電気
的に結合するアンテナ・エレメントとを備えるモノリシ
ック・アンテナ・モジュールにおいて、前記半絶縁性基
板の下面の内で前記アンテナ・エレメントの直下の所定
の部分を除く全面に設けた導電層と、前記導電層に上面
が接しかつ前記アンテナ・エレメント部分の直下の部分
に所定の深さを有する空洞部を設けた導電性チップキャ
リアとを備えて構成されている。
【0019】また、前記空洞部に所定の非誘電率及び高
さの誘電体を埋め込んだことを特徴とする。
さの誘電体を埋め込んだことを特徴とする。
【0020】
【作用】同一の半絶縁性基板の上面にRF送受信回路と
方形パッチアンテナとを設け、これらを電気的に接続
し、前述の方形パッチアンテナ直下の半絶縁性基板の下
方に空洞部を設けた導電性のチップキャリアを取り付け
ることにより、方形パッチアンテナとその下方の空洞部
の底面との間に自由空間部分を設けること、または、方
形パッチアンテナとその下方の空洞部の底面との間に前
記半絶縁性基板の誘電率よりもかなり低い非誘電率を有
し且つその高さは前記導電層の厚みと前記空洞部の深さ
との和と等しい誘電体を前記空洞部の全深さに埋め込む
ことにより、方形パッチアンテナと前述の空洞部の底面
との間隔を大とすることにより、方形パッチアンテナの
周波数帯域幅を従来のこの種のモノリシック・アンテナ
・モジュールより大としている。また、同一の半絶縁性
基板上にRF送受信回路と方形パッチアンテナとを取り
付け、これらの間を直接電気的に結合させてボンディン
グワイヤを不要とし、オーム損を低下させると共にミス
マッチの発生を小としている。
方形パッチアンテナとを設け、これらを電気的に接続
し、前述の方形パッチアンテナ直下の半絶縁性基板の下
方に空洞部を設けた導電性のチップキャリアを取り付け
ることにより、方形パッチアンテナとその下方の空洞部
の底面との間に自由空間部分を設けること、または、方
形パッチアンテナとその下方の空洞部の底面との間に前
記半絶縁性基板の誘電率よりもかなり低い非誘電率を有
し且つその高さは前記導電層の厚みと前記空洞部の深さ
との和と等しい誘電体を前記空洞部の全深さに埋め込む
ことにより、方形パッチアンテナと前述の空洞部の底面
との間隔を大とすることにより、方形パッチアンテナの
周波数帯域幅を従来のこの種のモノリシック・アンテナ
・モジュールより大としている。また、同一の半絶縁性
基板上にRF送受信回路と方形パッチアンテナとを取り
付け、これらの間を直接電気的に結合させてボンディン
グワイヤを不要とし、オーム損を低下させると共にミス
マッチの発生を小としている。
【0021】
【実施例】次に、本発明の第1の実施例について図面を
参照して説明する。
参照して説明する。
【0022】図1(A)は本発明のモノリシック・アン
テナ・モジュールの一実施例の内で半絶縁性基板1とこ
の半絶縁性基板1上に設けたRF送受信回路3及び方形
パッチアンテナ6の部分を示す部分的な斜視図であり、
図1(B)は図1(A)の半絶縁性基板1の底面に金属
層を設けた状態を示す斜視図であり、図1(C)はチッ
プキャリア7の上面に図1(B)に示す半絶縁性基板1
の下面の金属層5の部分とを固着してモノリシック・ア
ンテナ・モジュール10とした状態を示す斜視図であ
る。
テナ・モジュールの一実施例の内で半絶縁性基板1とこ
の半絶縁性基板1上に設けたRF送受信回路3及び方形
パッチアンテナ6の部分を示す部分的な斜視図であり、
図1(B)は図1(A)の半絶縁性基板1の底面に金属
層を設けた状態を示す斜視図であり、図1(C)はチッ
プキャリア7の上面に図1(B)に示す半絶縁性基板1
の下面の金属層5の部分とを固着してモノリシック・ア
ンテナ・モジュール10とした状態を示す斜視図であ
る。
【0023】図1(A)のように、半絶縁性基板1の上
面部に、RF送受信回路3と、このRF送受信回路3の
近傍で前述の半絶縁性基板1の上面部に所定の周波数帯
で効率良く電波を放射するように各辺の長さを定めた方
形パッチアンテナ6とを設け、これらのRF送受信回路
3と方形パッチアンテナ6とを結合部2で電気的に結合
させる。
面部に、RF送受信回路3と、このRF送受信回路3の
近傍で前述の半絶縁性基板1の上面部に所定の周波数帯
で効率良く電波を放射するように各辺の長さを定めた方
形パッチアンテナ6とを設け、これらのRF送受信回路
3と方形パッチアンテナ6とを結合部2で電気的に結合
させる。
【0024】結合部2は、通常、方形パッチアンテナ6
