JPH05243A - 排気ガス抑制材 - Google Patents
排気ガス抑制材Info
- Publication number
- JPH05243A JPH05243A JP3181795A JP18179591A JPH05243A JP H05243 A JPH05243 A JP H05243A JP 3181795 A JP3181795 A JP 3181795A JP 18179591 A JP18179591 A JP 18179591A JP H05243 A JPH05243 A JP H05243A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- exhaust gas
- rare earth
- gas control
- control material
- shape
- Prior art date
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- Pending
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- Compositions Of Oxide Ceramics (AREA)
- Catalysts (AREA)
- Liquid Carbonaceous Fuels (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 容易に、かつ安全に使用でき、しかも出力を
低下させることもなく、大変効果の高い、排気ガス抑制
材を提供すること。 【構成】 ランタン・セリウム・ネオジムの3種類の元
素を含有する鉱石の粉末を陶磁用粘土に混練して、円板
状1或いはペレット状2、或いは多孔質モノリス状3
等、所定の形状にして高温焼成する。
低下させることもなく、大変効果の高い、排気ガス抑制
材を提供すること。 【構成】 ランタン・セリウム・ネオジムの3種類の元
素を含有する鉱石の粉末を陶磁用粘土に混練して、円板
状1或いはペレット状2、或いは多孔質モノリス状3
等、所定の形状にして高温焼成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ガソリン、重・軽油等
の化石燃料を用いる原動機やボイラー等から排気される
排気ガスの有害成分を減少させるための排気ガス抑制材
に関する。
の化石燃料を用いる原動機やボイラー等から排気される
排気ガスの有害成分を減少させるための排気ガス抑制材
に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、自動車等の排気ガスによる大気汚
染が社会問題化している。従来、自動車等に用いられて
いる排気ガス抑制材としては、白金、パラジウム、ロジ
ウム等の貴金属をアルミナに担持したものが多く使われ
ており、それをペレット状或いはモノリス状にして触媒
装置内に配し、排気ガスを通過させることによって排気
ガス中の有害成分(一酸化炭素・炭化水素・窒素酸化物
等)を減少させるよう構成されていた。従って、製造コ
ストが高い上に、エンジンの排気抵抗が大きくなるため
出力が低下し、しかも触媒自体が大変高温になることも
あり、安全性の面でも問題があった。
染が社会問題化している。従来、自動車等に用いられて
いる排気ガス抑制材としては、白金、パラジウム、ロジ
ウム等の貴金属をアルミナに担持したものが多く使われ
ており、それをペレット状或いはモノリス状にして触媒
装置内に配し、排気ガスを通過させることによって排気
ガス中の有害成分(一酸化炭素・炭化水素・窒素酸化物
等)を減少させるよう構成されていた。従って、製造コ
ストが高い上に、エンジンの排気抵抗が大きくなるため
出力が低下し、しかも触媒自体が大変高温になることも
あり、安全性の面でも問題があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、大変
容易に、かつ大変安全に使用でき、しかも出力を低下さ
せることもなく、大変効果の高い、排気ガス抑制材を提
供することにある。
容易に、かつ大変安全に使用でき、しかも出力を低下さ
せることもなく、大変効果の高い、排気ガス抑制材を提
供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決した本
発明の要旨は、 1) 1以上の稀土類元素またはその酸化物を有効主成
分とする排気ガス抑制材 2) 1以上の稀土類元素またはその酸化物の粉末を陶
磁用粘土に混練して所定形状に焼成してなる排気ガス抑
制材 3) 稀土類元素が、ランタン、セリウム、プラセオジ
ム及びネオジムを含んだ請求項1又は2記載の排気ガス
抑制材にある。
発明の要旨は、 1) 1以上の稀土類元素またはその酸化物を有効主成
分とする排気ガス抑制材 2) 1以上の稀土類元素またはその酸化物の粉末を陶
磁用粘土に混練して所定形状に焼成してなる排気ガス抑
制材 3) 稀土類元素が、ランタン、セリウム、プラセオジ
ム及びネオジムを含んだ請求項1又は2記載の排気ガス
抑制材にある。
【0005】
【作用】本発明の排気ガス抑制材は、1以上の稀土類元
素またはその酸化物を有効主成分とするものであって、
使用に際しては、燃料タンク内に投入するだけでよく、
稀土類元素及びその酸化物の触媒作用により、ガソリン
等の燃料が完全燃焼するため、排気される炭酸ガスや炭
化水素、窒素酸化物等の有害成分を大幅に減少させるこ
とができる。
素またはその酸化物を有効主成分とするものであって、
使用に際しては、燃料タンク内に投入するだけでよく、
稀土類元素及びその酸化物の触媒作用により、ガソリン
等の燃料が完全燃焼するため、排気される炭酸ガスや炭
化水素、窒素酸化物等の有害成分を大幅に減少させるこ
とができる。
【0006】又、排気ガスを通過させる従来の触媒装置
に比べ、製造コストも低く、大変容易に、かつ大変安全
に使用できる。
に比べ、製造コストも低く、大変容易に、かつ大変安全
に使用できる。
【0007】
【実施例】本実施例では、ランタン・セリウム・ネオジ
ムの3種類の元素を含有する鉱石の粉末を陶磁用粘土に
混練して、円板状1或いはペレット状2、或いは多孔質
モノリス状3等、所定の形状にして高温焼成する。
ムの3種類の元素を含有する鉱石の粉末を陶磁用粘土に
混練して、円板状1或いはペレット状2、或いは多孔質
モノリス状3等、所定の形状にして高温焼成する。
【0008】この製造過程においては、稀土類元素の種
類やその数は、用いる鉱石に応じて適当に選択できる。
又、鉱石をそのまま用いなくとも、酸化物として抽出し
たものを用いてもよい。さらには、元素として分離され
たものでもよい。又、本実施例では、担体として粘土を
用いたが、粘土としては高温にした場合に遠赤外線を発
生するものが好ましい。
類やその数は、用いる鉱石に応じて適当に選択できる。
又、鉱石をそのまま用いなくとも、酸化物として抽出し
たものを用いてもよい。さらには、元素として分離され