とRF送受信回路3とをインピーダンス的に整合させる
ような適切な特性抵抗を持つ伝送線路で構成すればよ
い。図1(A)、図1(B)及び図1(C)に示すよう
に、このような整合を取るために、たとえば、スタブ2
Aを結合部2に設けて使用することもできる。
とRF送受信回路3とをインピーダンス的に整合させる
ような適切な特性抵抗を持つ伝送線路で構成すればよ
い。図1(A)、図1(B)及び図1(C)に示すよう
に、このような整合を取るために、たとえば、スタブ2
Aを結合部2に設けて使用することもできる。
【0025】マイクロ波帯あるいはミリ波帯などの超高
周波数帯で使用するためには、半絶縁性基板1として、
たとえば、ガリウム砒素を材料として使用すればよい。
周波数帯で使用するためには、半絶縁性基板1として、
たとえば、ガリウム砒素を材料として使用すればよい。
【0026】上述のRF送受信回路3は、たとえば、コ
プレーナ構造の集積回路で構成すればよい。
プレーナ構造の集積回路で構成すればよい。
【0027】図3はRF送受信回路3の一実施例の構成
を示すブロック図である。図3において、サーキュレー
タ31が方形パッチアンテナ6に接続され、方形パッチ
アンテナ6で受信された信号は、フィルタ32を通り不
要周波数の信号は除去され、低雑音増幅器33に加えら
れ、低雑音増幅器33からは、増幅された受信信号がダ
ウンコンバータ34に加えられる。ダウンコンバータ3
4には、所定の周波数を持つ局部発振信号が局部発振器
36から別途加えられる。
を示すブロック図である。図3において、サーキュレー
タ31が方形パッチアンテナ6に接続され、方形パッチ
アンテナ6で受信された信号は、フィルタ32を通り不
要周波数の信号は除去され、低雑音増幅器33に加えら
れ、低雑音増幅器33からは、増幅された受信信号がダ
ウンコンバータ34に加えられる。ダウンコンバータ3
4には、所定の周波数を持つ局部発振信号が局部発振器
36から別途加えられる。
【0028】ダウンコンバータ34は、たとえば、入力
信号を入力信号と局部発振器36から出力される局部発
振信号の周波数の差の周波数を持つ信号に変換して中間
周波増幅器35に出力する。中間周波増幅器35はこの
信号を増幅して外部に出力する。
信号を入力信号と局部発振器36から出力される局部発
振信号の周波数の差の周波数を持つ信号に変換して中間
周波増幅器35に出力する。中間周波増幅器35はこの
信号を増幅して外部に出力する。
【0029】一方外部から予め定められた周波数を有す
る送信信号が中間周波増幅器38に入力されると、中間
周波増幅器38はこの入力信号を増幅しアップコンバー
タ39に出力する。アップコンバータ39には、別に、
予め定められた周波数を持つ局部発振信号が局部発振器
37から出力され加えられる。アップコンバータ39
は、中間周波増幅器38が出力する送信信号を、たとえ
ば、中間周波増幅器38が出力する送信信号の周波数と
局部発振器37が出力する局部発振信号の周波数との和
の周波数を持つ信号に変換して、電力増幅器40に出力
する。
る送信信号が中間周波増幅器38に入力されると、中間
周波増幅器38はこの入力信号を増幅しアップコンバー
タ39に出力する。アップコンバータ39には、別に、
予め定められた周波数を持つ局部発振信号が局部発振器
37から出力され加えられる。アップコンバータ39
は、中間周波増幅器38が出力する送信信号を、たとえ
ば、中間周波増幅器38が出力する送信信号の周波数と
局部発振器37が出力する局部発振信号の周波数との和
の周波数を持つ信号に変換して、電力増幅器40に出力
する。
【0030】電力増幅器40はこの入力信号を電力増幅
しフィルタ41を介してサーキュレータ31に出力す
る。
しフィルタ41を介してサーキュレータ31に出力す
る。
【0031】サーキュレータ31はフィルタ41から出
力された信号を図1(C)に示した方形パッチアンテナ
6に出力する。
力された信号を図1(C)に示した方形パッチアンテナ
6に出力する。
【0032】図1(A)に示す半絶縁性基板1の上面に
はRF送受信回路3と方形パッチアンテナ6とを囲むよ
うに地導体4が設けられている。
はRF送受信回路3と方形パッチアンテナ6とを囲むよ
うに地導体4が設けられている。
【0033】図1(A)に示した半絶縁性基板1の下面
には金属層5を設ける。
には金属層5を設ける。
【0034】ただし、半絶縁性基板1の内で方形パッチ
アンテナ6の下方に相当する予め定めた下面部の領域に
は、金属層5のない切欠き部8を設けておく。
アンテナ6の下方に相当する予め定めた下面部の領域に
は、金属層5のない切欠き部8を設けておく。
【0035】図1(B)に示した半絶縁性基板1の下面
部に設けられている金属層5に上面が接するように構成
した金属などの導電性材料から成るチップキャリア7
を、図1(C)に示すように固着し、モノリシック・ア
ンテナ・モジュール10を形成させる。
部に設けられている金属層5に上面が接するように構成
した金属などの導電性材料から成るチップキャリア7
を、図1(C)に示すように固着し、モノリシック・ア
ンテナ・モジュール10を形成させる。
【0036】このチップキャリア7には、方形パッチア
ンテナ6の直下に相当する部分に予め定められた幅と奥
行及び深さHを持つ空洞部9を設けておく。
ンテナ6の直下に相当する部分に予め定められた幅と奥
行及び深さHを持つ空洞部9を設けておく。
【0037】この深さHは、方形パッチアンテナ6から
放射され図1(C)の下方に向う電波が空洞部9の底面
で反射され方形パッチアンテナ6の上方に向って進む電
波の位相と、方形パッチアンテナ6から直接上方に放射
される電波の位相とが同相となるように、使用する周波
数を考慮して決定すればよい。
放射され図1(C)の下方に向う電波が空洞部9の底面
で反射され方形パッチアンテナ6の上方に向って進む電
波の位相と、方形パッチアンテナ6から直接上方に放射
される電波の位相とが同相となるように、使用する周波
数を考慮して決定すればよい。
【0038】なお半絶縁性基板1の上下方向(広幅面と
垂直な方向)の厚さは送受信に使用する電波の波長に対
して極力薄くしておく。
垂直な方向)の厚さは送受信に使用する電波の波長に対
して極力薄くしておく。
【0039】空洞部9は自由空間でありその比誘電率は
1であり、半絶縁性基板1の持つ比誘電率は、通常10
前後であるので、方形パッチアンテナ6を半絶縁性基板
1の上面に設け、この半絶縁性基板1の下面に金属層を
設けた場合の方形パッチアンテナ6と前述の金属層との
間の距離にくらべて、図1(C)に示した方形パッチア
ンテナ6とその下方の電波の反射面となるチップキャリ
ア7に設けられた空洞部9の底面との距離を大にするこ
とができる。
1であり、半絶縁性基板1の持つ比誘電率は、通常10
前後であるので、方形パッチアンテナ6を半絶縁性基板
1の上面に設け、この半絶縁性基板1の下面に金属層を
設けた場合の方形パッチアンテナ6と前述の金属層との
間の距離にくらべて、図1(C)に示した方形パッチア
ンテナ6とその下方の電波の反射面となるチップキャリ
ア7に設けられた空洞部9の底面との距離を大にするこ
とができる。
【0040】次に、本発明の第2の実施例について図面
を参照して説明する。
を参照して説明する。
【0041】図2(A)は本発明のモノリシック・アン
テナ・モジュールの一実施例の内で半絶縁性基板1とこ
の半絶縁性基板1上に設けたRF送受信回路3及び方形
パッチアンテナ6の部分を示す部分的な斜視図であり、
図2(B)は図2(A)の半絶縁性基板1のパッチアン
テナ部の直下を選択的エッチング除去し、且つその底面
に金属層5を設けた状態を示す斜視図であり、図2
(C)はチップキャリア7に空洞部を設け、誘電率88
を埋め込んだ後、前記チップキャリアの上面に図2
(B)に示す半絶縁性基板1の下面の金属層5の部分と
を固着してモノリシック・アンテナ・モジュール10と
した状態を示す斜視図である。
テナ・モジュールの一実施例の内で半絶縁性基板1とこ
の半絶縁性基板1上に設けたRF送受信回路3及び方形
パッチアンテナ6の部分を示す部分的な斜視図であり、
図2(B)は図2(A)の半絶縁性基板1のパッチアン
テナ部の直下を選択的エッチング除去し、且つその底面
に金属層5を設けた状態を示す斜視図であり、図2
(C)はチップキャリア7に空洞部を設け、誘電率88
を埋め込んだ後、前記チップキャリアの上面に図2
(B)に示す半絶縁性基板1の下面の金属層5の部分と
を固着してモノリシック・アンテナ・モジュール10と
した状態を示す斜視図である。
【0042】図2(A)のように、半絶縁性基板1の上
面部に、RF送受信回路3と、このRF送受信回路の近
傍で前述の半絶縁性基板1の上面部に所定の周波数帯で
効率良く電波を放射するように各辺の長さを定めた方形
パッチアンテナ6とを設け、これらのRF送受信回路3