たものでもよい。又、本実施例では、担体として粘土を
用いたが、粘土としては高温にした場合に遠赤外線を発
生するものが好ましい。
【0009】使用に際しては、燃料タンク4内に燃料の
種類や容量に応じて所定量を投入するだけで、稀土類元
素の触媒作用により排気ガス中の有害成分を低減するこ
とができた。
種類や容量に応じて所定量を投入するだけで、稀土類元
素の触媒作用により排気ガス中の有害成分を低減するこ
とができた。
【0010】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、大変安価に製造でき、しかも使用方法も極
めて容易で、効果の高い排気ガス抑制材を提供すること
ができる。又、従来の触媒装置とは異なり、排気抵抗を
増大させることがないので、エンジン等の出力を低下さ
せることなく排気ガスを清浄化できる。従って、その利
用範囲は大変広くなり、自動車に限らず船舶やボイラー
・農業機械・各種産業機械等、化石燃料を動力源とする
ものに使用して大きな効果を発揮し、もって光化学スモ
ッグや酸性雨等の発生を抑制するものである。
ているので、大変安価に製造でき、しかも使用方法も極
めて容易で、効果の高い排気ガス抑制材を提供すること
ができる。又、従来の触媒装置とは異なり、排気抵抗を
増大させることがないので、エンジン等の出力を低下さ
せることなく排気ガスを清浄化できる。従って、その利
用範囲は大変広くなり、自動車に限らず船舶やボイラー
・農業機械・各種産業機械等、化石燃料を動力源とする
ものに使用して大きな効果を発揮し、もって光化学スモ
ッグや酸性雨等の発生を抑制するものである。
【図1】使用例を示す説明図である。
1 円板状の排気ガス抑制材
2 ペレット状の排気ガス抑制材
3 モノリス状の排気ガス抑制材
4 燃料タンク
Claims (3)
- 【請求項1】 1以上の稀土類元素またはその酸化物を
有効主成分とする排気ガス抑制材。 - 【請求項2】 1以上の稀土類元素またはその酸化物の
粉末を陶磁用粘土に混練して所定形状に焼成してなる排
気ガス抑制材。 - 【請求項3】 稀土類元素が、ランタン、セリウム、プ
ラセオジム及びネオジムを含んだ請求項1又は2記載の
排気ガス抑制材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3181795A JPH05243A (ja) | 1991-06-25 | 1991-06-25 | 排気ガス抑制材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3181795A JPH05243A (ja) | 1991-06-25 | 1991-06-25 | 排気ガス抑制材 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05243A true JPH05243A (ja) | 1993-01-08 |
Family
ID=16107000
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3181795A Pending JPH05243A (ja) | 1991-06-25 | 1991-06-25 | 排気ガス抑制材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05243A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0782000A (ja) * | 1993-09-13 | 1995-03-28 | Mitsumasa Sugimoto | 水及び油改質用複合セラミックスの製造方法 |
JPH07257965A (ja) * | 1994-03-17 | 1995-10-09 | Kazuo Sato | 石油類の燃焼効率改良及び排出ガス減少用セラミツク の製造法 |
JPH08208321A (ja) * | 1993-03-30 | 1996-08-13 | Kazuo Sato | 炭化水素の燃焼効率を高めるセラミツクの製造法 |
WO2002000812A3 (en) * | 2000-06-29 | 2002-09-12 | Neuftec Ltd | A fuel additive |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03229912A (ja) * | 1990-02-05 | 1991-10-11 | Arukoparu:Kk | 希土類を主成分としたセラミックス粉で特殊工法で成型した成型体による自動車等の燃焼効率促進システム |
-
1991
- 1991-06-25 JP JP3181795A patent/JPH05243A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03229912A (ja) * | 1990-02-05 | 1991-10-11 | Arukoparu:Kk | 希土類を主成分としたセラミックス粉で特殊工法で成型した成型体による自動車等の燃焼効率促進システム |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08208321A (ja) * | 1993-03-30 | 1996-08-13 | Kazuo Sato | 炭化水素の燃焼効率を高めるセラミツクの製造法 |
JP2952392B2 (ja) * | 1993-03-30 | 1999-09-27 | 一男 佐藤 | 炭化水素の燃焼効率を高めるセラミツクの製造法 |
JPH0782000A (ja) * | 1993-09-13 | 1995-03-28 | Mitsumasa Sugimoto | 水及び油改質用複合セラミックスの製造方法 |
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WO2002000812A3 (en) * | 2000-06-29 | 2002-09-12 | Neuftec Ltd | A fuel additive |
EP1484386A1 (en) * | 2000-06-29 | 2004-12-08 | Neuftec Limited | A fuel additive |
US7195653B2 (en) | 2000-06-29 | 2007-03-27 | Cerulean International Limited | Fuel additive |
JP2007154203A (ja) * | 2000-06-29 | 2007-06-21 | Neuftec Ltd | 燃料添加用タブレット |
US7879116B2 (en) | 2000-06-29 | 2011-02-01 | Neuftec Limited | Fuel additive |
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