と方形パッチアンテナ6とを結合部2で電気的に結合さ
せる。
面部に、RF送受信回路3と、このRF送受信回路の近
傍で前述の半絶縁性基板1の上面部に所定の周波数帯で
効率良く電波を放射するように各辺の長さを定めた方形
パッチアンテナ6とを設け、これらのRF送受信回路3
と方形パッチアンテナ6とを結合部2で電気的に結合さ
せる。
【0043】結合部2は、通常、方形パッチアンテナ6
とRF送受信回路3とをインピーダンス的に整合させる
ような適切な特性インピーダンスを持つ伝送線路で構成
すればよい。図2(A)、図2(B)及び図2(C)に
示すように、このような整合を取るために、たとえば、
スタブ2Aを結合部2に設けて使用することもできる。
とRF送受信回路3とをインピーダンス的に整合させる
ような適切な特性インピーダンスを持つ伝送線路で構成
すればよい。図2(A)、図2(B)及び図2(C)に
示すように、このような整合を取るために、たとえば、
スタブ2Aを結合部2に設けて使用することもできる。
【0044】マイクロ波帯あるいはミリ波帯などの超高
周波帯で使用するためには、半絶縁性基板1として、た
とえば、ガリウム砒素を材料として使用すればよい。
周波帯で使用するためには、半絶縁性基板1として、た
とえば、ガリウム砒素を材料として使用すればよい。
【0045】上述のRF送受信回路は、第1の実施例と
同様に実現することができる。
同様に実現することができる。
【0046】図3(A)、図3(B)及び図3(C)
は、それぞれ、図1(C)、図2(C)に示した方形パ
ッチアンテナの代りに使用することができるアンテナエ
レメントを示したものである。すなわち、図3(A)は
円形パッチアンテナ6aを示す斜視図であり、図3
(B)は、スロットアンテナ6bの斜視図であり、図3
(C)はクロスダイポールアンテナ6cの斜視図であ
る。
は、それぞれ、図1(C)、図2(C)に示した方形パ
ッチアンテナの代りに使用することができるアンテナエ
レメントを示したものである。すなわち、図3(A)は
円形パッチアンテナ6aを示す斜視図であり、図3
(B)は、スロットアンテナ6bの斜視図であり、図3
(C)はクロスダイポールアンテナ6cの斜視図であ
る。
【0047】これらのアンテナを図1(C)、図2
(C)に示すRF送受信回路3と接続する結合部は、そ
れぞれのアンテナの特性に合う構造とすればよい。
(C)に示すRF送受信回路3と接続する結合部は、そ
れぞれのアンテナの特性に合う構造とすればよい。
【0048】なお、図1(C)、図2(C)のモノリシ
ック・アンテナ・モジュールにおいては、RF送受信回
路3を用いているが、たとえば、受信のみに使用する場
合には、RF送受信回路の代りに、図4に示した中間周
波増幅器35、ダウンコンバータ34、局部発振器36
および低雑音増幅器33とで構成されるRF受信回路を
使用し低雑音増幅器33の入力側を方形パッチアンテナ
6に結合部2を介して接続してもよいことは明らかであ
る。
ック・アンテナ・モジュールにおいては、RF送受信回
路3を用いているが、たとえば、受信のみに使用する場
合には、RF送受信回路の代りに、図4に示した中間周
波増幅器35、ダウンコンバータ34、局部発振器36
および低雑音増幅器33とで構成されるRF受信回路を
使用し低雑音増幅器33の入力側を方形パッチアンテナ
6に結合部2を介して接続してもよいことは明らかであ
る。
【0049】さらに、図1(C)、図2(C)に示した
方形パッチアンテナを送信専用として使用する場合に
は、たとえば、図4に示した中間周波増幅器38、アッ
プコンバータ39、局部発振器37及び電力増幅器40
から成るRF送信回路をRF送受信回路6の代りに使用
し、電力増幅器40の出力側を結合部2に接続してもよ
いことは明らかである。
方形パッチアンテナを送信専用として使用する場合に
は、たとえば、図4に示した中間周波増幅器38、アッ
プコンバータ39、局部発振器37及び電力増幅器40
から成るRF送信回路をRF送受信回路6の代りに使用
し、電力増幅器40の出力側を結合部2に接続してもよ
いことは明らかである。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のモノリシ
ック・アンテナ・モジュールは、RF送受信回路と同一
の半絶縁性基板上にアンテナエレメントを設けることに
より、ボンディングワイヤによる接続を不要とし、この
部分によりオーム損失及びミスマッチングによる性能の
低下を防止することができるという効果を有しさらに、
アンテナエレメントの下方に空洞部を持つ導電性のチッ
プキャリアを前述の半絶縁性基板の下面部に固着するこ
とにより、アンテナエレメントの直下方向に進む電波を
反射するための反射面と前述のアンテナエレメントとの
間隔を大とすることを可能とし、その結果アンテナエレ
メントの持つ周波数帯域幅を広くすることができるとい
う効果を有している。
ック・アンテナ・モジュールは、RF送受信回路と同一
の半絶縁性基板上にアンテナエレメントを設けることに
より、ボンディングワイヤによる接続を不要とし、この
部分によりオーム損失及びミスマッチングによる性能の
低下を防止することができるという効果を有しさらに、
アンテナエレメントの下方に空洞部を持つ導電性のチッ
プキャリアを前述の半絶縁性基板の下面部に固着するこ
とにより、アンテナエレメントの直下方向に進む電波を
反射するための反射面と前述のアンテナエレメントとの
間隔を大とすることを可能とし、その結果アンテナエレ
メントの持つ周波数帯域幅を広くすることができるとい
う効果を有している。
【図1】本発明のモノリシック・アンテナ・モジュール
の第1の実施例を示す斜視図である。
の第1の実施例を示す斜視図である。
【図2】本発明のモノリシック・アンテナ・モジュール
の第2の実施例を示す斜視図である。
の第2の実施例を示す斜視図である。
【図3】図1、図2に示すモノリシック・アンテナ・モ
ジュールで代替可能なアンテナの斜視図である。
ジュールで代替可能なアンテナの斜視図である。
【図4】図1(C)、図2(C)に示したRF送受信回
路の一例の詳細を示すブロック図である。
路の一例の詳細を示すブロック図である。
【図5】従来のこの種のモノリシック・アンテナ・モジ
ュールの一例を示す斜視図である。
ュールの一例を示す斜視図である。
1 半絶縁性基板 2 結合部 3 RF送受信回路 4 地導体 5 金属層 6 方形パッチアンテナ 7 チップキャリア 8 切欠き部 9 空洞部 10 モノリシック・アンテナ・モジュール 2a スタブ 6a 円形パッチアンテナ 6b スロットアンテナ 6c クロスダイポールアンテナ 88 誘電体
Claims (7)
- 【請求項1】半絶縁性基板の上面付近に設けたコプレー
ナ構成のRF受信回路と、前記半絶縁性基板上で前記R
F受信回路と同一面上に設けられ前記RF回路に電気的
に結合するアンテナ・エレメントとを備えるモノリシッ
ク・アンテナ・モジュールにおいて、前記半絶縁性基板
の下面の内で前記アンテナ・エレメントの直下の所定の
部分を除く全面に設けた導電層と、前記導電層に上面が
接しかつ前記アンテナ・エレメント部分の直下の部分に
所定の深さを有する空洞部を設けた導電性チップキャリ
アとを備えることを特徴とするモノリシック・アンテナ
・モジュール。 - 【請求項2】半絶縁性基板の上面付近に設けたコプレー
ナ構成のRF送信回路と、前記半絶縁性基板上で前記R
F受信回路と同一面上に設けられ前記RF回路に電気的
に結合するアンテナ・エレメントとを備えるモノリシッ
ク・アンテナ・モジュールにおいて、前記半絶縁性基板
の下面の内で前記アンテナ・エレメントの直下の所定の
部分を除く全面に設けた導電層と、前記導電層に上面が
接しかつ前記アンテナ・エレメント部分の直下の部分に
所定の深さを有する空洞部を設けた導電性チップキャリ
アとを備えることを特徴とするモノリシック・アンテナ
・モジュール。 - 【請求項3】前記空洞部に所定の非誘電率及び高さの誘
電体を埋め込んだことを特徴とする請求項1に記載のモ
ノリシック・アンテナ・モジュール。 - 【請求項4】前記空洞部に所定の非誘電率及び高さの誘
電体を埋め込んだことを特徴とする請求項2に記載のモ
ノリシック・アンテナ・モジュール。 - 【請求項5】前記RF受信回路の代りに前記半絶縁性基
板の上面付近に設けたコプレーナ構成のRF送受信回路
を備えた請求項1又は3に記載のモノリシック・アンテ
ナ・モジュール。 - 【請求項6】前記アンテナ・エレメントが方形または円
形の何れか一方のパッチアンテナである、請求項1,
2,3,4又は5に記載のモノリシック・アンテナ・モ
ジュール。 - 【請求項7】前記アンテナ・エレメントがスロットアン
テナである、請求項1,2,3,4又は5に記載のモノ
リシック・アンテナ・モジュール。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004894A JPH07154131A (ja) | 1993-10-04 | 1994-02-17 | モノリシック・アンテナ・モジュール |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5-247669 | 1993-10-04 | ||
JP24766993 | 1993-10-04 | ||
JP2004894A JPH07154131A (ja) | 1993-10-04 | 1994-02-17 | モノリシック・アンテナ・モジュール |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07154131A true JPH07154131A (ja) | 1995-06-16 |
Family
ID=26356941
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004894A Pending JPH07154131A (ja) | 1993-10-04 | 1994-02-17 | モノリシック・アンテナ・モジュール |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07154131A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPWO2002067379A1 (ja) * | 2001-02-23 | 2004-07-02 | 株式会社ヨコオ | フィルタ内蔵アンテナ |
JP2006121633A (ja) * | 2004-10-20 | 2006-05-11 | Gcomm Corp | 無線通信モジュール |
JP2006229871A (ja) * | 2005-02-21 | 2006-08-31 | Mitsubishi Electric Corp | アンテナ装置 |
WO2007013354A1 (ja) * | 2005-07-25 | 2007-02-01 | Anritsu Corporation | 誘電体漏れ波アンテナ |
JP2007235450A (ja) * | 2006-02-28 | 2007-09-13 | Sony Corp | 非対称平面アンテナ、その製造方法及び信号処理ユニット |
CN117578098A (zh) * | 2023-12-08 | 2024-02-20 | 长沙驰芯半导体科技有限公司 | 一种用于超宽带雷达的自收发芯片天线系统 |
-
1994
- 1994-02-17 JP JP2004894A patent/JPH07154131A/ja active Pending
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPWO2002067379A1 (ja) * | 2001-02-23 | 2004-07-02 | 株式会社ヨコオ | フィルタ内蔵アンテナ |
JP2006121633A (ja) * | 2004-10-20 | 2006-05-11 | Gcomm Corp | 無線通信モジュール |
JP2006229871A (ja) * | 2005-02-21 | 2006-08-31 | Mitsubishi Electric Corp | アンテナ装置 |
JP4541922B2 (ja) * | 2005-02-21 | 2010-09-08 | 三菱電機株式会社 | アンテナ装置 |
WO2007013354A1 (ja) * | 2005-07-25 | 2007-02-01 | Anritsu Corporation | 誘電体漏れ波アンテナ |
JP2007235450A (ja) * | 2006-02-28 | 2007-09-13 | Sony Corp | 非対称平面アンテナ、その製造方法及び信号処理ユニット |
CN117578098A (zh) * | 2023-12-08 | 2024-02-20 | 长沙驰芯半导体科技有限公司 | 一种用于超宽带雷达的自收发芯片天线系统 |
CN117578098B (zh) * | 2023-12-08 | 2024-03-26 | 长沙驰芯半导体科技有限公司 | 一种用于超宽带雷达的自收发芯片天线系统 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19980127 |